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ちはやふる 7 (Be・Loveコミックス)

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ちはやふる 7 (Be・Loveコミックス)

祝「このマンガがすごい!2010」オンナ編1位!
7巻も名言、名場面目白押しで、どこが良かったか挙げていったら全部に
なってしまうけど、あえて挙げれば太一が原田先生に言った一言。
目頭が熱くなった。太一カッコよすぎるよ。新にも見せ場を作ってやらなきゃ、
釣り合い取れないよ。

(実際、「このマンガが・・・」の末次先生の話によれば、最初は新の人気が
ダントツだったのが最近は太一の株が急上昇で二人の人気は拮抗してるらしい)

良かったところ、もうひとつ。天才少女・梨理華ちゃんとの一戦。

梨理華ちゃんのひたむきさ、子供らしさ、お母さんの思い(ステージママじゃないところがいい)、
千早の思いやり。試合だけじゃなくて、そういう諸々のことにジンときた。

***

2010年1月にBSで放送される名人戦、クイーン戦はもしかしたら、
ちはやふる効果で視聴率アップかもしれない!(笑)

コミックスとBELOVE本誌を買うと瑞沢高校グッズプレゼント
第2弾をやってたけど、次はぜひともダディベアグッズを扱ってほしい(スノー丸も)。



あれは青春ですか?
小倉百人一首の競技かるたをテーマとした
『ちはやふる』の最新巻(7)がでました。

今回は本当に密度が高く、素晴らしかった。
何度も泣きそうになりました。

説明はしません。
読めばわかる。

「やりたいことを思いっきりやるためには
やりたくないことも思いっきりやんなくちゃいけないんだ」

(ノ_・。)

「なんだっていい
かるただってなんだって
なにかを大好きになってほしい
自分を大好きになってほしい」

(ノ_・。)

「先生おれは
A級になるより
逃げないやつになりたい...」

(ノ_・。)

名言の嵐です。


漫画友達の女子カメラマンから興奮のメールがきました。

「あれは青春ですか?青春ですよね !!」

うむ。
まさしく青春である。




太一
今巻は太一が良い!
ということで、太一ファンには必見です。


何か足りない
好きだし面白いんだけど何か今一つの印象。もうちょっと和歌の意味とかと絡めてほしいなぁ。あと肉まんくんと机くんなどの美形ではないキャラの描き方が何となく…(愛してるんだろうけど)。まぁ内容はいいと思うが入り込めない。

夢中になれるものがあって、ともに進んでいく仲間がいるって、素晴らしいな
 千早(ちはや)に太一(たいち)、奏(かなで)、机くんに肉まんくんの瑞沢(みずさわ)高校かるた部の五人に、新(あらた)を加えた六人が、互いに競い合いながら強くなっていく姿がいいですね。千早と新をはじめ、その胸の底にあるのは、「わたし、かるたが好きだ!」っていうひたむきな思い。本巻では、「一緒に強くなりたいんだ」という肉まんくんこと西田優征(にしだ ゆうせい)の独白が記された76頁から、千早がかるた部のほかの四人から髪をわしゃわしゃされて、「かるたが好き」の気持ちをあらためて噛みしめる79頁まで。その四頁に、ぎゅっと胸を掴まれました。

 ともに成長していく仲間がいる彼らに対して、クイーンの若宮詩暢(わかみや しのぶ)、名人・周防久志(すおう ひさし)のふたりは、孤高の才能で他を圧倒するっていうか、一匹狼的な桁外れの実力を持つ人物として描かれていますね。「普通にやってたら、とても太刀打ちできないや」ってさじを投げたくなる二人に向かって、千早、太一、新が挑戦していくという話の構図。かるたの仲間と切磋琢磨しながら、ひたむきに、前向きに進んでいく彼らを見ていると、自然、胸が熱くなってきます。こんなにもひたむきになれるものがあるって、本当に素晴らしいなあ。

 巻末の「おまけ四コマ」漫画も楽しいっすね。本書と同時発売の作者の別シリーズ、『クーベルチュール 1 (Be・Loveコミックス)』との横のつながりもあったりして、ウケてしまった(笑)

 ところで、この『ちはやふる』シリーズのイメージを四字熟語で言うとしたら何になるかなあ? と、考えてみました。“一生懸命”というのは四字熟語ではないですね(汗) “無我夢中”ってのはいかが。いや、それは千早たちキャラのイメージであって、作品のイメージではないでしょう、ってごもっともごもっとも。持つべきものは友、ですね(Bomb)

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脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)

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脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)

高くて薄い脳本を捨て、これを熟読せよ!
いわゆる脳本より、脳の仕組みをきちんと説明している点で断然良い。
1500円程度の脳本を複数冊買うより、この1冊を熟読するほうが価値がある。

脳の情報処理の仕組みを踏まえてその本能と癖を述べ、
本能を磨き癖をうまく活用して能力を向上する方法を説明している。
さらに「仕事はコツコツやる」「愚痴を言わない」と言った社会常識を、
脳の情報処理から見て効率的かどうかを示し、それらの対策を述べている。

実際に日本の競泳選手団に勝負における脳の使い方をアドバイスし、
成果を上げた結果もあるため説得力がある。

ぜひ、1度読むだけでなく、この知識が染み込むまで読み返して欲しい。
この本のコストパフォーマンスの高さを感じることができるだろう。

脳神経細胞が生まれながらに持つ本能。
脳の機能を最大限に活かすためには、脳神経細胞がもつ本能を磨くべきだと著者はいう。
脳神経細胞が持つ本能とは、たった3つ。「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」
この本能を脳神経細胞が生まれながらに持っているということは驚くべきことだと思います。

結局、人間はより本質的な生き方(人のために尽くす、公的立場で生きる、良心に従って生きる、
前向きな姿勢を持って謙虚に学ぶ、など)を通して人格を高めていく中にあって脳力も成長
させることができるということです。このことを脳科学的見地から分かりやすく説明している
ことにこの本の大きな意義があるように思います。

表題にひかれて購入した本が、今では人に進呈
 表題にひかれて読んでみたところ、医学的な脳に関することだけを捉えた本ではなく、人間学的なことを中心に医学を後ろ盾として書かれた本で、私が偉そうにここで語ることがおこがましい限りであります。
 ここで、披露できることは、読後感を味わいつつ、すぐさま、人にメールを飛ばし「良い本を見つけた」と発信。その直後に、言っていてもあかん。買って進呈しようと、5冊を買って、私の周りの人に進呈した本であるということです。
 

これまでの脳に良い習慣に加えてこの脳に悪い習慣をやめてみると
 この本は、脳損傷や脳卒中などへの手術に際し脳の温度を
下げることによって救命率を高めた脳低温療法を提唱啓蒙し、
近年では脳生理学の立場からオリンピック選手へのアドバイ
スなども行っている脳神経外科医による最近流行の脳本。
 これまで、どちらかと言うと脳に良いことを実行しようと
いう本が多かったが、この本は脳に悪い習慣の理由を生理学
的に説明し、その対処を示している。その点では目新しい点
がある。7つの習慣とは、一言でまとめれば、脳を使って前
向きに、脳を最大限に活発させようというもので、脳によい
習慣の裏返しでもあり、同じといえば同じ習慣を実行しまし
ょうというものとも言える。
 これまでの脳に良い習慣とこの脳に悪い習慣を実行すれば、
みんな頭が良くなり、なんでも成功しそうに思えてしまうが、
それらを確実に実行できるとも限らないのはダイエット本と
似ている。でも知っていて損はない。

 小児科医の左門 新
 三つ星レストランには、なぜ女性シェフがいないのか


なんか…
評価が高いので期待していたのですが。。
結局は当たり前の事しか書かれていないような気がします。
分かりやすいのはいいのですが、結構知っている事ばかりであまり勉強にはならなかったです。
結局作者が言いたいことって、「明るく前向きに!!」って事なんじゃないでしょうか。。
「よくしゃべりなさい、それが脳に良いのです。」と書いてありましたが、会話が苦手な人にとってはすごく難しいことですし、そう簡単に言わないでほしいと思います。
よく聞くような普通の事にしか思えなかったし、やめるだけと書いてありましたが、結局自分からやれみたいな話になって、なんだか納得できない内容でした。。
ということで評価は1点とさせて頂きます。



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日本辺境論 (新潮新書)

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日本辺境論 (新潮新書)

優れたブリコルールによる上質のブリコラージュ
ところどころ早口で読み解けないところもあったが、「日本人固有の思考や行動はその辺境性によって説明でき」(本書3頁)、「日本人の日本人性の根本をなしているのは日本語という言語そのものだ」(211頁)との立場から書かれた秀逸な日本人論。なお、ここでいう「辺境」とは梅棹忠夫の言葉を借りれば、「はじめから自分自身を中心にしてひとつの文明を展開することのでき」(21頁)なかったことの謂いである。

「「道」という概念は実は「成就」という概念とうまく整合しないのです」(161頁)。「それは(誰も見たことのない)「目的地」を絶対化するあまり、「日暮れて道遠し」という述懐に託されるようなおのれの未熟、未完成を正当化してもいる」(傍点略、161〜162頁)。

「親鸞はここで修行の「目的地」という概念そのものを否定しています。」「信仰者にとって、すべては「ここ」で生起し、「ここ」で終わる。「ここ」の意味を「ここ」以外の、「ここ」より相対的に上位の、相対的に超越的な「外部」とのかかわりで論じてはならない」(傍点略、167頁)。「浄土往生は、あってもよしなくてもよい。」「何も約束されないにもかかわらず、かつ目的地がないにもかかわらず、歩みは踏み出されなければならない」(同、168頁)。

「「学ぶ力」とは「先駆的に知る力」のことです。自分にとってそれが死活的に重要であることをいかなる論拠によっても証明できないにもかかわらず確信できる力のことです」(傍点略、197頁)。「そして、これは同時にすぐれて宗教的な態度でもあります」(同、128頁)。「「学ぶ」力を失った日本人には未来がないと私は思います」(199頁)。

個人的には、学術的な正当性はさておき、白川静の呪術的漢字観や養老孟司のマンガ脳論に依拠して「ハイブリッド言語」としての日本語を論じた第4章が大変読み応えあり。それにしても、文法構造上「「日本」という国名はわが国の属国性をはしなくもあらわにする国辱的呼称であるから、これを捨てるべきだ」(116頁)と主張した幕末の国粋主義者佐藤忠満の議論には蒙を啓かれた。


