ブログトップ >> 月別[ 2007年08月 ]

100万回生きたねこ

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100万回生きたねこ

くるしい
この胸のいたみをいやしてくれるのが涙だけなんて。
ぼくはさみしい人間だ・・・。

一番好きな絵本です
本屋で立ち読みしては、毎回涙がこぼれてしまって。。
先日、とうとう購入しました。
大切な人に贈るために。。
一度は手にとって本当に大切なものは何か、感じて欲しい絵本です。。
自分以外の誰かを愛することは、尊いこと。。そして本当の意味で自分を愛することにもつながるのでは、、、と私は感じました。。

泣けた。
久しぶりで泣けました。初めて読んだわけじゃないですけど、自分で買って、こっそり読んでみたら、あらためて泣けました。子供のために買ったのですが、自分が最初に読んで楽しんでしまいました。単純だからこそ、涙腺にくるのでしょうか、不思議ですね。

切なくて愛しい、ええ話やねんなあ
 1977年10月20日、第一刷発行以来、今年(2007年3月15日付)ですでに88刷を数えるロングセラーの絵本。佐野洋子(作、絵とも)の『100万回生きたねこ』を、初めて読みました。
 100万年もの間、死んでは生き、死んでは生き、死んでは生き・・・・・・を繰り返し、その間、いっぺんたりとも泣いたことがないトラねこ。彼が、色んな時代の色んな国の色んな人のねこだった話を記していく序盤は、トラねこのたくましく、ふてぶてしい生命感が印象的でした。
 で、その辺はまあ、なんてことない面白さの範疇だったんだけれど、それが「おっ!」となる話の起承転結の転の部分、そこからの展開に、ぐいっと引き寄せられましたね。
 そうして、おしまいの四頁(おはなし二頁と、絵が二頁ね)の、なんて素晴らしかったんだろう! ここはもう、本当に心を揺さぶられました。ぐわぁぁぁぁーっと胸に迫ってくる話が切なかったんだ。たまりませんでした。
 本の表紙の絵もいいけど、本をひっくり返した裏表紙の絵がねー、いいのだなあ。
 愛と死のテーマがちっとも押しつけがましくなく、心の琴線にそっと、静かに響いてくる一冊。この絵本、いいですよおぉぉぉ。

ねこ党である
いまも腎不全ねことくらしている。
100万回でも
200万回でも生きていろいろやってくれ。
たしかに人にも例えられ若い頃の考えと今読み返すと
うんうんそー゜すよねーーん
なんて話しかけてしまう、こどもより大人の絵本であろう。
しかし、たしかにいろいろな行動は動物そのものである。

 たのしきかなやがてかなしきこの本はいつまでも古くならない。
是非一読推薦!!!


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DVD付 モムチャンダイエット

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DVD付 モムチャンダイエット

気持ちから美しくなれそう
美しさは決して外見だけではない、そんな気持ちになれる本です。

彼女はけっして美人ではないしスタイルもよくありません。
でもDVDで見ると頑張る気持ちが外にでてるんです。
だから応援したくなるんです。

この本のとおりにしても決して誰も痩せないでしょう。
でもきっと頑張ることで何かが変わる、そんなことを思わせる彼女の一生懸命さが好きです。
私も頑張れる、そんな気がしてくるのです。

うーむ…
DVDを期待して購入、しかしやはりおまけなのか、やりこみ度がかなり低いです…
すぐに物足りなくなってしまいます。
徐々に難易度を上げれるものか、最初から少しきつめのトレーニングの方が効果があると思います。
又、良い音楽を使用し、掛け声などが入っている、軽快にリズミカルな物の方がエクササイズ自体を楽しみやすいです。

ダヨンさんの前書も読みましたが、かなりの食事ダイエット、プラス毎日ジムに通い、
数時間のかなりハードな筋トレを重ねて数年かけて、あの様なラインをゲットされた方なので、
このDVDを使い、数ヶ月でキレイなボディーラインを…等と期待しない方が良いです。

DVDを使用してのエクササイズなら、クローディア・シファーやシンディ・クロフォードの
ややクラシックなものから、ビリー隊長のものまで色々と充実してきているので、
レビューを参考に他のフィットネスDVDを参考にする事をお薦めします。

最初の本のほうがよかったかも^^
DVD付ということで予約でゲット。みてがっかり。難しすぎの感じがします^^;
最初の本の「9週間・・モムチャン」のエクササイズのほうがわかりやすくていいかも。ただ、腕立て伏せに似たエクササイズはこの本では両手を広げて行うのでめっちゃ効きます〜!
たった一日のファスティングを一回きりとモムチャンエクササイズで長年見なかった50キロジャストになりました。引き締まるのはすごく効果あると思います


ダヨンさんありがとう!
エクササイズなんてなぁ〜。 と思っていた私。現在44歳! 35歳くらいからあらゆるダイエットに挑戦し、結局続かないし、 あっ効果ありかも・・と思っても つかのま すぐに元に戻るどころか、また1キロ余分に太ってしまう。 そして 今年の春 階段の上り下りすると ひざが痛む!?  原因は太りすぎ!!

 なにげなく 見てると 「モムチャンダイエット」が目にとまり、DVD付に惹かれ 購入!

どうせ90日間なんて 続くはずないだろうと思っていましたが、本を1日で最後まで熟読(この手の本では初めてです)してしまいました。
まず、ダヨンさんの経験談や ダイエットに至る経過など すごい 「わかる・わかる」って感じで 読んじゃいました。
次に 実行! はじめは不安がありましたが、実際やってみると 本当によくできていると思いました。 私は身体は超硬い!し、運動もめんどくさい。てな感じで おまけにアルコールも大好きだし・・ぶくぶく太りに太ってしまいました。 そんなわたしでも、最初は無理なくできましたよ。 実は現在6週目を終了したところ! 身体の中身が変わりましたよ。
二日酔いしなくなりました。 体力がつきました。 便秘が全くなくなりました。 自分が健康になっていくのが すごくうれしくて、現在まで続いています!<奇跡!>
確かに、6週目になると 結構 きつくなりますが、徐々に慣らされるので なぜか ついていけています。 なにより、続けていける喜びに「感謝」の一言です。

物足らないです。。
ダヨンさんの美しい体型を見て、ビリーと併用しよう♪と思い
購入しましたが、残念ながらDVDの内容は物足りませんでした。
まったくエクササイズされてない方の入門編としてなら良いかもです。
ただ、ダヨンさんの文章と映像で見るキレイな身体は
モチベーションUP になります。

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人間失格 (集英社文庫)

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人間失格 (集英社文庫)

表紙がちょっと・・・
作品の中身は言うまでもなく素晴らしいのですが、それを差し引いてもこの表紙はいただけません。このイラストの男の表情は不敵で狡猾な感じがして、主人公である葉蔵のイメージにはそぐわないように思えます。この表紙を見て作品に興味を持った人は、表紙のイラストと作品中の葉蔵のイメージのギャップに戸惑ってしまうのではないでしょうか。若者の活字離れが叫ばれている昨今、人気漫画家を起用することは、より多くの若者に文学に親しんでもらうという意味では大変結構なことだと思うのですが、このような表紙だと作品のイメージが限定されてしまうという危険性も持ち合わせていると思います。
それにしても、なぜ他でもない人間失格の表紙に人気漫画家が起用されたのでしょうか。結局そこには、なにかとひねくれたがる年頃の中高生の「周りから一目置かれたい」という虚栄心を利用してやろうという魂胆があったのではないかと感じてしまうのですが、そんなふうに勘ぐってしまう私自身、ひねくれているんでしょうね。




恥の多い生涯を送ってきました。
恥の多い生涯を送ってきました。
で始まる太宰治さんの作品です。非常に素晴らしいです。
自分の恥部を見せながら淡々と、どす暗い陰を落としながら続いていく作品。

三島由紀夫さんの仮面の告白と被る部分(決して内容が、というわけではない)が
ありますが、仮面の告白とは内容面で一線を画しておりやはり太宰治だなという
印象を受けます。

表紙に関してあれこれと仰っている方がおられますが、表紙が人気漫画家でなくとも
この作者にしてこの作品あり。

非常に読みやすいと思います。
集英社文庫は他の出版社の文庫本に比べ、活字体が非常に綺麗で表紙で
勝負せずとも十分中身で勝負できる作品だと思います。

あえて人気漫画家小畑健さんを起用されたのは若者にも読んで欲しいのかなと
思うところもあるのですが、きっかけはそれでもよいのかなと個人的には思います。

最後に言いますが、集英社文庫は他の出版社に比べ非常に読みやすいのは確かです。
表紙で勝負せずとも中身で十分読者を惹きつける作品であると私は思います。

ぱっと見ライトノベルみたですね
有名漫画家を使って売ろうという意図が見え見えです・・・
これから危惧されることは、この人間失格を皮切りにあらゆる古典文学の
表紙が漫画化してしまうことです・・・考えただけで恐ろしい・・・
(坊ちゃんが漫画表紙とか・・・)
なにもスタンダードな表紙じゃなきゃ嫌だと言う訳ではないです。
ちょっと漫画風の絵でもセンスやデザインが良ければいいんですよ。
が、これはまるっきりただの漫画のコマの一つですよ。センスもデザインも考慮されていない。
漫画表紙は人間失格で最後にして欲しい・・・


他人ならいいけれど・・・
中学生時代、太宰治にはまりました。
彼の選民意識、そして裏返しの劣等感。
なんて繊細ですばらしいと(笑
高校生になって、
反対にその選民意識と劣等感が鼻について、大嫌いになりました。

人間失格を書いて、そのあと、グッドバイを執筆中に、
自殺したんですよね。

今にして思うと、自殺するしかなかった人なのだと思います。
残した作品は、確かにすばらしいものが、多いです。
でも、その作品の裏には、
彼のせいで不幸になった人が山ほど・・・
特に身内にとっては、本当にはた迷惑な人だったようです。



思春期のころ
私が始めてこの本を手に取ってみたのは、中学生のときでした。
その思春期の時に、この本を読んで自分の存在価値が認められた気がしました。

恥じないように、
優秀であるように、
道から外れないように
勉強がすべてだと。

勝手に自分で認識しながらも、どこか周りもそんな風に流されていた頃

そんな時に、彼に出会えて本当によかったです。
周りと同一じゃなくて、自分があってよいと、恥じたままでよいと私は教わりました。

自分を卑下して恥じずにこの作品書き上げたカレは素晴らしいと思います。
誰だって、カッコよく生きたいし、不特定多数の知らない人にまで恥部をさらしたくありません。
確かに後ろ向きの作品ですけど、カレの作品の中で私はこれが一番好きです。

一度読んでみる価値はあると思います。


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ハゲタカ(上) (講談社文庫)

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ハゲタカ(上) (講談社文庫)

見えないところで起こっているグローバリゼーション
グローバリゼーションのリアルが生々しく出ている。超資本主義とはまさにこのことなのかもしれない。
「なんでもあり」「なにをしてもいい」という、まさに戦争のリアルと同じ論理がビジネスにも貫かれているのがよくわかる。なつかしき、よき資本主義時代はもはや遠くの彼方に行ってしまったのか。社会主義なんぞは、もはや恐竜時代なのかもしれない。
どこかで歯止めをかけないとだめだと思うのは、すでに古臭い倫理かもしれない。しかし、そうであっても、あるいはオールドファッションドラブソングと言われようとも、失してはいけない何かがあるような気がしていて、本書にもその希望があるようで、それがまた本書のよさでもあるような気がする。

M&Aをエンタテイメントの中で実感できる
“NHKドラマ原作”という帯タイトルで手に取りました。
ドラマの方は見ていませんが、こちらの本は拾い物。
実に楽しく“外資”,“企業再生”,“ファンド”・・・が学べます。
「これってあの会社がモデルかなぁ」と簡単に想像できるプロットも、
著者の意図と思われます。
勿論フィクションですが、まさに現実社会の動きを知るうえで、
よくできたドラマ仕立ての解説書といった趣きです。

痛快でリアルな経済小説
ハゲタカは悪という印象が強い日本だが、この作品はそこに疑問を投げかける。
経済小説としての完成度は非常に高く、実際の日本の経済に絡めてストーリーを仕立ててあるので非常に勉強になる。
だがその一方で、人物の描写がイマイチな点が気になる。が、それも気にならないほどの質を有しているのも確かだ。

NHKのドラマ版もかなり完成度が高いので、そちらもぜひ併せてチェックして頂きたいと思う。

企業再生について面白く知る小説
企業買収、再生をめぐる物語。
ドラマが関係する人々に焦点をあてており、
原作となったこの小説では、起こっている事象に焦点が当てられている。
その為、地方銀行を潰すにあたって、
日本政府がワシントンに「お伺いを立てる」など、
小説の方がより普段マスコミに出てこない企業再生をめぐる
この国の暗部が描かれている思う。

ただ、登場人物たちの描かれ方は
若干いかにも過ぎて、薄い感じがしてしまったのは否めない。

良くも悪くも、元新聞記者が書いただけあるというべきか。

とはいえ、一気に読めて、且つ、経済の勉強にもなる傑作であると思う。

面白
新聞の内容を脚色しつなぎ合わせ、著者の経験と想像力を混ぜ合わせた、
いかにも元新聞記者が書いた小説、という感じ。

でも、だから現実とリンクしているように見えておもしろいし、
好奇心を刺激される。
でも、登場人物は紋切り型だなあ。

億単位の金を動かして債権を買ったり会社を買ったり。
そういった世界を私たちはよく知りません。

正確にいえば、知ろうと思えば知ることは出来ますが、
それにはそれなりの時間とコストを支払わなければなりません。
たとえば新聞各紙をよ〜く読み込んだり参考資料にあたったり。
でも普通の人はそんな面倒くさいことしない。

だから、みんな出来ればより安価なコストでそういう世界を知りたい、
もっと言えば、誰か教えて、って思ってるわけです。

外資だ「ハゲタカ」だっていうけど、結局何なの?
彼らは何をやってるの?どうやって儲けてるの?
彼らの目的は何なの?

