ブログトップ >> 月別[ 2010年01月 ]

一生折れない自信のつくり方

amazonでチェック

一生折れない自信のつくり方

成功のエッセンス
青木先生の最新刊であり、先生の講座「頂点への道」におけるエッセンスが凝縮されていて大変わかりやすい本です。自己啓発のための入門書としても最適です。本書をきっかけに自ら次の行動おこす(書かれている内容を実行する、青木先生の講座に参加してみるなど)ことが出きれば、あなたの自信力は必ずアップして行くことでしょう。

自信がついた
就職活動に自信が無くなったときにとある友人から勧められたのがこの本です。結構読みやすく、一日で読めましたが、この本を読んで凄く価値観が変わりました。何より思考を現実化した回数というのがとても為になり、順調に就職活動も進んでます。

自己啓発の導入としては良いと思う
他の方のレビューがかなり良かったので購入しましたが、私にとっては少々期待外れでした。

言葉遣いや表現などは非常にシンプルで分かりやすいのですが、単に「頑張れ」「やればできる」といった主張がたびたび登場し、やや上滑りな印象を受けました。心に響いてくるような言葉もあまりなく、さらっと読み通すことができてしまいました。もっと精神の深い部分というか、人間学的なところでの自信のつくり方というのを期待していただけに残念です。

もっとも、自己啓発の導入書としては分かりやすくて申し分ないと思います。

本の通りに実行すると、自信がつくのを体験しました!!
 「自信」というと何か世間から評価されたり、価値があると認められるような大きなことが出来た時に形成されるように感じられますが、著書の中にあるように、自分で自分を認める(他者評価ではなく自己評価するということ)が大切で、そこからでしか、真の自信が形成されないことがわかりました。ここで、この本を読んでから私が実行して得られた自信を紹介したいと思います。私は整理整頓が苦手で、気になるもののそのまま見ては見ぬふりをして過ごしていました。しかし、本を読んで、自分の嫌なこと=片づけを30分実行しました。するとすっきり嬉しくなって、「あ〜、出来た!!また明日もやりたい!」と思いました。これを読んで、「何だ、そんな小さなことか!」と思われるかも知れませんが、これが自信を得ることができた事実です。本を読んで、何か実行すれば(ポイントは、苦手な事で、今すぐに出来るほんの小さなこと)必ず自信が得られると確信しました。自信のある方、ない方両方の方にお勧めの本です。本を読むことにより、自信形成への第一歩を踏み出しませんか?

自分は自分しだい!
自分は自分しだいで、人生が決まる。

当たり前のことが当たり前に感じれていませんでした。

自分は、ぜったいできる!
自分には無限の可能性がある!

そんな、素晴らしい言葉を心に響かせてくれ、思い込ませてくれる本です。

これからの人生、自分しだいです。

壁にぶち当たって悩んでる方々、非常に読みやすく心に届く本なので、ぜひ、読んでいただきたいお勧めの本です。

amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | 倫理学入門

生き方―人間として一番大切なこと

amazonでチェック

生き方―人間として一番大切なこと

人生の指針
人として、特に技術屋として強い共感を覚えた。熟読し、実践できれば輝かしく、
充実した人生を送ることが出来るものと確信します。
この本は今回含め10冊目の購入で、後輩等後進に進呈しています。

わかるけど、やっぱ、人にはそれぞれ価値観があるんじゃ、、、
自分のためでなく、世の中のために働く、それが結局は自分の幸せに繋がる。
ほかの自己啓発本でもいわれる「お金は後からついてくる」ってやつですよね。
わかります。多分そうでしょう、そうなんでしょう。

でも、趣味や余暇を全否定して、仕事一筋ってのは、そういう価値観の人はいいですが
それを他人に強要するのはどうなんでしょう?

大昔、仏門で修行しなくても、ただお経を唱えれば救われるっていう仏教がはやったと
学校で習いましたが、その「ただお経を唱えれば」の部分が
「ただ仕事をすれば」に置き換わった新しい著者独自の仏教の一流派の
聖典といえると思います。

荒行の末に悟った釈迦の教えは、結局のところ、中庸を知るということだったのではなかったでしょうか?
人によって、仕事も家庭も趣味をバランスよく中庸にという価値観もあると思うのですが。。。

人は才にあらず,徳を持て!
仕事の進め方に違和感を持っている人,自分のしていることの善悪がわからなくなった人,
「人として」かっこいい生き方を目指す人へ勧める.

この本は,著者の研究者・経営者としての生き方の話から,
仏人・「存在としての人」としての生き方の話へ移行していく章立てとなっている.
そのため,はじめは仕事の進め方や心構えについて,具体的に習得しやすい形で解説しつつ,
それは人としてどう生きるか(魂をどう磨くか)に繋がっていることがわかる.


ある事象に触れたときの著者の解釈が論理的ではないので,
文章の論理が気になる人は途中の章で投げ出したくなるかもしれない.

ただ,人としての善悪という,最もプリミティブな判断基準が揺らいでいる今,
一石を投じる書籍であるのは間違いない.
また,才の高さのみが優遇される今,徳の重要性を示し,
それを高める姿勢を持たせてくれる本だ.

人として生きるとはなにか.本質的な善とはなにか.
これらを感じ取って欲しい.

思いをつきとおす
京セラ創始者・稲盛和夫氏の本。
自伝ではなく、稲盛氏が考える人間のあり方について語られています。
稲盛氏の哲学、もっと言えば宗教についての本だと言えるでしょう。

世の中が至極単純に見えてきます。
努力して、一本筋を通して成功するか。
それとも脇道に逸れ、ふらふらした結果てなにもなさないか。
たったこの2つの道しかない、と。

「努力しても報われないなら何にもならない」
「自ら努力せずとも、他人を利用すればいいだけのことだ」
と言う方もいるでしょうが、自らなにかを貫き通して生きるほうが
気持ちのいい生き方のように思います。

「できない」「できるかもしれない」ではなく、
「できる!」と強く思うことが大事。
決して同じ道は通らず、常に前に進むこと。
因果あってこその運命。努力の結果は運命に現れる。

どれも単純でまっすぐな考え方ですが、
やはり成功してきた人の言葉は重みが違います。

いちいち利害やできるできないの計算をせずに、
思ったこと、信じることを貫き通して生きてみようと思える一冊でした。


圧倒されます
あまたの自己啓発本が巷にあふれる中、この本は究極の成功本です。この本を読むと、他の本が余りにも貧弱にみえます。そもそも、お金を動かすだけ、How-to本を書くだけの人は本当の成功者とは言えませんよね。いくら、寝ながら夢想し、潜在意識に訴え大金持ちになったと言っても、何にもこの世に生み出して来なかった人達は指導者でもなければメンターでもないでしょう。現在、成功者と称えられている人達の命運さえ垣間見えてきます。齢70を超えた大経営者が、外連味なく堂々と語られていて、もう納得するしかない本です。

amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | 倫理学入門

『マブラヴ オルタネイティヴ』公式メカ設定資料集 MUV-LUV ALTERNATIVE INTEGRAL WORKS (TECHGIAN STYLE)

amazonでチェック

『マブラヴ オルタネイティヴ』公式メカ設定資料集 MUV-LUV ALTERNATIVE INTEGRAL WORKS (TECHGIAN STYLE)

