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下町ロケット2 ガウディ計画

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アイネクライネナハトムジーク

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ロスジェネの逆襲

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オレたちバブル入行組 (文春文庫)

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下町ロケット

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マボロシの鳥

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マボロシの鳥

星は三つですけど…
想像していたよりもかなり良い内容だったと思います(少なくとも中学生の作文うんぬんでないということは、最初の数ページで分かりました)。

ただ、二つだけどうしても納得いかなかった箇所が。
一つは表題作「マボロシの鳥」に出てくる「言葉でいったいどれだけのことが伝わるのか」というところ。
それは太田さんが、普段からメディアで口にしていることでもあります。
わたしは小説という媒体を使って太田さんがそのことにどう向き合うのかを、楽しみにもしていました。しかし、じっさい今小説では「言葉」を使ってそのことを表現していただけでした。

それでは、この小説は言葉を使った最高峰の物でしょうか? わたしの個人的な感想では、世の中にはもっと感動でき、考えさせられる小説はたくさんあると思います。今の太田さんよりも、言葉を使ってより多くのことを他人に伝えている人が実際にいるということです。

そして二つめ。それは「人類諸君!」という短編です。
ヴォネガット風のSFを、講談調に著しているのですが、正直ギャグが笑えないのです。
もしかしたら、素人には分からない意図でわざとなのかもしれません。
マボロシの鳥のメタ的な部分も、語り口は談志さんのエッセイぽいのですが、なぜか笑えないのです。

談志さんのエッセイはふしぶしにユーモアがちりばめられて、読んでいる最中はニヤニヤしっぱなしです。もちろん小説とエッセイは違うのでしょうが、芸人太田光である以上、もうちょっと笑いにもこだわって欲しかったなとも思います。おそらく、談志さんよりも太田さんの方が読書量は多いと思いますが、文章でも談志さんが面白いのは何故なのでしょう? 
太田さんは小説を書くなら、それを現実経験の差ということにはしないでもらいたいです。小説は生まれてからずっとベッドの上で生活せざるおえない人でも、その人の精神だけは宇宙の裏側まで飛ばす力があると思うので。戦争を体験しないと本当の戦争が分からない、は文学で克服できるんだという気概を、太田さんの次回作に期待しています(できれば固有名詞をぼかさない長編で)。

最後に良かったところも。
やはり、本が好きだと言うところ。ただのパスティーシュや、知識のひけらかしではなく、こういう本が好きなんだというのが伝わってきたので、この本をきっかけに元になったであろう本を手に取る人が増えるんじゃないでしょうか。本から本に繋がっていくという、本好きになるきっかけとして最高のことが表現されていたのだと思います。

小説家としてはまだまだのびしろあり
太田光さんの大ファンで、自伝、エッセイを読んできました。
自分としては太田さんの考えを理解していると思っています。
マボロシの鳥を読ませてもらっての印象は文体がわかりやすすぎるということです。
大田さん自身、自分の考えを多くの人にずれなく伝えたいという人なのでそのような表現を用いているのだと思います。
しかし、それでは作品の向こうに太田光を意識してよんでしまい、作品自体が生命をもてないのではとおもいます。
小説は太田さんも語るように読む人によりその人の個性が浮き彫りになるものです。
太田さんは今一度それを思い出して小説自体に命を吹き込む書き手になってほしいです。
加えて、太田さんの賢二好きがあらわれており、内容の綺麗な作品となっています。
それも太田さんの一面なのでしょうが、もっと人間ならではの悩み、葛藤、いやらしさ、毒といったものをもっと描写をするべきだと思います。
太田さんはそこを書かせたら日本一の小説家になる才能、感性があります。
藤村や太宰へとたちかえるべきです。
さらに、銀河鉄道、火の鳥、向田邦子などの影響を感じます。
二番煎じの作品では小説家として一流にはなれません。もったいないです。
太田さんはおそらくレビューをみてくださると思ったのでここまで書きました。
えらそうなこといってすみません。次回作たのしみにしています。映画も。
タイタンライブもいきます。チケット発売あしただけど笑
都内の大学生でした。

追加で
小説全体を読んだ感想としては劇を見ているといった感じ。
一人の人間の視点から世界を描写するのでなく、演劇で舞台があってそれぞれの人が思いをかたっているかんじ。
だから、感情移入があまりできずのめりこめない。
私だけかな?
現代文学ではあまり見られず。一歩間違うと小説家としての力不足ともとられない書き方。
太田さんの一視点の作品がよんでみたいです

