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羊と鋼の森

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ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)

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舟を編む

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ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

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ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

淡々としている
淡々と流れていくような感じ。
こういう表現は、そこに広がる世界を趣深く想像させてくれるし、
露骨な性描写に対する不快感を和らげてくれたりするけれど、
この作品のテーマとして謳われているような喪失感を表せているのかと考えると疑問が残る。

淡々とした喪失感は、虚無的な印象にならざるを得ず、
絶望や葛藤など、喪失感に付随する感情の起伏というものが表現しきれていない印象があるので、どうしても物足りなさがある。

現実の喪失感というのはもっと壮絶なものであり、受け入れがたいもの。
そういったものを諦観的に受け入れて淡々と物語ると言うのは、
青年期である主人公の心理としては、やはりしっくりこない。

これが村上春樹の世界観なのだと言われれば、それまでだが。

忘れていた感性
今まで村上春樹の作品を読んだことがなかったのですが、今回、カナダ人の友人に勧められ読んでみました。ビートルズの曲と物語の回想シーンとが見事に状況をとらえ、何回も読みたくなる本です。ストレートな文章から、忘れていたとてもデリケートな感性が呼び起されるような気がしました。

恋愛ファンタジー
村上春樹さんの作品で、はじめて読んだのがこのノルウェイの森です。悲しい話なのですが、どこかファンタジーな感じもします。この作品が相当面白かったので、しばらく村上春樹さんの作品を読みあさりました。その結果、ノルウェイの森が、一番面白かったです。

生と性、そして死の観察者たる「僕」
「幽霊」のように「存在感」がなく、この世を
たゆたく「僕」を通して、1970年代の学生のライフスタイルを
舞台装置に、生と性、死を描いた下巻です。

読み手によって、千差万別な解釈と評価がでることは必死な作品ですが、
この作品が、私の村上春樹氏デビューとなりました。

存在感のない「僕」、生きる目的も死ぬ意味もみいだせず、性に執着すること
もない「僕」の目の前を通り過ぎていくさまざまな人々。
とても、生き生きと生きているとは言いがたい「僕」と、彼らの、
思念を流れるままに、オートグラフしたかのような形式が、とめどない言葉の
ストリーミングとなって読者の前を通り過ぎます。

斬新な手法と、一見恋愛を描いたようなストーリーですが、深読みすれば
するほど、カフカ的な小説に見えなくもない。

「僕」ワタナベの過去の抜け殻を記憶に残すための、直子とキヅキ。
それに対して、今の「僕」の記憶をとどめるために存在する「緑」と「永沢」先輩。
過去と今をつなぐ「レイコ」さん。

自分の肉体と精神では、満足に生を生きられない、かわいそうな「僕」を
通して、過去の中の「過去と現在、そして未来」を回顧する、斬新な手法の本作品
は、言葉の嵐にどっぷりとつかって、現代の小説の洗礼をたっぷりと受けるに
ふさわしい、おもしろくも虚無的な作品でした。

心が動きました
心が動きました。

純愛の物語と言うよりも、喪失の物語と言えると思います。 

物語を通じて緑の存在が救いです。
緑の生命力が、主人公・僕の生きる力になっていると思います。

本当に大きな喪失は、時間と共に解決していくしかない。
どんなに心にポッカリと穴が開いても、記憶はいつか遠ざかっていきます。
記憶が遠ざかっていく事実におののきながらも、人は生きていける。

ポッカリと開いた穴に飲み込まれないように支えてくれる存在がいてくれること。
こんなに素敵なことはないと思います。

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プリンセス・トヨトミ

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ついつい信じちゃう
大阪国って本当にあるんじゃないの!?って信じてしまいそうだし、信じたい!特に大阪国のルールが何か大阪っぽい人情溢れる方法で家族って良いと感じました。大人になると自分のオヤジと2人っきりで話すことなんてないですからね…

