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20世紀少年―本格科学冒険漫画 (22) (ビッグコミックス)

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20世紀少年―本格科学冒険漫画 (22) (ビッグコミックス)

まだ終わりではないです。
ここまで来ても、まだ良くわかりません。最終巻までようやく辿りついたのですが、まだ話は続いています。少し凝り過ぎてしまったのかもしれません。この巻は、これまでに比べて、話の展開が速くなっています。納め切れなかったものが残ってしまったような印象です。面白いですけど。

あまりにセンシティブだったか?
無理やり終わらせてしまった感が強いが、作者の意図だったのだろうか?
終わらせざるを得なかった事情があったのではないだろうか?

ことの発端を小学生の思い出に帰する点で荒唐無稽という逃げ道を確保しながら、
新興宗教や既成宗教を問わず宗教に対する批判的メッセージを暗に発しているように
感じるのは私だけだろうか?

カトリックを含めて特定の宗教を登場させている点、タブーを冒していると指摘した人たちも
いただろう。

仏教を除く世界宗教の原理主義的な言説が、国際政治に大きな負の影響をもたらしている現在に、
漫画という大衆メディアを通じ、宗教を正面から取り上げた勇気をたたえたい。

昭和40年代の子供たちを描いた初めての作品。
最近、よく、「2:6:2の法則」というものを耳にする。
「どんな優秀な人たちでも、どんな低俗な人たちでも、人間が集団を構成すると、『優秀者2割、普通人6割、落伍者2割』というものになる」というあれである。
これは、子供の世界にも、厳然として存在する。いや、少なくとも、この物語の原点である昭和40年代の子供社会には存在していたと言って良いだろうか。
(その意味では、子供社会とは、微妙な階級社会であり、我々、昭和40年代に子供時代を送った者たちは、何だかんだ言っても、今でも、それを引きずっているのかもしれない。「あいつは、昔から、出来るやつだったんだから・・・」とか、「あいつは、元々は、そんなに大したやつじゃなかったんだ」とか言うのがそれであろうか。)

これを、この物語の登場人物に置き換えてみると、オッチョや山根は「上」、ドンキーやサダキヨは「下」の階級に属するのであろうが、その意味では、主人公・ケンヂは本来、この物語が始まった時点では、「中」に位置する人ではなかったか?
それが、いつの間にか、ケンジがオッチョと並び称されるほどの「上」の人となっていることにだけは、大いに違和感を感じるところであるし、少なからず、興をそがれる気がする部分でもある。


ともだちの正体への私見
ここまで読んで思うのは、秘密基地メンバーの一人のエピソードが明らかに抜け落ちていることです。
物語の発端になった「彼」
ケンジのもとにともだちマークの封入された手紙が届いたことから話が動き始めたと思うのですが・・・

彼とともだちグループとの関連はいまだ語られておりませんし、万博への思いが一番強かったのは、彼であるのは明らかです。
建物の屋上から落ちるという死因ですが、同じシチュエーションは後に「血のおおみそか」でフクベエによっても覆されています。
あの場所にいた13号は真相を知っていたはず、と考えると13号の超越的な言動にも繋がるのでは?
あの時点からフクベエの影になれる人物は唯一人・・・

と、私的考察を述べた上で最終章上下巻を購入します。
予想を裏切られることを期待して。

正直言って。
正直「モンスター」より納得いかないし世間で騒がれてるほど面白いと思わない。「マジで今の状況まで最初から考えてたのか?」と思われる後付設定多い気がしますし。ケンヂはともかくカンナはただウザイ女って以外感じません。主人公の「モンスター」のテンマの方が好感持てましたし、ヒロインも然りです。

ともだちがうんたらかんたら好き勝手なこと言ってますが、正直それもどーでもいいです。くだらなすぎて。自分は正直好きになれませんでした。

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