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ほんとうの環境問題

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ほんとうの環境問題

環境問題に深入りする前に
誰しもが環境問題を語る世の中になってしまったが、自身はどうしても興味が持てなかった。とはいえ、節約は日本人元来の質素な生活スタイルに合うから方向性としては間違っていないと思うし、いずれにせよ将来避けては通れない問題なので、読みやすそうな本書を当たってみた。結果、なぜ興味が湧かないかが分かった。というのは、「環境問題=CO2の排出量削減」という公式が成り立ってしまっており、本当に考えるべき論点である代替エネルギーに関して突っ込んだ議論がないからだ。

原油先物相場がうなぎ昇りだが、これは将来の現物の需給ギャップを見越したものなのか、あるいは単なるマネーの動きで説明できるものなのか?ただ、確実に言えるのは、石油会社が一番得をしているということ。原油の市場価格の上昇により石油会社は効率よく儲け、さらに原油消費量の節約により会社の寿命が延びるので、いいことづくめだ。これも市場メカニズムの調整機能がうまくいっていると考えるべきなのだろうか?

などなど、疑問は尽きないが、環境問題に深入りする前に本書を読んで脳みそをクールダウンしてみたらどうだろうか。

スパッと
 最近流行っているエコのウソについてズバッと斬ってくれる一刀両断な書籍です。著者二人で文句を言い合っているだけの本のようにも思えますがきちんと根拠も出してますし政治家の話よりはよっぽど参考にできる本だと思います。

 ちょっと理論が短絡的なところがありますのですべてを鵜呑みにするのも危険ですがかなり良いところをついていると感じますのでこれらを参考に自分自身で考えてみるきっかけにするのがベストな読み方だと思います。

 ちなみにエコ製品をつくるのにエコ効果以上の経費がかかる件については「技術の発展とはそういうものだ」という意見であり著者とは対立します。最初の電卓だってばかでかくてものすごい作成費だったはずですが今や100円ショップでも売っているくらいですからエコ製品もそのうち進歩して制作費も安くなると思います。開発初期段階での費用を攻めていては何も生まれないと思います。

 ということで一部気になった点があったので星マイナス1とさせていただきましたが基本的に参考になる良書だと思います。

石油があと40年で底をついたら、あなたはどうしますか?
 環境問題の核心に触れる、理科系2巨頭による警告の書。エネルギー問題についての真実は何なのか、我々はどう覚悟を決めるべきなのか、また世間を騒がせる温暖化問題がいかに虚妄に満ちたものであるのかなど、我々の蒙を啓いてくれるタイムリーな好著だ。
 それにしても40年後に石油の埋蔵量が底をつくとしたら、本当に我々はどうすれば良いのだろう?実に暗澹たる気持ちになってしまう。
 一点、人口問題に関する池田氏の提言の部分だけは、安直な気がした(U‐四)。労働人口の不足を、外国人労働者の移入に求めれば良いという意見には、ドイツ人がトルコ人の移民問題にどんなに頭を悩ませているかと言った現実に対する理解不足を感じる。このあたりの、文化問題を含めた人間理解は、理系的な思考の限界なのだろうか?
 いずれにせよ、もしこの本に書いてあることが本当だとしたら、世間の温暖化に関する議論やエコ対策と称する活動が、全く無意味で馬鹿馬鹿しいことに思えてくる。
 環境問題の真実について知りたい人すべてに一読をお薦めしたい(H20.5.10)。


身近なことについても書いてあるので面白く、読みやすいです
ゴミ回収袋のことや少子化の問題、賞味期限の問題などなど、それっておかしいんじゃない?と常づね個人的には思っていてもなかなか口に出せなかったこと、実はずっと聞きたかったことをこの本でずばっと言ってくださった。大変すっきりしました。そういう本でもあります。

「虫屋」お二人による環境「時事放談」ーー現代日本人必読の書です
 地球温暖化やリサイクル問題について、個人的には、武田邦彦氏の著書が、一番ためになることを書いていると思う。
 その武田氏との共著書もある池田清彦が、虫仲間の養老孟司と、地球温暖化問題を中心とする環境問題を語り合った。
 内容的には、すでに武田邦彦氏などが警鐘を鳴らしていることと、同じような話題が多いが、武田氏が工学畑出身に対し、生物関係のお二人の着眼点は、またひと味違って面白い。
 
 いろいろと面白い発言が聞けたが、人口問題について、きっぱり、多すぎると主張なさっているのは、勇気があって敬服した。
 別に、今生きている人類を大量虐殺せよ、とは言わないが、有限な自然のキャパシティで、人間という一生物の限界生存数はどれくらいか、せっかく大脳を優秀に発達させて来たのだから、そろそろ逃げないで考えるべきではないのか、人類は?

 それから、マサイ族で携帯が普及している話も面白かった。
 「個」の世界を拡充させれば、資源の節約になるのではないか、という発想は、慧眼だとおもう。自分も「オタク」だと思うが、人に比べて物欲は少ない方だと思うからだ。家に居て本やCDを楽しんでいる分には、そんなに二酸化炭素を排出しないだろう。

 個人的には、武田邦彦氏の著書と併せて読まれることをお薦めします。
 それにしても、京都議定書と排出量売買の問題。もっと日本人は知るべきではないのか!?

 なお、蛇足ですが、養老先生、禁煙の問題は混ぜ返さないでくださいな!

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