君たちはどう生きるか (岩波文庫)

amazonでチェック

君たちはどう生きるか (岩波文庫)

誰しもが出会うべき名著
この本は,日中戦争のはじまる直前に,当時の少年少女向けに書かれた道徳の本です.
軍国主義に染まりつつあり,出版や言論の自由が奪われつつあった日本にあって,人間社会の今後を担う少年少女に「偏狭な国粋主義や反動的な思想を越えた,自由かで豊かな文化のあることを」伝え,彼らの「人類の進歩についての信念をいまのうちに養っておかなければならない」との考えから書かれたものです.

私は,本文より先に読んだあとがきにつづられていたこの理念に,深く感銘を受けました.本文を読み,自分自身の生き方を見直させられることしきりでしたが,このような強い思いの上に書かれたものだから,ここまで心に響くのでしょう.

この本は,15歳の少年「コペル君」を主人公とした物語形式で書かれています.「コペル君」の身の周りに起こる出来事や「叔父さん」との対話の中で,生きる上で大切なことを学んでいく.私たちは「コペル君」とともに,大切なことを学ぶことができます.

私は,今後をどのように生きたらよいのかということに迷っていました.何か手掛かりとなるような本がないか,とAmazonで検索したところ,本書に出会うことができました.Amazonと,皆さまのレビュー,その他もろもろに感謝しなければなりません.

いい大人になって言うのも恥ずかしい限りですが,この本は,大切なことに気づかせてくれました.世界の見え方が変わりました.どのように生きたらよいか,大きなヒントをいただいたように思います.
「人はどのように生くべきか」ということを真正面から説いた名著.おそらくこれから先ずっと,座右の書として持ち続けるでしょう.

子供の頃、出会えて幸せでした
親に勧められてだろう、小学校高学年の時に読んだ。

説教くさい題名に嫌悪感を感じたが

物語のコペル君にすぐに共感し、楽しく読めた。


特に、“自分が世界の中心だ”と思っていた幼児時代を過ぎ

“自分は世界中にいるたくさんの人間の、ほんの一人に過ぎない”

と気付いて呆然とし、歩道橋の上から人々を眺めるコペル君のシーンに

自分も同じように呆然とした記憶がいまだに焼き付いている。


他のレビュアーによると大学生などでも楽しめるとのことだが

個人的にはコペル君(15歳)より下の子供に、是非読んでもらいたい。

素晴らしいです。
あと10年早く読みたかったです。
”叔父さん”よりも年上になって、やっと出会えました。

青春時代だけではない、
大人になってからでも起こりうる(大人になってからの方が切実)さまざまな事柄について、

”背筋をシャンと伸ばしなさい!!”

と背中をバシっと叩かれるような思いがします。

分かってはいるつもりだけど出来ないこと、
学んだはずなのに忘れていること・・・・

”理想”への道標となってくれる本だと思います。


本当に
 本当に素晴らしい本です

 解りやすいようで、奥が深い 

 しかし、理想論者にこの本は危険です、特に権力を持ったね

 でないと何でもできるといって、何もできなくなってしまうよ

時を越えて伝わる言葉、“どう生きるか”は英雄の真似をすることではない
 “どう生きるか”或いは“生き方”という言葉に関して、80年代からこれまでは“古代中国や戦国時代の英雄に学べ”とビジネス雑誌(その典型はプ○ジ○ン○)などが声高に叫んでいたこともあり、余り良いイメージを持つことは出来なかった。それでもまだ高校時代に読んでいた文庫本にはそうした“強い者の真似をしろ、そうすれば成功する”との言葉は一言も出てこなかった。前者が成功譚(サクセスストーリーに彩られた手柄話)を目指しているのに対して、この本は“社会の中で生きること”の意味を静かに語り、或いは読者に問い掛けてくる。だから決して“答えは一つ”としてそれを押しつけることなどしない。
 例えば地方の過疎の町で医療に携わる若者やベテランの医師、海外で農業技術の普及と支援を目的としてその場に生きる人々などは“名も無き人”であることは明白だろう。
 社会の中で生きることは“人と人との関係”において生きることであり、決して自らの成功や満足のためにすることではない。“自分の出来ること”で相手が喜んでくれればそれに越したことはない。今から15年前、日本のある都市を大規模な地震が襲い6000人を越す人が命を落とし多くの人が生活を失った時、先ずその場に駆けつけて身を惜しまずに支援活動に携わったのは名もない人達であり、その後の震災では事ある毎に“あの時に助けて貰ったから今度は助ける側に回って何かしたい”との思いがこの国を変えつつある。

amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | 倫理学入門

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 2 (電撃コミックス)

amazonでチェック

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 2 (電撃コミックス)

