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アイアムアヒーロー 4 (ビッグコミックス)

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アイアムアヒーロー 4 (ビッグコミックス)

樹海編は、今後の加速への中休みというところか
全巻までの町を脱出するまでのスリルに比べると、この巻は若干インパクトが弱めに
見えますが、どんな音楽も映画も漫画も次のピークに向けては必ず谷があるものです。

主人公のダメなのかダメじゃないのかわからないところと、ゾンビの怖さ(最近見た中では
一番怖い絵だと思います)、女学生のくったくのなさが、何ともすべてかみ合わないところも
この漫画の何とも言えない味わいです。

これから本気の怖さがまっています。読者もちょっと休みましょう。

かっこ悪さの中に光るかっこ良さ!
ゾンビものの醍醐味といえば、世界がご破算になっていく中で好き勝手やることができるというシチュエーションです。
映画でいうなら、ジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」でのデパートで豪遊とか、銃を手に大暴れといった爽快さですね。

このアイアムアヒーローではそういった分かりやすい爽快感は微塵も登場しません。
ですが、この4巻ではちらりと爽快な描写があったりします。

英雄はいわゆる花沢漫画の主人公らしい、男としては下層に位置する冴えない奴です。
きっとこれまでの人生で、ヤンキーなどと対等に渡り合ったことなどないでしょうし、女の子を身をていして守ったこともないでしょう。

しかし、この4巻では、見るからに柄の悪い連中が拳銃を向けてヒロミを奪おうとします。
普通ならヘラヘラして譲ってしまうであろう英雄ですが、今は非常時。
「拳銃なんて日本で手に入るわけないだろ! それはおもちゃだ!」と本物の銃を持つ身として啖呵を切り、『本物』を彼らに対して構えます。

おもちゃを構えるヤンキーと、本物のショットガンを構える冴えない男。

このシーンは実は最高に爽快なワンシーンではないかと思いましたね。
絶対に勝てない、対等に渡り合えない存在のヤンキー相手に、非常時だからこそ本物の銃を向けて圧倒的な優位に立ったわけですから。

この漫画はこういう細かい描写が良い味を出していると思いますね。
今までで個人的には一番面白い巻だと感じました。これからもずっと経過を見守っていきたいシリーズです。

肉眼で見る世界
アイアムを評するにあたって「リアリティがある」と言うほどチープに聞こえてしまう
それはほとんどの人がそのリアリティの正体を正確に掴めていないからだろうと思う

これは画面構成に関する勝手な仮説ですが
花沢先生は読者に、肉眼で見た状態を伝えたいのではないかと思います
同じ様な景色と画面の繰り返しや、効果線等で迫力を水増ししない事など
「貴方がここに居て、貴方の眼で見たらこんなだよ」という意図を感じました
雰囲気マンガだの冗長だの言われてしまう理由が此処にあると思います
好き嫌いは別としても貴重な表現方法です 貫いてほしい

心理面に関しては私の分を越えておりますので控えさせて頂きます

状況の分からないところがまた怖い
こういう状況にありながら警察や軍には助けて貰えそうにない。頼りになるのは主人公の銃くらいだけど肝心なところで撃ち損ないそうな気もするし(笑)、とにかくヒロインが可哀相で応援したくなる。
ずっと主人公とヒロインの視点だけで話が進むので、実際こんな事態が起きたらこんな風になるんだろうなというリアルさとともに、自分達の置かれている状況が全く分からない不安感がまた怖い。
でも、そろそろ情報出してくれないと何でこんなことになってるのか気になってしょうがないです。早く5巻出て欲しい!

このままリアル路線で突っ走ってほしい
作者の他の作品は知らないが、ディフォルメされない造形描写と
「日常にゾンビが溢れたら…」という中学生の妄想のような設定に惹かれて4巻まで一気読み。
変貌する日常を冷静に描きつつ、どこか生き辛さを背負おう登場人物もリアルで魅力的。
特に西武池袋線沿線住まいの人は、パニくる入間市駅は必見!

3巻まで急速に話が進んだが、4巻にきて少し失速。
しかし、非常時の人間の恐さをさらりと見せたり、
国内で最もひとけの少ないであろう樹海ですら危険であったりと、
安全地帯はないの!?と今後の行く末を大いに案じさせる重要な巻。
このままの調子でリアルに描ききってほしい。

帯の『今、一番続きが気になる漫画。』(高橋 留美子談)は正しい!