超お薦め!
冒頭、この書の内容は丸山真男や澤庵禅師、養老孟司からの受け売りで、オリジナリティはないと盛んに謙遜しているがそんなことはない。3人の日本人論よりもはるかに本質を突いていると僕は思う。

あの大戦について「私たちは戦争以外の選択肢がないところまで追い詰められた」と「受動的」にしか語ることが出来ないわれわれ。

憲法9条と自衛隊は、「軍事的に無害かつ有用な国であれ」という、「アメリカの国策」上は完全に「無矛盾」であるにもかかわらず、自ら無意識に「矛盾したメッセージ」に読み替え、「アメリカの軍事的属国である」というトラウマ的事実を意識に前景化することを免れてきたわれわれ。

朝晩顔を洗い歯を磨くように、繰り返し、この特異な国の「民族誌的奇習」を語り続けるべきであるとの著者の指摘は正しい。それのみが危険の回避につながる。

お勧めです。


知的刺激にみちた1冊
こういう肩に力が入っていない文章、
しかも知的な発見にみちていると、
読後感が爽やかです。

武道にまつわる日本人論が一番面白いと感じました。
ある種のオートマチックな動きこそ、
日本人の求める「道」の奥底に存在するなど、
楽しめました。

日本人論ではありますが、
それにこだわらず手に取ることで、
もっと広い視野がひらける1冊です。

お勧めです。

エンターテイナー
この本を一読しかしていない上での感想です。 他のレビューの方が言われているように多少難点はありますが 過去の日本人論にとどまらず内田さんのオリジナルな意見は出ていて 読み応えがありました。あくまで読み手としては楽しむ感覚で読んだ方が今回はよい一冊のような気がします。知識のエンターテイメントですよね。

読みましょう
この本を読んで損はありません。(時間、お金)
引用されている元の本を全部ちゃんと読みたくなりました。


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HUNTER×HUNTER NO.27 (ジャンプコミックス)

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HUNTER×HUNTER NO.27 (ジャンプコミックス)

重み
連載のペースについてはもう何も言いません。ただ、冨樫先生の描くストーリー・・・、これは私個人の意見ですが、今やってるジャンプ漫画の何倍もの重みがあるということです。
はっきり言います。こつこつと地道に連載を続けている漫画(例えばBLEACH。好きな方、すみません)よりも、自由奔放に連載続けている冨樫の漫画の方がよっぽど読む価値があると思います。
こういう書き方をすると信者だと思われそうですが、私は信者ではありませんよ。

それはそうと、今回の見所はやはり『蟻達の成長』でしょうか。心理描写もやはり凄いし、哲学的なところもたくさんありますが、やはり成長していく過程がメインだと思います。
まさかユピーが相手を賞賛するとは・・・!
そして王の言葉が重かった。考えさせられました。この漫画じゃなく、現実的に。
不条理、不平等は当たり前。自分が一番可愛いし、どこかで人を見下している。
『平等な世界にしてやる』、蟻の考えの方が『正しい』と思ってしまいます。

次巻はどうなるのか、どう転ぶかはわからないところもこの漫画の魅力だと思います。

出産報告ですでに1歳ってw
おもしろい、おもしろすぎる
この11分間の念能力の戦闘はおそらく真骨頂。
みんながこの戦闘後HHが終了することを危惧するのはこの真剣なまでのおもしろさがあってこそである。
「これ以上のものを富樫先生は作る気はないのではないか?」こう我々は心配するのである。
本当にそうだとしたら、富樫先生はつくづくドSだ。
もうみんなでツンデレになるしかないよ

圧巻!
ユピーに感動してしまいました。敵ながらあっぱれです笑
ワンピースもそうですが人の心をこんなにも揺さぶる漫画は本当に少ないと思います。

休載していてもこれほどのものが描けるのだからすごいですね!臨場感が伝わってきます!

続きが早く読みたいです!

とても面白く、緊張感がある。
ひさしぶりの発売となる、ハンターxハンターコミックス最新刊です。
ユピーとの戦い、王VSネテロ会長、イカルゴ、様々なシーンが同時に展開されており、非常にスリリングです。
突入開始からそれほど時間は立っていませんが、敵味方含めて、色んな意味での成長も感じられます。
突入開始前の事を考えると、信じられないような事かも知れません。
そしていつの間にか蟻側のキャラクターにも愛着を感じてしまいます。

毎週毎週週刊少年ジャンプを買って、少しずつ読むのも良いですが、まとめて読めるのもたまりません。
2010年1月4日発売のジャンプより、この巻の続きが見れるので、続きが気になる方はジャンプを買うと良いでしょう。

FF13はつまんなかったのでしょうか?(笑)

意外と今回は早く出たなぁと思ってしまった…(笑)

相変わらず心理戦や駆け引きなどの魅せ方が巧み
雑だ雑だと叩かれているが、(ジャンプは買ってません)シンプルでいいと思う
何より面白い
第二子が誕生したのだからもっと金が必要だろう
毎週とは言わないが、前よりは多く連載してほしい
来年から期待してますよ

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けいおん! (3) (まんがタイムKRコミックス)

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けいおん! (3) (まんがタイムKRコミックス)

結構良いじゃん!
私はアニメから入ったんですが前の巻の評判が微妙だったのでアニメ放送中は手を出さなかったんですが表紙のりっちゃんに惹かれて前の巻と合わせて買ってみました。

3巻同時に買ったので良く分かりますがこの巻がキャラの個性も良く現れてて一番良いと思います。

絵も最初の巻の方はあまり受け付けなかったんですがこの巻は上手くなってると思います。

ただ一つだけ残念なのがタイトルが無いことです。他のきらら系の4コマも持っているんですがそれはタイトルも凝っていてすごく面白いので元々けいおん!も面白いのでタイトルもあればもっと面白いと思います。

普通に面白いと思います
アニメを全話みてから続きが見たかったため購入しました。
1巻の評価があまり良くないから面白くないのかなーと思っていましたが見てみると…普通に面白いじゃないですか。絵もとてもかわいらしくて、特別上手い訳でもない。そこもまた良い所ではないでしょうか。
最初は“音楽系マンガ”だと思っていましたがギャグマンガなんですね。ゆるゆるとしたストーリーなどもとても魅力的です。
(裏表紙のイラストの…ムギと唯のニーソが…すごく…エロいです…。)

え〜と、話を取り乱してしまいましたが…
全体的にみると本当に良くできてるマンガだと思いました。
続きが待遠しいです。



デュフフ…
けいおん!3巻を購入し、ニヤニヤしながら読みました

今回の中毒性は異常ですね

私の嫁は琴吹紬と日下部みさお(現在2人と同居中)なんですが…
今回はムギが大活躍?しますw

初期と比べ、画力も向上しキャラの絵が所々色っぽく艶やかになってます

オカズにできるかどうかは人それぞれですが…

まんがタイムは読んでないので、今後の展開が気になります

ムギ派にもそうでない方にもオススメですよ

さて…
ムギちゃんをペシペシしようか…

おお、すごくレベルが上がってますね!
私はアニメからはまって漫画に入ったのですが、いやぁ今回はすごく作品のレベルアップを感じました。
こんなこと思っているのはきっと私だけでしょうが、素直な百合作品になったように感じました。なんというか、今までどっちつかずだったのが垢ぬけた感じですかね。なるほど、けいおん!はこういう漫画なのか、的な。あまり唯達自身が音楽をしないのは、こういう女子軽音部という枠の中から見た日常、様々な音楽ネタ、そして友情(それが、私には良い百合に見えてしまうだけなんですが)を描いてみたいというのがあるからなのかもしれません。
(まあ、最近の萌4コマには、表だって言わなくてもよく読んでみれば実は百合、なんて作品ぶっちゃけ多いんですけどね)
実は、生まれ変わるなら女の子で軽音部に入りたいと読者に思わせるのが真の目的なのかも?
ZONEとか好きだった私には、そこからきてるのか男だとしてもこういう唯達の関係に憧れてしまうんですよね。
後は、他のレビュアーさんも言っているようにキャラが立っていて区別がつきやすい点に置いては間違いなくトップクラスだと思います。
私は最近色んな4コマ誌も見るようになったんですが、たぶん皆さんも知っていらっしゃるように4コマにはけっこうキャラの見た目や言動での区別がつきにくい作品ってかなりあるんですよ。そのおかげか、4コマという形のくせに、途中からでも入り込める作品はかなり少ないです。
どうやら、途中からでもその世界を最初からどうしても覗きたくなってしまうという、世代を超えて傑作と呼ばれる為に必要不可欠なこの一つの要素が、この漫画にもしかしたらあるのかもしれませんね。
そんでもって、他の方の言う通り大学生編が次におそらくあります。
きっと、テンポを緩めずに作中の時間を経過させたのは、最初からそういうプロットだったんでしょう。むしろ、ここで大学生編なかったらどんだけ疾走してんだよって感じで、自ら連載を打ち切らせるつもりか!?って感じですしね。
だから、連載終了を心配した方々、まだまだ安心してくださいね。

キャラと作品の成長
のんびりほんわか、
そして、良くも悪くもさっぱりとした読後感で、
穏やかに楽しめる一作ですね。

連載初期に比べるとだいぶ絵柄が安定してきた感じがしますし、
ネタの流れやテンポも自然な感じになってきたように思えます、
作者の経験値の高まりもあるのでしょうが、
作中の人物たちがお互いの人間関係を把握した上での、
自然な流れの確立にも思えます。

作中の人物と一緒に作品の成長も感じられて、
今後が楽しみな一作です。

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鋼の錬金術師 24 (ガンガンコミックス)

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鋼の錬金術師 24 (ガンガンコミックス)

カタチのある魂、カタチを失った魂
 イズミ・カーティスたちの参戦により、中央司令部完全制圧に向けて優位に立ったかに見えたブリッグス軍だが、たった一人の登場により、その戦況は一変する。一方、マスタング大佐たちの前にも一人の人間が現れ…。

 権力の表の顔と裏の顔、両面の制圧に戦力は二分、三分されてしまう。遠隔攻撃や対多数の戦闘が可能であり、かつ、今後の権力掌握の容易さを考慮すれば、マスタング大佐は表舞台で戦いたいところなのだろうが、彼の主戦場は裏舞台に。しかし、彼には彼で重要な役割が与えられている様だ。
 クーデターという大きな流れの中で、そこに埋没してしまいやすい個人が、いかに考え、いかに選択するか、というのが一つのテーマになっている印象を受ける。だから一兵士も考えるし、賢者の石になった魂も選択する。いよいよゴールが見えてきたようだ。