新古典主義とでもいうべき
最近ありきたりという言葉が蔓延ってますけれど、

普遍の題材がとりあげられるのは自然なことで

それをありきたりという安い言葉で片付けるのはもったいないよなあなんて。

現代の人々の共感を得られるように書いてあること自体が素晴らしいと思います。

人の嗜好こそ変化すれど

文体や書き方に優劣はない。

おそらくライトノベルに対して多くの人が抱いているであろう
こんな安い文体で、薄い内容で、という印象が残念だ。

ありきたりとか平凡に対抗できる言葉が欲しいよね。

需要なさそうなレビューですが本書の内容もそんな話を含んでいるのかなと感じましたので云々。

小話で、例えば児ポが犯罪を増やしてるならば、
平安時代はどうだったんだろうなあ。
某条例や保守的な発言に賛成するでも反対するでもなく。

本当の友情の話
2作目にして、親友とついに大喧嘩。
黒あやせが見れるのはこの巻なのですが、やっぱり桐乃が可愛いです!
京介は1巻の時よりはかっこよくない分、本巻はヒロインの桐乃が頑張っています!

ラノベ読者だからスルーされた致命的な欠陥も
良い作品。だが、この人気は、
 エロゲーのテキストでよくある「ネットで流行してるフレーズの多用」を、
紙媒体の市場でやったから珍しがられた。食いつきが良かった、というか。

「ネット用語の多用」そのものはいいと思う。でもこの作品は、
オタ(ク)の作者が、非オタの主人公がだんだん考えを改めてオタを擁護するようになる話を書くもの。
オタ作者が、自分とは違う非オタ登場人物達を、いかに非オタに見えるよう書けるかが大切になる。
でも、「ネットで流行しているフレーズの多用」をやりたいがために、非オタの登場人物達に、「ネット用語の多用」をさせ、オタそのものの言動をさせちゃっている。
それで売れてるんだから仕方ない。「やればやるほど作品にマイナスな、エロゲー後追いの要素を売りにする」。それがマイナスにならない別の作品でやったほうが……と思えた。

2作目でもパワーが落ちていない!おもしろい
成績・運動・要旨の3点がそろった妹と普通の兄がくりひろげるライトノベルの2冊目

1冊目で友達にも打ち明けられない妹のとんでもない趣味が明らかにされ
とんでもない趣味が厳格な父に見つかり、とんでもない状況になった続きです。

2巻目は、妹のとんでもない趣味の世界にとうとう兄も足を踏み入れるというか
ぬかるみにハマル世界に陥るのが楽しい本になっています。

夏の特殊なイベントに妹ならずとも兄もはまってしまうなど、
その帰りにとんでもない趣味と正反対の友達と会ってしまい、取り繕う余地が
無い状況に陥るなどおもしろい世界が展開されています。
2冊目だとパワーダウンするのが常なのですが、1冊目の荒さが無くなり
なかなか楽しく読めました。

兄もピントのぼけた幼なじみの女の子がいて、これまたぼけた雰囲気で
主人公の兄と絡みまくっています。

ページ数は370ページと厚めですが、ずいずい物語の世界に引きずり込まれて
1日で読んでしまいました。 おすすめです。



微妙
1巻を買ってみて続きが読みたくなったので買ってみた。
内容は1巻と大して変わらん。他の人も書いてるけど、1巻であった新鮮さがないですからね。あいかわらず妹のツンが強いです。デレた妹を見たい人には向かない。俺には正直合わなかった。ついでに言うとこの巻は、妹と兄のやりとりよりも、兄と幼馴染のやり取りのほうが面白い。そりゃ駄目だろー作品的に。あと最後の展開は読めすぎるし兄が妹に対して献身的すぎるのもあんま好きじゃないかもね。いや、幼い妹を心配する兄の心ってのはわかるけどさ。兄はある程度かっこいいことやってるんだけど地味。主人公っぽくない。地味なほうがストーリー的にはいいかも知れんがやっぱり地味。良かった点?あやせが可愛いね。割と同じ顔だけど。

amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | 電撃コミックス

あまんちゅ!(3) (ブレイドコミックス)

amazonでチェック

あまんちゅ!(3) (ブレイドコミックス)