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PLUTO 8 (ビッグコミックス)

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風呂敷を広げすぎ
伏線を張るだけ張り、構想を広げまくったあげくに、尻切れトンボの乱発と、説明的なせりふで終わったことにしています。

最近出た同作者のマンガ、BILLY BATの単行本28ページの、劇中マンガ作者の苦悩を連想します。

「いくらなんでも、この結末はないんじゃないか?」

そういえば、20世紀少年も、そんな感じですよね。

それでも星2つなのは、人物の絵がうまいのと、局所的な描写は上手だと思うから。

メカの絵と、ストーリーの大きな流れの作りは、全然ダメだと思います。


楽しめました
漫画はほとんど読まないのですが、これは新聞の書評欄で褒めていたので(ノース2号のあたり)読み始めました。こんなに何年もかかるものだとは知りませんでしたが、やっと完結して内容にも満足です。前巻までに語られた謎のうち、いくつかは予想通りでしたが、全体の展開は予想もできず、期待以上に楽しめました。ただし、この巻を読んで新たに疑問が出て来てしまいました。誰か教えて。1アブラーの人工知能を誰が抜き取ったの?2ボラーは何であんな変なカッコなの?3最後のシーンはアトムの「頼み」なんでしょうが、アトムあるいは他の仲間のロボットとクマの接点が何も語られていなかったのになぜこうなるのでしょう?



手塚治虫の遺志
浦沢氏のことなので最初は20巻くらいまでいっちゃうのか?
と思っていましたが今回の8巻で無事完結(笑)

最初の数巻を読んだ頃この作品最後はどう収拾していくのだろうかと少々心配していましたが、

さすが浦沢さん。

スリリングな展開の中に原作の手塚氏の平和に対する祈り、遺志をきっちり折り込んで感動的なラストに仕上がっています。
長さもこれぐらいがちょうど良かったです。

もっと手塚作品をリメイク、リモデルしてほしいと思うのは贅沢な望みでしょうか。


安かった!
本の裏には、590円+税とありましたが、550円で定価よりもお安く購入できました。

祈り
とにかくページをめくる手を止められない。そんな作品が書けるだけで素晴らしいことですが、他者への愛の尊さ、平和への祈りが感じられる第一級の作品です。手塚作品の再構築ということでよりメッセージが明確に押しだされているので、その点が少し過剰に感じられる人もいるのかもしれません。けれどこれだけのレベルの作品には素直に拍手を送りたい、送るべきだと思います。浦沢さんの今後の作品がまた楽しみです。

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機動戦士ガンダム THE ORIGIN (19) ソロモン編・前 (角川コミックス・エース 80-22)
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チャンネルはそのまま! 1―HHTV北海道★テレビ (1) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

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なんでだろう
佐々木倫子さんの漫画が好きで迷わず手に取りました。
…が。天然系の主人公、TV局を題材にしたところなど面白い要素を持ち合わせているのに…何故かこの続きを見たいと思うようなストーリーではありませんでした。

とにかく笑えます♪
待ちに待った、佐々木さんの新刊♪期待を裏切ることなく、大笑いです。電車の中とかで読むと、怪しい人になってしまうので、お家にもどってから、じっくりと読んでください。



ドタバタ報道コメディ
北海道のローカルTV局に
「バカ枠」として採用された新人
雪丸花子22歳が巻き起こすドタバタ報道コメディ

バカゆえに 無謀なまでの行動力と
ありえない程の幸運を持ち合わせ
意外な結果を生み出してしまう彼女から
視聴者も私も ついつい目が離せなくなる

雪丸ではなく 有能な同期スタッフらが
主人公に据えられている回もあり
主観と客観の どちらからも
雪丸を観察できる構成になっている

原作付きではない佐々木作品を
久々に堪能できて嬉しい限りだ(^-^)

佐々木先生の自画像 シワが増えてきたなあ(笑

安定した面白さ
「動物のお医者さん」「おたんこナース」「Heaven?」に続く、佐々木倫子のコメディー漫画。ビッグコミックスピリッツに連載中の漫画の第一巻です。 
 今度の舞台はテレビ局。北海道の☆テレビというテレビ局に新規採用された、新人天然アナウンサーの雪丸華子が主人公。天然で「バカ枠」で採用されたとも噂される彼女の巻き起こすあり得ない事件の数々に巻き込まれる面々のドタバタコメディーが本書ですが、まずは一読しての感想は、「ものすごく安定感のあるギャグ漫画だなぁ」というもの。上記のようにたくさんのヒットギャグ漫画を生み出してきた佐々木サンだけに、もはや職人芸の世界で、きっちりと笑いをとってきますし、そのレベルはあいかわらず高いです。だからこちらも安心して読んでいけるし、それを裏切らないレベルの出来です。ので、減点要素はなし。
 普通に万人にお勧めです。
 強いて何か挙げるとすれば、巻末の作者本人ネタの漫画の自画像キャラが今までとちがって急におばさんキャラになっちゃったこと。いったいどうした心境の変化があったのでしょうか^^?

