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バガボンド(33) (モーニングKC)

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バガボンド(33) (モーニングKC)

剣豪 武蔵の葛藤が垣間見れます
スラムダンク世代の私としては、井上雄彦が描く
宮本武蔵の世界に興味深く、1巻から読んでいました。

創作の部分も多いでしょうが、武蔵の心の葛藤が
垣間見えるよい作品です。
あと一年、どんな終わり方になるのでしょうか。。

緩やかな展開
全巻と比較するとかなり展開は緩やかで、格闘シーンはないです。しかし、物語の流れとしては、もう武蔵は小次郎としか対峙していないわけですから
当然の結果だと思います。むしろ、小倉での小次郎がどのように過ごすのかが個人的に興味がわきます。ゴールが見えているようで見えていないような
とても静かな印象の巻です。嵐の前の静寂のような気がしました。

いよいよ武蔵と小次郎の闘いへ向けて
表紙の絵の武蔵が好きです。
厳しい闘いに身を置いてきた男が素直に内なる煩悩と向き合っている気がします。
自然体の中に緊迫感があっていい表情をしています。
佐々木小次郎の存在が「殺し合いの螺旋を降りる」ことをためらわせているのか、地をのたうつような武蔵の迷いは続きます。
一方小次郎は、最後30ページで小倉の町と、読者のハートを鷲掴み。
34巻が待ち遠しい。

終焉をめぐって
老成した又八がためらいながらも語り続ける。彼が聞き手らに伝えるのは、
小次郎との“再会”まで武蔵に残された空白の7年間。右足の癒えぬ傷を抱
えたまま、静寂の中での彼の剣の探求は続く。そんなとき、彼を召し抱えよう
とする細川家の追っ手から逃れ、武蔵がたどりついたのはある名もなき家族
の営む民家だった…。


冒頭に雄大な巌流島が登場し、物語が終幕を迎えようとしていることを告げる。
武蔵は未だ、「殺し合いの螺旋」への誘惑を断ち切れないでいる。そんな彼が
森で出会ったのは、当たり前の死と繰り返される生がある、ごく普通の人間た
ちの営みである。そんなありふれた日常、家族というものへ、彼の中に今まで
なかった憧憬の念が芽生える。

ところで、この作品が真に描こうとしているのは戦いなのだろうか。そうではない
のかもしれない。実はこのマンガが描こうとしているのは、「クリエイターとは何
か?」ではないだろうか。「百人以上斬り殺してきた」という武蔵をクリエイター
(創造主)と呼ぶのは憚れるがしかし、破壊と構築が表裏一体であるというのは、
芸術においては定石。そこでは何をしているかの差異はなく、破壊さえも結局は
創造に行き着く。

そう考えると、これまで幾度となく彼が繰り返してきた(読者によれば毛嫌いされ
るような)身体との観念的な対話は、例えば舞踏家やバレエダンサーのそれの
ようにも思えてくる。

負った足の傷が、武蔵と小次郎の運命を決定的に分かつ。底なしの才能を有し
ているかのような小次郎には未だ見えない自己の限界を、武蔵は肌で感じてい
るのだ。そんな中、同じこの作者が手がけたあの超有名漫画のある人の超有名
台詞と、ほとんど同じあのセリフが武蔵に投げかけられる。しかし、前回とはまっ
たく別の意味合いにおいて。

その点で、若者たちの成長を描いた前作とは異なり、この作品がある種の男
の引き際のようなものを描こうとしているじゃないだろうかと、勘ぐりたくなる。
軽やかでは決してないけど、重厚にして雄大。物語は終局へ着々と進んでいる。


終局への1手。まずは武蔵から。
「今年中に終わらせる」と聞いて、せいぜいあと2巻ぐらいだろうと思いきや、意外にもゆったりとした展開に驚きました。
そりゃそうですね。
今までずっと魂込めて描かれてきた2人の物語は、そう簡単には終わらせられません。
巌流島までの身辺整理、まずは武蔵からと言ったところ。
長いこと煩悶し続けた武蔵にとって剣を振る意味とは何なのか、既に前巻で答えはほぼ出ています。
だからこそ仏師一家の問い掛けに心を揺らすのは、ほんの僅か。
次回への導入部となる小次郎のエピソードを含め、爽やかな印象を残す巻でした。
今まで地を這うようにジリジリと進んできたこの物語にずっと付き合ってきた読者への、作者のプレゼントかも知れませんね。

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聖☆おにいさん(5) (モーニングKC)

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聖☆おにいさん(5) (モーニングKC)

やっぱり面白い
登場キャラクターも増えて相変わらずの面白さです。

素でぼけてるアナンダとイエスの噛み合わない会話が面白い。
大天使たちとブッダの弟子たちが会するとあぁなるのね(笑)
しっかり者のサーリプッタの口調がわやわやに…等々、天界人たちの魅力も満載です。

今から6巻の発売が待ち遠しくなる5巻です。

安心の壺を買っておけば安心です(笑)

迷走? 低空飛行
今までに比べるとギャグに光が無い気がします。

天人ネタが多いですね。

やはり、聖人を主人公にした漫画でストーリーを巡らせるのは難しいのでしょうか?