流石天野こずえ先生
「あまんちゅ!」を読みだしてから、
「ARIA」が終わってしまった時の寂しさなんてすっかり忘れてしまいました。
それほどこの作品の登場人物が、てこもぴかりも姉弟も先生も魅力的な人物なのです。
「ARIA」は好きだけどこの作品は見たことがない、なんて人がいたら本当に勿体ない。
絶対に読むべきです。

やはり素敵がつまってます
3巻目にしてついに海へ!
てこちゃんの感動がこちらにも伝わってきます。
ARIAといい、あまんちゅ!と言い、天野さんの作品は読んだ後まで幸せの余韻が続きます。

ついに!
ついに、あまんちゅ!第三巻発売!
やはり、天野先生の作品ですね。癒されます。
そして、個人的にはこの作品においても学ぶことが多かったです。

みなさんも、ぜひ手にとって癒されまくってください。


ほのぼの
この方の前作は読んでいませんが、テンポもゆっくりで非常にほのぼのしており、時間のあるときに読んでいると癒されます。

まだまだ作品の土台作りといった内容ですが、今後が楽しみです。

あまんちゅ最高
今回も笑わせてもらいました。

8ページ目の双子弟のカットは爆笑!
双子の話も姉の以外にかわいい面が
実はてこが〇〇〇〇だったことが判明(驚)
最後のがんばれ先生で火鳥先生がブラックガムを片手に持っているのが個人的に好き☆


今作品はARIA的部分がかなり入っていて、ARIAが好きな方は絶対いいですよ☆

amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | ブレイドコミックス

フルメタル・パニック!12 ずっと、スタンド・バイ・ミー(下) (富士見ファンタジア文庫)

amazonでチェック

フルメタル・パニック!12  ずっと、スタンド・バイ・ミー(下) (富士見ファンタジア文庫)

サガラソウスケなる人物
完結までに12年かかりましたが、まず感慨深いのは相良宗介の心境の変化でしょうか。 全編を通して、ほぼ折れない懲りない(外見上はですよ?)漢だった彼がラストで発する台詞には涙が出ます。 ましてや直前にはカリーニン少佐との因縁の対決が…これは泣くしかない!! 勿論評価は星五つです。 最後に椿一成くんも忘れないであげて下さい。

アル大活躍
ミスリルvsアマルガン
ソースケvsレナード
カナメvsソフィア
アルvsベリアル
ソースケvsカリーニン
ソースケvsカナメ(?)

え、その中で上巻の前振りをあーもっていきますか。
やっちまいますか?

え、トランザムを御所望ですか?


最後の最後までよい意味でドタバタラブコメでした。


その後が気になります!
結末が気になると思い、上下巻一気読みしました。

ここ数巻、特に重苦しい展開が続きましたが、エピローグが…本当に良かったです。出来れば後日談も読みたいです。(短編集に期待です)

先生、お疲れ様でした!


ありがとうございました。
著者 賀東招二先生、イラスト 四季童子先生、その他この作品を作り上げてくださった方々、本当にありがとうございました!

ひとまず読み終えて、こんな素晴らしい作品に出会えて本当に自分は幸せだなぁ…と思いました。こんなにいろんな側面から楽しめる最高の作品は、滅多に無いと思います。ですから皆さんも是非読んでみてください!多少贔屓目が入っているかもしれませんが、もちろん文句なしの☆5つです!!


