ブログトップ >> 月別[ 2009年01月 ]

元素周期 萌えて覚える化学の基本

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元素周期 萌えて覚える化学の基本

意外と参考になります
冗談で買ってみたのですが、知らなかったことも多々あり、元素に関する学術書としてはわかりやすく中学生でも十分に手を出しやすい代物だと思います。
内容は主に、名前の由来、存在の確認をした方法、またその時のエピソード、利用していたであろう年代、具体的にどんなことで利用されているかといったことがそれぞれの元素で書かれています。
教科書の周期表を見て覚えるぐらいなら、まだこっちを見て豆知識と一緒に覚えたほうがいいかと思います。


元素周期 萌えて覚える科学の基本はいいね!!
左側が漫画になってて、右側だけが説明になっているので、読みやすくて、そして圧迫感がなくていい。
科学が嫌いな子供も無理なく読めて、次のページが見たくなる・・って感じです。

面白い仕立て
高校時代に、「スイヘーリーベボクノフネ〜」と呪文のように元素周期を覚えたが、本書のイラストで覚える方も多いのだろう。高校受験生が購入するのか、趣味で購入をするのか分かりませんが、面白い仕立てです。

いろいろ載ってます
原子量、融点、沸点、密度、原子価、存在度、主な同位体(存在率、放射性に関しては半減期と崩壊様式)、原子半径、共有結合半径、発見年、発見者、存在形態、利用例なども載っています。

これなら積読だけでなくて、中を見る回数も増えるよね?
見開き1ページに収めるタイプのノウハウ伝授本は最近増えていますが、この本もそのスタイルですね。理系でない人にも、化学(一部物理)を親しめるような構成になってます。
化学便覧や物性事典などふつうは開かないし、きっと手にしたこともないはず。
その点、(「萌えて覚える・・・」という部分はちょっと置いといて)気に入った元素モデル娘のイラストから、元素に興味をもってもらうということはとっかかりとしてはいいでしょう。

それから、どんな辞書や書物にも間違いはあると、何冊も本を書き翻訳を手がけている先生がいってました。この本にもチョコチョコと間違いはありますから、間違い探しの勉強をするのはおもしろいと思います。

明らかな間違い
p.69(亜鉛)トタンは、鉄と亜鉛の合金、ではなく「鉄に亜鉛をメッキしたもの」
p.109(スズ)ブリキは鉄とスズの合金、ではなく「鉄にスズをメッキしたもの」

電子構造はふつう電子軌道の式だけだが、この本ではあくまでイメージではあるが、電子構造図が載っているから、元素の中にどのくらい電子が詰まっているのかが具体的でわかりやすい。
目が回るくらい点々を数えたら(ノーベル賞受賞者のように?)新しい発見ができるかも。

なお、イラストはあくまで元素の特徴や利用例の特徴を「擬人化」したものであってフランケン同様、人間ではないということは頭の隅にいれておくのがいいですね。しかも2次元は2次元ですから(笑)

それと、他のかたのレビューで
「●臭素(p.79) ブロマイドの由来、臭化銀は写真フィルムではなく印画紙の感光材料。」と書かれている方がいますが、印画紙には臭化銀は塗りません。
作用機序(メカニズム)について詳しく知りたいかたは、こちらをどうぞ↓

http://www.kiriya-chem.co.jp/q&a/q23.html

もう化学式、亀の子構造バンバンでてますから、萌えること請け合いです。






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2週間で一生が変わる魔法の言葉(まほうのじゅもん)(魔法の言葉のパワーを上げるCD付き)

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2週間で一生が変わる魔法の言葉(まほうのじゅもん)(魔法の言葉のパワーを上げるCD付き)

優しい
内容、実践方法、価格とどれも、優しいです。特別な方法や難しい表現もなく年齢、性別を問わずに魔法の言葉と信じる勇気さえ有ればOKです。付属のCDに収録されている、出愛の詩には鳥肌の涙ものでした。

面白かった!
最後までいっきに読んでしまいたいのをガマンして、一日分ずつ読み進めました。終わってみて、やはりガマンして良かったと思っています。いっきに読んでしまったら、毎日自分の中に起こる変化を感じていくプロセスを十分に楽しむことができなかったでしょうから。奇跡というのは、日本という国に生まれ、こうして元気に生きていられることなのかも・・・なんてことを、改めて気付かせてくれる一冊でした。落ち着いたら、また読み返して、14日間楽しみたいと思います。

効果はすぐに現れました。
毎日1項目ずつ2週間かけて読むのですが、飽きっぽく3日も続かないことが多い私が2週間毎日かかさず読めました。 頭で考えすぎて身動きできないでいた私が、この本を読み始めてから気が楽になり動きだせました。するとタイミングよくいいことが次々と起こり始めました。明らかに自分の意識がいい方向にかわりました。 こんな短期間で効果があるなんて驚いています。

もう〜最幸〜〜
私にとっては、もう最幸のタイミングで、この本に出愛うことができました。
もうすでにその出愛が、奇跡の始まり。
毎日レッスンを進めていくなかで、自分の心の中の変化に気付きました。
こんなに簡単なことなのに、信じて実践するだけで、奇跡の連続。
出愛えて、良かった。感謝です。
ありがとうございました。


宇宙法則のエッセンスが詰まっています
小林正観さんと斎藤一人さんの実践的な宇宙法則がコンパクトにまとめられています。
特に小林正観さんのお得な宇宙法則が実践できないでいる人にはとても役に立つ本です。

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はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

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はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

GTD取扱説明書
恥ずかしながらGTDというものを初めて知りましたが、
まずGTDの全体像を大まかにつかみ、その後各グループにどのように振り分けるか丁寧に説明されており、
よく分かりました。
また本書の途中からでもGTDシステムを開始できる点もいいと思います。

ストレスを消すには
シンプルな話ですが、ストレスを消すにはストレス原因を特定して、対策を決め、行動を起こす必要があります。本書はそれに対する最も早く、効率的で、実践しやすい手法の入門書です。

個人的には、本書によって今やるべきことへの“適切なる直感”が働くようになり、今現在の自分の行為を「信じる」ことができるようになりました。結果として他のことに集中がぶれることがなくなり生産性を上げることに成功しています。

もし雑多なことに毎日追われているならば、本書を参考にGTDをすすめてみてはどうでしょう。新たな活力が沸いてくると思います。

あの仕事術の原典がここに
最近インターネットで流行の仕事術、GTDの原典の翻訳本です。
元々90年代に『仕事を成し遂げる技術』という名前で翻訳されていましたが、
日本におけるGTD流行の一翼を担う、田口元さんによる新訳です。

インターネットでGTDは多く取り上げられています。
”やりたいことを全て書き出すこと”
”書き出したやりたいことを処理すること”
”一つ一つ実行すること”
小さいやり方はGoogleで『GTD』と入力して調べたら事足ります。

ただ、GTDの考え方
「望んでいる結果に目を向けること」
「行動の選択肢を明らかにすること」
「その場で『どんな選択肢があるかな』と考えたりは決してしない。その場で考え付く選択肢だけでは正しい優先順位で行動しているとは言えないからだ。すべてを事前に考慮しておき、信頼できるシステムに整理しておくべき」だということ。
などをきちんと学ぶためには、この本は必携です。
少なくともわたしは、この本を読むまで、GTDの実践にうまく頭を注げませんでした。

説得力のあるGTD入門書
やることが次から次へと貯まっていく。常に中途半端な状態であることへストレスを感じている人におすすめの本。

GTDは特に高度な技術を習得しなければならないわけでも、高価なツールが必要なわけでもない。最小限のツールと集中力で始めることができる。とはいえ、簡単にできるわけではないと思う。結構作業は面倒だし、それなりに時間も必要だし、なりより強い意志が必要だ。

それでも、GTDの入門部分を実践的に紹介する本書には「自分もやればできるのではないか」と思わせる説得力がある。最初のステップである頭の中の「やりたいこと」を外に出す作業からして、大変そうであるが、やらないことには変わらない。今週末にもペンと紙を用意して、喫茶店にこもって頭の中のやりたいことをリストアップしてみようと思う。

現代に生きる全ての人にお勧めの整理術
数え切れないくらいのタスクを抱えて
処理しきれなくなっている人が多い現代。
そのストレスを解放することができたら
どんなに気持ちよく毎日を過ごすことができるか。
それを現実のものとするための方法がGTDです。

頭の中に抱えていることをすべて外に吐き出して
それらに関して次に取るべき物理的な行動を決め
信頼できるシステムで管理する。

たったこれだけのことで
ストレスのない状態で毎日の仕事をこなせるようになるとは驚きです。
どんな分野でも、「本物」はシンプルなものなんですね。

「信頼できるシステム」と呼ぶと難しそうですが、
これはたとえば紙とペンでもいいわけです。
何かを整理して覚えておくためのツールとしては
人間の頭より紙の方がずっと優れているので。

シンプルなステップを踏むだけで
複雑な仕事をストレスなくこなせるようになるGTDは
現代に生きる全ての人にお勧めの整理術です。

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面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則

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面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則

ビジネス経験が浅い人向き
内容は効率的に成果をあげようとする問題意識を持つベテランビジネスマンであれば、誰でも実行しているようなことが多く、やや当たり前の感があった。
しかしながら、中には惰性に流されている習慣に対して、ずばりと指摘している事もあるため、「気付き」が得られるといった点では一読の価値あり。

入社3年目までの若手社員にはとても参考になると思われるため、お薦めしたい。
1時間程度で完読できる。

当たり前のような考えだが・・・・それが重要。
小さな面倒をやっておくことが、後々の大きな面倒なことを避けることになる。
究極の面倒くさがりの著者が、ここで述べていることは
メモをする、朝5分に一番力をそそぐ、できない理由は考えない、しっかり眠る。
と、当たり前のことばかりである。
ただ、それをしっかり実践していくことが結果として
効率的な行動につながることがよく理解できました。
すぐにでも実践していきたいと思います。

「面倒くさいから、英語を勉強する」と言われても
私には1200000%無理な話でした。

この本では「パソコンが15年の間に必要になったのだから、英語もあと10年で必要になる」との述べてられてます。
パソコンはWINDOWS95とIE2.0で画期的に使いやすくなりましたが、英語は昔から英語なのに。10年後に今よりさらに重要になるとは、思えません。
日本に入ってくる『外国資本』『外国人労働者』、進出先としての『外国』とのコミュニケーションが増えるとの考えは、筆者と同感です。
しかし、それが英語圏だとは、私には思えません。




「何個か試してみるか」と思えば買い
55個のコツが同じ体裁で掲載されています。

著者にとって何がポイントなのかを知るには、1日もあれば理解できます。
「最初から順に」ではなく、それぞれが独立しているので自分が気に入ったものを何個か選び実行して効果が出れば続けるというスタンスで良いかなと思います。

ただ、「法則」のなかにはとても短期間でできるものではないものもあるので(行動の無意識化など)、自分のペースで進めていきましょう。

あと、著者の今までの本を読んで共感がわかない方にとっては、あまり効果がないと思います。コンセプトは前書までと同じです。

レバレッジシリーズのおさらい
レバレッジシリーズのおさらいのような本です。著者の本を読む人には入門書としてもよいのでは。個人的な新たな気づきとしては、「やらないことリストをつくる」がよかったです。普通のサラリーマンにはできること、できないことがありそう(やりたくなくても、やらざるを得ない・・・)ですが、それでも定期的にチェックしていくことで現在地を見直していけそうです。

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レバレッジ・マネジメント―少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略』
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どこの会社でも通用する、ポータブル・スキルを身につけろ!
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14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に

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14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に

14歳に理解できるのか?
「14歳からの」と言っているけど、自分にとっては難解で、非常に難しかった。「期待水準」「願望水準」あたりまでは理解できたけど、「純粋理性批判」「実践理性批判」までいくとギブアップ。「感染」ってナニ?

よくできた自己啓発書
この本は社会学の入門書ではなく、端的に言って「自己啓発書」だ。

社会学の理論に宮台氏の個人的な人生経験で肉付けして(その逆のこともある)人生論を語った本だ。

凡百の自己啓発書と違って、努力して成功して地位や名誉やお金を手に入れることを賛美しない。
むしろそれらがあっても幸せにはなれないと説く。
しかも社会学の理論を援用しているので、もっともらしく感じる。

この本で推奨される「幸せ」は、考え方さえ変えれば割と楽に手に入る。
私もだいぶ楽な気持ちになった。
その点で私はこの本を評価する。

だけど、人々の人生観はさまざまだし、宮台氏の人生観をそのまま受け入れることは、むしろこの本の主張に背くことだと思う。

しかも14歳には届かないと思う。
この本で指摘される通り、大人の常識は若者の非常識だから。
宮台氏はそれを乗り越えようと努めるが、1959年に生まれ、経験や学問を積んだ宮台氏にはとてつもなく困難なことだから。

この本に感動した人達に言いたい。
末尾に、訓練すると単純なものが気持ち悪くなる、と記されている。
感動した人達は、この本の単純さに魅了されたのではないか?

この本を踏み台にして、より複雑な本(宮台氏の本も含む)やより複雑な現実を見て考えるように方向付けることこそ、この本の真意だと思った。

2歳の娘が、14歳になる日のために
 ここ20年、時代と添い寝した宮台真司(1959年生まれ)による、2歳の娘が、14歳になる日のために書き残しておきたい「その時代を生きるための社会学」といった趣の一冊である。
 宮台自身の社会学と呼ばれる考え方の枠組みとの出会い、何故宮台が社会学を必要としたのか、同時代と切り結んで作り上げた宮台社会学から見えて来た生き方を、その時14歳になるであろう自身の娘とその時代の「14歳」に向けて、平易かつ無理の無い話しの運びで語られる。
 宮台自身には、娘の14歳に立ち会えない予感があるのかもしれない。

考えさせられる1札
文章はなるべくわかりやすく、丁寧に書かれているけれど非常に内容が深いです。
働くということ、恋愛をするということ、生と死、というようなさまざまな切り口で書かれて
おり、方向性を決めるためにあえて「そこ、断定しちゃうかぁ」というところもあったりしましたが
たくさんの部分で考えさせられた1冊。

繋がり・・・
「誰かが作った世界を人間は許せない」
「どんなに賢明かつ理想的に設計されていても、
 誰もが幸せに生きられるはずの社会で、それでも幸せに生きられない存在が、人間」
「<世界>や<社会>を「その辺にいるヤツ」が作ったという話に、ぼくたちはたえられない」

「ぼくたちの脳は有限で、記憶も有限だ。
 有限の能力しかないはずなのに、なぜぼくたちは無限の文章を生み出せるのだろう」
「「もし宮台真司が〜だったら」の「〜」のところに何を代入しても、
 宮台真司が何を指すのかはまったくゆらがない」からだ。
「どんなに人と親しくなったと思っていても「親しくなったつもり」。
 どんなにその人のことを考えても「考えたつもり」。
 「つもり」以上のものにはならない」からだ。
・・・真理の言葉が不在だからだ。

「誰かが作った世界を人間は許せない」
「誰かが作った世界」には、その誰かを育んだ誰かが作った世界が関わっており、
その誰かを育んだ誰かが作った世界には、その誰かを育んだ誰かを育んだ誰かの世界が関わっており、
その誰かを育んだ誰かを育んだ誰かの世界には・・・
「他者たちを前にした「試行錯誤」で少しずつ得た「承認」」のお話・・・。