いつも
おたんこナースと同じ新人職業婦人のお話。主人公のお馬鹿さと業界の内側とで2度楽しめるところも同じ。

ほかのレビュアーも書かれているけど、自画像の老け顔にショック。「ペパミント・スパイ」から24年かぁ。

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20世紀少年―本格科学冒険漫画 (18) (ビッグコミックス)

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銃にギターで立ち向かう。
ロックは世界を変えられる、と言われていた時代があります。ベトナム戦争、ウッドストックのフリーコンサート、オハイオ大学学生集会。彼らの作った平和への主張は同時代の若者を動かし支え、連帯感を生み出すものとなりました。ロック・スターは若者の間でカリスマ化されていきました。深夜ラジオで誰かの耳に残った無名の音楽は、人から人へあっという間に伝播し巨大化していきます。そんなロックンロールへの思いがケンヂ登場のバックグラウンドにあるのかな、と勝手な想像をいたしました。銃にギターで立ち向かう姿はかつて見たロックの英雄が重なります。18巻まで進みましたが、さらに物語は複雑化してゆきます。この作品にはどこまでもお付き合いさせていただきたいです。

好きですね
結構、長すぎるとか、テンポが遅いとか批判もあるようですが、私としてはこの18巻は好きですね。中国マフィアとタイマフィアのカンナに対する思いも涙もんですし、ふくべえの復讐の動機も明らかになってきたし、ストーリーとしての謎解きのキーとなる巻である思います。ただふと思いますがこのような作品は、初めはどの辺まで考えられているのでしょうね。この後は今までのような1970年が絡む、謎解きではなく、友達対カンナ+ケンヂ勢力のバトルとしてちょっとおもむきが変わってきそうですね。

なつかしさの尽きたあとにくるもの
本書がどうしてこれだけ衝撃性をもっているかをはじめて理解した。すでに退歩に向かっている日本の真実の姿がここに描かれているからだ。

当初はもしかするとレトロ趣味というか、見たことのない昭和40年代の「なつかしさ」を出すことがひとつの切り口であったのかもしれない。しかし、すでに物語は未来を描きながらもっともっと過去へとさかのぼり続けている。

本書のシリーズは、人口にしろ、経済力にしろ、技術開発にしろ、すでにピークをすぎて、100年前の世界へ退歩しつあるある現在の日本の心象風景をまさに具現化しているのだ。

15巻 169話「虹のこちら側」をエンディングにしても良かったのでは
話の進むぺースが遅く、テンポが悪い。キャラクターが弱い、魅力に欠ける。★3

最近の中では話が一つ進んだぞ!
ケンジは生きているのか?
ともだちの正体はいったい誰なのか?
今までの謎がいよいよ明らかとなる時が近づいてきた。
個人的にはオッチョにがんばって欲しい。カンナの笑顔が早くみたい。

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20世紀少年 ―本格科学冒険漫画 (19) ビッグコミックス

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主人公カムバック。
主人公が再び登場し、クライマックスが近づいてきた予感を誘います。胸が高鳴ってきました。終わって欲しくないドラマですが、謎を知りたいし、最後も見たい、そんな思いをしながら読み進めました。

浦沢自身が「ともだち」に近い
もう引き伸ばしにウンザリ。「殺し屋」は以前から好きだった。その再登場にも興奮した。なのに「あんたケンヂだろ?」と3回も同じ台詞を言ってた。はっきり言ってあまりの引き伸ばしぶり唖然とした。今まで読んだどんな漫画でも映画でも、「同じ舞台で同じ台詞を3回も言う」ってあっただろうか。で、その返答は「俺はケンヂだ」だけ。ドアップにすれば迫力が出ると思ってるのかも知れないが、みんな回答はとっくに知ってる訳だし。散々盛り上げて、実は大した落ちにならないのは、もうみんな気づいてる筈。モンちゃん、サダキヨ、殺し屋、万丈目、どれも重要人物の様だが、よく考えると何もして無い。いなくても大筋に関係ない。浦沢氏自身が「ともだち」の様な誇張をしている気がしてならない。最終巻では期待を裏切って欲しい、と切に望む。