そういった期待にいかに応えるか。
本書が目指しているのはそこです。
そして本書は実に適格にそれに応えている。
それはまさに元新聞記者の嗅覚のなせる業と言えるでしょう。

でも、それ以上の期待はしちゃいけません。
私たちの知らない世界を、私たちの興味に応える形で、
実に分かりやすくおもしろく書いている。それだけです。

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涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)

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涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)

やはり短編向きの作者だ
ネタも展開もよく、安定した作品。難を言えば相変わらずの無駄な比喩とみくるの友人、鶴屋さんの無意味なキャラづけでしょうか。
一作目以外の長編は中篇、短編でおさめられる。もう少し文章を引き締めて、短編シリーズにした方がいいでしょう。

ハラハラドキドキで正直怖いケド楽しい
日常普通にありそうなコトが変な方向に進んでいくのは恐怖としか言いようがありません。
この「暴走」にはそんな話ばかりがはいっています。
今後が非常に楽しみになる一巻です。


どれも面白い。
「エンドレスエイト」は、一度は誰でも空想するような展開が面白く、この巻の中では一番よかった。最後の解決策もしっかり伏線が張られており、構成も見事だと思った。イベント事が多いのもよかったし、昆虫採集のくだりでは声を出して笑ってしまった。

「射手座の日」はなんとなく展開が読める話だった。作者はゲームを全然やらない人らしいのだが、作内に登場するゲームは非常にわかりやすく、また似たようなゲームをやったことがあるので入り込みやすかった。

「雪山症候群」は数学の雑学的な話が面白い。ただ最後のハルヒの納得の仕方にはちょっと疑問が残る。また、敵勢力がからんだ話として、今後のつながりに期待が持てる話であった。

今回は中編3つとも楽しめた。

事態は暴走し始めるのだろうか

角川スニーカー文庫刊・谷川流著・いとうのいぢイラストの
「涼宮ハルヒ」シリーズ第5巻にあたる『涼宮ハルヒの暴走』です。
短編2本と書き下ろし1本の構成ながら、
あいかわらずのSFモード全開で事態が様々に錯綜する読み応えに溢れています。

短編1.『エンドレスエイト』
 第3作「退屈」の短編・孤島症候群に続く、8月の夏休み後半が舞台。
 様々なイベントを満喫しつつ、彼らも気づかない内に繰り返される無限の2週間。
 晴れて明日を迎えるために必要な、彼女のやり残したこととは?
 「消失」に続けとばかりにSF要素の深みが冴えます。彼女の意外な一面もちらり。

短編2.「射手座の日」
 第2作「溜息」に続く、11月下旬のお話です。
 処女作「憂鬱」にてハルヒによる強制セクハラ敢行に屈した
コンピ研部長がSOS団相手に艦隊シミュレーションゲームで逆襲します。
 沈黙の魔術師・長門有希がハイパーコンピュータと化し、
 無表情のままややムキになった彼女の問答無用制裁には爆笑必至。
ゲームの戦い方にSOS団メンバーの性格がよく反映されており興味深いです。

書き下ろし「雪山症候群」
 舞台は12月末の大晦日直前、衝撃の第4作「消失」の後日談。
 皆で楽しく過ごした12月24日の鍋パーティーの席で
 鶴屋さんに招かれた雪山別荘地での不可思議な事件を描いています。
 
 数学の知識を用いた謎掛けや珍しくハルヒ自身も体験する謎めいた様相、
 様々な憶測の中、真実は雪の中に塗れたまま物語は終焉します。
 これまでとは切り口を変え、短編「ミステリックサイン」を彷彿させる
 読者に回答を委ねたようなミステリアスSFです。
 次巻への壮大なネタ振りなのか、偶発なのか。ゲレンデには笑顔の鶴屋さんがいるだけで・・・。
 また、かつてはただの寄せ集めだったSOS団メンバーの成長と一体感を感じられる描写にもにんまり。 

盛り沢山v
三篇からなる短篇集です。
一話目、キョンが度々感じる既視感の正体は、『なんかやり残したことがあるかも』『夏休みを終わらせたくない』そんなハルヒの願望のせいだった。
それは無意識に実行され、八月十七日から三十一日までの二週間が延々繰り返されたらしい。
その回数、長門によると一万五千四百九十八回。
またしても「なんとかして下さい」と頼まれるキョン。
どうしろと?

作中髪を結うシーンがあるんですが、カラーイラストもモノクロイラストも、結われていません(-"-;)がっくし
余すところなく、夏休みを満喫するSOS団がうらやましい!

二話目、文化祭が終了した後、復讐に燃える隣人が訪ねてきた。
ハルヒに以前、最新のPCを強奪されたコンピュータ研がリベンジを申し込んできたのだ。
快諾したハルヒだが、一番燃えているのは、長門だった!

これはテレビアニメにもなっていますが、熱くなる長門さんが可愛いですv


三話目、雪山で行われる密室殺人の劇。
こちらがメインのはずなのだが、途中拉致されたかのように、なぞの洋館に迷いこむSOS団。
見えない罠と戦った長門は発熱で倒れてしまう。
長門不在で、この問題は解けるのか!?

雪山で遭難する、というイベント付きw
どんな状況でも、『どうにかなる』と、適応しちゃうハルヒに脱帽。

盛り沢山でパワフルで、読んでて楽しかったですv

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いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)

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いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)

単なるダイエット成功記ではありません
 ダイエット成功記って結構多くの芸能人が書いているし、実際に痩せているところが確認できるのでまあまあ売れているのだろうと思う。その点では、出版社にとって50Kg痩せた著者の本ならまず売れることは約束されたようなものだったろう。
 しかし、この本は単に「どうやって痩せたか」を書いているだけではない。「人は見た目が9割」と同様、今、日本が「見た目主義社会」に入っていることを説き、ダイエットというのがいかにローリスク・ハイリターンかということを納得させるので、モチベーションアップをしてくれる。その後、方法も教えてくれるのだが、実は、この「記録する(レコーディング)」というのはダイエットだけじゃなく、人生の色々な悩み事を解決するにも威力を発揮するのだ。多分、著者の言いたかったことは最終章あたりにあるこの部分なんじゃないか、と思う。欲望型と欲求型の2種類の人間がいるという分析も面白い。
 この本はダイエットの仕方なんて知らない、したくない、という、でも性格はいいのに見かけで損をしているようなアキバ系の男子に読んで欲しいです。

文系・非体育会系のためのダイエットガイド
タイトルで煽っている感じがしなくもないですが、内容は至極まともな本です。
他のレビューにも書かれているとおり、まずは自分を客観的に見つめるための記録付けが柱となり、そこから段階的に不必要な食事を削っていくという食餌系のダイエットです。筆者はこのダイエット法を無理のない、リバウンドの可能性の非常に低い方法と述べていますが、方法は簡単でも誰にでも適した方法ではありません。日記やブログを毎日つけることが苦にならない人、何でもメモしていくことに抵抗がない人にはすごく良いと思いますが、身体を動かすことは好きでも記録や日記が途切れがちになるような性格の人には向いていません。
ただ、「見た目主義社会の到来」や「ダイエットは究極の投資である」などなど筆者の視点は非常に面白く、たとえこのダイエット方法がうまく合わない人でも、“自分は太っているかも”と自覚している人には一読を勧めます。自分も今までは食べ物を残すことに罪悪感を感じていましたが、食生活全体の見直しの方が大事だと考え直しました。

けっこう根性のいるダイエットだけど勇気づけられる
自分をコントロールできればダイエットできる……誰もがそう思っている。
だけどできないからお手軽ダイエット本が売れる。

岡田さんの、「自分の食事記録をすべて記録する」というダイエット法は、
実はかなり気合いが必要だ。だから誰にでもできるというものではない。
この本はダイエットの指南書ではないと思う。
でも、体験談が軽妙に、ときには真剣に書かれていて、面白く読める。

ダイエット中に「病気なんじゃないか」と思ったぐらい顔色も悪かった岡田さんが
50キロものダイエットに成功し、「いい男」になってしまった。
それを「BSアニメ夜話」で見たときに感動ですらあった。
この本は、そんな岡田さんの「苦闘」? をつづったエッセイだ。
自分でもできそうな気になってくる。
「いつまでもデブと思うなよ」という秀逸なタイトルがいい。

目新しさはなく
作者が自らの体験談に基づいて、自らの食事を全て記録することにより、いかに食事制限するかを説いてる感じの印象を受けました。特別ダイエット方に目新しいさはなく従来のダイエット本と同じく続くかは自分自身の意思の強さ次第だと思います。
しかし作者がダイエットするにつれ周りの目、仕事に対する評価が変わっていった体験談はなどは面白く読めました。

「自己コントロール」の技術を学ぶための入門書
岡田氏がこの本で述べたかった核心はこのパラグラフではないかと私は思う。ちょっと引用。

「実は、自己コントロールというのは、体重管理だけに有効というわけではない。(中略)何か
迷ったとき、目標があるのにうまくいかないときには、要素を書き出してみよう。それがレコー
ディングだ。」

岡田氏は、自身が成功を収めたダイエットとして「レコーディング・ダイエット」を推奨している。
これは自分が食べたものを逐一こまかく記録してその傾向を検証することにより、帰納的に
自分の食事パターンを知り、そして背後にある自分の無自覚な欲望をあぶりだし、改善して
ゆくという技術である。

ちょっと振りかえればわかるが、自分自身が無自覚な欲望を知ることはかなり難しい。たとえば
金の遣い方。お金っていつの間にか消えちゃうと思っている人けっこういませんか? そういう人
ほどお小遣い帳はつけないし、試しにレコーディングしてみたら自分の金の遣い方に驚くはずだ。
なんてつまらないモノを買ってるんだ!と(たぶん私がその筆頭^^;)。

そして岡田氏がこの本で解説しているのは、「食事のお小遣い帳のつけ方と収支改善の方法」
なんだと思った。

知ってしまえば、な〜んだダイエットってそういうことか〜って感じ?

私事で恐縮だが、常々「欲望は思考の方向性を決め、思考は行動を左右し、行動は癖を形作り、
癖は習慣に成長し、習慣は人生そのものとなる」と考えている。

やっかいなことに「欲望」は必ずしも自覚的ではないので、それに起因する無自覚な行動=選択
を行った結果、身体に悪いモノをひたすら食べたり人に嫌われる言動を取ってしまったりする。
冒頭書いた本書の核心部分に話を戻すと、レコーディングとは「無自覚な行動を記録して帰納的
におのれの欲望を知る」ための方策なんだと解釈した次第。

さっそくメモ帳買いにいかなきゃ。

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スーパーコンピューターを20万円で創る (集英社新書 395G)
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オタク論!
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脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

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脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

専門家だから、説得力あり
サブタイトルにある”記憶・集中・思考力を高める”だけを見ると
よくある自己啓発本であるが、内容はより説得力がある。

脳が冴える習慣を、具体例を提示しながら解説しているが、
その習慣を実践することにより、脳にどのような影響があるか、
脳の専門医ならではの解説が加えられており、説得力がある。

治療にも用いられる方法を、具体例を提示しながら、分かり易く紹介している。
筆者も書かれているように、自分には関係ない箇所は読み飛ばしも可能。

15の習慣のうち、幾らかでも、自分に関係することがあり、実践すれば
生活が変わってくると思う。



わかりやすく、簡単に吸収できる本であった
【脳神経外科専門医】として、多くの診断治療に携わってきた著者が書いた
『脳の働きを良くする本』である。

★よく知っていることが思い出せない
★思考がすぐに途切れる
★良いアイデアが浮かばない
★集中力が続かない

 これらの症状は、実は脳の機能が衰えた結果あらわれた症状である可能性が大いにある。
 本書はそうした症状を、『脳の働きを良くする15の生活習慣』で治そう!!という 本である。

『最近、昔と違って頭が冴えないな〜』と思う人は、一読の価値ありだと思います。

どっかで聞いたことのあるスキル↓
 ◎脳を活性化させる朝の過ごし方
 ◎「ルール」と「行動予定表」を作る
 ◎睡眠中の「整理力」
実戦で活躍されていた著者に伝えられると、、、『脳』の観点からも納得できました。

そーだったんだー
たしかにちかごろ、わすれっぽかったり。
やるきがでない事がおおかった。
 この本は読んですぐ効果があるかわからないのだが。
とりあえず15くらい習慣をいろいろ考えてやってみるのも
いいかもしれない。 冴えわたるかまでいかずとも、
 思考と集中力はあるのだが、記憶力があいまいになりつつある
わたしには吉報なんというとおかしいが、有効でたのしい
よみものだった。

  一読推薦します。

ビジネス書・ハウツー本ではありません。
 本書を一読したが、自分の生活を見直すきっかけを示してくれたと思う。「フリーズする脳」も是非読みたいと思った。最近、「えーっと」と言う回数が増えたりすぐに言葉が出てこなかったりということがあった。チェックしてみると、確かに買いっぱなしの本が山積みになっていたり、メモがノートに写してなくて散乱していたり、レシートがバッグに沢山あったり・・・MDに録りっ放し、通勤電車で聴きっぱなしのラジオ講座など「カイゼン」すべき点がたくさんあった。

 接続時間・料金を気にしていたインターネットははるか昔のこと、今は常時接続で次々に情報が流れてくる。アラートが鳴ってはメールをチェックし、気がつけばクリックだけで時間を潰してしまう。実はアマゾンのサイトもかなり注意しないと、一冊の本の検索から「リストマニア」などあちこち見てしまう。ワンクリックのくせがついてしまうと、1つのことに集中することができなくならないか、不安になったほど。今日からできることを実行しようと思う。

 この本はあくまで自分の生活をチェックするための本である。ビジネス書、ハウツー本として考えるとガッカリしてしまうかもしれない。

具体的でわかりやすい良書
冴えない脳の状態を改善させ、記憶・集中・思考力を高める為に
有効な15の習慣を、脳の原則に基づて、非常に分かりやすく
具体的に解説している良書である。難解でなく、スラスラ読める!
(15の習慣ごとに要点の纏めがあるのも便利。)

個人的には、以下の習慣を生活に取り入れ、脳を活性化させたいと思った。
・新聞コラムの音読、書き写し
・挨拶に一言付け加える
・「思考の整理」という意味で睡眠を取る
・理想的な脳トレである家事を、工夫しながら積極的に行う
・書きながら考える
・目を動かす時間を意識的に取る
・ラジオを利用する
・「出力」を意識して情報を取る
・適度な運動と腹八分目を心がける
・失敗ノートを作り、分析する
・活動をマルチにする
・人との出会いを大切にする
…など。

また、一日中ダラダラと仕事をする傾向のある自分自身にとって、
「時間の制約」を取り入れて「脳の基本回転数」を上げるという
考え方も、目から鱗であった。

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涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)

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涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)

3巻めは「長門」の特殊能力全開エピソード
3巻めは短編1,2,3は宇宙人製の有機アンドロイド「長門有希」の特殊能力全開のエピソード三連作。短編4は、古泉と組織が演出するハルヒの退屈阻止作戦。
 長門は感情ゼロの有機アンドロイドとして登場したが、1巻目(憂鬱)のエピソードを経て、キョンとの間に特別な信頼関係のようなものを築き始めるとともに、徐々に人間らしい感情の萌芽を見せる。
 ハルヒがこの世界で(無自覚かつ能動的に)全能であるのと同様に、長門もまた(思慮深く受動的に)全能である。なにを考えているのか分からないことは同じか…(笑)
 二人のタイプの違う全能の女にはさまれてキョンは幸せだが、ストーリー的には、全能の登場人物に対していかに制約条件を設定するかというのがひねり所。
 ふたりの全能キャラの性格の違いは、「危険物」と「安全装置」の機能も果たしていて、物語をバランス良くドライブしている。

中身のある短編集
まず最初に私はアニメから入りました。
そして、その入り方はアニメの再現度完成度クオリティに助けられ、
非常に正しい選択であったと思っています。

各声優陣の実力のおかげで、原作本のキャラ、セリフが
そのままアニメーションや風景となって頭の中を駆け回ってくれます。

こちらの「退屈」は、短編集になっており、
非常に読みやすくなっていると思いました。
その代わり、各話毎の深さは…と思いきや、
なかなか深いんです。

短編集が後の話の大きな伏線になっていたり、
重要な前知識的要素になっていたりもしますので、
短編集だから…と侮って未読のまま飛ばして「〜の消失」に進んだりせず、
是非読んでから次へ進んで欲しいですね。

作品として、私たち情報を受ける側へ発信されたのは、
当然「原作→アニメ(漫画は省略)」ですが、
個人的に入っていく順序のオススメは「アニメ→原作」です。
人によって意見は分かれるでしょうが、私のような想像力が稚拙な人間には、
アニメを観てからの方がキャラクターや情景に共感を覚えましたし、よりリアルに想像できました。

作者は短編の方がむいているかも
本作におさめられている中で秀逸なのが「ミステリックサイン」。
登場人物中最もアクティブなハルヒが実は狂言回しであるという一作目のエキスを見事に表現している。


ほとんどの話がアニメ化されてます…
アニメの話がほとんどです。ストーリーをアニメで知ってるので面白さが半減以下になります。ですのでアニメを観た人は「消失」から読むといいかも知れません。「憂鬱」から順番に読んでいくのもいいですが。