聖書のネタも私が見知った感じのモノで、
今までの、聖書ネタの様に関心させられることが無くて少し残念でした。

念願のユダっちが出てきたのには感激でした。
ひねくれてるけどどこか良いキャラしてます笑
天人達も多数出てくるのでとても楽しめると思います。
表紙が綺麗でした。

何世紀も越えてきた聖人達が
下界で超現代的な毎日を送っている。
そんなギャップがたまらなく面白い!それが聖☆おにいさんという漫画です。
今回の5巻ではぞっくぞくとキャラが登場します。
ブッダの息子のラーフラ、マーラー&ルシファーの悪魔コンビ、裏切り者のユダなど、ブッダとイエスの会話の中でしか登場しなかったキャラ達がついに下界へやってきます。
皆さん早速素晴らしい個性を発揮してくれていますよ!
アナンダさん…ちょっとあなたお洒落すぎませんか(笑)
そして目上の人の家へ行くと必ずトイレで寝るというでラーフラ。ドトールのトイレには恐怖さえ感じたはずです…(笑)

この漫画にに出てくるキャラ達は本当に皆存在感があります。
個人的にはネトゲが大好きな現代っ子系ペトロ&アンデレ兄弟がツボすぎますw
あなた達本当にイエスの弟子ですか?と突っ込みたくなるくらい言葉遣いも今風で自由奔放ですw

さて、聖☆おにいさんも5巻まできましたが、まったくだれていませんね。今回もじゅうぶん笑えました★
6巻は12月発売との事ですが待ち遠しすぎます!

愛すべきキャラたちにニヤニヤ
 登場人物(人間じゃないことも多いけど)のキャラクターがますます明確になってきて、マンネリ気味のエピソードや、ほとんどストーリーらしきものがない小ネタばかりのエピソードですらも、読むほどに可笑し味が増している第5巻。今回のベストキャラは、堕天使ルシファーと悪魔マーラ、そしてブッダの愛馬であるカンタカ1号。イスカリオテのユダにもつい笑わせられてしまった。マンガには話がマンネリ化してつまらなくなるものと、話がマンネリ化することで逆にキャラクターの個性が際立って面白くなるものがある。このマンガは後者。今後もますますマンネリ化をきわめて欲しい。

癒されます。
最近一番癒される漫画です。
程よい力の抜け具合と笑いがとても心地いい。


この巻ではサブキャラ達が個性を大爆発させてます。

聖人コンビのバカンスはまだまだ終わりそうにありません。


個人的にマーラさんがツボでした。
このヒト、なんでこんなに可愛いんだか!

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BILLY BAT(3) (モーニングKC)

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BILLY BAT(3) (モーニングKC)

なにが描きたいのかわからない
三巻まで読んでも、思わせぶりなばかりでなにが描きたいのかわからない。コウモリの巻物は意志を持った予言書で、終戦直後の日本を舞台に米軍情報部がこのコウモリ巻物を狙っているということでいいのかなあ…? なんかよくわかんないな。『MONSTER』や『20世紀少年』のほうが面白かったよなあ。

繋がっていくストーリー
2巻で膨らみはじめたストーリーに困惑し、3巻でストーリーの骨組みが見えてきました。
これからどの様に繋がっていくのか楽しみです。
3巻は忍者の話がメインです。
浦沢直樹の描く普通の歴史漫画も読んでみたいなと思いました
これから面白くなっていくことでしょう。

見えない〜
とうとう3巻まで来ましたが、話が広がりつつも情報が断片的で、さっぱり全体像が見えません。
わたしの理解力の問題なのか〜!?
いったいこれは何!?という展開というか、ひっぱり方にはひきつけられますが、
この先どうなっていくのか、3巻まで来てもさっぱり見えてきません〜。
前の巻からもう一度読み直してみようかしら。
最後まで読んだら「これはこういう意味だったのか!!」とすっきりするのかしら。
あっと驚く展開(伏線のつながり)、楽しみにしています。


脱線がすぎる
 ストーリーが緻密に積み上げられたケヴィン編に比べると、大雑把なアクションと友情・人情の忍者編(百地武芸帖)。ストーリー上、一冊まるまる忍者編を続ける意味があるのか無いのかわかりませんが、大方の読者が見たいのは本編の続きなんじゃないかと。
 伏線としてもたいした意味もなさそうだし、忍者編読み飛ばしちゃってもたぶんストーリーはわかりますよ。

 いちど長崎氏抜きで執筆されたらどうでしょう?

ちょっとね
この方の漫画は面白いは面白いですが、ここ最近はいい加減ワンパターンかなと思います。

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バガボンド 32 (モーニングKC)

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武蔵の成長
一刀斎と邂逅し、剣を交えることで、また一歩武蔵が成長します。
昔は濁流のようだった武蔵がだんだん澄んでいくような。
これからまた小次郎との再会があり、物語は終盤へ向かうのでしょうか。
それにしても、武蔵が一人の人間として苦悩し、
成長していく様の描き方は、マンガというより芸術ですね。
昔昔のお話なのに、ぐっと身近に感じます。その手腕のみごとさよ。

初心にこそ在る本心
 今巻は伊藤一刀斎との一戦を描いています。
宿命の関係ともいえる小次郎との出会いもたらした男。幼少期より誰よりも憧れた男。
武蔵にとって、そんな絶対的な存在であった人間を対しての武蔵はどう振る舞うのか。
 これが今巻の肝になっています。
 