ともだち・・・
この漫画は面白いです。本当に面白いです。

ただ、ここまで引き伸ばす必要があるのかどうか疑問が・・・。
ストーリーもだんだんマンネリ化というか、どっかで見た話がチラホラで・・・。(例えば、ケンヂが途中出てこなくなるのはAKIRAみたいだし、何巻かでは羅生門をそのまんまなぞったような話もあったりして)
全15、6巻位でもうちょっとコンパクトにまとめることもできたのでは・・・?と思うわけです。
主要な登場人物もかなり多いから、ちょっと間を空けて続きを読むと混乱しがち・・・。
まあ、何はともあれ面白いことに変わりはない。

この漫画は設定が複雑なので、コミックスが全巻そろってから一気読みする方いいと思います。

再び動き出した歯車
ついにあの人が帰ってきた!本当に嬉しい19巻。
この漫画は最初から読むことをオススメしますが、それも全ての物語がきっちり繋がっているからです。巻を進めるごとにからまった紐がほどけていき、見えてくる真実。
漫画を普段読まない人でも、ミステリーが好きなら必読です。
作品が訴えかけるメッセージを生で感じてみてください!

ケンヂはいままで何をしていたのか?
この長い長いストーリーもようやく終局にむかって動き始めたようだ。前々巻で衝撃的な再登場を遂げた本来の主人公とも言うべき男が復活後初めて自分を語る・・・。対するのは、初期の頃から“ともだち”側に居たロンゲの男(初期の巻を読み返してみると確かにこの男の名前は語られたことがない。これは当時からの伏線だったのか!?)。
あまりにも変容を遂げてしまった世界は、もう予想の範囲外であるが、ともだち暦以降閉塞感のあるこの物語がようやく動き出したことがうれしい。
まだまだ伏線もたくさん、最大の謎、「ともだち」の正体も全く予想がつかない・・・

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新たな謎。
生き返ったともだちは一体誰なのか?最後の決戦に挑む秘密基地のメンバー。遠藤キリコがようやく姿を見せます。彼女の話で、もつれた糸が少し解けます。それでもまだ完全に解明できません。ヤン坊マー坊も姿を現し21世紀を生きる20世紀少年が顔を揃えます。彼らと共に進むしかないです。

昭和40年代の子供たちを描いた秀作
最近、よく、「2:6:2の法則」というものを耳にする。
「どんな優秀な人たちでも、どんな低俗な人たちでも、人間が集団を構成すると、『優秀者2割、普通人6割、落伍者2割』というものになる」というあれである。
これは、子供の世界にも、厳然として存在する。いや、少なくとも、この物語の原点である昭和40年代の子供社会には存在していたと言って良いだろうか。
(その意味では、子供社会とは、微妙な階級社会であり、我々、昭和40年代に子供時代を送った者たちは、何だかんだ言っても、今でも、それを引きずっているのかもしれない。「あいつは、昔から、出来るやつだったんだから・・・」とか、「あいつは、元々は、そんなに大したやつじゃなかったんだ」とか言うのがそれであろうか。)

これを、この物語の登場人物に置き換えてみると、オッチョや山根は「上」、ドンキーやサダキヨは「下」の階級に属するのであろうが、その意味では、主人公・ケンヂは本来、この物語が始まった時点では、「中」に位置する人ではなかったか?
それが、いつの間にか、ケンジがオッチョと並び称されるほどの「上」の人となっていることにだけは、大いに違和感を感じるところであるし、少なからず、興をそがれる気がする部分でもある。


めくるめく・・
まず、1巻から18巻までまとめて読みました。それはそれはもう、何とゆうか・・めくるめく幸せな時間でした。途中、ローマ法王のエピソードのあたりから少々だれてきましたが、一気に読ませてしまう力は相当のモノだと思います。
で、20巻。正直、この展開は一巻毎に集めているファンにはキツイ・・!週間で読むなら尚更。無理に引き伸ばしていると指摘されても仕方ない感じ。
記憶の奥底にあった出来事・人物を引っ張り出してきてどうの・・とゆうパターンは、いい加減どうなの??とゆう感じです。
ケンヂの登場で"ウッドストックもありかな"と思ってましたが、実際そうなりそうですね。是非、ハデに花火を打ち上げてもらいたいです。
新ともだちは理科室に関係していたメンバーの誰かではないでしょうか?
フクベエが首を吊る真似を見せた場面、フクベエがヤマネ君に撃たれた場面、あの前後にまだ"嘘"があるような気がします。