さらに補足
お笑い芸人としてここまでの実績があるのにあたらしい表現に挑戦するのはすごい。
表現者としての気概を感じます。

ナイフのような希望の書
結局、帯に書いてある角田光代さんの批評が一番的を得てるような気がする(本屋でご確認を)。太田光さんがやりたかったことは、理想主義とニヒリズムの間をユラユラと漂いながら、それでも最後の最後で”希望”を掴み取ること。この短編集は、そのことだけを唯一の目的として、様々な文章のテクニックとアイデアを駆使して、何とかしてこの我々の世界からギリギリの希望をえぐり出そうとする。そして、そのことにかなり成功している。まさに、太田光という年寄り青年の、勇敢で力強い”希望の書”です。ただ難を言えば、文章自体は物凄く簡単でわかりやす〜いものなのですが、全体としては難しい本という印象があります。もう少しストーリーをわかり易くして欲しかったという気持ちもあります。ちょっと抽象的過ぎる感じ。

個人的にお気に入りなのは、「人類諸君!」「ネズミ」「マボロシの鳥」「奇跡の雪」の四編。これらの物語には、かなり奇抜なアイデアが投入されていて、「あ、そんなふうに世界を見ても良いのか」という新鮮な驚きがあります。逆に、あまり好きじゃないのが「タイムカプセル」。自分の理想主義的な思想に拘り過ぎて、他者に攻撃的になる悪い癖が露骨に出てるような気がします(笑)。全てを読み終わった後には、表紙に描かれている”翡翠(ひすい)のナイフ”の意味がわかる。まさに、ナイフのように研ぎ澄まされた言葉を駆使して、この世の中に絶望してる人や諦観してる人に対して、「ほら、ここに”希望”があるぞ。お前には見えないのか」と突きつけて来る。それに対してどうリアクションするかは、読んだ人自身に任されています(しかし、感想を書くのが難しい本だなぁ)。

太田光さん
お笑い芸人って良いなって、芸人さんが書いてる本を読むと毎回思う。


登場人物が愛しくなる。



不器用さのある人間を魅力的に書くというのは、小説家として1番大切だと思う。

太田さんの書く本はどんなものだろう?と楽しみに読みました。

太田さんが書いた本だから、難しい本なのかなと思いきや、自分でもビックリするぐらいわかる!


本当に感動したし、素晴らしい本だと思った。


そう思ったのに、褒めたいのに褒め言葉が出てこない。


良いものほど、感想って書けないもの。


久しぶりにそんな本に出会えた。

生きている自分
衝撃です。
私は生きている。この世界に。
当たり前だけど、それを強烈に実感することなく生きられてしまう現代。
心に電気ショックを与えれたような。

この著書を、客観的に読んでいくような人とは、友達になれない。
そんな気がします。

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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

マネジメントに感動した著者が感動を与えてくれる物語
 今、私にはマネジメントが必要な環境にいます。でも何からどう進めていくべきか悩んでいました。そこで名著「マネジメント」を読もうと思ったんですが、友人の紹介もあって、合わせて本書も購入。

 「マネジメント」を読み、随所で「なるほど」という記述に出会いワクワクしました。その後、女子高生が実践する野球部のマネジメントに、その理解をさらに深めることができました。

 マネジメントとは何か?これを具体的なイメージとして与えてくれるのが本書の物語です。

 スポーツ。青春。人間模様。出会いと別れ。ドラマティックな展開に物語のすばらしさも評価に値します。後半は涙が止まりませんでした。

 私は「あとがき」を必ず最初に読むんですが、著者の本書を書くきっかけが紹介されており、期待感がさらに高まりました。著者はドラッガーの「マネジメント」に涙したとありましたが、その感動をこの物語で伝えてくれたように思いました。

楽しめる小説です
弱小の野球部をドラッカーのマネジメントに従う事で甲子園を目指すという小説です。とても楽しく読む事が出来ました。

女子マネージャーが野球部の方針を考えるときにドラッカーの言葉を参考にして決めるところが特徴になっています。言葉の解釈は難しいと思いますが、女子マネージャーの解釈がよく上手に方針を決めて行きます。