 私は今巻の武蔵の胸中をこう感じました
 
天下無双という言葉に酔い、純粋にがむしゃらにそれを目指して送った少年時代。
武蔵はその時代を思い巡らしながら、少年時代のその姿勢を探究していく。そしてその先に見えたのが小次郎だった。
武蔵にあって小次郎に無いもの。それはこの世のしがらみなのかもしれない。
耳が聞こえない小次郎だからこそ、純粋な気持ちを保ち、刀を振り続けることが出来た。少年でいられた。
武蔵が「バガボンド」という自身の放浪を終え、過去を受け入れた時、その存在を「友」と呼ぶことができた。そして、それは小次郎に対して向けられた言葉だった。
これから語られる巌流島での二人の死合がどう描かれるかはわからない。ただ、お互いが「楽しい」という気持ちを抱いて刀を振ることだろう。まるでそれが竹馬の友と語らうかのように。




圧倒的・・・。
『武蔵と小次郎の再会』、つまり終幕に向けて進みだした物語。
以前にも増してそれぞれの内面の世界を描いた場面が多いですが、
決してテンションが落ちている訳では有りません。
むしろ、究極の戦いに向けて研ぎ澄まされていく感じが圧倒的です。
足を痛め、以前のような戦い方が出来なくなった武蔵が、果たして小次郎にどう挑むのか?
『天下無双』という言葉を求める為ではなく、『友』として小次郎と再会したいと願う武蔵・・・。
かの『巌流島』を作者がどう描くのか、興味は尽きません。


人間模様、、、
まーずーっと読んでいて武蔵純愛はつらぬかれていくし。
小次郎も艱難辛苦でここまできたし、いよいよあと数巻で終結するようだ。
この本のおもしろいところは、ラフ様のページに作者の心があり。
あちこち井上の自己主張があってみつけては笑っている。

 絵はやはりこれだけの人でも上手くなっている。
髪の毛一本にも心情を乗せるので上手いなーと毎巻読んでいるわけだ。
吉川栄治とは違うが人間の心の暗闇をあの不思議なぐちゃぐちゃとした
タッチで仏像の部分なのであろうかあのような表現雲の上の存在になった者まで
うまくあしらってすばらしい。次は次はと読者を招く。
体裁はもーあの絵柄です、かっこいいです。

 「バガボンド32」是非お買い求めください。

      推薦いたします。



天下無双よりも遥かに大きなもの……石州斎
この巻では31巻で石州斎が一刀斎に言った「熊かなにかであってもそうだね」という言葉、無刀の境地、天下無双とはなんなのか?を理解出来ると思います。




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BILLY BAT 2 (モーニングKC)

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BILLY BAT 2 (モーニングKC)

予測できない
前巻から続いていたと思ったら,時代や場所が飛び,さらに飛び,また飛んで・・・
どうつながっていくのかが予測できない。

「火の鳥」のブラック版って感じがしなくもないが,NYのタクシー運ちゃんがいろんなところに登場していくのも見もの?

20世紀少年恐怖症から抜け出せないファン心理
謎のコウモリの絵柄。
アメリカで活動している漫画家が謎を解明するために
第2次世界大戦中の日本に来日。
マンガが描く未来とコウモリの謎を解きあかすうちに
謎が謎をよぶ。
ここまでが第1巻および第2巻(本巻)の半分くらいのお話。
しかし、第2巻の後半から舞台は世界中の様々な地域、様々な時代に
コウモリだけを共通に展開を見せ始める。

そして、浦澤ファン(いや20世紀少年ファン)はふと嫌な予感を感じる。

『20世紀少年の二の前か?』

それは、正直、浦澤氏、長崎氏 両名にもわからないのだろう。
この作品が最終回を迎えるまでは。

今のところこの嫌な予感さえなければ上々な仕上がりであると個人的には
思う。展開が増えたがコウモリの謎でしっかりつながっている展開であるから。

とにかく、3巻目、4巻目を期待しながら待つしかないのがファンだ。

もう少し素直に様子をみたい。








浦沢作品にしては良心的かもしれません
二巻目にして、すでにグダグダ感が漂います。
マンガ喫茶で読み出してすぐ寝てしまいました。
二巻目で、先をたたむ気がないことが分かるというのは、まあ良心的ですね。
先の展開が読めないという方も多いようですが、おそらく、先には何もありません。
浦沢作品は、過程を楽しむものなので。まあファンの方はよくご存知でしょうけど。
グダグダになっていく過程を楽しむという方法もあります。私はそちらの方ですが、
三巻を読む可能性は低いかもしれません。

ありきたり
タクシードライバーの話は不覚にも泣けた。ありきたりな話でしかも予想通りのストーリーだったにもかかわらず感動してしまった。浦沢さんのこういう話が大好きです。今のところ私にとってこの話がビリーバットの傑作です!笑

かなり壮大な話に・・・
ちゃんと最後はきっちりオチをつけられるのか、非常に心配。でも2巻までは非常に面白い。戦後昭和、キリストの時代、1959年のニューヨーク、戦国時代の忍者と目まぐるしい場面転換も楽しい。それがどう収斂するのか興味は尽きない。タクシーの運転手(MOMNOCHI RANDY)と、忍者の首領(百地)の名前と顔がまったく同じなのは、何か意味があるのか。個人的には、来栖の活躍(?)を期待したい。

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聖☆おにいさん 4 (モーニングKC)

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聖☆おにいさん 4 (モーニングKC)