息も衝かせぬ攻防戦
すごい、とにかくバトル、バトル、バトルの巻。

ホーエンハイムとお父様の因縁対決や
アームストロング姉弟の豪快な戦いっぷりやらにも目を奪われるけど、
やっぱり、表紙の猛者達の攻防が、一番熱かった。
圧倒的な強さの大総統に絶望的な気分にされ、そこでまさかの伏兵の登場。
盛り上がりに盛り上がります。
あの方達の壮絶な最期は、見事としか言えない。
命を懸けたからこそ成し得た一撃は最高にかっこいいのに、悲しくて仕方なかったです・・・。
リンとグリードという組み合わせは必然的なものだったのかも。

そして、いよいよスポットは主人公たるエド達に。
最終決戦にふさわしいこれをもしのぐ戦いを期待しています。
最後にはみんなに救いがありますように。


ひどい中にも
バッカニアの最後の仕打ちが酷すぎる。 フーの爺さんを盾にしてブラッドレイを攻撃する。 ありえないと思います。 それがなければずっとブラッドレイのターンになっていたんでしょうが……。 人を倒す(殺す)ために人を犠牲にする。 それがこの作品の伝えたかったことなんでしょうか? 全体の構成もごちゃごちゃした巻になってしまってる。 24巻中最低巻といってもいい出来です。 ただ、その中にもホーエンハイムの強さ。 自分達が守るべき大切なものが何か。 そして、次の巻への繋ぎかた。 次巻ではまたマスタングが苦渋の選択を強いられていますが、それも伏線回収と思えば気にならないと思います。 次は4月発売……ってアニメのラストはオリジナル展開ってことですか? ……グダグダですね……。

永遠のいとま
荒川先生は話の題名の付け方が素晴らしいと思います。

話としては『主婦のご登場だょ〜』『スロウス戦』『大統領のお帰りだょ〜』『一応親子の再会』です。
最後にちょこっとエドside
終わり方は相変わらず続きが気になる展開でto be continue…

話の方は他のレビューの通りです。面白すぎる!!


オマケも素晴らしいですw
背表紙と、何気に荒川先生と担当のやりとりが一番笑えたww

最後に本編と全く関係ないのですがゲームのオマケ漫画。
別にエドが突っ込まなくても周りに壁錬成すれば良かったんじゃね?と思いました。どうでもいい愚痴? でした〜


吠えよ! 『強欲』のグリード・ヤオ!!(←勝手に命名させてもらいました)
巻の序盤戦のスロウス戦。カーティス夫妻の参戦により、あっさり決着……。
化け物並に強い「アームストロング姉弟」に、化け物級に強い人間「カーティス夫妻」が追加されればこんなものかと。
制圧された中央司令部に正面から帰ってくるキング・ブラットレイ。
ブラットレイ『私の城に入るのに裏口から入らねばならぬ理由があるのかね?』
そして一気に押される北方軍。ブラットレイの圧倒的強さの前に沈黙しつつある中、遂に姿を現す『強欲』のグリード(リン・ヤオ)。
グリード『見捨てる気持ちにはなれねぇんだよな そういうの!』
もしかしたら、勝てないかもしれない。そういう状態でありながら、それでも、己の『強欲』に忠実に全てを『欲する』が故に闘う姿。あれは『ホムンクルス』でありながら『人間』でもある、グリードならではの姿なのではないでしょうか?
戦いの中でリン家に代々仕えてきたものの一人、フー爺さんが捨て身となってブラットレイに一矢を報いる姿に、「涙」を流しながら飛びかかるシーンは『グリード』でも『リン・ヤオ』でもなく、本当の意味での『人間』なのではないでしょうか?
とにかく、今回は殆ど錬金術戦が無い代わりに、『ブラットレイVS人間』が熱い!
吼えろ、グリード・ヤオ! その『強欲』の限りに!
…てな訳で次巻に続く。
毎回、いい処で続いてます。てな訳で購読意欲もそそるので★5個です!!

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かいじゅうたちのいるところ

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かいじゅうたちのいるところ

子供と読むには最高です
この本の素晴らしいところは、もっとも盛り上がる数ページにはセリフ(文字)がないのです。
親子で好きな言葉、好きなセリフ、好きな叫び声で盛り上がれます。



非常に奥が深い
ただの子供の本ではなく、これは非常に奥深いストーリー。

いたずらをしてお母さんに叱られ、少年は自分の内的世界へと旅立っていきます。自分が怪獣たちの王になってやりたい放題して、最後には何が一番大切かを知る。素敵な絵とリズミカルな構成で、自己発見と成長をメタファーを通して教えてくれるすばらしい絵本です。押さえ込んでしつけの名の下に押し付けるのではなく、自分自身を味わいつくすと本当に大切なものが何か見えてくるというすばらしい教えではないでしょうか。

映画化!
来年、実写映画化されるらしいです。絵本のひょうきんでどこかダークな怪獣と島の世界観がどう映像化されるか今から楽しみです。

素晴らしい絵本です!!
まず絵が大好きです!ちょっと間抜けな感じのかいじゅうたち。かいじゅうたちにも愛着がわいてきます。
物語が進むにつれて余白が減っていく。余白づかいが本当に素晴らしい絵本だと思います。空想の話のはずなので数時間の間の出来事のはずなのに、月の形が変わっている…そんな憎い演出もあります。
そして、ストーリー。
テンポのいい進みで話に引き込まれてしまいます。
途中、ドキドキハラハラしつつ、良い意味であっさりと解決し、読み終わった後はすっきりし、思わずにやけてしまいました!
子供も2歳のころから大好きでした!

たのしかった!
4歳の息子が「これ」って本屋で選んできたので、
なにげなく買ったのですが、
いっしょに読んで、ああ、たのしい!
ひさしぶりに楽しい絵本でした。

主人公と、息子といっしょに、
船にのって、冒険してきました。



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星守る犬

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星守る犬

やりましたね、村上さん。
村上たかしさんの作品は、以前から雑誌で時折読んでいました。
ですが、自分的には「そこそこ面白いかな」という感じで、
特別好きな漫画家ではありませんでした。正直言って。
でも、この作品にはやられました。
傑作だと思います。
主人公は犬の「ハッピー」ですが、
その周辺の“誰も悪くはない”人々が丁寧に描かれています。
特に、ハッピーの飼い主「おとうさん」の、
悪い人じゃないんだけどちょっとダメなキャラクターは秀逸で、
身につまされると同時に、悲劇に一層のリアリティーを感じさせてくれます。
美しい作品です。


何が描きたかったのかな?
 持病を持ち、会社からリストラされてしまったお父さん。

 飼い主の娘から忘れられてしまった犬のハッピー。

 家族に捨てられた者同士のふたり旅が始まります。

 旅の途中で見せるお父さんのやさしさが胸を打ちます。
旅の途中でいろいろな経験をし、成長していくおとうさん。

 強まるお父さんとハッピーの絆。

 ここまでは、感動的なストーリーでした。
ここまでなら☆5つです。

 しかし、このラストは。。。。。。。。

 やっぱりこうなったか、というか。。。。。。。

 たしかに、この状況から起こり得る確からしい事実を積み上げると、
確率的にはこういうラストになるだろう。
これがリアリティだと言われれば、確かにそうだ。

 だから、そのまま描いたのか?

 頭だけでストーリーを作ると、確かにこういうラストになるよ。

 作者は、この作品でいったい何を描きたかったのか?

どこが悲しいの?
何か感情をぐっと動かせるマンガを探してるところ、
絶対泣けるということで買いました。

しかし、最初から最後まで全然没入できませんでした。
いったいどこが悲しいのでしょうか。


ダメなお父さんにも何一つ同情できなかった。
むしろそうでない自分のお父さんがお父さんでよかったな…と思いました。
世の中のすべてのお父さんがこんなダメなわけじゃない!


個人的には犬のナレーション的なものもちょっと邪魔でした。
こういうのは行動だけの演出の方が
読む側に来るものがあるんじゃないでしょうか。

値段も安くはなかったので、最近読んだどのマンガより駄作と思いました。

とても細かい描写に感度したんですが、ちょっとあの子供が腹立つ
おとうさんと、犬に泣かされました。最初娘が仔犬をひろってくるが、面倒はおとうさんにまかせっきり、おとうさんは嫌な顔一つせず犬の面倒を見る。おかあさんは普通の人で、そのうち日々が過ぎていくが、おとうさんがリストラに遭い、お母さんと娘は見捨てて、離婚!お父さんは家を売って、南の方に車で実家の方に旅をしてる最中に、腹をすかせた子供に遭い、面倒を見るんですが、その子供に財産を持ち逃げされて、後は、わずかな持物を売りながらついに、それも底をつき、車の中で死ぬ。
とても泣かされましたが、お父さんはいい人すぎます。腹がたったのはあの子供です。なんであんな子供を拾うのかなと思いました。私なら警察に届けて警察にまかせます。その方があの子供のためにもなります。それに あのお金が残ってたら、もっとお父さんは助かったんじゃないのか、なんて思うとあの子供が憎らしくてしょうがありません。この作者あの子供をしょうがないように書いてますが、大体はああいうことをする人って 盗んだ後舌を出して、次のカモを探すもんじゃないんでしょうか?だったら警察に届けるのがいいのかな!と思います。
とにかく、あの子供が憎たらしくてしょうがないです。お母さんや娘はまだ許せますが、あの子供は許せません。
そういう気持ちにさせるほど、このお父さんは本当泣かせます。犬も泣かせます。
こんな良い二人がなぜ死ななきゃならんのでしょう!いい人過ぎると早く死ぬんだなあと思いました。あと、蛇足ですが、あの子供には罰を与えてほしいですね。絶対味をしめて次のターゲット探しそうです。
このお父さんほど人間良い人でなくても良いです。あんな子供がいたらまっさきに警察にあずけるのがその子供のためにもなります。

期待していたほどは
幸せなエンディングを期待して読んでいたわけじゃないのですが
展開があまりにも夢がなくて読んでいて胸が苦しかったです。
努力しても不幸に終わった、わけでなく
なにもかも投げ出して不幸に終わったという話。
評判だけが一人歩きしたのではないでしょうか。がっかりしました。

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二分間の冒険 (偕成社文庫)

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二分間の冒険 (偕成社文庫)

「この世界で一番確かなもの」って何でしょう?
10年ぶりくらいで読みました。1時間位で簡単に読める本です。
時計では計りきれないあっという間の物語の中で、忘れかけていた大事な時間を
思い出させてくれた気がします。