知らない人でものめり込む!メカとか作品の設定にこだわる人にオススメの一品!!
子供の頃からロボットやメカが好きという人にはぜひ、見てもらいたい一冊です。
特に作品を知らないような人が見ても相当面白いはず。

そういう人は、メカを見て色々な背景を想像すると思うのだけど、普通作品で取り上げられにくいメカの製造された背景的な部分も作りこまれていて掲載されているんですよ、この本。

たまたま、読んでいて隣から覗き込んだ後輩(女性)が、興味をもって“読むー”
という位だから、相当なもんでしょう。

ガンダムシリーズとか、F.S.Sとか、スパロボシリーズ好き(←自分の事)なら特に最高な気分になりますよ!



マジバカ
マジバカ。この一言に尽きます。もうね、狂ってるとしか言いようが無いです。(褒め言葉)
作品内の詳細な歴史、戦術機や作戦内容などの偏執的なまでのデータ類等、
「ああ、こりゃできるまで数年かかるわ…」と思わず唸らさせられる一冊。
オルタファンなら買いの一手。コアなファンほど楽しめると思いますよ。

とても濃ゆい内容でした
ホビージャパンの本から遅れること数カ月。
でもそれだけの価値のある本になっていると思います。

ホビージャパンの本が立体物および連載中のコンテンツありきだったのにたいし、こちらはベータとの戦いの通史から、各種戦術機の歴史、各デザイナーさんなど各関係者さんからのコメントなどかなり濃ゆ〜〜い内容となっています。立体に興味のない、原作ファンの方はこちらのほうが好みかも? かなり細かい設定が掲載されており、二次創作をされる方にもおすすめの内容でしょう。

一部戦術機にイラストが載っていないなど、不満もないわけではありませんが、18禁ゲームでここまで掘り下げられている設定本がでること自体が驚き。イラスト・テキストのボリューム感もハンパないので4000円超という価格でも納得です。
「もとがアダルトPCゲームだからなぁ」と敬遠ぎみの人にも、ぜひ手にとってもらいたい内容です。

大地に眠る者達の声を聴け…
これは、マブラブ好きはもとより、マブラブを知らない人でも、メカ好きな人ならこの本は買いです。マブラブをやってなくても、めちゃくちゃ面白いと思います。もう戦術機の解説を読むだけでハフンハフンしてしまいます…これを読んでからゲームをやってみるというパターンもありだと思います。つまり、慧は俺の嫁ってこと。

オルタ・TEファンにはたまらない!!
どの方も言われている通り待たされた甲斐はかなりありました。
なにしろ、メカニックや世界設定がメインなので戦術機ファンには決して高くない買い物だと思います。
中身なのですが、とても情報量が多いです。宅配便業者から受け取った時、最初に思ったのは
「おもい、、、」
です。
箱を開けたら
「分厚い、、、」
です。
私はゲームをやって、TEの小説を読んだだけなので初めて目にする光景がとても多いものでした。え?ユーロの戦術機って何?みたいなww
初めて目にする光景でなくても、あそこはこういう風になってたんだーとか色々発見は毎ページありますね。あたりまえですが、、、

買って損は絶対にありません。

amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | ゲーム攻略本 全般

サヨナライツカ (幻冬舎文庫)

amazonでチェック

サヨナライツカ (幻冬舎文庫)

サヨナラジンセイ
けっこうコツコツと毎日通勤電車にて本を読んでいるのですが、
小説を読んでこんなにつまらなくてむかついた事は初めてです。
初めてレビュー書く気にさせた
私にとってある意味すご〜い小説です。

辻仁成=エコーズ世代なので、どうも読む気にならず今まできてましたが
映画になるという事で手をだしたのが大失敗でした。

他のレビューにもありましたが40すぎのオジさんが好きそうな内容でした(笑)(共感)
過去には色々ありましたが、40手前の現状幸せなオバさんなのでまったく理解しがたい内容です。

豊が女で沓子が男の逆パターンだったら話は別ですが・・・。
冬ソナみたいに沓子(チェ・ジウ)に婚約者がいるのに豊(ヨン様)を愛し優柔不断に振り回しといて、
結局分かれて十数年後(冬ソナは数年後)最終的に男がずっと女の事を思って待っていてくれた。
という状況だったら号泣、絶対泣けるけど、逆は読んでいて腹がたつだけ。

特に沓子みたいな悲惨な状況には世の女性になって欲しくないです。
ちゃんと新たに素敵な男性と出会い愛しあって結婚して可愛い赤ちゃんを生んでいたら
どれほど幸せだったでしょうか。
そして時々旦那に秘密で豊の事を思い出す。

そんなこんなでこの小説はオジさんのナルシシズム的小説なのでむかついたのしょう。
やっぱり辻ジンセイだった。。。

なんだか。。
読むのが苦痛ではないが、みなさんおっしゃっているように、共感できない。数十年前のタイの風情を感じられたり、いかに魅力的で妖艶な女性に翻弄されたのかを示すような、感情に訴える記述があまりにも希薄すぎる。また、所々に出てくるカタカナ表記や、呼称の変更も、効果を生むどころか少し浮いてしまっている。つまらないとまでは、言わないが、一読する価値は、あまり感じない。

魂の本
発売された当初読み、とても感動した本です。
叶わない恋でも胸に秘めて思い続けるという辛い恋ですが、
胸がきゅんとします。
人が本気で人を愛するという魂を感じる事ができる本です。
映画化をきっかけにまた読み返してみたいと思います。
何度も読み返したくなるそんな本です。

人生経験が豊富な方、特に男性にオススメです。
恋愛小説としてだけでなく、作品をもっと拡大解釈することができれば、とても共感できるはず。
人生の分岐点、迷った時の苦悩、トラウマになるような別れ・・・そんな自己の経験と物語をシンクロさせると、すごく感情移入できます。

女性ウケは悪いでしょうね。あまりにも主人公に魅力がなさすぎる。退屈なラブストーリーだと思うのでは?