あぁぁーー
もう、続きが気になって仕方ない!!
フクベエがともだちではない・・・じゃぁ今のともだちは一体誰なのだ?
かなり久々に登場した、ヤンボーとマーボー兄弟。
いよいよ最終決戦となるのでしょうか?
全く先が読めません。頭の中がこんがらがって、1巻からまた読み直し、フクベエではないともだちを今、探しまくってる状態です。
どいつもこいつも怪しく見えて来るし・・・。
途中ややマンネリ化しつつもありましたが、やっぱり面白いです。

さてどうする・・
引っ張りに引っ張ってきた今作、流石に締めの段階でしょう。

ここに来て新たな謎と新たな真相、そして数多くの登場人物とそれぞれに付随するストーリー、これをどうやって消化しまとめ上げ、結末へと導くのか。

ここ二・三巻の冗長的な展開は浦沢氏の狙いだと期待する。

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20世紀少年―本格科学冒険漫画 (16) (ビッグコミックス)

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ともだちの秘密
ともだちの秘めた謎が遂に解き明かされてゆきます。新たな謎を加えて・・・。そして2015年の世界も、すっかり変わりはてていました。時間を揺り戻したような世界が出現しています。ここに到っても先が読めません。これから一体どうなってゆくのか。この作品への思い入れは深まってゆくばかりです。

いつか必ず、、。
ここまではカンナ達が反撃を誓いながらさらに新しい味方も現れたにもかかわらず何ら「ともだち」にたいしたダメージは与えられず(ともだち は死んだながらも、、、)圧倒され続けあげくは法王暗殺計画は「遂行」され、「世界大統領」の予言も真実になってしまった。

相変わらず浦沢先生は過去・現在・未来をつなげるのが上手い。あんなケンヂ達の子供時代の回想を何ら違和感もなく現在の人物達の思考・行動のなかに挿入させかつ未来にまで持っていくその方法はただの絵と台詞だけのマンガというジャンルでくくれない「小説マンガ」と言っていいほど読み手を世界に入り込ませくれます。先が読めない!1章終わるごとに話が加速していく!

今度こそ地下に潜ったカンナ達に「ともだち暦」になってしまった世界を救えるのか、、、!?果たして「あの人」はどう動くのか!

友達
なんか・・・話引き伸ばし過ぎじゃありませんか・・・?
10巻辺りまでは展開も速くて、新刊が待ち遠しかったのですが・・・。
ストーリーは複雑になる一方だし、こんがらがってきちゃって・・・。
ただ言える事は、ラストがどうなるのか早く見たい!!それだけ。
これはいったい、どういうケリのつけ方をするのだろうか・・・?

またか・・・・
だらだらとした物語展開は変わらず、呼んでいて疲れる。

一度ならず二度までも・・
正確に言うと、前巻の終りで「世界は滅亡した」。2000年の「血の大みそか」の時と同じく、またしても著者は仰天の展開を提示する。しかもラストには謎のギター&スクーター男まで登場させ、本巻はまさに待ちにまった新展開の巻だ。
と、勢い込んで読み始めると、前半は1970年のストーリーに戻る。ただ従来の回想シーンが「ケンジ」側での回想だったのに対し、今回は「ともだち」の視点での回想だ・・。「ともだち」の記憶をたどらせた上で、やがて明らかになる「ともだち」の描く未来社会・・。
著者の手の中でうまいこともてあそばれているような気分になる本巻・・。そのドライブ感はたまらない・・・。

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ともだち暦。
遂に17巻に到達しました。時代は、西暦からともだち暦に変わっています。ウイルス感染のワクチンを巡り、人類は絶望の時代を迎えています。そこに、ある人物の痕跡が次第に鮮明になっていきます。それにしても、最高にスリリングになってまいりました。早く先を知りたいという思いが募ります。

妙な現実味を帯びてはいないか?
作者が意図しているか否かは不明だが、現在の日本を誇張した上で風刺しているように思えなくもない。カルト宗教の静かな台頭、政治への進出、対抗勢力の出現…なにか他人事、作り話ではないような空恐ろしさを感じる。確かに素晴らしい構成、展開ではあり、非常に楽しめるのだが、そこで留まってしまってよいのだろうか?考えすぎだろうか?

