ブログトップ >> 個別記事

甲子園への遺言―伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯

amazonでチェック

甲子園への遺言―伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯

情熱が静かに湧いてきますよ!
人気コミック「あぶさん」に南海時代のコーチとして登場されていて

お名前は存じておりましたので、本を見つけた時に思わず手にとりました。

決して、順風満帆な人生だったとは言えないけれど「熱い」生き方を

されてこられました。

野球を志す者は、少なからず「甲子園」を夢見るもの・・・

その同志として、その意志に共感します。

また、著者の情熱もひしひしと伝わってきます。

忘れていた情熱を想い出させてくれる勇気を奮い立たせてくれる一冊です。




確かに!!落合氏の高畠評を知りたいですね
ほぼ同時期に読んだ「Gファイル」と比較すると読後感が段違い。もし「高畠の考え」とか「高畠ノート」といっ
たタイトルの本が出版されていればなぁ、と嘆息。間違いなく買って読んでいたはず。

「才能とは逃げ出さないこと」「平凡の繰り返しが非凡になる」「覚悟に勝る決断なし」

「遺言」になってしまったのが本当に惜しまれる
プロ野球における優秀なコーチは、この本の主人公である高畠導宏のほかにも存在する。また、選手とコーチの苦闘を描いた作品も他にも存在するが、あくまでプロ野球ファン向けのものが多い(私は好きだが…)。

本書はそういった作品とは一線を画している。元プロ野球のコーチの人生を描いただけではなく、人に何かを「教える」あるいは「伝える」とはどういったことかを考えさせる作品だ。

プロ野球のコーチに限らず、人に何かを教える、あるいは伝えるという職業において確固たる理論・卓越した指導力が必要なのは当然だが、最後はその人物の情熱と人間的魅力にかかってくるのは多くの人が経験しているはずだ。教える人間はその結果を教え子のなしえた結果でしか知ることができないからである。教え子が実際にやる気にならなければコーチの理論は机上の空論になってしまうのだ。

高畠氏に限らず優秀なコーチとは人間的にも魅力があるはずである。そうでなければ、教え子は育っていかない。もっとも教えられる側の人間性も問われるが…。プロ野球のコーチとして長年選手を教え続け、そして考え続けた彼が、還暦間近になって目指したのが高校野球の監督というのは必然だったのだろう。それも、ただの雇われ監督ではなく学校の教師としてである。脱帽するしかない。不幸にして道半ばにして病に倒れてしまったことが、本当に残念でならない。

本書はそういった彼の人間的な魅力を、奇をてらうことなく素直に伝えているので、読むほうも素直に感動できた。

残念なのはただ一点。落合(現中日監督)の高畠評を知ることが出来なかったことだけである。あの独特の言い回しで表現される高畠評を是非読んでみたかった。


真のコーチの生涯
自らはプロ選手として華やかな実績は残していないにもかかわらず、プロ野球7球団で30年間に渡って、イチローなど多くの選手を育ててきた、伝説の打撃コーチ・高畠導宏の生涯を描いた感動作。プロ野球の打撃コーチといっても、1年契約の専門職だ。チームの勝敗の全責任をとる監督と主役である選手の間に置かれ、バッティングという一部門をあずかる中間管理職ともいえる。そんな仕事を30年間続け、人を育てることに文字通り、命を懸けた職人の一生には、どんな理論よりも説得力がある。

前半はプレーヤー高畠の話が多いので、野球に疎い人には少し読み進めにくいかもしれないが、そこを過ぎれば、後半はコーチ高畠、そして高校教師・高畠のエピソードが満載だ。とくに第11章からが良い。あれこれ欠点を直そうとせず、「1試合に4打席つまり12球あるストライクの、たった1球を確実に打てる技術を磨けばいい」と言って選手をスランプから脱出させる指導力。さらに甲子園をめざして高校教師に転じ、最期のときまで生徒に慕われた人間性。

真に人を育てられるコーチングができるリーダーになるためには、本書から多くを学び取るべきなのである。

努力と可能性を教えてくれる一冊
日本プロ野球界で超一流と言われたバッティングコーチ高畠導宏氏
プロ野球のコーチ行で超一流を極めた彼が高校球児を育て、甲子園と言う晴れ舞台を夢見て、高校教員に59歳で転進。59歳の新人教師が
夢を諦めないで努力すれば叶うことを自分のプロ野球人生を通して語りかける。夢半ばにして、ガンで逝ってしまうが、高畠に触れた人は
彼の人間の大きさ、そして、彼に対する感謝の思いが田口壮、小久保など現役選手から多数寄せられている。人の育て方、また、自分を伸ばすにはどうすればいいか、迷ったときにこの一冊を手にすればと思います。読んだ後、泣きました。

amazonでチェック


関連する本

現役続行―プレイボールは二度かかる
現役続行―プレイボールは二度かかる

背番号三桁―「僕達も胴上げに参加していいんですか?」
背番号三桁―「僕達も胴上げに参加していいんですか?」

一生分の夏―いつも胸に甲子園があった。
一生分の夏―いつも胸に甲子園があった。

公開!甲子園名門野球部のトレーニング (別冊宝島 1394)
公開!甲子園名門野球部のトレーニング (別冊宝島 1394)

なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?
なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?


« のだめカンタービレ (8) 

ホーム |

 日本の10大新宗教 (幻冬舎新書 し 5-1) »