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のうだま―やる気の秘密

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のうだま―やる気の秘密

シンプルな結論
“海馬ー脳は疲れない” をもっと実践編的にしたコミックエッセイ。結論としては、…もっと体うごかさなきゃって掻き立てられた。著者は飽きやすいと語るが、池谷氏へ熱烈取材に乗り出し一冊の本にまとめ上げるあたりのパワーは、『好きなことや興味のあることは飽きずにやり遂げるもんだ』という証明にもなっている。ITな世の中ですが、体動かしましょー☆

イラストかわいい♪
上大岡トメさんのイラスト好きです。
で、手に取りました。
池谷さんも「海馬」以来、注目しているので。

ところでこの本、好きか嫌いか、といわれれば好き、の
部類に入る本ですが、もっと値段安くならないかな、と
思います。
この手の本をもうちょっとボリュームを圧縮して、
1000円以下で買えたら、小中学生も殺到するのでは?と思います。
イラストかわいいし、脳の話だけどわかりやすいし、読みやすいし。

やる気が出ない、とか言うけれど、やる気というのは
言い古されているように、天から降ってくるものではない。

脳のことを「真っ暗の映画館で一人ぼっちの状態」と言っていましたが、
確かに脳は傷つかないように頭の奥の方に一人ぼっち。
だから、手を動かしたり、体を動かしたりすることによって、
脳に信号を送ってあげる、そうするといいよ、などという
手ほどきが書いてありました。

この本に限ったことではありませんが、日本は本と映画が高すぎる。
本と映画が斜陽化しているのは、高すぎることにも一因がある、と
私は思います。ほかのものは昔と比べてどんどん安くなっているのに、
この二つだけは高くなる一方・・・(泣)。

ずっと「だま」し続けられるかは疑問。
全くの白紙状態から読んだので、脳の複雑な仕組みを簡単に解説してあって、という部分は読みやすく分かり易かったと思います。が、私を含め購入者はそうした仕組みではなく「脳を”だま”してやる気を起こさせる→継続することができる→必然的に達成を得られる」ことを期待していると考えると、羅列されている4つの方法は確かに続けたいことに向かわせてくれるキッカケとはなるのですが、この方法が目的としているのは「脳を"だま"してとりあえず行動させる」ということであり、何かにやる気を起こす前にまずこの4つの方法を一定のモチベーションで継続することじだいの難易度には触れていないことが、どうも話が完結していないようにも感じます。始めたいことに臆病になっている場合には向いていますが、今継続していることのモチベーションの維持に有効活用したい場合などには少々物足りない印象です。

中身がないくらいがちょうど良い
池谷裕二さんの本は何冊か読みましたが

この本は内容量は少ないですね(笑)


でもね

逆にこういう本って内容が濃いとダメだと思うんですよ

過去に7つの習慣だとか読みましたが

それらの本は内容は素晴らしい

しかし、一回 読むだけでも疲れるし、読み終えただけで無駄に達成感がありすぎ

読み返すにも分厚すぎて そのページが見つからない

もはや習慣どころじゃない(笑)


つまり、何度も読み返して参考にするにはこのくらいのボリュームが良いと思います


単純にやるかやらないかだけの話

とりあえず、習慣化したいことが習慣になるまで手元に置いてパラパラとめくりたいと思います

"やる気"を自然に起こせば"その気"になる。その秘訣を脳科学の立場から解説。
この手の自己啓発本は巷には溢れています。主張されているポイントは大体同じだと思います。本書も内容的には既刊本(例えば「脳が教える! 1つの習慣」)と近いものがあります。一言でまとめれば「はじめは人が習慣をつくり、それから習慣が人をつくる」(英国詩人 ジョン・ドライデン)に尽きます。変に"やる気"を出して無理するのではなく、習慣化により自然に"その気"になっていることが重要です。(つまり「"やる気"より"その気"」(レモンの法則)) さて問題は、如何に「その気」になれるのか?
本書は、そのコツを脳科学的に解説しているというのがユニークです。やる気になっている時に活性化されている脳の部位"淡蒼球"(たんそうきゅう)、コイツを如何に"その気"にさせるのかについて、4つのスイッチ(からくり)と16の方法について平易に楽しく解説しています。トメさんの脱力系イラスト&コメントを読んでいると、パワーポイント資料をざっと眺めている気分で、あっという間に読めるのが良いですね。(この手の本は 如何に読み易く 頭にスッと入るか、も重要です) また脳の特性に関するコメント(例:飽きっぽさ)を読んでおくと、挫折しそうな時に「脳にはそういう特性があり、これは誰にでもあること」と心に余裕をもって対処することも出来そうですね。(変に自己嫌悪に陥らないことも重要です) 結果(成果)を急がないこと、「あわてず、あせらず、あきらめず」が肝要ですね。
私の場合、(本書を読む以前から)通勤時にアンクル・ウェイトとiPodを欠かさないという習慣を意識的に身につけました。これらは今では「はみがき」レベルに習慣化されています。こうして"ダイエット"&"英会話"を通勤時間(空き時間)に行っています。本書を読んで、自分の方法論に自信を深めることが出来ました。
【追記】勉強法/上達法に関しては「脳の仕組みと科学的勉強法」「上達の法則」等の他書も併読すると良いでしょう。

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逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)

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逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)

私たちの失った慕わしい世界
古い日本を目撃した多くの外国人の証言に触れられると思い読んでみた。期待以上の成果に驚いている。今や暗い江戸の農民のイメージはあとかたもなく、かわりに陽気で人好きのする幸福そうな人々が美しい自然の中でおおらかに暮らしている様がいきいきと浮かんでくる。分厚い評論なのに、第一章がやや難解だっただけで、あとはすっかり引き込まれてしまった。渡辺氏の美しい文章で滅亡した古い日本の文明を追体験できた事は幸せだった。
私たちが今伝統とよんでいる茶の湯や生け花などの事象は、「若き日本」を構成する「新たな寄木細工の一部分として、現代文明的な意味関連のうちに存在せしめられているに過ぎない」。「死んだのは文明であり、それが培った心性である。民族の特性は新たな文明の装いをつけて性懲りもなく再現するが、いったん死に絶えた心性はふたたび戻っては来ない。たとえば昔の日本人の表情を飾ったあのほほえみは、それを生んだ古い心性とともに、永久に消え去ったのである」。渡辺氏はこうした表現で、現代の日本の文明が、近代以前の文明の変容ではなく、滅亡の後に生まれたものだと主張する。古い日本の扼殺と葬送の上に近代のドラマは始まった。これは歴史の必然である。近代化は独立と繁栄を支えた。現代の日本人は先進国の一員であり、豊かさと便利さと自由を手にしたはずなのに、古い文明に生きた江戸の人々ほど幸福でないのはどうしたことだろうか。
当時日本の庶民世界に惚れ込んだ西洋人たちは、西欧的な心の垣根の高さに疲れていた。「確乎たる個の自覚を抱くことがそれほどよいことであったか」、幸福とは時に進歩とは逆の方向にあるのかもしれない。心の垣根を高くした私たちは、かつての日本文明に触れることで戻れない道に置いて来た忘れ物を見つけられるのかもしれない。

ポストモダンは日本人のDNAにあった!
ある種センチメンタルというかポエティックというか小説のようなタイトルの書物だけど、どっこい骨太な600ページにもおよぶ近代批判の思想エッセイ。

といってもご心配なく。

難しい思想をこねくりまわすポストモダンの思想書とはまったくおもむきを異にする、具体的に美しい世界が目に見えるように展開していく快感の書です♪

日本人であることのDNAがざわめきます。

ここで展開される情報の海は、決して回顧趣味的なノスタルジーに浸って癒される、という類のものではありません。現代に生きるボクらのスピリットが触発され未来へと放たれる力をもった、超具体的な情報の集積であると断言しておきましょう。

歴史を学ぶとはいたずらに過去を顧みることではありません。

歴史とは ”いま” を生きる意識レベルに応じ写し出される ”鏡” そのものであり、その意味では通時的な ”かつて” ではなく共時的な ”いま” でしかないわけです。

そういう意識でもって読んで欲しい本です。

江戸末期から明治にかけての激動期に失われたものの本質がこのように語られ、そしてそのことを素直に学べるようになったということは、ようやくボクらの精神が近現代社会という重いマトリクスから抜け出したことの証しなわけです。

先ずは日本人から。

そう、”ポストモダン”というのは決してヨーロッパの特権的難解思想の果てにあるモノなんぞではなくて、そもそも日本人のDNAにこそあったわけです。

意外なエピソードに満ちた幕末・明治の日本
幕末・明治期の欧米人による日本見聞録の多くに、日本人は社交的で機嫌よく少々子どもっぽいが幸せそうに見えると著されているという。いずれも現在の日本人とは正反対に思えるくらい意外なものだ。そして欧米人の数ある驚きのなかでも最大のものは、物質的には最低限しか所有していないように見える一般庶民が、簡素ながら清潔で美的センスに彩られた彼らの日常生活にすっかり満足して幸福そうに見えることだったという。

著者は付和雷同しやすい等、現在も変わらない個々の性向はあるにしても、それらの総体としての江戸期日本に特有の文明は既に滅びていて、本書の目的はそれを豊富な史料を使って追体験することだという。実際本書の魅力は、日本見聞録から引用された数多くの意外なエピソードだ。例えば、一般庶民の外国人に対する好奇心は度を越していたようで「トージン、バカ」とはやしたり、所かまわず寝室まで覗き見るなど無神経の域に達していたというのには笑った。「まるで体操のように、息をシューシューいわせながら、手を膝から足まで下げるお辞儀を繰り返した後、その姿勢のままで長い口上を早口で述べ合う」という当時の挨拶風景は、まるでイスラム教徒の礼拝のようだ。「来日した西洋人を仰天させた習俗に、公然たる裸体と混浴の習慣があったことは広く知られている」なんて知らなかった。

少し物足りなかったのは、体を動かすよりも声を合わせて歌う時間のほうが長い肉体労働の仕方は欧米ではあり得ないといった類の記述について、この種の感想は市場経済の浸透度の高い社会に属する人間が、それが低い社会を観察した場合に普遍的に感じること(例えば現代の日本人が発展途上国に旅行した際の感覚と同じ)だと思う。日本見聞録に描かれた現象が、前工業化社会なら世界共通して観察できる普遍的な現象なのか、それとも江戸期日本に特殊な現象なのかが、より意識的に分別されていればよかったと思う。

何度も読み返したい
「地域をデザインする―フラードームの窓から見た持続可能な社会(駒宮博男著)」で紹介されているので読んだ。渡辺京二氏は繰返し「私の意図するのは古きよき日本の愛惜でもなければ、それへの追慕でもない。私の意図はただ(外国人の残した記録を通じて)ひとつの滅んだ(江戸時代後期に完成された)文明の諸相を追体験することにある」と学者らしく述べている。それは確かに正しいのだろうが、私をはじめほとんどの読者は愛惜と追慕を強烈に感じながら追体験し、決してこの文明は滅んではいないのだと密かに思っているはずである。著者の意図には反するのだろうが、そんな読み方でも全く構わないと思わせるような本である。繰返し読み続けたい。」

本当に逝ってしまったのか?
ずっとずっと、もやもやと疑問に思っていた事が、この本を読んで氷解した。
平成のこの現在、わが国は世界一の借金国となり国家破産寸前の様相である。
外交も国策も何も変革すらされず、事態は悪くなるばかり、なのに・・なのに
国民のこの危機感の無さ、デモひとつ暴動すら起こらぬ平穏さは何だ?
戦後、戦勝国を恨むことを一切せず、尊敬や憧れまで抱き親密に付き合い
敵国を一切想定せずにひたすらに働き汗して平和国家を築いてきた日本。
その本質的根底には渡辺氏の言う失われた「独特の国民性」が脈々と
流れているのではないだろうか?
庶民にすれば「すべてはお上のやった事」または「やってる事」なんではないか?
戦争に負けたのも「お上」破産しそうなのも「お上」我関せずじゃないのか?
この逝ってしまったと思われている愉快で明るい楽園の住人たちは、実は
たいして変わらぬ心情で今もこの国の大半を占めているのではないか?
熊さん八っつぁんの笑いは今も生き続け、寅さんの気楽さは理想とされて
TVの中はお笑いに占領されて、政治家や役人のスキャンダルは庶民の娯楽となり
飲んで歌ってブランド品集めが大好きで、国がどうあれ楽しく生きてりゃ
それで充分!そんな世相は相変わらずのわが国ではないだろうか?
今だ外国人からみれば充分に不思議な国として存在している気がする。
現代日本にずっとずっと違和感を抱きながらも、なんとなく気楽に生きてしまった
自分の中のDNAを再発見させられたような一冊であった。
自分の中にある何か不思議な「正体」が解ったような気がして、うれしくなった。

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うちの社長は、なぜ「ああ」なのか

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うちの社長は、なぜ「ああ」なのか

私は「振り回され型」でした
「会社は社長の器以上に大きくならない」とよく言います。


「中小会社がうまくいっていない表面的な現象一つ一つをつぶすのではなく、根本をなおしましょう。それは社長です。中小企業は社長で決まります。」
そんなことを明快にしかも軽妙な語り口で読ませてくれます。

以前の2作「気絶するほど儲かる絶対法則」「社長、小さい会社のままじゃだめなんです」も素晴らしい本でしたが、今回の本は輪をかけて素晴らしいと思います。

「コンサル実況中継」ともいうべきエピソードが5つ。快刀乱麻を断つとはこのことでしょうか。ドラマみたいな展開に、経営者でない人はスキッとし、悩んでいる経営者はぐさっとくるでしょう。問題に対する対応策も頭でなく実践を伴った、生きたアドバイスであると感じます。「読むクスリ」と表現すればいいでしょうか。

あとがきにも書かれていますが、よくある社長さんへの批判や悪口でないというところに著者の愛情が感じられます。


あの2008年の大ベストセラー「夢をかなえるゾウ」のようなことが、現実にあったんです!!
中小企業の社長へ向けた人生を100倍楽しくする為のサポート本です。
著者の石原明先生のあったかい人間味があふれ出る1冊です!石原明先生
の引き出しの多いアドバイスと実際に起きた現実が絶妙にかみ合いながら、
本は進んでいきます。時間を忘れて一気に読んでしまいます!!

この本を読みながら思い出したのが昨年の大ベストセラー「夢をかなえるゾウ」です。
さえない主人公がいきなり現れた、自称神様のガネーシャ(なぜか姿はゾウ)の
アドバイスを聞きながら成長し、最後にはガネーシャに頼ることなく自分の夢
「有名建築士」になるという、楽しい人生成功マニュアル本です。ドラマにもなり
ましたから皆さん知っていますよね。

このガネーシャの成功の為のアドバイスがハチャメチャでしたよね!
『靴を毎日磨け!』とか『募金をしろ』とか『自分のいいところ他人に聞いて来い!』
とか。。。でもこれが、人生を成功させるステップのひとつひとつと
なって結びついていきましたよね。

この石原明先生の新作を読みまして、ガネーシャと石原明先生が重なりました。
悩む経営者にハチャメチャなアドバイスを問いかけ、経営者を成長させる。
だってこの本に書いてあるアドバイスって、めちゃくちゃなんです
『ボクシングをやれ!』とか『恋愛をしなさい!』とか(笑)。

でも、それが経営者を成功へ導く素敵な魔法の言葉なんです! 
まさに神様ガネーシャと重なります。特にハチャメチャなアドバイスが!(笑)。。。

是非みなさんもこの本にどっぷりはまっちゃってください!