絶望はヒーローを生む。
「正義は死なないのだ」
表紙に書かれている、ケンジ少年の言葉。
「きっとやってくれる」
「彼は生きている」
と読者に思わせてくれるあたりがニクイね。

トモダチ暦が始まり、世の中はトモダチのなりの理想国家。警察は地球防衛軍、町並みは昭和、テレビ番組まで昔のもの。恐怖政治でなんとかやっているが、どこかしらほころびが生じ、荒れはじめている時代。ケンジの仲間が頑張って行こうってしてる。

このSFチックな設定だけ聞いてると、子供騙しなものと侮る輩もいるかもしれんが、
「大人のSF」
ですよ。節々に出てくる人間臭さ。人の弱さ、醜さをきちっと描くからこそ、ヒーローの美しさが大人の胸にも届くのさ。

丁寧な作品です。
一言でいえば「丁寧な作品」です。
そこらじゅうに伏線が張りまくりですが、今のところ一つとしてムダな伏線がありません。素晴らしい。展開も必然性があり、モンスターの時の様な、「そのシーンは本当に必要か?」というムダもありません。
やや丁寧すぎて冗長な感はありますが、それを上回る精緻な組立です。
なぜそのシーンなのか、なぜそのアイテムなのか、全部意味がある。いいですね。
後になって、「そういや、あのシーンで変なこと言ってたな」と膝を打つことも多いです。(2000年大晦日のときのビル屋上でのフクベエの台詞とか)
バーチャル世界の’ともだち’がなぜあのお面なのか、が分かった時は思わず唸りました。よくできてる。
「あのときの理科室で、彼は死に、そして生まれたんだ」という台詞も素晴らしい。それを明らかにする話がまた出てくるのでしょう。
この巻で一番気になった台詞は、「ガキの遊びに終わりなんかなぇよ」ですね。
18巻では多分、一気に話を纏めてくれるのではないでしょうか。
すばらしい。

変容する世界、様相を変える物語
「ともだち」の手により世界にばらまかれたウィルス。ワクチンを手に入れたのは万博開会式に出席していた人々だけ・・・。
オッチョの目を通して描かれる「ともだち暦」後のワクチンを巡り争う人々の姿は今までに無いくらい残酷で、戦慄を覚えずにはいられない。いままでのこのシリーズの中では描かれなかったような場面だ。テレビを通して監視されている社会はオーウェルの世界かのよう。
表紙の雰囲気とは裏腹に、独裁社会を描く本巻は陰鬱な雰囲気に覆われている。物語の変容ぶりに驚きながらも(これを第一巻の冒頭のシーンにどうつなげていくのか?)、全く予想できない今後の展開に、著者は今後どういう物語を描いていこうとしているのか・・・。興味がつきることはない。

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まだ終わりではないです。
ここまで来ても、まだ良くわかりません。最終巻までようやく辿りついたのですが、まだ話は続いています。少し凝り過ぎてしまったのかもしれません。この巻は、これまでに比べて、話の展開が速くなっています。納め切れなかったものが残ってしまったような印象です。面白いですけど。

あまりにセンシティブだったか?
無理やり終わらせてしまった感が強いが、作者の意図だったのだろうか?
終わらせざるを得なかった事情があったのではないだろうか?

ことの発端を小学生の思い出に帰する点で荒唐無稽という逃げ道を確保しながら、
新興宗教や既成宗教を問わず宗教に対する批判的メッセージを暗に発しているように
感じるのは私だけだろうか?

カトリックを含めて特定の宗教を登場させている点、タブーを冒していると指摘した人たちも
いただろう。

仏教を除く世界宗教の原理主義的な言説が、国際政治に大きな負の影響をもたらしている現在に、
漫画という大衆メディアを通じ、宗教を正面から取り上げた勇気をたたえたい。

昭和40年代の子供たちを描いた初めての作品。
最近、よく、「2:6:2の法則」というものを耳にする。
「どんな優秀な人たちでも、どんな低俗な人たちでも、人間が集団を構成すると、『優秀者2割、普通人6割、落伍者2割』というものになる」というあれである。
これは、子供の世界にも、厳然として存在する。いや、少なくとも、この物語の原点である昭和40年代の子供社会には存在していたと言って良いだろうか。
(その意味では、子供社会とは、微妙な階級社会であり、我々、昭和40年代に子供時代を送った者たちは、何だかんだ言っても、今でも、それを引きずっているのかもしれない。「あいつは、昔から、出来るやつだったんだから・・・」とか、「あいつは、元々は、そんなに大したやつじゃなかったんだ」とか言うのがそれであろうか。)