アニメ化されてない話は「笹の葉ラプソディ」でしょうか。この話は結構好きです。

意外に難しい単語が出て来ます。キョンの語彙力は侮れませんね。

短編の評価は色々。
表題作「涼宮ハルヒの退屈」は長門の能力の出たらめっぷりが面白く、実際に起き得ない強引な展開には笑うしかない。ハルヒらしさもよく出てるし面白かった。

「笹の葉ラプソディ」は1巻で紹介されたハルヒの過去のエピソードにまつわる話なのだが、それがこう絡むか!と感心させられた。しかもこのエピソードは後のシリーズにも重要な関わりを持っている。
まぁ面白さも十分あると思う。

「ミステリックサイン」はSOS団に相談者が訪れるという珍しい展開のエピソードなのだが、本作の中で印象が一番薄かった。事件の解決手段があっけなさ過ぎというか。エンブレムは公式サイトで確認してなるほど、とうなってしまったが。

「孤島症候群」はついに推理ミステリーか!と大いに期待して読むとあてがはずれる。せっかくなのだから金田一ばりのものにしてくれたらよかったのだが、事件の解決が淡白で正直がっかりさせられた。


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不動心

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不動心

2種類の努力
とても読みやすく簡単な言葉で書かれています。

コントロールできるものとできないものを分ける
努力できることが才能

など、松井のモットーとしていることがよく分かります。

「つらい努力」と「やりがいのある努力」、努力にも2種類あると感じます。
「やりがいのある努力」を見つけられた人は本当に幸せだと思う。

松井の人柄が滲み出ている
「松井の人柄が滲み出ている」
この一言に尽きます。

あと、平易な言葉で書かれていて読みやすい。

超一流のプロになるため、近づくための秘訣が、松井自身の目線で語られている。
おそらく松井秀喜のことを嫌いな人なんて、いないんじゃないか。日本では老若男女を問わず松井のことが好きだし、また非常につきあいの難しいメディアですら、ちゃんと味方につけている。ニューヨークでも大人気だ。2003年のメジャーリーグデビュー当時は、「マツイ」とか、演出効果を狙って「ゴジラ」などと呼ばれていたが、2007年の今では、ヤンキース・スタジアムにきたファンの会話から、ごく普通に「ヒデキ」と呼ばれているのを知った。しかも非常に好意的な評価が多数であった。そんな松井選手の著作がこの「不動心」だ。松井が超一流の選手であることを疑う人もいないだろう。本書では松井が、星稜高校(山下監督)、巨人(長嶋監督)、ヤンキース(トーリ監督)と恩師に出会いつつ、心技体を成長させ、超一流のプロに育ってきた過程が松井自身の目線で語られている。「努力できることが才能である」と、若干の謙遜をまじえながら、その秘訣を語る。プロ野球選手にとして良いプレーを見せることがファンへのメッセージであり、多くの人に勇気や希望を与えたいと願う松井。また良いプレーを見せるために不断の努力を欠かさない姿は、多くの人に感動を与える。ただし、小生がそうであるように、松井ファンからみれば本書には新しい情報は多くない。本書の多くは今まで様々なメディアで語られてきている。とはいえ、それが本書の価値を落とすことは全くない。

日本人的な謙虚さがうかがえる
松井秀喜氏の謙虚さが伝わってくる本。
それを顕著に表す一文が本書にある。
「重要なのは、自分は不器用で野球の素質も無いのだと認識すること、つまり己を知り、力の足りない自分自身を受け入れることだと思うのです。」
現状に満足することなく、常に向上しようとしている、松井秀喜氏の考え方が詰まった本。
読後感はすがすがしく、最高です。

努力のしかた
松井秀喜がこれまで乗り越えてきた困難を通じて、松井が実践している努力のしかたを
知ることができる本だった。 
「コントロールできるものとできないものを分ける」「努力できることが才能」など、
言われてみれば当たり前だが、それらをしっかりと実践することは大変で、
実践できているからこそ松井は活躍し続けられるのだと感じた。

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消えるサイト、生き残るサイト 「SEO11の戦術」で、絶対に生き残れ!

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消えるサイト、生き残るサイト 「SEO11の戦術」で、絶対に生き残れ!

安易な外部リンク対策には頼るなということに一石を投じている本
これまでSEO対策といえば、内部のタグ対策か、外部リンク対策に集約されてきていて、最終的には外部リンク対策を施さねばなんともならないというのが、一般的な論調であった。
そのための対策本も数多く存在する。そして、外部リンクを有料で買うという行為が一般化している部分もある。
そうした情勢に一石を投じているのが本書であり、今後SEO対策を行おうと考えている場合、自分の視座を定めるのに有効な視点を与えてくれる。
では、最終的にどうしたらいいかという場合、著者の会社が運営するサービスしかないのではという気持ちになるが、それに乗るか乗らないかは自分で判断するところである。言っている事は間違いでなく、使命感も感じるし、好感が持てるが、広い意味での情報商材系の書物に分類される。冷静に処せば良い。

参考になった部分は以下の通り
→SEO対策のリスク
 小手先のサービスは、ペナルティを受けて順位が下がる
 中世のヨーロッパで盛んに行われていた「魔女狩り」に似ている
 一度疑いをかけられたサイトは、「このサイトは怪しい」と疑いをかけ続けられる
 
→極限状態から得た宝物
 失敗の本質を知れば、成功に近づく
 失敗の根底にあるものを深く研究する。

→商売の設計図
 どのようなキーワードで集客するか?
 「買うかもしれない顧客」をどのようにリスト化するか?
 リストに対して、どうコミュニケーションするか?
 ※いわゆるダイレクト・レスポンス・マーケティング

→人間の最終決定
 心で判断する。
 購入するとき、「これならいいかなあ」「よさそうだなあ」「欲しいなあ」と、心が作用する。

→検索エンジンの使命
 検索エンジンというのは、我々のサイト情報を無料で仕入れ、検索サービスと検索結果という付加価値をつけ利用者を増やし、広告収入を得ている
 検索エンジンの競争力は、言うまでもなく検索ユーザーの満足度を高めること
 検索エンジンの使命を忘れずに充実したコンテンツを作り続ける

→検索エンジンの評価指標
 内部要因→専門性、情報量、整理力、利便性
 外部要因→権威、質、推薦力、数
 最終的な評価は、内部と外部の複合的な視点で判断している

→本質を見るクセ
 「市場分析」「マーケティング」「組織」「製品開発」など、企業の要所において「本質」を見つけ、考える力が備わっている
 「本質」を見つめることで、お客さんの悩みを短期間のうちに発見できる
 多くの人に喜ばれる商品を開発する
 ファンが増える

→戦略Tips
 欲求が明確な複合ワードから上位表示を狙う
 複合ワードの「購入検討ワード」「情報調査ワード」と攻略して、最後に本丸の「単一ワード」という順で確定する
 検索ユーザーのスキルは年々高くなっており、複合ワードの検索回数は今後さらに増える。ここに宝の山が存在する
 サイトのテーマを鋭くとがらせろ

→SECM
 検索エンジンコミュニケーションマーケティング
 search engine communication marketing
 検索されているワードから、ユーザーが求めているものをしっかりとキャッチして、上位表示後の対策を計画する

→あと一歩踏み出せないユーザーに勇気を与える
 過去のメルマガのバックナンバー
 FAQ
 用語集
 お客様とのメールを公開
 お客様の声を充実させる

→相互リンクの具体的な手順
 依頼先をピックアップ
 依頼メールを発信
 お礼メールを必ず送信
 依頼先の管理を行う
 検索結果の上位30サイトが、当面の依頼先候補
 ヤフー登録サイトの検索結果に表示されたすべてのサイトへ依頼する



 

検索エンジン対策は「帰納法」しかない、ということ
「帰納法」と「演繹法」って、学校で習いましたよね。
「演繹法」は、”はじめに結論ありき”っぽい考え方。
「帰納法」は、いろいろな具体的な事実を集めて、”たぶんこうだろう”みたいな結論をだすこと。
それが真実とは断定できないけれども、暫定的には正しいだろうと。
検索エンジン対策も、「帰納法」なんですね。
どんな専門家も、検索エンジンのプログラムが非公開である以上、個々の事例(サイト)を検証して、”たぶんこうだろう”と推論をするしかないわけです。
いままでのSEO本は、どちからと言うと、この「推論」でしかないことを、あたかも絶対的な真実のように書く傾向が強かったと思います。
でも、この宇都雅史氏の本は、はっきり「帰納法」の立場で書かれています。
その意味で、いままでのSEO本とは、視点や立場がまったく新しいと思います。

SEO対策に悩むウェブショップ運営者の必読書
この本はSEO初心者でも直ぐに実践できるSEO対策のためのアドバイスが沢山詰まっており、ウェブショップ運営者のためのSEOマニュアルとも言える内容になっている。「こんなに情報を公開していいんだろうか?」というくらい貴重な情報満載で、ウェブショップ運営者の必読の書だ。

検索エンジンで上位表示を狙うことばかりに気をとられ、「商品を売る」という本来の目的を忘れてしまっているウェブショップが多い中、SEO対策はあくまでも集客のための手段の一つであり、売れるショップになるためには集客後に何をすべきかという商売の基本についても気づかせてくれる良書だ。

実践に役立つ内容満載で感動!!
この夏季休暇を利用して『消えるサイト 生き残るサイト』を読みました。
私自身、サイト運営者として、いままで知らなかったことが次々と出てきて結構、
興奮しながら読みました。私の手帳には36項目ほど読んでいて、気がついた点を
メモしていますが、全般的な感想と特に実践的に役立ちそうだと感じた点をご紹介して
感想としたいと思います。全般的な感想として「おわりに」に書かれていた宇都さんの
熱い思いが伝わってきました。検索エンジンマーケティング業界はこれからまだまだ
いろいろな変遷をたどっていくでしょうが、本質は「顧客満足」をどのように高めていくか
だと改めて実感しました。
そして、私がサイト運営している立場から、いままさに実践的な取り組みができそうだと
思ったことが複合キーワードの活用です。以前から、どういう切り口で複合キーワードを
決めていくか検討していたのですが、購入検討キーワードと情報調査キーワードを分けた
うえでどの順番でキーワード広告を打っていくか、紹介されたページを読んだときは思わず
「これだ!!」と心のなかで叫んでいました。今後、即実践に移していきたいと思っています。
本当に貴重な情報を本としてまとめていただき、ありがとございました。

商売の本質に気づく1冊
今までのSEO対策のティップス本とは全く異なる、商売というものを真剣に捉えた本です。

大企業でも何でもない、小さな会社が、売り上げをきっちり上げている。そこには、真剣に商売に取り組み、
誠意のある態度で、売る姿勢があるから。さて、その真剣さや誠意って?事例を交えて、饒舌に語ってくれ
ています。まさに、商売の本質に気づく1冊。

商売というものへの取り組み方。ハッとすることが一杯で、読み物としても楽しめましたよー!

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人類は衰退しました (ガガガ文庫 た 1-1)

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人類は衰退しました (ガガガ文庫 た 1-1)

妖精さんは繁栄しました
衰退した人類は引退を表明し、妖精さんにその座を明け渡した。今や地球上で人類といえば妖精さんを指すようになったが、当の妖精さんにはその自覚は全くない。そんな世界において、妖精さんの生態・行動を監視する調停官の職に就いた主人公「わたし」の妖精さん観察記。

ストーリー自体はごくシンプルに進むが、「わたし」と妖精さん達のやり取りが面白い。旧人類を凌駕する技術力を持つが忘れっぽくて飽きやすい性格の妖精さんを何とか理解しようとする「わたし」だが、想像の斜め上を行く妖精さんにことごとく翻弄される。そして時には「わたし」の方が妖精さんを翻弄したりする。この辺りが特に面白かった。

あと、妖精さんが口々に発する言葉が面白いが、これは完全にセンスだなぁ、と。一見さらりと書かれているが、言葉の取捨選択がすごく上手い。

ロミオここにあり
さて田中ロミオ名義のラノベですが、いい意味で予想を裏切ったほのぼの路線にお馴染のギャグを加えた世界観。
イマに比べたら、手綱を握られているなって感じはしますが、ロミオらしさは満載。
まぁ、山田よりでもありますが。
ちなみに今回はロリは0%です、あと黒髪ストレートも・・・

ロミオ木の枝
こんなのも書いてみたよ、といった感じのお話です。
これ一冊でも楽しめましたが、
続きを出されるならまた読んでみたいです。

137ページの最後の行…ねらったでしょ

      はじまったー!
    いや、言いたかっただけ。

はじめ、題名を見たときは重い話かと思いました。(だって“人類は衰退しました”ですよ)
ところが実際読んでみると、氏らしくエスプリの効いたニッチなギャク! お隠れめいた皮肉の数々!
いや、久々に笑わせてもらいました。(もちろん重く受け止めておりますよ?)


これ小学校図書室いけるでしょ
 『サンタクロースは○○○んだぜ』
…とか、さかしく触れ回るような世代にどうですか

※あとがきも面白いです。
 山田…おっと 田中ロミオを識っているなら、まず爆笑間違いなしです。


続編も期待してますが…本職?のほうも期待しております。監修・企画はやめてね(ハート


田中ロミオの新境地
田中ロミオのライトノベルデビュー作が遂に出ました!
初版は発行部数が少ないらしく、ほとんどの書店で即効売り切れたようです。
人類が衰退してかなりの年月が経ち、すでに地球は妖精さん達のもの。
文明は無くなり貨幣もなくなっている世界です。
主人公の喋り方が家族計画の高屋敷末莉にかなりそっくりです。
まぁ末莉は人と積極的にかかわりを持とうと努力してたけど
この主人公は人付き合いがダメダメで他人との接点を嫌っている
引き篭もりがちな感じの主人公。主人公と祖父の遣り取りは面白く、必見!
人類に代わる新たな地球の統制者?である妖精さん達を観察する調停官の仕事に
ついたはいいけど、そこに様々なトラブルが待ち受けていたのでした。
これ、恐ろしい程に読み易い小説です。サクサク読めます。
あと、家族計画やCROSS†CHANNELやおたくまっしぐら
みたいなテンションの高いロミオ節を期待すると肩透かし食らうかもしれません。
ラノベだからなのか、結構セーブかけられてて控えめな印象、
でも一度読むと一発で引き込まれるだけの魅力が備わっています。
たぶんロミオ以外の作者がこれ書いてたらただのちょっと変わったSF小説程度で
終わったんじゃないかと。ロミオの特徴の一つに言葉遊び、強いて言うなら
言葉そのものに萌えてしまう魅力があると思うのです。
この小説で特に印象に残ったロミオ節は

「なぜかいきてます」「ふしぎだー」「いきてるってふしぎです」
「じつは、いきてないのかもです」
「せかいはもしかするとじぶんひとりのまぼろしかもです」

この辺、凄くロミオだなぁとじ〜んと来ました。是非一読を!