この本を読み終わったあと、石原先生はこの今もだれかにハチャメチャな
アドバイスをしているんだろうな!それってどんなアドバイスなんだろって
想像したらおもわず、一人で笑ってしまいました!

中小企業を脱するヒントが見つかります
石原明さんの新刊ということでさっそく読みました。
いつもわくわくする題名です。

私は、約8年前に経営交代し、経営者としていろいろな経験を
してきましたがこの本を読んでいて、もっと早く発売していたら・・・
と思ってしまいました。

石原明さんは、社長=会社と捉えてます。
つまり社長の性格が会社に色濃く出ると。私の父は創業者にありがち
な典型的なワンマン社長でした。
ワンマンゆえに、細かなところも厳しく、社員には任せきれない性格でした。

そんな姿を見ている中で私も同じような方法で組織を動かしていたら、
ある日突然幹部が退職することになってしまいました。
またしばらくして若手の片腕も失うことに。

必要な人がやめていく時に、なぜだろうと考えると同時に、
会社は人がいなくてはなんともならないことに気がつきました。

それ以降、組織運営について、社員を育てる環境づくりなどを
考えて実践しています。きっとこれが愛に目覚める、なんですね。

中小企業ゆえ社長がすべてを見る立場にあるので、
いろいろな開発プロジェクトを立ち上げてみたり、勉強会な
どで聞いてきてよかったことをすぐ導入してみたり、
といったことが会社の中にどう影響しているかといったことが、
性格という切り口で非常にわかりやすく、
いろいろな気付きを得ることができました。

中小企業経営者、必読です。


経営者必読の一冊です!
「中小企業が発展できないのは、社長の性格上の『病』が大きな原因。」
このことが実によくわかる内容です。

自社のビジネスモデルやマーケティングを
考えることも大事ですが、もっとベースの
部分を振り返ることで、発展に向けての
スタート位置を引き上げることができるんだ
と思いました。


石原氏の著書を読むことで、自分にない
思考方法を得られることはもちろん、
潜在的には持っているが、意識的には外に出て
こない自分の能力に気付きを与えて
くれることもあります。

また次回作も楽しみにしたいと思います。

2代目「振り回され型」経営者必見!!
石原先生の本は、これまで出ているものは全て読んでいます。
読みやすい文章、理解しやすい内容でいつも一気に読めます。

今回も発売前から予約していて、届くと同時に一気に読みました。
普段、石原先生が言われている言葉の裏側を深く理解できるような内容だと
感じました。

とくに2章で出てきた「振り回され型」2代目経営者の実例が非常に身近で、
自分のことのように思いながら読めました。

「格闘技をやりなさい」の意味がよーく分かり、大変参考になりました。

この本は「振り回され型」2代目経営者必見です!!


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成功の教科書 熱血!原田塾のすべて

具体的な内容…実行が必要
「成功」とは、何をもって成功とするかという「目標」の設定と、努力を継続する「技術」が必要である、という内容でした。

タイトルにあるような、熱血教師とか根性論の自慢を書いた本ではない。
自分にとっての成功とは何か。
そのために何から始めたらいい。
具体的な目標設定の方法と、
各段階での達成を確実に行う事の重要性を書かれている。

また、高い目標設定に向かって段階的に何をしたらいいのかを
、自分で考える方法まで書かれている。

指導者、会社や組織のリーダーに最適。
サークルや研修で導入する事をお勧めする。

文中の各記入項目を必ずノートに記入し、最後のシートを記入した時には自分がいま何をすべきか明確になる。

読んだだけでわかった気分になるか、実行するかは本人次第。

すごい本を書く人だな
素晴らしいです。やる気の出ない人は買いましょう。
ただしやる気がでない人が最後まで読めるかな。


わかりやすい、取り組みやすい、好感
実際に使われ成果を上げている方法が具体的に記されています。
ここまで分かりやすく、取り組みやすく噛み砕いている本は少ないです。
シートをコピーして、すぐにはじめられる点が良。

硬すぎず、柔らかすぎず、ちょうど良い加減の文章で書かれており、
大変好感を持ちました。

評判は良いが目新しさが無い
数多くのレビューがありその評価も高いですが、実際に読んでみると、目新しさに欠ける事が分かります。いわゆる「成功モノのハウツー書」といった感じで、得るものが少ないように思います。

ハウツーモノで紹介されている実践すべき項目というのは、どれもが正しいように思えます。ですが、大抵の人はそれを継続的に実行することが出来ません。それは、モチベーションが下がってくるからではないでしょうか。

どうやったらモチベーションが維持できるかについての議論をした方が、特に長期的視点に立った時に良いと思います。

「日誌とは、今日出来た事と出来なかった事を明確に示すものだ」というフレーズは、参考になりました。

説得力があります
著者の本を読んでいるといつも次の疑問が沸く。

・何故、世の中の教師はこれほど真剣になれないのだろう
・何故、目標管理を著者が唱えると良い方法になるのだろう

著者が悪いといっているわけではない。著者は文句無く凄い。

しかし、著者が目立つほど日本の教育界についての絶望感が増す。
著者のような教師が普通なら絶対に目立たないからだ。
目立つということは他の教師が駄目だからだろう。
「著者はたまたま目立っただけでこのような教師は沢山いる」という反応が返ってきそうだが、
習熟度別学習や教師評価といった基本的なことですら反対している教師が多い中で、その反応に賛同できるはずがない。

また、目標管理は会社の人事制度としてすこぶる評判が悪いが、
著者は目標管理を提唱して実践して成功している。
ということは目標管理が悪いのではなく、それを活用する人の能力がないだけではないのか。
能力の無い人間がいくら仕組みを使っても成果はでないだろう。
仕組みは能力のある人間や仕組みを上手く使いたいと思う人間のためにある。
図らずも、本書を読んで今の目標管理、成果主義への批判がレベルの低いものだという確信がもてた。

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実行力と理論とがすごい
成功している人というのは実行力だけでなくその前提になる理論がすごいですね。
いい勉強になりました。和民の渡邊さんも認める実力に敬服しました。


やはり熱いっす
原田さんの考え方、指導法の礎がわかる本。

この本を読んでから原田さんのほかの著書(『大人が変わる生活指導』など)
を読むといいと思います。

この人好き。
 「カンブリア宮殿」に出演して、惹かれて読みました。

なんといっても、「体罰教師」とバッシングを浴びせる親を目の前にして


「生活態度の問題は親の教育の問題です。むしろ反省すべきは、あなた方です。」


っていっちゃうのがすごい。人をひきつけるパワーに圧倒されます!!!

主体変容の意識を高めてくれる本
この本に感銘を受け、そして、カンブリア宮殿を見て、そして、
原田隆史さんが主催する第2回汐留塾にも参加してしまったほど
の原田フリークになってしまいました。

この本を読んで、まずいいのは、自分に元気が出るということで
す。「やらなきゃ」「変わらなきゃ」って思いがひしひしと湧い
てきて、そして、それを実現するための方法論が実例と共に示し
てある。だから、「結局、3日坊主」という風には終わらず、持
続して自分を変え続けられるようになっていく。ここが、この本
の素晴らしいところだと感じています。

ちなみに、汐留塾最終日に原田さんからこの本にサインをもら
いました。「主体変容」って書いてあります。「これからも頑
張り続けたい」と、思わしてくれる本です。僕の宝物。


親子で実践したい!
 私がこの本を最初に読んで、その後に中二の長男にも読ませました。
 長男がこの本を読んで何か変わるかまだ分かりませんが、とにかく自分は変わりたいと思いました。
 継続する事の難しさと大切さ、豊かな心を持てば正しい結果が得られることを確信し、この本に書かれている事を実践中です。

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ウォッチメイカー

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久々に読んだ、リンカーン・ライムシリーズ第七弾。
久々に読んだ、リンカーン・ライムシリーズ第七弾。第一弾のボーン・コレクターから全然読んでなかったけども、2008年このミステリがーすごい!海外部門1位になってたもんで、ミーハーッぷりをここぞとばかりに発揮して読んでみた。

死体の傍らに置かれるアンティーク時計、そして謎の詩。ウォッチメーカーと名乗る殺人犯に対するのは、四肢麻痺の鑑識の天才であるリンカーン・ライムと、相棒のアメリア・サックス。第1、第2の事件現場から採取してきた物証から犯人像を浮かび上がらせる。そのころ、第3の事件を起こすべく、ウォッチメーカーであるジェラルド・ダンカンと相棒のヴィンセント・レノルズが動き出す。そんでもって、刑事になったアメリアは、別の事件で、警察内部の汚職だなんだって、てんやわんやの大騒ぎ。果たして、ライムたちは、ウォッチメーカーの次なる犯行をとめることができるのか、そしてアメリアの事件は何事もなく解決するのかしら??っていう感じです。

「おいおい!犯人書くなよっ!犯人がヤスってホントかよっ!」って思ったかもしれないが、書いてもいいのである。なぜなら、犯人は最初から物語に登場し、読み手は犯人が誰かわかっているのだから。この作品は、いわゆるコロンボ形式(倒叙モノ、というらしい)で物語が進むのだ。ところがどっこい、最初から犯人が描かれているにもかかわらず、その二転、三転する展開に、犯人の動機に、最後まで目が離せないのだ。しかもなんと、犯人の本当の目的がわかる伏線がきちんと張られているってんだから、驚きももの木20世紀であるよ、これ。三宅裕司と麻木久仁子は、あまり、というか全然関係ないのであしからず。

そう来るか!
ジェフリー・ディーヴァー、初めて読みました。
翻訳物はまず、登場人物の名前が覚えにくいことと、訳がこなれていないと読みにくいこともあって敬遠する私です。「王様のブランチ」の「マッチョイ」で彼の最新作「スリーピング・ドール」が「一押し」と紹介されていたので、その前に「ライムシリーズ」を1作くらい読んでみようと手に取ったのでした。
500ページを超え、さらに2段組のボリュームに、果たして読みきれるだろうかという不安も。
しかし!5日で読み終えました。
登場人物の一人ひとりがとても個性的、事件の真相が見えそうで見えない、解決したかと思えばまた新たな事実が発覚し、再びライムとウォッチメイカーとの追いかけっこが始まって…翻訳物と言うことを忘れるくらい没頭しました。
あちこちに張り巡らされた仕掛けが後半で次々パズルがはまるかのようにひっくり返っていくのが、楽しかったです。
やがてこの続編が始まるかのような消化不良気味のラストに、星一つ減点とさせていただきました。

どんでん返しの連続は面白いが・・・
あらすじ等チェックすると最高の敵であるはずの"ウォッチメーカー"が、ミスもしまくりで前半の段階でかなり追い詰められる。正直「何か「ボーンコレクター」よりもレベルが下がってないか?」と思ったが、そこからはどんでん返しの連続で良い意味で期待を裏切ってくれる。
ただ、確かに話としては良く出来ているのであるが、後半のどんでん返しに力を備えすぎたためか、どう話をひっくり返そうかという雰囲気が最初から漂ってしまい、全体としての緊張感には欠けているという印象があった。
複雑にすれば良いというものでもないような気がするが・・・

結末がなぁ
繰り返されるどんでん返しはよく練られていて読んでいて思わず唸ってしまうものがある。500ページと比較的長い本なので、残りのページを見ながら、『これで終わるわけないんだからもう1回なんかあるんだな』と思いつつも、『そう来たか』と思わせるところは流石。

しかし、前半は退屈。精巧な伏線を敷いているということかもしれなけど、テレビ化されたら(もうされているかどうか知りませんが)大幅にカットされそう。

どんでん返しが『売り』のミステリとしては結末もいまいち。この分量で痛み分けってのはありえないと思って『あと1回どんでん返しがあるんだな』と読み進めたが、何もないままに終わった。続編への布石なんだろうか?フラストレーションが溜まった。

無能な人間と身勝手な野心を前にすると頭が爆発しそうになる
 今年遅まきながら『ボーン・コレクター』を読み、2ヶ月過かって7作目の最
新作にたどり着きました。リンカーン・ライム・シリーズは他の作品に比べてボ
リュームが大きいので、手が出しづらかったのですが読み出すと止まらなくなり
ます。本作品はディーヴァーの力が入った、シリーズの節目となる作品と位置づ
けられるでしょう。彼のストリーテリングとプロットの技量は超一流なので、
ストーリーに関しては余計なウラ読みを控えて純粋に流れに乗って楽しみながら
読んでいます。

 ディーヴァーのもうひとつの魅力は人物描写の緻密さにあると思います。この
部分は本シリーズを盛り上げている要因でしょう。作品を重ねるうちに登場人物
の感情が変化し作品ごとに成長していくさまは本シリーズを読んでいく楽しみの
ひとつだと思います。その中でも今回は前作の『12番目のカード』で登場した
市警ルーキー、ロナルド・プラスキーが未熟ながら健気にがんばっています。
ドリームチームに新規加入したルーキーという立場は、職場で出会う若くして
将来を嘱望される優秀な彼らに重なります。彼らの潜在能力は元から高いので
全体としてはうまくこなすのですが、それに満足していません。満足できないのは
すでにそこにいる優秀なスタッフ(本作ではサックス)がいるからです。
先輩たちは目標のハードルを恐ろしく高く設定して挑戦を続けます。だからそんな上司、
先輩を手本にしていれば必ず一流になれると確信できるのでしょう。優秀な人材
が育つには栄養豊かな土壌が必要なのだと思います。

 一方若者の中には箸にも棒にもかからない“息をしているだけの輩”がいるの
も事実です。そんなやつらにはライムのこの言葉送りましょう。
「無能な人間と身勝手な野心を前にすると頭が爆発しそうになる…」


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ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

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ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

経営を考える人にとって必読の書
真に卓越した企業が共通して持つ経営要素とは何か−−この問いを、膨大な調査に基づいて抽出した労作。

この本では、真に卓越した企業のことを「ビジョナリー・カンパニー」と呼んでいる。一般的に「優良企業」と評価されている一流企業の中でも、とりわけ評価の高い企業を「ビジョナリー・カンパニー」として選び出し、その他の優良企業と比較するのである。

例えばGE、IBM、ソニーなどは「ビジョナリー・カンパニー」であり、GM、ウェスティングハウス、ケンウッドなどは普通の「優良企業」として比較対象にされる。比較分析を通して、優良企業について一般的に語られる12の「神話」(例えば、成功企業にはカリスマ的指導者が必要である、など)を否定し、ビジョナリーカンパニーの要件を指摘している。

この本は、多くの点で素晴らしいと思う。
・豊富な情報収集と深い調査
・鋭い事例分析
・示唆に溢れる結論、明確な主張
・各章で抑えるべきポイントが、読みやすく枠で囲まれていること
・慎重で透明な調査設計
・使用したデータや出典が親切に提示されていること
などである。


