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第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)

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第1感  「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)

期待はずれ。事例は面白いが、著者の主張(仮説)を裏付けるロジックとデータに不足している。
直観=第1感が正しいというのは、日本でも古来から言い伝えられてきたこと。何ら違和感はない。但し、この仮説が科学的に検証されてきたかといえばそうでない。何がカギなのか、ということもわかっていない。本書を手に取ったのは、これらを解明する手がかりを得たいという素直な好奇心からだった。しかも第1感は鍛えられるというではないか。読書前の期待は非常に高かった。しかしながら、本書は私の期待を見事に裏切る。ユニークな事例が豊富で、それらを読むのは楽しいのだが、残念ながら著者の主張(仮説)を裏付けるロジックとデータに不足している。どうも腑に落ちないのだ。読み物として面白いが、残念ながら期待はずれの一冊である。★1つ。

期待はずれ
読んでいて疲れる。結論としては、人間の直感を科学的に解明する目的の本であるはずなのに、いろいろ、ごちゃごちゃと言っているがなに一つ結論に到達することのできない雑談というか、無駄な根拠を聞かされるだけ。それで、結局なにがいいたいの?と思いきや、人間には直感みたいのがあって、・・・。そんなことは、昔から知ってるわ。知りたいのは、どういう科学的な説明がなされるのかを知りたいのに。下手な鉄砲数撃っても当たらず的ないらだたしさを感じました。離婚する夫婦を15分で当てられる。その、もっともコアの根拠は、互いを軽蔑しているカップルであり、そのようなカップルは15年後別れる。と大真面目に言っておられます。金返せ。そのほか、読んでいて疲れる話が満載です。「最初の2秒」がなんとなく正しいということに少しでも疑問をもった方なら、10倍の薀蓄が手に入ります。

せめて、”無意識の自分”に気付いてはおきたいです
 後に本書が手元に来たのはちょうど科学者が書かれた脳の本を何冊か読んだ後でした。相乗効果があってよかったと思います。一見テーマは違うのですが、よく考えてみると、脳の神秘を貫くトンネル掘り(科学者・研究者)の見学のあいまに、山の向こうからこちらに向かって掘り進んでいる別働隊(科学者ではない人々)にも気付いた、ということになります。
 誰もが無意識に判断する能力を持っています。進化の過程でそれが平均的に有利に働いた結果なのでしょう。平均ですから、いつも正しいわけではありません。この”直感”と時間のかかる”合理的判断力”を使い分けられるかどうかが、総合的判断力の程度をきめるのでしょう。
 「言葉としてあらわした瞬間に、思考が制約をうける」といった内容にははっとさせられました。特にビジネスでは、こんがらかった情報の塊を、ある軸・平面を設定し写影して情報量を圧縮することでわかりやすく解説するようなことが必要になることがありますが、この「わかりやすさ」というのはけっこう曲者です。操り方によって「冷静な分析」にもなれば「老獪な詐欺」にもなりえます。謙虚な気持ちを失うとたいへんなことです。成功した「軸・平面」も、いつも固定でいいわけがありません。このあたりの戦略を日頃時間をかけて作っておかねばなりません。

 帯には、”全米連続52週ベストセラー&34カ国で翻訳”とあるので、数百万(あるいは数千万?)の読者がついたことになります。そのうち一定の割合で、この本のナレッジに触れ、経験や知識に照らし合わせて確認し、自分の知覚・認識・判断の限界とバイアスに気付き、よりよい人生を送っていく役に立てる人がいるでしょう。
 科学的な実験の積み重ねを行う科学者も勿論必要ですが、その中身を本書のような形で編集して出版する記者・ライターの役割も大きいですね。


なんとなく
書店で、なんとなくこの本に目がいってしまったのなら
たぶんちゃんと読んでみたほうがいいと思います。
おそらく、最初の2秒で感じた『なんとなく』はちゃんと
裏づけがあるのですから。

いろいろな材料を示して、最初の印象というものが
作られるのかが説明されます。

納得できる内容なので、今後の人生にも役に立ちそうです。
たとえば、初対面の人に会うことがわかっているなら
事前にいい先入観をもってもらうよう、情報を与えておくとか。

面白くて知的好奇心も満たされる本です。

データは面白い
第一印象とは何か?
科学的な実験データを通して、我々の洞察を広げてくれる内容。
外見的な印象というものが、どれだけ我々に影響しているのか、
プロの直感というものがどれだけ凄いのか?こういう新しい事実を
知るのは、とても面白くって一気に読んでしまいました。
難点をあげるならば、実験結果の記事が羅列されてるようで、
具体的な結論やまとめに特に印象深いものがなかった。
だからどうすべきなのか?一歩踏み込んだ新しいビジョン、
一歩踏み込んだ解決策を盛り込むことができたのではないでしょうか?
それが物足りなさを感じさせます。
とはいえ、単純に楽しめる内容ですし、第一印象というものに対して
新しい自覚を芽生えさせてくれます。ぜひ一読されることをお勧めいたします。

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