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サブプライム後の新資産運用―10年後に幸せになる新金融リテラシーの実践

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サブプライム後の新資産運用―10年後に幸せになる新金融リテラシーの実践

読む前と後を比べると…
本の内容については他の方のレビューに詳しくあるので、
本を読んだ効果について述べようと思います。

この本を読んだ効果は読んだ後にはっきり感じられるでしょう。
読んだ後は書かれたことが当然のこと(これからの常識)として
「当たり前のことだよ」と感じられます。今の状態が当たり前のことだ思います。

しかし読む前の自分を思い出してみると、「株はもう危ないのでは?
FXはどうだろう?投資信託は?」とサブプライムで生じた損失を
何とかしなくちゃと目先のことに頭がいっているか、
これからの投資環境が悪くなりそうなのはわかるがその中で具体的に
どう振舞えばいいかわからないという状態であったと思います。
 
読む前と後を比べると、頭が切り替わったのが実感できると思います。
これはすごいことではないでしょうか。

まずはこの本で述べられる、こういう資産運用の考え方があると
いうことを多くの人に知ってもらいたいです。

郵便局や銀行は私たちの預貯金で国債を買い、国はそのお金を
無駄な公共事業などに使い借金を増やし続けています。

この本を日本人全員が読んで投資活動をしたほうが、少なくとも
今の国会議員や役人の活動よりいいものになると思います。
 

わくわくする資産運用の教科書
「株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる」の手法を資産運用全体に広げた内容になっている。
資産運用と資産防衛の両方が学べる資産運用の教科書になると断言できる。
不況期は資産を増やすよりも減らさないことが大事、好況期に大きく増やせばいいという
中原さんの経済の流れ・トレンドに順じた運用法が正しいことはこの数年で証明されている。
読み進むごとにグイグイと引き込まれる文章も健在で星5つでも足りないと感じた。


ビジネスマンの必読書
外貨や株式を中心にした斬新な運用方法は圧巻だが、単なる投資本の類ではないと感じた。
経済予想・景気動向分析から日本経済の問題点まで中原さん独自の洞察力あふれる視点で
深く踏み込んでいる。

経営者が読めば確実で健全な企業経営を進められ、ビジネスマンが読めば仕事の効率アップ
や時代に合ったマーケティング方法を取り入れられる上で有用な考え方になると感じた。

経済や相場の歴史を学ぶように中原さんは強く訴えている。学ぶことによってサブプライム問題も
あらかじめ予測できたはずだという。歴史のほかにも、哲学や心理学も学ぶように説明している。
この3つの学問が融合したときに、世の中のあらゆる事柄が予測できるようになるというのだ。

とにかく文章がわかりやすい。経済にあまり詳しくなくてもほぼ理解できるだろう。
資産運用だけでなく物事の考え方や枠組みも学べるビジネス書として推したい。


生涯の資産運用における道しるべになりました
1いままで株の本しか中原さんの書く本になかったので、
今回、外貨預金の具体的運用のことが書いてあり、
株しか知らなかった私にとって投資の幅が広がりました。

2僕が中原さんの書く本が好きな理由のひとつは、
文章が素人にもわかりやすく書かれていることです。
それでいてひとつの難しい結論でも、わかりやすく論理だてて書かれているので、
読む側の理解度はかなり高くなると思います。
この本もかなりわかりやすかったです。

3ズバッと予測してくれるところがよかったです。
たとえば、「長期的に円安傾向は続く」、「日本は低成長が続く」など、
よく他の人の本を読むと現状分析ばかりで結局どうなるか、具体的に書いてある
本は少ないと思います。
2にも書きましたが、その予測を万人がわかるように論理だてて書いてくれて
いるのでなんとなくわかったではなく、心のそこから納得できたという感じです。

4この本に対してまったく不満はありません。なにか書いたほうがいいのかも
知れませんが、まったくもっていうことはありませんでした。


この本を読んでから周りの人に、日本は低成長が続き、緩やかな円安傾向に
あるから外貨預金がいいよとかいうのですが、恥ずかしながら私の親を含め、
まったく関心を示してくれません。しかし、今からさまざまな指標に合わせ、
今後の経済を予測し、それに対して行動を起こすことは、
必ず私の将来の大きな資産になってくれているであろうと確信しております。
そのことを気づかせてくれ、大きな道しるべとなったのが、今回の新刊を含め、
今までのすべての作品のおかげであると思っております。



