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日本の10大新宗教 (幻冬舎新書 し 5-1)

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日本の10大新宗教 (幻冬舎新書 し 5-1)

現代の宗教
新聞で紹介されていたのと、最近ちょっと宗教に触れる機会があったので
手にとってみた1冊。
いままで自分の周りになんらかの新宗教に関わっている方がいなかったので
どの情報も初めて聞くものばかりだった。
そして今の日本にこんなにもいろんな宗教が存在していることがビックリ
であり、少し怖くもあった。

今、日本はモラルが低下していると言われている。
もっと仏教や新道が生活に根付いていた時代には悪さをしようとしても
「神さまが見ている」「こんなことしたら神さまに顔向けできない」
ということも考えれたのだろう。
そう考えると、自分にも信仰が必要かもと思う反面
この本を読んでみて、どの新宗教にも金と支配のニオイを感じてしまう
のは私だけだろうか。

教養として身につけておくとよい
創価学会や天理教など日本の主な新興宗教を取り上げた本。
ありそうだけど、無かった本なので、なかなか面白い。
新興宗教について比較的中立的な視点で書かれているので、好感。

新興宗教を語ると、心酔しきった視点か、叩く視点のいずれかに偏っていることが多いので、ある意味、貴重な本かもしれない。

あまり語られることがないけど、実は影響力が強く、ふつうに生活している我々もあちらこちらで知らず知らずに関係してくるのが新興宗教なので、教養として身につけておくとよいと思う。
知っていた方が、いろいろと生活しやすい部分も多いだろう。

現在の状況についての記述がもっとほしかった
 天理教、大本などの新宗教の歴史的な流れについては大変くわしく書かれている。しかし、現在の活動や教義についての記述が少ないように感じた。それぞれの宗教の現在の活動や信仰の様子について知りたかったので、少し残念であった。ただし、立正佼成会については、現在の状況がかなり詳しく書かれていた。

新興宗教を語る勇気
私たちの近所にある複数の宗教が、どういったものなのか俯瞰的に知る上で有用な情報が得られました。ただ、なぜ、この10を取上げたのか? 新興宗教の現代的な意味とか、全体的なまとめがないこと、著者の主張や分析は相当に薄められていることが残念。
この手の話題でそこまで踏み込むのは難しいことだと思いますが。

それぞれA4紙1枚に表でまとめられる程のデーターベース的な情報をナレーティブに書き下したような無気質感を感じました。

上田氏の「がんばれ仏教」という秀逸な本も出ていますが、こちらは既存の葬式仏教だけに向けたエール。

既得権益を得ながら社会的責任を放棄して何の良心の呵責を感じない既存仏教会を結びつける議論があったらよいのになあ。

日本社会の深層を見るような・・・
学校では学ぶことのない、日本社会の深層を見るような気がして、とれも興味深い。
高校野球などを通じて名前を聞いたことはあるが、よくは知らないけど、実はそうだ
ったのねという感じで、満足感も得られる。
宗派によって異なるけど、既存宗教からの発展、現世利益志向、民間習俗などが
まじりあった各宗派は、確かに日本人の精神構造を反映したものなんでしょうね。

ただ、物事の常として、この本の書いてあることを全て真実と思わない方がよさそう
です。筆者は、敬遠されがちな新宗教に対し、好意的な見方をしているようです。

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