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PLUTO 8 (ビッグコミックス)

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PLUTO 8 (ビッグコミックス)

風呂敷を広げすぎ
伏線を張るだけ張り、構想を広げまくったあげくに、尻切れトンボの乱発と、説明的なせりふで終わったことにしています。

最近出た同作者のマンガ、BILLY BATの単行本28ページの、劇中マンガ作者の苦悩を連想します。

「いくらなんでも、この結末はないんじゃないか?」

そういえば、20世紀少年も、そんな感じですよね。

それでも星2つなのは、人物の絵がうまいのと、局所的な描写は上手だと思うから。

メカの絵と、ストーリーの大きな流れの作りは、全然ダメだと思います。


楽しめました
漫画はほとんど読まないのですが、これは新聞の書評欄で褒めていたので(ノース2号のあたり)読み始めました。こんなに何年もかかるものだとは知りませんでしたが、やっと完結して内容にも満足です。前巻までに語られた謎のうち、いくつかは予想通りでしたが、全体の展開は予想もできず、期待以上に楽しめました。ただし、この巻を読んで新たに疑問が出て来てしまいました。誰か教えて。1アブラーの人工知能を誰が抜き取ったの?2ボラーは何であんな変なカッコなの?3最後のシーンはアトムの「頼み」なんでしょうが、アトムあるいは他の仲間のロボットとクマの接点が何も語られていなかったのになぜこうなるのでしょう?



手塚治虫の遺志
浦沢氏のことなので最初は20巻くらいまでいっちゃうのか?
と思っていましたが今回の8巻で無事完結(笑)

最初の数巻を読んだ頃この作品最後はどう収拾していくのだろうかと少々心配していましたが、

さすが浦沢さん。

スリリングな展開の中に原作の手塚氏の平和に対する祈り、遺志をきっちり折り込んで感動的なラストに仕上がっています。
長さもこれぐらいがちょうど良かったです。

もっと手塚作品をリメイク、リモデルしてほしいと思うのは贅沢な望みでしょうか。


安かった!
本の裏には、590円+税とありましたが、550円で定価よりもお安く購入できました。

祈り
とにかくページをめくる手を止められない。そんな作品が書けるだけで素晴らしいことですが、他者への愛の尊さ、平和への祈りが感じられる第一級の作品です。手塚作品の再構築ということでよりメッセージが明確に押しだされているので、その点が少し過剰に感じられる人もいるのかもしれません。けれどこれだけのレベルの作品には素直に拍手を送りたい、送るべきだと思います。浦沢さんの今後の作品がまた楽しみです。

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