このクオリティの高さをキープするのはすごいと思います。
個々人の宗教知識の多寡や性質にもよるのだろうが、3巻よりかは大分わかりやすいネタが多いように思った。イエスからの誕生日プレゼントが嬉しすぎて「悟りワード」を叫び心を落着かせようとするブッダにくすくすと笑っていたら、花祭り(降誕会)における甘茶の「真実」が明らかにされて驚いたり(まあ、落語のマクラなんかではこれと似た解釈の話もありますが)、映画で「ネタバレ」満載のパンフレットを先に買ってしまうイエスを「この外道!!!」と叱責するブッダに対し、「終末」までをも予言してしまう「ネタバレ魔」の「父」をもつイエスが自らの境遇を鬱々と語ったりと、例のごとく、とにかく楽しい。
また、宗教ヲタ的に特に楽しいポイントとして、本巻では、ブッダとイエスの「晩年(or臨死)の言葉」がともに収録されていることとか(「世界は美しい」「エリエリラマサバクタニ」)、イエスが「禁断の果実」「原罪の象徴」を食べると言葉が空回りする絡みづらいコメンテーターみたいになるところとかがあり、これも毎度のことだが、独自の深読みができて面白い。こういう史上類をみない宗教マンガが定期的に読める幸福をまた改めてかみ締めた次第である。

やはり、いい
私的には、3巻より良かったです。3巻は、ちょっと笑いのテンションが落ちた気がしました。ネタ切れかなと。4巻は安定した笑い。1、2巻のように爆笑はしないけど、何度でも読み返したい温かさがありました。

祝福せよ!
出てくる登場人物がみんないいひとなので笑いながら和みます(笑)。
極道さんだって、マーラさんだって(あ、今回出てないか)、みんながピュア(笑)。
まっすぐなイエスとおだやかなブッダ、ほんとにこういうひとだったかも(え)。
今回はハトの姿の父さんステキです。
いや、もうあのお方を「父さん」と呼ぶところあたりからしてほのぼのです。
というかこの世の終末予想=ネタバレっていう感覚にやられました。
今回初めて知ったのは盆踊りの起源です。そういう新しいことを知るのも楽しいマンガです。
あ、天上天下唯我独尊の下りも笑えます。ああ、やっぱりそうだったんだって(違)。

ストレートに笑える点が大好きです。
なんとなくご飯やパンな笑い。なんとなく。
これからものほほんのほほんぶはーっ(爆)と続いていってほしいです。

ネタが・・・
4巻にもなると、今までのような、誰もが体験したことがある
「あるあるネタ」を続けるのは、難しくなってくるのかな。
☆5つレベルで爆笑してた1〜3巻に比べ、元ネタがわからないところが多かったような。
ネットゲームのことは一切知らないので、ほとんど笑えず終わりました。
でも、2人のやりとりにほほえみは絶えませんでしたけどね。

とんだマリー・アントワネットぶりだね!
仏教やキリスト教の元ネタは、うっすらわかっていればいいんです。どの巻のどのエピソードにも「これぞ!」というフェイバリットネタが必ずあります。4巻の中でワタシ的には、イエスとアークエンジェルさん達が映画のファンファーレで立ち上がっちゃうところで、ウリエルさんなんか、majiで羽ばたく5秒前くらいの勢いでした。ちなみにタイトルは、盆踊りでうっかり失言しちゃったイエスにつっこみを入れたブッダの言葉です。こんなマンガを読める日本、最高です!

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バガボンド(31)(モーニングKC)

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バガボンド(31)(モーニングKC)

申し訳ない
又八が 生理的に受け入れられない。
1巻からの長きにわたり、この人だけは・・・本当に、ダメ。
だから、又八本とも言えるこの31巻は、読んでて非常に我慢を強いられました。
本来なら涙を誘う良いシーンでも、残念ながら冷めた目でしか見る事が出来ず。
母の過去(秘密)や、又八の生い立ちも、とても細かく描かれていたが、
私にとっては・・・やはり、どうでもいい事で、面白くない。

しかし、カラーページの武蔵の足の傷の描写や
最後の一刀斎の再登場で、武蔵の方に動きが出たのは大歓迎!でした。


大人の世界
以前の「鐘巻自斎編」や今回の「又八編」は、数々の失敗を重ねながらも
必死に生きている現代の社会人に響く物語だろうと思う。

成功者の背中を見ては「いつか自分も」と、認めたくない実力を虚勢で飾り、
故に後悔し続け、やがて疲れ果てていく…。

田舎の実家からの電話にいつも「大丈夫、ちゃんとやってるよ!」と言うあなた。
又八のような「強くあろうとする者」になれますか?

うう、又八・・・
今回前半は又八とおふくろの話に焦点があたっています。
実は世の中武蔵よりは又八よりの人間のほうが多いわけで、
今回の又八の気持ちには、
情けないながらもすっと寄り添うことができました・・・。
どうしようもないやつだけど、がんばれよー、みたいな。
にしても案の定なかなか話が進まないわけで・・・。
相変わらず読むのはあっという間、次を待つ時間のほうが
圧倒的に長いのです。

最後の最後についた優しい“嘘”
吉岡門下70名との殺し合いの螺旋をくぐり抜けた武蔵は、そこで負った傷癒えぬまま、ふたたび柳生へ。
その道程では、彼の名を欲する輩からの強襲が続く。彼自身はすでにその螺旋は降りたつもりでも実のところそれは、彼に選択権のある問題ではなかったのである…。

ただこの31巻では、又八にとっての一つの大きな「別れ」も描かれる。
幼少のころから隣にいる、有り余る才気と力の持ち主たけぞう(後の武蔵)と比べることで、不幸にも下劣で卑小な「自分」しか見出すことできなかった又八。
その武蔵との「差額分」を何とか取り繕おうと、嘘、嘘、嘘で人生を塗り固めてきた彼は、ある大切な人の死を前に、初めて自分のその弱さと真っ正面から向き合う。