一気に読めます
長編の冒険映画を見ているようでした。主人公にとって一番確かなものとは・・・?
ここに作者のメッセージを感じました。
ぜひ、今の小学生に読んで欲しいです。

素敵な二分間
私は、演劇を勉強しています。大好きな先輩の晴れ舞台(ミュージカル)が、この物語でした。
本番には岡田先生も観に来て下さいました。そして、いつもお褒めのお言葉を下さいます。
この物語に限らず、岡田先生の作品はミュージカルとして立体にした時、本当に輝きます。
私は、それを『岡田マジック』と呼んでます。
歌詞に『二分間=一生かもね〜♪♪』という所があるのですが、本当に素敵すぎて、あっという間に終わってしまいましたぁ。
これからも、素敵な物語待ってます。

本書に出会い、岡田氏の著作を読もうと決めました。
 本書は「読書のすすめ」で紹介されている「なぜか成幸するセット本」3部作の最終巻です。必ず順番どおりに読んでくださいと但し書きがありましたが、とうとう読みきってしまいました。
 長男は現在読書中ですが、私は手ごたえがありました。面白かったです。
 なかなかのストーリーテラーである著者は小学校の先生だと伺っております。
 アイディアが素晴らしいと思います。子供にもどんどん薦めていこうと考えています。

息もつかせぬどんでん返しの連続
異世界に飛ばされた少年が、現実世界の2分間の間に竜退治に出かける冒険、と言うことは、表紙を見ただけでわかること。しかし、読み始めたら、次々にどんでん返しの仕掛けが用意してあって、毎章ごとにのけぞってしまう。やめられない。
ぱっと見の装訂がややぶ厚いように見えるが、子どもが自分から読まなければ、読み聞かせればよい。確実に夢中になる。
ハリー・ポッターを凝縮して読みやすくして日本風にアレンジした、といえばイメージがわかりやすいが、この作品の方がハリポタより先に出たものである。

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ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話

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ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話

成功本好きの社会人にお薦めです
K間さん好きの人、嫌いな人、どちらも読めば笑えると思います。

まじめに向上心を持って努力することは大事ですが、多角的に物事を視る目も必要ってことですね。

登場人物・団体・組織のネーミングが秀逸で、笑い・パロディのセンスもなかなかです。
短編仕立てにつくられたストーリーもよく練られてます。

なんとなく大人になっちゃったけど、まだまだこれから頑張れば成功するかも、って思ってる社会人にお薦めの1冊。

国 大企業 慈善事業を斬る
今の出来事を題材にしているので、記憶に新しいから、楽しく読めました。
一番驚いたのが、慈善団体のTVコマーシャルで、タレント達が手首に白っぽい紐を巻き、指パッチンするのがありましたが、紐の売り上げが、寄付をする目的でなかった。ただ世の中に豊かではない人がいるということを、教えているだけだった、ということを、この本で初めて知りました。

国が運営してるから安心。大企業だから間違いない。という先入観を考え直すきっかけになりました。

すべてを疑うということは、悲しいので、自分で判断できる目をもちたいと思いました。
すぐ読めちゃったので、もう少し厚い本がよかったです。



グリム童話風にアレンジした金融詐欺あるいはこれに近い物語集
これってあの事件のことでは?というのが沢山出てきて面白かったです。

ちょっとしたマネーリテラシーがあれば引っかからないであろうことも、騙す側は手を変え品を変えうまくオブラートに包み込んで私たちにアプローチしてきます。それはあなただけに教える儲け話であったり、断ると後ろめたさを感じさせるものであったり、あるいは再現性の少ない自己啓発であったり、いろいろです。

この本を読んで明日は我が身と思った人はマネーリテラシーのある方だと思います。反対に「自分はこんなのにひっかかるわけないよ」と思った人、あるいは怒ったりした人は明日の鴨になるのではないかと思います。そういう意味では自分のマネーリテラシーを知るための踏み絵本とも言えるかもしれません。


うまい話に騙されないために
なんでこんなバカみたいな話に騙される人がいるんだろう。

自分が知識があるものは、
だます人より騙される人をバカにしてしまいがち。

でも自分が知らないことってこの世の中にはいっぱいあって、
知らず知らず騙されているってことも結構ある。

そんな“詐欺”みたいな話に騙されないよう、
物語調にしておもしろおかしく、かつわかりやすく書いてあるのが本書。

学生、新社会人など、社会経験があまりない人は、
「えっ、そうだったの!」 という話が多いと思います。
この本を読んで、騙されないための「自衛」をするとよいと思います。


ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話
世の中の詐欺のカラクリを寓話として書いた本。
読みやすく、そしてわかり易い。

読んでいると「あ〜、なるほど!」という発見がたくさんある。

読み終えての感想は
「世の中そんなにうまい話はない」
ということ。


この本を読めば詐欺の被害に遭う確率を減らせると思う。



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BILLY BAT 2 (モーニングKC)

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BILLY BAT 2 (モーニングKC)

予測できない
前巻から続いていたと思ったら,時代や場所が飛び,さらに飛び,また飛んで・・・
どうつながっていくのかが予測できない。

「火の鳥」のブラック版って感じがしなくもないが,NYのタクシー運ちゃんがいろんなところに登場していくのも見もの?

20世紀少年恐怖症から抜け出せないファン心理
謎のコウモリの絵柄。
アメリカで活動している漫画家が謎を解明するために
第2次世界大戦中の日本に来日。
マンガが描く未来とコウモリの謎を解きあかすうちに
謎が謎をよぶ。
ここまでが第1巻および第2巻(本巻)の半分くらいのお話。
しかし、第2巻の後半から舞台は世界中の様々な地域、様々な時代に
コウモリだけを共通に展開を見せ始める。

そして、浦澤ファン(いや20世紀少年ファン)はふと嫌な予感を感じる。

『20世紀少年の二の前か?』

それは、正直、浦澤氏、長崎氏 両名にもわからないのだろう。
この作品が最終回を迎えるまでは。

今のところこの嫌な予感さえなければ上々な仕上がりであると個人的には
思う。展開が増えたがコウモリの謎でしっかりつながっている展開であるから。

とにかく、3巻目、4巻目を期待しながら待つしかないのがファンだ。

もう少し素直に様子をみたい。








浦沢作品にしては良心的かもしれません
二巻目にして、すでにグダグダ感が漂います。
マンガ喫茶で読み出してすぐ寝てしまいました。
二巻目で、先をたたむ気がないことが分かるというのは、まあ良心的ですね。
先の展開が読めないという方も多いようですが、おそらく、先には何もありません。
浦沢作品は、過程を楽しむものなので。まあファンの方はよくご存知でしょうけど。
グダグダになっていく過程を楽しむという方法もあります。私はそちらの方ですが、
三巻を読む可能性は低いかもしれません。

ありきたり
タクシードライバーの話は不覚にも泣けた。ありきたりな話でしかも予想通りのストーリーだったにもかかわらず感動してしまった。浦沢さんのこういう話が大好きです。今のところ私にとってこの話がビリーバットの傑作です!笑

かなり壮大な話に・・・
ちゃんと最後はきっちりオチをつけられるのか、非常に心配。でも2巻までは非常に面白い。戦後昭和、キリストの時代、1959年のニューヨーク、戦国時代の忍者と目まぐるしい場面転換も楽しい。それがどう収斂するのか興味は尽きない。タクシーの運転手(MOMNOCHI RANDY)と、忍者の首領(百地)の名前と顔がまったく同じなのは、何か意味があるのか。個人的には、来栖の活躍(?)を期待したい。

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坂の上の雲〈8〉 (文春文庫)

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坂の上の雲〈8〉 (文春文庫)

図書館のすぐれちゃんの母校も映像に!
英語教師である高橋是清を西田敏行が演じるシーンで安積歴史博物館が映像に!
本を読んで映像を見るか?
映像を見て本を読むか?
あなた次第!


坂の上の雲は、はるかに
この文春文庫版全八冊を短期間で読破したのはもう三十年近く前だ。これが私の実質的司馬遼初体験だった。

それ以前、「国盗り物語」を手にしたことはあったが、なんともつまらなくて結局読み切れなかった。短いセンテンス、改行の多さ、さっぱりし

過ぎた文体といった司馬のスタイルに馴染めなかったこともあった。それが「坂の上」ではページをめくるのももどかしい、といった熱中ぶりで

全巻読み終えた。「国盗り」から「坂の上」までは何年かあり、私の身にも様々な変化があったからだろう。それから司馬作品をかなり集中的に

読んだ。その後司馬離れの時期があり、さらに司馬他界を機に「街道をゆく」だけ十冊ほど読んだ。現在の私にとって司馬文学は過去のものとな

った。世界観、歴史観といった点で大きくかけ離れしまったのだ。客観的にみても今は司馬の限界や物足りなさを少なからず感ずる。だからとい

って彼の諸作品が価値が低いなどと傲慢なことはとても言えない。私を歴史の世界へ導いてくれた良き水先案内人であったことに変わりはない。

司馬遼太郎が果たした使命もそういうことであったのだろう。なかでも「坂の上の雲」は長く読み継がれるに値する作品である。

後世に残さなければいけない作品
 この巻の191ページに「なぜ日本が勝てたのか」を佐藤鉄太郎と梨羽時起と話し合っているシーンがある。
 そこで佐藤は、「日本が勝てたのは6分運です」と答えた後「残りの4分は何だろうか」と聞かれたとき「それも運でしょう」と答えている。
 この答えの理由を聞いた時「なるほどな」と思った。そして、「自分もこういう考え方をしなければいけない」と思った。
 
 第二次世界大戦の終了から今年で65年になる。
 「なぜ日本は戦争を起こしてしまったのか」と考えるとその答えは数多くある。
 しかし、『坂の上の雲』を読み終わってそのことを考えたときに思ったことは「日露戦争に勝ってしまったからではないか」ということだった。
 「日本がロシアに勝てるわけないだろう」と言われていたのを勝ってしまったので「この勝利は日本の実力」と勘違いしてしまったのではないか、冒頭に書いた「日本が勝てたのは運が良かったからだ」と考えることができなかったからだと思う。
 