明日、空堀商店街に行ってみよう
京都・奈良に続く著者の伝奇(!?)小説の舞台は大阪 。それぞれの場所が持つ歴史的な背景を巧みに活かすスタイルを縦軸に、周囲との関係に悩む主人公的な少年(少女)と周りの友人と大人の繋がりを横糸に、荒唐無稽な「大阪の公然の秘密」を書き綴っていきます。私自身、幼い頃から本作の舞台・空堀商店街とその周辺の雰囲気に馴染んできたこともあってか、読み進める内に、嘗て自分の周りで起きた出来事のような既視感を感じてしまいました。『鴨川〜』や『鹿男〜』の舞台ほどメジャーではないですが、この小説の舞台を一度読まれた方に廻って見ることをお薦めします。『坂を抱いている』商店街や路地(ろじではなく「ろうじ」)を造る長屋達、そして「女の子になりたい」と少年が願掛けをした榎木の巳(みい)さんの祠まで。実際に歩いた上で、改めてこの小説を紐解けば、より愉しめると思います(すみません、思いっきり私情一杯のレヴューになってしまいました)。

はらはらドキドキ
いかにもありそうで、よく考えればありえない物語。
ひさびさに、こころ躍らせて、一日で一気に小説を読み切りました。
会計検査院や大阪の歴史も少し勉強できました。
空堀商店街周辺を散策してみたくなりました。


お好み焼きが食べたいーーーーっ
万城目さんの小説では、何気ない日常の中に、実は大きな仕掛けが隠されてており、歴史の陰で連綿と受け継がれている。それは、ホルモーというオニを鎮める儀式であったり、サンカクを用いた大ナマズを鎮める儀式であったり。仕掛けに支障が出るとおそらく日常生活もままならなくなるような、ばかばかしく見えるんだけれども実は偉大で壮大な仕掛けである。
三都物語勢揃いの大阪を舞台にしたこの物語では、仕掛けが大掛かり過ぎるのか、全体像が見えてくるまでに時間がかかる。主人公に対する暴力の描写も胸が痛い。しかし、三章以降、仕掛けが見えてき始めてから、俄然、面白くなる。そこからは本を置くことが難しくなった。
名前のことはほかのレビュアーさん達も書いているが、当人たちの知らぬ間に、歴史が繰り返されようとしている。そういう物語である。
たとえ名前の由来にぴんと来なくても、主人公大輔の父親の真田幸一のお好み焼き職人としての朴訥とした誠実さ、鬼の松平と異名をとる副長の容赦のない公正さなど、中年男性らの魅力が褪せることはない。両雄引けを取らぬいい男である。そして、女性たちは実に懐深く、大物である。
派手な演出があるわけでもないけれど、何かが大きく変化したわけでもないけれど、やっぱり奇想天外なんだよなぁ。じっくりと味わうような、静かな余韻が残る。
父から息子へ、母から娘へ。数百年間、受け継がれたのは、仕掛けの秘密ではない。秘密に託された気持ちである。その点、親の老いを感じ始めた世代にこそ、お勧めしたい。

いつもの「あったらいいな」の魅力が…
本屋さんで好きな作家の新刊を見つけたときの喜びはたまりません。またその本が分厚いと、うれしさ倍増です。ただし今回はちょっと期待を裏切られてしまいました。他の方も書いておられますが、自分もこれまでの作品のようなグイグイと読者を惹きつける魅力があまり感じられませんでした。話のスケールが大きくなったからか、細かい設定に気を遣いすぎなのか、はっきり言ってテンポが良くありません。
そしてこの作者の最大の魅力とも言えるファンタジーの要素ですが、「京の町にオニがいたら…」「鹿がしゃべったら…」という、もしかしたら本当にあるかも、あったらいいな、と楽しい気分にさせてくれるところが少なかったです。自分が大阪城に向かうところを想像してみても、いまいち感情移入できません。なんだか悪いことばかり書いてしまいましたが、また次の新刊を楽しみに待ちたいと思います。

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ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

