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狼と香辛料 (電撃文庫)

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狼と香辛料 (電撃文庫)

ひさしぶりに読み応えのあるラノベ
商人同士の駆け引きややりとりの面白さはチョットした小説よりもおもしろく、商人同士の戦いや人の弱さや時代的な残酷さなどがよくかけていて、スピーディな頭脳戦の展開についついはまっていく。
それに加えて、ホロの数百年も生きているしたたかさと賢さと神々しいまでの強さ、
しかし、それと相反する幼さと純情さと弱さの矛盾が非常に魅力的。
ひさしぶりに読み物としても面白いと思えるラノベにあった。
しかし、イラストに関しては美しいイメージのホロや素朴なロレンスとあっていないのが残念。
ホロはどこにでもありがちなかわいいだけの絵だし、ロレンスがかっこよすぎる。
とはいえ、それを置いても、展開のおもしろさとホロのかわいさに★5つ。

面白いけど……
主人公であるところのロレンスのスタンスは非常に好感がもてます。商人としての行動も理に適ったものだと思うし。
ですが中世西洋だと考えるとホロが神様だとするのに若干の違和感を覚えます。
小難しい話になりますがそもそも西洋に狼を神聖視する宗教はまずもってありません。一応北欧神話でフェンリルやオルトロスが神格化されていますがこの世界観から考えるとそれもイマイチしっくりこない……そもそも狼を神聖視するのはネイティブアメリカンやイヌイットのほうですし。基本的に西洋で狼といえば畏怖の対象みたいな所があるので。
まあそれは置いといて、とりあえずホロとロレンスがいちゃいちゃしてるのは大好きですwww
www

巧妙な心理描写が面白い
行商を生業としているロレンスが,『賢狼ホロ』と名乗る半獣の少女と
ひょんなことから出会い,行動を共にすることに。
ロレンスは出会った当初こそ厄介な荷物を抱え込んでしまったと考えていたが,
次第にホロの魅力に取り込まれていく。

ロレンスは仕事で培った洞察力や判断力に自信があったが,
非常に老獪なホロに翻弄されて主導権を握られてしまうことも多い。
しかし,徐々にお互いの事を知り合うことで,信頼関係が築かれていく。

物語はロレンスの仕事を絡めて進められていく。
膨大な金額が動く大きな交渉において,
交渉先との心理戦はスピード感があり面白い。

読んでいて稀に気にかかる表現もあるが,
全体としては非常に読み易く,入りやすい世界観である。
作中の挿絵においてキャラクターの重要な特徴である
ロレンスの髭とホロの牙が取り入れられていないのは残念である。
製作者の今後の成長と,作品の飛躍を期待して星4つで評価します。

行商人視点の面白さ
主人公・行商人ロレンスの視点や思考が面白い。
ロレンスの他人に対する思考はいつも、「見かけではこうだが、裏ではこう考えているはずだ。もしかしたら裏を読ませておいてさらに裏を考えているかもしれない」というような感じだ。そして、行商人の生活の中で培ったうわべの笑顔とポーカーフェイスを武器に世を渡っていっている。相手が“人”ならばスムーズにいく彼のやりとりも、賢狼ホロが相手では空回りしがち。そんな彼の思考をトレースする楽しさがあった。また、ホロはかわいらしい容姿と無邪気な性格を持ち合わせているが(目次のちびホロに代表されるように非常にかわいい。笑)、同時に悲しい過去や畏怖される対象としての寂しさも感じている。
そんな魅力的なキャラクターが銀貨をめぐる(一筋縄ではいかない)取引の中で生き生きと描かれている。

舞台設定が中世の欧州ということで誰もがある程度想像できるとはいえ、街並みの描写や人物以外の描写に物足りなさを感じた。特に後半になると、登場人物が何をやっているのかはわかるものの、どこをどう移動してとか空間的な想像がしづらかった。登場人物の立つ「舞台」をもう少し描いてほしいと思った。この点については気になったが、とても楽しく読めたことに変わりはありません。
どうやら今冬にアニメ化されるようなので、そちらも見てみたいと思います。動くホロが見てみたい(笑)

尻尾は口ほどにものを言う
 行商人の青年ロレンスと豊穣の狼神ホロの二人を中心とした一風変わったライトノベルです。世界観は貨幣経済が定着し、様々な共同体が発展した中世ヨーロッパがベースとなっていて、王制や教会、商会などの利害関係、続刊では土着の信仰や慣習などもとり上げられています。そういったものが丁寧に積み上げられて商売に展開されていくのを面白く読むことができます。幸運、不運に関わらず経済の動きにはなんらかの根拠があり、そこが商売の一番面白いところというのが良く書かれていると思います。また話のメインとなる商取引の顛末についても、なるほどなー、と納得できます。旨い話にピリッとした辛味が効いています
 主人公のロレンスが常に一儲けたくらむ商人なので大筋は商売の話になりますが、ヒロインの賢狼ホロとの小気味良いやり取りも魅力の一つです。やり込められるロレンスや不意を突かれるホロの言葉遊びにニヤリとしてしまいます。特にホロは商売の駆け引きでもなかなか尻尾をださない老練さを持っていながら、食べ物や衣装についてはその尻尾で本音がばればれというのが可愛いのです。ファンタジーが全く駄目でなければ、物語の筋もしっかり通っていて登場人物も魅力的な小説ですので一度読まれることをおすすめします。

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チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ [宝島社文庫] (宝島社文庫 (600))

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チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ [宝島社文庫] (宝島社文庫 (600))

『パラサイト・イブ』以来の衝撃
緊迫した展開で終了した上巻のスピード感は
白鳥の登場によって更に加速度を増す。
チーム・バチスタの面々は白鳥の力づくともいえるヒアリングによって
有無を言わさず容疑者となり、心の奥底をえぐられる。
心の外科手術とはよくいったもので、白鳥のメスは
チームのほころびを次々に明るみにしていく。

現役医師だからこそ描ける医療の実態、そして新たな技術。
医者だって一人の人間でしかない、ということを
これでもかというくらい見せつけられる。
桐生ブラザーズの苦悩が本策の山場であろう。
その後の真犯人確立までの盛り上がりは
白鳥の存在が薄い分、長いエピローグの感じさえする。
しかし、それはマイナス評価ではない。
読み手の気持ちをクールダウンさせてくれている気さえする。

文句なしに面白い。
田口&白鳥コンビの探偵劇はすでに続編が刊行中。
しばらくは海堂作品にはまってみるのも悪くない。

最後まで踏ん張りきれなかった作品
 上巻の出来の良さに比べ、下巻は残念な結果になっている。後半クライマックスにさしかかり、白鳥の調査が佳境に入ってくる辺りから、物語の展開が錯綜し始め、臨場感が薄れ始める。「犯人とおぼしき人間を追いつめながら、証拠がそろわず、最後の詰めのところでさらにどんでん返し(白鳥はそれをきちんと予期していた)」というのが作者の狙った構成だと思うが、この段取りはきちんと伝わってこない。1度目のクライマックスの収拾の仕方がうまくないので、ラストのどんでん返しが生きてこないし、現場がひっくり返るような騒動になっているはずなのに、全然それが伝わってこない。
 それに犯人の動機にリアリティーが描き切れていない。
 こうしたストーリー構成の崩れは、執筆の緊張感が最後まで持続しなかったような印象を受ける。もう少し踏ん張れれば、大傑作になったのにと残念である。
 さらに後日談が長すぎる。おそらく作者の本当の意図はこの後日談に集約されているのだろうと思うが、これでは小説としてのおもしろさを阻害してしまう。作者自身の問題意識はよくわかるが、もっと効果的にそれを盛り込む方法を思考するべきだったと思う。
 もう一つ白鳥のキャラが薄い。魅力ある要素をたくさん持っているが、田口に比べて、職業的なリアリティーが足りないと感じた。この物語のキャラは、この職業的なリアリティーによってより魅力的に描かれているので、唯一医者でない白鳥にそれがないというのは、作者の職業環境がそのまま出てしまったような気がする。
 上巻の出来の良さを考えても、惜しい作品と言える。上巻と、何とか踏ん張っていた前半に免じて、星三つ。
 それでもこれだけの作品は、なかなかないと思うけど。

特に下巻から…。
こういうお話だったのねぇ。
最近医療関係ドラマも豊富だったから…。
『バチスタ』は耳馴染んでいて。
そこに。ミステリーがついて。映画化だものねぇ。

下巻から、厚生労働省の白鳥技官登場と共に。
と〜っても面白くなっていきます。ロジカル・モンスター←このWord大好き!
ほとんどの方が神経内科学 教室講師 田口先生のような生き方なんだろうな。
〜不定愁訴外来(愚痴外来)を設立し、ベテラン看護師と共に影で病院を支えている〜
このコンビ田口&白鳥誕生ですよ!
白鳥技官のぶっ飛び方。しかし計算されている???
おもしろ〜いっ。

人と人との繋がりというより、結びつき絆。
なぁ〜んてものが、絡んでおります。
どこにも、ドラマが潜んでいてね。

でも。術死(=Dカルテ)の際これをお祭りと、捉えた犯人って。
今の世の中、想像できちゃって。
想定内なところが逆に怖かった。アタシがいます。

一気に読めるおもしろさ!特に下巻はおもしろい!
下巻は、主人公・田口に加え、白鳥が登場し、
物語のおもしろさを倍加させてくれる!
この2人の会話を読んでいるだけで
実に楽しい気分になれる。

医療、病院をテーマにしながら、
これほどまで実におもしろく、軽妙なタッチで描くミステリーは、
もうおもしろくておもしろくて、
一度読み始めたら先を読まずにはいられない。
それでいて単なるエンタメ小説ではなく、
いろんな現代的な医療問題のテーマも含んでいるからすごい。

ただ下巻の後半、事件が解決した後の話が
ちょっと長いかなという点だけが気に掛かったが、
それでも実におもしろいおすすめ本であることに変わりない。

下巻だけでいいと思う
う〜ん、はっきり言って下巻に「人物相関図」さえつければ上巻は要らないと思った。
どなたかが言われてた「古館っぽい言い回し」だけで疲れてしまった。
それでも下巻には時々、ドカン・ドカンと突然真実が判明するのでまだ心地よいです。
映画では田口→竹内結子、白鳥→阿部寛とCMされてますが、
シリーズ化してら面白いかも。

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鹿男あをによし

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鹿男あをによし

まさにドラマにぴったり
奇想天外な展開が面白い!
漫画あるいはドラマにぴったりな
エンタ―テインメント性の高い小説。
非常に読みやすいです。

奈良の町並みや自然の風景などが丁寧に
描写されていて、奈良はまだ訪れたことのない土地だが
親近感を抱かせる。







とぼけた味の奇想天外エンターテイメント
 読んでいると、どこか憎めない著者の姿が透けて見えてくるような気がする。二分法で行けば、東大系と京大系なら(当然?)京大系。正統と異端であえて分類すれば異端。自宅派と下宿派ということなら下宿派。
 そうしてみると、世代は大いに異なるが、庄司薫がその補色として連想されてくる。読ませる力があるのが両者の共通項というべきか。
 カバーの絵もとぼけていて好感が持てる。前著「鴨川ホルモー」ではカバーの絵が結末を予測させるようでちょっと面白くない面もあったが、今回のものはそういうこともない。
 最近始まったテレビドラマの方は、原作の奇妙な味がよく出ている。

今年面白かった本暫定1位
この冬の同名ドラマの原作。

奈良の鹿がお辞儀するのはそういうことだったのかぁ〜(笑)
(勿論作り話だけど)

ほんとによく作られた(練られた?)本だなって思いました。

本はよく買えど中途半端で別の本に移り、最後まで読めないのが多いけど、
これは読めちゃったなぁ

道を歩きながら本を読むなんて人生初(笑)

著者の別の作品も読んでみたくなりました。


楽しめました
主人公は大学の研究室で働く28歳の男。
ひょんなことから奈良県の女子高に赴任することになる。
そしてある日突然、鹿に話しかけられ、1800年ほど前から続いている、
人類を救うために行われる儀式に不可欠な一人に選ばれてしまう…。

設定は摩訶不思議だが、文章は読みやすく、
物語の世界に、容易に入り込むことが出来る。

自分は高校の時以来、奈良には足を運んでいないが、
いつの日か、また奈良を訪れてみたい。ポッキーと共に。

面白いけど・・・
内容は分かりやすく飽きることもないと思いますが、小説というより漫画っぽいなあと思いました。活字ではなく漫画だったら満点だと思います。

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関ジャニ∞「えっ! ホンマ! ? ビックリ! ! TOUR 2007」密着ドキュメント写真集

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関ジャニ∞「えっ!  ホンマ! ? ビックリ! !  TOUR 2007」密着ドキュメント写真集

感動
私は初め出費がかさむのでDVDのみで写真集は買わないつもりでした。
でもDVDを見ていたら、いつの間にか注文していました。笑

軽い気持ちで購入したのですが、泣かされました。
ロングインタビューなどを通して、彼らの想いがひしひしと伝わってきて…

関ジャニ∞の愛がたくさん詰まっています。
私はこの作品を通して、彼らのファンであることに誇りを感じました。
そして一生ついていきたいと思いました。

とにかく!沢山の人に見てもらいたいです☆

みんなにありがとう
そう言いたくなる写真集です。
彼らが2007年春〜初秋にかけて頑張った全てが詰まっています。
写真集を見て心が暖かくなった事は初めて。
ツアースタッフさん、ばくさん、エイト、エイター、そして出版社の皆さん
このツアーとこの写真集に関わった全ての人に「ありがとう」と言いたい
そんな気持ちになれる1冊です。

感動&お買い得です!!
このボリュームと内容で2100円はほんとにお得だと思いました!!
1冊目も写真が細かいのまでたくさんあり、2冊目はもっと文章がたくさんあるので
手にして何日も経ちましたが、まだ全部が読みきれてないくらいのボリュームです。
私個人的には、2冊目の個々のインタビューやメンバーへのメッセージにとても感動しました。
そして、錦戸亮さんの感想文にはエイトの想い、エイターの想いがすごく詰まってると思うのでぜひ買って読んでほしいです。
ぜひぜひこの写真集を手にして、たくさんの写真の中から自分の一番の写真を見つけてくださいね!!