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道は開ける 新装版

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道は開ける 新装版

いつかは役に立つ日が
今は深刻に悩んでいる状況ではないのですが、いつか何かに悩んだ時には、きっと本書をまた開くことでしょう。

ディール・カーネギーの本は「人を動かす」で大きな感銘を受けましたが、本書もとても温かい表現、自身を持った表現がありとても勇気づけられます。

本当に素晴らしい本です。何かに悩んでいる人はもちろん、広く多くの人に是非読んで欲しい本です。

悩んでいるときに読む本
ページ数が450ほどあり、分厚い本です。この本をそれほどのページ数にしているのは、おびただしい具体例。本書は全体を通して多くの具体例が盛り込まれています。例に挙げられた人がどのように悩みを克服していったか、を読み追体験していくことできっと自分の悩みに近いものを本書にて発見し、その悩みを克服することができるでしょう。
ただし、ほんとにひたすら具体例があるので、本書を読んでいく過程で自分の悩みが克服されたら読むのやめてもいいんじゃないでしょうか。悩んだらまた読めばいいと思うし。


悩みの解決方法
姉妹書の「人を動かす」は、概ね対人関係の作り方といった趣旨に対し、本書は悩みを解決する手ほどきを様々なエピソードを交えながら解いています。
・悩みに対する基本事項
・悩みを分析する基礎技術
・悩みの習慣を早期に断とう
・平和と幸福をもたらす精神状態を養う七つの方法
・悩みを完全に克服する方法
・批判を気にしない方法
・疲労と悩みを予防し、活力と精神を充実させる六つの方法
と問題解決の手ほどきを示しています。最後に
「私はいかにして悩みを克服したか」と実例・経験をあげて有ります。
何か壁にぶつかって悩んでいるときに読まれると、きっと解決の糸口が見つかると思います。


名著です。
個人的には、こちらよりも「人を動かす」の方が合いました。
そうは行ってもこちらも名著でありますので、学んだことを書いていきたいと思います。

○速読、繰り返し読む、赤ペンでじかにメモ、アンダーライン、が
読書にとって有効であること

○今日を全力で生きる。今日という日は二度と来ない。

○悩みがある場合は、自分を反対の立場におき、自分に不利な事実のすべての把握に努める。

○低俗な人は、偉人(評判のある人、人気のある人、成功している人)の欠点や悪行(を非難すること)に非常な喜びを感じる。
非難は他人から注目されていることを意味する。

○人間は自分が大事。
(私もブログにて
http://businesscallcenter.seesaa.net/archives/20070624-1.html
で自分について語りました。)
他人が死んだニュース(不幸)よりも、自分の軽い頭痛に対して、千倍も気を使う。
→他人の非難はどうでもよい(無関心)

を学びました。

前に進んで何かしようとしている人、何かに悩みを持っている人
にお勧めしたい一冊でした。

悩み多き現代人に
原題は「How to Stop Worrying and Start Living」。
「悩み」を持つ人への対処法を数多く掲載しているのが本書である。
巻末には悩みを克服した31の実例が紹介されている。
ロックフェラー等の有名人から、一般の方の体験談まであり、これがなかなかためになる。

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レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書 ほ 2-1)

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レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書 ほ 2-1)

時間も「投資」で増やすという発想
 この本を読んで、一番残ったのは「時間も『投資』で増やすという発想」という言葉であった。これまで、時間を効率化するということに向けていろいろと考えてきたつもりだが、こういう視点があったんだ・・という気づきが大きかった。

 投資というのは、増やしたお金を活用してまたお金を増やすという複利というレバレッジを活用するものだが、時間という概念をそういう視点でみるとずいぶんとすっきりと腑に落ちた。

 生産性を上げ、余った時間をまた投資し、生産性向上にレバレッジを効かせるという考え方。生産性を上げるためには、「仕組み化」づくりをすることであり、その仕組み作りの実践的な方法がかかれている。

 新しい気づきがあったのは、パターン化することが最もロスが減るという発想。確かに、その都度悩んでいればその時間そのものがロスになる。ルーチンでない業務だから・・という言い訳をしていた自分がいるが、ルーチンでないからこそ、それが重要なんだと改めて感じた。
 
 究極の効率化というのは、「人に任せる」ということだが、これは全くその通りで、自分でやらないようしていく、その仕組み化(人を育て・任せる)こそが最もレバレッジが効くんだという点は着眼点として理解しやすい。会社にとって人を育てられる存在になるということは重要だけれども、自分にとっても時間資産を築く上で本当に重要なことだと再認識できた。
 
 最後に、「ワークライフバランス」を巡る勘違いという指摘には共感できた。仕事の基礎もないまま、プライベートの時間を増やすことを優先していたら、莫大な時間負債を背負うという点である。効率的な仕事をして成果をあげつつ、自動的に時間資産が増えるシステムを作り、、時間を創りだしてからプライベート時間を楽しむという考え方である。
 
 この考え方をすることで、これまで個人的にワークライフバランスの取り方に悩んでいたが、時間資産を増やした上で、プライベート時間を増やし充実させるという優先度で自分を納得させることができた。

 ワークライフバランス、効率化という点に興味がある人は読む価値があると思う。最終的には自分自身が納得できる考え方が重要で、それは個人個人違うものである。その考え方に悩んでいるのであれば新しい気づきがあるはず。

時間を消費ではなく投資する発想法
例えば、快速で30分ぎゅうぎゅう詰めで電車に乗るのは時間の「消費」しかし、鈍行で45分間席に座って何かをしている時間は資産を生み出すための「投資」になります。

最初に効率の良い仕組みづくりに時間をかけるとその後の作業時間が大幅に節約できる。例えば、最初に購入した機器のマニュアルを読むなど。

このように発想の転換をさせてくれる本。具体的な例が多いわけではないが、その根本である考え方を教えてくれる。この「考え方」というのが「仕組み」であって、「小手先の具体例」は「節約術」であるので仕組みづくりのほうが重要であることは言うまでもない。


新書ですから過度な期待しないように。
「他人の時間を尊重する欧米人」というページは参考になりました。

 入社3年後に5百万円貯めて(!!)、
 米国サンダーバード国際経営大学院MBA留学
 
 これがすごい。現在、欧米大学院に日本人が受かりにくいとか
 会社をやめるリスクとか 考えると(凡人には)実行に移しにくい
 世の中ですが・・。
 将来を見据えると世界ベスト100に入っているような米国の学歴が
 リスク対策になるんでしょうね、本当は。

時間が増えていく本
今までにない「時間投資」という考えを取り入れた時間術の本。
「時間を節約するのではなく、増やしていく」という考えだ。
まず最初の時点で時間をかけて 「効率的な仕組み」を作り、時間を浮かす。次からは、その「仕組み」が自動的に時間を作っていくというカラクリだ。
株式投資では当たり前のこの方法を著者は初めて時間に応用している。
さっそく自分の仕事に試してみたら毎日30分時間が浮いた。これはかなり大きい。
「仕組み」作りは読者によりそれぞれ異なるだろう。しかし、じっくり時間をかけて「(効率化の)仕組み」を作れば時間が増えることは間違いないと思う。

これがまさに、目からうろこの「人生」マネジメント術」
本田氏のは「レバレッジ・リーディング」を最近読んで
大変気に入りました。そこで本書。レバレッジ、これも気に入りました。

独創的な発想と実行による、投資理論を時間に
あてはめ、合理的な時間管理、スケジュール管理、果ては
人生の目的から逆算する大きな「俯瞰的逆算式」時間
管理指南。

しかし、タイトルに反して、本書の真髄は、プロローグ、と
エピローグ、にあります。ハウツーもたくさんありますが、
人生を生きることに対する、哲学があります。
本田さんは、そういう思想、哲学があってこそ、時間管理、
高い生産性、効率のいいライフスタイルがある、と言っている
ような気がする一冊です。

プロローグでは、労働環境を巡る2大変化。
肉体(単位時間生産)労働から知識労働(非単位時間労働)へ。
就業時間での賃金制から成果主義評価へ。
これらを乗り切るためには、目標をもち、計画をし、時間単位の
生産性を高め、しかし、生活や余暇も充実させ、きちんとコントロール
する方法がたくさんある、と本書で開陳してくれています。

エピローグでは著者の人生哲学と人生経験を元に、
需要なのは、自分の時間は自分でコントロールするという
意識である、と説きます。時間に対してアクティブで
時間に追われずに成果をあげる生活を実現すべきといいます。

「時間を投資で増やす時代」「成果はスケジュールで決まる」
「仕組み・パターン化」「Doing More with Lessの哲学」「チリツモ
技術」からなり、どの章も、誰でもやっている方法や、初めて知る
方法がたくさん。いづれにしても、何のために、時間術が必要なのか?
という自分の思想を明確にすることが一番大事な気がします。


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BLEACHオフィシャル・ブートレッグカラブリ+ (ジャンプコミックス)

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BLEACHオフィシャル・ブートレッグカラブリ+ (ジャンプコミックス)

良かった!
満足です!
死神メインなので今の原作の展開にうんざりしている方々オススメです^^
死神がほぼ全員トボケタ感じに仕上がっていて面白いですよ。

基本的にアランカルや現世組、スルーです。
個人的には作者が大好きな織姫が出しゃばらなくてホっとしました。(織姫ファンの方、スミマセン)

本編とは別物の漫画として認識しています。

結構・・・
楽しめた!!
本編ではほとんどがマジメみたいなマンガですが
これは全部がギャグ本?って感じでした!
ブリーチ好きなら買う価値ありってとこですよ!!!!!

ファンによっちゃ本編よりも
おもしろかった。素直に楽しめた。正直本編よりも。

ストーリー設定から開放されてやりたい放題な感じだった。死神たちの日常生活、本編のキャラ説明を補うようなそれぞれの素が見れる(むしろパロディ漫画みたいなノリだった)。カラーなのも嬉しく一話も短いし軽く楽しめるが、一方後半の情報満載ペ−ジは溺愛したファンじゃないといちいち読むのがめんどいほど細かいとこまでこだわってるのはさすが。まさに裏BLEACH。
現世メンバーはほぼ出てこないのが若干気になるが。一護すら全然いないしね。

しかし、この漫画、やっぱキャラ人気で支えられてる部分が大きいのだろうか。しかも、いわゆる腐女子的な。ジャニオタと腐女子だけはどうも好かん自分としては複雑だが、
そういうもんなんかなぁ。


いや、だが「カラブリ」は単純におもしろい。キャラブックであることは確かなので一応「BLEACH」ファン向けだけど、まあ、気軽に読んでみてほしい。




キャラの細かい設定がよかった
前半はVジャンプで連載された「カラブリ」+新作4本、
後半は作中にも出てきた「月刊瀞霊廷通信」の特別編集増刊号。
前半のカラブリは「久保先生ならではのギャグ漫画」といった感じです。
人物は、女性死神協会の面々の出現率が高いですね。あと、男性死神協会というものもありました。
時間設定としてはSS編終了後で、色々とあの事件の影響を受けている人物もいたり。

そちらももちろん楽しめたのですが、ここで言いたいのは後半の瀞霊廷通信。
その中にはいくつかの企画があるのですが、「護廷十三隊総覧」は
以前発売されたキャラブック以上の設定が掲載されています。
隊長・副隊長に限っては、特記事項なる極秘設定(?)も。
その数々の裏設定は、BLEACHファンとしては楽しいものばかりです。
ですから、前回キャラブックを買ってすこしガッカリした・・・という人にもオススメです。

他にも護廷十三隊適正診断、霊術院入学試験など、
色々な企画満載ですので、BLEACHファンには満足できる1冊ではないでしょうか。
これを読んだ後、きっとSS編を読み返したくなります。
ただ、現世組はちょろっと出てるくらいですので、ご注意を。

BLEACH29巻より面白い
一番の笑いどころはカバーに載ってる山じいの本のタイトルですかねw

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鋼の錬金術師 17 (ガンガンコミックス)

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鋼の錬金術師 17 (ガンガンコミックス)

ハガレンはやっぱり面白い
ハガレン、これで17巻目ですが、勢いまだまだ衰えずです。
ハガレンはアニメ化してた頃が最盛期と言われますが、確かにそうですけど、
別に漫画が面白くなくなった訳ではないので良いと思います。

今回も謎が謎を呼びます。ヒューズの言っていた言葉の意味もやっとここで明かされます。
そしてホーエンハイムについても少し明かされ、謎の人造人間スロウスもやっとご登場です。
しかし、謎が解けたことで新たな謎も浮上し、期待は高まるばかりです。

今回は、アームストロング少将が凄く爽快です。カリスマ性を備えつつ、強く、
権力に屈しない女性。弟の少佐も良いですが姉ちゃんも最高です。

そしてカバーをとったオマケも良かったです。あれはアームストロング家次女三女は
出さないということでしょうか?突然変異はキャスリンだけではなかったようです。

ハガレンはこう隅から隅まで見所があるところが売りだと思います。

すばらしい骨太さ。
物語の展開範囲(地域)が広くなってきたので、
物語そのものの展開が若干ゆっくりになったかもしれません。
が、ちゃんとゴールに向かって進んでいく感覚が凄い。
キャラだけで動かしている訳じゃないという事がよく分かります。

この漫画の一番面白いと思うのが、
大きな出来事には雛形が必ず存在するという、
なんとも『火の鳥』ちっくな部分だったりします。
自分の視線の範囲がすべてだと思って、事件を追う訳ですが、
答えが見えかけた瞬間に、それはまた一つのピースに過ぎなかったという、入れ子構造。
これを効果的に使える所が、すばらしいんじゃないかと思いました。

しかし、私が一番感動したのは、
「北の大地」の表現方法ですね。
これは関西人には到底描けないものじゃないのかと思います。

複線の解消と新しい複線
錬金術のエネルギー源がようやく発覚。アニメとは、明確に変えてきました。
でも、みんながそう思っているだけで、実は違うという事実。350年前から仕組まれた錬金術の仕組み、エンヴィーの台詞とつながっています。

ホーエンハイムが家を出た理由も発覚。トリシャには間に合わなかったけど、エドとアルに間に合わせるため、がんばってるってことなんでしょうか。
彼は彼で何かをしているようですが、多くの複線が今後繋がってきそうです。

国を使った練成陣にようやく気づいたエドたちですが、そこからまた新しい謎を作ってくるあたり、さすがです。しかし、いろいろな複線が繋がってくると、一体いつからこの設定は作られていたのだろう?と思えます。

上手い。
中ほどに挿入される、ホーエンハイムの過去話が、泣ける。
これだけで一本の短編のよう。
15巻のオマケ漫画もそうだけど、こういう、ぎゅっと締めた短編が
描ける荒川弘は、本当に上手いと思う。

そして、この話を読んだあと、過去のホーエンハイム登場場面を
見返すと、切ない。
ブラッドレイの生まれを知った後も感じた、このぐるりと視界が回る
感覚。まるで推理小説のどんでん返し。
連載六年越しの、この種明し!

そして、そのすぐ後に来る、暗闇の穴の恐怖。
これは、怖い。
主要人物がいないのに、つまり感情移入するキャラがいないのに、
ここまで「怖い!」と思わせる力。
すごい。

あとは。
アームストロング少将が強くて格好良くて、『ブリッグスの仲間たち』の
息の合ったところを見せて、さすが荒川先生北国育ち!ってな展開で。
楽しい。
そういえば、こんな風に「いい仲間達」っていたなあ、と思う。
例えば東方司令部マスタング組。
それにグリードとデビルズネストの野郎ども。
一人一人を活き活き描いて、ぐっと読者を引き込んで、イイ奴らだよね
大好きだ!に、しておいて。

けれど。
彼らは、どうなった?