『バガボンド』にとってこの又八という存在は何なのか?
勇猛果敢な武蔵の様を際立たせるために描かれる、単なる凡人、One of themなのか。おそらくそれが正解なのだろうけれど、付け加えるとすれば又八とは「僕ら」なのである。生きていく上で巡り会う幾多の「○×△の螺旋」に飛び込むことなく避けてきた、凡庸なる僕らの視線を、武蔵を仰ぐ又八が体現しているように思えてならない。

僕ら読者はこれまでも、そしてこれからもきっと、武蔵や小次郎を見上げては彼らの強さとその存在感に憧れ、読者の傍らにいるような又八の弱さに、時に呆れ、時に同情し、自分を重ね合わせるのだろう。
でもそんな幸福な時間も、あとわずかなのかもしれない。

いつ再登場するのかと思っていた一刀斎
伊藤一刀斎が小次郎と別れてからどうなったのかずっと心に引っかかっていました。
そして、このタイミングにあの場所で武蔵との邂逅が実現。
ここで出してきたか!という感じです。

かつて武蔵が宍戸梅軒である辻風黄平に言った「らしくねえな、おい」というセリフを、今度は、一刀斎が武蔵に向かって言い放つのです。

ある種の「悟り」の境地に近づきつつある武蔵と、老いても「自分こそが天下無双」という我執を剥き出しにしている一刀斎の対峙。

「天下無双とはただの言葉である」という境地に反するかのような展開。

これは、立合い自体も魅力的であるし、「天下無双とは?」という問いに対する答えという点からも見ものである。

続きがもの凄く楽しみです。

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BILLY BAT 1 (モーニングKC)

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BILLY BAT 1 (モーニングKC)

”浦沢風”に飽きた
PLUTOにも興ざめしたけれど、この作品もおそらくなんだかなぁ
という感じで終わる気がしてしまう。これ、ただともだちのマークを
コウモリに変えただけじゃねえの?と思ってしまった。
謎が謎を呼ぶという展開が浦沢漫画の売りなのかもしれないが、
あまりにもわざとらしい台詞回しにはもう飽き飽きした。
これはわざとやっているんですか?


圧巻!!
やっぱり浦沢ワールドは居心地がぃぃ!!次へ次へと未知の世界へ誘う感じが気持ちがぃぃ!!天才は今も健在だなぁって思わせる完璧なシナリオの序章作!!

どうせ最後はグダる
最近の浦沢作品はどうせ最後はグダって終わるという風に決まっている。
あまり期待しない方がよい。

失ったものについて考える
昭和40年代に思いを馳せた「20世紀少年」ですが、あの作品では
過去は「材料」としての扱いでした。今回は正面きって、戦後ある
ときまで確かに存在して、その後僕達が失ってきた「もの」
について描くつもりなのでしょうか。それが何だったのか、先生は
もう明確なのでしょうか?私は作品と供に探していきたいと思います。

漫画を漫画で語る挑戦は続く。
プルートという素晴らしい作品が幕を閉じたばかりであるが、浦沢直樹は漫画を漫画で語ることを止めようとはしない。20世紀少年でも「漫画家」は重要な位置を占めていたが、本作は漫画家自体が主人公である。舞台は戦後の1949年の東京である。
この作品の挿入部はコミカルではあるが秀逸で、相当先までプロットがあるのでは、と期待させられる。
このレビューでまだ指摘が無かったので書いておくが、下山総裁のくだりは手塚治虫の大傑作「奇子」のままである。ここでもプルートで培った「漫画を引用する」という手法がとられている。「奇子」を読んでない方は、そのエロティックで閉鎖的でぞくぞくするので(しかも下山総裁のくだり以外は今後billy batとは関係ないと思われるので)、ぜひ読んでいただきたい。

この作品がどれほどの長さになるのかは分からないが、今のところ、ものすごく楽しみである。
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バガボンド 30 (モーニングKC)

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バガボンド 30 (モーニングKC)

収束していく
ついに30巻
そして物語は「あの戦い」に向けて動き出す
それがこの30巻ではっきりと描かれている

あまり好評ではないようだが
この30巻無しでは物語は終わらない
終わってくれない

そして、小次郎と光悦達の別れの場面は間違いなく名シーン

「文学的な漫画」というか「画のある文学」になってるのかな?
(連載スタートの時からずっと読んでいます。とにかく夢中になって、単行本も発売されるとすぐ買って繰り返し読み、眺め、その後、読み手としての自分の側が多少歳を取りました)

毎回毎回美しい画や見事なコマ割りに心を奪われて読んでしまいますが、娯楽として、作品全体としてみた場合、この『バガボンド』のテンポやノリは、

●文学・小説だったら成立するかも
(原作が吉川英治さんの小説であることとはあまり関係なく)

●TVドラマや1時間半で終わらねばならない映画では成立し得ないかも

と思います。特にこの第30巻は、「小説と漫画/映画のあいだで相当小説に接近した」バランスで成り立っている気がします(「文学的な漫画」というよりも「画のある大衆文学・娯楽小説」)

もしも『バガボンド』がテンポ・ノリはこのままで、画がこのような(美と魂とを感じさせる)画でなかったとしたら、、、?多くの読者の心をつかみつづけることが出来るか、、、