これを、この物語の登場人物に置き換えてみると、オッチョや山根は「上」、ドンキーやサダキヨは「下」の階級に属するのであろうが、その意味では、主人公・ケンヂは本来、この物語が始まった時点では、「中」に位置する人ではなかったか?
それが、いつの間にか、ケンジがオッチョと並び称されるほどの「上」の人となっていることにだけは、大いに違和感を感じるところであるし、少なからず、興をそがれる気がする部分でもある。


ともだちの正体への私見
ここまで読んで思うのは、秘密基地メンバーの一人のエピソードが明らかに抜け落ちていることです。
物語の発端になった「彼」
ケンジのもとにともだちマークの封入された手紙が届いたことから話が動き始めたと思うのですが・・・

彼とともだちグループとの関連はいまだ語られておりませんし、万博への思いが一番強かったのは、彼であるのは明らかです。
建物の屋上から落ちるという死因ですが、同じシチュエーションは後に「血のおおみそか」でフクベエによっても覆されています。
あの場所にいた13号は真相を知っていたはず、と考えると13号の超越的な言動にも繋がるのでは?
あの時点からフクベエの影になれる人物は唯一人・・・

と、私的考察を述べた上で最終章上下巻を購入します。
予想を裏切られることを期待して。

正直言って。
正直「モンスター」より納得いかないし世間で騒がれてるほど面白いと思わない。「マジで今の状況まで最初から考えてたのか?」と思われる後付設定多い気がしますし。ケンヂはともかくカンナはただウザイ女って以外感じません。主人公の「モンスター」のテンマの方が好感持てましたし、ヒロインも然りです。

ともだちがうんたらかんたら好き勝手なこと言ってますが、正直それもどーでもいいです。くだらなすぎて。自分は正直好きになれませんでした。

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ケンヂはこれでよかったのか・・・
最近、よく、「2:6:2の法則」というものを耳にする。
「どんな優秀な人たちでも、どんな低俗な人たちでも、人間が集団を構成すると、『優秀者2割、普通人6割、落伍者2割』というものになる」というあれである。
これは、子供の世界にも、厳然として存在する。いや、むしろ、子供の世界だからこそ、それは如実に存在するとも言えるだろう。少なくとも、この物語の原点である昭和40年代の子供社会には存在していたと言って良いだろうか。
(その意味では、子供社会とは、微妙な階級社会であり、我々、昭和40年代に子供時代を送った者たちは、何だかんだ言っても、今でも、それを引きずっているのかもしれない。「あいつは、昔から、出来るやつだったんだから・・・」とか、「あいつは、元々は、そんなに大したやつじゃなかったんだ」とか言うのがそれであろうか。)

これを、この物語の登場人物に置き換えてみると、オッチョや山根は「上」、ドンキーやサダキヨは「下」の階級に属するのであろうが、その意味では、主人公・ケンヂは本来、この物語が始まった時点では、「中」に位置する人ではなかったか?
それが、いつの間にか、ケンジがオッチョと並び称されるほどの「上」の人となっていることにだけは、大いに違和感を感じるところであるし、少なからず、興をそがれる気がする部分でもある。

謎は謎のまま、「しんよげんしょ」のクライマックスへ!?
まだまだ、謎は謎のまま...ではあるが、ケンヂの歌を流し続ける謎のDJが、誰かが解明されたり、徐々に謎が解明されてきています。
そして、「しんよげんしょ」に書かれているクライマックス!?に、物語が展開していく...。
ともだちは、誰かは、以前、謎のまま...続きが楽しみです!

結末が判ったら、また始めから読もうっと・・
浦沢氏については「MONSTER」からファンになった新参です。
この作品はフラッシュバックが多く、記憶力のあまり良くない僕には、ストーリが時々どっかで切れてしまうものの、
”とにかく次が早く知りたい”と思わせてくれる作りが見事であることはもちろん、何よりこの作品は”(読んで)浸っていることが心地よい”です。
全体感レビューになりますが、次巻がなかなか出ないこともあって書きたくなりました。

同世代の妻は、当初「絵がすきじゃない」と興味を示しませんでしたが、僕の知らない間に読み始め、今ではすっかり愛読者です。
そのきっかけは「大阪万博」、僕らが小6の夏。
これに行ったか行けなかったか、当時子供にとっては”世の中で一番大きな問題”でした。
これにまつわる登場人物達のそれぞれの思いは、僕らには本当によく分かります。
それが何かの動機となったしても、不思議とは思わないくらいに・・・。

