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ハリー・ポッターと賢者の石 (1)

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ハリー・ポッターと賢者の石 (1)

「ブーンと吠える犬」は本当でした――。
 このシリーズを原書で読んでいた大人のファンです。原書が完結した機会にと翻訳版も読んでみましたが、つじつまの合わない箇所(誤訳)やおかしな日本語が多数みつかりショックを受けています。
 読む前にネットの掲示板で、misty eyes(=ぼんやりした目、潤んだ瞳)が 『霧のような瞳』、booming barks(=とどろく吠え声)が 『ブーンとうなるような吠え声』になっているという情報を目にしたときは、冗談に違いないと思いましたが、本当だったのでびっくりしました。『霧のような瞳』とはどんな瞳でしょうか? 犬がブーンと吠えるでしょうか? たいへん非常識な訳です。
 第1章の最後、原書に「people meeting in secret all over the country=国中のいたるところで密かに集まった人々(魔法使い達を表わす)が〜」と書かれている箇所がありますが、翻訳はここを 『国中の人が、あちこちでこっそりとあつまり〜』(ハードカバー版p30)としているので、これでは英国人全員が魔法使いのようです。
 部分によっては翻訳者の熱意や工夫も感じられるのですが、上記のような不手際が散見されるため、全体に見て子供が繰り返し読むのにふさわしい本になっているとはいえず、たいへん残念です。

 世界的なベストセラーとなったこの作品は、遊び心いっぱいのファンタジーです。ただ決して万人向けの心暖まる児童書というわけではありませんので、その点も注意が必要です。魔法の学校は様々な理不尽に満ちていますし、後の巻では残酷な場面も出てきます。(それが面白いところでもあるのですが)今から小さい子供に読ませることを考えている方は、訳に問題があることに加え、後半ダークなストーリー展開が待ち構えていることも知っておいた方がいいでしょう。(☆ひとつは日本語版への評価)

ファンタジー入門書で金字塔
小学生の頃はナルニア国物語を読んで夢中になり、大学時代に指輪物語を読み通し、2000年にこの作品を読み、その後ファンタジーの世界にのめり込んでいく。
兄が活字が嫌いな息子に向けて音読をしていた記憶もある。
その成果があってその子供は小説が好きになって私立中学へ進学し、科目では国語が一番をとった。
私も2000頃まで本が余り好きではなかったが、この小説をきっかけにして、後に続けてファンタジーを300冊以上読んでいる。
1997年当時では極めて独創的なファンタジーであった。
現在2008年では他者から真似されている感じを読んでいて受ける事が否めない気もするのだが・・・。

なんでこれが、馬鹿売れするのか理解不能
映画がつまらないから、きっと小説版は面白いんだと思って読んだけど、
理解不能だった。
児童本だからか描写は乏しいし、何よりもフォント文字が気色悪い。
別に人の感性に口を出すつもりはないけど、
これを熱中して読めるのに、日本のファンタジーはオタクの読み物だと馬鹿にする人がいることや、ハリーポッターより面白いファンタジーはないといっている「健全」な人たちは、これ以外にファンタジー本を読んだことあるんだろうか。

文学から遠ざかっていました。
ハリーポッターを読むまで、文学から10年以上離れていました。
電車で小説を読んでいる人たちがよくわかりませんでした。

しかし、ハリーポッターと賢者の石は、ハリー、ロン、ハーマイオニーのトリオの掛け合いが面白く、ハグリッドとダンブルドア、マクゴナガルという見方になる先生。

面白くも楽しい学園生活と、死を直面する危機。

ちょうど子供から大人になるときの不安を案じしているのだろうか。

読みやすい!!
非常に話にのめりこみやすく、何度読んでもあきません!!!
ぜひ、一回読む事をお勧めします!!