これからの時代に合った中原圭介さんの資産運用のポートフォリオを拝見して・・・
去年の夏頃からサブプライム問題関連の影響で世界的な景気減速の環境下では
中原さんは絶えず株式投資の危険性を指摘され、運用を極力控えるように投資家に
呼びかけられ、そのお陰で資産を減らさないで済んだ個人投資家が多かったのでは
ないでしょうか。私もその一人です。
いままで中原さんの著書やブログは株式投資関連の内容が多く、
「サブプライム後の新資産運用」ではどのような資産運用を指導されているのか
大変興味深く新書を読ませて頂きました。
280ページ近い著作、いつもながら、鋭い経済分析、アバンギャルドな構想、奥の深い投資法に
感銘を受けました。
今後数年の世界経済動向や為替動向、相場の大きなトレンドを捉えながら、
低成長、低金利の時代が続くことが予測される日本での安全かつ有効な資産運用法。
金融のグロバル化が進んだ世界において資産運用法を見直す必要性、
円だけの運用のリスクの高さについて、そしてその理由、
世界が景気後退局面か拡大局面かによって
ポートフォリオ(年代別に、現預金、外貨預金、株式の割合)を柔軟に組み変えていくことの必要性、
債券が対象ではないという点は個人的には意外でしたがその理由なども丁寧に詳しく、分かりやすく説明されています。
「戦後最大の金融危機」と言われている局面で、どのように資産を守り、安全に増やしていくことができるのかと考えていたときに
出会うことができた中原さんのすばらしい新書、ゆっくり何度も読み返したいと思っております。


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黄金の扉を開ける賢者の海外投資術

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黄金の扉を開ける賢者の海外投資術

金融の世界を旅する本
今回の本は、「臆病者のための株入門 」 の続編です。その本が出た2年前の時点では、日本の証券会社から低コストで海外の株式に投資するのはやや困難でした。しかし、金融の世界は確実に、そして思っていたよりも早いスピードで動き、瞬く間に海外ETFがネット証券で売買できるようになりました。

今回の本はその上級者編ということで、デリバティブやエマージング投資の話題も盛り込み、金融の世界を旅しているような不思議な感覚を覚えます。私のようなミドルリスク・ミドルリターンを求める人間が使えそうな知識はあまり書かれていませんが、読み物としては非常に楽しめ、今日1日で読み切ってしまいました。

何よりも、最後の一節が彼の哲学を物語っています。

「自由とはたんなる観念ではなく、個人の経済力から生み出されるのである。」

私も自由に生きたいと思います。


MPTを信じているならいいが,...
著者は,現代ポートフォリオ理論(MPT)に基づく金融資産の投資方法を主に解説している.ETFを初めとする金融商品の動向についての解説は詳しくコスト・税制面についても適切な説明がなされている.また,国際決済システム,海外投資生活情報や一般向け経済解説書のダイジェストなど盛りだくさんの内容で,やや散漫な印象を与えるがお買い得と言えるであろう.

しかしながら,読者は投資をする際に以下の点に考慮した方がよいであろう.
(1) 金融商品の分散投資による純資産(NAV)の増大に重点を置いており,キャッシュフロー(CF)の作り方が手薄である.金融商品は自分でコントロールできないと言う欠点がある.
(2) 「究極の投資」において,価格変動リスクの高い金融商品をレバレッジをかけて投資する方法を紹介している.通常,まともな賢者はレバレッジをかけるときは,自分がコントロールできる資産に対してCFを作ったり契約の条件でヘッジする.
(3) 新築マイホームを購入することを前提として,マイホーム投資を否定しているが,中古物件を上手にマイホームとして購入して儲けている人も結構いる.また,築30年で建物の価値がなくなるとしている.木造の場合減価償却の期間から考えて担保価値は確かにないが,使用価値はある物件もたくさんある.海外に行かなくとも近所を散歩するだけで実感できる.著者は不動産建築業界(新築を建てて大きな粗利を採るビジネスモデル)の宣伝に洗脳されているのかもしれない.
(4) REITの方が流動性があり,いいと思っているようだが,中でレバレッジをかけているし,ファンドマネージャーが優秀とも限らないので,実物資産とは異なる「他人任せリスク」が生じる.実際,アメリカの90年代初頭のS&L危機において,いくつかのREITは破綻した.著者はこのようなリスクを看過しているようだ.
(5) 4章でMPTを擁護しているが,説得力が著しく乏しい.単純に考えれば,データによる価格変動の確率密度分布と正規分布を比較すればよいはずである.グラフを描いて比較すれば読者はわかりやすいはずで,なぜ描かなかったのか疑問に感じる.明らかにずれている理由を考察したいなら,正規分布を導入する根拠となる中心極限定理の成立条件について言及すべきであろう.初期の研究者は,正規分布を仮定すると計算が楽で,論文が書きやすいという理由で安易に適用したのかもしれない.実データをもとにした分布でまじめに数値積分するのがいいと思う.
(6) と言うことで,「究極の投資」において著者は変動率(リスク)を過小評価している可能性が極めて高い.

ないないづくしのサラリーマンに対して,「リスクを取れ」と言うアドバイスは疑問を感じる.まず,自分が持っているものに焦点を当てるように提案し,学習することで成長することを促すべきでしょう.実は「究極の投資」が著者独特のジョークなのかどうか私ははっきり判断できなかった.それにしても,女友達から借り入れを起こすのだけは止めたほうがよい.非常に高くつき,自由を失うからである.