ところで、この本の日本版とも言えるのが新原浩朗による『日本の優秀企業研究:企業経営の原点・6つの条件』(日本経済新聞社、2003)である。
これも『ビジョナリー・カンパニー』に劣らず、とても素晴らしい本であり、当然かも知れないが、内容が重なる部分が大きい。
私の印象では、『日本の優秀企業研究』は、優秀企業の条件が6つに絞られていて、明確で記憶に残りやすい一方、分析プロセスがあまり透明でなく、「著者が多くの経営者との対話や調査からずばり見抜いたもの」という感じを受ける。
その点、『ビジョナリー・カンパニー』は手続きが透明で、結果を導く証拠も丁寧に解説されているが、やや冗長で、もう少しコンパクトにポイントを絞ってもらっても良かったかも知れないという印象がある。
いずれにせよ、併せて読むととても有意義と思う。

永続して発展する組織に共通する特徴とは

本書は各業界において長年に亘って最も成功して、かつ尊敬されている会社を18社選んで(その会社を本書ではvisionary companyと読んでいる)、同じ業界のvisionary companyには至らないライバル会社と比較することにより、永続して発展し続ける組織に共通する特徴を表すことに成功した労作である。

調査の対象となったvisionary companyは内17社が北米の企業であり地域的な偏りはあるものの(唯一の例外はSony)、緻密かつ広範囲に亘る調査に基づく分析結果には納得性がある。

結論を簡単に言うとvisionary companyにおいては、バックボーンとなるcore ideology(企業の存在意義・価値観)を頑なに持ち続ける一方で、そのcore ideologyの範囲内においては絶え間ない改革と時には無謀といえる大胆な挑戦(BHAG)を行うことが従業員に求められる仕掛けが設けられている組織ということだと思う。

この観点から自分が今働いている会社を振り返ってみると残念ながらcore ideologyというものが希薄になっており、利益や成長だけが目標となっており、それがために従業員にとって働き甲斐のある組織にはなっていないと考えさせられた。

但し、それは現在のGlobal企業を見ても同様の傾向が見受けられると思う。近年の特に欧米企業の状況を見ると、ファンドなどの大株主は企業を単にキャッシュフローを生み出す道具としてしか見ておらず、将来の発展を犠牲にして現在のリターンを得ようとする行動様式が一般化している気がする。このような企業は中長期的には活力が衰え競争力を失っていくのであろうと、本書を読んで感じた。

では、その認識を基に自分は今所属している会社・組織において、何ができるかということになるわけだが、大変ではあるもののまずは自分の所属する部署のcore ideologyを改めて考えてみることから始めてみたいと思った。

経営学の先入観を覆した名著
文句なし、素晴らしい名著だ。本書はビジョナリー・カンパニーについての研究書である。ビジョナリー・カンパニーとは、「先見の明のある」会社のこと。単に利益を上げている会社ではない。長きに渡り業界をリードし、革新をもたらす会社であり、同業他社からも多くの尊敬を集めるような会社のことだ。ビジョナリー・カンパニーは、どんな特質を持っているのか。それを同じように出発した、同じくらいの歴史を持つ他の企業と比較し、あぶり出していく。

膨大な資料に基づいた議論。しかも慎重である。例えば、例として挙げられるビジョナリー・カンパニーは、様々な経営者にアンケートを取った結果である。その手法について、慎重な正当化を行う。また、ビジョナリー・カンパニーのある特質を述べるに際しても、比較対象と比べて慎重に浮かび上がらせる。さらにその結果が絶対ではないことに注意を促す。信頼の置ける議論である。

ビジョナリー・カンパニーの研究を通して、本書は「いい会社」に対するありがちな先入観を次々と壊していく。例えば、いい会社はカリスマ的なリーダーに率いられている、何よりも利益を出すことを目指している、誰にとっても働きやすい環境である、等々である。これらを覆していく過程は鮮やかであり、爽快感すら覚える。

本書が注意するように、この本はビジョナリー・カンパニーの作り方を教えるものではない。実際、読み進むにつれ、その困難さが実感される。しかし本書が明らかにするビジョナリー・カンパニーの特質は、どんな企業を観察する際にも役に立つだろう。会社の組織力の重要さ、変化をおそれないこと、基本理念を固持することの必要性、内部で人材を育成して事業を継承していくこと。

本書は、「いい会社とは何か」という疑問に対して、明確な一つの視点を与えてくれる。その疑問を持つ人なら全員が読むべき、不朽の名著である。

個人にも落としこめる成功への法則
 ビジョナリー・カンパニーになるために「基本理念」を維持し、進歩を促す事は
不可欠な要素であるといいます。基本理念とは組織の土台となって企業の可能性
と方向性を理念の沿うものに制限するものといいます。少なくともビジョナリー・
カンパニーになりたいのであれば、基本理念だけは変えてはならないといっています。
ここだけを読むとずいぶんと保守的な印象を受けます。しかしながら基本理念は、
文化、戦略、戦術、計画、方針などの基本理念でない慣行とよく混同されます。
これらは基本理念ではないので時間の経過とともに変化していきます。むしろ著者は
基本理念以外はすべてを変えてもかまわないというメッセージを発しています。
つまり、基本理念さえしっかりしていれば、どんな困難な場面においても柔軟に
迷わず判断する事ができ、大胆な変革も可能であるということだそうです。

 このことは個人の生き方にも落とし込むことができる考え方と思いました。
つまり、自分の根本的欲求、仕事をする意味などといった基本理念がしっかりし
ていれば、困難時の道標になりますし、時代の変化にも柔軟に対処できるのでは
ないでしょうか。何せ基本理念以外のすべてを変える必要に迫られても自分を
見失わないのですから。逆に基本理念が確立していないと変化の激しい世の中で
どこに軸足をおいて判断すればいいのか分からなくなり、間違った判断をしてし
まう様に思います。

 本書を読んで思ったのは、まず自分自身は何のために生きているのか、人生に
何を求めているのかを問い直す事なのでしょう。それに気がつけば(著者は、基
本理念とは内にあり見つけるものだといっています)今以上に進歩を自ら促す事
ができるのでは、という事でした。


永続的に成長する企業の実態に迫る、。
1980年代爆発的な人気を博したトム・ピーターズ氏のエクセレントカンパニーから約二十年、
その間にはかつてサクセスモデルを築いたであろう企業が瞬く間に倒産や吸収合併されていきました、
光が当たれば影ができる・・ずーーっと順風万班にはいかないのが世の常、失礼ですがそこがおもしろいところでもあったりします、
本書は再度別の視点で成長し続ける企業の実態に迫っていくわけですが、正直目からうろこ的な表現は見受けられない、逆にそこがヒントというかキーであったりするわけです。
タイトル的にはこちらが1なのですが、2の方が本書の前段階の説明になってますので、初見の方は気をつけられたほうが良いかもしれません。
本書の表現に螺旋を描いてあがっていくイメージがあり、そこが妙にもやが晴れたかんじがしました。
何度も読み返せる貴重な一冊。


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1人で勉強して1回の受験で合格する!日商簿記3級120%完全合格自習テキスト (とりい書房の負けてたまるかシリーズ)

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1人で勉強して1回の受験で合格する!日商簿記3級120%完全合格自習テキスト (とりい書房の負けてたまるかシリーズ)

本当に合格できました
簿記に関してはド素人の自分でしたが、1ヵ月半ほどの期間で3級に合格できました。
私は1度参考書を買って勉強しようと意気込んだこともあったのですが、見事なまでに挫折しまった経験がありました。
しかしこのテキストを購入してからは一度もやる気を落とさず勉強を進めることが出来ました。

・実際に授業を受けているかのような口語的な文体表現でさくさく読み進めることが出来た点
・イラストや図がわかりやすかった
・必要なことしか書いてない

などなど、随所に工夫が見られた点が個人的にはアタリだったと思います。

注意したいのは、簿記3級合格のために必要な知識を得るだけならこのテキストだけで十分という点です。
問題集がおまけ程度についていますが、そこまで多くないので、問題集とセットで購入したほうが安心できるかもしれません。
しかし、あくまでこの本はテキストという名目ですので、問題が少ないのは仕方ないという方向で★5つです。

私もこのシリーズの問題集を購入して勉強しましたが、このテキストで知識を得て、あとは問題集で解法に慣れさえすれば合格できました。
ですので、この本は問題集ではなく、テキストなんだという点を勘違いしないで購入すべきです。

易しい表現はありがたい
わかりやすく伝えよう、という著者の気持ちが伝わる
テキストでした。

私も含め、簿記初心者にはおすすめです。

ただ、やはりこれだけでは簿記の資格は取れませんので、
問題集も合わせて買いましょう。

入ってくるには入ってくるのですが……
明後日に3級の簿記の試験を迎えます。
実際、この本だけでは受からないと思い、
今は、問題集を解いております。
誇大評価で間違って購入されてはならないので、要点だけまとめます。
▼良い点
知らない間に、身になります。
▼悪い点。
1)口語文体が×。
文章全て、「……になるんだよ」とか「チョー重要」とか、
ちょい、関東弁がキツイ文体です。
僕自身が関西人なので、すごく苦手な文体です。

2)用語目次が無い。
問題集をやっていて、この意味はなんだっけかな?
そう思っても、目次がないので調べることができません。
これは、どの参考書にも必須でしょ?
この部分で、僕の評価は1となりました。

3)問題集が不親切。
問題集がついているのは良いのですが、
その問題の説明箇所のページ紹介が無いです。
かつ、説明は知ってる人相手の説明のみ。
非常に短絡的です。
これでは、問題集を解く気にもなりませんでした。
ですので、別途、問題集の購入が必要です。



ただ、我慢してでも、これを2回読み、問題を解いてみると、
なぜか、内容が頭に入っています。
これは不思議です。……が、
これこそ、皆が評価を高くするゆえんなのかもしれないですね。
いや、簿記3級自体が、そのぐらいのレベルなのかも……とも思います。

ただ、僕はこれだけでは簿記試験に受かるとは思えません……
タイトルに120%と書いてる誇大な感じが嫌でもあります。
なので、申し訳ございませんが、評価は2です。

口語体だが分厚すぎてしかもまとまりがない。
評判がいいので買いましたががっかりでした。
口語体はいいのだが、愚痴や慰め言葉なんていらない。読んでてうっとうしくて、それだけ分厚くなっているだけ。
まとまりもイマイチ。

お勧め度が高くて買ってみたものの
『簡潔にまとめようとしていて裏目に出ていると思う。なぜなら、疑問に思ったことが、未解決なまま先に進むことになるからだ。私は体系的に学習しようと思ったらこの配列では無理があると思う。』

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影響力の武器[第二版]

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影響力の武器[第二版]

読むのは大変だが、絶対に読むべき
文字の量が多いのと、学術的な部分、しかも訳も硬いのか、合間を見ながら読んだこともあり、読破するのに1週間もかかってしまった。また、ハードカバーで重たいので、1週間も持ち歩くのは、疲れました。
ただ、読む進めていくうちに、絶対に全部を読まなくてはと思わせられてしまった。

これほどまでに、人間の行動を理論的に、かつ正確に説明できている本は見当たらない。
今年、読んだ本の中では1番になるだろう。

人間理解に深い洞察を与えてくれる本
私もある業界(中卸)に20年以上身を置いていますが、自分でも知らず知らずのうちにこの本
に書いてあるような内容を使っていました。自分ではテクニックというほどのものとも思って
いませんでしたし、そのつもりもなかったのですが、経験からそのような方法を使っていたの
だと思います。この本にある内容を悪用しようと考える人がいるかもしれませんが、表面的に
テクニックだけを真似てみても長期的な視点からはうまくいかないでしょう。個人的な意見と
して、商売は多少の駆け引きも時には必要ですが、基本は誠実に正直にやるのが一番と確信し
ています。
この本は人間理解という視点からひじょうに勉強になりました。科学的に書かれており、知的
な好奇心を満たしてくれる本です。人間は複雑なものですが、ある面、単純なものでもあります。


期待以上の第2版
第一版は以前に読んでいるのだが、第二版ではかなり強化されているとの噂があったので読んでみたのだが!
期待以上の強化版だった。

第一版を読んだ、読者からのお便り(レポート)が効果的に使われている。

例えば、価格を二倍にしたら、それまでちっとも売れなかったトルコ石が完売してしまったというエピソードに対して、フィアンセに特別な誕生日プレゼントにしようとネックレスを買いに来た友人に対して、500ドルのところを250ドルでいかに気持ちよく買ってもらうかのレポート(高価なモノ=良いものルール)があったり、

家電販売店で、保証制度延長期間を、最初は3年ものを提示しておけば、1年ものを契約してもらえる確率が1.8倍になったというレポート(拒否したら譲歩)があったりする。

新たな影響力というモノは登場しているはずもなく、それならばエピソードを増やして、「より具体性のあるおもしろみ」を追求しようという第二版の試みは、読者サービスににもなっている。
このぼくのように、2度読みする人はいないだろうが、いても満足させるだろう。

それまでは、第二版というと、加筆訂正の大規模なのものと思っていたが、そこに読者サービスという目的を併せ持っているところが、さすが社会行動心理学者!
ますます、チャルディーニさんと影響力の武器が好きになった。

自分の行動は読まれてる?
相手の話に対して、普段何気なく行っている自分の反応が
実は相手の意図したとおりに動いているのではないか
と思わされた。

書かれていることは、日常でもよくある話だが、
それらの検証例の多さに、納得感が増す。

ただ、内容が濃いため、私のような素人は
何度か読み込まないと、完全な理解は難しいかも?

本格的な一冊
職場の先輩に「定評のある一冊」として勧められ
読んだのだが、非常に興味深かった一冊。

「人にどういう影響を与えるか」
このテーマに対し、様々な本が出版されているが、
論文等の専門意見ををここまで盛り込んでいる本は、
私が知る限りこの本しかない。
参考文献が専門的過ぎると言ってもいいので、
内容にとても説得性があった。

特に営業職の方にオススメ。
借りを作ることや、希少性の原理等を用いて、
交渉力を上げ、成績を飛躍的に向上させることができると思う。
個人的な話になって恐縮だが、最近受けた優秀なセールスマン
からの営業トークにも、こういったテクニックが盛り込まれてた
ように感じた。

分厚い一冊ですが、読んで損はないと思います。

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Perfumeフォトブック『Perfume Portfolio(パフューム ポートフォリオ)』

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Perfumeフォトブック『Perfume Portfolio(パフューム ポートフォリオ)』

アイドルなのか?
相方がファンなんですが、歌やダンスは私もすきです。とはいえ、写真集を出す時点で、この人たちは歌で勝負してないのかな?若さ、かわいさをアピールしてるの?と私の目からは減点要素に。とはいえ、すごくアップの写真などもあって化粧の仕方の参考になりました(笑
トーク(インタビュー)も個性があって面白いですね。

いやー別に…
確かに人気なのはわかるがそこまでいかなくてもよいのではと思うのは自分だけでしょうか?

ようやく出ましたか!
2008年を終える寸前で待ちに待った写真集!
グル−プ暦から見てだいぶ遅い登場ですね。
もっと、早く出しても良かったのに、ってな感じです。
比較的、雑誌などの登場が少ないのと、あの独特なダンスが特徴のため、写真集を作る要素は少ないほうですか?

評価は「ファンならツベコベ言わず、買え!」
ファンじゃないなら、長いJ-POPSの歴史にこんなグル−プもいましたと覚えて置いてください。

彼女たちに取って最初で最後に10代写真集の登場です。しかも、いきなり海外ですか。良いじゃないですか、メジャ−の証ですぜ。
あ〜ちゃん、アジアエリアぐらいでビビらないでよ〜〜!世界もっと広いんだから…

イメ−ジは今のパフュ−ムですので、当然ながら初期のアイドルとしての色は大分失せています。一部のファンには残念かも?
それでも十分納得いく内容です。個々の写真、三人の写真とバランス良く構成されています。最後には3人のインタ−ビュありです。2500円、少々高めですが、ご馳走様でした!