 日露戦争がなければ太平洋戦争はなかったかも知れない。だけど今の日本の形は考えられない。そう考えるとやっぱり歴史は面白いと思える。

決して忘れてはならない史実が、ここにある
NHKが3年かけてドラマ放映するのを耳にし、手にとりました。

1〜8巻まで、約1ヶ月をかけ、読破。
あとがきを読むと、著書の完成まで、取材を含めると10年かけたとのこと。

なんだか「1ヶ月も」という感想だったのですが、
それを知ると「たった1ヶ月で」という気がして、著者に申し訳なく思ってしまいます。

学校の授業では習っていない、日露戦争の話がわかります。
その裏で活躍した勇敢な日本人、失われた無数の命。
決して忘れてはいけない日本史が、描きこまれています。

ビジネス書としても重宝されているようですが、
むしろ歴史書としての価値のほうが高い気がしました。
そして、本当に映像化できるのかとの不安と期待も残りました。

すでにブームは起きているようですが、
ドラマの放送が始まったら、そのブームは広がりそうですね。

このような時代もあった
司馬遼太郎先生の作品は「竜馬がゆく」に続いて二作目ですが、最高傑作との評価に違わず、素晴らしい小説でした。最後の八巻では、終わるのが寂しく、わざとゆっくり読みました。今の混沌とした将来の見えづらい時代に、何かしら示唆を与えてくれる内容ですね。


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フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略

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フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略

タイム誌が「世界で最も影響力のある100人」に選んだクリス・アンダーソンが一年半かけた力作
■著者紹介
 クリス・アンダーソンは、2007年に米『タイム』誌で「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。2001年から現在にわたって、『ワイアード』誌の編集長。

 バックグラウンドは、物理学、量子力学を学んだ、科学ジャーナリスト。世界的科学雑誌である『ネイチャー』誌と『サイエンス』誌に6年間勤務。その後、英『エコノミスト』誌の編集者として7年。。。 その彼が、一年半かけて書いた力作。

■広告収入以外に無料のビジネスモデルを支えるモノ

 オンラインの世界で、無料のサービスは広告料収入で支えられている、という見方しか持っていない人は
・巻末付録3「フリーを利用した50のビジネスモデル」(p.p.332-335)
 ここだけでも、一読の価値あります。
また、
・「ウェブの世界でフリーに関する最大の過ちのひとつが、収入源が広告しかない、と考えることだ」(p293)
 という一節あたりも納得です。ぜひお読みくださいね。

■ビット経済 (20世紀のモノの経済から21世紀の情報通信の経済であるビット経済へ)

・「最初の価格がゼロなのにもかかわらず数十億ドルの規模を持つものになりつつある」(p22)

・freecycle.org は、不用品を無料で提供する、完全無料サイト。年間1000万円余りの予算で運営されているが、300億円の経済規模を有している。(p249)


 自分にできることが見つかる、インスピレーションにあふれる、本物の一冊です。

フリーを利用したビジネスモデル
ロングテールで一大旋風を巻き起こした著者の最新作。
一番印象に残ったものは、
「人々が欲するものをタダであげて、
彼らがどうしても必要とするときにだけ
有料で売るビジネスモデルをつくる」
という部分。
巻末の
「フリーを利用した50のビジネスモデル」
もビジネスを考える上で
非常に参考になった。

あまり目新しい視点は無い
著名な方の書評を見て買いましたが、
この手の書籍で言い尽くされている論点が多かった。
国内の著者に比べ 中国、ブラジルなどコピー大国に関する 視点は新鮮だったが
それ以外は他の著書で言い尽くされていると思う

インターネット経済学ができるとしたら、本書がそのスタートかもしれない
ネットではいろんなモノが「タダ」でやり取りされる。
このことが、これまで「情報」を売ってきた新聞、雑誌、テレビなどのメディア業界や、映画、音楽などコンテンツ業界のビジネスモデルを根底から変えようとしている。本書の考察のキモは、以下のとおり。

  ・タダでモノを与える「経済」は何も新しいものではない。
   モノが充足された文明では、より高次の欲求=自己実現を満たすための行為として普遍的に見られた。
  ・この「贈与経済」は貨幣ではなく、「評価」「注目」という非貨幣的価値を対価としてきた。
  ・ところで、ネット以前の時代では「評価」「注目」は地域限定で「量」が小さく、しかも計量が難しかった。
   が、ネットでは「評判」「注目」が広範囲で「量」が大きく、かつ計量可能であるため、やりようによっては貨幣との交換が可能である。
  ・したがってこの計量可能な非貨幣的価値を貨幣的価値に換える「やりよう」こそが、ネット時代の新しいビジネルモデルなのである。

350ページにもなる分厚い本だが、その主張はきわめてシンプルで、かつわかりやすい。
デジタルデータは複製や配送コストがタダ同然。タダの複製からお金をとることはもはやできない。であれば、そのこと(=配送、複製コストがゼロ)を逆に利用したビジネスモデルを考えるしかない。インターネット経済学、という学問ができるとしたら、本書がその嚆矢となるかもしれない。

無料のビジネスモデルを考えるきっかけに
 まず、タイトルと装丁のユニークさと、あの「ロングテール」のクリス・アンダーソンの最新の著書ということで即購入しました。

 正直、タイトルからプロモーションとして使われる「無料」に関する新たな示唆が得られるのでないかと期待していましたが、本書はリアルな物(アトム)と無形な物(ビット)のどちらを提供するビジネスかによってこの無料の提供の持つ意味が全く変わってくるということを様々な視点から論説しているので、いい意味で期待外れでした。

 結局、ネットにおけるコンテンツやサービスのビジネスはどうあがこうとも無料もしくは費用を感じさせない程度の物に向かってゆくので、特に日本国内のレガシーなコンテンツホルダーはどうがんばろうが今のビジネスモデルの延長だとやってゆけないことは明白であることも筋道を立てて説明されています。

 非常に得るところの多い本でしたが、ちょっと長過ぎ(厚すぎ)で読了までにはかなりの時間を要します。しかしながら、特にコンテンツビジネスを生業とされている方にはものすごくお薦めします。

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坂の上の雲〈5〉 (文春文庫)

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坂の上の雲〈5〉 (文春文庫)

NHK 大河ドラマが始まるにあたって
以前から読破したかったのですが、文庫本で8巻というのは大変きついと感じておりました。今回11月からNHKでドラマ化されるのをきっかけに読んでおく価値があるだろうと思って気合を入れて読んでおります。
『竜馬が行く』も長編でしたが、司馬遼太郎の文章は、解りやすく、読みやすく、ところどころ結論が先にくる書き方で、『えっ!?』と思わされ、もっと先はこんなに面白いで・・・と読者を先へ先へと誘ってくれます。後半は日露戦争を中心に物語が展開し、史実に基いた裏づけで物語が進んでいくので、単なる小説ではなく、今まで触れることの無かった明治時代の歴史を肌で感じられ、どの場面も頷きながら読み進んでいます。4巻までは店頭で購入し、5・6・7・8巻は送料無料を知って、ネットで購入しました。送料無料、大変魅力です!!


歴史の重みを受け止めよう
いい本だった。
日本が国運をかけ、
欧州の帝国、露と戦った歴史である。
特に、本書は、日本海海戦につながる重要なターニングポイントの話。
バルチック大艦隊が到達する前に、
旅順要塞が守る港に逃げ込んだ、露の太平洋艦隊を撃滅せねば、
連合艦隊は2つの艦隊と対峙せねばならなくなる。
戦争を賛成、賛美する気持ちは、さらさら無いが、
今の日本があるのは、
決して英雄だけの手柄でなく、
本編にもある、名も無き一般兵士の、
多くの犠牲の上に立っている。
そんな事実を、今を生きる我々は忘れてはならない。
明治、そんな昔のこと・・
戦争、そんな野蛮な・・、
知らないし、理解できない人も多いと思う。
しかし、現実にあった歴史、真実を歪曲せず受け止めよう。
維新後の国難を、先人たちが、どんな思いで戦い勝ち取ったのか。
護国を思い、命をかけた人。はからずも亡くなってしまった人。
平和ボケしてしまった現代だけど、
歴史の重み、先人の思いを少しでも感じることが、
日本人のアイデンティティのヒントになる。
そう、思えた。
歴史を知ることは大切だと思い、推薦。

「ビジネスマンが読む小説」の理由
 司馬遼太郎の作品は「ビジネスマン向け」の作品として知られている。
 その中でも、本書「坂の上の雲」を推す経営者やビジネスマンは多い。
 私はまだビジネスマンでないからわからないのだが、第5巻を読んで「たぶんこういうことだろうな」というのは感じることができた。
 
 中でも、児玉源太郎が専門家の悪癖を指摘する言葉は特に印象的だ。

 「諸君は昨日の専門家ではあるかもしれん。しかし明日の専門家ではない」

 この言葉を読んだとき、「自分も専門家になりすぎてはいけない。常に視野を広く持つ習慣を持たなければいけない」と感じた。
 そして、本書が「ビジネスマンが読む歴史小説」として知られているのはこのようなセリフや、登場人物たちの成功や失敗から数多くのことが学べるからなのだと思わされた。

 先の言葉のほかにも本書は数多くのことを学ぶことができる。
 まだ読んだことのないビジネスマン及びビジネスマン予備軍の人たちには勧める。
 きっと自分の成長の糧になってくれるだろう。

ついに旅順陥落。そこには敵も味方もない
 ついに旅順陥落。
 日露両軍の兵士が「負けてもいい。勝ってもいい。ともかくもこの惨烈な戦争がおわったのだ」という感覚を共有したことに鮮烈な印象を受けると同時に、旅順を巡る戦いのすさまじさを想起させる。

旅順攻防収束
児玉の参戦により戦術を大きく転換し、勢いづく日本。
ステッセルの官僚的思考によって、余力を残しつつ降伏に傾くロシア。

それにしてもトップの人の性格や能力が、これほど戦争に影響を与えるものなのか、
っと感じさせる巻です。


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坂の上の雲〈4〉 (文春文庫)

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坂の上の雲〈4〉 (文春文庫)

著者の乃木嫌いが顕著に表れた巻
 第4巻を読んでいて感じたことは二つ。
 ひとつは「世界の中の日本」、二つ目は「著者の乃木嫌い」だ。

 これまで読んだ司馬作品では(特に戦国期の作品では)外国人の名前が出てくることはなかった。
 しかし、本作は日露戦争を描いた作品だけあって外国人の名前が数多く出てくる。
 そのことを考えながら読んでいると、「世界の中の日本」を思わされる。
 特にそのことを感じたのは日露戦争が「ロシア革命」に関わっている記述だ。
 この部分を読んでいると、「やっぱり鎖国はよくなかったのか」と考え、また「世界の中の日本」を再認識させられた。