ボーイミーツガール
涙しました

そして
理想には遠く、いろいろな不都合や不幸を抱えていたとしても、
このかけがえのない今の現実を生きることの大切さを改めて気づかせてくれた
このシリーズに感謝!


amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | か行の著者

ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)

amazonでチェック

ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)

ビジネスマン必読の書
 仕事柄ビジネス書とりわけ、戦略論や組織論についての本は良く読んでいる方だと思いますが、本書ほど戦略について分かりやすくその神髄を語っている本にであったことはありません。
 戦略とは文字通り「戦いを略す」ための物だと理解していますが、実際のところ戦略を立案するというと4Pや5C、ロジカルツリーなど正当性を主張するためのツールにいかに落とし込むかという手法に目がいきがちです。しかし、いい戦略の本質はストーリとして一貫性が保てるか、従来の常識では考えられないようなストリーであるかにかよるということが本書を読んではじめて理解できました。

 本書では、いくつかの企業の戦略ストーリを紹介しながら、一貫性のあるストーリにはそれ自体に競争優位が内在され、そのストーリーを支えるキラーパスが存在するため競合他社の模倣を恐れる必要がないなど、戦略と競争優位、ポジショニング、コンピテンシー等々との関係性も非常に簡潔に整理されています。

 既に成功している大手企業の事例が中心であるためにどうしても後付け的なところは否めませんし、すばらしいストリーが見当たらなくても成功している企業はたくさんあることを考えると本書で論じられていることが必要充分条件ではないとは思いますが、それでも戦略とはどうゆうものかという本質を学ぶには最適の本だと思います。

 あえて本書のあら探しをするとすると、例えばスターバックスが「第三の場所」としてのストーリーを主軸においているとすると、郊外型の店舗がドライブスルーを併設することにたいする説明がつかないようなことがいくつか見受けられますが、それでも、ストーリーとして読み解くことで戦略に対する理解が非常に身近なものになること請け合いです。

 結構厚さがある割りにはしおりがついていないのが唯一の不満でしたが、ビジネスパーソン必読だと思います。

白眉
学者の書いた本って、つまんないって、ヘンな先入観があった

「もしドラ」も、ストーリーで競争に勝った戦略だよね

楠木先生の大作はおもしろい、あっという間に読める、高いけど必読

ベストプラクティスを羅列しただけでは、戦略は生まれない
 著者は、戦略とは本来、動的につながった面白いストーリーであるべきだといいます。しかし最近の戦略と呼ばれるものは「アクションリスト」だったり、「テンプレート」だったり、「ベストプラクティス」といった静止画のことをさすことが多い傾向だそうです。他社の「ベストプラクティス」を模倣しただけでは到底戦略とはいえませんよね。確かに戦略の基本として「ベストプラクティス」を学ぼうという声は社内でもよく耳にします。

 しかし実際に「ベストプラクティス」といわれるような成功事例はそのアクション自体は他と別段変わったことをしていません。そのためその成功事例の要因を外的環境であったり、個人の能力の高さだと誤解されてしまうことが多く見られますのが現状です。

 本書では、構成要素の個々のアクションより、どのようなストーリーを論理的に構築してきたかが成否を分けるとされています。その例として「スターバックス」、「マブチモーター」(渋い!)「デル」、「サウスウエスト航空」、「アマゾン」などの成功事例を因数分解してどのようなストーリーがあったかを解説されています。

 私は企業の戦略を立案するほど偉くはありませんが、自分の「ベストプラクティス」を因数分解して成功事例からストーリーを抽出することができるようになりました。


戦略論の殿堂入りをする一冊
今までいわゆる名著と呼ばれるような戦略本や理論を数多く学んできました。
しかし、この本は戦略を「ストーリー」という新たな視点からとらえ、
戦略とは「違いをつなげること」という明確な、そして斬新な考えを打ち出しています。

短期的に「はやる」いわゆる「戦略」理論とは違い、戦略の真髄や本質を
鋭く見抜いている素晴らしい一冊だと思います。

この本を読んで、自分は今まで全くといっていいほど、戦略を考えていなかったことや
戦略を「動画」ではなく「静止画」と勘違いしていたことに気づかされました。

そして何より楠木さんの偉大な功績は戦略をたてることの「楽しさ」「面白さ」を
世に知らしめたことだと思います。

私の人生を変える一冊になりました。

楠木さんがこのレビューを御覧でしたら、深く感謝申し上げます。

優秀な戦略の条件と7つの習慣
優秀な戦略には「二つの「なぜ」とそれらへの「回答」がきちんと組み込まれる。ひとつ目の「なぜ」は戦略を講じる直接の理由(想い)、二つ目の「なぜ」は戦略内の打手を必要とする理由。特に、前者のなぜは「フランクリンの7つの習慣」の第2領域での活動がないと、なかなか気がつかないと感じます。楠木さんの本書は、後者の「なぜ」を突き詰めることを教えて下さいました。商品開発に長年携わる者ですが勉強になりました。

amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | オペレーションズ

鋼の錬金術師 26 (ガンガン コミックス)

amazonでチェック

鋼の錬金術師 26 (ガンガン コミックス)