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「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)

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「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)

三人だけの孤独な戦いに思えたけど、実は・・・
物語の前半で、頑なに三人だけで使命を果たそうとするハリーたちの孤独な戦いを読んでいくのはちょっとつらかったですが、結末の決戦に向けての展開の中で、騎士団やDAのメンバーがそれぞれの立場でヴォルデモートヘの戦いを続けてきたことがわかってくるので、良しとしましょう。ハリーを支援すべき人はしっかり支援を続けていたことも明らかになりますし・・・。
個人的には、ウェズリー一家らしからぬ行動でウェズリー夫人の心痛の種だったパーシーが、決戦の場にきっちり登場してきたのがうれしく思いました。
デスイーターの人達って結構つらそうです。純血至上主義者から粗暴派人狼までの混成で理念の統一はないし、失敗したらヴォルデモートの苛烈な制裁が待っています。中核となるべきスリザリン出身者は、弱いものいじめは得意でも、いざ決戦となったらいつのまにか姿を消していそうです。
だからこそ、大切なもののためには不屈の戦士に変身するホグワーツの先生やグリフィンドール寮生(及びその家族)には勝てなかったということなんでしょう。

和解すること
母親の護りの効力が切れた後、ハリーが「自生」=自立するまでの過程が描かれています。
最終巻でやっとダンブルドアの秘密そしてスネイプの本性と淡い想いが明らかにされます。
しかし第七巻においては、叔母一家との和解、喧嘩したロンとの和解、そして死との「和解」
(=受け入れること、理解すること)など、和解が主題であると私は思いました。
一連のヴォルデモート一味との戦いでは、英雄が大活躍するような描写は
意図的に避けられているように思えました。
“That wand’s more trouble than it’s worth”(749頁)というハリーの言葉には、
戦いに「正義」や「美徳」などを持ち込みたくないローリング女史の気持ちが
込められていると私は思いました。
「敵」と戦うことよりも、758頁でハリーがこれまで「敵」とみなしていたSlytherinを
高く評価したように、「敵」に見えるものを受け入れていく営みの方が重要だ、
と女史は訴えていると私は思いました。

すごいぞローリングさん
このシリーズの素晴らしいところは,
1巻が売れたから続巻を書いたという卑しい根性(?)ではなく,
始めからシリーズのつもりで書いていたという点だと思います。
だからこそ,1巻から最終巻の謎解きまで
一本の線できれいにつながっているのですよね。
途中の巻にはなかだるみもあり,最終巻でも途中までなかだるみを感じましたが,
終わってみれば,これだけの想像の世界をよく練って作り上げていると思います。
確か,作者は,1巻を書き始める段階で既にスーツケース1杯分の資料を持ち,
最終章は早々に書いて,話が違う方向に行かないようにしていたとか。
なんというか,話のおもしろさだけではなく,作者の努力や熱心さを含めて感服してしまいました。
ハリー最終巻を待ち焦がれ,世界一斉同時発売の日に
本屋に走った一人であることをうれしくさえ思います。 Also read an 極度なスリラー Tino Georgiou--The Fates.

ありがとう!
5、6、7巻と一気に読みました。
奥が深いですね。
綿密なストーリー展開とキャラクター設定に圧巻です。

みなさんのレビューにもあるように、
7巻前半のゆるーい展開と最後のほうの強引な展開には
やや疑問が残りますが、
1〜7巻を通して考えると、作者の力量はすばらしいと思います。

2010年公開と噂される、映画版を早く見たいですね。
ローリングさん、楽しい時間をありがとう。



面白かった!
読み始めて3日で読んじゃいました〜。面白くてやめられなかったよ〜。かかった時間は多分8時間ぐらい?涙なしじゃ読めなかったです。本当にたくさんの人が死にました。
シリウスがもしかして戻ってくるのでは?!という期待はとうとう裏切られました。残念。
この最終巻では6巻で謎に思っていたことが全部明かされてすっきりしました。一番気になったのはやっぱりスネイプですかね!
最後まで読み終えてしまうと、なんだかとっても寂しいなあと思いました。もうこれでハリーの世界とも会えなくなるって思うとね。でも、楽しかったよ!


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ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)

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ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)

4巻が一番おもしろいと思ってたけど・・・
この巻を読んで、一番おもしろいと思いました。結末に向かっているせいか、ハラハラドキドキの内容になっています。5巻が暗いイメージで、濃かった分、少し読みやすく感じます。ハリーや友人たちが大人になっていく過程も感慨深いものがあります。

ハリポタ世界は最高ですw
一気に読みたいけど、一気に読んじゃうのがもったいない作品。
はたしてスネイプは味方なのか、敵なのか、この先の展開が気になる終わり方であり、失われた主要人物は、本当に亡くなったのかのか、次の巻が気になる。
ハリーの恋愛に関しては、チョウとの恋が終わった時に、次の恋の相手はこの子だろうなっと思っていた通りだったのが良かった(笑
もう1つ(2つかな)の意外な恋愛模様にはびっくり。