 司馬遼太郎と言えば大の乃木希典嫌いとして知られている。
 しかし、私がこれまで読んできた司馬作品からはそれを感じることはできなかった(強いて言えば「飛ぶが如く」)。
 しかし、本作は違う。乃木批判のオンパレードだ。
 ここまでこき下ろしていると、「乃木希典はよほどの愚将だったんだな」と思ってしまうが、逆に乃木を「名将」としている人もいるのでよくわからない。
 ここからわかるのは、「良く見るも、悪く見るもその人の考え方次第」ということ。
 「人の意見に左右されてはいけない」ということをここから学ぶことができる。

 さあ、「坂の上の雲」も折り返し地点についた。
 今後どのように歴史が展開していくのか。目が離せない。

気力、運、敵失、全てが日本に味方した
 黄海海戦、遼陽会戦では敵失もあり、勝つことが出来た。その一方で旅順は膠着する。
 作者がうまいのは、陸戦、海戦だけでなく、外交、スパイ、日英同盟、戦費調達など、日露戦争を巡る全ての要素を同時に進行させていることだ。
 実力で劣る日本がいかにして勝てたか。勿論明治人の冷静な計算、士気が勝っていたことも確かだが、運や敵失にも助けられている。本当に薄氷を踏むような戦いだ。


乃木 希典の評価
日露戦争において英雄か凡将か評価が両極端に分かれる乃木希典。

司馬先生は凡将の立場で旅順攻略戦を描いており、
乃木の評価に対する議論を紛糾させる契機になったといわれてます。
とにかくこの本では正面から突撃あるのみです。

大将の心理を含め、日露戦争を丹念に描いています。
ロシアのクロパトキンもそうですが、
個人の感性や性格に戦局が大きく左右されていく姿に興味が惹かれました。


日露戦争に勝ったことで日本が残った。
○読み始めたきっかけ

 司馬遼太郎の歴史モノが好きで、その中でも経営者を中心に愛読者の多い、
「坂の上の雲」を読んでみました。

○心に残る言葉

 日本の砲弾は、敵艦船の装甲を打ち破るのではなく、甲板で炸裂し火災を起こさ
せ砲台を無力化することを目的としている。兵力の少ない日本海軍にとって、最も
効率的に戦闘する手段の一つ。

 日露戦争当時では、一軍の統率は司令官がその人格力をもってやる、作戦の方は
参謀長が受け持つ。基本的にすべて参謀長に任せる。二者択一を迫られた時か、戦
況が紛糾した時のみ司令官が決を下す。

p.184 農業社会=有能無能の価値基準はなく、自然の摂理に従って、きまじめさと
精励さ嵩が美徳。

 狩猟社会=それぞれの能力によって部署に配置され、全体の一目標のために機能
する。その中では指揮者が必要。この社会では人間の有能無能が問われる。世界史
的にみて、狩猟民族は軍隊を作ることに熟達している。

p.256 敵よりも大いなる兵力をもって敵を圧倒撃滅するというのは、常勝将軍と
いわれるものが確立し実行してきた鉄則。

 日露戦争に勝ったことにより、日本がロシアの植民地にならずにすんだ。しかし、
その成功体験が太平戦争での軍部の過信を生んだ。

○どんな人に読んでもらいたいか。

 過去の日本人の行動や歴史を知ることで、将来の日本の問題について考えるきっか
けとなる。できるだけ、多くの日本人に読んでもらいたい。

ちょっとした記述が妙に面白い。
良さについては沢山のレビュアー様がおっしゃっている通り。
個人的には北進軍の中の黒木部隊の記述「まるで別の人種の部隊に率いられていたかのような強さ」というところで思わず吹き出しました。
司馬遼太郎、時々面白い表現しますよね。。

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あねどきっ 1 (ジャンプコミックス)

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あねどきっ 1 (ジャンプコミックス)

いいけど・・・
多くの読者が初恋限定パート2を求めていて、作者・編集部もほんの少しそれを意識しているのかな、と感じました。相変わらず絵は神懸り的に美しく、ストーリーも悪くないけど、前作よりインパクトに欠けるかも。こういう清涼感のある漫画はあの雑誌には合わないようで、早くも打ち切られそうなのが残念です。やはり比較的ゆったりとしたSQ向きの漫画だと思います。

河下先生ファンなら買い!(もう買ってるでしょうけど)
河下先生ファンなら文句なしに買っても大丈夫、面白いです。

ファン以外の人向けには
パンチラなどが頻繁にありますのでそういうのが嫌な人にはお勧めしません。
タイトルどうりお姉さんキャラを中心にちょっとHにドキドキする展開の話です。
そういう話にもっていかないといけないため、漫画として面白いかと言われると
よくできているけれど、必ずしも面白いとはいえないです。
よくできてはいるんですけどね…。


河下作品の最高傑作
私はりりむキッス、いちご100%、初恋限定河下先生の作品は全て読みましたがあねどきっは最高傑作だと思います。
まず、ヒロインのなつきの無邪気さと大人っぽさが絶妙です。
私はなつきと同い年ですがこんな姉がほしいです。
美人で強くて家事もできるなつきは素敵です。
そして、洸太の同級生の奏の健気さと負けず嫌いなところも可愛いです。
奏は洸太のことが大好きで、なにかとなつきと張り合いたがりますが、なつきと奏はいいコンビだと思います。
ネタバレになるので詳しくは書けませんが、特に7話のお風呂シーンの二人は最高でした。
洸太も何気に可愛いです。
今までラブコメの主人公と言ったら高校生が多かったですが、中1という幼い年齢にしたところもよかったと思います。

ジャンプのラブコメなので男性向けの印象が強いかもしれませんが女性もぜひ読んでみてください。
男女問わず楽しめます。

河下さんらしい 作品
前作の初恋限定から、新しく、連載を始めたわけですが…
やっぱり河下先生は凄いですね。
作品の内容はいちご100%の方が現実味があって好きでしたが、こっちはこっちで中学生の家に高校生が一緒に住むという… なんとも贅沢な内容です。
河下先生の画力には感動するくらい巧いです。
それに内容も加わるんだから、ジャンプが推すわけです。
これが最近では打ち切りになることが多くて、勿体ないなと思います。
今現在のジャンプでの順位も危ういのが正直なところです。
めだかボックスにしても、面白い内容なのに、なかなかいい順位にいかないので、これも勿体なく思います。

ジャンプに支持されてる河下先生の凄さを、皆さんにも理解してもらいたいです。
例えば、無駄に台詞を入れるのではなく、"絵"で表現している点もレベルの高さを物語っていると思います。


これからも応援していきたいですね。

以上です。

実際にこんな姉ちゃんがいたら…
中学生の心情は、こんな感じなんだろうなと感じた作品。

絵も上手いし可愛い女の子は出てくるし、恋愛物語で河下先生の得意なストーリー。
いちご100%とはまた違った展開を期待して☆4。

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バンテージダイエット【特別付録 バンテージバンド付】~夜3分間のバンドエクササイズで即効美腰・美脚!~

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バンテージダイエット【特別付録 バンテージバンド付】~夜3分間のバンドエクササイズで即効美腰・美脚!~

ヒップが!
4日前に届き、毎日やってます!
今日、旦那に「お尻ひきしまった!上がった」って言われました。
お風呂の時自分でも感じてはいたのですが、人に言われると嬉しいですね。
(適度な食事制限と有酸素運動も毎日かかさずしていますが)

内容もわかりやすく、可愛いイラストです。
体験談がほとんどですが‥(-.-;)
まあ肝心な所はしっかりしているので全然気になりません。

いつの間にか
バンテージダイエットをして一ヶ月半。 とりあえず、結果が出ないまま中途半端に諦めるのが嫌いな私は何となく毎日、バンテージをしていたのですが、 久々に2ヶ月前にはいてたパンツが「あれ?ずれてる?」と思い、よく考えてみると確かにパンツのボタンをとめるトキも少し窮屈感があったのに今では余裕にとまります。 腰のくびれがかなりでき、お尻の位置もプリっと上がりました! 体重を見ると−2Kgも落ちてました(@_@) あれだけ落ちなかった体重がこんなにも簡単に! 10年ぶりにこの体重計の数字を見てビックリ! ちなみにこのバンテージダイエットは7パターンあるのですが私はそのうちの4パターンだけに絞って毎日しています。 弱点を一つ述べると毎日してるとゴムが切れてくるコト(*_*) それでも効果はあるし簡単なのでもう一冊、買う予定です。

Wii Fitよりいいかも
思わず衝動買いしてしまいましたが、バンドがついているのが手軽でいいですね。
WiiFitで挫折した経験があるほど続かない私ですが、今のところは毎日続けられています。
生来ガッチリ体型なので、目に見えての変化は感じられていませんが、体を動かすことがよかったのか
立ち上がる時の膝の痛みと肩コリが少なくなってきたように思います。
思わぬ副産物でしたが、値段も手ごろなので、健康法としても取り入れてみてはいかがでしょうか。

男性にも効果あり
当方、アラサーの男ですが、男性にもオススメです。
本の内容はおもいっきり女性向けですが、別にバストアップとかじゃないんで、男性がやっても問題ないです。このダイエットのウリはなんといっても楽なのがいいですね。掲載されてるエクササイズ全部をやっても30分程度で、忙しいサラリーマンにはうってつけかと。
一週間経過しましたがベルトの穴が一つズレました(笑)。怠けずやれば効果があると感じます。
残念なのは、楽なのがウリなのに動画を見るのにいちいちPCを立ち上げてサイト登録しなくては行けなく面倒です。多少高くてもいいのでDVD付きがよかったですね。それとバンテージが新しい時はゴムの粉?みたいなものが巻く時に服に付くのも少し不満です。


効果あり!!
飽きっぽく色々なダイエットをしても長続きしませんでしたが、一週間続いてます♪巻くだけなのでテレビを見ながら出来るし簡単♪
太ももの外側のお肉が減って下腹部も引き締まってきました!あと食欲が抑えられてきた感じがします。


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とある科学の超電磁砲 4―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)

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とある科学の超電磁砲 4―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)

面白い!
前巻で幻想御手(レベルアッパー)編が終了し、いよいよ本巻から「とある魔術の禁書目録」でお馴染みの欠陥電気(レディオノイズ)編が始まります。
本巻は「とある科学の超電磁砲」という外伝ストーリーで、上条視点だったのが美琴視点で物語が進行していきます。

実はこの話の美琴視点が凄く気になっていたので、この第4巻は非常に面白く、話に引き込まれていきました。
最後は凄くいい所で終わっているので続きが気になって気になって…(笑)
他の方も仰っている通り、禁書目録で結末は把握していても非常に楽しめる内容となっております。

買って絶対に損しない一冊です!