逆に男性にとって主人公は、こんな輩になりたくない典型的なタイプ。同時に、彼と同様の弱点は多かれ少なかれ、絶対に誰にでもある。彼が堕落していく様に、自分の過去を重ね合わせた方も多いと思でしょう。

つまり、わりと人生経験豊富な中年オヤジ向けの作品なのです。自らの人生とオーバーラップして、胸がキュンとなったり、あるいは自分を奮い立たせるカンフル剤的な要素を持った作品ですね。

もうひとつ、沓子の大胆なキャラと、強気な女性にありがちな、繊細さや脆さみたいな部分が、上手く描写されています。普通の男なら、やはり恋に落ちざるを得ないような気がします。

私は41歳×イチですが、読みながら大粒の涙をこぼしました。
中年男性の方には、是非一度読んでみてほしいと思います。


(映画)
ちなみに映画も観ましたが、こちらは最低。
登場人物の感情表現が、まったくできていないし、本来美しい中山美穂さんの魅力が全然感じられない。
スタッフが韓国の制作陣のためか、、展開が韓留ドラマです。そのため、原作の深い部分がほとんど描けていません。全く別物と考えた方がよいでしょう。

私としましては、本はオススメできても、映画は全然NG。特に中山美穂さんのファンにとっては、誠に残念な仕上がりとなってますので、絶対に観ない方がよいですね。
逆にストーリーにスピード感を求める韓流ドラマ好きな方には、いいかもしれません。










今読んでも…
発売当時高校生、辻仁成の大ファンだった私が読んで涙が枯れるまで感動した恋愛小説サヨナライツカ。当時映画化が白紙になりショックを受けましたが今年初め長い年月の末映画公開されました☆その嬉しさと言ったらもう(*^o^*)
映画化と言うことで見に行く前におさらいする気持ちで読み返してみました。初めて読んだのは高校生、でも今は二十代になっている私ですから当時とは違い大人社会の現実部分で理解できなかったことが今は少し解るようになっています。それにより物語に共感できる場面が増えたことが刺激になり新鮮な気持ちで読めました。
しかし、第一部「好青年」の二人の熱い恋が終わった後に来る、この小説の集大成とも言える第二部「サヨナライツカ」での二人の運命的かつ静かな晩年 の再会が涙を誘うのは今も昔も変わりません。人を損得なしで愛しぬくことの大切さを教えてくれた私の青春小説です。

amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | た行の著者

NLP速読術~1冊10分で本が読める!時間がなくてもスキルアップ&試験合格~

amazonでチェック

NLP速読術~1冊10分で本が読める!時間がなくてもスキルアップ&試験合格~

レビューの数
つい最近出たばかりの本ですね。
それに対してすでにこんなにレビューのコメントがついている。
不自然だとは思いませんか?

レビューを利用したさくらによる宣伝はいい加減にしてもらいたいものです。

ちなみに私はこの本の著者がSSIという悪名高い自己啓発教材販売会社の
トレーナー(とは名ばかりの販売員)をやっていた頃から知っています。
著者にとってはこのことは隠しておきたい過去かもしれませんが。



現実的な感じがよい
何種類か速読をやって、挫折したことがある人のほうが
より分かりやすいように思います。
フォトリーディングの手法に近いですが、
やろうとしていることが非常に現実的なので好感が持てます。

速読というと、読む速さのほかに、全ページ暗記しているとか、
ちょっと読んだだけで、その本に関する質問にぜんぶ答えられるとか
そういう、超能力的な話がでてくることも多いかと思いますが、
そういうのが、さっぱり無いのがこの本です。

「いらない情報」を徹底的に捨てる。
本のなかに、大事なところは、ほんの少ししかない。
その大事なところだけを、きっちりすくい上げる。
これが、この本の言う速読法です。

それから、フォトリーディングのような
潜在意識(無意識)を使って読む速読法の解説で
しっくりこなかった部分を、この本では簡単な語で
分かりやすく説明していると思います。
特に「無意識には達成感がない」という見出しには
ああそういうことだったのか、と納得させられました。

読み終わった後には、「ああ、なんだ、そういうことだったのか、
超能力者になれるわけでもないし、ならなくていいんだ、
これでいいのなら、速読出来そうだ」と思わせる本でした。



NLPの速読への応用
 NLPは物事の効率化に役立つ、と言う人がいる。
「効率化」という意味合いが、時間軸で捕らえられたり、無駄な努力を省くというニュアンスに使われているとすれば、NLPとは、個人や集団において、内在的・外在的に存在するある状況に対する、反応としての行動・思考・感情の「最適化」の手法、と考えた方が自分はしっくりくる。 
 ただ、NLPは公式的なものなので、それを学習・仕事・趣味・人間関係・生き方などいろんな状況に当てはめるのに、その一つの事例として、この速読の本を読むことで、その応用の仕方を理解する事ができると思った。

具体的に、読んで特に印象に残ったのは、以下の3点である。

<読書における目的設定>
本を読む目的は何か?
自分の読書での目的達成のために、内容を何%理解する必要があるか?(「100%理解しないのは読書ではない」という、非合理的信念に捕われてないか?)
それとも著者の考え・アイデアを大まかに捉えるだけで良いか?(全体の10%くらいの理解で必要充分な本もたくさんある)

<フレームワーク>
 始めに全体をおさえて、詳細に入っていく手法を取ると、ともすれば詳細に目を奪われすぎて、本の主旨や自分の目的があいまいになるのを防いでくれる。
 全体をおさえていると、読後も時々、必要に応じて、リファレンス的な使い方をする時に便利。
 もちろん「すべての本を速読しなければいけない」という非合理的信念もありえないわけで、小説や哲学書のように、詳細に入ってじっくり味わって読んだ方がより深めていけるものもあるし、著者の考えやアイデアさえ分かれば良いものは、大まかに全体をおさえて、ポイントを何箇所か詳細読みする程度で事足りるので、そのバランスを取る手法がこのNLP速読術と考えると良いと思う。

<フィルタリング>
 NLPマスタープラクティショナーで学ぶ、フィルタリングの考え方が載っていた。
 ようするに、他人に影響されるのと同様、人は読書によっても書物から影響を受ける。その場合の影響は薬と同じで、良い影響を与えられる場合と、悪い影響を与えられる場合があるので、自分にとって悪い影響が入っていかないように読書の前にフィルタリングをすることは大事だなと思った。
 ただし、フィルタリングは無意識とのアプローチなので、NLPやヒプノセラピーを学んだ事がなければ、やや理解や実行が難しいかも知れない。実行できれば、日常においてもメンタル面・フィジカル面で、強力な防護壁になってくれる。

本の読み返しが楽しくなる。時間短縮で情報量もUPする。
この速読術の読み方は、本を読み返すことが楽しくなる
ものだと思います。

目的を持って読む。必要のない情報は捨てる。
これは、「その時の自分にとって。」ということなんだろうと思いました。
だから、しばらく時間が経って読み返してみると、
また目的も変わるかも知れないし、
違った情報が入ってくるかもしれない。

今までは、読み返しはまた時間がかかって大変・・・。
だと思っていましたが、この本を読んだおかげで、
読み返すことが簡単に出来るようになりました。

時間短縮で本が読めて、記憶に残る情報量も増える。
しかも楽しめる。
一石三鳥くらいの価値がある読み方だと思います。







10分で1冊読めるようになりました
今まで速読を習得したくて色々な本を読みましたが、この本が一番具体的でわかりやすかったです。 本当に10分で1冊読めるようになりました。