老若男女、万人の心を動かす力を持った作品です
この手の本は、被写体となっている人間のファン、もしくは「ファン」までは行かなくとも被写体に何かしらの興味を持っている人以外が手に取ることはほとんどないでしょう。しかし、この作品はぜひ多くの方に見ていただきたいと思わせてくれました。
一言で言うと、この作品には「青春」が詰まっています。メンバーそれぞれの「青春」、そして関ジャニ∞というグループとしての「青春」……20代という、ある意味青春真っ只中な年頃の彼らの、リアルな写真と言葉がこの中にぎっしり詰まっています。
彼らと同世代の方にとっては、嘘偽りのない彼らの写真と言葉が物凄く大きな刺激になるでしょうし、彼らより下の年代の方には「もっとお兄さん、お姉さんになったら、あんなことやこんなこともできるんだ」という良い意味での自信、そして大人になることへの憧れを強く抱かせてくれると思います。
そして、私を含めて彼らより上の世代の方には、ページをめくるたびに決して戻ることのできない自分自身の「あのころ」を思い出させてくれるだけではなく、「エネルギッシュに生きることで人はいつまでも輝ける」ということを、この作品の至るところから教えられる気がします。少なくとも私はそう感じました。
なので、「アイドルグループの写真集」と決め込んで手に取らないのはもったいないですし、「ジャニーズ」を敬遠していた方にこそぜひ手に取っていただきたいです。間違いなくそれまでの「ジャニーズ観」が覆されることになると思います。
「老若男女、万人の心を動かす力を持った作品」――こう言い切っても決して言いすぎではないと思います。素晴らしい作品を生み出したカメラマンの小林ばく氏、そして関ジャニ∞の皆さんに心からお礼を言いたいです――ありがとう、おおきに。

★★★★星は8個★★★★
まさか写真集読んで(見て)泣くことになるとは思いませんでした
8月5日の東京ドームでの8人での手を繋いだ写真は宝物です
これから先がどういう結果であろうとも彼らを応援していきたいと思いました
読む部分の多い、価格以上のお得感のある写真集です
是非、『彼』を知らない新しいファンにこそ、見て頂きたいです
この写真集を見て、∞erであることを嬉しく思いました

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失われた愛を求めて―吉井和哉自伝

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失われた愛を求めて―吉井和哉自伝

皆おなじと…
全て読みました。皆、どのような人生・仕事・家庭を持っていようと…その歳々に感じる精神的なものとは同じなのではないかと…。

吉井和哉の底知れぬ深みがやっと少しだけ分かった気がします
吉井さんの作る歌がとにかく好きで、この人はどうしてこんなすごい歌を作れるのだろう……と常々思っていました。
吉井さんに関して、知らないことが多すぎて。
それでも、吉井さんの作る歌には、ものすごく何か感じるものがあって……。

自伝として出されたこの本で、バックボーン的なものを少しだけ知ることができた気がしますが、やっぱり全ては分かりきれてない気がします。
それくらい、吉井さんは深くて、掴みきれてない感じです。
けれど、読んでよかったと思いました。
深い深い水の底も、じーっと見ていれば少しだけでも見えてくるように、吉井さんもそうなのかな〜?って思いました。
それだけでも読む価値がありました。

この本を読んで感じたことは、吉井和哉は音楽をやるために生まれて来たんだな、ってことです。
逆に言えば、音楽をやることしか与えられていないんじゃないかっていうような気にもさせられました。
でも、それが吉井和哉の歌の凄さに繋がっているのかもしれないと考えるようになりました。
吉井さんの歌が、何度も何度も聴いているうちに、どんどん新しく好きな部分が増えていくように、この本のおかげで、また新しく好きな部分が出てくる気がして、今もまた吉井さんの歌をエンドレスで聴いています。

人生と歌と
 吉井さんの多くの体験、経験・・・が多くの歌をつくりそしてJAMをつくった
ということがわかります。
 なかなか、歌についても考えさせられました。
 家族の問題についてもやはり考えさせられることが多かったですね。
 ファンの人にもそしてそうでない人にも、多くの人に読んでもらいたい
1冊です。

ある意味赤裸々
この本にはファンにとって知りたかったことが、かなり赤裸々に書かれているんだと思います。人にとっては知りたくない事までかも・・・
あの時期にはこんな事を考えながら曲を作ってLIVE していたのかとか、もろもろ。。。
私も既婚者で逆の立場だったりするので、何言ってん?ホント自分勝手だよね…とか思ったりしながら読みましたが、ある意味分かると言うか頭で思っている事と気持ちの部分は違うというのが、とても赤裸々に描かれていてちょっと理解出来るというカンジかな?!
吉井和哉は、栄光あるロックスターではなく、人間臭く親近感が持てるロックスターであるいうのが、本を読んだ正直な想いです

生々しい
小説を読んでいるかのようなドラマみたいな人生。あまりに壮絶。なんで吉井和哉は自ら暖かい場所からいなくなるのか。それが彼の生きざまなのか。
イエローモンキーから知っている人は、特に噛み締めて読めるのではないでしょうか。あの時はそうだったのかと。
ただここまで生々しく語る必要性に疑問もあるので、星はマイナスひとつです。

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私の男

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私の男

インモラルとは?
インモラルな表現、現象はいまコミック・小説や映画から実際の事件までどこにでもすぐ見つかる時代だ。文学はインモラルなものに対し究極の局面でどう対峙しようとしているかが作品の価値のわかれめであろう。
ぞくりとする表現、ダークな雰囲気が濃厚なこの小説のどこに本当の真剣さがあるのか、これまでの著者の作品とともに考えてみても、いまだにピンとこない。
北海道、近親者間の愛憎、流氷、地震・・そのモチーフをつかった作品にいわずもがな三浦綾子氏の傑作『氷点』があるが、宗教さえ超えるような人間のモラルとの戦いの極限状況が描かれる著者の真剣さと比較して考えてみると、ライトノベルでストーリー作成のパターンを覚えた書き手が、「直木賞」を意識した一般文芸の舞台でその手法を巧みに踏襲したものにすぎないかもしれないという危惧をいだいてしまった。
エンタテインメント作品として水準は高いとは思いますが・・。


<闇>の中に<闇>なし
何という本だろう。
<闇>の中に<闇>はないということでしょうか。
人間の掟やモラルが一切関わりない、二人の強い関係をどう読めばいいのでしょう?

物語は、華やかであるべき結婚式から始まります。
でも、この花嫁は後ろ髪をひかれているような、いないような奇妙な感覚に捉えられています。「けっこん、おめでとう」と語るその義父も離れがたい何かを持っているようです。

小説は、そこから時間を遡っていきます。語り手も章ごとに入れ替わります。日本語の三つの形態(ひらがな、カタカナ、漢字)を巧みに使い分けて、語られてゆきます。
そして、章が進むに連れて、二人の持っている過去の問題の謎が徐々に明らかになって行きます。
二人の見つめるものは、北の黒い海です。
二人の魂は絶望的に絡み合い、二人を同一化しているのは肉欲のみでなく、存在そのものにもかかわってしまっています。

最後まで読み終わり最初に立ち戻った時、二人の将来が見えてくるように思います。

勝手な大人のお話
装丁が印象的で購入。なかなか読む時間がとれずにいたら直木賞受賞。
これは早く読まなければと2日で読みあげました。

禁じられた関係、近親相姦が大きなテーマですが、とどのつまり自分勝手な人たちがこれでもかと出てくるのです。陰湿なテーマを演出するために「北の町」、人間らしさをなくした生活の場を「拘置所そば」と設定するのはあまり好きではなかったです。好きになれない親を持っていたら何をしてもいいのかとも思いました。たぶん花はしあわせにはなれないでしょう。



間違っていると思うのになぜ間違っているかは分からない
 人もうらやむ結婚をした花。それなのに、その目は、その心は、養父である淳悟を求めてしまう。憎しみをはらみながらも。なぜ、ここに行き着いたのか、この結末は必然だったのか。この原因を手探りするように、少しずつ二人の歴史を遡っていく。
 突然断ち切られた想いをどうすればよいのか。行き場をなくした愛はどこを目指せば良いのか。読み進めて行く内に、そんなことを考えさせられる。
 人知を超越する自然の力により崩された関係性を、人間がどう構築しなおすか。そのときに、誤ったピースを組み合わせてしまうこともあるかも知れない。枠外にいる人間は、それを間違っているというだろう。しかし、枠の中に他にピースがなければ、そうするしかないことだってあるのだ、きっと。

 サムシング・フォー。結婚式でこの4つを花嫁が身に着ければ幸せになれるという風習。この一つである古びたカメラが思い起こさせる罪と愛の物語。

好きな作品です
汚らわしい事に思えず、物悲しく感じさせる二人の行為は、深く深く底なし沼のように底が見えないの。
題名もさることながら表装も力を抜いてません。
新書の時の桜庭一樹は、スゴイ←ラノベも凄いけど
歴々の女性作家群の中からぬきんでた力作だと思うワ。
少女七竃と七人の可愛そうな大人が静で私の男が動に思えるほどの暗い海のうねりが感じられる作品です。


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日本の10大新宗教 (幻冬舎新書 し 5-1)

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日本の10大新宗教 (幻冬舎新書 し 5-1)

現代の宗教
新聞で紹介されていたのと、最近ちょっと宗教に触れる機会があったので
手にとってみた1冊。
いままで自分の周りになんらかの新宗教に関わっている方がいなかったので
どの情報も初めて聞くものばかりだった。
そして今の日本にこんなにもいろんな宗教が存在していることがビックリ
であり、少し怖くもあった。

今、日本はモラルが低下していると言われている。
もっと仏教や新道が生活に根付いていた時代には悪さをしようとしても
「神さまが見ている」「こんなことしたら神さまに顔向けできない」
ということも考えれたのだろう。
そう考えると、自分にも信仰が必要かもと思う反面
この本を読んでみて、どの新宗教にも金と支配のニオイを感じてしまう
のは私だけだろうか。

教養として身につけておくとよい
創価学会や天理教など日本の主な新興宗教を取り上げた本。
ありそうだけど、無かった本なので、なかなか面白い。
新興宗教について比較的中立的な視点で書かれているので、好感。

新興宗教を語ると、心酔しきった視点か、叩く視点のいずれかに偏っていることが多いので、ある意味、貴重な本かもしれない。

あまり語られることがないけど、実は影響力が強く、ふつうに生活している我々もあちらこちらで知らず知らずに関係してくるのが新興宗教なので、教養として身につけておくとよいと思う。
知っていた方が、いろいろと生活しやすい部分も多いだろう。

現在の状況についての記述がもっとほしかった
 天理教、大本などの新宗教の歴史的な流れについては大変くわしく書かれている。しかし、現在の活動や教義についての記述が少ないように感じた。それぞれの宗教の現在の活動や信仰の様子について知りたかったので、少し残念であった。ただし、立正佼成会については、現在の状況がかなり詳しく書かれていた。

新興宗教を語る勇気
私たちの近所にある複数の宗教が、どういったものなのか俯瞰的に知る上で有用な情報が得られました。ただ、なぜ、この10を取上げたのか? 新興宗教の現代的な意味とか、全体的なまとめがないこと、著者の主張や分析は相当に薄められていることが残念。
この手の話題でそこまで踏み込むのは難しいことだと思いますが。

それぞれA4紙1枚に表でまとめられる程のデーターベース的な情報をナレーティブに書き下したような無気質感を感じました。

上田氏の「がんばれ仏教」という秀逸な本も出ていますが、こちらは既存の葬式仏教だけに向けたエール。

既得権益を得ながら社会的責任を放棄して何の良心の呵責を感じない既存仏教会を結びつける議論があったらよいのになあ。

日本社会の深層を見るような・・・
学校では学ぶことのない、日本社会の深層を見るような気がして、とれも興味深い。
高校野球などを通じて名前を聞いたことはあるが、よくは知らないけど、実はそうだ
ったのねという感じで、満足感も得られる。
宗派によって異なるけど、既存宗教からの発展、現世利益志向、民間習俗などが
まじりあった各宗派は、確かに日本人の精神構造を反映したものなんでしょうね。