井上雄彦さんという人は、自分の「文学」を「漫画」で成立させる上での必要に迫られてこれほどまでに人の魂を感じさせる画を描くようになったのか、、、

今の時代に、日本でも世界でも稀有な漫画だろうと思います。画の中の人間に、魂があって

おそらく、そのように描くこと自体が「道」になったのでしょう

なんでよ・・・
牢の中、傷ついた身体で、ひたすらものを想う武蔵。
長年世話になった住処を離れ、新地へ向かう小次郎。
船の上の小次郎の表情は、とても良かった。が、
今回はワクワクする場面は、残念だが、無し・・・。
だいたい、おつうが「見えて話している者」自体が気に入らない。
期待して待ってましたが、そんなこんなで、少々物足りない新刊でした。



流れが止まりかけ?
恐らく大きな分岐点の手前ということで、流れが静かだと思う。
全体的には武蔵として大事な部分だが、1冊の本で見ると印象に残らない
説教臭い本になってしまう。
ま、それは避けられないことだが期待感が徐々に薄れていく。


読みごたえがあった
以前より井上さんの漫画はすべて購入していますが、
バガボンドはその中でも特に好きなマンガです。

今回も期待を裏切らない展開で
10分ほどで読み切ってしまいました。

次回は半年後でしょうが、楽しみに期待しています!

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聖☆おにいさん 2 (2) (モーニングKC)

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聖☆おにいさん 2 (2) (モーニングKC)

ほほえましい
すごく笑える!と聞いてまず1巻を買って読んでみたのですが、これは
笑えるというよりほほえましい漫画だと思いました。
偉い神様が二人、アパートでルームシェアして人間くさい生活をしている…
この設定がまずとても秀逸です。
宗教ネタはうといので分かったり分からなかったりしましたが、空気でなんとなく理解できる
ものがほとんどなので楽しめました。
1巻に出てきたサウナで出会ったヤクザの人が密かにお気に入りだったので、2巻にも
また出てきてくれて嬉しかったです。
イエスに対する誤解がさらに深まっていく様がなんとも言えなかったです。
2巻の表紙は季節はずれもいいところですが、暑い夏に涼し感じでむしろ良いのかもしれません。

これホントにおもしろい
ちゃんと宗教的背景もしっかり知識を押さえてあるから余計おもしろい。真面目な穏やかな怒ると敬語が怖いブッダと軽いイエス。なんとなくぴったりする。本当に楽しいマンガです。オススメ!

聖人なのに俗っぽい、でもそれが面白い
 ギャグ漫画というのは大別して、作品に描かれる世界やキャラクターの大部分が異常で、そこへ少数の普通人(読者を含む)が巻き込まれるのと、逆に世界やキャラクターの大部分が普通で、そこへ少数の異常なキャラクターが入り込んで騒ぎを起こすのとで2つのパターンがありますが、こちらの漫画は間違いなく後者の方でしょう。

 相変わらずと言うか、ブッダとイエスは冬になってもTシャツがセーターに変わったくらいで、他は例によってユルいながらもベースは聖人なんだよねという生活を送ってます。
 今回はイエスの誕生日(いわゆるクリスマスです)にブッダがドッキリ誕生会を仕掛けるため、イエスに気付かれないよう奮闘したり、大晦日に2人で寺へ2年参りに出かけたりするのですが、年末年始の恒例行事も聖人2人が絡めばここまでギャグに出来るのかと大いに笑いながらも罰が当たらないかと心配する私は考えすぎでしょうか?
 それでも寺で体の痛い部分に線香の煙を当てると良くなるからと、疲れ眼のイエスが眼球に直接煙を当てたら聖痕が開くほど煙が目に染みる所は「いるよね、現実にもそういうことする人」と思ったりしましたし、秋葉原へ行く回ではオタク要素のあるイエスが生き生きとしているのはもちろんですが、ブッダも新しい炊飯器を少しでも安く買うためにアキバ中の店を回ったりする、聖人なのに俗っぽい所は私たちと身近な感じがして気に入ってます。

ツボにはいったらとまらない
抱腹絶倒の爆笑とまでは行かないまでも、
思わず吹き出してしまうような笑いが満載。

お気に入りの笑いを思い出して、
おもわずニヤニヤとしてしまう。

エピソードの多い二人だから…2巻も爆走してます!
1巻でかなり有名なエピソードを盛り込んだように思ったんだけれど…まだまだありますね。
相変わらずブッダの周りには、動物たちが次々と現れるし…おまけにブッダのためにとんでもない行動もとる。

さらに、イエスがトランポリン、ブッダが風邪…さぁその時どんなことになっちゃったでしょう!?

じわじわと来る面白さ…3巻が待ち遠しいです!!

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一種のドキュメント
働きマン「松方弘子」という人物を通して見た、現代日本の職業模様。
編集長から逃走した契約記者まで、多様な人生が描かれている。
きっと誰か一人に感情移入できるんじゃないかなと思えます。
ちなみに私は 逃走記者(笑