だから鋼は目が離せない。

奈生

今回のメインはやはり表紙のアームストロング少将。
スロウスとの戦い、レイブン将軍との駆け引き等
彼女の活躍が多く、その凛然とした魅力を見せ付けています。


種明かしも段々進んできて、
急展開にドキドキしたり、じっくりと考えたり、ギャグに笑ったりと、
読んでいてとても忙しく、飽きることがありません。


今回の種明かしの一つの、ホーエンハイムの旅の理由。
「4人で撮ったの、これしかないんだ」
と、ホーエンハイムがピナコに貰っていた写真。
いつも、ホーエンハイムの顔の部分だけが、見えないように描かれていました。
その写真と、写真を撮った日のことが明らかになります。
ホーエンハイム、トリシャ、エドワード、アルフォンスが
4人で撮った、最初で最後の家族写真。
その瞬間の、切ないくらいやさしい出来事。
ほんの数ページでしたが、声を上げて泣きました。


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〔コミック版〕はだしのゲン 全10巻

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〔コミック版〕はだしのゲン 全10巻

あまりにもリアル
この漫画では、戦時中・戦後の真実があまりにもリアルに描写されています。その描写はグロテスクといっても良いほど一切の美化がありません。
また、原爆投下の是非はここでは書きませんが、この本はただただ、原爆投下が主人公一家に及ぼした結果を描いています。

あの頃何があったのか、そして終わった後には何があったのか 
私はもちろん戦後の世代の人間ですが、この漫画を読んでほんのさわりだけでも、戦争が作ってしまう不幸に触れることが出来てよかったと思っています。

最後に、ゲンのように強く生きていきたいものです。

太平洋戦争時代や原爆について知識がつく本!
客観的な資料本だけだと、原爆の目に見える威力は解っても被災した生身の人間の感情までは想像したり理解しにくいと思うが、この漫画は作者自身が被爆者だけに、当時の広島の人々の生活様子や焼け野原になった街で必死に生き延びて行く人間の逞しさや感情を細部まで表現されているので非常にリアルで心に響いてくるものがありました...。

教科書やニュースだけの俯瞰な知識より、こういった体験者が綴った生身の本を読む方が原爆の恐怖を知る上では手っ取り早いです。僕の小学校にはこの本が置いてありました。当時はまだ3年生くらいだったけど、自分に置き換えてよく読んだものです。(笑)

戦争とは何か。
戦時下、特に圧倒的劣勢に立たされた国の戦時下ではどんなことが起こるのか。原爆(ピカドン)に被爆すると人間はどうなるのか。戦争に負け、占領された国ではどんなことが起こるのか。逆境の下で人間はどう立ち直り、どう自立してゆくのか。……これらの疑問の答えが本書の中で余す所なく詳細に描かれています。最近の若い人は「昔日本はアメリカと戦争をしていた」といっても信じてくれない人が多いそうです。せいぜい1945年に太平洋戦争が終結した、と受験の知識として知っている程度です。歴史年表にただ1行、記されるだけのささいな出来事。そうした若い人にこそ本書を読んでもらいたいです。そして後世の人々に本書を伝えてもらいたいです。本書は極めて具体的に「戦争とは何か」を描いた傑作です。

良き教科書
この本は小学生の時に図書館で読んだきりでした。今の平和な時代からの価値観をもって読んでは
理解しがたい内容かもしれません。その時その時の時代背景があったからこそ、そこで生まれる感情や
反米意識や生きるということへの執着心や死への行動、それは今の私たちの価値観や偏見に当てはめて
考えることは不可能だと思います。
負ける戦だと知っていても、戦争を決行した理由を知る人は少ないでしょう。

あの時代に生きていない私たちができるのは真実と事実を見極め
TVや雑誌・本のメディアに惑わされない、知識を持ち真実の歴史を記憶し次の世代に伝えていくことです。
その中でもこの本は良き教科書ではないでしょうか。

はだしのゲンが2007年8月10・11日と二夜連続、実写版でTVドラマ化されますね。
今の価値観に脚色せずそのままの内容であることを望みます。


酷い内容
第2巻までは広島原爆の悲惨さについて書かれていますが
主人公のゲンが進駐軍の車両を破壊するテロ行為まで「アメリカは原爆で20万人殺したから」という理由で正当化したりするとんでもない本でした。
進駐軍の兵士は全て悪魔で共産主義者の教師は善人・・赤旗新聞で大いに宣伝されてただけはあります。

こんな本が全国各地の小学校に配置されてるなんて信じられません。

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総員玉砕せよ! (講談社文庫)

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総員玉砕せよ! (講談社文庫)

淡々ながらも残酷。だから価値がある。
平凡な兵士たちが、誰にも看取られず、故郷から遠く離れた場所で
孤独に戦死していく。
体験者だからこそ描ける、非常にミクロかつリアルな状況描写や
グロテスクなシーンによって、戦争の生々しさ、愚かさがよく分かる漫画だと思う。
そして名も無く散っていった兵士たちの無念さ、組織の理不尽さがよく伝わります。

サヨクのように、現実から目を背け、口先だけで「平和!」とか「戦争反対!」とかいう
呪文をただ叫んでいるだけじゃ、永遠に平和は来ないと思います。

戦争を抽象概念化して、生活から遠ざけて議論しても空虚でしかなく、
こうした戦争のリアルな実態を知り、戦争に至った歴史の詳細な経緯を知ってこそ、
本当に心から戦争の愚かさが身にしみ、平和に一歩近づくのだと思います。

NHKでドラマ化されました
先日NHKでドラマ化されていて、興味を持ちました。水木しげるさんが片腕だったとは初めて知りました。その経緯など含め、理不尽な戦争部隊体験と、その過去が交錯した現在の暮らしがドラマでは描かれていました。ぜひ原作のほうも読んでみたいし、次の世代の子供達にも伝えたいことだと思います。

キモio
このひとの画、マジキモいお〜(w)汚いお(w)子どもには見せられへんはホンマってなんで関西弁やねん(w)お〜キモイお〜ってお〜挟みだお(w)

虚飾の全く無い本物の戦記物語
水木しげる氏自身、21歳で出征した南太平洋・ニューブリテン島が舞台のこの漫画作品は、フィクション戦記ものに見られるカッコ良さや感動など一切ない。
ヒーローなんてものもいない。登場するのは、ごくありふれた平凡なおやじやお兄さんばかりであるが、極限状態の中でかえって際立つ生臭さのリアル感は偽り無しに胸を突く。
日本軍定例行事であった、上官による若年兵を夜中に呼び出してのしごきも、鉄拳ではなく平手打ちであるところに現実感がある(鉄拳だと拳を痛めて数多く殴れない)。
青年兵だって、誰もお国のためだの大和魂なんて考えていない。日々思うのは、少しでも沢山食べること、故郷の可愛いあの娘のこと、父母のこと。いや、上級士官だってそうに違いない。
その、普通の人間としての感情や思いやりすら失っていない彼らが、狂気と妄想に染まった軍トップの命令で、物資豊富な敵の戦車やマシンガンの中に刀で切り込む。たまたま生き延びても、軍の面子と建前はそれを許さない。
左腕を麻酔なしで切断しながらも、たまたま偶然に奇跡の生還をした水木氏が片腕で人気漫画化になり、遂にこの作品を発表したことを思い、心して読みたい。

体験した人だけが描ける、戦場の実相と戦争の不条理
妖怪マンガで知られる水木しげるが、自らの戦争体験をもとにつづった渾身の一作。南太平洋の島、ニューブリテン島を死守するよう命ぜられた田所支隊に所属する初年兵、丸山が自身のモデルとなっている。

物語前半では、戦地での下級兵士の日常が淡々と描かれる。日常といっても、上官に殴られたり、同僚がワニに食われたり、魚をのどに詰まらせて死んだりと、尋常ではない事件が起こったりする。後半は、表題にある「玉砕」をめぐる悲劇へと突き進んでゆく。

登場するのは、とりわけ「お国のために」と使命感に燃えていたわけでも、狂信的になっていたわけでもない普通の青年たち。ひ弱だったり、ずるがしこかったり、いい加減だったりする彼らには親しみさえ覚える。そんな普通の人たちが、楠正成のように死にたいという上官の「美意識」の巻き添えを食らって、玉砕しなければならなくなってゆく。反戦ドラマにありがちな戦争批判の台詞はないが、物語そのものから強く伝わるものがある。

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吉原手引草

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吉原手引草

読後爽快
はじめのうちは
「へぇ〜吉原ってこんな風になってるんや・・・」と
まさしく「手引」を紐解いている感じでしたが
途中から俄然面白くなってきて
ぐんぐん惹きこまれ一気に読んでしまいました。
特にラストの方では映像が目に浮かび
読後しばらく経った今もその印象が残っています。
私にとっての読後感は「爽やか」。

読後直後に読み返したのは久々の経験でした。

最初はまあまあ良かったんだけど・・・
 読みやすくはありました。丁寧な言葉でしたし、歴史ものなのにわかりやすくて。ちょっと説明くさいかなと思うところもたくさんありましたが。
 肝心のストーリーがうーんという感じ。これだけ引っ張っておいてこのラスト??っていう感想を持ちました。すごく興味を持って読んでいたのでラストにはがっかりです。
 ほんと、吉原手引きって感じかな。どろどろした感情とかそういうものは全く感じられず、感情移入ができないまま終わってしまいました。純粋にストーリーを楽しみたい方には不向きですね。
 直木賞ってすごい賞だというイメージですが、こんなものかな…??一般的な読者にはたいした作品ではないのかもしれません。

語り手のキャラクター
評価が高いし、興味ある本でしたが、少し読むとどの語り手も、同じ調子で語っている点が退屈で鼻についてしまいました。様々な立場の語り手が何人も登場するのですが、どの人の語りも文章のリズムが同じで、代わり映えがしないのです。語り手のキャラクターが感じられないところと、読んでいて葛城にそれほど興味が湧かないところ、残念に思いました。

江戸時代って、ひょっとして日本文明が頂点に達した時だったのかも?
素晴らしいです。傑作です。吉原のスター花魁の失踪をめぐるミステリーです。いろんな人々からの聞書きスタイルで描いていますので、老若男女とりまぜた江戸の人々のインタヴュー集みたいでもあります。江戸という時代のマナリズムや美意識を凝縮した吉原という特殊な文化圏のガイドブックでもあります。いや〜優れた小説こそが、歴史を教えてくれるのですね。歴史に埋もれた人々の人生を息遣いを蘇らせてくれるのですね。

この小説、志が高いです。つまんない苦界の人々に見える人々の心にひそむ心意気と、体を張って生きる女たちの健気で真心ある連帯があってこそ成就したことを明らかにしていく小説は、読後感爽やかです。かつ特権階級の上にあぐらをかき寄生虫と化しつつあった武士たちに、ひそやかに、暗黙のうちに抵抗をしている江戸庶民の心意気と、幕末の大波を予感させるような空気・・・作者の学識と視線の広さと高さを感じさせます。

何よりも、ヒロインの花魁の清冽な生き方。泣けてきます。読んでよかったなあ!ありがとう、松井今朝子さん。





当時の吉原の事情など相当詳しく調べられており圧巻だ

 江戸時代の吉原を舞台設定とし、花魁葛城が失踪を探る。

 主人公が吉原で働く番頭や店番など計16名の関係者から失踪の理由を探る。各登場人物の個性の豊かさが面白いことはもちろんのこと、当時の吉原の事情など相当詳しく調べられており圧巻だ。直木賞受賞作の傑作です。

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レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術

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レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術

レバレッジ・シリーズの決定版
 筆者が「はじめに」において、「(レバレッジ・リーディング、レバレッジ時間術)すべての上位概念となるもの」だとはっきり書いているように、無限大の成果を生み出す自己投資術を4つのカテゴリーにわけて体系的に説明しています。
 私は前著作の2つも読んでいるのですが、本書を読むだけでも、知識や時間のレバレッジの要点はわかると思います。
 巻末に、「レバレッジ・シンキングをより発展させるために、十二冊のおすすめのブックリスト」を掲載しています。その一つ一つに当たっていく楽しみもついていると思います。

模範的なビジネスパーソン作り
前著『レバレッジ・リーディング』がなかなか面白かったので読んでみたが、
最も参考になったところは残念ながら『レバレッジ・リーディング』のお復習い部分。
ビジネスマンは、労働や知識のアウトプットだけ行っていては進歩しない。
常に、インプットを心掛けるべきだという所は納得。
パッシブではなくアクティブが効果あるという所も納得。
等々、納得できるところは多々あるが、他のビジネス書においても
主張されている所であり、目新しいところはあまりない。

著者が、本業であるコンサルのセミナーをするときのテキストといった感じ。
人脈の作り方がゲーム感覚なところもコンサルっぽい。

2時間もあれば読み終えることが出来るところや、
著者の主張を形成したバックグラウンドが分かるくらい、
様々な引用をしている所などは、
レバレッジリーディングを我々読者に身をもって実践させてくれている感がある。

「ゼロから一を生む」ところにこだわらずに「一から百を生む」ところに
エネルギーを注ぎ込むのがレバレッジ。
それに賛同できる人は、何かしら得るものがある一冊である。


俯瞰することの重要性
目の前のことを一生懸命やっているのに、思ったよりも
成果が上がらない・・・。

これは、俯瞰(高いところから見下ろして眺めること)が
できていないのだと気づきました。

「まずは自分のゴールまで俯瞰してみて、
 そこに最短距離で到達するためには何をするべきか、
 どういうステップを踏んでいくのがよいのかを
 逆算思考で考えます。」

この章を読むだけでも、
この書籍代の、数倍の価値があると思いました。

究極の自己投資
レバレッジシリーズの第3段である。これらのシリーズで一貫して述べられていることは、ただ楽をして生きようというような表面的な話ではない。最小限の労力で、最大の結果を出すために、事前にしっかりと準備をしておくための具体的手法が多数公開されている。つまり、事前の計画や準備、あるいは日々の習慣を変えるという地道な努力の上に、はじめてレバレッジというものが働き、結果として、仕事もプライベートも思う結果を手に入れるというものである。著者は、睡眠科学や脳科学と言った分野にまでその効率を求めて最大限の成果を得るための努力をしている。また、毎朝5時起きで読書を日課にしているなど、ただ「楽をする」と言うことではなく、「精一杯の努力をして、さらにその成果を最大化する」という考え方であり、これは感動的であった。

最高の投資案件です
本田氏の「レバレッジ・リーディング」が非常に参考になる本だったので、新著も思わず手に取ってみた。

著者のノウハウ・エキスが凝縮された「最高の投資案件」であることは、間違いない。
スポーツ選手がトレーニングするのに、ビジネスパーソンがしないのは不思議だと言い切る著者に爽快感さえ覚える。

具体的には、リーディングを含む「知識」に加え「労力」「時間」「人脈」という、ビジネスパーソンにとって重要な4つの分野すべてに
レバレッジ(てこの原理=最小の投資で最大の成果を得る)論を展開しており、それも、単なる技術論だけでなく
大切な精神論もあわせての詳しい説明は非常に分かりやすい。

著者の「リーディングメモ」と「チェックリスト」という特典もついており、一粒で二度美味しいお勧めの1冊である。


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レバレッジ・リーディング

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レバレッジ・リーディング

参考になりました
1500円のビジネス書を15万円にする方法が書かれています。
特に読んだ知識を自分のものにするための「レバレッジメモ」は勉強になりました。
著者は目的にあった部分だけ読む「横読み」を薦めていますが、この本は普通に読んでも2時間あれば十分読めるので、読書の習慣が付いていない人に是非読んでもらいたい本です。

この本は、『本』を読む為の『説明書』だ!
この本は、本の読み方・活かし方を教えてくれる本で、言い換えると道具としての『本』の『説明書』といえる。
実用書系の本を好んで読む方には『必読』の本になるでしょう。

ただし、小説・エッセイetcの物語を読む・味わうというジャンルの本を読む時には不要です。

でも間違いなく、すべての人が『一度は読んでおくべき本』だと断言できます。

・人はなぜ実用書を読むのか
・必要な実用書の探し方
・実用書を効率よく読むポイント
・実用書を読んだ成果を確実に手にする方法

を著者がシンプルな言葉で語ってくれます。

情報過多の現代社会をスムーズに渡り歩くための、情報の仕入れ方をシンプルに教えてくれる本です。

この本は社会に出る前の学生諸君にこそ身銭を切ってでも読ませたい本だと断言できる。
学生時代のうちにこの本に書いてある習慣を身につけられれば、きっとその人は将来、不安に襲われることはない。その習慣が不安を乗り越えさせるからだ。

人生を変えた1冊です☆
4ヶ月くらい前に読みました(無理やり読まされた).それまでは本当に読書嫌いでした.それが今では1週間に5冊以上読むほどの読書家です.その効果もあって,たった4ヶ月で人生も大きく変わりました.(もちろんよい方向に)読書で人生は変えられるんですね.多分このような本を手にとる人のほとんどが読書家だと思います.個人的には読書の習慣がない人に読んでもらいたいです.