2月13日以降、ハタチメモリアル写真集お待ちしてます。
2009年も止まらずに走り続けてほしい。



見る人を選ぶ写真集
 たぶん、普通のアイドル写真集を期待した人には物足りないでしょう。
でも、perfumeを本当に好きな人には たまらん 写真集です。いや…
Portfolioとは「学習者の過去の経験や達成してきたことを蓄積した情報ファイル」という意味です。
つまり、perfumeの経験と達成を写真と文字で表現したものです。
 三人がそれぞれに出会って…最後のページのポーズ…
 アイドルの写真集なんてレベルじゃないです。見事な芸術作品に昇華しています。
こういうところが、team perfumeの素晴らしさです。
 
 



アーティスティック★
皆さん書かれてますが、まず本が分厚い事にびっくり!

中は3人のインタビューページ以外文字がないのですが、
もう、紙面から溢れんばかりの色彩と、やっぱりそれに負けてないPerfume3人の圧倒的なヴィジュアルから、その場の音まで聞こえてきそうな程の完成度。

普段見れない服装が見れたり、のっちやかしゆかの際どいショットが確かに有り(笑)

女の私でも見直したくなる可愛さですよ(^o^)

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とある科学の超電磁砲 1―とある魔術の禁書目録外伝 (1) (電撃コミックス)

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とある科学の超電磁砲 1―とある魔術の禁書目録外伝 (1) (電撃コミックス)

まだこの作品に触れてなくても・・・
まだこのシリーズに触れてなくてもこれから入っても十分だと思います!

順番としては
とある科学の超電磁砲
    ↓
とある魔術の禁書目録(漫画)
    ↓
とある魔術の禁書目録(アニメ版)
    ↓
とある魔術の禁書目録(小説版)

の流れがいいと思います!


美琴の活躍
とある魔術の禁書目録のスピンオフ作品です。
原作のアニメ化をきっかけにこちらの漫画も勢いにのれるといいなと思います。

主役は原作でもお馴染みの(影うすい)ヒロインの一人こと御坂美琴。学園都市屈指の電撃使いです。
美琴を中心に科学サイドの物語が展開されるのですが、ところどころに魔術サイドとのリンク、原作主人公も出てきて飽きさせません。出てくる登場人物がみんな個性的で楽しいです。あとは、やはり原作を知っていると1.5倍楽しめるはず!

できればこちらもアニメ化を
とてもじゃないけどスピンオフ作品とは思えない面白さです
ていうか何気に本編より面白いのでは?と思えます
できればこちらもアニメ化していただきたいです、本当に
OVAでもいいんでお願いしたいです

黒子さんギリギリです
スピンオフの元となった原作は未読です

超能力が日常にある世界
超能力開発を主とした学園都市にいる美琴と黒子
二人の少女をメインとした学園探偵(?)的なお話

基本は大きな事件から小さな事件までを超能力で
・・・の割にはかなり肉体労働的に解決していく路線
それでは単調になりがちですが二人の快活な性格がテンポの良さと相まって全く飽きさせない
美琴の超能力は他より秀でて優れているが
それを読者に爽快感を与える方向に向いているのもOK(例えるのならギャグの爆発オチ?)
ただし、どんなに便利な超能力があっても世の中そう簡単にできてない
二人が四苦八苦、時に珍妙な行動で事件に迫ることで話に引き込む力も中々のもの

キャラの魅力と漫画の面白さがうまく相乗し合ってる実に楽しい作品です
星満点

・・・にしても黒子の美琴LOVEはギリギリだ

いいぞもっとやれ






原作知らなくても楽しめますね。
純粋にキャラもよく作られており、作画も丁寧。
ストーリーも王道で読みやすく万人受け。
原作は知らないがなかなかの良作でした。

王道魔法科学ものが好きなら迷う必要なしに買い!

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とある科学の超電磁砲 2―とある魔術の禁書目録外伝 (2) (電撃コミックス)
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TOEICテスト新公式問題集〈Vol.3〉

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TOEICテスト新公式問題集〈Vol.3〉

TOEIC学習の原点
いろいろと参考書を買い込んで、実際にTOEICを何度も受けましたが、このシリーズ3冊がダントツのベスト1です。実際の試験で同じ問題が出たりもしますし、問題文の中に入っている単語が出題されたりもします。リスニングが本番と同じ人なのもメリットです。特に、リスニングは、TOEIC対策としてはこのシリーズ3冊だけで十分だと思います。ただ解くだけではもったいないです。分からない単語は全部調べて、リスニングは選択肢を聴いたら反射的に答えが思い浮かぶまで繰り返すとスコアアップに効果絶大です。VOL.1・2と違って、パート3・4が問題別に別トラックに入っているので使いやすいです。欲を言えば、ディレクションと問題のトラックを分けてもらえると、いちいちディレクションを毎回聞かなくていいと思います。独学の場合、よほどの高得点(950点以上とか)を目指すのでなければ、TOEIC対策に特化した参考書は他には必要ないと思います。

TOEIC必要アイテム
本書はTOEICテストを作成しているETSが執筆している。
したがって最新の傾向、難易度などあらゆる部分で指標となる教材である。


TOEIC対策の本が大量に出版され、一体どれを買えばいいか分からないことが多々あるのではないでしょうか?


中には全くTOEICの内容とかけ離れた本も多いので、本書を利用して『現在のTOEICを知る』ことができます。


語彙、文法などかなりの部分で本番とリンクしている部分があるので、本書をマスターするのも手です!


とにかくTOEICを効率的に学習したいなら本書を購入し、情報を集めるのが一番だと思います。


そして傾向、難易度が掴めたら他の『良書』に手を出したらいいと思います。

機能性が高い
本試験を受験したことがないので、この本を正しい目的に合わせて評価することができないが、いくつかの点を指摘しておく。
1.問題と解答が分冊されていて、機能性が高い。解答編に問題、訳、解説が全て書かれているのでレビューしやすい。解説は多くはないが、ほとんどの問題では解答を導くに足る情報は得られるようになっている。おそらく、400点台後半以上の人はそう感じるのではないかと思う。
2.サンプル問題に難易度が付されているので、要求されているレベルを知ることができ、スコアメイキングの助けになる。この難易評価を読んで、多くの問題集と想定が異なるような印象を持った。個人的には、最高レベルの問題もさほど難しくないと思った。
3.TOEICがそうであれば、そうあるべきことなのだが、音声がナチュラルスピードより遅く、明瞭である。そのため、英語学習者は、このレベルに満足してはいけない。しかし、100%の聞き取りも夢ではないレベルなので、mp3に入れて繰り返し聞いたり、シャドーイングしたりすれば、TOEIC対策と英語のトレーニングが一度にできる。
4.最後に難点。予想得点のレンジが広すぎる。たとえばRで95点取ると91-95点の素点レンジに入り445-485となる。しかし、96点だと96-100の素点レンジに入るので475-495となり、得点の目安として機能していないように思われる。両セクション合わせると100点のレンジが与えられることになる。
信頼性を損なわないためにこのような設定にしているのだろうが、TOEICを受けてみないことには実際の点数がわからない、というのでは、ETSが謳っている、何度受けても実力が変わっていなければ同じ得点になる、ということとの整合性を欠くように思われる。換算点レンジはともかく、素点にはレンジを設けずに、各素点に対して換算点レンジを与えることはできたのではないかと思われ、残念である(上の例だと465-485を与える方が合理的なのではないかと思われる)。
以上のような私の印象に加え、広く伝えられている公式問題集の模試としての精度の高さを考慮すると、上に挙げた難点は、模試として大きな減点材料かと思われるが、星ひとつ引いてしまうまでには及ばないのではないか。それくらい、正確さ・信頼性はもちろんのこと、機能性、教材としての再利用性も優れている。製本、紙質、レイアウトもパーフェクトといってよく、使い尽くして英語の基本を学ぶのに相応しい本ではないか。


改良されてますね
前の違って、問題ごとにCDのトラックが分かれて、使いやすくなってました。
おすすめです。

やはり公式ははずせない
公式問題集も、どんどん進化しているようだ。このVol.3が一番まとまっているように思う。
他のレビューにもあるように、Part3と4で問題のまとまりごとにトラックに分かれているのは大きい。アメリカ英語以外を導入した新TOEICでは、受験者によって苦手な発音があると思うので、その苦手なものだけを集中的に聞くこともできるのはありがたい。

ただ、実際の試験に合わせてのあの本のサイズなのだろうが、もう少し小さくできないものだろうか。大きさで臨場感を出さなくても、英語の試験の内容が本物に限りなく近ければそれでいいと思うので。通勤途中に勉強する人も多いことを考えると、携帯しやすいサイズの方が助かる。
とはいえ、数あるTOEIC参考書の中で、やはり「公式」問題集ははずせないと思う。

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TOEICテスト新公式問題集
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悼む人

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悼む人

天童さんあなたは本当にどこへ行くのでしょうか?
 天童荒太はどこへ行くのかというようなことが、確かどこかの書評に書いてあった。彼のファンとして「包帯クラブ」に通じるものが感じられはしたが、もっとずっと重く明るさというか、展望がないところがとてもきつい。
「悼む人」はやっぱり本の最後はこういう終わり方だろうなと思う通りだし、倖世との関係もこうなるしかないだろうし・・・自分は絶対に「悼む人」のようには生きられないし、「悼む人」が世界に広がることは不可能に近いだろうし・・・
 天童荒太の作品は、宗教的な部分があっても最終的に宗教にならないところが好きなのだが、どうやって消化していこうか考えてしまう。「悼む人」の「悼み」が個人的なものであるのだから、「悼み」の仕方はそれぞれ個人で良いとする、自分の「悼み」の仕方を生きる中で思索していくことなのかなと・・・それでは浅いというか何というか・・・天童さんあなたは本当にどこに行くのでしょうか?
 そんなことを考えさせてしまうという意味でも読んでみるべき本だとは思います。

どう、受け止めて、生きていきますか?
静かに、淡々と物語りは進みます。真摯に深く心に残ります。
丁寧に書かれてあります。サクッといけます!
《でも、むずかしいぃ。…かった。》
読み進めるのが、怖いくらいのエピソードも、あります。
「もう、いいよ。」聞きたくない。と、思ったモノ。

悼む人 = 坂築静人 のお話。
〜その人は、誰を愛したのでしょうか。
 誰に愛されていたのでしょうか。
 どんなことをして、人に感謝されたことがあったのでしょうか。〜

静人自身が報道等で知り得た亡くなられた方のいる場所での【悼み】
【悼み】の際、付近の方々に故人の生前を尋ねる時の台詞。

時には、厄介がられ。また、あり難がれ。警察に保護されながらも。
続ける【悼み】全国各地、近くを通れば同じ場所をも【悼む】
毎日【悼む】記録する→覚えておく【悼み】

悼み続けて、やめることができないでいる感、でした。
ココを考えると、静人への理解がいろいろ分かれるんじゃないかと。
感じております。

【悼み】続ける強い理由や、目的は、みあたらない。
身近な【死】【無】の積み重ね。なのか…。
でもね、続けるコトが静人の【生】なんだ…。

○末期がんの母 = 坂築巡子
の章は、安心して、浸っていられる場所でした。

○共に歩く女 = 奈義倖世
情があるというコトはすなわち【愛】なんだと、しみじみ想い。
そして、いろいろな【表現】を確認し。
人は【愛】を求めている。と、感じました。

【生】【死】についてはフト立ち止まる時があります。
想う、想い続けるきっかけになる本ではないのかと思います。

折々に、【悼む人】を、想いだしていくコトになるのでしょうね。
と、感じております。
《静人だったら…。と…。》


ずっと心に残る
テーマが壮大すぎてまだ頭がごちゃごちゃしてますが、
ひょっとしたら人生観を変える本になるかもしれない
と思ってます。
人は絶対死ぬし、大切な人の死、自分の死も決して
避けて通れるものではないけど、静人のお母さんの様に
最後まで人を気遣う事を忘れずに明るく生きていけたら
素敵だなと思いました。
静人の様に、自分と無関係な人の生死に関心を持って悼み続ける
何て事は普通の人には無理だと思うけど、とにかく他人も自分と同じ
たった1人しかいない人間なんだって事を忘れずに、尊重して生きて
行くことが大事だって事を教えられた気がします。

生と死、軽と重、有為無為と。
全編に貫かれているのは、人間の生と死に対する作者の想い。人間の尊厳の存在を確かめているように、時に創造しているように、さまざまな角度から、ひとつの深遠なテーマに切り込む。

ライター蒔野は、死や暴力、愛憎などばかり求めるような、浅はかな読者の心を掴むよう、時に人権を軽視したような演出や、捏造とも思える記事を書き、書かれた人間を傷つけ、また自分自身にも、世の中も憤る日々の中、主人公静人と出会う。その静人の母、巡子は、末期の癌を得、残された日々の中、静人の真意に思いを巡らし、また、自分の死、周りに残される人達にとっての自分の死、静人が放つ波紋に向き合う。夫を殺した倖世は、殺した夫の亡霊に取り付かれたまま、絶望の中、夫を殺した現場で「悼み」を行う静人と出会う。

特別では無い死は無い。誰しも多かれ少なかれ愛し愛された経験があり、誰からも忘れ去られてしまっても良い存在では無い。また、誰しも自分が忘れられてしまうことを望んでいない。平凡な日常では忘れ去られているか、経験したものにとっては深く心の傷となったり、押し殺してきたような現実を、はっきりとしたテーマで書いているが、深遠なテーマゆえか、答えははっきりとは導かれるわけではない。それでも、8年もの長期間を掛け、実際に作者本人が「悼み」を行い続け書かれた、とてもよい、と思える作品でした。

自分を悼んでくれる人を待っている
全国各地の事件や事故死の現場を訪れ、死者を悼む放浪の旅を
続ける男性を中心に、彼の家族、彼に接することで変わっていく雑誌記者や、
彼とともに歩き続ける夫殺しの過去を持つ女性の姿などを描いた小説。

読み終えた時に「本当にこんな人がいたらなあ」と思わずにはいられなかった。
不慮の死の瞬間、人はとても怖く寂しくどうしようもない孤独感に襲われるだろう。
このまま消えてしまうのか、と。でも、こうしてこのまま消えても
きっと誰かが、自分の存在を、
自分がこの世に存在し、何事かを為したという事実を覚えてくれているという
安心感があったとしたら…

人の死に軽重をつける、時が経つほどに人は他人の死を何事もなかったかのように
忘れていってしまう…    
人はだいたいいつか死ぬ生き物だし、
そもそも一人一人の他人の死について考えてなんていたら自分が生きていけないし…
そう考えるのが当たり前なんだろうけど、
はたして本当にそう片付けるだけでいいのだろうかとつい考えてしまった。

「人の死に少し思いを馳せることで、命の重さのバランスが
変わっていくはずだ。」作者が言っていた言葉が、印象に残る。

重いテーマではあるし、そういうのは好きじゃないという人もいると思いますが
個人的にはやはり人に読むことを薦めたくなる本です。







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東方儚月抄 ‾Silent Sinner in Blue. 上巻 (IDコミックス REXコミックス)

