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あの世はどこにあるのか

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あの世はどこにあるのか

この本によって文字による「マシンガン・トーク」が再現された
これまでの調査や前作の「生まれ変わりの村」などの著者のそれらに対する解釈を作家の山川健一氏をインタビュアーとして迎えつくられた本です。
テンポのいいインタビュー、そしてこれまでと違った切り口によって、新しい側面を引き出して読む者をお二人の会話の中にひきこんでくれます。口語体で書かれた文章によって、わりと難しいことも分かりやすく説明されていると思います。読む者に休む間をおくことなく次から次へと話が展開されていきます。読んでいて、まさしく本による「マシンガン・トーク」の再現だと思います。インタビュアーというパートナーとの合作でひきだされたことの大きい本だと思います。
もりけんファン必読の書であることは間違いありません。これまでの本に書かれていたことに対しても「へ〜そういうことなのか〜」と唸らせてくれること間違いなしです。そして何よりウイットにとんだ会話が笑いを引き出し緊張を和らげてくれるという場面もある、口語体の面白さを十分に堪能できる本でもあります。

真に科学的なスタンスであの世に切り込んだインタビュー本
「いかに生き、いかに死ぬか」を語った本は数多くありますが、あの世がどの領域にどういう形で存在しているのかを問題にした本は、これまで皆無だったのではないかと思います。
この三次元の物理方程式の話から始まり、長年にわたって続けてきたいくつもの調査と現代物理学の概念を駆使して、「あの世はどこにあるのか」の仮説が展開されていきます。
あの世はこの三次元的物質世界とは全く別次元なのだから、この世で通用している方程式をそのまま当てはめられるものではないと考えている人が多いかも知れません。私もそうでした。
ですが、本書の語り手である森田氏は、あの世の存在も不思議な現象も、この宇宙の方程式と同じ源(すなわちこの宇宙を作った神)から生まれた現象の一部であると考え、多方面からあの世の解明に迫ろうとしているのです。
本書では「あの世はどこにあるのか」のテーマを通して、神の価値観と人間の自由をも問うています。本書を全て通して読んでみて、物理学も精神世界もそれぞれ別個に存在しているものではないということと、現世も死後も含めたこの世界がどうなっているのかを科学的な視点から問うことなしに、個人の生き方や向かうべきところに関する答えが導かれる道理は無いのだということが、とても伝わってくるようでした。
精神世界の本をたくさん読んできた人も、科学に精通した人も、「死んだら魂はどこへ行くのか」と少しでも考えたことのある人も、全ての人にとって関わりのある内容が詰まっていると思います。

グイグイ引き込まれます!
「あの世はどこにあるのか」という、誰もが知り得なかったことに、正面からぶつかっていくこの本は、前書きもなくいきなり「あの世はどこにあるのでしょうか」という問いから始まります。
そして読み始めたら・・もう止まりません。
本を読むのが苦手な私でも、ぐいぐい引き込まれて読んでしまうのは、インタビュー形式で口語体だからというだけではないように思います。
インタビューというと、聞いて答えて・・というものだと思うのですが、答える側の著者がインタビュアーに聞きかえしたり、お互いが違う意見を述べあう部分もあり、「あの世はどこにあるのか」という大きな問いに向かう、その場のやりとりの勢いがすごくて、読んでいると、自然とその流れに乗ってしまうという感じです。
とはいえ、勢いで読んだものの、難しい・・という部分もあり、テープを巻き戻すように、何度か読み返た部分もあります。
特に物理的な話、情報次元のところなどは、難しいです。それでも、分かりやすい言葉で話してくださっているので、逃げずに何度も読もうと思えます。
また、森田さんのこれまでの調査の話ももりだくさんで、この調査がこの仮説につながるのか・・と、新たな発見もありました。
1ページ分を割いて載せられた写真は、どれも興味深く、説明文も詳しいので見入ってしまいます。
考え込んだり、笑ったり、驚いたりしながら、「あの世」について、空想や想像、思想とかではなく、地に足をつけて深く考えられる本だと思います。



『生まれ変わりの村1』とぜひセットで!
『生まれ変わりの村1』では解釈を交えずに調査事実の列挙に徹した著者が、本書では「あの世」を切り口に、学生時代の問いからフィリピンでの心霊治療、超能力、仙人修行やヘミシンク体験、占い、生まれ変わりの村での調査など、自身の変遷と独自の時空論を喋りつくしています。
あの世を物理的に証明するために、体内に発信器や金属リングを入れた話は、何度読んでもその科学者魂に圧倒されます。
どの調査も徹底的に体験しつつ、一つに固執せずに、いろいろな方向にアンテナを立てて時空を追い詰めていく様子は、しなやかさと深さ、幅広さを感じ、ヘミシンクなど一つの角度からのみ結論づけている既存の本や読者に対して、様々な問いを投げかけているように思います。
インタビュアーである山川氏が、時には著者と対立し、時には考え込みながら、引かずに質問をぶつけてくれているので、読んでいるこちらも一緒に考えたり唸ったりしながら最後まで一気に読みました。
下ネタから最先端科学まで、著者の貪欲なまでの好奇心と、時空や生命に対する深い肯定を感じさせる一冊です。