使える本
読んですぐ使える、というより読んでいる途中から使える大変実践的な読書法の本である。個人的には最近稀に出会った良書である。

本は神聖なものだから線を引いたり折り曲げたりしてはダメだとか、読後にマーケットプレイスやブックオフで売りたいとか、そういう理由で私はこれまでできるだけ本を丁寧に扱って読んでいた。他方、読んだ本の内容といえば1週間後には忘れてしまっており、なかなか後につながる読書ができていないことを問題と感じていた。

本書では上記のような問題に対して明快で具体的な解決策を提示している。それは、妙にシステマチックで使えない方法ではなく、本当に普通の読者(特にまめな性格でなくても)が実行できるような現実的な方法である。読書中のツールは書くもの以外何も必要としない。

また、読後のフォローアップについて書かれた部分がすばらしい。これについても簡単かつ実践的で、私は早速今後の読書で実行していきたいと思う。

上記のとおり、私はこれまで本を丁重に扱っていたのだが、本書の読後、本書は線と折り目だらけになっていた。それくらい、成果が目に見える本だと思う。多くの方にお奨めしたい。


生き残りをかけたビジネスマンのための方法論である
本の読み方には、いろいろある。
精読、乱読、多読、速読、積読…
著者は「多読術=レバレッジ・リーディング」の紹介としているが、
趣旨は「知っている」ことと「出来ること」の間を埋めるための、
ひとつの方法論であると読める。

であるので、読者を限定する。
すなわち、仕事の質・精度を高めたい人の本である。

技術論ではなく、方法論なので、「重要なところはここに書いてあるからここを読め」とか言う学術的なことは書いてない。

最重要なのは、「読むこと」ではなく「読書後のフォロー」
たくさん読んでノウハウを蓄積し、繰り返し反復し、自分の経験にしていくこと。

本代という投資に対して、確実にリターンを回収することが最終目的。
その意味においては、副題の「100倍の利益を稼ぎ出す」ことを目的とし、
真摯にそれを追求していることに、嘘はない。

仕事の質を高めたいビジネスマンには、必読である。

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「続ける」技術
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2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書 14)

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2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書 14)

軽快な語り口が気持ちいい
ひろゆきさんの語り口が軽くて、とても読みやすいです。
でも、言葉の端々に現在のネット周りの疑問や問題やアイディアが
ちりばめられていて、何度かハッとしました。

自分もネット通になったような気分にさせてくれます。

これは2ちゃんねるの利用指南書。
この本を読んで感じるのは、ひろゆき氏は高いメディアリテラシーを
持っている人なんだなという事です。                                                  
もし全ての2ちゃんねるユーザーが彼程の情報選別能力を持っていれば掲示板に
紛れ込む多くの流言や偽情報に踊らされる事なく、社会問題になる事案も殆ど
起こらないのでしょうが、現実にはその様にはなっておらず、インターネット
というメディアを私達が使いこなせる様になるにはまだ時間がかかるのかも知れません。
しかし彼のWEB2.0やセカンドライフに対する疑問を読めばそのヒントが
得られる様にも思います。                              

タイトルの「2ちゃんねるが潰れない理由」については数頁で解説が終わってますが、
ひろゆき氏のメディアリテラシー論に多くが割かれている辺り、この本の正体は
「2ちゃんねるの利用指南書」なのかも知れません。
                  
あと、小飼弾氏との対談は内容が難しく、プログラミング技術者でないと
理解しづらいと思います。ちなみに私はチンプンカンプンでした。            

その分★1つマイナス、他は★4つの評価です。


編集者、無能?
冷静で皮肉屋で野望のないひろゆきさん。
……はいいんですが、この本、誤字と誤文が妙に目立ちます。初版なのでそのうち直ると思いますが。

101ページ、「アメリ全土に無線LANを……」うわあ、オシャレフレンチなひろゆきさん!

176ページ、「継続していくことのほうが手放すより簡単なのです」あれ? ひろゆきさん、前後と言っていることが逆転してます!

扶桑社の編集者、どーして気付かなかったんでしょうね?

ひろゆきが面白いんだけど
タイトルでもう半分勝ったような本。
中身としては、ひろゆき氏の発言の口述筆記であり、その言葉の端々からIT系の著名人のなかでも異質な人物像を垣間見る本とすれば十分に楽しめる。逆に個人に興味のない人にはどうでもいい本。

ニコニコ動画も成功してるし、彼が結果的にネットの底なし沼じゃなくて歩ける道を直感的に判別して歩いていることには間違いない。しかも、それが一発当てたいIT起業家スピリットなんてものじゃなくて、まったく違う視点で選んで、しかも支持されているところがまた衆人には面白いのだ。

ジャーナリスト佐々木俊尚氏、元ライブドア小飼弾氏との対談も収録されているが、この対談のかみ合わないことまた甚だしくておかしい。弾氏はまだプログラム議論でお茶を濁せるが、特に新聞記者あがりの真面目な佐々木氏はWeb2.0について逆に突っ込まれててかわいそうなくらい。一言で本質を衝くひろゆき氏とは議論にすらならず、ページもほんの少しでおしまい。が、それもまた楽し。高尚なIT論議じゃなくて、あくまで天才型人間の個人ウォッチを楽しむべき本かと思います。

インターネットに対する妄想
本書のなかでは、表面的な悲観主義なひろゆき氏ですが、実は非常な楽天家なのではないかな、と。

19〜20世紀にかけての人類の爆発的、二次関数的な成長が、今世紀にはいり急速に鈍化しているなぁ、という感覚はもともとありました。

インターネットやコンピュータ・通信技術という煌びやかなものがそれを打破する起爆剤になるであろうことはコモンセンスとなっておりますが、どうやらそれは違うらしい。薄々感じてはいましたが、時代の先駆者たる人が見ている世界がそうなのであれば、きっとそうなんだろうな、と。

客観的、結果論的にみれば、江戸300年のど真ん中にいたひとは、成長無くとも幸せ暮らしをしていたに違いないし、主観的には、不幸せを知らずして、本当の幸せを感じることはできないのが人間である以上、宇宙や生命の神秘といったまったく新しい世界を開拓しない限り、表面上の遊びの世界でそれなりの幸せを実感していくしかないし、主観的にもそれでそれなりに満足だしね、って感じの著者像を持ちました。


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となりのクレーマー―「苦情を言う人」との交渉術 (中公新書ラクレ 244)

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となりのクレーマー―「苦情を言う人」との交渉術 (中公新書ラクレ 244)

買ってまで読む本では・・・
「交渉術」というほどの「術」は載っておらず、真新しい対処法も出ていません。
正直、買ってまで読む本ではないかも、と思います。(図書館とかで充分)

「こういう変な人、いるよなぁ」的な物語としてはそこそこ、というところです。

また、内容にクレーマーの家へ謝罪に行って、向こうが「帰れ」と何度も言うのに
「許してくれるまで帰りません」と言い続け、「警察を呼ぶぞ」と言われる場面があり、
著者は「こんなの不法行為にならないんだから」と高をくくっていますが、
実際は帰れと言われてしぶとく居続けるのは、不法逮捕監禁に当たるのでは、と思います。


「勉強させ、成長させてくれた」と書いている割には、端々に相手をバカにしている
感じが見て取れ、どっちなのだ・・・と思います。
まぁ、言われる相手も相手なのですが・・・(笑)。

「後によい客になってくれた人」の話も出てきますが、その人達はこの本を読んで
どう思っているのでしょうか。著者がやめた後も、その人は西武百貨店に通っている
はずなのに・・・。


経験がものを言う世界
●苦情処理のポイントは、
 ・相手の「人間」を知る
 ・誠意をもって対応する
 ・迅速に対応する   だそうです。

●こつは、
 ・どこまで話を聞き対応するか
 ・どこから毅然と臨むか を冷静に判断することだそうです。

●「まともな苦情」とそうでないものの見分け方は――。

●これらのことについて、具体的な対処の事例をあげ、
 また、基本的対応を示しています。
 苦情処理とはいえども、相手の立場にたってみることが
 基本姿勢なのか、と考えさせられました。
 経験がものを言う世界のようです。 



クレーム対応も場数を踏むことかな。
本書は百貨店業界のお客様相談室に勤務された著者が、実際に体験した事例を基に
どのようなクレームがあり、どう対応すべきかがわかりやすく、面白く書かれてあります。
業界は異なれど、苦情はどのような製品、サービスにも付き物ですから、
本書は大変参考になります。
実際には、頭でわかっていても実践できるかが問題なので、やはりこのような基本を
押さえた上で、テクニックよりも場数を踏んで慣れていくしかないようにも感じました。

業界は異なれど、今リコール問題が多くなっており、メーカ勤務者としても
今後何らかの苦情に対する「ノウハウのデータベース化」「マニュアル化」などが
必要だと思います。

面白かったんですが、しょうもない輩にまで頑張りすぎりのはやめにしませんか?
●明らかに無法な輩にまでマニュアルを練ったり技術を磨いたりする必要はあるのでしょうか。接客業の方について色々啓発をしたい意図は分かりますがもう一線越えている人はクレーマーとかお客さまとか云々ではなくて司直に介入してもらう必要がある気がするのですが。●クレーマーは明らかに他の顧客よりコストを割いてもらっている訳ですね。ということは他の顧客の対価にただ乗りしているということです。店側だけでなく一般の消費者もそろそろこいつらに注意を向けて指弾する時期でしょう。この本に出る輩達も店員の時間と労力をこれでもかというほどむさぼっています。他のお客さんのサービスや明日の準備は大丈夫なのか心配です。それにしても総じて暇人です。あきれるほどに。これ病院とか巨大輸送機関だったら一大事ですよ。些細な欠落に因縁をつけている間に重症者が後回しにされたり大幅な予定変更を大多数の関係者が余儀なくされたり。とにかく緊急性を要する機関・サービス提供者等にはクレーマの負担を軽減するような立法をする必要があるでしょう。こういうしょうも無いクレーマーに対応するコストが過大になることによって本当に欠陥商品サービスの打撃を受けた方々への対応が手薄になる可能性もあるし狼少年効果で真実が虚偽に埋没し明らかに正当な要望を叶えたり相手の過失を立証するコストがうなぎのぼりに上昇するでしょう。サイコパスであろうが職業的な確信犯だろうがお前らは明らかに社会のお荷物だと宣告すべき時期でしょう。●心理関係の専門家ではないので求めるのが酷ですが分類をもう少し厳格にした方がいいと思います。本書にはクレーマーだとかお客さんだとか判断する以前に明確なサイコパスが登場しています。それも少なくない数です。その辺りの著者の認識が甘すぎるというかまったく気づいておらず普通の厄介なお客さんとして扱っています。あなたの目の前にいるのは猫ではなく虎ですと教えてあげたい。サイコパスと職業クレーマーあるいはサイコパスが昂じてクレーマーが生業になってしまった人普段は気立てがいいが個人的な事情でその1回限りの一時的な八つ当たりをしている人そして正当な要望をする一般のお客様、少なくともこの5通りくらいに分けた方がよろしいでしょう。お金欲しさの確信犯はともかく明らかに病的な人にまでテクニックを磨け礼を失するなというのはド根性頑張りズムでしょう。昔の原発や巨大プラントはこの精神主義で大失敗しました。そろそろ接客業も人間への高負担を考え直す時期でしょう。明らかな狂人はシッシと追い返すべきです。狂人への対応は明確に区別すべきであると思います。ですからクレーマーの分類も手口だけでなくそもそもそいつはどんな属性なのかで判断するべきでしょう。身体障害者や精神病罹患者や低所得者、こういう方々を差別するのは問題ですが私は過剰に攻撃的なサイコパスは有無をいわせずある一定の距離を置いた方がよろしいと思います。●いろいろな手口に分けてクレーマーを紹介するのですが私はずっとそもそもこんな奴にまともな対応をするべきなのかずっと疑問が晴れませんでした。●クレーマーには累犯がいます。著者も随所でそう述べておられます。ならばなぜもっと金融業並みにデータベースを整備しないのか。これは経営者の怠慢でしょう。どうしようもないです。最前線は下っ端だからこんな労力でさえ厭うんですね上の奴らは、ただのしのし巡回してればいいような人たちですから。虚しさいっぱいに闘ってるんだから後方支援くらいしっかりやれと強く思います。また著者もそういう進言をしていないのが非常に残念でした。

クレーマーも顧客ですが
本書を読んで「社長を出せ!」という書籍を思い出しました。クレーマー対策は頭の痛い問題ですね。一応顧客の一人ですし。
感情的・あるいはまずい対処方法は、かえって火に油を注ぐようなものです。
対処については本書の様にうまく立ち回る必要がありますね。

私はメーカー勤務ですが、川下は顧客という事でやっていますが、いかに振る舞うべきかということに示唆に富んでいます。
直接顧客と接客する人でなくても参考になると思います。

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銀魂 第19巻 (19) (ジャンプコミックス)

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銀魂 第19巻 (19) (ジャンプコミックス)

真撰組大活躍!
別に真組好きという訳でもないのですが(笑)
今回は素直に沖田格好良い!と思いました。
近藤さんは本当にバカだけど良いキャラしてますよね。
愛すべきバカであり実際愛されてるバカ。
マヨと咥え煙草しかアイデンティティのなかった土方さんが、今回はひたすらイジラれキャラになってます。
新撰組の3バカ↑トリオの関係は本当に羨ましい。
自分もこんな仲間が欲しかったと思ってしまう位。

今回はギャグ控えめで人情物色が強いです。

*あらすじ*
ひょんな事から妖刀に呪われてしまった土方。
呪いによりへたれアニメオタになってしまった彼は次第に組内での信頼を失い、天敵である伊東はこの機に土方失脚を狙う。

始めは面白かったのに途中からひたすらバトル漫画になってしまう作品が多い昨今。
銀魂には最後まで最初のノリを忘れず頑張って欲しいです。

相変わらず面白いです!
真撰組乱闘編は土方さんファンからは彼のオタクキャラ・トッシーに好き嫌いのでる作品だと思います。けれど伊東の反乱や万斎の再登場、山崎死亡!?など見所は多く読み応えのあるものかと。伊東は最初はイヤなキャラですが話が進むにつれて結構いい奴に見えてきますよ(私は最後好きなキャラになりました)。

本編でえぇ?と思ったのは銀さんが鉄の強度をほこるらしい弦を引き千切ったシーン。漫画ですし深く突っ込むなって話ですが、常人にはまず無理ですよね。まぁそれをいったら終わりですが。

銀魂は昔に比べたら面白くないと友達は言いますが、私は今でも楽しく読める作品だと思ってます。
好きな作品だから贔屓してしまう部分もありますが、純粋に銀魂は面白くいい作品ですよ。これからも読み続けたい作品の一つです。


久々にゾクゾクしたかもね。
銀魂に時々顔を出すシリアス分子が今回の巻のメインとなっています。
表紙は高杉の同胞・河上万斉さん〔別名・つんぽ〕できました。真撰組の絆とそれぞれの抱えた思いが全面的に描き出されていて久々にゾクゾクさせてもらいました。
巻き込まれる形になった銀さん達もあれですが彼らの事をなんだかんだで「腐れ縁」と大切なもののひとつにいれている。カッケェエエ!!それに共鳴してカッコイイのはやはり「高杉」その人でしょうか。流石頭をやっているだけあって中途半端な策略家はお気に召さないらしい。
ある意味最高の悪者です。でも伊東の葛藤は痛いほど伝わりました。歪んで行く理由は簡単なのに元に戻すのは難しい。本当にギャグとシリアスの書き分けが上手い作家さんですね先生!