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東方儚月抄 ‾Silent Sinner in Blue. 上巻 (IDコミックス REXコミックス)

東方ファンなら買って損なし
長文です。買おうと思っている方へ、参考になれば幸いです。

まず、キャラクター説明や背景などは特に語られないので東方についてある程度理解している人向けです。風神録のキャラまで出てきます。

原作者のZUNさん監修の下の作品&月面戦争について語られる作品なので、言ってしまえば漫画版「東方永夜抄2」みたいなものです。東方好きで且つ永夜抄好きな方は1ミリも迷わず買うべきだと思います。

CDもついていて、3曲の新曲が収録されています。相も変わらず神主節が炸裂したすばらしい曲になっています。「これは道中曲だな。これはボス曲だ。ラスボスっぽい曲ではないなぁ。4面か5面くらいか?」などなど想像力をかきたたされまくりな出来はさすが東方といったところです。すっごく個人的にですが。

レビューで内容に否定的な意見が結構見られますが単純に楽しかったです。永夜抄の続編的な位置にあたる作品ですのでしっかりと読み込んで内容を頭に叩き込んでます。

個人的に良いと思った点を書いてみましたが、満足できなかった点もあります。
ずばり弾幕勝負が無かったところ、です。
上巻はイントロの部分でもあるので戦闘が控えめになるのは仕方ないですし、東方は世界観を重視された作品で弾幕が全てではないため仕方が無いのですが、白熱した展開が無かったのが物足りませんでした。
あと、紫を始めとする様々な妖怪たちの思惑が交錯する内容なので気合入れて読まないとよく分からないという人が出てきそうです。


読んで感想を書き連ねてみましたが、結局のところ言えることは東方好きなら是非買いだということです。CDもついて1000円程度なので高くはないと思います。
5つ星です。

これはひどい('A`)
正直微妙です
絵が個性的で賛否が激しいと思います。
そして東方シリーズが好きな人とっては突っ込みどころ満載だと思います。
背景が消えたり、重要な役割っぽそうなキャラもちょいしか登場しなかったり、漫画の半分以上は魔理沙と霊夢で埋まっていたり、時折公式で聞いたこと無いような能力や設定がでたりと・・・
人によっては1度読んでから飽きてしまうかもしれないです。

ファンには受けが悪い作品
登場人物の背景設定などが詳しく載っていない上、
「東方」とは細かい背景設定をかなり把握していなければ楽しめない作品なので、
ある程度知識の整ったファン向けの本でしょう。

とはいえ内容がちょっと…アレですので、賛否両論のようです。
ストーリーが進むにつれて、粗が目立ってきてるかも?

それでも、コアなファンでなければ読み流すにはいい作品かと。

「私は」満足です
私は買って得したと思っています。
1000円でこんなに引き込まれる内容の本が来るとは思っていませんでした。
しかし、これはあくまで私の感想です。
この本はレビューをある程度見れば分かる通り買う人を選びます。
入りの部分である上巻とはいえ弾幕ごっこがあるわけではありません。
あなたに嫁がいる場合は紅魔郷、妖々夢、永夜抄の中で更にその一部のキャラしか出てこない事も覚悟した方がいいでしょう。
けれど、最後は読んで見ないと分かりません。
迷っているならば買っても損したとは思わないと思います。

東方の世界観が好きな人にお勧め。
ある程度東方の知識に自身があって、東方の世界観が好きな方には非常にお勧めの作品。特にほかの方のレビューを見てもわかるとおり、東方の世界観が好きかどうかは非常に重要。「世界観とかよくわかんないけど、東方のゲームが面白かったから」とか、「東方が有名だったから、気になって。」というような、事前知識が十分でない方、ゲームシステム以外はあんまり気にしたことがない方が買うと痛い目みます。買うんなら世界観をよく理解してからがベスト。個人的にはとても好きな作品です。続編も期待^^

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はじめての人のFX(外国為替証拠金取引)基礎知識&儲けのルール―『通貨ペア』の選び方から『チャート分析』まで

良書
皆さんが仰っている通り基本は抑え内容に偏りはないが、個々の記述については内容が薄い
といった感想です。その分はじめての方には読みやすく最初に読む本としては最適です。
投資スタイルは十人十色です。したがってこれ以上踏み込んだ内容になると個人の投資スタイルによるところが大きいかと思われますので、基礎を抑えるには丁度よいボリュームだと感じました。

個人がFX投資をするのは長期的には自殺行為である。
本書ではFXの基礎知識やテクニカル分析の簡単な解説を行っている。

しかし、FXが超ハイリスク・ハイリターンの投資である、下手をしたらすべての蓄えを失ってしまうという恐ろしさは本書を読んでも、分からない。私の知人でも、再起不能の損をした人は後を絶たない。

為替は株式投資よりもはるかに難しいプロだけの世界の勝負である。本書を読んで、安易にFX投資を始める人が出てくることを強く危惧するものである。

FX投資の教科書
株式投資の本にありがちであるが、リスクについてあまり書かない種類の
本ではないという印象。
レバが利く分、リスクについても十分、書かれており、ウソがない本である。
しかし、これからの時代の対処法や運営方法について、もっと突っ込んでほしかった。

FXをこれから始める人みんなに読んでほしい
メルマガで人気の「ダックビル」さんの第2作。

初心者向けFX本は、内容がテクニカルか、ファンダメンタルどちらかに偏りがちですが、この本は、両者のバランスがよいです。

チャートの見方、経済指標の読み方、為替のしくみ等々、この価格で、基本をすべて盛り込んでいます。

初めてFXをする人すべてに読んでほしい、初めて読むなら、ダックビルさんの緑本、というほどの名著だと思います。

最適な入門書
いろいろな“入門書”と呼ばれるのもを読んでみましたが、

この本が一番、分かりやすいです。

特徴は、

・身近な例えなどに置き換えてイメージしやすくしていること。

・分かりにくい経済用語など、イラスト化して、関連性を分かりやすくしていること。

・取り上げる内容は、初めに理解すべきことをほとんど網羅していること。

この3点が、他の本と一線を画している点ではないでしょうか。

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チェ・ゲバラ伝

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チェ・ゲバラ伝

中身には関係ないが、、
読んでいて少し分かりづらい言い回しが多かったように感じる。
訳本を読んでいるみたいなところが多かった。
言葉の当て方や、一つの件に対する焦点の当て方。色々詰め込
みすぎで散漫になってる気がした。
そして、話の進行の前後など、僕はあまり気持ちよく読めなか
った。
同じ日本人なら土井さんの著書の方が素直に読めた。確かに贔
屓目なところはあると思うが。。
文章の書き方や好き嫌いで僕は単純にそう感じてしまった。


名前も知らない人でした
私にとってチェ・ケバラは名前も知らない人でした。
ちなみに30代です。年上の夫に、私の読んでいる本を見て
チェ・ケバラを知らない日本人なんかいるのか!!と言われ
ややむかつきながら、読みました。
初めて読んだチェの本としてはよかったですが、そんなに英雄なのかな??
まあ、知識として知っておく、肯定的で正しい知識を持つと言う意味では
有益でした。でも・・・今のアンダー40の人達ってあんまり知らないと思うよ
だから、そういう人は、おじ様たちに馬鹿にされないように読んでおくべきかな??

【濁りのないゲバラの手紙】
「世界のどこかでなにか不正が犯されたならば、
いつでも強く感ずるようになりなさい。」

ゲバラが子供たちに遺した言葉が、
今もどこかで読み継がれている。

Mr.レボリューション
細かな描写についてはフィクション・ノンフィクションあるだろうが、まず読み物として面白い。
また、本書を通して彼が選び辿った人生に心を揺さぶられた。人がここまで献身的で険しい選択をし、それを生涯貫くことができるのかと。
彼が敬愛される理由は、結果ではなくブレのない生き様そのものだろう。
彼を知るには持ってこいの一冊。

キューバ旅行
「キューバに一人旅に出てみよう。じゃあチェゲバラについて詳しく調べてみよう。」とこの本を読みました。実際にキューバで革命博物館を訪れてみると、チェの写真を見て涙が出そうになりました。いきなり「ゲバラ日記」を読んでも背景がわからず初心者向きではありません。この本には著者の強い愛がこめられていると感じました。

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バガボンド 29 (29) (モーニングKC)

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バガボンド 29 (29) (モーニングKC)

成長しつつある武蔵
これまで自分のことしか考えなかった武蔵が、沢庵との話すうちに自分を客観的にみていることに気づく。深いのは沢庵が柳生から聞いた話、「道を極めたなら刀は抜くまでもないもの。いかに鞘から抜かずにおくか、そのために死に物狂いで剣を振る」それと、沢庵が目を開いた時の話し、「生きる道は天によって完璧に決められていて、それでいて完全に自由だ。根っこのところを天に預けている限りは」それに対して武蔵が「俺は天とつながっている。しっかりつながるほど剣は自由で、無限だ」これまでの幾多の戦いを生き延びてきた中で、自分が大いなるものの一部で、それとのつながりを深く感じるときに強くて早い剣使いができると悟っていることに気づく。身体は深く傷ついているが心は一段成長した姿がうかがえる。

殺し合いの螺旋から逃れられるのか
七十人斬りを理由に京都所司代に捕まった武蔵。
武蔵の右足の傷は深く、修羅の剣の道を捨てる選択を迫られる。
沢庵和尚の禅問答のような問いかけの中で、武蔵は答えを見つけられるのか。
 
沢庵自身が、仏の道を生き漂白していく中で、悩み傷つきながら、「苦しみ、のたうち、間違いを犯し」と告白するシーンが印象的だった。

武蔵も、沢庵和尚も、人間みんな、同じだということ。
その中で一番「生な」荒々しい感情を持っている武蔵だということ。

武蔵の中に自分自身を含む人というものの答えを探しているのかも知れない。
ここに、武蔵を追い、気にかけ続ける沢庵和尚の気持の原動力がある気がした。

すべてをあるがままに受け入れる境地に至ったとき、天とのつながりを悟る光のシーンも印象的だった。

深い
「静」がこれほど壮大で
これほど説得力のあるものだということをこの巻は立証した
武蔵と沢庵の掛け合いは本当に深い
剣と人は似ているのかもしれない
自由で無限

これから「帰る」ところを作ったら
どうやって「帰る」ことができる?
というところとか
実に武蔵・・・いや
バガボンドらしい

最後の作者のあとがきも根底を突いていて実に深い



内面を描くということ
なんかの特集で読んだ
井上武彦はバガボンドを通じて言葉に表せないことを伝えようとしていると、。
情報化社会を騒がれるようになって幾月か過ぎましたがそんな時代だからこそ言葉にできない・記号化できない世界を描いているバガボンドという作品はやはりたんなるいちマンガを超えた影響力があるように感じます。
東洋はもとより日本はそういう祈りとか信仰心とか目に見えない世界を重んじる、そういう文化的な背景が歴史を追ってあり、そういう根本的なルーツと申しますか、戦後欧米を真似して経済的な合理主義というか をですね追いかけてきていまそういう状況に終止符を打ちこれから原点に回帰してしていこう・日本独自の次の成長曲線を描いてこうという大きな流れの中でみてみるとなかなか作者の洞察力とかも含めて説得力のあるシリーズになっているような気がいたします。
なんだかむずかしく言ってしまいましたが単純に武蔵と小次郎が好きなのでレビューを書いてるわけなのですが(笑)。
これからどういう展開をしていくか どう終盤につなげていくか 非常に楽しみです。

別の道。
それは、武蔵にとって命を、生きがいを捨てるということ。
他に選択肢がなくとも簡単には受け入れられない。
とりあえず、今歩いてきた道を見失わないよう、備える。

やはり、武蔵は剣を捨てる捨てないを悩んでいるようですが、
沢庵坊としては、命のやり取りを続けるやり方に疑問を投げています。
そこにズレが・・・
しかし、異なる道を進むもの2人。得たものの表現は異なるが
本質的には同じものだった!「天」

果たしてこの戦いで、武蔵は何を得たのか?苦しみと名声だけ?
得たものがわかったとき、どこに進むべきか見えるハズ。

わたしも武蔵の進む道の果ては地獄ではないと信じます!!


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バクマン。 1 (1) (ジャンプコミックス)

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バクマン。 1 (1) (ジャンプコミックス)

単調で賛否両論
まず最初に、これをデスノートを手掛けた作者二人が描いた作品だと思うなら、

少し何かが物足りなく、どこか首を傾げたくなるような、足りない印象になるのかもしれません。

物語の流れは、シュージンに半ば強引に、漫画家の道に引きずり込まれたサイコーが、

徐々にその世界へ熱を入れていき、最終的には二人で十八でのアニメ化を目指し、奮闘していくという…。

デスノートとは違って、最初からどこまでも、押し問答のような会話シーンが大半をしめているため、予想外のハラハラやドキドキは、あまりありません。

そのせいか、見る人によっては、単調でつまらなく感じてしまうような、そんな気もします。

しかし、話の流れが一定なわりには、何も考えず、イライラもせず読めるので、そこは、やはり構成の上手さを感じるような…。

シュージンとサイコーの会話は、どこか少し青っぽさがありますが、そこが逆に、学生らしい年相応な良い雰囲気を作り出しているようにも思えました。

どちらかというと、平行線な盛り上がりに、読んでいる側も、次第にふつふつと何かが沸き上がってくる、と言ったノリの漫画でしょうか。

ジャンプでは、良い意味で邪道だと思います。

小畑氏も大場氏に言ったのだろうか
作中にサイコー(絵を担当)がシュージン(原作担当)に
言ったセリフ

「自分の話にあったネームを描くんだ
 文章だけで原作ですって言うなら
 小説家になるか他のやつと組んでくれ」

このセリフを。

漫画家としてジャンプでデビューして連載を持ち、敗れ去って原作で
よみがえった大場氏のフィクションとリアルが交差して引きつけられた。
主人公たちの動機は不純でも根っこは熱い。

面白く読ませてもらってます。

宮崎アニメの続きを見るように...
宮崎アニメに「耳をすませば」という映画がある。
中3の主人公、月島雫がバイオリン作り職人を目指す天沢聖司という少年と出会い、自分も物語作家を目指そうとする話で、ラストで中学を卒業したらバイオリン作りの修行のためイタリアに行くという聖司から、「いつか一人前になって戻ってきたら結婚して欲しい」とプロポーズされ、雫がOKして映画は終わる。

「バクマン。」では、中3の主人公の真城最高(サイコー)が友人の高木秋人(シュージン)と組んでマンガ家を、彼女の亜豆は声優をそれぞれ目指し、サイコーたちのマンガがアニメ化され、そのアニメで亜豆がヒロインを演じるという夢がいつか叶ったら結婚しよう、というところから話は始まる。

主人公たちの目指す夢こそ「耳をすませば」とは異なるものの、中3の恋人同士が互いに夢を目指し、その夢がいつか叶ったら結婚しようという設定は「耳をすませば」にそっくりで、映画の続きを見るように毎週楽しんでいる。
しかしまぁ、そんな風にこのマンガを見てるのは、私ぐらいなんだろうな、たぶん。