コミックス派の感想です
長い間コミックが発売したら買って読んでました
雑誌(ガンガン)では読んでいません。
この間までやっていたアニメで我慢できずに最終回を観てしまったので、今までの様なワクワク感はありませんでした。
私と同じ様に雑誌では読んでなくコミックス派でアニメで先に最終回を観てしまった人もいるのではないでしょうか。
長年単行本を買ってきてこの漫画を支えてきたコミックス派への配慮が少し欠けると思いました。
アニメの放送時期を遅らせるとか出来なかったのでしょうか。
まぁ、1番悪いのは我慢できずにアニメ観てしまった俺ですけど・・・

熱い・・・けど・・・

とても良かったと思います。
ブラッドレイ対スカー戦の結末。
かなり痺れました。

全くの過大評価でもなく全体的に良かったです。

ただ、最近某人気RPGからのセリフの引用が目立ちます。

プライドに対してのキンブリーのセリフ。

完全にあの人のセリフですよね。

この巻ではないですが賢者の石に対するセリフも引用クサいです。

さて次がついにクライマックス!!

楽しみですね。



やっぱり先生は凄い!!(上手くまとまらない・・)
最近の少年誌は、話が盛り上がってくると同時に収集がつかなくなって来るのが定番なのに(特に戦闘メインもの)、ハガレンは軸がぶれないのが凄い!

今巻は、とうとう発動してしまう国土錬成陣と、「お父様」がほぼ無敵キャラになってしまうことに対し、無理の無い形で逆転の方法が描かれていて、そこがまた素晴らしい。
普通なら、ボスキャラ無敵状態に対して主人公格が何か別の力に目覚める〜、とかで読者を刺激するものですが、ハガレンに関しては、その辺は少し淡々としたものがあるかもしれない。「神」と呼ばれる「星の真理」の力を用いて、圧倒的な力でエドたちを追い込む「お父様」に対して、「お父様」によって与えられた悠久の時の中でホーエンハイムによって編み出された対抗策。何たる皮肉!、って感じですけど(笑)
でもこれが無かったら、擬似太陽のエネルギーで、「お父様」以外は、プライドも含め全滅ですね。自らが作り出した人造人間さえ、他の人間たちと同様にしか考えていなかったであろう事が伺えますね。その後のエドの台詞でも語られていますけど。

でも、スカーの兄の「逆転の錬成陣」に関しては、スカーとラースのバトル次第、という何ともギャンブルな展開ですね。日の光が目に入っていなかったら、という部分もありますが、逆にそこに「リアリティ」を感じてしまうのは自分だけでしょうか?

この巻は、最後に生き残っている3人の人造人間。プライド・ラース・グリードの生き様の比較も良いかと思います。ラースは敵役ながらあっぱれ!

敵役といえば、プライドの中に自我を保ち続けた紅蓮の錬金術師も必見ですね。己の信念を貫き続けたキンブリーの最後はかっこよすぎる・・・・。

逆転の錬成陣によって、アメストリスの錬金術本来の力を使いながらも、お父様に防がれてしまい、逆にピンチっぽいエドたちですが、、、、、最終巻が待ち遠しい!!

残念ながら過大評価されてます
絵と内容があってない上、真理だの人柱だのごちゃごちゃしすぎ。
過大評価されてる漫画の典型

神か、人か、人造人間か?
「お父様」サイドが練っていた計画と主人公サイド(主にスカー&ホーエンハイム)が立てた対抗策、
二点三点するバトルを軸に説明臭くなりすぎるギリギリのバランスで伏線を明かすストーリーは必見。

キャラクター描写の中でやはり目立つのがブラッドレイ。
神を否定し人としての充実感を持って逝った生き様は
人を踏み台にして神になろうとしているお父様や
最期にキンブリーに幼稚さを指摘されてしまうプライドとは対照的。
一方で最後までホムンクルス側のキャラとして戦っており、その矛盾を抱えた様は
決着をつけたスカーと同様に非常に人間らしかったと思います。