しかも、読む速度が上がるだけじゃなく自分に必要な情報だけ取り入れて、不必要な情報や作者や本からの悪い影響が排除できるというのが、すごい!
いくら高速で読めても何も残らないと意味がないと思いますが、この本の学習法だとしっかり記憶できて、それを実際に活用できるので、おすすめです。

NLPって何?無意識って何?っていう人にも、わかりやすく書いてあるので、NLPを全く知らなくても問題なく読めると思います。


amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | 倫理学入門

テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)

amazonでチェック

テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)

面白いんですけど(笑)
本屋で、最初の1話だけ読めるようサンプルがおいてあって・・・
はまりました。
久しぶりにゲラゲラ笑いながらページをすすめました(笑)
風呂限定の技師(古代ローマ人)が主人公なのですが、何故か平べったい顔の種族の元(ただしお風呂関係限定)へタイムスリップしてしまうお話しです。
めちゃくちゃいい味だしてます。主人公。
真面目すぎるが故の面白さ。平べったい顔の種族の風呂関係の技術の高さにいちいち衝撃を受けるのですが、それが楽しくって。
1話完結なのもよかったです。
はぁー。もう一回読もうっと。
でも、これ2巻っていつでるんでしょうねー。気長に待つとしますか。

もはや不朽の名作級
面白いです。
最近こういった「漫画らしいぶっ飛んだ面白さ」を持った漫画にご無沙汰でした。
似たり寄ったりの文法のみで描かれた最近の漫画の中で斬新な出来。文句無く星5。
主人公は浴場設計技師のルシウス。
予備知識無く読み出せば、「古代ローマが舞台の、技師の技術的障害やらの工夫や葛藤を描いたマジメな漫画?」とか思わされそうな割とリアルタッチで描かれた内容ですが、
作者の目論み通り予想は大きく裏切られ、スターウォーズ公開頃の昭和の銭湯にルシウスは飛ばされます。
以後も現代日本の様々な浴場に飛ばされ、
大帝国ローマの一員で在る事に誇りを持ち、ローマの繁栄を願うローマ人の一人として、
シャンプーハット等々小道具の、考えも付かなかった発想や高い技術にいちいちその都度真剣に自尊心や信じていた物を壊されうちのめされたり、
浴場設計技師として物真似で設計する事に後ろめたさを覚えながらもローマの発展の為にと私情を抑え板挟みに葛藤したり、
ルシウスの意向とは裏腹に皇帝に呼び出されたり、
いたって本人は真剣で真面目なルシウスがぶっ飛んだ状況に置かれて翻弄されて行く様が面白いです。

この思いつきはすごい。
いや、これは本当にすごいです。

まず表紙からしてこれですからねw
ルシウスの全裸大理石像に風呂桶とタオル持たせてるセンス。
しかも全裸像のデッサン力のすごさ。

内容はタイムスリップもので、
浴場技師のルシウスがタイムスリップして現代日本に来て、その風呂文化に驚愕して、
ローマ時代に戻ったときにそれを復元するというありがちな話なんですけど、
時代考証の緻密さとそのデッサン、さらにルシウスの性格によって、
ありがちな話がとても深みのある作品に仕上がってます。

書店ではなかなか見つけづらく、またAmazonでも在庫無しのケースがあるのですが、
これは一度読む価値ありと思います。

湯の入った棺……!?
画力、構成、ネタとここまで面白い漫画にはめったに出会えない。
特に一話完結の構成ではなおさら。
話しの展開としてはシンプルです。
1.主人公ルシウスに難題が来る
2.ひょんなことで気を失い現代日本へタイムスリップする
3.日本のお風呂の設備に驚く
4.古代ローマに戻り日本の風呂のアイデアを使って解決する

他の方のレビューで書かれていない部分で面白い点を一つ。
ルシウスは初め、古臭い考えの技術者としてクビになるところから始まります。
日本へタイムスリップしアイデアを頂くことで、新進気鋭の技術者としてしだいに名声を得ます。
しかしそれらは自分の生み出したアイデアではありません。評判に対し葛藤が生まれます。
ギャグ部分も面白いですが、身につまされる苦悩の部分もまた味。

一度ツボにはまると、しばらく抜け出せません
舞台は古代ローマ、そしてもう一つの舞台は日本の風呂。
どちらにも元々興味があるという稀有な人にはもちろん楽しめますが、そうじゃない大多数の人でも十二分に楽しめます。

真面目すぎる主人公ルキウスのキャラクターと、著者の絵の独特の筆致がなんとも微妙なバランスで成り立っていて、もうすべてがツボです。
一回ツボに入ると、このルキウスのやたら堅苦しいセリフ、たとえば、
「まあ、その言い分ももっともであろう」
「この案もいただいたぞ!」
「ローマ人としての誇りに」
なんてのも、すべて笑えてくるからたまらない。

このバランスがちょっとでも崩れていたら、そうはならなかったんでしょう。
ある意味奇跡の一冊です、風呂限定ですけど(笑)。

この「風呂限定」ネタでどこまで話が続けられるのか心配ですが、著者にはぜひ、頑張って欲しいところです。

設定のマニアックさとカバーイラストの大胆さに抵抗感を感じている人も多いと思いますが、騙されたと思ってぜひ。

amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | コミック・アニメ・BL

微差力

amazonでチェック

微差力

「人生は芝居」
よくある自己啓発本って
やる気マンマンで

「ああダメ〜そんなコト
 とても毎日なんて無理〜」

な提案が多いのですが
この本は違います。

「ちょっとの頑張りでいいんだ〜
 それなら毎日できそ!!」

安心して試せる内容です。

例えば〜

◎人生は気分
 わくわく楽しそうに面白そうにしていると
 いい知恵が浮かんでくる

◎人生は芝居、
 与えられた情況で、楽しそう面白そうにしていると
 その人の人生は成功している。

この2つの実践だけでも
感じいい人になれる上に
いいコトも起こりそうですよね!!






幸せへのエッセンス♪
とても分かりやすく人生での幸せと成功への
ノウハウが書かれています。
誰もが手の届く、ちょっとした正しく微差力で
人生が楽しく豊かなものとなっていくと思います。
知る事が先ずは第一歩ですね。
お勧めな一冊です。

大切なことを、優しく教えてくれる本
斎藤一人さんの本はいくつか読みましたが、
この本は中でも一番好きです。

わかりやすい簡単な言葉で、とても大切なことを教えてくれます。
気持ちがガサガサしたとき、手にとって開きたい本です。
ビジネスを持っている方にもおススメです。

ひとりからみんなの輪に
斉藤一人にはまってしまった一人です。
何でもない当たり前の事が出来ない私ですが読む度に納得です。
こんなに解りやすく説得力のある本って素晴らしいですね。
難しい言葉は何処にも見当たらず誰でも2時間もあれば読めてしまいますが、、、
奥が深いです。
お商売などに関係なく誰にでも共通する言葉が今日からあなたを変えてくれるでしょう!