ただ、物事の常として、この本の書いてあることを全て真実と思わない方がよさそう
です。筆者は、敬遠されがちな新宗教に対し、好意的な見方をしているようです。

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甲子園への遺言―伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯

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甲子園への遺言―伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯

情熱が静かに湧いてきますよ!
人気コミック「あぶさん」に南海時代のコーチとして登場されていて

お名前は存じておりましたので、本を見つけた時に思わず手にとりました。

決して、順風満帆な人生だったとは言えないけれど「熱い」生き方を

されてこられました。

野球を志す者は、少なからず「甲子園」を夢見るもの・・・

その同志として、その意志に共感します。

また、著者の情熱もひしひしと伝わってきます。

忘れていた情熱を想い出させてくれる勇気を奮い立たせてくれる一冊です。




確かに!!落合氏の高畠評を知りたいですね
ほぼ同時期に読んだ「Gファイル」と比較すると読後感が段違い。もし「高畠の考え」とか「高畠ノート」といっ
たタイトルの本が出版されていればなぁ、と嘆息。間違いなく買って読んでいたはず。

「才能とは逃げ出さないこと」「平凡の繰り返しが非凡になる」「覚悟に勝る決断なし」

「遺言」になってしまったのが本当に惜しまれる
プロ野球における優秀なコーチは、この本の主人公である高畠導宏のほかにも存在する。また、選手とコーチの苦闘を描いた作品も他にも存在するが、あくまでプロ野球ファン向けのものが多い(私は好きだが…)。

本書はそういった作品とは一線を画している。元プロ野球のコーチの人生を描いただけではなく、人に何かを「教える」あるいは「伝える」とはどういったことかを考えさせる作品だ。

プロ野球のコーチに限らず、人に何かを教える、あるいは伝えるという職業において確固たる理論・卓越した指導力が必要なのは当然だが、最後はその人物の情熱と人間的魅力にかかってくるのは多くの人が経験しているはずだ。教える人間はその結果を教え子のなしえた結果でしか知ることができないからである。教え子が実際にやる気にならなければコーチの理論は机上の空論になってしまうのだ。

高畠氏に限らず優秀なコーチとは人間的にも魅力があるはずである。そうでなければ、教え子は育っていかない。もっとも教えられる側の人間性も問われるが…。プロ野球のコーチとして長年選手を教え続け、そして考え続けた彼が、還暦間近になって目指したのが高校野球の監督というのは必然だったのだろう。それも、ただの雇われ監督ではなく学校の教師としてである。脱帽するしかない。不幸にして道半ばにして病に倒れてしまったことが、本当に残念でならない。

本書はそういった彼の人間的な魅力を、奇をてらうことなく素直に伝えているので、読むほうも素直に感動できた。

残念なのはただ一点。落合(現中日監督)の高畠評を知ることが出来なかったことだけである。あの独特の言い回しで表現される高畠評を是非読んでみたかった。


真のコーチの生涯
自らはプロ選手として華やかな実績は残していないにもかかわらず、プロ野球7球団で30年間に渡って、イチローなど多くの選手を育ててきた、伝説の打撃コーチ・高畠導宏の生涯を描いた感動作。プロ野球の打撃コーチといっても、1年契約の専門職だ。チームの勝敗の全責任をとる監督と主役である選手の間に置かれ、バッティングという一部門をあずかる中間管理職ともいえる。そんな仕事を30年間続け、人を育てることに文字通り、命を懸けた職人の一生には、どんな理論よりも説得力がある。

前半はプレーヤー高畠の話が多いので、野球に疎い人には少し読み進めにくいかもしれないが、そこを過ぎれば、後半はコーチ高畠、そして高校教師・高畠のエピソードが満載だ。とくに第11章からが良い。あれこれ欠点を直そうとせず、「1試合に4打席つまり12球あるストライクの、たった1球を確実に打てる技術を磨けばいい」と言って選手をスランプから脱出させる指導力。さらに甲子園をめざして高校教師に転じ、最期のときまで生徒に慕われた人間性。

真に人を育てられるコーチングができるリーダーになるためには、本書から多くを学び取るべきなのである。

努力と可能性を教えてくれる一冊
日本プロ野球界で超一流と言われたバッティングコーチ高畠導宏氏
プロ野球のコーチ行で超一流を極めた彼が高校球児を育て、甲子園と言う晴れ舞台を夢見て、高校教員に59歳で転進。59歳の新人教師が
夢を諦めないで努力すれば叶うことを自分のプロ野球人生を通して語りかける。夢半ばにして、ガンで逝ってしまうが、高畠に触れた人は
彼の人間の大きさ、そして、彼に対する感謝の思いが田口壮、小久保など現役選手から多数寄せられている。人の育て方、また、自分を伸ばすにはどうすればいいか、迷ったときにこの一冊を手にすればと思います。読んだ後、泣きました。

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のだめカンタービレ (8)

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のだめカンタービレ (8)

原作も
実写のドラマやアニメでは
そのまま音楽が流れ
つくりもよくて原作どおりの明るいクラシックギャグが展開され
万人に好まれる作品でしたが
原作はそれに負けない
音の聴こえる漫画が描かれています
目で聴くクラシック
是非その目でお聴きください

本気を出したのだめ
ははは
愉快です
のだめが本気を出し始めました
本選まで進みました
千秋はヨーロッパにいけるようになりました
めでたいですね


道徳上問題のある作品
私は原作の方ではなく、テレビの方で見たのですが、見ていて大変心傷つきいたたまれなくなり、大変不愉快な気持ちになりました。それは暴言の数々が気になったからです。いくら才能があるからといって、ああも「へたくそ」などといったような暴言や、人を傷つけるような讒言を吐いていいものでしょうか。主人公ののだめはまだましですが、千秋真一などは、いくら才能があっても思いやりのかけらもない、冷酷な人間に見えました。もちろん千秋だけではなく他の人の讒言も目立ちました。本当の音楽界がこうも人を傷つける暴言の嵐だとすると思うと、悲しいものがあります。同じような作品である「ハチミツとクローバー」にはこの様な讒言はなく、大変見ていて心地よかったのに、この作品は13話くらいまでは我慢して見ていましたが、その讒言の多さと冷酷な行動に耐えられなくなって見るのをやめてしまいました。作者もこういう性格やものの考え方を持った人なのでしょうか。


千秋先輩の罪悪感
千秋の罪悪感の源は両親の離婚、にあると思います。離婚後、11歳の彼は父を失い、育った家を失い、なじみの薄い日本に帰ってくる途中でした。”老人を救えなかった”というのは、彼の中の子どもらしい罪悪感や喪失感の投射だと思います。サイコダイナミックスでいう、'the basic fault.'(Balint) が心の奥底にあり、'something is missing inside'という気持ちを成人しても引きずっているのかと思われます。のだめは彼の中で、「振り返ればいつもそこにある存在、明るく自由な、そして何よりも彼を必要としている存在」になってしまったのです。千秋先輩こうなると弱いですねえ。のだめがいてこそ、トラウマを乗り越え心の隙間を埋められるのですから。念のために付け足すと、これはのめりこみや依存症を起こす心理とも共通しています。ところで、のだめにとっては 千秋先輩はなんなのでしょうか。

PTSDではなく罪悪感だった
千秋の飛行機恐怖は一見PTSDに見えるが、のだめの催眠により、老人を助けられ
なかった罪悪感ゆえのものであったと判明する。そしてその当時の記憶はビンと
いうものに隠蔽されていた。

フロイトは1899年に「隠蔽記憶について」という論文で、「覚えている記憶に意
味はなく、それに関連する周囲の記憶に意味がある」としている。基本的には抑
圧であるが、その外傷体験に直面していくことは千秋にとってはとても苦しかっ
たのだろう。そして、それを抑圧し、その代わりに外傷体験と時間的に近接した
その他の事柄のみを記憶していたのである。この辺りが千秋の深い絶望感と結び
ついているのかもしれない。

精神分析ではこのような記憶を隠蔽記憶と呼び、神経症治療の一つの手がかりと
してる。そして、精神分析療法を通して、抑圧された記憶を掘り起こし、扱える
ようになっていくのである。

また、千秋は今まで様々な治療や民間療法を試してきたが、「ガードが堅い」と
いうことで、効果はなかった。しかし、今回はのだめの素人催眠術がうまく行っ
たのは転移/逆転移の文脈で理解できる。

千秋はのだめを献身的に世話をするのは、老人を助けれなかった罪悪感から来る
償いという文脈で理解できる。このような感情を現在の対象であるのだめに転移
している。さらに、のだめも千秋を何とか助けたいという強い気持ちを抱いてい
る。これはのだめの個人的感情というよりは、千秋との関係の中で増幅された逆
転移と言える。

 ここに治療者−患者間にリアルに現れた転移/逆転移を見ることができ、それ
は過去の千秋の外傷体験の再演ということができ、この中で行われた催眠術は今
までの千秋が受けた治療や民間療法とは質的に違ってくる。

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のだめカンタービレ (7) (講談社コミックスキス (451巻))

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のだめカンタービレ (7) (講談社コミックスキス (451巻))

原作もお聴きください
実写のドラマやアニメでは
そのまま音楽が流れ
つくりもよくて原作どおりの明るいクラシックギャグが展開され
万人に好まれる作品でしたが
原作はそれに負けない
音の聴こえる漫画が描かれています
目で聴くクラシック
是非その目でお聴きください

R☆Sオケ 再び
R☆Sオケがふたたび活動します
千秋の日本での活動もこれで終わりですね
うれしいような さびしいような
アンビバレンツな気持ちです


見ていて不愉快になる作品
私は原作の方ではなく、テレビの方で見たのですが、見ていて大変心傷つきいたたまれなくなり、大変不愉快な気持ちになりました。それは暴言の数々が気になったからです。いくら才能があるからといって、ああも「へたくそ」などといったような暴言や、人を傷つけるような讒言を吐いていいものでしょうか。主人公ののだめはまだましですが、千秋真一などは、いくら才能があっても思いやりのかけらもない、冷酷な人間に見えました。もちろん千秋だけではなく他の人の讒言も目立ちました。一昔前の体育会系でもあるまいし、本当の音楽界がこうも人を傷つける暴言の嵐だとすると思うと、悲しいものがあります。同じような作品である「ハチミツとクローバー」にはこの様な讒言はなく、大変見ていて心地よかったのに、この作品は13話くらいまでは我慢して見ていましたが、その讒言の多さと冷酷な行動に耐えられなくなって見るのをやめてしまいました。作者もこういう性格やものの考え方を持った人なのでしょうか。

皆が変わっていく
のだめがハリセン配下にてピアノのレッスンを始めました。
ハリセンがハリセンを捨てるなどという行動にでたのは、よほど千秋に逃げられた事と
のだめの音楽センスに惹かれたからでしょうか。

千秋は千秋で、産声を上げようとしているR☆S(ライジングスター)オーケストラに
夢中です。

ライジングスター、オーケストラにこんな名前を付ける二ノ宮先生のセンスには
脱帽です。宣伝のページを見た瞬間、思わず笑いがこみ上げてきました。

さあ、次巻で産声を上げるR☆Sオーケストラはどうなるのでしょうか。
楽しみです。

天才は無心?
変態女でありながらとてつもない天才、のだめ(野田恵)。
たまたまのだめの演奏を耳にしたエリート養成専門の"ハリセン"こと江藤がのだめの才能に
惚れ込み、担当を買って出た。
だが、野心も上昇志向もないのだめにとってはありがた迷惑だっただろう。
のだめはそもそもただピアノが好きなだけなのだと思った。別に有名になりたいとか、誰かに
勝ちたいとかそういう気持ちはのだめからは感じない。ただ、千秋がのだめのピアノが好きだから
ひいているような気がする。
真の天才とは無心なのかもしれない。
だが、そんなのだめの気持ちとは裏腹に千秋も周囲の多くの人間ものだめに上を目指すことを
望んでいる。
のだめはそんな周囲と正反対な自分の気持ちとにどう折り合いをつけるのか?