「あの世」は「どこ」って問いがものすごい衝撃です。
これまで「神」「あの世」「時空」って、自分とはかけ離れたレベルの高い上の存在で全知全能のイメージを勝手にもってました。だから「あの世」は上の方とか死んだ人たちが行くところとかあいまいにしか考えなかったし、ましてや「あの世」や「神」の話は日常ではタブーになってます。

インタビューされた山川さんは、たくさんの本を書かれる作家でありロックンローラーでもあり・・さらに「ヘミシンク」についての本も出されていて、とっても間口が広い方だって思います。森田さんは「ヘミシンク」も「生まれ変わりの村」も、その他にたくさんの実体験での調査をされてこられた中から今考えているコトがぎゅうっと詰まった本だって思いました。そんなお二人のやりとりは、どっちがどっちにインタビューしてるのかも吹っ飛ぶくらい熱いです。そんなやりとりに、阿部さん(担当編集者)の突っ込みは、自分を重ねて(失礼かもですが)読みました。

私はヘミシンクや退行催眠を知って「あの世」ってそんな世界かぁって決め込んでたし、精神世界や生き方本からの価値観がものすごく染みこんでるなぁって。初めてちゃんと「あの世」って?「神」って?「生き方」って?ことを考えたんじゃないかと思います。対談は、まるであっちこっちからボールが次々飛んできてキャッチできないままに、それでも次はどこからどんなボールが飛んでくるのかって読まずにはいられないみたいな感じです。

例えばどこかわからない「東京」が「ここ」にあると思ったら、とってもリアルになるように、「あの世」を「どこ」って考えていく中でものすごいリアルな、特別でも上でもない「あの世」を初めて感じてる自分がいました。そして、「神」ってとんでもなく畏れ多い感覚は、自分勝手な思いこみだって思いました。誰かから勝手に畏れられたり、頼られたり、決めつけられると、ものすごくイヤなくせに、「あの世」も「神」も誰かの本や常識や価値観からこうだって決めつけて、自分でちゃんと考えたことなかったってことがものすごい衝撃でした。ちゃんと考えてたつもりで、たくさんの本や人から聞いて知ったつもりで、初めから自分が安心するため利用するための「答え」を欲しかっただけなのかもと。「魂を磨けばいい」って答えがあるとしたら、そうすることで救われたい、認められたい、そんな思いがすごくある自分を思いました。

お二人の対談は、「内向き(内省的)」になってしまうどころか、次々と矛盾するたくさんの情報をどれも捨てさってないし、「知りたい」に命かけてるんじゃないかってくらいにどんどん切り込んでいかれて終わりがないです。

「問い」と「願い」は違うのですか?ってきく場面で、「願い」は一方通行でもしもかなったら(かなわなくても)終わりなんだと。私は無視されるのはものすごくつらいし絶えられないと思うけど、「あの世」や「神」のことずっと無視して「どうか○○でありますように・・」「あの世から見守ってください」って、一方通行で無視し続けてたと思います。

「あなたはどうですか?」って聞かれたとき、何も出てこなくても(汗)何かすごく嬉しいのは・・終わらない・・からかもしれないなぁって思いました。神やあの世のこと、これまでさんざん好き勝手言ってきたけど、「ねえっ・・どう?」て問われたい無視されたくない神って、ものすごく私たちのこと「知りたい」って見つめてるのかもしれないし。そんな「知りたい」がぎゅうっと詰まってる対談だって思います。

これまでのたくさん情報も価値観も常識も否定するのでもなく、こうしなさいって答えや方向性で終わらせるでもなく、全部ひっくるめてとことん引かないやりとりで、何度も頭はひっくり返り続けました。あとがきの、亡くなった愛犬に送られたお手紙を読んでものすごくじーんとなって止まってしまったけれど、じーんとなってる場合じゃないんだって。私も亡くなった大切な人に何かできるんだって・・・急に「あの世」が「手紙が届くところ」になりました(^^)生き方も価値観も考え方も何も押しつけられなくて、だからものすごく私も問いかけられてるし、問いかけあってる対談で、読み終えて頭の中がすっぽーんって抜けたようなすごい衝撃を感じてます。

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