皆さん、日々の小さな研鑽で小さな差を積み重ね、大きな夢を実現しましょうよ
 この本のタイトルは最近本のタイトルとして流行っている「・・・力」にあやかった造語だと
思われます。何となく分かりますが、はっきりとは分からないので、なにげにクリックしたり、
書店で手に取ってしまいます。そういうところをねらった題名でもありましょう。
 著者は商業ビジネスで大成功を収めたこともあり、経営関係の間ではよく知られているよう
です。というか「薄識」な私が知らなかっただけなのかもしれません。お名前を教えていた
だいて次いで本を読んでみたのです。
 小さなことの地道な積み重ねが少しの違いを生み、やがてそれが大きな違いとなって現れる
という主張で、そんなに目新しい内容ではないと思います。ただ、著者の商売への姿勢と実践
から学ぶことは多い。儲かっているお店を尋ねてその理由を観察するとか。最後に、とにかく
楽しんでやると締めくくっていますが、成功した経営者は概して明るく楽天的で肯定的な人が
多く、行間にそれが現れています。是非お会いしてお話を伺いたいと思わせます。
 字が大きく行間も広い、内容は分かりやすく読みやすい文章なのですぐに読み終えてしまい
ます。何を言いたいかと言うと、もう少し低価でもよいのではと思いました。

左門 新
 三つ星レストランには、なぜ女性シェフがいないのか
 女はなぜ素肌にセーターを着れるのか





amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | 倫理学入門

バガボンド 32 (モーニングKC)

amazonでチェック

バガボンド 32 (モーニングKC)

武蔵の成長
一刀斎と邂逅し、剣を交えることで、また一歩武蔵が成長します。
昔は濁流のようだった武蔵がだんだん澄んでいくような。
これからまた小次郎との再会があり、物語は終盤へ向かうのでしょうか。
それにしても、武蔵が一人の人間として苦悩し、
成長していく様の描き方は、マンガというより芸術ですね。
昔昔のお話なのに、ぐっと身近に感じます。その手腕のみごとさよ。

初心にこそ在る本心
 今巻は伊藤一刀斎との一戦を描いています。
宿命の関係ともいえる小次郎との出会いもたらした男。幼少期より誰よりも憧れた男。
武蔵にとって、そんな絶対的な存在であった人間を対しての武蔵はどう振る舞うのか。
 これが今巻の肝になっています。
 
 私は今巻の武蔵の胸中をこう感じました
 
天下無双という言葉に酔い、純粋にがむしゃらにそれを目指して送った少年時代。
武蔵はその時代を思い巡らしながら、少年時代のその姿勢を探究していく。そしてその先に見えたのが小次郎だった。
武蔵にあって小次郎に無いもの。それはこの世のしがらみなのかもしれない。
耳が聞こえない小次郎だからこそ、純粋な気持ちを保ち、刀を振り続けることが出来た。少年でいられた。
武蔵が「バガボンド」という自身の放浪を終え、過去を受け入れた時、その存在を「友」と呼ぶことができた。そして、それは小次郎に対して向けられた言葉だった。
これから語られる巌流島での二人の死合がどう描かれるかはわからない。ただ、お互いが「楽しい」という気持ちを抱いて刀を振ることだろう。まるでそれが竹馬の友と語らうかのように。




圧倒的・・・。
『武蔵と小次郎の再会』、つまり終幕に向けて進みだした物語。
以前にも増してそれぞれの内面の世界を描いた場面が多いですが、
決してテンションが落ちている訳では有りません。
むしろ、究極の戦いに向けて研ぎ澄まされていく感じが圧倒的です。
足を痛め、以前のような戦い方が出来なくなった武蔵が、果たして小次郎にどう挑むのか?
『天下無双』という言葉を求める為ではなく、『友』として小次郎と再会したいと願う武蔵・・・。
かの『巌流島』を作者がどう描くのか、興味は尽きません。


人間模様、、、
まーずーっと読んでいて武蔵純愛はつらぬかれていくし。
小次郎も艱難辛苦でここまできたし、いよいよあと数巻で終結するようだ。
この本のおもしろいところは、ラフ様のページに作者の心があり。
あちこち井上の自己主張があってみつけては笑っている。

 絵はやはりこれだけの人でも上手くなっている。
髪の毛一本にも心情を乗せるので上手いなーと毎巻読んでいるわけだ。
吉川栄治とは違うが人間の心の暗闇をあの不思議なぐちゃぐちゃとした
タッチで仏像の部分なのであろうかあのような表現雲の上の存在になった者まで
うまくあしらってすばらしい。次は次はと読者を招く。
体裁はもーあの絵柄です、かっこいいです。

 「バガボンド32」是非お買い求めください。

      推薦いたします。



天下無双よりも遥かに大きなもの……石州斎
この巻では31巻で石州斎が一刀斎に言った「熊かなにかであってもそうだね」という言葉、無刀の境地、天下無双とはなんなのか?を理解出来ると思います。




amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | モーニングKC

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈5〉 (電撃文庫)

amazonでチェック

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈5〉 (電撃文庫)

ズルイなぁ、と。
遊びに来てた後輩女子がベッドに寝っ転がって自分の帰りを待ってたり、遊びに来た後輩女子がベッドの上で枕抱えて怒ってたり。主人公、なんて羨ましいヤツ(笑

いや、そうでなくて。

全編に渡って黒猫ヒロインで可愛さ全開なのに最後の最後で桐乃が、、、。真ヒロインってズルイなぁ。

新展開で新キャラ大量投入。で、委員長。一番まともそうなのが実は一番変態っていう展開は、まぁ意表をつくなんて事は全くなく予想の範囲だが、自爆具合が笑えるから許す。でも、勢いとノリだけじゃあ「その場限り」でしかないんだよなぁ、、、。忘れた頃に読み返す気になるか、この小説。

それはそれとして。新キャラ連中。自爆委員長も含めて、桐乃が主人公の高校に入学しないと桐乃に絡めないじゃん。どうすんのよ作者? 委員長の自爆っぷり、今後どう生かす気だ、作者? 、、、、次の巻で桐乃が主人公の高校に編入してきたら大爆笑だな。そんな事はないと信じたいが。でも、これの作者だからなぁ(笑 むしろ、沙織のお嬢様学校に編入しろ、桐乃。そうすりゃ沙織の出番も増えるし謎な部分も自然に(笑

つか、沙織ヒロイン話は未だなのか!