■どのレベルの個人投資家にも必読の書!★×10くらいの価値がある。今後の著書にも大いに期待しています!!!
・あまりの内容の充実さに一気に読んでしまいました。最新の環境を咀嚼し、投資の本質を剔っている類書を私は知りません。
・私は、この本を読むまで、「個人投資家が身につけるべき理論は既にそこそこのマスターしたのではないか」と思っていたのですが単なる思い上がりでした。本書で初めて見聞きしたことは非常に多く、めちゃくちゃ勉強になりました。著者にはいくら感謝してもしたりません。
・弱小個人投資家が、資産を大きく増やす為にどうレバレッジをかけてポジションを張るか、その具体的な究極の手段がココには書かれています。
・よくある普通の投資の教科書のようなものは現実は全く役に立ちませんよね。よくある、資産が現金で300万円くらいあったとして、それを海外と国内、債券や株に分割し、運用しましょう的な。どんなに成功してもせいぜい年率10%程度が関の山くらいのやつ。30万円増えても人生にとって何の役にも立ちません。レバレッジをどうかけるか、ポートフォリオをどう組むかに関して有効なアドバイスが随所にちりばめられています。その過程で、投資信託(=無能なファンドマネージャー)が如何に暴利を貪っているか、プライベートバンカーがどれほど無能な張り子の虎か などなどが同時に理解できます。具体的な記述は他のレビューアーにお任せします。
・私が最も目鱗だったのは”ミセス・ワタナベ”の投資行動とその人生観。
 −私の頭の中には常に「なぜ日本はこれほどまでに改革が進まないのか?」という積年の課題があるのですが、著者の切り口はそれに対する新仮説でした。
   私は今まで、老人と公務員(政治家・官僚含む)、ゾンビ業界(ex.建設業界)がその元凶だと思っていましたがそこにFxを行う主婦が加わっていると。
 −ミセス・ワタナベとは日本の主婦トレーダーの総称らしいのだが、レバレッジを効かせて、数兆円単位で円を売り、米ドルやポンドその他の高金利通貨を買う人達。投資や為替の理論が全く分かっていない為、どのような状況下でも、ポジションの取り方は上記の通り、常に同じで、逆(ドルを売り、円を買う)は行わないとされる。(それはFxを利率の良い外貨貯金だとしか認識できない心理的効果によるものと説明している。)
 →彼女たちが望む未来とは 「低金利と円安。その実現手段として、改革が遅々として進まず、巨額の財政赤字がさらに拡大し、社会が不安定になり、株価も不動産も暴落するような社会を望む」のだと。確かに、彼女達のポジションの取り方からするとそう望むのは極めて論理的だと。何もできない福田内閣を見て、「安心して円を売れるわ」とほくそ笑んでいる状況が目に浮かびました。新たな売国奴の出現が衝撃的でした。
(個人的には・・・ 彼女たちにはもう少しクレバーになってもらいたいと切に望みます。2008/3/30時点の単なる個人投資家としての予想は円高ドル安がより一層進むと思っています。米国の景気の腰は完全に折れています。不景気は始まったばかり、1ドル100円で留まるはずがないと予想します。より一層の円高が進んだ場合、日本沈没を望むミセスワタナベはレバレッジに応じて大損=即死します。そしてその煽りを受けるのは何も知らない旦那と子ども、結果としての家庭崩壊です。そうならないことを望みます。売り買い両方でうまく儲けて頂きたいです。)

楽しく読めました
橘氏の著作は(小説は私は好きではないが)「毒」、独自の切り口があって楽しめるものが多い。そういう意味では、本書は「毒」は(多少は感じるが)不足ぎみで全般に真面目な内容となっていると感じた。文章が読みやすく、スラスラと読みすめられる。海外投資についての体系だった内容とはなっておらず、「読み物」的、あるいは資産運用についてのヒントを得るための本ととらえればよいだろう。面白く感じたのはタックスヘイブンとヘッジファンドのところ。共感したのはETFやFXについてのところ。私自身ADRも含めて、主としてコストの安さと商品のシンプルさ、個人としてのアクセスのしやすさから注目している商品だったので。
次回作にも期待します。

ランダムウォークを超えて
世の中には多くの個人投資家向け書籍があるが,日本人が書いたものでこれほど内容の濃いものは見たことがない.ウィットに富んだ語り口といい,意表をつく展開といい,単に読み物としても十分楽しめるが,最適ポートフォリオ理論から,オプションまで,実際の取引に挑戦しようとしてみようという読者にも,多くの参考となる情報や視点が満載だ.

特に,人的資本という見做し債権を持つサラリーマンの最適ポートフォリオ(「究極の投資」)は,すべての資産を世界株式で運用すること,などというくだりは,まさに著者の面目躍如たるものがある.

平易な表現とは裏腹に,本書の内容はかなり高度なので,投資の初心者には薦められるものではない(そもそも何を言っているのか正確に理解することは不可能だろう).しかし,ちまたの投資雑誌に飽き足らない人,『ウォール街のランダムウォーカー』のレベルを卒業した人には,大いなる刺激と好奇心を呼び覚ます書であることは疑いがない.



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