目に見えないもの
10代だった発売当初に友人にすすめらたけれど読まなかった本。何年も経って読んでみて、あぁ友人はこうゆう内容を読んでいてたぶんこう感じとっていたのかなぁと思いを巡らせながら、しみじみ自身もいろいろ感じとりました。そして、もう一度読んでみようかなと思っていたところ。レビューをみていたら、めちゃくちゃ批判している方がいて非常にビックリしてしまいました。文章そのもの自体からしか読み取れなかったり表面でしか物事をみれなかったりする性質の方にはつまらない本なのかなと思います。目に見えない大切なものを、読者自身で感じとることを楽しむ本または感じとる感性を育てたり磨くのを楽しむ本だと思います。この本の意味がわからない方は感性がまだ低いか乏しいか、自分中心にしか物事をみれない方だと思いました。心豊かに成長したい方または他人の心を理解できるように成長したい方におすすめで、人の心理の勉強の1つになるのではと思います。人それぞれ読む時期それぞれで感じとるものは違うと思います。今現在の世の中の悲しさの原因の一つを理解するのにも役立つかもしれません。

この作品のどこがいいのかわかりません
どこがいいのか全くわかりません。
話は即物的で御都合主義で、
そもそもどうして自殺者が4人も必要なのでしょうか?
作品の作りというか構成力が弱すぎます。
そして村上氏いつもの文章のきらめきもありません。
結局は何が言いたかったのでしょうか?
読むだけ時間の無駄だと思います。


SEX無しに青春の機微は語れないのかな
セフレには執拗なほど気を遣い、彼女を自分の人生の一部だと捉え
すべてを投げ打ってでも幸せにしてやろうと努める反面。
命の恩人の漁師(野垂れ死に寸前のところを救ってもらい、小遣いまでもらっています)
のことは歯牙にもかけない、あまつさえぞんざいに扱う二十歳手前の男の話。

まず何よりも、おそろしく平淡。
恋愛の機微だとか誰々と寝たとか人の生死とか、作中のすべてが無感情な文体で綴られている。
そのためにほどよい喪失感が物語の随所で感じられるのですが、
文体に拠る世界観の醸し方がなんとも安易だなと思わずにはいられませんですよ。

内容も薄いです。が、非常に楽々と読めてしまうので通勤通学時などの時間潰しにはもってこいでしょう。
下巻→上巻と読んでみてもおもしろいでしょうね。

一つになれない心と体
本作が爆発的な反響を呼んだのは、もう20年も昔のこと。
当時私は小学生。
「はなきんデータランド」などのテレビ番組のランキングでは、毎週毎週「ノルウェイの森」が登場し、
知らず知らずのうちにこのタイトルが記憶に刷り込まれてしまった気がします。
私もこの小説の主人公たちと同じ年代になった頃、一度読破したことがありました。
しかし強い印象を得ることはなく、露骨な性描写に年齢なりの興味を惹かれた程度に過ぎませんでした。

今30を超える年齢になって見て、自分の20代を冷静に振り返れるようになった時、淡々とした文体の中に潜む示唆に気づくようになりました。
幼いころから不可分の関係を気づいてきた直子とキズキの二人。
何かたり足りないまま成長してきた二人の心は、大人になるにつけ無残に破壊されてゆきます。
性行為を行おうとしても、肉体的な準備ができない直子。そこには「心」と「体」の存在への問いがあるのです。
キズキを失った後、なぜ一度だけ彼女の体が主人公を受け入れ、求めることができたのか。
それを考えることが、本作の大きな鍵となるのではないでしょうか。

どの女性の言葉も「〜なのよ」と終わり、全体的に台詞がやや説明的に過ぎるきらいがあります。
故に主人公の態度としてはやや受動的にならざるを得ず、こういった面にイライラを感じる人もあるでしょう。
練りこまれた比喩が鼻について仕方ないという人もいるでしょう、
このあたり本作は春樹作品の典型と言ってよく、やはり好き嫌いの分かれる作品かと思います。
正直言えば私も文体はあまり好きではないですが、それをおいても読ませるものはあるはずです。

ビートルズのNorwegian Wood は「ノルウェー製の木」って意味なんですよ。
村上春樹には狂信的なファンが多くいるらしい。なにがそんなに人を引きつけるのか、少なくともこの小説を読んだだけではわかりませんでした。フーン、それで?って感じ。やはり、若いうちに読まないとダメなんですかね。ちなみにビートルズのNorwegian Wood (This Bird Has Flown) は「ノルウェーの森」と訳されていますが、誤訳です。間違いが日本での曲名になってしまったので、しょうがなく使っているのでしょうが、あまり曲への思い込みは、村上さんにはないようですね。

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