仕事への想い。
仕事に対する想いは、人それぞれ。
見るからに熱く、熱意や執念を持って仕事をしている人もいれば、内(ウチ)にそれを秘める人もいる。しかし周りがどう評価しようと、その仕事には想いがこもる。
読者にこびた企画、物事の表面だけをなぞったような軽い企画を良しとしない堂島保(40)の話では、同僚間での価値観の相違の問題が取り上げられている。自分と同一の価値観のものには理解を示し、異なるものは批判する。しかし仕事に対する想いは、人それぞれ。金のためにする人もいれば違う目的でする人もいる。金を稼いでいないからといって、その人を見下す権利は誰にもない。会社としての問題なら上司が注意すればいいだけのこと。
裏方の努力が報われないことに虚無感を覚え仕事をたんたんとこなすようになった書籍販売部(営業)・千葉真(28)の話は、ちょっとドキッとする。仕事に限らず、自分の周りにもこういう人がいることを再認識することができた。見ようとしなければ、見えないものがある。
殺人的に忙しい仕事から逃げた契約記者・野島貴史(28)の話は、現在の転職が多い状況や、若者に多いニートなどを皮肉ったものなのだろう。確かに昔と比べれば、仕事に対する責任やプロとしての自覚が欠けてきたのかもしれない。しかしそれは大人から若者に伝染したものと私は考える。
金を稼ぐための仕事、効率を重視した手抜きの仕事を良しとしないセラピスト・白川緑子(28)の話は、実に興味深かった。仕事にこだわりを持つ人ほどぶつかる問題。ビジネスと趣味の違い。経営者と従業員、どちらの言い分も分かるけど..。金を重視して手抜きや偽りの仕事をしたければ、そういう会社に勤めればいいし、技術などを磨くために質の高い仕事をやりたければ、そういう会社に勤めればいい。従業員は会社を選べる。しかし、会社の方針を決めることができるのは経営者だけ。やっぱ自分のやりたいことを思いっきりやりたければ、独立するしかないでしょう。
その他、面接の話も面白かった。

女は正しすぎる
そもそも「女」に手酷く図星を指されて傷つかない「男」はいない。

やる気満々で生意気で、そのうえ正解を言ってしまう人間は、男だろうと女だろうと嫌われがちだけど、男の場合と女の場合は、まだ微妙に違うと思う。

女は正しすぎるのだ。
人を傷つけるのは、いつも正しさだ。
「男モード入ります」なんて言ってる主人公の松方だけど、それは男モードじゃなくて女モードだ。
しなだれかかる女じゃないだけで。

もうちょっと、そんなジェンダーの話を仕事話の中に盛り込んで欲しかったけど、まだまだ男女の話は甘酸っぱいな>安野

働くひとに
シゴトを生きがいにしてもしなくても、人生は続いていくものの…。
一巻では当初軽めに戦闘物のノリを入れつつ男スイッチ入れてみたりして「男並みに働くお姉さんとその周辺」だったのですがどんどんこんななってきました。
前回の松方さんは由美ちゃんの件でおっさん怒鳴りつけたことが遺恨や禍根を残しています。一方松方さんの彼氏はいまの現場でうまくいっていない本当の理由を認識できていませんでしたが気づいたときに彼は…。松方さん御用達セラピストのお姉さんは現状の提供に疑問を感じより良いサービスの提供を望んで独立しましたがそこでは…。
「仕事」なんて意識して捉えていなくても「仕事」とするからには真摯にありたいひと。逆にジブン重視で決してラインから逸脱することがないひと。プライベートと仕事の境界線が曖昧ひと。
ただ共通するのはどんなひとであれ職場での発言や行動には責任が生じるということ、そこでそのひとの真価が問われるのです。

遊びが減っちゃってる
1巻に比べると、遊びが減っちゃってる気がします。
せっかく、「〜マン」なんて遊びのきいたタイトルなんだから、遊び心を無くさないで欲しい。ちょっと、リアルにつくりすぎようとしてるのかな・・・という気がします。

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女は仕事!働く人に勇気を与えてくれる漫画
安野モヨコさんの漫画はだいたい読んでますが
(といってもさくらん、ハッピーマニア、花とみつばちだけですが)どれも女子がとっても強い。
そして仕事に生きる姿がかっこいいんです!


この働きマンは本当によく出来ている漫画だなと思うんですが、それはこの密度にあります。
主人公だけでなく出版社で働くそれぞれのキャラに「〜マン」という副題がついていて
1話完結の形式になってるんですが、よく考えられてるなあ〜って
4巻まで一気読みして感心しちゃいました。

特に面白いのは2巻、3巻あたりです。最初はぶっちぎりな感じにちょっと
ついていくのが精一杯というか、圧倒される部分があるんですが
次第にこの働きマンの女子が抱える葛藤や悩み、そして仕事への真摯な態度など
そのキャラが分かってくると、もうとりこになって読んでました。
何よりその姿に、自分が明日もがんばろうと思う活力をもらえます。

出版社の内情を詳しく描けるのは漫画家という仕事からでしょうか
リアルなんだろうなと思わせる時点でもう成功していると思います。
この、週刊誌の仕事ぶりを感じるだけでも十分面白いですが
それぞれのキャラにちゃんと言い分があって、生活している
働いて、お金をもうけて、暮らしているんだっていう匂いが感じられるのが
すごいところだと思いました。
今までこの漫画を知らなかったのがもったいない。
ドラマになるそうなので、そちらも期待したいです。


あああ、自分がいた...
「あなたを主人公にしたマンガが流行ってるわよ」などと言われたので、早速買ってみた。
ああ、確かに自分でした(涙)。
出版という場で実際仕事をしながら、女性として生きることや、私生活とのバランスに悩みつつも、結局は仕事を前にすると爆発的にダッシュしてしまう。それがもとで不器用にぶつかったりしたことも。このマンガの脇役の登場人物に重なる人もたくさんいて、読んでいていろんな人を思い出しながら「ごめんね。。。」と心で呟いてしまいました...。あまりに生々しくリアルなので、少し凹んだほどです...。
という私の状況は置いておいても、主人公の単一の仕事観を押し付ける話ではなくて、様々な人々それぞれの悩みやスタンスが描かれていて、それが魅力的。
仕事場にはいろんな人がいる。熱血だけ、遊びだけ、とシンプルな答えを出して生きてる人はいなくて、その複雑な形を互いに理解しながら、ぶつかりながら共同作業をしてゆくのが、仕事と言う魅力的な場なのだと思う。
仕事に積極的になれない層、表面的な受け止め方しか出来ない人たちに、仕事の価値を感じさせる力があるかもね。良い本だなと思いました。はい。
やっぱり、仕事したなーって思って死にたいな。がんばろっと。