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地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」

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地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」

「地頭力」を整理した良書
フェルミ推定を題材に、「地頭力」という能力を整理/構造化し、さらにはそのトレーニング方法までカバーする内容となっている。出来る人であれば無意識的に出来ていることだろうが、それを体系的に記述した点は非常に評価できる。
とはいえ、本書で整理されたアプローチを公式として捉え、盲目的に従うだけでは知識型人間から脱却することは望み薄である。本書のエッセンスを十分に咀嚼し、問題解決に当たる必要があるだろう。

地頭力とは?
まず、冒頭で頭の良さを定義付けている。ひとつが記憶力。もうひとつは機転が利く力。最後が地頭力。どれも重要ではあるが、本書ではこの地頭力を掘り下げて論じている。本文の構成もわかりやすく、各章の最後にはまとめもついているので、時間がない方にはこれだけでもエッセンスは読み取れる。
地頭力をさらに分解すると、フレームワーク思考力、仮説思考力、抽象化思考力、の3つとなる。
フレームワーク思考力は、全体から思考する力であり、全体を俯瞰してMECEで考える重要性を説く。さまざまな要素をグルーピングしたり、ひとつの事象を因数分解して複数の要素に分けて考える方法を述べている。
仮説思考力は、結論から思考する力であり、仮説を立てることの重要性が端的に書かれている。
抽象化思考力は単純化する力であり、自分でもわからないことは相手にも伝わらないため、できるだけ単純化して事象を伝えることも地頭力の要素となる。単純化とは要点をまとめる力ということもいえるだろう。
著者は地頭力をこうした3つの要素から構成されると定義し、その地頭力を鍛えるために、フェルミ推定を推奨している。フェルミ推定とは耳慣れない言葉であるが、本書に例示されているような日本に電柱は何本あるか?といった問いに対して、仮設を立て結論を出すことが地頭力を鍛えるトレーニングに繋がる。
ここで述べられている内容はおそらくコンサルティング会社に勤めている人たちにとっては常識で、類書に書かれている内容とかけ離れているものではない。ヒットの要因はタイトルの妙であろうが、決して内容が類書に劣っているわけではなく、むしろ大変わかりやすくまとまっている。
これを読んだだけで地頭力がつくわけもなく、地道なトレーニングが必要である。そのベースとなるのは知的好奇心である。


地頭力
日本人が世界からみて、比較的劣っている部分だと思います。

題名は一見難しそうに感じますが、基本的な問題解決のしかたや、
その事例が数多く掲載されています。

他の本にも紹介されていることも多いですが、一冊にまとまっていて、
非常に読みやすい内容になっていると思います。

普段から意識しないことには、わたしたちは「考える」という行動を
疎かにしていると思います。

これを仕事にも生かしていこうと思いました。

良書だと思います。

What?を知る人から、Why?を楽しむ人になるために
フェルミ推定、とは、
雲をつかむような事象の物理量を、限られた情報をもとに、自分なりの仮説を設定しながら推定すること。

例の、
「日本全国の電柱の数は?」とか 「シカゴのピアノ調律師の人数は?」
といった設問に、限られた情報に基づいて自力で考えて答えを出す。
そういえば新卒採用時、某シンクタンクの入社試験で
「貴方の大学で、一ヶ月に使用されるシャーペンの芯の本数」 というのが出ました。

さて、内容です。
昨今、脳みがき系の本やゲーム。他にも、仮説検証力をつけよう!というビジネス書も流行っている。
実は、本書もメッセージの内容では、そういう類書とたいして変わらない。
 #考えない風潮への危機感を共有しつつ、フェルミ推定をたたき台に身につける思考技術は、
 フレームワーク思考や目的志向、アウトプット思考、相手を中心に考える事、などなど。真新しくはない。

ただ、そういったものと本書でアプローチで決定的に違うところがあるとしたら、
このフェルミ推定を意識する事で、
「自分で問いを設定するようになる事」 ではないか?

突飛ないちょっとした疑問でも、考えようとする習慣が身に付く事で 通り過ぎずに考えるようになる。

レストランで、「この店のランチ食べ放題はどれくらい儲かってるのかなぁ?」
などと考えた経験は多くの人であるだろうし、割と見え易い数字だ。それだけに頭のトレーニングにはあまりならない。

しかし、
「今、ランチに出かけているサラリーマンは日本でどれくらいだろう?」
を数字まで考える人はいない。(というか、自分は考えなかった)

答えが正しいかではなく、考える筋道を試行錯誤し、 そのバリエーションを楽しめるか?
その習慣を身につける事から、What?ではなく、Why?を考える人になる。

地頭力=「結論から」「全体から」「単純に」考える力+α
「日本に電信柱は何本あるか?」というような概算法(フェルミ推定)について、「結論から考える(=仮説思考力)」「全体から考える(=フレームワーク思考力)」「単純に考える(=抽象化思考力)」という3つの観点で上手くまとめています。フェルミ推定的概算に関して論じた一般書は何冊かありましたが(※)、上記の3つの要素に分解して説明しているのはユニークですね。図解や例え話も分かり易いです。(※)は既読で、知っている内容でしたが良い復習になりました。キーワードの索引・用語説明が巻末にあった方が可読性が上がったと思いますが。
さて、本当の地頭力はフェルミ推定能力だけではありません。知的好奇心を支える層として「幾らでも長時間 諦めずに問題を考え続けることが出来る気力・体力・集中力」も重要でしょう(→野球選手の「地肩の強さ」と同様。「コトの本質」(松井孝典)より)。あと、本書ではネット検索を目の敵にしてますが、Google検索におけるキーワードの組み合わせ方も、実は"art"ですね。こういう「モノ(知識)とモノ(知識)との関連付けのセンス(=知恵)」も重要な地頭力の構成因子だと思います。(Google検索においてもフェルミ推定で必要とされるセンスが重要になりますよ、と指摘したい訳です) 本書と共に他書(例「思考力革命」(船川淳志),「知的複眼思考法」(苅谷剛彦))も参考にすると良いでしょう。
(※)「統計数字を疑う」(門倉貴史)、「数で考えるアタマになる!―数字オンチの治しかた(旧題 数字オンチ諸君!)」(パウロス)、「ザ・プロフィット」(スライウォツキー)など。アシモフの科学エッセイでもこの手の概算は出てきます。
【余談】フェルミ推定において、幾つかのパラメータに分解してから総合すると、なぜ概算された数値が尤もらしくなるのでしょう? 偶然でしょうか? ちょっと興味が湧いたのでググッて調べている処ですが、統計学の「Stein's paradox」という話と関係していそうです。このように『好奇心を持って更に一歩踏み込む姿勢』は確かに「地頭力」に関係します。

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のだめカンタービレ (11)

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のだめカンタービレ (11)

のだめInヨーロッパ編、フィナリスト決勝。
先輩にふさわしい暗くて陰湿な曲を、そして選んだのがチャイコのVnコンチェルト。最高。『砂漠のプロメテウス作戦』、そしてミルヒーがのだめにふっとばされる所は
竹中さんの怪演です。
ベベちゃんが超絶技巧でオクレール先生にけちょんけちょんにやられてしまう。
音楽家のみなさんにとっても、わたしたちにとっても一番きつい問いかけで終わります。
プロへの道も一歩から。
覚悟を問いかける、重要な局面デス。

原作もお聴きください
実写のドラマやアニメでは
そのまま音楽が流れ
つくりもよくて原作どおりの明るいクラシックギャグが展開され
万人に好まれる作品でしたが
原作はそれに負けない
音の聴こえる漫画が描かれています
目で聴くクラシック
是非その目でお聴きください

やっぱりね・・・
クラシック楽器やっていることもあって、ドラマ化される前から気になっており、男性の私でも読んでみようかなと1〜11巻まで買って読んでみましたが、やっぱり恋愛中心の少女漫画って感じ。ますますその傾向が強くなってきた気がしたのでもう買うのやめました。

国際指揮者コンクール
ははは
愉快です
千秋が指揮者コンクールに出ます
いよいよ活動開始ですね
レパートリーが広いことに驚きました
千秋の活躍に期待します


コンクールとシュトレーゼマン
プラティニ国際指揮コンクールの本選に残って、千秋の本領発揮です。
険悪なオケとの関係を修復し、そしてみごと一位に輝く千秋。
それとともにシュトレーゼンマンの陰謀が渦巻きます。

ああ、なぜ千秋はシュトレーゼマンと師弟になってしまったのでしょうか。
ウィエラ先生との距離は離れるばかりじゃないですか。

パリに来てまで、女にうつつを抜かすシュトーレゼマン。それでいて、どこか本質を
掴んでいるようなシュトレーゼマン。ふわふたと宙に浮かんでは離れていくような人物ですな。

のだめにも試練が待ち受けます。街の店での引き語りは拒否され、先生にまで
赤ちゃん呼ばわり。苦難は始まったばかりですが、今後どうなるのか見ものです。

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お正月に実写のドラマのヨーロッパ版をやります。
お正月に、実写のドラマのヨーロッパ版をやります。

音楽も入っているので、ドラマを見ながら読み進むとよいかもしれません。
その後、それぞれの曲の全体を聞きながら、コミックを読むとさらによいと思います。

原作もお聴きください
実写のドラマやアニメでは
そのまま音楽が流れ
つくりもよくて原作どおりの明るいクラシックギャグが展開され
万人に好まれる作品でしたが
原作はそれに負けない
音の聴こえる漫画が描かれています
目で聴くクラシック
是非その目でお聴きください

オケの常任へ
ははは
愉快です
ついに千秋はオケの常任指揮者になります
すごいですね
しかし
このオケがすごい
千秋の苦労も大変です


ヤキトリオ☆
前巻で実現しそうだった、のだめ&千秋の夢の共演はやっぱしお預けでした。のだめは相当悔しかったでしょうが、ぐっとガマンします。のだめは大人ですね〜。後半では、のだめリサイタルが持ち上がります。千秋に続いて、のだめも前進しそうです。次が楽しみです!

1〜16まで大人買い
テレビドラマも面白かった!だけどコミックならば進化し続けるのだめたちを楽しむことができます(^O^)
大人買いしてしまいました♪迷うぐらいなら買いでしょうね

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原作もお聴きください
実写のドラマやアニメでは
そのまま音楽が流れ
つくりもよくて原作どおりの明るいクラシックギャグが展開され
万人に好まれる作品でしたが
原作はそれに負けない
音の聴こえる漫画が描かれています
目で聴くクラシック
是非その目でお聴きください

つかず離れず
ははは
愉快です
のだめと千秋はつかず離れれずが良いと思います
相思相愛になると話が終わってしまいます
諸星あたるとラムちゃんのような関係が長続きするこつです


見ているだけで不愉快になる作品
私は原作の方ではなく、テレビの方で見たのですが、見ていて大変心傷つきいたたまれなくなり、大変不愉快な気持ちになりました。それは暴言の数々が気になったからです。いくら才能があるからといって、ああも「へたくそ」などといったような暴言や、人を傷つけるような讒言を吐いていいものでしょうか。主人公ののだめはまだましですが、千秋真一などは、いくら才能があっても思いやりのかけらもない、冷酷な人間に見えました。もちろん千秋だけではなく他の人の讒言も目立ちました。本当の音楽界がこうも人を傷つける暴言の嵐だとすると思うと、悲しいものがあります。同じような作品である「ハチミツとクローバー」にはこの様な讒言はなく、大変見ていて心地よかったのに、この作品は13話くらいまでは我慢して見ていましたが、その讒言の多さと冷酷な行動に耐えられなくなって見るのをやめてしまいました。作者もこういう性格やものの考え方を持った人なのでしょうか。


はまってます
テレビドラマを観てからはまっています。
全巻そろえてしまいました。
笑いのセンスは抜群だし、とにかくおもしろい。
よくできているマンガだと思う。
音楽をやっている人、ものつくりに関わったことがある人は共感できることが多いのだろうと思う。

大人買いしてしまいました
大人買いしてしまいました♪迷うぐらいなら買いでしょうね

テレビドラマも面白かった!だけどコミックならば進化し続けるのだめたちを楽しむことができます(^O^)買いでしょう

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原作もお聴きください
実写のドラマやアニメでは
そのまま音楽が流れ
つくりもよくて原作どおりの明るいクラシックギャグが展開され
万人に好まれる作品でしたが
原作はそれに負けない
音の聴こえる漫画が描かれています
目で聴くクラシック
是非その目でお聴きください

千秋のデビュー イン パリ
ははは
愉快です
いよいよ千秋がパリで指揮者としてデビューします
オーボエの黒木くんが日本からやってきます
同窓会のようですね


心がすさむ作品
私は原作の方ではなく、テレビの方で見たのですが、見ていて大変心傷つきいたたまれなくなり、大変不愉快な気持ちになりました。それは暴言の数々が気になったからです。いくら才能があるからといって、ああも「へたくそ」などといったような暴言や、人を傷つけるような讒言を吐いていいものでしょうか。主人公ののだめはまだましですが、千秋真一などは、いくら才能があっても思いやりのかけらもない、冷酷な人間に見えました。もちろん千秋だけではなく他の人の讒言も目立ちました。本当の音楽界がこうも人を傷つける暴言の嵐だとすると思うと、悲しいものがあります。同じような作品である「ハチミツとクローバー」にはこの様な讒言はなく、大変見ていて心地よかったのに、この作品は13話くらいまでは我慢して見ていましたが、その讒言の多さと冷酷な行動に耐えられなくなって見るのをやめてしまいました。作者もこういう性格やものの考え方を持った人なのでしょうか。


千秋の心境は?
オーケストラの成功なんかはどうでもいい。

そんな気分になる巻でした。
何故、どうして、いきなり、千秋はのだめにキスをする!?
自分自身「変態の森」の入り口へ立っていると認識していたはずなのに、
のだめのピアノを聴いて、いきなりの攻撃です。

千秋のバイオリンを聞いたイメージが「発情期」なのもうなずけます。
もう、千秋は音楽以外は、自分でも気が付いていないのか、ダメなんですよね。

はぅ〜
マンガは音がないけれどすごく素敵な音楽が流れていると想像しながら読める!それに登場するキャラがそれぞれに良さを持ってて面白い(^O^)
笑えるところは何度読み返しても笑えるので色んな事で落ち込んだりしたときに読むと元気になれるマンガです!

