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スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則

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スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則

情熱 X 準備 = 世界を変える力
単なるプレゼンのテクニックだけでなく、世界を変える夢と勇気を呼び起こす本です。

世界をより良いものに変えていくためには、今の日本社会のようにネガティブな批判では駄目で、
スティーブ・ジョブズのように、厳しい困難にもくじけない燃えたぎるような情熱を持ち、
徹底した準備によって磨きに磨いた表現で、人の心を動かすことが必要です。

グローバルな競争、ネット上で情報が溢れる中、品質が高ければ売れるという日本の常識は
もはや捨て去るべきなのでしょう。
価値観が多様化し、選択肢も多数持った現代の消費者には、心を動かすシンプルなメッセージを
発信できるかが、勝敗を分けることになるでしょうから。

たった5分間のデモのために、数百時間かけて準備したアップルのチーム。
プレゼンの達人たるスティーブ・ジョブズでさえ、何週間もかけてプレゼンの準備をする。
こうした消費者とのコミュニケーションに費やすエネルギーの差が、
アップルとソニーの明暗を分けたのかも知れません。

伝える事の大切さ
とても骨のある本でした。

翻訳者のあとがきにもあるように、Apple製品が欲しくなりました(元々ファンですが...)。
ジョブズ自身ではなく、他の人が彼について書いて、
さらに日本語に翻訳されても、ジョブズのパッションが伝わってくるのはとてもすごい事です。

また、翻訳も原文の空気感を損なわないように配慮していたことも好感がもてました。
彼のスピーチやスライドが英語併記なのは、良かったです。

同じプレゼンテーションを別の角度から分析して、教訓を導きだしたのも、
はじめはくどいと感じましたが、深く作者の意図を理解するのは役立ちました。
さらに、海外のプレゼンに関するリンクもたくさんあり、iPhoneで寄り道しながら読み進めました。

2点残念だったのが、ジョブズのスライドが一枚もなかった事と、3点ルールが大切といいながら18も法則があることです。

スライドは、実際には、YouTubeなどでプレゼンを見られるのですが、ジョブズの美しいスライドを並べてみてみたかったです。
もしかすると、スライドはプレゼンの本質ではないからわざと排したのでしょうか。
テキストだけの解説でも十分伝わってくるのは、脅威的なこととも言えます。

18法則はやっぱりおおいと思います。著者自身3〜4点、場合によっては1点しか印象に残らないといいながら...
結果、18法則はどれも印象に残っていません。もっとも、本質はしっかり刻み込まれたと思いますが。

素直に参考になりました
テクニック論的な書籍は個人的にはあまり好きではないのですが、
著書は素直に参考になりました。

直近でセミナーを控えておりましたが、
参考になると思ってセミナー前に読破し、
一部実践してみましたが、反響は上々でした。

強いて言うなら、スティーブジョブズの名を使った
プレゼンテクニック論のような感を受けますので、
もう少しジョブズのプレゼンがリアルに伝わるような工夫があれば良かったと思います。

Youtubeなどでジョブズのプレゼンをセットで見ないと、
なかなかそのすごさは伝わりにくいかもしれません。

ただ、テクニック論としてだけでも参考になります。

情と理と
情に訴えるものを、理で分析している。その理に、情を感じるから面白い。
3つのメッセージに絞り込む、それぞれについて効果を高めるために、
体験談、事実、実例、アナロジー、メタファー、推薦の言葉を用意する等は、
書評を書く際にも有用と思われる。

もはやアーティスト
僕も職業柄、プレゼンをする機会が結構あるのですが、どうしても、”情報がきちんと網羅されてるか”というスタイルのプレゼンになりがちで、振り返ってみると如何に退屈なプレゼンだったか、といつも反省してます。

それに比べ、アップルCEO スティーブ・ジョブズのプレゼンは、アーティストの域に達しているといっても過言ではありません。2時間もの間、観客を盛り上げ続けるプレゼンは素晴らしいの一言。

まずは、ジョブズのプレゼンを一度でも見てみることをお勧めします。
http://www.apple.com/apple-events/

また、併せてこちらもお勧め。
プレゼンテーション Zen

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