最初は物語中の監督との役割分担がどうなるのか不思議でしたが、監督をもコントロールしてしまいます。権限を専門家に与えているので、具体的な内容と決断は専門家たちが行っています。

ドラッカーの言葉を上手に解釈した場合の成功例としての小説です。野球を題材にしたのが良かったように感じました。小説が好きな人にはとてもお勧めです。

題材と着眼点がすべて。
部活におけるマネージャと、経営におけるマネージャは、本来同義のはずなのに全く違うものだと認識している人が多いと思います。
そういう意味で、着眼点はとても面白いと思いました。

ただ、小説としては非常に残念。本当にマネジメントに興味を持たせるタメだけに存在していると思います。
表紙から下手にライトノベルのようなものを想像して読むとがっかりさせられます。
もし、ドラッカーの『マネジメント』に興味があってこの本に手を出すなら、最初から『マネジメント』またはそのエッセンシャル版を読んだ方がいいのではないでしょうか。

この本を読んで『マネジメント』に興味を持ったという意味では、僕にしてみれば意義はあったとは思ってはいるんですけどね。。。

高校野球部の「顧客」って誰なのか、分かりますか?
ドラッカーのマネジメント論において、もっとも重要な概念のひとつが「顧客」である。
さて、では高校の野球部の顧客とは誰か?

これは難しい。
野球部のように、非営利で伝統的、なんとなく親睦団体的でもあるような組織に「顧客」なんてもんがあるんだろうか?
少々ドラッカーをかじったくらいの評者には、ちょっと見当もつかなかった。

もちろん本書の中で明快に説明されるのではあるが、そのプロセスで主人公が悩むところなど、ドラッカーの基本概念の理解に非常に役に立つばかりでなく、ミステリを読むような知的興奮を感じた。小説としても良くできているのである。(ただし見事な解説をしてくれるのが高校生というのところは「をいをい」とちょっと言いたくなったのではありますが。わしゃ高校生以下か(笑)。)

ドラマのクライマックスで、「マネジメント」における「成果」の考え方が深くストーリーと絡む。このあたり、筆者の「ドラッカー愛」を感じるところである。単にライトノベルでドラッカー入門書書いてみました、というものではない。ドラッカー研究の専門家たちに本書が深い感銘をを与えているのも、そのあたりに原因がありそうだ。今年のドラッカー学会の話題をさらっていた本である。

表紙はともかく内容はマネジメント入門書としてよくできています
高校野球の女子マネジャーが、ドラッガーの「マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版]」を読んで、ドラッガーのいうマネジメントを実践していくという内容です。
個人的にドラッガーの著書は抽象的な書き方をしているので、内容を理解するためには、一旦、自分の仕事に置き換えたらどうなるかを常に考える必要があると思います。
本書は、高校野球の女子マネだったら、どうなるかを実践しています。
ドラッガー自身はマネジメントを企業経営に閉じるものではないと言っているので、高校野球部という非営利の組織を題材に選んでいるのは的を得ているのかも?

読んでいて興味深いのは、部員のやる気を引こ起こすために、キャプテンやスタメンの選出をやっている箇所。マネジメントの視点で見ると、野球でやっていることも人材活用なんだな〜。当たり前だけど、目から鱗。

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阪急電車

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阪急電車

有川さんの最高傑作、出ました!
今津線は、路線全ての距離をあわせても10キロに満たない、
阪急電鉄の中でも短い路線。そのわずか9,3キロ、時間にして
15分にも満たない路線を舞台に、駅ごとに繰り広げられる人間ドラマを
連作短編形式で描いた1冊。
失恋した女性の壮絶な仇討ち、祖母と孫と愛犬の繰り広げる対等な関係、
恐怖によって彼に支配されている女子大生、地方出身の大学生カップル、
図書館で見かける同じ本を選んでる好みのタイプの女性…さまざまな
どこにでもいそうな人たちが、この電車で偶然出会ってつむぐ物語は
数珠繋ぎのように連なっていく。まるで電車の車両同士のように。
「レインツリーの国」などで発揮された、甘くて切なくて可愛らしい
恋愛モノをコテコテに、なおかつ爽やかに素直に描くセンスは健在。
悪役(に相当する主人公たちに不利益をもたらす人たち)がちょっと
類型的すぎるのが残念な気もするけれど、物語を紡いでいく可愛くて
優しくて素直な人たちの魅力を堪能すればお釣りが来るというものだ。