期待していましたが…
漫画についての話はそれなりに面白いのですが、下記の点が引っかかり、自分としてはあまり楽しめませんでした。
リアリティ云々は置いといて、メインの登場人物に魅力を感じられません。自惚れで、他人を見下すなど現実的ではありますが、正直どうかと
最高と秋人の漫画家を目指す理由が、好きな女の子と結婚する為の踏み台だったり、「大物になりてー金持ちになりてー」など
まあ、今時の中学生なら考えそうなことですが
純粋に、夢を与えたいなどの動機に比べれば、あまりにも不純すぎやしないかと。真剣な人は苛つくかも…
前作「DEATH NOTE」ではあまり気にならなかった、作者ならではの女性軽視も炸裂していましたね。
女はこうあるべき、賢い女とは、こんな女は馬鹿…云々作者の持論が痛いほど突き刺さってきましたね。漫画について関係ない皮肉がよくもこう書けるものかと
作者の描く頭の良い登場人物が、作者の思考が投影されまくっている上に、誰でも思いつくようなことだから非常に滑稽に見えてしまうのが痛い。その滑稽さを主人公たちの若さ故の…みたいな意図的なもので描いているなら良いのですが…
これから面白くなるかならないかは、主人公たちの風当たり次第ですかね。

約束を実現させるために
才能がない主人公が才能のある者達に囲まれ、苦悩しつつも努力しやがてトップを取ることを夢見る。

飛び抜けた才能を持つ主人公が才能のない者達を率い、底辺から並みいる強豪を破りトップを取ることを目標とする。

そのどちらも、漫画ではよくある話だ。
固定化されたストーリーの展開ともいえる。

しかし、この漫画はその中において異質ともいえるものである。

主人公・真城最高は絵の才能がある。幾度も賞をもらっているほどだ。
同じく文章で賞をもらうほどの才能を持つ高木秋人と組んで漫画家となることを目指すこととなる。

しかし、才能のある二人が組んでも、漫画家になるのは容易ではない。
スポーツやバトルマンガであれば目の前に立ちふさがる敵を倒せば先に行ける。そしてトップになれる。
しかし、それはあくまで一対一だ。

漫画家という職業は、数え切れないほどの読者に自分の作品を読んでもらい気に入られなければならない。
ストーリー・絵は勿論、終着点に、そこまで至る伏線、コマ割り、登場人物が持つ魅力など数多くの要素をペンで表現する必要がある。

自分が面白いと思っても、他の人には受け入れられないことだって多い。

しかし、この二人はめげずにただひたすらまっすぐに進んでいく。

彼らが驀進していく漫画。これからの展開が楽しみな作品である。

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この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ) (よりみちパン!セ)

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この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ) (よりみちパン!セ)

たしかに西原最高傑作だ
他の方も述べておられますが、著者の最高傑作と言い切ってよいでしょう。
もちろん西原には多数の最高傑作があるのですが。

なぜ自分が「最高傑作」と思ったか、以下に列挙してみます。
■まず彼女に「伝えたいこと」があって、それがきちんと伝わってくるから。当たり前かもしれませんが、なかなかないんですよ、これが両方そろってる本って。
■表現がこのうえなくダイレクトでシンプルなのに、乱暴さや粗雑さをまったく感じない。これは名人の芸だ。
■いろんな作品で展開された西原のいろんな世界が、1冊230ページに凝縮されている。単なる自叙伝ではありません。著者の言葉を勝手に借りれば、「生きざま」です。
■本書を読むことで、自分と世界のつながりを再確認できる。再構築しようという気になる。
■もちろん、単なる気晴らしにもなる。あー面白かった、とパタンと本を閉じて忘れたっていい。それでも何かが残る。

このおばはん(と言っても実は自分も同い年なのですが)の話をずっと聞いていたい。そう思いながら、ゆっくりゆっくり読みました。非常に充実した時間でした。本書を買って本当によかった。

確かに子供に読ませたい内容
本を買うと、その出版社の書籍を紹介した紙切れが入っている物ですが、それを見て初めて解りました。
「よりみちパン!セ」とは中学生〜大人を対象としたシリーズなのですね。それで総ルビだった訳です。

自分も不惑を目の前にし、子供を育てる身になってこの本で語られている事がよく解ります。貧困や暴力に
追い立てられる生活は思考能力を奪うのも本当です。自分自身がそうでしたから。今になれば「働きながら
勉強するって手もあるじゃないか」と解るのに、中学・高校生の頃の自分は「働くしか無い」と思い込んでいた物です。
将来の夢を見て、その為に何をしたらいいんだろうとか考える余裕があれば、堅実に生活して行く為の
お金を稼ぐ為に自分はどう動くか考える事も出来ます。それには、まず金持ちじゃなくてもいいから
「平穏な暮らし」が何より必要です。

でも、スタート地点が平穏でなかった場合の突破口を見つける為に、西原理恵子がやって来た事は参考に
なると思います。だから今、貧困や暴力にさいなまれる生活を送っている子供にこそ図書館で借りてでも
読んで欲しいし、自分の子供にも「大人になって食べて行けるだけの力を付ける為にはどうしたらいい?」
を考える切っ掛けとして読ませてあげたいです。

絵が下手でも、下手なりに仕事のフィールドはある。最下位でも最下位なりの戦い方がある。
だから、いい学校に行けなければいい会社に入れずいい生活が出来ない訳じゃない。
いい学校に行けなくても今の自分の力で始められる事、伸ばせる事はきっとある。変にプライドを持って
選り好みせず、トコトンぶつかって行け!自分の子供にもそう教えたい物です。

本文のラスト3ページではやっぱりウルッと来てしまいました。もちろん、鴨ちゃんの事なのですけどね。
何で見たのか忘れましたが、武田鉄矢の母親がこんな事を言っていたそうです。
「貧乏は病気だ。ただ1つの特効薬は学問だ。でも即効性は無い。」

好きなことでお金をかせいで好きなごはん毎日食べる
「カネ」を軸にしたサイバラの自叙伝ともいえる作品です。

・ちょっと前までの地方でも人々の生活。
・お金が生み出す数々のドラマ。
・自分の人生を歩むキッカケ。
・「カネ」がもたらす自由。
・「カネ」がもたらす恐怖。
・世界の「カネ」事情。
・「カネ」を稼ぐということ。

誰もが貧乏だった昭和の頃から、誰もが豊かになった平成の時代を生きた大人にこそ読んでもらいたい1冊です。

「生きる!」ということを真剣に考えさせられました。

こんな時代だからこそ、自分の足元をしっかり確認するためにおススメです。

女性の視点で書かれています。
2時間で読み切れます。
私が一番印象に残っているのは、「やりまん」の話です。
自己評価の低い女の子は、「やりまん」になりやすいらしい。
少し男の子に優しくされると、「こんな私でも優しくしてくれるんだ。」と感じ、
その結果、簡単に体を許してしまう。

男の私にとって、「なるほどなー」っと考えさせられました。
まあ、考えてみれば確かにそういうことってあるなーと思いました。
それから、貧乏は病気であって、そうとうの覚悟がないかぎり子供にも連鎖していくという作者の論法にも納得させられました。

この本は、お金の話というより、作者の貧乏生活の実体験や感じたことなどがまとめられたエッセイだなと思いました。

子供に読ませたい
まだ子供はやっとひらがなを読み出した年齢なので、読むことはできないが
読書を楽しめるようになったらすぐにでも読ませたい。
他の方のレビューでもこの本を読んで泣かれた方がいるようですが、私も泣け
ました。正月早々良い本を買った。

思春期に頭でっかちで意味も無く悩んでいた時、こんな本があったらもっと
頭も心もシンプルに強くなれたのではないかと思う。

漫画も好きだけど、この本には西原さんの人柄と品の良さがつまっています。
ますます好きになりました。





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蟲師 10 (10) (アフタヌーンKC)

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蟲師 10 (10) (アフタヌーンKC)

降幕か・・・残念だ。
 
 「ヒトは山から外れていく事となる山の声の届かぬモノになる」

 「そんなモノがあっていいのか」

という蟲の言葉にギンコが発した

「外れはしない 決して 
    ヒトも ヤマの一部にすぎないのだから」
 
という言葉が印象深かった。
 
 山に育まれたヒトが良い意味で独り立ちを始めたのか?

 それとも、自然から外れた異質な存在に変貌しようとしているのか?

 これは現代にも通じるテーマではないのか?
とても考えさせられる。



唐突すぎやしませんか?
友達から紹介され読み始めてから毎年1刊の発売を楽しみにしていました。
終わり方としては中途半端な感じがします。まだまだこれからと言ったところで終わってしまい、自分としては「あれ?もう終わり?」という感じです。
伏線が色々とあったにもかかわらず、謎の残る終わり方になってしまったと感じました。
大好きな作品なだけに、少し残念です。

降幕の刻
泣かせようとしてるわけじゃないのにすごい感動してしまった。
この世には見えるものがあり、見えないものがあり、すべてのものに居場所があり、死があり、繋がっている。
それは今でも変わっていないけど、忘れてたそれを思い出させてくれる漫画だった
10巻で終わるのも区切りが良い。
大好きな漫画なので是非読んで欲しい。

ありがとうございました
8年前に第一巻を読んでからずっと生きていく楽しみのひとつでした。
数少ない心の底から愛した作品が終わりを迎えたことは寂しく思いますが
私にとって永遠に色褪せる事のない最高傑作であり
蟲師という作品に出会えたことを本当に嬉しく思います。
第一話から最終話まで、すべてのお話が大切なことを伝えてくれました
作者である漆原先生には心の底からありがとうと言わせて頂きたいです。
最高の作品と、それと共に過ごせた夢のような時間を、ありがとうございました。





まだまだ続く日常感が良い最終巻
さらっ と読んで、
後で表紙帯を見て、除幕だと知った。
ギンコの旅はまだまだ続くが、物語はここで語り終わる。
そんな日常的な終わり方が良いなと思わせる最終巻。

ほぼ1話完結で描かれる短編の中には、唐突に不幸に見舞われた、しかしごく普通の人々が大勢出てくる。彼らに何ら罪はないのだが、その不幸が、自身が犯した何らかの過ちのせいではないかという概念に囚われたりすることもある。
しかし、自然の摂理は、誰に罪を与えるということではなく、様々な不思議を我々に見せてくれるのだということ、目に見えない何かや、世界の恩恵や被害を受けつつ生活しているのだということ、人間であるがゆえに、そんな世界に悩んだり、傷ついたりふるのだということを淡々と描いている作品であった。

10巻に収められた、最後のお話となる、銀の雫は、神のような存在となっても(山のヌシ)
人間の心を忘れられずにいた少女とその温かい家族の姿を描いていて、胸を打つ。エコエコと叫ばれる昨今だけど、自然とちゃんと共存していた時代が、この国にはあったのかもな〜。


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コペルニクス的脳の使い方
本書は認知心理学の見地から、如何に自己実現を行うかが述べられているところが、凡百の自己啓発書とは違うところである。

ご一読をお勧めしたい。

自分を高みに持っていく、実践的な方法論でしょうか

より良い人生を望む人にとって

大切なもの
チャンスは、いくらでも転がっている

ただそれは
あなたが変わらないと見えないものである

あなたが変わるのを妨げているもの
それを自分で気づいて見つけるには、、、


本文にしても、CDにしても
実践のための大切なポイントは
後半にまとめて出てくる傾向があるので
前半専門用語が出てきてわかりづらくても
一度、全体を流し読みしたほうが良いかもしれませんね。

簡単な事しか書かれてないので実戦してみます
妙にピンクが目立つ表表紙に違和感を持ちながら読み始める

なんだか聞いた事の無いカタカナ専門用語が次々出てきて、一瞬不安になる

「買う本間違えたかなあ?」

が、書かれている事は前向きな事や具体的な事なので、とりあえず読み進めると徐々に秘密が明かされる

具体的な内容は読んでのお楽しみだが、何故そうする必要があるか分かりやすく事例が紹介されている

価格も1500円(税別)だし読むのに時間がかかるボリュームでもない

こんな事できないよ、といった事も書かれていないので騙されたと思って実践してみる

さて、結果はどうでるのだろうか??





そこいらの成功本より
わかりやすくて良いです。

付属のCDの

苫米地氏の「でしょ?」のセミナーでぐいぐい引っ込まれます。

これだけでも買いです。

ただし、あくまでも根本的な内容で

考え方までです。

そして実践的な話しは最後の章くらいです。

CD付きでお買得
本書はCD付きでお買得な値段かと。本そのものの内容は、これまでの本の総まとめのような形。初めて苫米地氏の本を読む方には用語の説明がもの足りず、すでに数冊読まれている方にはどこかで読んだ内容に感じると思う。が、CD付きということと、いままでのまとめとしてすっきりまとまっているということで評価は5にしてみました。




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作っておくと、便利なおかず―スピード・作りおきおかず

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作っておくと、便利なおかず―スピード・作りおきおかず

私でも実践できました!
料理の本はたくさんあるけど、要領よく、楽にできる品ばかり載っている本はこの本が初めてです。
週末、時間があるとき、安売りの時に食材を買い、ベースになるおかずを作って冷凍。
アレンジも3通り載っているので、飽きることなく使い切れます。
これさえあれば、疲れて帰ってもささっと自炊できます。
ちなみに、我が家では「牛丼の素」をベースにしたメニューが人気。
「牛丼」「肉豆腐」「レンジ肉じゃが」のアレンジです。
本当にすべてのページが参考になります。

定番中の定番メニュー
ふだんあまりしょっちゅう買い物に行けないので、まとめて作って冷凍しておけるおかずのレパートリーを増やしたくて購入しました。作りおきできるおかずとして味の濃い目のお惣菜があげられています。きんぴらやマリネ系サラダなど、野菜が多く使われているレシピでいいなと思いました。お弁当への展開の仕方がのっていたり、写真もきれいで、一冊の本としてはなかなか充実していると思います。ただ冷凍できるおかずとして、肉だんご、肉みそ、とりそぼろ、ドライカレー、ハンバーグ、ミートソース、煮豚、ゆで鶏、ひじき煮などがあげられていますが、それはもう他の作りおきレシピの本で何度も紹介されている定番メニューばかりで、うちでもよく作るものばかり。新しい発見がなくてがっかりです。逆にその手の本を読んだことない人にはとてもいいと思います。以下類似本比較。
『魔法使いの台所』婦人之友社→実用派、家庭科の教科書みたいだけど内容が濃い
『時間をかけない本格ごはん、ひとりぶん』有元葉子さん→おしゃれでヘルシー、有元さんは他にも作りおきできるおかずの本を何冊も出してます。
『作っておくと、便利なおかず』→カジュアルでわかりやすい。

使える!
届いてすぐ、いろいろ作ってみました。おいしいです!
家にある食材でつくれるつくり置き惣菜が紹介されています。
短時間でおいしい夕食や、お弁当が作れますよ。
おすすめできる料理本です。

友人にすすめまくってます!
本当に「使える」料理本だと思います。とくに保存日数の目安やベースおかず+アレンジが載っているのが便利です。仕事から帰って食事の支度をするのは大変ですが、この本のお陰で、冷蔵庫やフリーザーに常に作りおきのおかずをストックするようになり、とても楽になりました。仕事している友人にも奨めてますし、結婚祝いに贈ったりしています。

まとめ作り本の中ではベスト。
いわゆる、ご飯をまとめて作るタイプの指南書としては、最高のデキだと思います。
仕事と育児をかけもつ私には、手放せない本となっています。
写真とデザインも親しみやすくて、面倒くさい料理作りが少し楽しくなりました。

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ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

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ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