暑苦しいくらいカッコイイ少年漫画!
最初はクールな土方の変貌振りに、何だか切ない思いをしたのですが、後半になるにつれ皆カッコイイのです!
沖田や近藤さんも素敵でしたが、最後まで土方についていく、と言った山崎もかっこ良い。
地味なイメージな彼でしたが、しっかり真選組の男です。
銀魂は普段「少年漫画!」という感覚では無かったのですが、この巻はしっかり王道少年漫画なテイストがあって楽しめました。
勿論ギャグも好きですが、色々な楽しみがあるのが銀魂だな、と。
笑いも涙も熱血も、どれが好きな方でも楽しめますね。
次の巻も楽しみです。


真選組祭り!!!
短編の銀魂の方が好きなんですが、ときどき入る長編物もいいですね☆
今回は真選組好きには、嬉しい巻だと思いますが、クールな?土方もいいけど、アキバ系トッシーはかなり萌えました!

土方・沖田の真選組と近藤に対する想い、忠誠心なんかもいいかんじに入っててよかったです☆
もちろん万事屋メンバーも大活躍ですよ!

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らき☆すた (1)

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らき☆すた (1)

つい、頷く話ばかりかもよ?(笑
日曜深夜の就寝前に付けたテレビで放送されてたコノ作品に
そのままハマリついに現在発売されてる4冊を手に!!(笑
始めは4コマ漫画に798円?高い・・・ぱら×2ですぐ読み終えてしまうんでは??
なーんて感覚でしたが読みごたえ十分だったり(笑
4コマでも後の2-3本に展開が続いたりし、オチやら突っ込み攻撃でアニメさながらで楽しい。

因みに、第1巻と言うことも有り、絵のタッチの違いによる冷めた感じの主人公こなたが、また新鮮だったりします。

個人的オススメ、放送中のアニメ又は、DVDで1度なりチェックし、
主人公「泉こなた」そしてっ、声当ての声優「平野綾」の組み合わせを頭に残した上で(マッタリゆる×2具合をぜひっ)コミックを読むと入り易いんじゃなかろうか?
色々と、独特の雰囲気ですから(笑

に、しても何気にそう×2と思う話題だったりして面白い。あとは・・・マニアネタの勉強も?(笑

眠れない夜に最適
タイトル通りです。
五分ほど読んで残りのページを見ると「まだこんなに!?」と思わず喋ってしまうほど、起伏が無く淡々とした話。もう五分ほど読み進めばいい感じに眠たくなることでしょう。

ごめんなさい。そういうわけで内容はあんまり覚えていません。

でもアニメは面白い・・・かな?

1〜4話までは単なるオタク女子高生の談話を聞いているだけの内容ですけど・・・

・・・原作よりは面白いです。多分

コテコテのオタネタ満載
コテコテのオタネタ満載。4コマ漫画だがオチなし上等。読めてしまうオチ上等。
笑いを期待して読む種類の漫画ではないです。
面白くて笑えるときと「あるある」ネタでまったりするときとつまらないときと読み進めるのが辛いときと、ごく稀に引くときがあります。
アニメから入ったせいかアニメの方が面白く思えます。
アニメは1話30分ではっきりしていますが、漫画のほうは読んでいて区切りをつけるのが難しいので、それこそときどき暇潰しに読む感じです。
アニメから入った人は1巻は飛ばして2巻からでもいいと思います。
今とは感じが違う初期のクールこなたに興味のある人は1巻も一読あれ。

アニメ版が好きな人は読まない方がいい
コンプティークで連載されてるゆるゆるギャグマンガです
漫画自体はおもしろいですがアニメから入った人にはあまりオススメできません
アニメ版はパロディネタが多いですが漫画版方はそういうネタはまったくないのでアニメ版のノリが好きな人はオススメできません
はじめてらき☆すたに入る人には是非オススメの一冊です

こなた と かがみ 結婚しる・・・・?!(;'Д`)ハアハア
(;'Д`)ハアハア こなた(オタク)と かがみ(ツンデレ)の絡みのみに特化した 萌え漫画である。

話は日常会話だの 下らない雑談が大部分で
他の漫画のキャラクター達が 悪行超人の打倒という
正義のために戦っているのに、下らない日常を生きる、彼女らが浅ましく見えた。
だが、こなた と かがみの ありよう はある種、理想的にみえた。
彼女らの結婚を心より期待している・・・・・・・・・・?!



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ハヤテのごとく! 12 (12) (少年サンデーコミックス)

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ハヤテのごとく! 12 (12) (少年サンデーコミックス)

おもろいw
パロディの量・質、共に満足のいくものです。
特に目立った欠点などもないです。

おいおい
絵が下手だねぇ、相変わらず。

12巻も描けば上達するだろ…常識的に考えて。

面白い!が続き物は・・
ハヤテのごとくは一話完結の話のほうが笑い要素が強くてすきですね。
続き物(戦闘とかあるやつ)になると、なんかダレルというか、マジメというか・・このマンガの明るくカワイイキャラにはあわない感じがします。とくに今回の宇宙人とかイラネ。
あ、ラブコメの続き物は別ですよ。
私個人としては一話完結で笑いを重視した展開を期待しています。
なんにせよ、この漫画は楽しくて好きなので星は五つです。


面白いんだけど・・・
パロディネタが随所にあって面白さは健在だけど・・

続きものはハヤテには合わないのではないかと、思うくらいイマイチでした。

ドーナツ軍曹みたいな、一発ネタは高評価できるので、星4つで。

ところで、ハヤテがナギを抱き上げるシーンって必要ですか!?

期待を裏切らない面白さ!
今回の巻は下田温泉の話からですがUFOが降臨していろいろと面白い事になっていますw
西沢さんへのホワイトデーのお返しの話ではヒナギクさんの複雑な心境がみれます。今後の展開が楽しみです!
本当に面白いので買って損はないと思います

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とてつもない日本

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とてつもない日本

こんな考え方の人も必要だね
失言もある方ですが、やはりこういう立場まで行く人はいろいろな考えを出来るんだなあと感心しました。
本として出版するということでやや強調した部分もあったのかもしれませんが、
こういう内容を国民として知っておくことも重要なのではないかと思います。
僕にはこいう視点がなかったのでいい勉強になりました。


バランスの取れた外交感覚
現役の外務大臣がが書いた本であり、実際の逸話が盛り込んであり、非常に分かりやすい。安易な「反米」「中国脅威論」に反論している。日本の外交の責任者がこのようなバランスの取れたスタンスで外交をやっていてくれるというのは頼もしい。クラスの中で喧嘩の強いA君、腕力はないがカッコよくて頭のいいB君、腕力はない個性的で良質のお金持ちのC君をそれぞれアメリカ、フランス、日本に当てはめて、みんなから虐められないためには、どうやって身を処していったらいいのか?を具体的に挙げている。やはり腕力の強いA君と仲良くしていのがいいんじゃないかと。「反米」と叫ぶのはいいけど、クラスの中で孤立してしまうぞ。
 「日本はもうダメだ」「日本はお先真っ暗だ」と言う識者に苦言を呈している。アジアの中では日本はすごいんだということはよくわかった。でも過去の話が多いし、アジアの中での話しだ。世界の中での日本はどうなんだと思った。「靖国問題は、外交問題ではない、と切り捨てるのは小気味いいし、分かりやすい。「美しい国」よりは、大分読み応えがあった。

政治家・麻生太郎氏が分かります
本書を読み、政治家・麻生太郎氏は具体的な政策を常に意識する
現実主義者であることが分かりました。特に、バブル崩壊から昨今
に至るまで自信を喪失した日本人に、自らの実力の凄さを認識させ
勇気づける姿勢にとても好感が持てます。国民に分かり易い言葉
で話しかけ、政治家に有り勝ちな周りくどい表現もありません。靖
国参拝を外交問題化する愚行や分祀論をする誤ちについて言及し
ている点も支持できます。敢えて一つ物言いを述べるならば祖父・
吉田茂氏の政策を前面的に受け入れている面が強く見られること
です。現在に至る全面的対米追従姿勢の原点とも言える、サンフラ
ンシスコ講和条約締結後、経済政策至上主義をとり敢えて自主憲
法制定の道を選択しなかった祖父の判断に対して、一歩踏み込ん
だ功罪の考察を期待したいところです。この部分が、麻生太郎氏が
大政治家への脱皮の要になるのではと感じました。

国際社会から見た日本の価値とこれからのあり方がわかる良書!
漫画を読む政治家、頭の回転の速さが感じられるマスコミ対応、吉田茂の孫、総理大臣に近い男、
と何かとメディアで見かけることが多い筆者に興味があり、本書を読んでみた。
本書は国際社会から見た日本の価値を冷静に記述しこれからの理想的な日本像を
わかりやすく示している良書だと思う。

とくに日本人以外に日本を説明するときに胸を張って言うことが出来る考え方満載である。


この本は大きく分けて二つのことが書いてある。
一つ目がニート、高齢化、格差感、地方問題など暗い話題に対する筆者の考え。
これらの問題がむしろ新しい日本の力となり得ることを示して読者は勇気付けられる。
二つ目が日本の外交指針と実際。
日本は国際社会の平和と繁栄の上に国益を築いている。外交の基本は国益を守ることであるため、
日本と価値観を共有する国家を支援することがひいては日本の繁栄につながることが書かれている。

この数半世紀、日本は悪いことを含め何事においても実践的先駆者としてアジアにあった。
その経験や失敗を元にこれからの国家に対してアドバイスし、共に生きていくことを外交指針としている。
またその実際の貢献者の例である自衛隊の活動や法曹の人間の例が記述してある。

この本を読むことで、戦後数十年日本が国外に対して行ってきたことは
大局では間違っておらず冷静にみて認めるべきものであること、
これからも同じ理念をもって他国と共栄していく方向が見えてくる。

日本はどうなりたいのか?
変化の激しい状況の中にあって、日本は国際的にどういう地位を占めたいのか(国連の常任理事国になりたいとか、そういう表層的なことではなく)。ビジョンからブレイクダウンして日本の国内政策はどうあるべきなのか。こういう問題は経済主導ではなく、やはり理念=政治の問題だと思うのです。国家も企業も個人も、その点での行動原理は同じであるように思えます。 麻生氏も安倍氏も、本に書いてあることは簡単な言葉で書かれていますから理解はできます。異論もありますが許容範囲内でしょうか。しかし、そこからさらに大きな枠組みや物語が伝わってこないのは残念です。

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てんきち母ちゃんちの毎日ごはん

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てんきち母ちゃんちの毎日ごはん

忙しい主婦にぴったり
3人の子どもを育てている忙しい時間の中で
工夫して作っていらっしゃるレシピらしく、
簡単に、安くできる主婦の味方のレシピばかりです。
プロの料理研究家の方の本なら、いろいろな食材を使って
基本的なものから手をかけるものまで幅広く載っていて、
それはそれでいいのですが、
てんきち母ちゃんのレシピは、食材も調味料も作り方も、
普通の主婦が普通に作れるものばかり。
とても実用的だなと思います。

にんにくを使うレシピがやや多く、うちの家族はにんにくが苦手なので
どれもにんにくを使わずに作ってますが、それでもおいしくできてます!

手放せません
この本のレシピはまずは1人暮らしでも半量で2人前で作りやすい内容だしソース系やその他作り置きが出来るのがうれしい。しかもおいしくてヘルシー。(ともさかりえ、さんのblogで紹介されていて買いました)
私は格闘家ですが、試合前は減量しなくてはならず、そのときはただただ食べないで練習、そういう感じです。(栄養バランスウンヌンなんて場合じゃないですから)
その分、普段の食事は楽しみたい。超活用してます。作り置きできて、アレンジも容易。素晴らしい。2弾、3弾、期待してます。がんばれてんきち母ちゃん!(実は同い年。てんきち母ちゃんはお母さんで、私は格闘家(笑))

おすすめです!
このレシピの中で作ったトマトのナムルは主人にも大好評!
うちでは定番のゴハンになりました。いくつか、ブログから書籍化されたレシピ本ありますが、こちらが一番実用的です。
ただ、お菓子が焼き菓子ばかりなのでマイナス☆ひとつ、プリン系とかゼリー系とかもうちょっと手軽に作れるお菓子が載っていたらよかったなと思いました。

どれもこれもおいしいです♪
毎日の食事がマンネリ化で、本屋さんで何かないかな・・と見に行ったのがきっかけでした。
とりあえずブログを見に行き、作ってみたら娘も野菜をいっぱい食べてくれるし偏食の主人ももりもり食べてくれたので、即購入!
お値段の割りにレシピ数も充実です。作ってみてこれはうちの定番にしよう!というものばかり。お肉をお野菜でかさまし・・なんて書いてありましたが、そこがかえって野菜をとれるしよかったです♪同じ材料のレシピがかぶってあるところも私にとってはよいところです。うちは少人数なのであまっても次はコレ作ろう!ってなるので。(^^)
1週間分の献立をこの本を作って買い物計画を立てて余計なものを買わなくしたら食費がうきました〜。




ブログ系では良い本
ブログ系料理本を1冊買ってみたのですが、あまりしっくりこなかったので他のを検索していたところ、素直に美味しそうと思える本なので購入してみました。
他の本はカロリーが高かったり、凝りすぎて普段はちょっとというものや、チャーハン・パスタが多すぎたり、当たり前のおかず過ぎたり。
「料理がしたい」というツボから少しズレを感じていましたが、こちらはお母さんが普段から作っているもの!安心感と興味と両方備えていると思います。
野菜がたくさん入ったタレをかけるレシピが多いのかな?
それほど、マヨケチャ系ではないし、創造性をくすぐるレシピがたくさんあり、応用もききそうです。
実際に作ったブログ読者のコメントも役立ちます。豚肉を鶏肉にかえたり、ソースをアレンジしたり等。
皆さんオススメのトマトナムルにはまっています。焼いたバケットにトマトナムルをお肉ごと乗せて、毎週頂いてます。



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夜明けの街で

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夜明けの街で

残念ながら
東野圭吾の作品はほとんど読んでいますが
残念ながらこの作品に高い評価を付ける事は難しいですね
帯の「最高傑作」は『白夜行』や『容疑者X』に対する冒涜に近いです

あまりにリアル感の欠如した「不倫話」や「家族への想い」
(この作家は「恋愛」や「家族」を描くのがあまり得意ではない・・・)
意外性が無く、盛り上がりが欠如したラスト

もちろんこの作家の力量はこんなものでは無いはずです
次回作に期待しています

格別凄い不倫話では無いのでは・・・?
本を購入する際に、帯の部分に「最高傑作」
「不倫は馬鹿らしいと思っていたが、どうしようもない時もある」
とあったので、普通には無いようなものすごい不倫の話かと思って期待していたのですが
結局は主人公のただの勝手なエゴイズム的な欲望からの不倫だったので
そんなに凄い不倫の話では無くて少し期待外れだったのは否めません。
でも不倫の話自体あまり読んだことがなく、
また男性目線で描かれていたので面白く読み進めることが出来ました。
また殺人事件と絡めて描かれていてラストが気になって気になってしょうがなかったので、
確かにあまりミステリー、推理小説とは言えませんが
それなりにラストは気になってしまうと思います。