黒猫万歳(*'∀`*)
先日買ってきました(笑'∀`)
そして
一気読み♪

ハッキリ言って
【黒猫】の本でした(*'∀`*)

今巻は
『俺の【後輩】がこんなに可愛いわけがない』
にタイトル変えても良いんじゃない( ̄ー ̄)?

黒猫の本名もわかった事だし♪
普通に面白い本でした(・∀・)ニヤニヤ

小説読んでて吹き出した体験も初めてさせていただきました(笑'∀`)

新キャラの
『赤城瀬菜』の
腐女子っぷりも素晴らしい♪

腐女子で
兄貴大好き♪
って(・∀・)ニヤニヤ


全てのキャラが
コロコロと動きまわり
ラストの本当の主役の
桐乃のエピソードに繋がりますが…

本当に
小説読んでて
大笑いするなんて…

みなさんにも
体験してもらいたいです(*'∀`*)



次巻は
本巻の途中で存在が消えた?
沙織・バジーナが
主役か?
沙織と京介の会話の中で
沙織の素が
少〜し見え隠れする感じも良かったですよ(o^∀^o)


黒猫の巻
「作者どんだけ黒猫好きなんだい」
と言うぐらい黒猫に対する思い入れが感じられる巻でした。
黒猫派は迷わず購入です。

いつもはもったいなくて、3日ぐらいに分けてちょびちょび読んでいるのですが、
この巻は一時間ぐらいで一気読みしてしまいました。

巻頭カラーの”黒猫一人弁当”のイラストは神

黒猫始まったな
今回も相変わらず面白い展開で安心の★5でした
ただ、個人的には桐乃のメールで切って、6巻に引っ張った方がストーリー自体も完成度が高くなったんではないかなと
あそこまで頑固者の桐乃が折れる理由としては少々弱いというか、もっとちゃんとその過程を綿密に書いた方が良かったかなと
まぁ黒猫派の俺にとっちゃそれで★−1、告白イベント?潰された辺りで★−3、でも挿絵付きのキスで一発★+10くらいの補正があったんでそれで良しかなぁって
結局黒猫可愛いよ黒猫って結論に落ち着く感じ

これまでの出来事が残したもの
 桐乃の渡米で生じた空白。届かない連絡。その隙間を見なかったことにするように、互いの関係性をひとつひとつ確かめていく。
 京介の後輩となった黒猫は、周囲に対していつもの態度で臨むため、クラスの中でも浮き気味のご様子。それを見かねた京介は、桐乃の時のように、趣味を介して学校の中に友人を見つけてあげようとする。その結果は…。
 そして、ずっと連絡がなかった桐乃から、京介に一本のメールが届く。その内容は驚くべきもので…。

 目の前からいなくなったことで、その人の価値を再認識する。彼女との関係の中で少しずつ変化してきた結果が、現状を打開するための一歩を踏み出す原動力となっている。
 エピソード一つ一つは笑えるけれど、全体としては感動させる方向のお話になっていると思う。

amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | 文学・評論

百姓貴族 (ウィングス・コミックス・デラックス) (WINGS COMICS)

amazonでチェック

百姓貴族 (ウィングス・コミックス・デラックス) (WINGS COMICS)

面白いし感動する!
鋼の錬金術師の作者が描かれたと言うことで読んでみました!
面白いし感動する所もあるし、すごく良かったです。
農家ってダサいとか汚いってイメージがあるけどそうじゃないって事を再認識できました。

エッセイなのか?
「鋼の錬金術師」の作者、荒川弘さん著の農家エッセイです。
発売されるまでエッセイ書いているなんて知りませんでしたが、「鋼の〜」でもあとがき漫画だけ描きたいと言っていたので納得です。

基本的に実家(地元とも)ネタ満載で、農家における苦労(全てが苦労という訳ではないでしょうが)や農業学校の生活を元に書き進めオチをつけてあります。
読みすすめるだに、農家にはあらゆる意味で勝てない!と思いました。
生活そのものが人生であるが為か、お百姓さん方の達観ぶりと楽観ぶり・健全さ…etc、がこうした環境で育つということが朧げながら理解できました。

もしかしたら作者は思い出話を書いてるだけなのかもしれません。ですがこの「思い出」を持っていることそのものが苦楽を含めて人生を豊かにするものの一つだと考えさせられました。
望んで出来た思い出ではないにせよ、それがあの「鋼の錬金術師」を生み出しているのだと。
また思い出は「作る」ものではなく「できる」もの。理不尽や苦労とそれらに対する自らの意思、この二つの絶妙な絡まりあいが人生そのものではないかと。
捉え方は人それぞれでしょうが、私にはただのエッセイには思えませんでした。

「盗んだ○○○で走り出す〜」
尾崎豊より非常識とは脱帽です(笑)

素直に面白かった!
ここの雑誌のエッセイマンガは当り外れがあまり無く、鋼レンの作者ともなると中身は間違いない!て事で購入しましたが、やっぱりテンポが良くサクサクと読み進められ知らなかった知識も得られて、買って良かったと思える一冊です。1巻目との事なので、次巻も確実買いですね。鋼レンのギャグ大好きな方ははまります。農家や北海道での生活も垣間見れて面白かったです。

笑って 泣いて オススメ品
酪農関係者の苦労や食料自給率 云々がすんなりと理解できます。

自腹でもう一冊購入して 小学校の図書館においてもらおうと思います。

多くを語ると長くなりますが なんとなく手にとっても損はさせません
読み終わってから牛乳を2本買いました

酪農家の皆さん
や牛達への価値観がだいぶ変わりました

サラリーマン世界という幻想
日本人て全員サラリーマンか自営業やってるように思い込んでいました。

幼いころ、親戚の農家によく遊びに行ったのも忘れて。

うっかりすると、とても暗くなってしまいそうなテーマもありますが

荒川さんのギャグセンスによってとても楽しく読めます。

牛をはじめ、動物、植物、牛乳や糞の話がおおらかに語られていますが、

「鋼の錬金術師」の死生観はこんなとこからきているのかと思うのは考えすぎか?



amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | コミック・アニメ・BL

NARUTO 巻ノ49 (ジャンプコミックス)

amazonでチェック

NARUTO 巻ノ49 (ジャンプコミックス)

もはや、頑張ってとしか
ナルトは相変わらずだね〜
サスケもここまで想われていたら本望でしょう。

なんとなく続くんじゃないかなとは思っていたけど、六道仙人とか壮大なお話になっちゃったね。

大蛇丸の凄さがかなり薄れてしまったが。

ヒナタやサクラもその想いが報われるかどうかは作者のみぞ知る…
しかし、何故綺麗にまとめられないのかが残念。

ジャンプだからか。

サスケの真の目的
ここのレビューの方々は気付いてないようだが、
サスケはマダラのいいなりになっているように見えるが、
サスケなりの秘めたる真の目的がある。
すでに、「木の葉をつぶす」と言った、あの時から。
イタチ同様、サスケもマダラを脅かすような事をしでかすはずです。