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原作も
実写のドラマやアニメでは
そのまま音楽が流れ
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原作はそれに負けない
音の聴こえる漫画が描かれています
目で聴くクラシック
是非その目でお聴きください

見ていて不愉快になる作品
私は原作の方ではなく、テレビの方で見たのですが、見ていて大変心傷つきいたたまれなくなり、大変不愉快な気持ちになりました。それは暴言の数々が気になったからです。いくら才能があるからといって、ああも「へたくそ」などといったような暴言や、人を傷つけるような讒言を吐いていいものでしょうか。主人公ののだめはまだましですが、千秋真一などは、いくら才能があっても思いやりのかけらもない、冷酷な人間に見えました。もちろん千秋だけではなく他の人の讒言も目立ちました。一昔前の体育会系でもあるまいし、本当の音楽界がこうも人を傷つける暴言の嵐だとすると思うと、悲しいものがあります。同じような作品である「ハチミツとクローバー」にはこの様な讒言はなく、大変見ていて心地よかったのに、この作品は13話くらいまでは我慢して見ていましたが、その讒言の多さと冷酷な行動に耐えられなくなって見るのをやめてしまいました。作者もこういう性格やものの考え方を持った人なのでしょうか。


のだめの家族って
この巻のメインはのだめ一家です。

のだめといわれる現況は、家族で育まれたものだったんですね。
人間個性は家庭で育まれるといいますが、のだめは典型的なパターンで、ある意味
いい家族を持っているのだと思います。

でも、それに引きずられる千秋にとっては、とても大変なことなのでしょうね。

のだめの留学、そして千秋の留学先の暗黙の変更。
まだまだ波乱含みで次が楽しみです。

九州人は必ず見て下さい
ははは
福岡市在住です
この巻でのだめの実家(福岡県 大川市)が出てきます
主人公が博多駅からタクシーで行くところがすごい
河川敷でのだめと千秋が会うシーンがいいですね
また、のだめの家族が出てきて大変愉快です
ちなみに
私事ですが大川から福岡市までタクシーに乗ったことがあります
当時で12000円かかりました
良い子の皆さんは西鉄柳川駅から福岡行きの電車を利用してください


ドラマもほぼ再現
ドラマが始まって二話観てから全巻揃えてしまった。
2006年のドラマ版はここで終わる。
大川河川敷のシーンは、原作から読んでもドラマのクライマックスに相応しい立体感を感じさせたが、唯一不満だったのがそれを再現しなかった点。
二人の抱擁に水を指す父辰男の出現こそ名場面と私は思っている。
岩松了さん名演技デス。さらに畳み掛けるのが野田家の人々。
ただの田舎の漁師の家な所が笑ってしまう。
普通の家族なら女の子は彼氏が出来た事の方が喜ぶと思うぞ。だってどう考えてものだめは彼氏出来なさそうに見えるもん。
真一は変態扱いしていたが、ある意味普通の家庭。
だが、この話は音楽コメディーなので、続いていくのである。



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のだめカンタービレ (10)

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のだめカンタービレ (10)

のだめInヨーロッパ、白王子vs黒王子編デス。
のだめの生殺し場面もしっかり。(ぐるぐる巻きではなかったですが)そして千秋を取り囲む、黒い霧。
片平指揮はTV版の勝ち、フジテレビさんいい仕事してくれてます。
バラが見えたり、黒い羽が見えたりするのは、芸術家によってはありえるのでしょうね。
Finalは次巻にて。
10巻を読んでおかないと、緊張感がたりなくなります。
ぜひお読みください。

原作も
実写のドラマやアニメでは
そのまま音楽が流れ
つくりもよくて原作どおりの明るいクラシックギャグが展開され
万人に好まれる作品でしたが
原作はそれに負けない
音の聴こえる漫画が描かれています
目で聴くクラシック
是非その目でお聴きください

ついにヨーロッパへ
ははは
愉快です
のだめと千秋はヨーロッパに移住します
すごいですね
新しいシリーズのはじまりです


道徳上問題のある作品
私は原作の方ではなく、テレビの方で見たのですが、見ていて大変心傷つきいたたまれなくなり、大変不愉快な気持ちになりました。それは暴言の数々が気になったからです。いくら才能があるからといって、ああも「へたくそ」などといったような暴言や、人を傷つけるような讒言を吐いていいものでしょうか。主人公ののだめはまだましですが、千秋真一などは、いくら才能があっても思いやりのかけらもない、冷酷な人間に見えました。もちろん千秋だけではなく他の人の讒言も目立ちました。本当の音楽界がこうも人を傷つける暴言の嵐だとすると思うと、悲しいものがあります。同じような作品である「ハチミツとクローバー」にはこの様な讒言はなく、大変見ていて心地よかったのに、この作品は13話くらいまでは我慢して見ていましたが、その讒言の多さと冷酷な行動に耐えられなくなって見るのをやめてしまいました。作者もこういう性格やものの考え方を持った人なのでしょうか。


なぜ? どうして!?
ジャンと千秋との指揮者合戦のはずなのに……
なぜか片平の指揮に気を奪わされてしまう自分がいる。

黒い羽と称される千秋と、白い薔薇と表現されるジャン。対極にいるはずの二人の
間を縫って片平が飛び跳ねます。

指揮のなんたるかを知らない私でも、なぜか片平が魅力的に思えてしまう。
はげ(でしょ)なのに、とても素敵。

決着は今巻では発表されませんが、次巻が楽しみです。
のだめ、フランス語がんばれ!

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のだめカンタービレ (15)

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のだめカンタービレ (15)

のだめInヨーロッパ編、お城の原作デス。
樹理ちゃんのキラキラ星、素敵でした。
じゃれ合い場面も、のだめと千秋のKissシーンもしっかり。
クロキンへの C'est glauque!
ターニャがベッキーに見えてくるところが、TVに影響されてしまっています。
『余計な事はせず簡潔に。有限の美に無限の美を刻むように、美しく』は言わなかったけれど、
モーツアルトの遊び心までしっかりと表わしてくれています。
TV版でぞっこんのだめファンになった皆さん。おいしいこの15巻をぜひどうぞ。

原作もお聴きください
実写のドラマやアニメでは
そのまま音楽が流れ
つくりもよくて原作どおりの明るいクラシックギャグが展開され
万人に好まれる作品でしたが
原作はそれに負けない
音の聴こえる漫画が描かれています
目で聴くクラシック
是非その目でお聴きください

のだめのリサイタル
ははは
愉快です
のだめがリサイタルを開きます
彼女はコンサートよりもリサイタルに向いているようです
のだめと千秋がけんかをします
けんかするほど仲が良いといいます
若い人がうらやましい


すごく楽しい気分になれる☆
クラシックっていいなぁって思えました。前に習っていたピアノをもう一度弾きたいと思わせてくれた作品です。のだめやその周りの人たちが苦労しながらもなんだかんだ言って楽しく音楽をやっているのを見てると幸せな気分になりました。キャラが豊富で色んな人が次々に出てくるにもかかわらず、悪者が一人もいないのも特徴の一つですよね。全体的にすごく明るくてにぎやかな、所々でしっかり笑わせてくれるマンガだと思います。
15巻は登場人物たちの関係も動いてきましたし、これからの展開がすごく楽しみです。


見ているだけで心傷つく作品
私は原作の方ではなく、テレビの方で見たのですが、見ていて大変心傷つきいたたまれなくなり、大変不愉快な気持ちになりました。それは暴言の数々が気になったからです。いくら才能があるからといって、ああも「へたくそ」などといったような暴言や、人を傷つけるような讒言を吐いていいものでしょうか。主人公ののだめはまだましですが、千秋真一などは、いくら才能があっても思いやりのかけらもない、冷酷な人間に見えました。もちろん千秋だけではなく他の人の讒言も目立ちました。本当の音楽界がこうも人を傷つける暴言の嵐だとすると思うと、悲しいものがあります。同じような作品である「ハチミツとクローバー」にはこの様な讒言はなく、大変見ていて心地よかったのに、この作品は13話くらいまでは我慢して見ていましたが、その讒言の多さと冷酷な行動に耐えられなくなって見るのをやめてしまいました。作者もこういう性格やものの考え方を持った人なのでしょうか。


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のだめカンタービレ (16)

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のだめカンタービレ (16)

原作もお聴きください
実写のドラマやアニメでは
そのまま音楽が流れ
つくりもよくて原作どおりの明るいクラシックギャグが展開され
万人に好まれる作品でしたが
原作はそれに負けない
音の聴こえる漫画が描かれています
目で聴くクラシック
是非その目でお聴きください

マルレオケを再生
ははは
愉快です
千秋がだめオケを再生します
指揮者が代わればオケも変わるものですね
がんばれ 千秋


マルレオケが本格的始動。
この巻ではマルレオケの厳しい特訓と、その成果である定期演奏会がメイン。またマルレオケ新入団メンバーが登場(影は薄いけど)でマルレオケ尽くしの内容。
特に演奏会のシーンが爆笑。
また、バソンでファゴットに対抗するポールもかなりいい味だしている。他にも黒木とターニャの仲にも進展がるようなないような。
最後に千秋の父・雅之が一コマだけ登場。

おもしろいデス
ドラマを見たのを機に購入、1巻から16巻まで一気に読破しました。「こんなに面白かったのか」というのが第一感想でした。まえから話題になっていたし、書店やCDショップで見かけたりして、「いつか」読みたいと思っていたのです...

1巻から9巻までは日本編、10巻以降はパリ編となっています。日本編はコメディがメインで、本当に笑えます。パリ編はどちらかというと音楽に重きを置いた内容となっています(もちろんコメディもあります)。日本編・パリ編の間にギャップがあるので、ひょっとすると好みが分かれるかもしれません。

のだめの影響で最近はクラシックばかり聴いています(これまではPopsばっかでした)。ベートーベンの交響曲7番(聴いたことありませんでした)やラフマニノフ(名前も知りませんでした)のピアノ協奏曲2番がこんなにかっこいいとは知りませんでした。自分の世界が拡がったような気がします。が、これに飽きたらず、ついにベートーベン交響曲7番のスコア(総譜)まで購入!チアキ気分まで味わってしまいました。スコアを見ながら聴くのも結構面白いので、楽譜が読める方にはおすすめです。

「キャプテン翼」が日本のサッカー人口を増やし日本サッカーのレベルアップに貢献した(らしい)のと同じく、「のだめ」が日本の音楽界(クラシックだけでなく)のレベルアップに貢献するのではないかと思い、10年,20年後がとても楽しみになってきました。

※タイトルは「のだめ」カンタービレですが、主人公はチアキであると思った方がいいかも

なぜに成功するのか!
あれほど駄目だったマルレオケを再生させる、千秋の恐怖は凄まじいものですね。
前巻では、どうやって再生させるのかと思わせたのに、千秋は恐怖で克服するとは。
千秋が実際にいたら、どんな人間なのでしょうか。

根気強くて、それでいて冷徹な人間?
いやー、私だったらぶち切れるだろうなあ、なんて思わせてくれます。

のだめ、読み始めてクラッシックの世界にも目が覚めました。
なんか、いいですよね。

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のだめカンタービレ (5)

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のだめカンタービレ (5)

原作もお聴きください
実写のドラマやアニメでは
そのまま音楽が流れ
つくりもよくて原作どおりの明るいクラシックギャグが展開され
万人に好まれる作品でしたが
原作はそれに負けない
音の聴こえる漫画が描かれています
目で聴くクラシック
是非その目でお聴きください

ラフマニノフ vs ガーシュイン
千秋がピアノでシュトレーゼマンが指揮をしてラフマニノフのピアノ協奏曲第二番を
演奏します
マンガなので音が出ないところが残念です
のだめは仮想してガーシュインのラプソディインブルーを演奏します
ピアノではなく鍵盤ハーモニカでやるところがユニークです


見るに耐えられなくなる作品
私は原作の方ではなく、テレビの方で見たのですが、見ていて大変心傷つきいたたまれなくなり、大変不愉快な気持ちになりました。それは暴言の数々が気になったからです。いくら才能があるからといって、ああも「へたくそ」などといったような暴言や、人を傷つけるような讒言を吐いていいものでしょうか。主人公ののだめはまだましですが、千秋真一などは、いくら才能があっても思いやりのかけらもない、冷酷な人間に見えました。もちろん千秋だけではなく他の人の讒言も目立ちました。一昔前の体育会系でもあるまいし、本当の音楽界がこうも人を傷つける暴言の嵐だとすると思うと、悲しいものがあります。同じような作品である「ハチミツとクローバー」にはこの様な讒言はなく、大変見ていて心地よかったのに、この作品は13話くらいまでは我慢して見ていましたが、その讒言の多さと冷酷な行動に耐えられなくなって見るのをやめてしまいました。作者もこういう性格やものの考え方を持った人なのでしょうか。