真面目な東野氏が描く不倫ミステリー
この作品から東野氏は本当に真面目な人なんだと思った。
不倫と殺人の時効をキィワードにしたミステリーなんだけど、主人公の男性のロマンティストな面の方が印象に残り、危うい男女関係がもたらすミステリーには仕上ってないのだ。
重ねて主人公の男性が不倫に走ってしまう心理描写で、家庭内で妻が子ども中心の生活になっている不満が出てくるのも、家庭内で我慢しているのは男だけじゃないうっとおしさが鼻についてしまう。
おまけのように付いてる男が家庭に、妻のもとに帰る理由の短編も、女からしたらけっこう冷める。
狂おしいくらい不倫から抜けれない男が、殺人事件に巻きこまれてゆくような臨場感はない。

クリスマスって・・・・・。
不倫の世界も、事件の話もまあ、こんなものだと思いますが、
毎週、木曜には、会っているといいつつ、やれ、クリスマスは一緒にいたいの、
バレンタインは、どうするの、ホワイトデーのお返しは・・・・という、いい大人
の危険な恋にしては、甘ったれたイベントの数々。げっそりした部分です。
スキー場の場面なども、ユーミンの歌なら、いいけど。
そんなことしなくてもいいから、はっとするような、思いもよらない恋の場面を
思いついてから書こうよ。



ちょっと期待はずれ
他の方も書かれていましたが、
「新境地、最高傑作」はないだろう、と思います。
それどころか、私にとっては東野作品ではめずらしいことですが、
ハードの値段では損したかな、、と思いました。(以下軽くネタばれ)

私は不倫とにかくあかん!派ではないのですが、
これは、「恋愛」と読むにしてもちょっとなあ、と思いました。
特に主人公の女性が全体的に共感しにくいというか
「ツンデレ」のステレオタイプだな、と思いました。

最初に男性の服をよりにもよって酔っぱらったあげくの嘔吐で汚したのに
ちゃんと謝らないので主人公が怒ると、
ボールを家の庭にとりにくるたびとりあえず「ごめんなさい」という
子供の例を出して
「かんたんに使える言葉だからいいたくない」かなんかいう
場面がありますが、ぜんぜんそれと程度が違うだろ、
と心から思いました。
(またそんないいわけ?で納得する男性もよくわかりません)
それに、男を気遣って正月とか自分は自分で楽しんでるよ、
と嘘をついていたりするわけですが、それ、後でばらすんでは
戦術にすぎませんでしょう。それをまた感動してうけとめる男も男だ、と思います。

だいたい主人公「あきは」ってどっかで聞いたような、と思ったら
名作、白夜行の「ゆきほ」と韻が似てるんでした。
また描写も冷静な美人系って感じで似てるんです
(重大ないろんなことを秘めてる点なども)。が、
白夜行に比べては酷かもしれませんが、
ほんとに亜流、二流の雪穂って感じなので
その点でもちょっと醒めてしまいました。

不倫+ミステリー、で、メインの不倫がすでに私にとっては
そんなわけでもう一つ、だったのに加えて
ミステリーの「15年前の殺人事件」もねえ、、
ほんとにあの真相だったら15年も警察が真相見抜けないって
あり得るんでしょうかねえ。

というわけで、確かにそれでも途中で投げ出すような
低レベルでないのはさすがと言っていいと思いますが、
文庫化を待って損はなし、と思います。

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「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書 61)

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「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書 61)

意外に真面目
知る人ぞ知るオタク学の権威が書いた、世界征服に至る手順書。
どのように目的を設定すべきか、過去の漫画や特撮・アニメなどの
世界征服を目指した組織を例にあげ、具体的な手順を説明しています。

人的資源を大切に、という意味では組織論にも多少通ずる部分があるかもしれません。

途中で身分制の話や国際社会の現状についての話題に脱線してしまいますが、
インターネット社会の到来によって世界征服は非常に困難な状況にあるということで、
かつて我々が思い描いていない世界征服のヴィジョンを示してくれます。

まあ、娯楽本ということで…。

テーマだけでも買い
ショッカーと仮面ライダーの激闘が繰り広げられてきたジャストオンタイムに幼少時を過ごしてきた自分にとっては、この本のテーマは見逃すことはできないものだった。

取り上げられている事例も、仮面ライダーに限らず、レインボーマンやら、バビル二世やら、非常に懐かしい面々が含まれている。

しかも、それで「世界征服」という「男の夢」を真面目に考察しちゃおうというのだから、「買わずにいられるものか」という本である。

ただ、ちょっと惜しい。もっと徹底的にやってよかったのでは? という印象だ。

恐らく公開セミナーからのテープ起こしを底にして、大幅に書き換えたものだと思うのだが、文調が「ですます調」でこれがちょっとマイナス要因。

どうせならば、特に後半部は経営学の論文調にして、もっと深く突っ込んだら、さらにさらに秀逸な内容になったのではなだろうか。この辺で一つ減点。

とはいっても、絶対に買いの本だ。

特に20代後半以上の男性……中でも、初代仮面ライダーから「世界征服をたくらむ悪の組織」に憧れ続けた40代の人に手に取ってみて欲しい本だ。

そして、この本を読んだら、飲み屋ででも、「現実的な」世界征服について熱く語ってみようぜーw

日本人に生まれて良かった
アニメや漫画の「つっこみどころ」をモチーフに「世界征服」というコンセプトを検証する第3章までは巧緻なエンターテインメント、第4章は論旨明快な現代社会批判。第3章までなら、あるいは第4章のみなら、書ける作家はいるでしょうが、全てを一人で書ける力量を持った作家は、世界で岡田斗司夫ただ一人でしょう。こういう技巧的な本を楽しめるんだから、日本人に生まれて良かった、と思います。著者の「幸せってなんだろう?」を問い続ける姿勢は、この最新作でもブレていません。

征服者オカダ
この本を見て最初に思ったのは「私はこういう本を書く人になりたい」ってことなんだよね。
 ヲタク系の人って、何かしら語ることを抱えて活動しているわけで、誰も褒めてはくれないけれど、いやむしろ家族から白い目で見られたりしながら、たとえば
「涼宮ハルヒの」タイムリープチャートを書いたり、
『銀河英雄伝説』のアニメに登場する人物の一覧表を作って誰がいつからいつまで生存していたかの一覧表を作ったり、
シェイクスピアなど戯曲を読むと必ず「人物相関図」を書いて栞にはさんでおくとか、 …とにかく役に立たない情熱を燃やしているわけだ。
 岡田氏のこの「アニメ・特撮の悪者って必ず世界征服に失敗するけれど、それって…」という考察も、健全なヲタク精神を持った人ならたいてい考えたことのあるテーマでしょ?
 それをエンターテインメントの形で世に発表できる才能にはあこがれるな。
 つまり、岡田氏はヲタ属性をもった人類の頂点に教祖的に君臨している…という意味で征服者なのだ(^^)

オタク発社会派「風」の良質な娯楽新書
個人的には今年上半期の新書の中でベスト3には入れたい一冊。

昔のアニメや特撮ものを例に引きつつ、
悪とは何か(そして「正義」とは何か
本質的な問題に思考を巡らせる契機を与えてくれる希有な本です。
とりわけ本書の後半部分で示唆される、現実における「世界征服の方法」に関する
論考では、「自由競争」「ネット社会」といった現在の「常識」について、
根本に立ち返って考えさせられたりします。

とはいえ、もちろん本書は啓蒙書の類ではありません
(「世界征服」のタイトルから何かを学ぼうと動機づけられる人はいないでしょう)。
本書はオタク学(学なのか?)の延長線上に生まれたエンターテインメントであり、
「社会派っぽさ」もひとつのギミックに過ぎないのかもしれません。

厳密なことをいえば突っ込みどころはいろいろあるのだろうし、
ただ与太話を理屈っぽく展開しているだけ、と言えば
それはその通りかもしれません。
冗談が嫌いな方は避けた方がいいかも。

タイトルの付け方といい事例の選択といい
80年代アニメと、その後に現れたさまざまな「謎本」ブームを
楽しんだ人には楽しく読めるはずです。




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バガボンド 26 (26) (モーニングKC)

2、3ページで死闘が描けるか!
漫画描いたこともないクセにエラソーに批判してんじゃねー。
多分コイツ、ハンターを見てそういうこと言ってんだろうが、種類も違うし、ちゃんと意図もあるんだよ。あの凄い絵をどうやって手を抜いて描く?
ハンターと違い、絵でも魅せる漫画なんだよ。
それに臭いセリフは元々だろーが!
嫌なら読むなよ!
金稼ぎ?どれだけ井上氏が稼いでるかしってんの?
もう腐るほど持ってんだよ!
知ったぶってんじゃねー。


武蔵を斬って欲しい
死を前にすれば普通の人は平常心を保てません。しかし,武蔵は人との斬り合いを小川の流れにたとえようとするところまで昇ってしまいました。凡人の私としては悟りを開きかけている武蔵は遠い存在になり,感情移入は困難です。一方で終わることのない敵討に囚われてしまう吉岡一門。武蔵の力量をきちんと量れない点もあまり賢いとは思えません。しかしだからこそ,凡人の私には凡人の集まり吉岡一門に自分の姿を重ねてしまいます。無理とは分かってはいても,吉岡一門が武蔵に一矢を報いることを期待してしまいます。

死闘、激流、激動
一本松の決闘。ついに火蓋が斬って落とされました。
結果的に、武蔵が虚を突いた形になりましたが、大方の予想通り死闘は
泥死合になりました。

見るともなく全体をみる。それがどうやら見るということ。
戦いにおいては心を留めないということ。もはや命を絶つという意識すらなく
ただひたすら斬る。

相手が一人の場合は、極度の集中で無意識になり刀身一体となる。
相手が複数の場合は無意識にはならず、天に昇り空から見下ろす。
胤舜戦で後ろの葉まで見えたのはこういうことか
と思いました。ただそれも武蔵の体力が十分に残る間のみ。武蔵の体力が
尽きてからが本番の始まり。
今まで以上の窮地で武蔵は死中に活を見出せるか!

今までは達人と相対し一戦一戦を学んだが、今回は分かりあえないと思しき者らと
斬って斬って斬りまくる。果たして、この死闘の結果、武蔵は何を学ぶのか。
不細工な殺気に頼らぬよう祈る!

感謝して抱き合う代わりに殺し合う。
この26巻は全編「武蔵VS吉岡一門」の1人対70人の死闘を描く。
数で有利な吉岡一門の気持ちの変化がものの見事に描かれている。ちょっとしたお手伝いのつもりで来た人や、武蔵を倒して有名になろうという輩が、武蔵によって仲間が殺されてゆくのを間近で見て、自分が死んでも武蔵だけは生かしちゃおかない、という気持ちに。
一方、武蔵も、平常心を保つのに苦労する。70人を1人ずつ順番に淡々と流れ作業ように斬ってゆくのが理想だが、実戦ではそうはいかない。流れを作っては止まり作っては止まりの連続。
そして闘いが進み、武蔵が疲れ、吉岡一門が普通にやっては勝てないと悟ると、闘いはいよいよ泥沼化する。
この漫画を読んでいると、時間がスムーズに流れ、映画を観ているような感覚に陥る。迫力のある画がとても美しく残酷で、時間経過に伴う武蔵の疲れ方や気持ちの動きがリアルに伝わってくる。死の覚悟を決めてもあっさり斬られる吉岡門徒も、非常にリアル(現実的)だった。
台詞が少なく連続写真のような画の連続だったので、10分くらいで一気に読めてしまったけど、非常に面白かった。まさに「斬り、突き、潰し、薙ぎ、倒す。無尽の敵どもを」という感じ。現代社会では役に立たない強さが眩しく見えるなぁ。男たる者、強くありたい。

面白いし、画も綺麗だけど
今回は一冊丸々、吉岡一門との戦いです。最初から最後まで切りあい切りあい切りあいです。
なのでセリフが少なめであっという間に読めてしまいます。
という事だけなのですがボリューム感にかけるということで★四つです。

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毎日かあさん4 出戻り編

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毎日かあさん4 出戻り編

伝えるべきか、伝えないべきか。
私の父は私が6才、妹が4才のとき他界しました。酒の飲みすぎとストレスによる胃潰瘍が死因です。母は父が死んだことを私達兄妹がその事実を受け止められる年齢になるまで隠しておきたかったそうです。しかし祖母はそう考えませんでした。たとえ6才と4才の子供であろうと、どんなに辛い事実であろうと、事実を伝えるべきだ、と祖母は考え、「お前たちのお父さんはもういないんだ、死んだんだよ」と私達兄妹にハッキリと伝えました。それから30余年が経過しました。私も妹もいい大人になりました。そのいい大人のはずの私が本書を読んで大好きだった父との別れが、ついさっきのことのように強く思い起こされ、ボロボロ涙が出ました。鴨ちゃん一家と30余年前の我が一家がダブって見えたのです。

今でも父の死を隠そうとした母の優しさと、父の死を包み隠さず伝えてくれた祖母の優しさに感謝しています。

サイバラはサイコー。
とにかくおもしろい。
どこにでもありがちな日常を、こうも楽しく豊かに書き上げられるのは、
サイバラ以外にいないだろう。その観察力、表現力には拍手するしかない。
家庭、母親という彼女自身の変化か新聞掲載作品のせいか、
以前のようなブラックユーモアは薄まった印象もあるが、
それも1人の人間の人生におけるあたりまえの変化であって、私には好ましかった。


永遠に生きる
西原理恵子さんは鴨志田氏が亡くなった時テレビのインタビューで「私はギャグ漫画家だからめったに笑わないんだけど彼は私を笑わせてくれたんです」と言って言葉を詰まらせていた。

その鴨氏とのお別れの時、「動かなくなった彼の前で」「泣きやまない私に子供たちがしてくれたことは…」

二人のあどけないお子さんの中に鴨志田氏は生き続けていた。
「神様」「ありがとう」の言葉に込められた万感の思い。

美大時代、デッサンに苦しんで「私の絵からは、画面から風が吹いてこない」と嘆いていたサイバラさん。
この4巻目のラスト、野原にすっくと立ってかあさんを見ている二人の子供たちの姿から、きらめく風が吹いてきます。感動必至。

分かっていたのに、泣かされました。
説得力というものは、情報量ではないと思い知らされました。

昔からのサイバラファンには「鴨ちゃん」のことは当然お馴染ですが、
本作では鴨ちゃんとの過去のあれこれはほとんど語られていません。
それなのに。
書き下ろし部分はついつい最初に読んでしまい、把握していたのに。
改めて最初から読み直した時、涙がこぼれて止まりませんでした。

日々の断片的なエピソードの羅列のようでいて、
家族にはやはり「物語」があるのですね。

最後に家族として過ごした日々があって、本当に良かったです。

今までの巻と通して読むことをお勧めします。

かあさんと子供たちのチカラ
新聞の連載は、コアな西原ファンのためのものではないので、
鴨ちゃんの事は控えめにしか載っていませんでしたね。
描き下ろしでそういう所が補完されて、知っている人にも、
知らないひとにも、連載時より楽しめる内容になっていると思います。

戦場をかいくぐる外国生活の中で、アル中になるほどささくれた彼が、
叙情派フォーク歌手の紡ぐ詩のような台詞を口に亡くなったのは、
やはり、かあさんと子供たちのチカラなんでしょうね。

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