思春期だからね…。
ポッター君も16才。前回に引き続きイライラし、反抗的であるのも年齢的、等身大と思えば。しかし、年長者に向かって、皮肉に嘲笑するポッター氏に驚いたのも事実。三人組の恋は、行動が爽やかでない。噛ませ犬が多い…。大人の二組のが純だった。ま、思春期って割に生々しく、独り善がりですしね。
六巻目になると、些か典型的な形が見えるのも今一つ。疑惑があって、主張するけど、取り合わない。またか。若干辟易します。最大の出来事は、散々疑われ続けたあの人があの人を。漸く佳境ですね。終わりが気になって買っている面もあります。
市場の年齢を想定しにくい故か、時折訳も?と思います。篩とか塊茎とか、子供には分かり難いし。
翻訳者の納税に関して評している方がいらっしゃいますが、何の関係が?誉められた事でもないがタックスヘイブンは違法でもない、更に、著書には全く関係ない事。影響力のある人は人格者であってほしいという気持ちもわからいではないですが、企業倫理と道義の差異を問う以上に作品の良し悪しとは没交渉でしょう。

7巻が気になる!!
6巻を読み終わると、すぐ7巻が読みたくなりました。6巻の最後であの人が死んでしまって、大ショック、、、。けれど、7巻が読みたいです!なぜなら、7巻には6巻で死んだあの人の過去が書かれるからです!!!イエーイ!という事はアバーフォース登場かもしれません。自分的にはアバーフォースに大活躍してもらいたいんですよ〜。ってこの二人の過去は想像不可能、、、、、。なんかかなり気になるキャラなので。あと、R.A.Bってレギュラスって噂が流れてるんけどどうなのか、、、。とか。まあスネイプもめちゃ気になります。
6巻は5巻よりスリムでハリーとダンブルドアがメインって感じですね。あのダンブルドアが液体を飲んで言った事の意味が知りたい、、、。あとスネイプが何考えてたとか、、、。最終章にアバーフォースがちらっと出てた〜!嬉しいです。まあ嬉しいのは私ぐらいでしょうが。ハリーがもう大人って感じです。あとみんなの心に何か穴が空いた気がします。でも、ビルとフラー、そして、トンクスとルーピンにおめでとう!

夢中で読む中で、死について、差別について考えさせる成長物語
創造力を刺激する数々の魔法のアイテムや生き物などをちりばめた、
謎が謎を呼ぶ学園ミステリー。。。そして最後は驚きのどんでん返しと
痛快な友情の勝利が心地よい!といった印象で当初は読み始めた
ハリー・ポッター・シリーズでしたが、お話はここへ至り、すっかり重く、
暗く、ヘビーになっています。正直、読んでいて息苦しいぐらいです。
「死」について、「差別」について、「約束を守る困難」についてなどを
考えさせられざるを得ない重厚な成長譚になっています。
そのように印象が変わっても、相変わらず引き込まれ、夢中で読ませる
作者の筆力はさすがですね。だいぶ読むのがしんどい分量になってきましたが、
ぜひ多くの方にここまで読んで欲しいと思います。
こうした重いテーマと「剣と魔法」の痛快さをあわせ持った作品として、
私は「ダークエルフ物語」全三巻や、「クレリック・サーガ」なども
強く併読をオススメしたいと思います。前者は、差別されながらも孤独と戦い、
成長し、ついには一人、また一人と友情を見いだしていく、ダークエルフの
少年の物語。後者は、同じ作者による最新作ですが、第一巻はかなり明るい
展開なのに、(原書で読んだ)2巻以降は、やはり嫉妬や怒り、そして信じる心など
重厚なテーマをはらみつつ指輪物語のような壮麗な世界が展開する興奮作です。
最初は明るいのに、次第に人間が生きる上での重いテーマをはらんでいく、
という点でハリーポッターに通底するものを感じます。ハリー・ポッターの
映画の続きも楽しみですが、「クレリック・サーガ」などの良質な海外作品が
次々と日本で今後翻訳されていくことに期待したいです。そして何よりも、
「あの先生はいったいどうなのよ?」といった、ハリー・ポッターのすべての
謎が解ける最終巻が楽しみでならなくなる、第6巻でした。


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