なんだろう、この気分は
学園祭でSオケが紋付袴で演奏します。
のだめもピアニカで独奏するのです。

でも、なぜか千秋が蚊帳の外。もやもやした気分になります。
確かに、のためは主人公です。が、千秋がこんなに活躍しない、いやシュトレーゼマンとの
競演をピアノでやりましたが、目立たないのでいいのでしょうか。

のだめは千秋が生きてこそ、のだめだと感じました。

まあ、のだめとの練習連番で生き抜きさせてもらいましたが……

真澄ちゃんの仮装
第5巻は学園祭とその「余熱」をメインに描く。
学園祭を一言で表すならば「真澄ちゃんの仮装」である。
もちろん「のだめのマングース」という意見が多数であることは想像に難くない。
でも、私は真澄ちゃんを指示したいと思う。
なんて具合に妙に意固地なくらい笑いのつぼをヒットされてしまったのであった。

第5巻のメインは学園祭のようでいて、実はその余熱であったりする。
きらめく才能に触れることで触発されるという正しい感受性のインプット・アウトプットを見ることができる。
「蛍の墓」になるくらい何かに挑戦してみたく思う今日この頃なのである。

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のだめカンタービレ (4)

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原作もお聴きください
実写のドラマやアニメでは
そのまま音楽が流れ
つくりもよくて原作どおりの明るいクラシックギャグが展開され
万人に好まれる作品でしたが
原作はそれに負けない
音の聴こえる漫画が描かれています
目で聴くクラシック
是非その目でお聴きください

長野で音楽祭 でもなぜ海水浴
ははは
愉快です
長野で音楽祭があります
のだめも千秋も長野へ行きます
ところがなぜか新潟まで行って海水浴をします
ナンセンスですね
本編の展開に何の関係もありません
しかし笑ってしまいました


作者の人格が現れている作品
私は原作の方ではなく、テレビの方で見たのですが、見ていて大変心傷つきいたたまれなくなり、大変不愉快な気持ちになりました。それは暴言の数々が気になったからです。いくら才能があるからといって、ああも「へたくそ」などといったような暴言や、人を傷つけるような讒言を吐いていいものでしょうか。主人公ののだめはまだましですが、千秋真一などは、いくら才能があっても思いやりのかけらもない、冷酷な人間に見えました。もちろん千秋だけではなく他の人の讒言も目立ちました。一昔前の体育会系でもあるまいし、本当の音楽界がこうも人を傷つける暴言の嵐だとすると思うと、悲しいものがあります。同じような作品である「ハチミツとクローバー」にはこの様な讒言はなく、大変見ていて心地よかったのに、この作品は13話くらいまでは我慢して見ていましたが、その讒言の多さと冷酷な行動に耐えられなくなって見るのをやめてしまいました。作者もこういう性格やものの考え方を持った人なのでしょうか。作者の人格を問いたいです。

千秋の実績が世に知らされるのか
夏休み。

シュトレーゼマンにくっついて長野までやってきた千秋一行。
待ち受けるのは、マスタークラスのオケの講習。

なぜ、千秋が指揮棒をつかむのか。なぞ、もうシュトレーゼマンはなぞの生き物です。
ここまでだめな師匠はいないのではないかと思う漫画です。
それでも一歩一歩、地道に階段を上がっていく千秋。とその一行(のだめ含む)

まあ、よくぞここまで王道を外れた漫画が書けるものだと思って笑ってます。
二ノ宮先生、ナイスです。

ドラマと同じくらい…いやそれ以上!
ドラマののだめにはまり、最近コミックを読み始めました。面白い!!ほんと漫画をドラマは忠実に再現したんだな〜と実感しました。ホントは全巻読みたいけど、テスト前なんで4巻でやめときました。このままだとのだめワールドに吸い込まれる!と危機を感じたので…。それくらいのめり込んでしまいました。5巻からはテストが終わってから読みます♪のだめのためにも、追試にならないようにがんばるぞー!

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のだめカンタービレ (2)

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原作もお聴きください
実写のドラマやアニメでは
そのまま音楽が流れ
つくりもよくて原作どおりの明るいクラシックギャグが展開され
万人に好まれる作品でしたが
原作はそれに負けない
音の聴こえる漫画が描かれています
目で聴くクラシック
是非その目でお聴きください

ますますパワーアップ
ははは
相変わらす面白いですね
シュトレーゼマンが登場します
この人は変です
野球拳や合コンのことしか頭に無いようです
それでいて天才的な才能を持っています
キャラが立っていますね


見ていて不愉快になる作品
私は原作の方ではなく、テレビの方で見たのですが、見ていて大変心傷つきいたたまれなくなり、大変不愉快な気持ちになりました。それは暴言の数々が気になったからです。いくら才能があるからといって、ああも「へたくそ」などといったような暴言や、人を傷つけるような讒言を吐いていいものでしょうか。主人公ののだめはまだましですが、千秋真一などは、いくら才能があっても思いやりのかけらもない、冷酷な人間に見えました。もちろん千秋だけではなく他の人の讒言も目立ちました。一体何様のつもりなのかといった暴言を吐く人物が多いように感じました。一昔前の体育会系でもあるまいし、本当の音楽界がこうも人を傷つける暴言の嵐だとすると思うと、悲しいものがあります。同じような作品である「ハチミツとクローバー」にはこの様な讒言はなく、大変見ていて心地よかったのに、この作品は13話くらいまでは我慢して見ていましたが、その讒言の多さと冷酷な行動に耐えられなくなって見るのをやめてしまいました。作者もこういう性格やものの考え方を持った人なのでしょうか。作者の人格を問いたいです。

強烈な個性がひきつける
有名な指揮者、シュトレーゼマンの登場です。

なんですか、この日本文化というか雑学に長けた外人は。
のだめのハチャメチャ人物設定には毎度驚かされます。
Sオケも結成されましたが、下手くその集まりという設定にも驚きです。

千秋の初指揮も、実力不足が露呈され、そこにシュトレーゼマンの助け舟。
どんなに変な指揮者でも、指揮の能力があることには脱帽です。

千秋にとって、いい方向に向かえばいいのですが、波乱含みな一巻です。

あと、コタツのエピソードには笑わせられました。
たった一つのコタツが千秋の部屋に来ることで、生活習慣が変わるといった
内容は、爆笑ものでした。

二ノ宮先生の考察にはびっくりさせてもらいます。

おもしろい!!
とってもおもしろいです。真澄ちゃんやシュトレーゼマンも初☆出場デス!私的には、のだめが千秋の部屋に、勝手にこたつを持ち出してなべをするシーンが大好きです。「のだめ妻だから取ってあげます」のセリフで、笑えてしまいました。いつ妻になったのか!!笑


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原作もお聴きください
実写のドラマやアニメでは
そのまま音楽が流れ
つくりもよくて原作どおりの明るいクラシックギャグが展開され
万人に好まれる作品でしたが
原作はそれに負けない
音の聴こえる漫画が描かれています
目で聴くクラシック
是非その目でお聴きください

Sオケはすごいぞ
ははは
愉快です
おちこぼれを集めてオケを作ります
その名はSオケです
これが滅茶苦茶にうまい
相変わらず痛快な内容です


見るに堪えられなくなる作品
私は原作の方ではなく、テレビの方で見たのですが、見ていて大変心傷つきいたたまれなくなり、大変不愉快な気持ちになりました。それは暴言の数々が気になったからです。いくら才能があるからといって、ああも「へたくそ」などといったような暴言や、人を傷つけるような讒言を吐いていいものでしょうか。主人公ののだめはまだましですが、千秋真一などは、いくら才能があっても思いやりのかけらもない、冷酷な人間に見えました。もちろん千秋だけではなく他の人の讒言も目立ちました。一昔前の体育会系でもあるまいし、本当の音楽界がこうも人を傷つける暴言の嵐だとすると思うと、悲しいものがあります。同じような作品である「ハチミツとクローバー」にはこの様な讒言はなく、大変見ていて心地よかったのに、この作品は13話くらいまでは我慢して見ていましたが、その讒言の多さと冷酷な行動に耐えられなくなって見るのをやめてしまいました。作者もこういう性格やものの考え方を持った人なのでしょうか。

Sオケのメンバー達が起こした奇跡
のだめの3巻音大の落ちこぼれ達の集まり「Sオケ」が誕生して初の定期演奏会で奮闘する様子が描かれていますね。背が小さいコンバスの佐久桜ちゃんのエピソードや峰パパのキャラクターも活かされて
いて面白かったり。千秋を勝手にライバルだと思い込んでいる大河内の俺様ぶりも笑えます。定期演奏会でベート−ベン交響曲第三番≪英雄≫を一生懸命パフォーマンス混じりで演奏するSオケを見て観客
は感動と笑いで拍手喝采します。 Sオケのメンバー達が起こした奇跡と感動の定期演奏会だったと思います。

Sオケの奇跡
のだめと峰の試験対策から巻頭は始まります。
なんの意外性もなく、ぽわっとした感じです。

と、思いきやシュトレーゼマンの個人的な反感を買ってしまった千秋。Sオケの指揮者
&Aオケとの対決という舞台に追い込まれてしまいました。
Sオケ、名前はいかにもスペシャルといった響きがありますが、問題児の集まり。

巻末で描かれますが、千秋のスパルタ&最後の癒し(?)でSオケは完成します。

シリーズ通して、冷徹で無慈悲な千秋ですが、やっぱりオケをまとめれたときを
見るとほっとします。

ちょいとアクセントで裏軒のオヤジがいい味を出してます。

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のだめカンタービレ (1)

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好きですっ!
私はドラマを観て知ったのですが…かなり好きです!!

自分自身、音楽をやっているのでホント良いです(^.^)

音楽をやっていて知らない方はモグリかと………^^;

原作もお聴きください
実写のドラマやアニメでは
そのまま音楽が流れ
つくりもよくて原作どおりの明るいクラシックギャグが展開され
万人に好まれる作品でしたが
原作はそれに負けない
音の聴こえる漫画が描かれています
目で聴くクラシック
是非その目でお聴きください

クラッシックを漫画で書けるとは、、、素晴らしい
先にドラマをビデオで買って見ました。
第一話からずっぽりはまり、連日夜更かしをし、あっという間に見終わってしまった。
で、このドラマがどうやったら漫画で書けるのか不思議に思い、即、全巻大人買い、、、漫画でも面白い。しかし何で音がないのに音が聞こえる(気になる)のだろう。不思議だ。
元々、結構クラッシックを聞く方ではあったのですが(CDとかで)、コンサートに足を運んだのはほんの数回。この本を読むと有名な楽団でなくても聞きに行きたくなりますね。
脇キャラも豊かで、それでまた本キャラの千秋とのだめが引き立つのか。
毎回続編が待ち遠しい。


ラブコメのニューウエーブ
ははは
久しぶりに面白いマンガを見ました
ラブコメのニューウエーブですね
千秋とのだめの価値観がずれているところが愉快です
今後が楽しみです


おもしろかった^^
非常に楽しい。クラシックを聞いてみたい気にさせる。良く勉強されているなあと感じました。
「大人買い」して、保存したいまでは至らないけれど、読んで気持ちの良い漫画です。


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チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ [宝島社文庫] (宝島社文庫 599)

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チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ [宝島社文庫] (宝島社文庫 599)

もっとじっくり読ませて
本書が大絶賛を受けているのは理解できる。
スピーディな展開の気持ち良さを味わえ、人物同士の掛け合いの妙を面白く読めた。
しかし、本書のテーマが重たいが為にスピーディかつ軽いタッチで描かれているのかも知れないが、
それが使い捨て社会と評される現代を、奇しくも投影した作品である様にも感ぜられた。

重たいテーマをじっくりと読むのは気が重くなりがちだけれども、
読書にさえスピードを要求されかねない今だからこそ、もっとじっくりと読ませて欲しいと思う。
自分には、アンビバレンシーを感じさせ、もどかしくさせられる作品だった。

医療モノだけど難しすぎない
心臓手術バチスタを専門とする「チーム・バチスタ」は
これまですべての手術を成功してきた。
しかし急に術中死が連続して起きてしまう。
チーム・バチスタのトップ、桐生医師は不審を抱き、
院長にチームの手術の調査をおねがいする。
そこで万年講師で外科は門外漢の田口医師が調査にあたるが。。

すっごいおもしろかったです。
医療モノは難しそう、となかなか手がでなかったのですが、
読んでよかったです。
天才外科医桐生をはじめとして、義理の弟鳴海医師や
語り手担当の田口医師、高科病院長などのキャラがすごくかっこいい。
内容的には、医療関係のむずかしめのお話が入っていますが
語り口調が親しみやすいので、楽しんでよめました。