五影会談
全体的にとても面白かったです。
一番印象に残ったのは、五影会談での我愛羅です。
さらに成長したなぁって感じました。
サスケVS雷影の戦闘シーンも迫力があり良かったですね。
ただ、新キャラもたくさん出てきて楽しみですが、
木の葉の忍の出番が少なくなりそうで心配です。敵もほとんど減ったし・・・。
次巻が楽しみ。


成長してない
相変わらず、ナルトやサクラはサスケを取り戻すことしか考えない。

サスケはイタチの望みをきかず、復讐のことしか頭にない。

話も進展しているようで全く進展していない。

戦闘シーンは面白かったので、☆2

おもしろい
一気に読むと面白い。
新たに登場した五影それぞれキャラクターに魅力があり、なかなか上手く運ばない五影会談が良い。

うちはの憎しみを一人で背負い運命に翻弄されるサスケと、サスケを思うナルトが悲しい。
犯罪者としてサスケを始末する決意をした木ノ葉の同期と、サクラの涙やサイの心境などが交錯して読んでいてつらかったが、里抜けして以降のあまり描かれることのなかったサスケに対する同期たちの思いは新鮮だった。

単純に続きが気になるので次巻に期待して星五つ

amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | 少年コミック

筆談ホステス

amazonでチェック

筆談ホステス

 凄いですねー
 
 前にtv.に出られていたのを偶然視て、本書を読むことに。
 頭とやっぱいろいろな才能があられるようで、でなければ
ここまで成功しなかったでしょうし、今後も期待が一杯です。
 最近は、障害者だからわがままだとか、ぐれちゃったとか
余り聞かなかったような気がしつつ、どうしたのかなあと
思い、読んでみて詳細が解かったような。
 
 何故か耳の不自由な方々を、昔から時折見掛けるのだけれど、
ふつーの人と何ら変わりも無く、ただ手話で気付くというか、
しかし、昨今、手話も流行って?いるので、それだけでは判断出来無い
気もしつつ、その手話も案外と当の御本人方にも浸透していないとは、
知らなかった・・。
 
 人それぞれの人生、それぞれの個性と言われる昨今、
それぞれの生き方を生きるのみ、みたいな気がするし。
 何にしても本書も、ある意味サクセスストーリー? なのかな。
 今更、原因や解説を言ってみたところで仕方無いけれど、
本書を読みつつ、わたしなりの解答?を何度か出しつつ、読了した。
 何にしても、取るに足りない細かい事はさほど気にすることも無く、
大きく生き抜いた方が、成功するのだろう。
 また逆に洞察力に長けていると、これも成功する秘訣でもあり?
 
 ウィットに富んだ、本書の直筆の言葉も楽しく、またなるほどと
思うこともあり、この道の方々にも、参考になることだろう。
 既に、tv.ドラマ化とか、県の観光親善大使とかも、tv.にて知った。
 益々の御活躍を。
 


商売上手
障害者というのを売りにして儲けているだけ、ようは商売上手、金もうける為のアイデアや発想はすばらしい、金儲けの為なら少々の努力や演技はするよね、

頑張って生きてる著者。だけど…。
障害に負けず人生を切り開いた著者は素晴らしい。…だけど、著者がここまでホステスとして成功出来たのは、(“筆談”という斬新な手法、接客術の上手さも勿論あるだろうが)、モデル顔負けのルックスのお陰でもあるのではないか?そう考えると、全ての聴覚障害者に勇気を与える本ではないような………。
障害者ではあるが美人な著者と、健常者だけど不細工で辛い目にあってる人(某整形番組に出てくるような…)。どちらが幸せなのか考えてしまった。

「辛いのは幸せになる途中ですよ」と筆談できるすごさ
最初に、
『筆談ホステス 67の愛言葉 (青森一の不良娘が銀座の夜にはぐくんだ魔法の話術)』から読みました。
上記の本は、
筆談によるお客様のカウンセリング臨床事例集(銀座ホステス体験実話)です。
泣けましたけど。

それに対して、
この本は、3つのテーマで書かれています。
 ・銀座の筆談ホステスになるまでの自伝
 ・筆談カウンセリングの方法(筆談術)
 ・銀座ホステス接客体験実話
  ⇒『筆談ホステス 67の愛言葉』はここを詳細に描いています。

弱冠25歳で、
「辛いのは幸せになる途中ですよ」と筆談できるすごさが理解できました。

障害や職業は関係ありません
障害や職業に関係なく、とても素晴らしい方だと思いました。真剣に努力し、人を尊敬し感謝してきた結果のサクセスストーリー。彼女より年上なのに目標や意志が中途半端な自分が恥ずかしくなります。
筆談の内容はとても深くセンスのあるものです。見た人がそれをじっと見つめてしまうのも分かるような気がします。著名な人や作品からの引用も普段から勉強されていて知識のインプットがあるからなせる技だと思います。
常に前向きな姿勢で、前に進むこと、見習いたいです。

amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | さ行の著者

君に届け 10 (マーガレットコミックス)

amazonでチェック

君に届け 10 (マーガレットコミックス)

夢みたいだ..
この風早クンの一言にはかなりトキメキましたね(*^∀^*)
まさにグッジョブ少女漫画!!
でもこの巻で終わッてほしいとは思わなかッたかな-??
私的にちづちゃんと龍のこの先が気になッてるからかもですが☆
あと修学旅行の行事も残ッてるし.まだまだメモリあうことはあるでしょうね♪♪笑.
今回はくるみチャンがまたカッコよかッたです
彼女はどんどん好きになッてくキャラだな-(^∀^)



そして実写映画化おめでとうございます★
でもどうかキャスト間違えないでほしい
風早クンと爽子の役なんてできる人いないと思うけどな-
少女漫画の実写映画化でハマッたキャスト今までいないから心配
なんにせよイメージ壊れるようなことにはなッてほしくないです( ̄3 ̄)


今巻の内容は☆5以上ですが実写映画化はしてほしくなかッたので☆4で♪



アマーイ
脱線とかすれ違いが続いてましたが、
やっと進展があってほっこりしました。
次の巻からどう進むのか楽しみです。

本編と関係が全く無い感想としまして、
風早君の指が長い。長すぎる!
指が気になってからは他のコマも手に注意がいってしまいます。
そんなの目を瞑れ!とも思いますが
そういうところもしっかりしていれば良いなと私は思いました。


男性でも楽しく見れます
他の方のコメントで分かるように楽しい巻です。

告白したらCrazy for Youのように男性が読むのは苦しい漫画になって行くのかと思いましたが、主役たちのキャラクターの濃さはそのままに、漫画の中で背景の一つのような有っても無くても良さそうだったクラスメート達がキャラクターとしての存在が「立って」きました。(今頃という感じもありますが・・・)