僕は結末を知りませんが、最後まで行ったらまた初めから”浸りたい”と思います。

ラストへの‘序章’
ともだち は所詮、子供時代でいうところの「まねし」なのに世界をも掌握してしまった。カンナも歌舞伎町教会で誓ったあの日かから、そして何十年もオッチョ、ヨシツネ、ユキジらがともだち阻止を試みながらもまともにともだちの手にさえ触れられてはいない感じでついに21巻まで来てしまいました。しかもそのともだちはフクベエではなく誰!?今更ここでまた新しい人物を出すのは白々しいので個人的な意見では過去に登場した人物ではなかろうかと思ってますが、、。

ようやくケンヂが登場しはじめは正気なのかおかしくなってしまったのかすごく心配でしたがケンヂがケンヂらしくなりこれでともだちと「対等」に対決できると思いきやラストでまたもやともだちが先手を打ったかのような展開、、。何回も書きますがほんとうにあの人物、この人物をあちらこちらにという風に読者を驚かすように予想はしていない形で再度登場させ且つ話を一つの方向へと繋げる技はすばらしいです。思わず読んでいて「うわぁあっ」と声を出して驚くそんなシーンがいくつもありました。それに効果的な描写も言うことないですが台詞がとても丁寧に考えられてると思います。ゾッとさせられる時もあるし、笑える時、そしてホロリと感動する時も。

ヒーロものは毎回悪を倒し正義のヒーローが笑って終わり最終回はボスを倒し平和になる、、というのが当たり前。ケンヂの「正義は死なないのだ」という通りのラストになって欲しいです。

先が読めない展開
「YAWARA」「マスターキートン」「MONSTER」などの長編を世に送り出し、あまたの賞を受賞してきた浦沢直樹の作品。
 昭和40年代に少年時代を過ごした彼ならではの、レトロ感溢れた回想シーンと、1997年以降の近未来とが奇妙に融和する、近未来SF。
 少年たちの想像と妄想が、「ともだち」と呼ばれる謎の男の手によって、約30年のときを経て次々と実現してゆく。
 それを阻止するために立ち上がる元・少年たち…ケンヂ、ユキジ、オッチョ…。
 彼らの作り出した「よげんの書」の内容を知る「ともだち」とはだれなのか。「ともだち」の真の目的は何なのか。先の読めない意外な展開の連続と、緻密に張り巡らされた伏線の数々。
 そして何と言っても浦沢氏得意の「語り」…悪い奴だと思ってた人間に実は、意外な過去や、心情や、弱点があることを語らせて…「悪人」を憎めなくしてしまうこの手法。ストーリーテラーの腕前ここにきわまれり、という感じです。

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いまいち
おもしろくなかった。売ってしまいました。YAWARAやHAPPYの方が断然おもしろかった。

映画化効果
おい!おい!映画化効果でランキングが上がってきたな。
作者は最高に嬉しいはずだな。ただこの漫画は始めの方は
面白かったけど途中からつまんなくなって読むのを止めたね。
はっきり言って長すぎるんだな。だから飽きるんだな。
でも映画は俺の女が観に行きたがってるから観にいくぞ。
唐沢頼むぞ!けっこう期待してるぞ!GOODLUCK!!BABY!!

毎度、浦沢直樹特有の・・・
これまで同様、浦澤直樹特有の
広げた風呂敷は大きく、最後は尻すぼみ
を地でいく作品です。
とはいえ、最初はこれ以上ないってくらい面白いので
読んでみるのも良いかも。

映画の前に読む方へ
会社の先輩に勧められたのが切っ掛けで、1巻から18巻(だったかな?)まで、
発売と同時に購入してました。面白かったから。

でも中盤過ぎになると、話がこんがらがってきます。
「もうその辺でいいよ…!!」と思い、とうとうブックooへ…。

浦沢先生の漫画は好きですが、この作品は途中から(そこで話を広げない方が…)と、
思ってしまったのです。読んでいて、走り疲れたような感じがしてきました。

でも、ストーリー自体が悪い訳ではないので、今回の映画でどう観せてくれるのか
期待してます。

映画を観るつもりでこれから漫画を読む方、主人公に近い世代ほど、
走る距離が長いかもしれません。

ちょっとなぁ
序盤はすごく良いが、中盤から終盤はだらだらとなっている・・・・

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