推理小説は犯人を自分で推理するのが楽しみ、という医療素人の人以外なら
誰にでもおすすめできる感じの本でした。

あわや乗り過ごすことに
久しぶりに「面白い」と思える小説に出会いました。
通勤電車の中で読んでいてあわや乗り過ごしそうになった、というめったにできない経験をしたほど文章に力がありました。

主人公の脳内で”ゴキブリ”に例えられる登場人物のある種の傍若無人ぶりや、ゴキちゃんと繊細な天才外科医ブラザーズの対決(これは下巻での話です)など、エンドマークへ向かっての走り具合がまた絶妙です。

是非、上下巻を買い揃えてから、またできれば2冊とも手元に置いてから読み始めることをお勧めします。下巻だけ買い忘れて在庫切れなどの憂き目にあうと後悔しますし、私のように通勤の往路で上巻を読み終わってしまうと、一日イライラします。



読ませるなあ、、、
2008年の最初はこれのコメントと決めていました。
海堂 尊氏の筆使いの上手さに引き込まれて行きます。
登場人物がシャールックホームズとワトソン博士のようでキチンと役どころが決まり、筋がシッカリ展開しています。
映画化し易い展開ですが、本でジックリ読んで欲しいと思います。
バチスタという言葉は、医龍で知りましたが、このジャンルの作品は面白いです。
一気に読ましてくれます。
さすがこのミス大賞です。
筋は話せませんが、、、上手く出来ています。
2008年も読むぞ、、、。

本当に殺人なのか?
宝島の第4回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作品です。
このミスでは「四日間の奇跡」で騙されたのでもう読むまい・・・と思ってたのですが、映画のCMを見てたら読みたくなりました(^^;)

病院の手術室という密室、しかもその様子は録画もされるし沢山の人の目がある。
でもこの作品のミステリーは、本当に殺人なのか?そして殺人なら何の為に?というところでしょう。
作者が現役の医師だそうで、臨場感はたっぷりありました。
あとは、途中で出てくる白鳥のアクの強さったら。

途中、あまりに難しすぎてダレてしまうところもあります。
それと最後が尻すぼみだったかな。
でも面白い作品だと思います。
続編もあるみたいなので読んでみたいと思います。

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Gackt 龍の化身

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Gackt 龍の化身

CG以上の美しさ。
今まで購入した人物の写真集の中で、
間違いなく一番美しくてクオリティーが高い作品でした。

今まで玉三郎さんの豪華で幽玄な女形写真より美しい写真は知りませんでしたが
これは、もう本当に秀逸です。

人とは思えないほどのCG以上の静謐な美しさを持ちながら
歴史の中の人物をこうまで実在感を持たせる力強い演技力。
Gacktさんを本当に、見直しました。凄い人ですね。

これだけ役にクローズアップした写真なのに
Gacktの写真の中でも特に自然に見えます。
Gacktさんの今までの写真は綺麗なものの
「作った」感、「ポーズ」が強くて心が見えず退屈なので
手に入れた後、早々に売ってしまっていたのですが
これは別格です!永久保存版にします。
こういう写真を待っていました!

洋服を着て写す写真でもかなり構えた写真が多いGacktですが
役にのめりこんでいるせいか、
この写真集の彼はとてもしっくりとして実在感がありました。

周りの背景や衣装、小道具の素晴らしさが重厚さや華麗さを引き立てて
Gacktの美しさに負けていません。

写真を一つ一つ眺め、その本をを閉じた後までも
Gacktというより謙信として、その世界観に没頭していました。

ワタシの愛する緒方拳さんのコメントもあり
満足度がいや増しました。

最高にお薦めです。

マンガみたいな美形っているんだ〜。
ドラマを知らなくても幸せな内容。
モデルも画質も美しい!の一言。
あの謙信はNHKにとっても冒険だったと思いますが、
報われたんだな〜という感想です。
「弱いからこそ自己管理」かあ・・すごい。
紅白の謙信姿での歌唱も良かったですね。


Gacktさん、改めてすごい人だと思います。
風林火山、Gacktさん、どうなるのかと思いきや。
その表情、その語る声、その動き、自分の狭い記憶力を補って、なお余りある内容です。
何度も何度も読み返し、じっくりと見て感激しています。


持っていて損はない
秀麗な写真集。
丁寧な作り込み!
やるなNHK!

何年経って後、眺めるとさらに感慨深い一冊になりそうな予感です

「風林火山」のGackt写真集
大河ドラマ「風林火山」の撮影集です。
テレビでGacktという意外な上杉謙信のキャスティングに当初違和感を持った人は多かったと思います。
とくに彼の音楽を知らない人にとっては???となったと思いました。
登場する主人公たちを喰ってしまう圧倒的な存在感で視聴者を魅了してしまいました。
「Gackt 龍の化身」にはそんなGacktの強烈な魅力が溢れています。
撮影した野村誠一氏の力量にも感服! 
Gacktを知らない人こそお勧めです。

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レバレッジ人脈術

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レバレッジ人脈術

レバレッジシリーズの中ではもっとも抽象的
レバレッジシリーズを一通り読んでいます。
特にレバレッジリーディングは非常に具体的で納得感のある手法が説明されていたので、
とても影響を受けました。

しかし、本書は人脈をテーマにしていることもあり、具体的手法とうよりは、心がけ・・
相手への貢献が重要・・という抽象的な内容が主になっており、レバレッジリーディング
の読後のように「よし、この本の内容を明日から実行するぞ!」とは、なりませんでした。

人脈というテーマはビジネス書にするには、難しい内容だと思いますが、
レバレッジシリーズの期待が大きいだけに、ちょっと物足りなかったです。相手への貢献
という抽象的な心がけを主とした切り口ではなく、実践的なやり方をベースとして、結果
として相手への貢献ができ、良い人脈ができます・・のようなアプローチの方が
レバレッジシリーズとしては良かったかもしれません。

人脈を創るバイブル
「人脈とは何か?」「なぜ、人脈が大切なのか?」「人脈とメリット?」など、
人脈について考えることがある。

本田直之氏の『レバレッジ人脈術』は、「人脈とは何か?」を考えさせてくれる良書である。
人脈を創る基本は、コントリビューション(貢献)である。
彼の言葉は、具体的だ。

コントリビューションの積み重ねによって、その内容が相手に評価される。
学ぶインプットが重要である。
それと、相手への「観察力、思いやり、情熱」によって、そこに人脈が生まれる。

この本を知識として受け入れ、実行することは、読者の視野を広げてくれるものと思う。
一読の価値があります。

こういう意見もあるのね‥程度で。
著者はレバレッジという言葉がすきなようで、なんにでも接頭語としてレバレッジを付ける手法を編み出した。スーパー人脈術でもよいのだろうが、そこは時代感をなんとなく織り込んだネーミングを狙ったのだろう。その意味で、著者(あるいは命名者)のセンスの高さを感じる。しかし、レバレッジとは、本来は梃子の意味であり、転じてファイナンス的には借金(と税率の違い)を用いて財務効率を上昇させることをいう。レバレッジ勉強術とは借金して学校に通うことか‥と、私は書店で書名を見たときに思ったものである。で、今回はレバレッジ人脈術と来た。「友達の友達を利用しよう」という内容なのかと思い手にとってみて驚いた、予想に反して内容としてはありきたりで、どこにレバレッジがかかっているのか全然わからない。著者としてはコントリビューションがお奨めで、ギブ&テイクは×らしい。コントリビューションの何処がレバレッジなのか、皆目わからない。

著者には、いつか「レバレッジ借金術」という本を出してもらいたい。

コントリビューションの大切さ
コントリビューションの大切さを説いた本だと思っております。
人脈は「作る」物ではなく、自然と形成されていく。
なぜなら、自分が人や社会に対して何ができるか考える、できることをしていくから。
だから、人脈を作っていくためには、「自分」jをしっかりと作っていく、ブランディングしていかなければならない。
周りの人が「魅力的だ」と思う自分でなければ、こちらが知りたい情報なども入ってこないわけです。

著者の本田さんがいう言葉だと、とても納得できます。
私自身としては、自分が何をできるのか、何をしたいのか、何が足りないのか、
いろいろなことを把握してません。
といいますか、探し続けている状態です。
まずは、確固たる目標を見つけないといけないのだろうな、ということを改めて考えさせられる本でした。

と同時に、「目標を探し続けるために全力で今できることをしている」状態で、自分が自分以外の人に貢献できることはあるのかな、
ということも考えさせられました。

人脈作りも科学的に
「人脈作り」という言葉。
何か人を利用するイメージがあり、抵抗を持つ人も少なからずいると思う。
私も、この本を読むまではそんな先入観、思考があったと思う。

著者の言う「人脈作り」とは、
「人と人との有機的なネットワーキング」であり、
「化学反応を楽しむレベルへとステップを踏む仮定」であると説いていて、
この科学的思考が、本の構成が非常に良いためとても素直に頭に入ってきた。

さらに、自分の中にあった「人脈」という言葉のネガティブなイメージを変えてくれた。

確かに著者のようなレベルに到達するのは簡単ではないかもしれない。
そこには乗り越えるべき壁が少なからずある。

ただ、それは趣味であろうと仕事であろうとゴールへ向かう行動すべてに
存在するものであり、この本を読むことで、乗り越えた人のみが甘受できるもの
が「必ずある」ということがしっかりイメージできた。

図や見出し文、太字などが多様されていて、非常に読みやすい。

今すぐ実践できなくても、「将来の自分を買う」という気持ちで座右本としたい。



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ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)

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ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)

ロジカルシンキングの入門書
ロジカルシンキングの入門書として、まずはこの本を勧めます。
非常に明解で分かりやすい文章で書かれており、初心者にもとっつきやすい事例が使われていて、つっかえることなく読み進めることができました。

この種の本はいくつも読みましたが、その中でも一番良かった。

ありがちな内容だけどコンパクトにまとまっている
ロジカル・シンキング系の本をわけあって何冊か同時期に読んでみた。
その中でももっともオーソドックスで必要不可欠な内容だけがコンパクトにまとまっている。

初心者にはお勧めできるが、同種の本を見たことある人には推薦しない。
章末問題の解答も載っていないし・・・

新・ロジカルシンキングの定番
ロジカルシンキングの入門書の定番だと思います。これまでに私は5冊以上ロジカル本を購入し、また何冊か斜め読みをしましたが、その中では本書が最も内容のバランスが良いと思います。因みにもう少し詳しい説明が欲しい方には古典的名著であるバーバラ・ミント氏の「考える技術・書く技術」がお勧めです。

【こんな人におススメ】
●就職活動生・新社会人
●ロジカルシンキング本が多すぎて何を読めば良いのか分からない人
●「考える技術・書く技術」を読もうとして途中で挫折してしまった人

コミュニケーション力UPの第一歩として
人とのコミュニケーションは元来難しいものです。
コミュニケーションの目的が、相手に何かを伝えて、相手を動かすことである以上、コミュニケーションでは意見が異なる相手の存在が前提になっています。
いくら自分が正しいと思っていても、相手にそれを伝えられなければ意味がありません。特にビジネスにおいては、一人で完結する仕事というものはありえず、お客様やチームのメンバーなどいろいろな人と接する必要があります。そうした中で、自分が正しいと思ったことを実行するためには、コミュニケーションは欠かせません。

では、どのようにして相手に自分の意見を伝えて、望みうる結果を得るのか?そのために必要な技法を解説したものが本書であると思います。
内容自体は入門書的な位置づけであり、「MECE」や「So What?/Why So?」のような、論理思考を解説したビジネス書には必ず書かれている基本的な事柄から丁寧に解説されています。逆に、非常に多くの類書が出回っていますので、そのような本を読んだことがある方でしたら、既に知っていることが多いと感じるかもしれません(少なくとも私にはそう感じました)。もちろん、そのような類書と比べてもわかりやすく書かれていますので、復習として読んだり、同じ内容でも別の視点から新しい洞察を得たりすることができますので、知っている人が読んでも無駄になることはないと思います。

ただ、本書を読んだだけですぐにコミュニケーション能力がつくかというと、そんなことはないと思います。
本書の中でも述べられているとおり、本当に論理的なコミュニケーション能力を身につけるためには、トレーニングや現場での実践を通じて、数多くの経験を踏む必要があると思います。
ただ、闇雲に経験を積んだだけでは、今までと変わらない。能力を伸ばすための基本として、本書に書かれていることを理解し、それを念頭におきながら、経験を積む。そういった使い方をして、初めて本書の価値が出てくると思います。

訓練が重要
論理的な思考法を学べる良書。

前半は、概念的なもの。
後半は、実践的なものにまとまっている。

訓練を経るごとに上手くなるという。


就職で面接時の質問に対して的確に答えるために必要だった。

が、これをリアルタイムで行う能力を身に付けるには相当厳しい。スピードが格段に違う。


終盤に書かれていたが、学校では「起承転結」しか論理的なものは習わなかったとある。
教育機関で、なぜ論理的な思考法を指導しないのかは疑問。

論理性は日本人に最も欠けているものだと思う。本書の中でも、日本人に顕著な曖昧さに対して否定的な考えが諸所に見受けられる。

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「あ、安部礼司」脚本集season1

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「あ、安部礼司」脚本集season1

買いそびれた…
仕事の都合上、最近聞き始め新参者です。
もぉ〜売り切れるし…
また、増版してください!お願いします!