列車という限定された場所と時間を上手に生かしきった、舞台劇のような
密度の濃くて楽しい1冊。

書きたいものを書く潔さ
関西の私鉄「阪急電鉄」を舞台にした全16編の連作短編集。

本屋で見かけた時には思わず「おぉ!」と声を上げてしまった。
まさか関西を離れて阪急電車の文字を見るとは思わなかった。しかも有川浩の小説。

阪急電車と言えば、普通は神戸・三宮と大阪・梅田をつなぐ神戸線が最もメジャーとなる。
私が神戸に居たころ最も使っていた神戸線はほとんど出てこないが、舞台となる阪急今津線には懐かしい思い出がいっぱい。
作中で紡がれる自然な関西弁も情景が思い浮かびます。

見事なつながりを見せる連作短編は、電車という限られた空間の中で輝きを放っていた。

他のレビュアの方が素晴らしいレビューを書いてくれているので、私は少し違う目線で。
可愛らしい表紙デザインも非常に好感を持てるが、個人的に嬉しかったのはカバーを外した時に見える本体カバーの色。
阪急のカラー、マルーンですよね!懐かしいなあ。
カバー最初と最後は作中のスケッチと思われる絵。
遊び心が利いた、非常に魅力的な一冊です。

恐らく、阪急電車に、しかも今津線に惹かれて本書を手に取る人は少ないように思える。
しかし、ひとたび読み進めれば、たとえ阪急電車に馴染みがなくとも物語に引き込まれるはず。
愛する地元の風景を魅力的に描ききってくれたその筆致に感嘆を覚えるとともに、書きたいものを書く。その潔さに敬意を表したい。
今年も早速素晴らしい小説に出会えました。

「下らない男ね。やめておけば?苦労するわよ。―はい、別れるだけでも一苦労でした。でも、頑張って別れてよかったです。ありがとう、おばあさん。 もし、もう一度あの老婦人に会えるならそう言いたかった。中学のときに叱られたあの老人にも、今会えるならきっと今度はお礼が言えるだろう」本文127ページより


電車女?
個人的には不幸な恋愛から立ち直ってゆく女子大生の周辺の話がすごく良かったです。あと鉄道を使う人にとっての日常が自然に描かれてる舞台設定も好きでした。鉄道マニア的な愛し方でなくても、車窓にお気に入りの景色が一つある、って愛着の持ち方もありですよね。

ただこの作者の強みでもあるんですが、女性の描き方がちょっと濃いい。辛辣でありベタ甘でありという起伏の激しさに、男性読者としては(そもそも男が読むこと想定されてるか謎ですが・笑)取り残される場面も多少あります。

電車の中での、凝縮された人間模様♪
16の短編から構成されている話だが、登場する人たちが微妙にリンクして
いるのが面白かった。それぞれにそれぞれの人生を抱えているのだが、電車の
中で知り合った人の何気ないひと言で、その後の人生の方向を変えようと
する人もいる。ある人の人生を変えた人、その人が今度は電車に乗り合わせた
別の人から、思わぬアドバイスを受けることもある。人生は持ちつ持たれつ。
電車という限られた空間、限られた時間の中で繰り広げられる人生ドラマ。
その凝縮度がとてもいい。また、登場する人たちみんなが、前向きで生きて
いこうとするその姿も、とてもいい。読後もさわやかな心地よさが残る。
何度でも読み返したくなる作品だ。


物語の冒頭は、車窓から見える「生」の文字の話題から始まり、そして、この話題で幕を閉じる。
この話題も含めて、展開される悲喜交々の話題は、どれも未来志向だ。

いくつかの駅に停車してゆく間に、数人の登場人物が、繰り返し登場して、物語を展開する。
この様な、いくつかの物語が、同時進行している感覚は、私は好きだ。

受験、出会い、別れ、初体験、車中での大恥、などなど、話題の方向は色々だが、
どれ一つとして、後ろ向きの話題はなく、どれも心地良い爽快感を伴う。

ところで、私は本はぶっ通しで読む方で、中程度の長編なら6〜7時間で読了する。
しかし、本書は、ページ数の関係もあるが、3時間余りで読んでしまった。
名残惜しくも、もっと読み続けたい気分だが、電車は終点に達してしまった。

この地は、近年に、阪神淡路大震災を経験した。
まだ、完全には傷は癒えていないが、「生」という文字に、希望を託したい。


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