超電磁砲
おそらくこの外伝コミックを描く上で一番の主目的であったであろうシスターズ編がはじまりました。
多分主力は小説をみてもわかるとおり、ガンガンに連載されているとある魔術の方だと思いますが個人的に同シリーズ中ではこの超電磁砲が一番のお気に入りです。
話もうまくまとめられており、とある魔術コミックス版よりも話のつながりやキャラクターの会話の流れがわかりやすく読みやすいです。
小説のとある魔術やコミック版のとある魔術から入るのではなく、この外伝から入った方も多いのではないでしょうか。

とあるシリーズは原作者の鎌池さんが描くストーリーからはじまりキャラクターデザインの灰村さん、とある魔術コミックを書いている近木野さん、そしてこの外伝担当の冬川さんと、様々な画風がありますが自分は冬川さんの画風が一番好きです。
ただ著作者の鎌池さんが余程ダークな展開がお好みな様でその点は賛否両論あるかと。

原作を読んでいるとやはり最後はあんな感じに・・・と先がある程度わかってしまいますが画風やストーリーのキャラクター視線が違うこともあり毎月の連載が楽しみに待てます。

折角オリジナルキャラも登場させたのだからシスターズ編終了後も外伝として一人歩きしていってほしいとの思いもありますが、この外伝の美琴がデレになる所は想像できないなぁ。

しかし、特装版同梱物は凄まじいネタバレですね(笑)





残せたのはさようならの一言だけ
 本巻から御坂美琴のシスターズとアクセラレータの物語に話題は転換する。
 自分だけの確かな現実を築き上げるわけでもなく、『樹形図の設計者』という人の手により作られし神の預言に従っているだけという免罪符を振りかざし、倫理観のかけらもない実験を進める人々。一度動き始めてしまった計画は、少々の妨害では止まることはない。超電磁砲のパーソナルリアリティは、この流れを止めるだけの力を発揮できるだろうか。

 ストーリー構成が素直で分かりやすい。マネーカードを拾うという導入から始まって、布束砥信との遭遇、シスターズ計画の認識、そして、シスターズとの交流と、偶然と噂話から実験にまでたどり着くのは、ご都合主義という見方も出来るけれど、綺麗な流れであるように思う。そして、シスターズへの愛着のポイントとなる缶バッチの入手に至るストーリーも、これまでの流れから逸脱しておらず自然だ。
 本編から結末は分かりきっているのだけれど、そこに至るまでの御坂美琴の苦悩がこちらのメインになるのだろう。

よいよシスターズ編
感想を言いますと結構話に入りこみました。

アニメやガンガンの方で話は知ってましたけど、冬川先生やりすぎでは?

戦い方はあるが、はっきり言ってアクセルレータとの相性は最悪で5巻では美琴の苦悩が始まるんだろうなぁ、そして6巻で彼の登場になるんだろうと今後の展開を読んでるんですが…

5巻は更にダークになりそうなので6巻が出てから読もかと考えちゃてます。

御坂妹と…
第18話〜第23話迄の6話が収録された第4巻。

また、企画モノの特装版があるが、通常版と言う位置付けは明記されてはいない。

本巻では、妹達(シスターズ)の量産計画の事実を知って行くところがあり、その内の一人と遭遇するところから、更なるストーリーが期待できるが…。

余談は、コレクション絡みの展開はこの巻の不可侵地帯に思われる。但し、レールガン(外伝)を語るには、この一冊自体が必需品です!

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坂の上の雲〈2〉 (文春文庫)

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坂の上の雲〈2〉 (文春文庫)

これは小説じゃありません
 第二巻は、出張先の小田急・本厚木駅前の書店で買った。司馬は関西だけで人気があるのかと思いきや、ここでも人気で特別のコーナーが設けられていた。2009年秋からのNHKの大河ドラマの影響大であることは否めない。

 本書は、長編小説ということになっているが、小説と言うより、むしろ歴史ルポルタージュである。3人の主人公の生き様を歴史の順番に追っていくという形を取っているが、例えば、ロシアの成り立ちの歴史がいきなり登場してきたりして、作者は縦横無尽、あれもこれ持って感じで、筆を進める。
 ところで、本書にいう秋山兄弟は、秋山家の3男と5男であるが、そのことは一切触れられていない。長男、二男は何してた? 日清・日露の両戦争を描きたかったからともいえるが、もう少し二人の生い立ちなるものを書けなかったものか・・・・・。まあ、いいけど。

 それやこれや・あれやこれやで、第二巻は日露戦争勃発前夜までが書かれる。

日本初の対外戦争(日清戦争)から
 第一巻では秋山兄弟、正岡子規の葛藤や情熱が描きながら、それを中心に「明治日本」をいうものを表現していた。
 第二巻では日清戦争、米西戦争などが起こり、それらの経緯を描きつつロシアを中心とした世界情勢が書かれている。

 この間で印象に残るのは、十九世紀末の帝国主義。
 二十一世紀の今考えると、「なんて馬鹿な考えだ」と思ってしまうが、この時代があったから今の時代があると考えるべきなのだと思う。

 三巻で、世界情勢はどのようになるのだろうか?
 日露戦争にはどのようにして突入していくのだろうか?
 次巻も目が離せない。

日清戦争を契機に俄然注目される日本
 意外な勝利となった日清戦争であるが、この勝利により、日本国民は国家という存在を体感し、諸外国から注目されると同時に、ロシアの壁にぶち当たった。
 日清戦争の勝利は、日露戦争へのスタート地点に過ぎなかったのである。

正岡子規のすごみ
日清戦争前後のお話。

こういう時代にあって、秋山真之は留学を重ね軍人として着実に成長しています。
一方、学生時代には移り気で何をやっても物にならない正岡子規ですが、
俳句というものに出会い、文人として一気に大成しました。
特に死を意識してからの彼の行動は鬼気迫るものが感じられます。

人間、熱中できるものを見つけた時の力を思い知った気がしました。

時代のうねりが伝わってきます。
日清戦争以降の時代の大きなうねりの中で、秋山好古、真之、正岡子規がそれぞれの境遇、立場の中で、感じ、行動する様の対比がおもしろい。
滅び行く清や、日本の前に立ちはだかろうとするロシア、そしてそのような状況の中で日本はどこへ行こうとしているのか、時代背景が手に取るように伝ってくる。

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ONE PIECE 巻56 (ジャンプコミックス)

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待ってました赤犬!
インペルダウンでのエース救出が間に合わなくてマリンフォードの海軍本部に乗り込もうとするルフィ達…という展開自体は、ウォーターセブンでのロビン救出が間に合わなくて司法の島エニエスロビーに乗り込んで決着をつける流れと一緒なのだが、登場するキャラが超豪華だったので、興奮しながら読み進めた。
王下七武海や三人の海軍大将、そしてあの四皇の一人の大海賊まで登場して、物語は正に今、最高潮に達している。

個人的には海軍大将の赤犬の登場が嬉しかった。
見るからに強そうだし、青キジより冷酷な心を持っているという描写は41巻でのロビンの過去話でも出てきてるから、どれだけ激しい戦い方をするのかが非常に気になる。

更に、表紙カバーをめくると映画「STRONG WORLD」の為に尾田先生が描いた、普段とは違った格好のルフィが登場。 ワンピースファンならこの巻は絶対に買いだと思う。

しかし、短期集中連載の扉絵でのサンジとウソップの姿…本編とは違った意味で気になるけど、今後ルフィと再会する時もあの状態のままなのだろうか。

空前絶後の戦いが幕を開ける
白ひげ、七武海、海軍大将、エースの処刑、インペルダウンからの大脱獄、黒ひげの暴走。
今まで読んできた人には、ビッグネーム、大事件の連発でもうたまらん展開です。

そして何よりも、我らがルフィがその大混乱の一端を担っているという事実。
イーストブルーから出発した少年が世界の頂点たちと激突するまでになっていることについにここまできたかという感慨を覚える。

今、世界が注目する空前絶後の戦いの幕が落とされる。
これは絶対読まナッキャブル!!

泣いた…
ちょっ ボンちゃん!!!!ウワァァァァァァァァァァァァァァ(';□;`)

すげぇ・・・
56巻も続いてなお躍進し続けてるって凄いとしか言いようがない!

ぶっちゃけ、白ひげ・王下七武海・海軍大将・黒ひげとかが凄すぎて、ルフィ以外の麦わらの一味のかげが薄くなりそうで微妙ではある。
でも、この先このすげぇ人たちがルフィとどう絡んでいくのか楽しみで仕方ない!
海軍も含めて、誰がルフィの味方になって誰が敵になるのか…
最後にどんな対戦カードが用意されてるのか…



想像するだけでヤバいけど、尾田さんにはこのまま中弛み(失速)しないで頑張ってほしい!!!