おもしろい!
僕はこの番組を2006年の8月くらいから聴き始めたのですが、それ
以前のこの番組の内容や、飯野くんの登場などが書かれておりよく
分かりました!!
ただ、良くない点を上げるとしたら大きさですね〜。いっぱい書い
てあり、それはとても良いのですが、できれば3冊くらいに分けて
ほしかったです。
でもあ、安部礼司のリスナーだったら絶対に買うべきだと思います!

人気ラジオドラマの脚本集です
日曜日のFMラジオ午後5時からの大人気ラジオドラマの脚本集です。まず、放送を聴いてください。独自の価値観と世界観を押し付けることなく、けれど強烈に展開してゆく世界は昔の思い出に残っている名ラジオ番組を髣髴とさせてくれます。オールナイトニッポン、セイヤング、スネークマンショー、ジェットストリーム、等など。FM東京頑張ってますよね。スポンサーへの好感度の高い気遣いも泣かせます。そんな素敵な作品のシナリオ集です。ホントに面白いよ!i−podで番組も公開すれば良いのにね。

内容は星五つ!
でっかい。読みにくい。
でもむっちゃおもろい。
入り込むうち大きさがきにならん。
いつも車の中で聞いていたストーリー。ラジオから。
聞き逃した分気になって気になっておろそかな日常。
この作品に出会って自分のこだわり方も、案外
ええもんかなぁ・・・と思えだしたこの頃。
のほほんと、個性的な登場人物にはまって欲しいです。

ア〜〜ッハッハッハッハッ!
テンプルにカチンとくる笑い声が今にも聞こえて来そうな一冊です
カリヤーの私としてはアドリブが入ってないのは少し残念ですがそれでも余りあるほどの充実した内容
オススメです

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サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉 [宝島社新書] (宝島社新書 254)

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サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉 [宝島社新書] (宝島社新書 254)

最新経済情報を的確に分析
サブプライム・ローン問題には3つの問題があるように思われます。第1は貸し出し手法の問題で、第2は証券化の問題、第3は実体経済に与える影響に関する問題です。
最初の問題について、春山氏は、ローン自体がプライムではなく、サブだからプライムローンに3%ほど金利が上乗せされていること、3年目か、4年目に金利が急に上昇する段階的ローンであること、しかもNINJA(No Income, No Job and Asset)ローンと呼ばれる収入も、職も、資産もない人に貸されるローンであることを説明しています。最初から返せないことがわかっていても、住宅価格上昇により、より有利なローンに借り換えられるという夢を売り込んだのです。バブルが発生し、マイノリティを中心に貸し出されました。中産階級の人もセカンドハウスのために利用し、また、ヨーロッパやアジアの人々もこの機会を逃すと手に入れられなくなると考え、住宅ブームが生じていました。1980年代後半の日本のバブルと同様です。
しかも、住宅価格上昇ほどには所得は伸びず、ついに2005年をピークに住宅価格が下落します。
第2の問題はローンの証券化の問題です。ローンは格付けされ、たくさんのローンが一括されて、資産担保証券(ABS、CDO)としてまとめられ、世界中の機関投資家と資産家たちが分散投資して保有している状態が形成されたのです。ここにも幾つかの問題があります。まず、格付けにトリプルAが多すぎて、リスクを甘く見させたと言う問題。また、BIS規制で資産を増やすためには自己資本を増強させねばならぬ銀行に、証券化による転売といううまみを覚えさせたこと。そして転売するからには審査と貸付、回収までに責任を持たない体制になったことなどです。
最後の実体経済に与える影響について、アメリカ経済と世界経済に及ぼすインパクトについて簡単に触れています。
最新の情報をネットで集めて作った本という点でも興味ある一冊です。


サブプライム問題の 原因→現状→今後
サブプライム問題について、本当に丁寧で分かりやすく書かれてある。あとがきにもあったが、「学生でも分かるような解説書」を目指したそうだ。サブプライム問題について、詳しく知りたい人にオススメの一冊。

この本の良いところは、「住宅バブルを生んだ社会的・時代的背景」→「住宅バブルがサブプライムローンを生んだ理由」→「サブプライムローンが略奪的貸付に変質した理由」→「サブプライム問題の対策と現実」→「サブプライム問題の今後」→「世界経済の今後」と、サブプライム問題を引き起こした要因から、時間を追って解説している点である。そのため読んでいて非常に分かりやすく、サブプライム問題を包括的に認識できる。学生でも分かるように書いてあるので、証券化の詳しい解説については一部省略されているが、本書を全て理解できたならば、サブプライム問題について薀蓄を語れるのではないか。

そして、私が読んでいて最も面白かったのは、最後の「世界経済の今後」の章。本書のほとんどは事実だけを述べているが(ここまで分かりやすく整理するのは大変だと思われる)、ここだけ、筆者の個人的な今後の予想が含まれている。私は理系のため、経済には詳しくない立場にいるが、本章では、アメリカ主導の経済が崩壊へ向かう過程と中国・インド主導の経済になるための課題を、論理立てて解説している。このロジックが非常に興味深かった。

サブプライム問題をテーマとした本は、値段もピンきりで多く出版されているが、本書が最もコストパフォーマンスが良い。

韓国バブルも崩壊中
サブプラショクでアメリカが揺らいだのは確かですが、アメリカが衰退する前に、
隣国韓国経済のほうが危険です。
アメリカはまだ打てる手はありますが、韓国は97年に続いて再び破綻しそうです。
韓国もバブルで景気の良い話ししか聞きませんでしたか、大統領選挙に伴い、
日本のマスコミもバブル崩壊の危険を報道し始めました。
少子化、失業率、ウォン高、短期外債の増加、経常収支赤字、etc
もはや崩壊は止められないかもしれません。
三橋貴明著の
本当はヤバイ!韓国経済
トンデモ!韓国経済入門
の2書に詳しいですが、まずは隣国経済の崩壊に備えたいですね。

すっきり背景が分かる
タイトルの問いにすっきり答えていて心地よい。

サブプライム問題とは何かというと、端的に言うとアメリカの低所得層がローンを返せなくなって不良債権化している問題である。これは正しい。しかし、その回答はあまり意味がなく、背景と波及効果について触れないと回答としては不親切である。

なんでローンが返せないかというと、返せないのに借り手がローンを借りてしまうからである。これに尽きるのだが、これはまあ、借り手というのはだいたいいつの世の中でもそういうものなので仕方がない。ちょっとでも営業をしたことがある人は分かると思うが、だいたいものを買う人は(多数例を集めて見れば)必ず債務不履行の可能性を低く評価している。したがって、貸し手側がその可能性をどの程度正確に評価できているかということが重要なのであり、そういう評価性能が金融機関の性能の重要な部分である。過去には、そういう評価性能がきちんと機能していた。しかし、証券化技術の進歩で、金融機関は貸したローンを回収前に転売できるようになってしまって、金融機関はあんまりまじめにそういうリスクを評価しなくなった。

ところで、なんで転売できるかというと、ローン債権を集めた証券に高い格付けがつくからであり、そこがちょっと謎である。格付けっていうのは、「誰が」「何のために」「誰に頼まれて」やっているのかよく見極めた方がよい。

というあたりの背景がよく分かる一冊である。まあ、その後の波及効果についてはちょっと不十分なところがあるので、別の本を何か読んだ方がよいと思われる。

借りるときも貸すときも、いろいろ考えた方がいいね、まったく。

サブプライムのサプライズ
サブプライム問題とは何か。この本の内容に日本の状況を加え、説明を試みたい。

 1.住宅バブルの発生
    アメリカでは、00年のITバブルの崩壊、01年の9.11同時多発テロ
    02年の企業会計疑惑等、経済を揺るがす事件が次々に起きた。
    FRBは戦後最低と言われるまでの低金利政策をとり、それが住宅バブルに繋がった。
   =>低金利政策による過剰流動性が、バブルの原因であったのは日本と同様。

 2.住宅優遇税制 
    住宅を担保としたローンの金利は、それが生活の消費目的であっても、全額所得税
    から減免されるという手厚い消費者優遇税制のもと、住宅ローン残高は激増した。
   =>広大な土地を持つアメリカでも、不動産バブルが発生したのは、この税制がよる
     ところが大きい。この点は日本とかなり違っている。

 3.サブプライムローンの増加(低所得者向け住宅ローン)
    低所得者向けの金利が割高なローン、それがサブプライムだ。
    しかし、金融機関は、最初の2〜3年を低金利にすることにより、より多くの
    ローンを貸し付けたが、金利優遇(あるいは返済額の優遇)が無くなった後は
    毎月の支払額が急増し、06年頃から破産者が増加し始めた。
   =>日本には低所得者向け住宅ローンという制度はなかった。これが日本人に
     サブプライムの問題が見えにくい大きな原因だと思われる。

 4.住宅ローン債権の転売
    金融機関は高度化された金融手段により、住宅ローンを証券化し転売していた。
    しかし、それは誰がどのよ程度のリスクを抱えているのか分らないこととなった。
   =>日本は、欧米に比較し金融手段そのものが遅れていたことが幸いし、サブプライム
     住宅ローンを多く抱えている金融機関は少ない。
 
 5.金融不安の発生
    07年7月、欧州金融機関の破綻により、グローバルな金融不安が発生、サブプライム
    問題がその原因であることが大きく報道された。
   =>日本は、直接的な金融不安は起きなかったが、急激な円高と株価の暴落が、
     スパイラル的に発生し、大きなダメージを受けた。

 本書は、経済新聞の特集等を遙かに上回ったレベルで、アメリカの実情を紹介している。
 できれば、為替相場との関係等にもふれて欲しかったが、それは贅沢な注文というものだろう。
 著者の日頃のリサーチがタイムリーヒットとなった好事例だと思う。 
       
    
    
         

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ビジネスマンのための「発見力」養成講座

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ビジネスマンのための「発見力」養成講座

『人より一歩抜きん出る』ための90分講座
『人は何万回見ても、見えないものは見えない』

これは「セブン-イレブンのロゴ、最後のnが小文字」という例で多くの人が再認識する
ことができる事実だと思います。


本書は、この【見えないもの】を見えないで終わらせるのではなく、見るために
どうするか?に筆者が実体験を踏まえたうえで分かりやすく教えてくれます。


関心を持てば、ものは見える。
仮説を立てれば、ものは完全に見える。


本書を読めば講義1コマ分の時間で、『人より一歩抜きん出る』ことができるかも〜と友達に推薦します!!

意外な掘り出し物?
著者のことは残念ながら本書を読むまで存じ上げてなかったが、本書の内容は面白い。
そして面白いのに、「深い」。
同じものを「見て」いながら、気づく人と気づかない人がいるという指摘には激しく同意。
「タクシーの運転手に景気を聞く」という話は良く聞くが、それを掘り下げると
「聞かなくても」色々なことが身の回りの事から分かるという事。
本が薄い割には値段が高いという点で、購入しない人がいたらもったいないと思う。
本の価値は文字の数ではなく、含まれているコンテンツの質に比例すべきものだから。



人には「見えて」いないことがたくさんあります
新しいアイデアや改善をはかるために必要な物事の様々なことを「見える」力を、
いかにして使えるかということを、コンビニの看板、腕時計、旭山動物園など、
非常に具体的な事例を交えながら論じられている本です。
まるで筆者が話し掛けているような語り口と内容のわかりやすさで、ついつい引き込まれ、
あっという間に読み終えてしまいました。


目から鱗!
著者がオリラジ経済白書に出ている方だったと後で知りました。

セブン-イレブンのロゴは「7-ELEVEn」で、最後はnと小文字だという話から本は
始まる。つまりいくら目には入っていても、関心がないと物事は見えてこないと
いうことだ。

他にも景気予測のために著者が立てた仮説や、財務諸表の簡単な見方が披露され
る。あっという間に読めるし、図が多用されている手軽なビジネス書である。

サブプライムローン問題をも予測していた!
物事の視点を変える、簡単なようですが著者の場合、物の見方そのものに深みがあります。
そして、何と言っても仮説を立て、それが正しいかどうかを検証するという点が
非常に参考になりました。

何といっても今問題になっているアメリカのサブプライムローン問題を
すでに6月以前に予測していたのです。
これも彼の素晴らしい「発見力」のお陰です。
日本とアメリカの住宅に対する考え方の違いがアメリカを消費大国たらしめている
ということも新たに知り、勉強になりました。

文章が非常に読みやすく、要点を絞っているので短時間で読み終えられます。
話のネタになりそうな雑学も多く、お奨めです。

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