読むたびに・・・
この本を作成するためのリサーチチームに参加したいと思える程、
長期間に渡ってのリサーチから面白い法則をわかりやすくまとめている。

続編と思いきや
『ビジョナリーカンパニー』の続編・・・
っと思いきや、ちょっと違う。

前編の『ビジョナリーカンパニー』では創業から、どのように長い間を通していき続け、大企業になっていったのかを探っている。
それに対して、今度の『ビジョナリーカンパニー2』では、一般的な普通の企業が、どのようにして急激に成長したのかを探るものである。
近いような近くないような不思議なところはあるけど、会社の基本思想であるコアな部分では、繋がっているような気もする。

どちらにも言えることは、TOPの姿勢だ。
お金儲けのため、自分の地位の確立や名声のために、会社を作ろうとする経営者(これ、本の中では第四水準以下の経営者)ではダメで、自分の欲望は無く、会社を作ることで、従業員や地域に貢献ができることだけを願う経営者(これ、第五水準)が居てこそ、急激に成長したり、偉大で永続的な企業を作れるという。

うーん、わかるような気がする。
だって、働いている人たちが幸せに感じることができることが、まず欲しいものね。
その幸せって、自分が社会に貢献していること、つまり、自分がその会社で働くことで、社会に必要とされていることが感じられるってことのような気がする。

きっと、生まれてきて何かの使命があるはずの人間は、その答えを求めて生き続けてる。
そりゃ生活するのにお金は必要なことだと思う。
だけど、その先には、自分は、なぜ、この世に生まれてきたのだろうかと考えるはずで、その答えを多くの人は、きっと仕事に求めると思う。

第五水準の経営者は、それを理解していて、究極の幸せを味わっているのだろう。
そんな経営者であるべきだと本書は、説いてある。

前編同様、すんなり読めてしまう読みやすさがいい感じでした。



これだけの事を2千円ちょっとのお金と数時間の読書で知ることができるなんて!!
なにしろびっくりした

莫大なデータに裏づけされた数々の事実を順を追って読んで行くたび、「うーん、なるほどねえ」と何度もうなってしまう

書いてある内容も、そんなの無理無理みたいなことは全くなし
また、この点は訳者の力だろうが、難解な表現・理解不能な点も全くなし

具体的な内容については、各自読んでいただくとして、一点だけ
結局、正しいことを着実にこなしていけば企業は偉大になっていく、ということが明確に語られており、読書後非常に気持ちの良い本だった

市場の変化のスピード等を言い訳にせず、各自自分の置かれている立場立場で実践していってみよう


「偉大」に飛躍する為に!!

必読
優良企業が超優良企業になるためには
どうすればいいのか?

1で語っていたのは、元々超優良企業の資質をもった
企業だったかも知れないので、2では、
とりわけ光るものがなかった一般的な企業が、
優良企業→超優良企業へと変化したプロセスから、
何かビジョナリーカンパニーなのか?

を分かり易く分析しました。

自分のためのメモみたいになりますが、
2でいいたかったのは、こんなことです。

・第五水準のリーダーシップ。
・最初に人を選び、その後に目標を選ぶ。
・厳しい現実を直視する。
・ハリネズミの概念
・規律の文化
・促進剤としての技術
・悪循環ではなく弾み車

特に解説はしませんので、
詳細は、是非読んでください。

1を読んでなくても、十分楽しむことができますので。。。

時間のない人は、P.313-P317くらいまで読めば、
1との違いがざっくり分かると思います^−^

経営者だけでなく、凡庸な人材を抜け出したい個人にも役立つ
本書に関するレビューを見ると、紹介するべき内容はほぼ出尽くしているようですので、違った切り口で考察いたします。

偉大な企業になる際必要なもののひとつに、「針鼠(はりねずみ)の概念(3つの円の中の単純さ)」というものがあります。3つの円とは、

1.情熱をもって取り組めるもの
2.自社が世界一になれる部分
3.経済的原動力になるもの

で、この3つの円の重なる部分を深く理解し、その分野に思い切って事業を集中することが偉大な企業への道である事を示していますが、これは何も偉大な企業になるためでなく、凡庸な人材が偉大な人材へ抜け出すための法則ともいえるのではないでしょうか。
 つまり、自分のしている仕事について振り返ってみるのです。

1.自分の仕事に情熱を持っており、仕事が好きでたまらず、仕事をやっていること自体が楽しい(毎朝、目覚めて仕事に行くのが楽しく、自分の仕事に誇りを持っている)。
2.持って生まれた能力にぴったりの仕事であり、その能力を活かして、おそらくは世界有数の力を発揮できるようになる(自分はこの仕事をするために生まれてきたのだと思える)。
3.その仕事で十分な報酬が得られる(これをやってこんなにお金が入ってくるなんて、夢のようではないかと思える)。

という三つの円の重なる部分を見つけて仕事をしていけば、凡庸な人材が偉大な人材になる可能性があるという事なのです。偉大な人はなかなか居なくとも、可能性のある人は案外身近に居るのではないでしょうか。そんな人は「針鼠(はりねずみ)の概念」で、浮気をせずに今の仕事に集中している事が肝要だということです。まだ若く、自分の3つの円を把握できないのであればまず、それを深く理解し確立する努力が必要なのでしょう。

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暴走する資本主義

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暴走する資本主義

私たちは、超資本主義の被害者であり、且つ加害者であるとの気付き
 私たちが消費者として、またファンドなどを通じた株主として企業に利益をもたらし、企業はその利益でロビー活動を行い、利益を阻害するルールを排除するよう政治に働きかけ、議員は銭を伴わない有権者の声よりも企業の声を代弁することで、私たちは消費者・株主として企業より利益を得る事ができるが、市民としては生き辛くなり社会的悪影響も得る。

 まるでじゃいけんのようだが、技術革新・グローバル化・規制緩和がこれらの超資本主義を推進させており、その暴走は個人的ではなく社会的選択にする法律や規制で止めるしかない。
 それにより商品価格の上昇や株主配当の減額はあるだろうが、企業はレイオフを減らし、労働者の団結権を保障し地域社会や環境の変化への対応に向かい、私たちは市民としての心の安寧を得る。

 欧州向け日本車に横からの衝撃を和らげるサイドビームが導入されたが、同種の国内仕様でそれがなされたのは時間が経ってからであったように、ルールはニーズに優先する。
 企業の社会的責任や企業統治、災害被害者への寄付などをもって、善の面があるかのように錯覚するが、それも消費者・株主の利益を最小限の手段で最大限上げる戦略の一つに過ぎず、NPO等からのバッシング・不買運動もまだ社会的責任を果たしていない企業を優位にするだけとなれば、規制をかけられる議員をより多く私たち有権者が輩出する以外、自分で自分の首を閉め続ける手を緩める方法は無い。

 日本は、米の年次改革要望書に沿って民主主義を奪われてきた。
 日本初の総合民間ロビーファームも現れ、ここ10年で30万人以上の自殺者もでている今、民主主義と資本主義の妥協点を考える教科書と本書はなる。

頭から離れられない
ちょっと、私には荷が重いテーマなものの、とても考えさせられる内容であり、頭から離れられないです。

今日の一部の最富裕層にのみ富が集中する格差の問題等、「市民」としての私たちにとって望ましくないことが起きてきているのは、 超資本主義の力がますます強まり、民主主義の力が失われていることによるのだとのことです。
しかし、そのような状況を生み出したのは、少しでも安いもの、少しでも多くの儲けを要求する、消費者であり投資家である他ならぬ私たち自身なのだとの指摘。

その前半部の、現在起きている問題とその原因の捉え方は鮮やか。
何か漠然と感じていたパラドックスのようなものを見事に説明してくれており、
資本主義と民主主義の関係・状況、私たちの二面性、という点について
言われてみて気付かされ、それだけでも非常に味わい深いものがありました。

しかし、もっと驚くべきは後半部で、その解決策。
「企業の社会的責任」では、解決にならない、というところが目からウロコで、また、果たして全面的に受け入れてよいのだろうか?と考え込んでしまうのです。
そして実際、物議を醸しているようですが、、、。

それにしても、ものすごい説得力!
私は説得されちゃいました^^


経営ビジネスという観点から会社の方向性を決める立場の人にはぜひ読んでもらいたい本。
 アメリカ発の金融クラッシュが現実のものとなりつつある今日。
 なぜそうなったのか、本質的な問題にひとつの答えを出しているのが本書である。
 そのことを、クリントン政権での労働長官、そして、今や、オバマ候補の政策ブレーン
 というアメリカの政策に大きな影響力を持つ著者が述べていることの異議が大きいと思う。

 異常なまでの超資本主義国家を作り上げ、自ら破綻の道を歩んでいるかのように
 感じる現代のアメリカ。本書を読んで感じるのは、国家も組織もバランスを
 崩すと持続可能とは程遠いクラッシュに向かってしまうのだなという点である。
 経営ビジネスという観点から会社の方向性を決める立場の人にはぜひ読んでもらいたい本。



クル−グマンはライシュを「政策プロモ−タ−」と批判してます。
ライシュがオバマ政権に参画するという情報が本当なら、
読んでおく必要はありますね。ただ、08年度ノ−ベル賞の
クル−グマンはライシュ氏を経済学の専門家ではなく
弁護士上がりの、政策プロモ−タ−だと批判しています。
経済政策を売り歩く人々―エコノミストのセンスとナンセンス
政権に影響力のある人間がどんなに
いい加減か知るためにも読んでおく必要はあるでしょう。ライシュの前作
ワ−クス・オブ・ネイションズ
ザ・ワーク・オブ・ネーションズ―21世紀資本主義のイメージ
もベストセラ−だったし。文章が巧みであるとは思います

卓越な事象の説明
多くの個人が二面性をもっていて、それが本人の意思とは別に企業や政治を動かしている。という議論は極めて説得力があります。 確かにその通り。僕も近所の電気屋さんじゃなくて量販店でテレビを買います。

でも何が起こっているかの説明にページをとられすぎ対策についての議論がやや弱い。(一部事実が違う云々は本質とはあまり大きな問題ではない気がします)
日本の場合は米国ほどロビイストは多くないけど、それは政治家が政策立案能力がないってことを暗黙知として皆知ってるから。
頑張っているのは農村の人達と建設業界ぐらい? 地方の活性化という美辞の下。
日本においては真に政策を作る力を持ってる(であろう)お役人様を企業が接待することで自社、自分の業界の利益導入をしているってことなんだなぁ、とこの本を読んで思いました。 無駄金の絶対額の少なさという意味ではまだ日本の方がましかもしれない。50歩100歩ではありますが。 

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生声CD付き [対訳] オバマ演説集

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生声CD付き [対訳] オバマ演説集

素晴らしいです!!
英語はどの学習法でも挫折してきましたが、これならなんとかなりそうです。内容が明るくて勉強していて気分がよくなるからかもしれません。オバマが難しい言い回しを使わず、小さいアメリカの子供が聴いても胸に届く感動する演説だからだと思います。繰り返し強調する表現も用いていたりしていて、何を伝えたいのかも明白です。2004年民主党大会基調演説「大いなる希望」を聴いた聴衆の中には、感動のあまり涙をこぼした人がいるのも分かります。私も、アメリカに生まれ、あの場にいたら、泣き出してしまうかもしれません。それくらい、素晴らしいです!

オバマ氏のスピーチが優れている理由が分かる本
 「誰もがオバマのスピーチは優れていると言うけれど、一体どこがそんなにいいの?」と不思議に思っている方も多いと思います。本書では、オバマスピーチの秘密を
1.実演 2.再現 3.イデオグラフ
の3つの観点に分けて分かりやすく解説しています。その観点をもとに付属のCDを聞いてみると、なるほどオバマ氏のスピーチが聴衆の心に響くワケがはっきりと分かります。また本書には、スピーチの日本語訳・単語集・ボキャブラリーチェックがついているので、今世界で一番"旬"な人物が語る"旬"な情報や考えを、日本語で理解することができるのでお得です。
 ただし、多くの方がレビューに書かれているように、4本の演説中3本が部分収録のため、若干不満が残るところです。せめて、オバマ氏がマケイン氏を破った勝利演説は全部収録してほしかったです。約17分の勝利演説が7分20秒しか収録されていないのは悲しい限りです・・・。まぁ、YouTubeで"obama speech"と検索すればフルバージョンの動画をいくらでも見ることができるので、我慢しましょう!

 ちなみに、オバマ氏のスピーチは、速度もゆっくりで発音も明瞭なので、英語学習者にとっても最高のリスニング教材になると思います!

スピーキングの口調まで似てくる
英会話教材として購入したが、興味の低い人物のスピーチ集をしぶしぶ聴くのとは全然躍動感が異なる。あのテンポの良い口調がいつでも堪能でき、内容も外国人にも理解できるような標準的な文章が多いように思う。聴衆を虜にする彼の演説テクニックも、参考になるかもしれない。

英語学習教材を逸脱したものがある。
 これまでアメリカ大統領演説などは自分の英語学習には入れてこなかったけれども、iPodでCNN Student NEWSを見るようになってから、オバマに興味を持つようになり、この教材を購入した。まだ、本書の半分までしか学習し終えていないが、本書で彼の生い立ちを知り、オバマの演説を聞いていると、自分がアメリカ人でもないのに、感動すらする。今から、最後の勝利演説まで学習していくのがとても楽しみ。英語学習教材を逸脱したものがある。

 見開きで英文と対訳が掲載しており、各見開きのページに合わせて、CDのトラックが分かれているので学習しやすい。文法の説明は皆無だが、語彙や表現等の説明はしてあるので、高校生ぐらいの英語で十分対応できると思う。何より、オバマの声はとても聞きやすい。

 この教材と併せて、YouTUBEで「OBAMA」と検索すれば、本書に収録の演説等が動画で閲覧できるのでそれもお勧めです。



なぜアメリカ国民はオバマ次期大統領を誇りに思うのか・・・
マルコム・アール・リトル(後のマルコムX)は、成績優秀な児童だった。
中学2年の時、先生から将来の職業について聞かれ「弁護士になりたい」と答えた。
親切な白人の先生は、マルコムが弁護士になれない理由を丁寧に説明してくれた。
ショックを受けたマルコムは次第に勉強に興味を失い、不良青年となり強盗の罪を犯す。
刑務所内で初めて宗教に接し、その後哲学や黒人史等を徹底的に勉強し、自分がいかに
社会の問題を理解していないかを知ったのだ。
刑務所から出た後、彼はマルコムXと名乗った。(マルコムXとは自分の祖先はアフリカ
から連れてこられ、本当の姓さえ奪われている。という激しい抗議を意味するものだ)
彼は、キング牧師とは反対の分離路線をとり続け、白人や、問題意識のない同胞たち、そして
無知だった自分自身に怒り演説を続けた。マルコムXの演説は黒人たちに大きな影響を与えた。
カシアス・クレイが自身の白人風の名前を捨て、モハメッド・アリと改名し、兵役を拒否し
ボクシングのタイトルを失ったことは有名だ。

アメリカの社会問題は非常にデリケートだ。私にそれを語る資格があるとは到底思えないが
今、ここで弁護士出身のオバマ氏の演説を聞くと涙が止まらない。

2004年の民主党大会基調演説で「黒人のアメリカも、白人のアメリカも、ラテン系の
アメリカも、アジア系のアメリカも無い。あるのはアメリカ合衆国なのだ。」と語った
オバマ氏にアメリカ国民が熱狂した訳が、私にはほんの少しだけ分かるような気がする。

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