ボンちゃん、ありがとう。
50巻を過ぎてからのワンピースは、
いつもハラハラさせてくれる、
そんな安定した面白さが見られてすごく面白いです。
この巻ではまたまたボンちゃんが漢を見せてくれます!
エースの出生の秘密も明かされますしこの巻は必見!
ジンベエやイワさん、いろんな人に助けられながら、
エースの救出に向かうルフィ、王下七武海や海軍大将、
そしてついに白ひげが登場します!!これだけ大物がそろうなんて!
これからの展開がますます楽しみです!文句なしの★5つですね。
SBSではイワさんにちなんで…性別が逆転した麦わら海賊団が見れたり、
巻末には映画のことを語る尾田先生や映画監督とのショートコントが!
買って損はないと思います。


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坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)

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坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)

司馬史観は日本を滅ぼす
司馬遼太郎は、戦後左翼プロパガンダの宣伝システムに担ぎ上げられ、団塊の世代を中心に崇拝すらされている。
しかも保守層とおぼしき、いわゆる日本文化や日本歴史好きの人々に、圧倒的に人気が有る。
近年やっと、司馬遼太郎史観ということが言われ始めているが、「信仰」している人々には何を言っても無駄である。
司馬遼太郎は明治の日本はよくて昭和の日本はダメだという。乃木将軍は愚将で、竜馬は英雄だという。
日本の歴史の連続性を知らず、またその精神を乃木将軍に発見出来ない者に、日本の文学は書けない。
司馬を評価するとしたら、「街道をゆく」シリーズの中の唯一、『台湾紀行』であろう。しかしこれも、中途半端な左翼史観から抜け切れていない。ただ、台湾と日本の歴史の連続性を多少なりとも示している。
その他は、文学としては勿論、大衆小説としても、読むに価しない。それどころか、反日左翼史観のプロパガンダに侵されるだけである。
『こころ』を書いた夏目漱石が、司馬の書いた乃木将軍或いは明治を読んだら何と言っただろう。黙って、本を閉じたであろう。 
漱石の書いた『こころ』における「明治の精神」は、司馬のような日本人やそれを崇拝する日本人の出現を予感し、嘆き、そして慟哭しているのである。
NHKは最近、歴史の偏向捏造番組により史上最大の原告1万人から訴えられた(こういう報道が殆どなされないのはいつものことである)。これ以上日本を悪玉にする番組作りをさせてはならないと多くの日本人が立ち上がった。そのNHKが最も力を入れるのが司馬作品である。そしてそれを反日左翼メディアや学者がこぞって絶賛し大衆を煽るのがこれもいつもの図式である。



膨大な資料をもって、明治期を再構成! 凄い。
言わずと知れた、司馬遼太郎の代表作、そして大作。
彼はこの本の為に10年の歳月を掛けたそうです。正に魂が込められた作品。
文庫本は全8巻で、私も読み切るのに半年かかってしまいました(途中で休憩しつつ)。
そういう意味でも、覚悟の上で読んでもらいたいですね。

この作品はあくまで小説です。しかし切り口によって、
伊予青年の成長を追う物語にも、日清・日露戦記にも、ビジネス書とも読めます。
歴史好きな私としては、当時の日本そして世界の事情が、
司馬流解釈であるかもしれませんが、大局的な視点で示されていて、
解り易い教科書に出会ったような感激がありました。

日清・日露戦争の背景、帝国主義の背景そして、当時の政治力学が丁寧に説明されています。
(筆者の断言的な記述も、説得力あります)
これは膨大な資料・証言から、筆者が組み立て直した堅固な結論があるためのようです。
世界情勢を捉え切るところに、筆者の力を感じ、ただただ感心するばかりです。

歴史小説は先人に学ぶ手段のひとつ。
先人を越えていく宿命を持つ我々には、必読の書かもしれません。
これだけ良い近代歴史小説を読める、日本人は幸せなんじゃないでしょうか。


温故知新
戦争を美化しないでほしいといった司馬遼太郎さんの遺言がわかる作品!
すぐれちゃんも感激していた!

司馬作品は読みやすい
 司馬遼太郎の小説は、歴史小説であるにもかかわらず、終始、いま現在とリンクしている。例えば山崎の合戦の箇所を説明する段になると、「新幹線から見える大山崎辺りのサントリーの工場・・・・・」って感じで、今を生きる日本人の股間を刺激する文章で、これがまた心地よい。だから、よく読まれ、人気があるのだろうか。歴史小説であるのに、歴史の順番に書き連ねていくって言うふうではなく、思いつくまま、寄り道しつつ主街道を歩んでゆく。

 というわけで、国民小説にまでなってしまったこの「坂の上の雲」、第一巻の最初の章は、秋山信三郎好古の幼少の頃から騎兵に志願するまでが一気に進行する。次の章では、弟の真之。ここも、スピード感一杯で、生い立ちを述べたかと思いきや、いきなり日本海海戦幕開けの有名なキャッチ・コピー「天気晴朗ナレド浪高シ」は、この真之が起草したものであるということが、第一巻の三分の一もいかないところではやくも紹介されている。こうなると、このエピソードは、ここで、忘れないところで、書いておこうという感じで書いているようである。

 もう一人の主人公、正岡子規の紹介も手抜きがない。明治の偉大なジャーナリスト、陸羯南の必要最小限の紹介文も早くも現れてきて、これまた読者にはうれしい。
 司馬遼太郎は登場人物の個性を書き分けるのが、頗る達者なので、またしつこい位にその出てきた個性を根掘り葉掘り書き連ねるので、顔と名前が一気に一致する。だからたとえ脇役であっても、そう簡単には、登場人物の名前を忘れない。司馬の作品は読んでいて、個性が浮かび上がる・風貌が目の前に立ち上がる・ビジュアルであるという特徴がある。だから大河ドラマに何度も取り上げられるのだろう。

見事な『歴史』の小説化
舞台は明治維新後30年目くらいの日露戦争の頃の日本、主役は全編を通して陸海軍でそれぞれ司令官、参謀として活躍した秋山好古、秋山真之兄弟。正岡子規が同郷(伊予)の友人として歴史の傍観者になる。有名な秋山兄弟の伝記というよりは、明治の日本人のメンタリティや価値観、ロシアの侵略に対抗するために国民が一丸となって、それこそ死ぬ気で戦った当時の世相が等身大で書かれているのが人気の要因だろうと思った。 特に、戦争に徴用された一般の若者が命を賭して日本を守るために相当勇敢に戦ったようで、まさに世界にデビューしたばかりの弱小国が国民一丸となって戦ったような世情がリアルに伝わった。

明治の世相観以外にも、戦記ものとしても充実している。東郷平八郎、乃木希典の2大英雄にも当然フォーカスが当たるが(秋山真之は東郷の参謀)、敗戦までは国民的英雄で神として祀られた乃木将軍を無能だったと描写されるが、これには歴史家の間では今でも賛否両論。ただ、一小説としては英雄無能説は興味深く読めた。そもそも、日露戦争では陸戦ではほとんどが負け戦で、壊滅寸前に海軍の勝利で戦争が終結したとの物語になっていた。その象徴が乃木将軍無能論に著されているようだ。

後半は戦記もの的比重がかなり重いが、前半の明治の青春群像ともいえる秋山兄弟と正岡子規の物語は普通に面白い。戦争ものが嫌いな方にも前半はお勧めする。

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リアル 9 (ヤングジャンプコミックス)

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リアル 9 (ヤングジャンプコミックス)

一難去ってまた一難
高橋の入院する病棟に新しく入ってきたのは、プロレスラーの白鳥。
肉体的“強者”であったはずの彼もリハビリにおいては自分よりまだ
下にいることを目の当たりにし、つかの間の精神の安息を手に入れ
た高橋であったが、“ある事実”をきっかけに、彼の心は再び深い奈
落へ突き落とされることとなる…。

人は生まれた時から社会に組み込まれていて、社会に組み込まれ
ている以上他人と比べられ、自分でもそれを比べてしまう運命にある。
だからこそ他人を目にすることによって生まれる、彼らへの優越感と劣
等感。
そのうす気味悪くてジメジメした感情は、桜木や流川といった超人的
なバスケットマンの住まう世界では描けない、また一つの「リアル」だ。

本作が主に扱うのは今のところ身体的な障害ではあるけれども、この
“自分を他人と比較する病”への罹患に、健常も障害も大差はない。
それほどまでにそれは、自意識をもった人間にとって根が深い業みた
いなもんだ。
その他人との差異を多様性という「武器」ととるか、動かしがたい冷徹
な「宿命」ととるか。それはこの巻での野宮と高橋のスタイルの違いと
も合わさるところだろうけれど、それはあくまで「気の持ちよう」(=主観)
の問題であって、でもその「気の持ちよう」こそがその人唯一のREAL
(=現実)であったりする。

そうなんだよ。社会ってのはこちらが望んでもないのにいつのまにか立
たされるリングを用意する。でもそんな不可避なマッチメイクであっても、
せめてドローには持ち込みたい。
それが、この巻を読み終えて思うこと。

発売が遅い!が面白い。
とにかく早く次の巻だして下さい!


1年に1巻のスロースペース…ストーリーもスロー。


話自体は面白いですが、このスロー発売はちょっとと思ってしまう。


9巻は高橋の目標が見つかりそうで終わってるので早く続きが早く読みたいです!!。


スロー発売以外にいうことない面白い漫画です。

なかなかすすまないんですが・・・
それでも、おのおのの登場人物たちが重要なことに気づき始めたような、
そしてこのあと彼らが大きく動き出しそうな9巻です。
彼らの成長していく姿には、くさいんだけど毎回勇気をもらいます。
その、くさいところがいいんですよね〜。

にしても、体育の教師は私も最初男だと思いましたよ!

野宮本格始動
長い間目標が定まらずもんもんとしていた野宮も
東京ライトニングスのトライアウトを受けるという
明確な目標を持った。

常に前向きながら目標が定まらず空回りしていた
野宮が本気になった。高過ぎる目標にでもガムシャラに
近づこうとする彼の姿は読んでいて清々しさを覚えた。

9巻のキーワードは「化学反応」。

野宮の目標に向かう姿は、刺激となって高橋にも
化学反応を起こすのか。

これからの展開への大いなる期待を読者に与える本巻
見えない将来を模索することであがいていた野宮が、前巻でバスケットボールという目標を定めて邁進しているのとは対照的に、依然として絶望の淵にいる高橋。しかし、本巻ではその高橋にも変化が見られ始める。白鳥、花咲というリハビリセンターの仲間との交流、そして野宮の生き様を知ることで受ける衝撃。最後の頁で高橋の脳裏をよぎるのは、主人公の一人なのに本巻ではほとんど出てこない戸川の姿である。

本巻はストーリー的にはそれほど動きがなく、あたかもジェット・コースターで坂を登っている時のように緩やかに情景は変化していく。しかし、それはジェット・コースターと同じように、ゆっくりではあるし展開はないが、これからのドラマに期待を持たせるように描かれており、稀代のストーリーテラーの井上雄彦の才能が遺憾なく発揮されており、決して冗舌ではない。こういうストーリーの背景を丁寧に表現できていることが、リアルが他の漫画と比べて人々を感動させる力を有している理由の一つであろう。しかも、繰り返しのような描写も、それが重複するというより、その重みが堆積するかのような説得力を有しており、そこには無駄はない。そして、作者は漫画というメディアの特性を極めて巧みに活かしている。小説でも、テレビといった映像でもなく、漫画だからこそ表現できる迫力、リズム、奥行きが、本巻だけではないが、この漫画には通底して存在している。

三者三様の主人公ではあるが、他の二人と違い、最後まで五里霧中の状態にあった高橋が遂に覚醒するのか。高橋と戸川とがバスケのコートであいまみれる日がくるのか。これからの展開への大いなる期待を読者に与えて、本巻は終わる。

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