ちなみにマスタング大佐は今回、完全に無能(笑。
最終巻にちゃんと見せ場はありますのでアニメや本誌をスルーしているコミック派、期待してください。

amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | コミック・アニメ・BL

学園黙示録HIGHSCHOOL OF THE DEAD 2 (角川コミックス ドラゴンJr. 104-2)

amazonでチェック

学園黙示録HIGHSCHOOL OF THE DEAD 2 (角川コミックス ドラゴンJr. 104-2)

面白いのだが
主要登場人物は、主人公とヒロイン以外はクセの強くしているな
巨乳で天然の保険医にミリタリーオタク、武士道ガールの先輩にツンデレで頭脳明晰な同級生。
ミリオタの少年にしても、実際にPMCで軍事訓練を受けた徹底ぶりだし。
普通ではお目にかからないメンバーぞろいだ。
こんなパニック世界で生き延びるのは、平凡なメンバーでは無理だと言われるとそれまでだが
ちょっとクセのありすぎるメンバーばかりで、どうかと思いました。

それに学園黙示録と銘打ったワリには、舞台は学園に限定されず。
登場人物たちが同じ学園の生徒や教師が中心というだけだしな。

物語は、突然、世界中でゾンビとなって人を襲う「殺人病」なる正体不明の現象が蔓延する
主人公たちのすんでいる地域は、それが特にひどいのか。
被害の広がりを抑えるためだろう警察によって完全に封鎖されてしまった。
悪化するばかりの事態に、警察も非常手段を厭わなくなり。誰もが生き延びるために血みどろの争いすら始める。
こんな無法地帯で、主人公たちもいつしかそれに染まってしまっていた。
そんな感じです。

主人公は正義を守ろうとする熱血漢というわけではなく、彼自身も混乱の中で犯罪行為を重ねます
それはむしろ現実的とも言え好感も持てますが。
物語は、そうした中での主人公とその周りの人々の人間関係を重視した内容です

絵を見る漫画
アクション部分はかなりかっこいいです。 銃や車で死者をぶっ飛ばすシーンはスカッとする人もいるでしょう。

ですが気になる点が多く見られます。


・死者はフェンスを超えられないのに窓は普通にくぐれる。
・死者は腕力が異常に強い。でもフェンスは開けれない、壊せない。
・死者は塀の上に手が届く大きさなのに塀の上を歩く主人公には届かない。
・避難する父娘発見。父親の死亡を確認した後、娘を救出に行く。
などなど気になる所はつきません。

それに加えて、モブキャラはかなり偏見が入っています。
左翼右翼だったり、某俳優似の死者が頭を撃ち抜かれたり。

設定とストーリーは残念ですが、絵はかなり細かく書かれています。なので、絵を見る漫画だと考えて購入してください。

If you like B-movie, you will like it!
I've bought localized version of Highschool of the dead.

It's scenario is very interesting, and has sexual scenes unexpectedly ,that you will also see in some classic zombie movies (Ex:Zombie 2)

But as title mentioned "Highscool".....
But most scene is outside the school.....
That's why i remove 1 star from ranking.

もはや学園モノではない
 ハイティーンの男女が主人公というだけのB級アクション作品になってしまっている。これでは、登場人物が同じ学校の同級生である意味がないし、セーラー服は単に見栄えを良くするための小道具となってしまった。
 「ねらわれた学園」のころからの伝統として、学園内の怪現象は学園内で処理すべきである。その方が、話がコンパクトにまとまると思う。世界中に一気に怪現象が広がってしまったら、風呂敷を閉じようがない。

凡庸なB級作品
1巻はそこそこ面白かったが、それは多分に続きに対する期待感からだったと思う。
この2巻で、その期待は裏切られた。
「序盤はこんなもんとして、続きはなんかあるんだろう」と思っていたら続きも「こんなもん」だった。
まったく面白くないというわけではないが、がっかり感が大きい。
B級ホラー映画の、それもあえて狙ったB級ではなく、諸般の事情からなるべくしてなったというタイプのB級作品だと思う。冒頭でそこそこ期待をさせるもののペースダウンし(今ここ)、その後グダグダと展開して最後は無理矢理落ちをつけるという、ありがちなB級展開を予測させる。
実は、これから神展開があるのかもしれないが、あまり期待していない。

amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | コミック・アニメ・BL