面白いが感情移入は出来ない
「働きマン」というタイトルから連想したものは、仕事大好きな主人公が、気合いと根性で困難を乗り越えていく…というものだった(それは半分あっていたのだが)。内容的には「ある週刊誌記者の日常」というタイトルのほうが相応しいのではないかと思う。ストーリーとしては、毎回「キャラ立ち」した登場人物が入れ替わり立ち替わり主人公に絡んでいくという「常道パターン」で、あまり新鮮みというものは感じられなかった。しかしそれでも読者を飽きさせないのは、作者の独特な「人間観」と、シニカルなモノの見方だろう。ものすごく面白いわけではないが、そこそこに面白いので、暇つぶしに読むのには最適かもしれない。基本的にはサクセスストーリーなのだが、全体的に「痛々しさ」を感じたのは、やはり主人公が「女」だからだろう。

働きマンとは仕事をがんばる主人公(女)なのだ
菅野美穂主演のドラマが2007年10月から始まると知り、
1巻から4巻までまとめて購入した。
1巻の始めはページ割とコマ割がいまひとつで
話の流れが理解しにくい。
ただわかるのは、物語全体の主人公が、仕事9対恋愛1の割合でがんばる
三十路前の女編集者の話ってこと。
2,3、4巻と読み進めていくうちに
慣れなのか作者の意図なのか知らないけど
だんだん話がわかってくる。
一話一話で主人公が代わり、
それぞれの主人公が仕事に対する自分の考えややり方を表現する、という話なのだ。

働くって何?
キャリアウーマンってほんとはかっこいいのかダサいのかどっち?
女の幸せって何よ?
などの疑問に、作者が漫画を通じて訴えている。
そう感じた。

働くって
最初、タイトルを見たとき「??」となったが
読み進めていくと、自分自身に問いかけたくなるような内容が
多い。出版社という舞台は、単にいろいろな人物を登場させる
為の設定にしか過ぎず、すべて身近に感じる出来事なのだろう。
登場人物に共感できる作品は、昨今貴重だと感じた

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働き続けられるの?
出版社が舞台ですが、仕事の裁量がかなり個人の任せられていて、
且つ、個人の責任が強すぎる気がします。
松方弘子が38.0℃の熱をおして出勤しますが、
彼女が倒れてしまったら、上司はどうするつもりだったのかしら?

自分が中間管理職なので、そこら辺の事も気になります。

松方弘子はかなり野心が強いタイプですが、まだ30前でそんなに
頑張り過ぎて、その後定年まで30年、その頑張りが続くのかと思います。
確かにその時、その時で結果を出していくことも大切でしょうが、
あまり仕事一辺倒なのも、なにかの拍子のポキッと折れてしまいそうで
心配です。

同じ出版社で働く女性の漫画といえば、逢坂みえこの「ベルエポック」
が思い浮かびますが、こちらは女性誌の連載だったので、
主人公が出産してからも仕事を続けています。
読み比べてみると面白いかも。


やってみせ 言ってきかせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ
それでも動かない奴がいっぱい(笑

主人公のみならず、いろいろな立場からの、
仕事と人生
なかなか奥行きの深いストーリーが満載です。

けっこう痛い奴が満載なのですが、憎みきれないのは、
安野 モヨコさんの視点が、駄目駄目人間にも優しいというか、
それもまた人生っていう視点があるからかと。

なかなか考えさせられるコミックです。


多様な人間ドラマ
主人公「松方弘子」の視点だけではなく
関係するさまざまな人たちの視点を通して、「働く」事を描いている
この漫画、ある意味全員が主人公なのかもしれない。
今回も、同僚の記者から議員まで多様な人生がドラマチックに描かれている
ほかのコミックと違い、ハッピーエンドで終わらず、そのまま話が続いていく
本当の人生のように

この巻も、面白いテーマが満載。
頑張らなくても男に可愛がられる女性と、頑張っていても可愛げのない女性。
仕事と恋愛の両立。
失恋。付き合っている時は仕事を優先して大して遭っていなかったのに、いざ別れると寂しくて仕事が手につかない。
好きな仕事をやらせてもらえないと目の前の仕事をおろそかにする若者。口だけは達者だけど仕事はお粗末な若者。
最近減った怒る上司。
「やってみせ 言ってきかせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ(山本五十六)」
熱い男。余計なお世話なくらいの熱意とやる気が人の心を打つ。
この3巻では、男と女のドロドロした話も。

働く女性には効きます
シリーズを通して、オチがイマイチだ等の意見もありますが、
そういう点もあわせてすごく現実的な描写だと思います。
仕事に対する納得の行かなさや、職場の人間に対する意識など
現実の職場は、単純な好き嫌いや起承転結では表せない状況はたくさんあるので。

一話一話が、現実の働く女性のスタイルをかなり的確に描写していると思います。

逆に、はっきりした起承転結、アニメアニメした漫画を好む方には
スッキリしない内容だと思います。


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