これが終わりに向けての巻だとしたら、とても勿体無いのですね。
しばらく続いて欲しいと思うような内容でした。

これをむねきゅんといわずして
9巻が気になるところで終わったので、どきどきしながらの10巻です。
読んでる私が赤面しまくりでした。
まさしく「君に届け」だねぇ。
他の方も書かれていますが、最終回か!?と言う位のもりあがりでした。
ここからどう続いていくのでしょうか・・・

キターーーー!!
いやぁ〜よかった…
ほんとよかった…

ついにと言うか、やっとというか…タイトルに辿り着いたねという一冊です。

早く次のページを見たい!と心踊るようなドキドキっぷり。

そして、「瞳孔開き早・興奮太くん」など、その時の風早の状態を面白ネーミングで呼ぶピンがツボでした。

本当は椎名先生は、この巻で終わらせたかったんじゃないだろうか?と思う位の展開でしたね。

でも、人気作を離してなるものか〜!という出版社の画策があるのかないのか分からんが、くるみちゃんのエピソードで上手く繋げた椎名先生、グッジョブです。

読み手側としては、まだ2人を見たいので連載はいいけど、実写映画化とは…やっちまったね。

予想はしていたものの、実際に発表されてしまうとショックです。

アニメやゲーム止まりにしといて欲しかった。

ドラマ化とかも視野に入れてるんだろうな…

爽子の天然ピュアっぷりや、風早のヤキモチ焼き爽やか君を表現できる子いないだろ…

せめて作品の雰囲気を殺すのだけは止めてくれと願うばかりです。

amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | 少女コミック

たった一人で組織を動かす 新・プラットフォーム思考

amazonでチェック

たった一人で組織を動かす 新・プラットフォーム思考

自前完結主義でない、ということ。
プラットフォームとは、ゲーム機、ネットショップなど、多数の会社が乗り入れてサービスを展開する共通インフラ。ポイントは、開発元が全製作を負わず、サードパーティに対する支援を手厚くして取引を活発化すること。

この本が説くのは、そんなビジネスが受ける環境で成果をあげる方法論。管理統制ではなく権限の委譲。自前主義はでなくアライアンス。周囲を巻き込み、自分の持てる力の何十倍の成果を出す仕組みづくり。

個人レベルに置き換えれば、リーダは全業務を知っている必要は無く、各メンバに何らかの専門性を持たせ、彼らのモチベーションの維持に腐心すべき、ということ。対象は中間管理職に差し掛かる30代の人々でしょうか。この本の仕事術をどこまで自分のアクションに落とせるかが問われそうです。



思考が体系化されていない
リーダーシップ論としてみた場合には参考になる点も結構あり、星4つぐらいな感じだった。しかし、タイトルにある「プラットフォーム思考」という観点からは、最初のほうにプラットフォーム戦略に成功した事例紹介があるぐらいで成功理由の深堀もされていないし、それ以後は筆者の体験に基づくリーダーシップ論がプラットフォームを交えて語られるのみで、唐突な印象を受けた。

ヒントをたくさん得られた
プロの方の評判が高かったので読んだが読み出したら面白くて一気に読んだ。売れている理由に納得した。今の時代に
絶対に必要な思考法だろう。無意識になんとなく感じていたことが整理されていく。今自分の目の前の仕事にすぐに応用できそう
なヒントを得ることができた。良い本です。

商業流通・PRの妙といえる1冊
つまるところ、オープン化、ORからANDへという戦略シフトを個人レベルの業務にどういかすかということ。

業務2.0みたいな革新性は無し。これだと戦略シフトを読んで大局観を得た方が良いだろう。

タイトルとカバーデザインの妙としか言いようなない。
Twitterでの本人のPRのしかたも若干イヤラしい気がする。

これは著者の次回作への期待を込めて。

人間力は一日にしてならず
毎回アライアランスの平野さんの著書楽しみに拝読しています。
これは、ビジネスの世界だけでなく、あらゆる業界で生きていくために不可欠な人間力についても書かれています。
そして古くからの人脈を大切にすること、さすがだと思います。
人脈というものを突然できるものではありません。
AERAの対談も読みました。
いつ読んでも平野さんの人柄がこのような人脈を作っているのだと思います。
 実力者であり、また努力を惜しまないお人柄に今回も多くを学びました。
特に若い人に学ぶと言う言葉、私も職場で有能な部下を沢山見ています。ついつい若者を非難する方がいますが、若い人の意見にも傾聴するというスタンス、まずは認めることから仕事にとりくんでいきたいです。

新たな年を迎えるにあたって、また素敵な著書との出会いがありましたことを感謝します。
これからもがんばってください。


 

amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | 投資・金融・会社経営

一歩を越える勇気

amazonでチェック

一歩を越える勇気

とても不思議な感覚になります
栗木さんのブログをダウラギリから拝見させていただいております。
この著書を読んで思う事は、途中から栗木さんの喜びや悲しみ、悔しさ、生と死が共鳴して、あたかも自分がその場にいるような感覚であったり、一緒に山を登っていたり、下っていたりする感覚におちいります。
そして、すべてを受け入れ感謝する気持ちを再確認させていただきました。
これからも応援しています!まずはリベンジを楽しみに待っています。

挑戦
栗城さんの待望の本、店頭では品切れのようでアマゾンで購入したため
到着が年明けになってしまいました。
ブログやネット動画で応援していた栗城さんが、本まで書かれたことも感動です。
あっという間に読み終えてしまいましたが、挑戦しつづける活力が湧きました。
私にも、夢があります。十回、口にし栗城さんのように叶えたいと思います。


勇気をもらえます
夢を持って実現する姿に、すごい!と感じました。
自分も今のままじゃいけない、なにか生きてる実感を得たいと強く感じました。

生きてこそ挑戦は続く。踏み出す勇気に感激。戻る勇気に感動!!
2010年1月4日、『7サミット 極限への挑戦』(NHK総合)で
栗城史多(くりきのぶかず)を知った。
最初は、NHKも正月番組はネット動画からのネタ探しで手抜き番組かと思った。
次に、目標も無く無気力な若者の無謀な冒険物語かと思った。

しかし次第に画面に惹き込まれて、手に汗握って応援していた。
準備に準備を重ねて、いざ7峰目のエベレストにアタック。
魔物が棲むエベレストの単独、無酸素登頂は厳しく、
C2キャンプ手前で戻る判断をした勇気に感動し、
一緒に涙した。
生きて帰ってこそ、挑戦は続けられる。

この感動が冷めやらぬ時に、本書を知った。
いつの間にか、7サミット無酸素単独登頂という
世界初の偉業に挑戦する夢を持った若者になっていた。
夢を実現する為に奔走する栗城史多氏の姿があった。
テレビでは詳しく放送されなかった舞台裏(資金集めとか)を知った。

ここまでの栗城史多氏の足跡を辿ると、
『極限における自己の客観視』が成功の秘訣だと思った。
彼の場合は、ビデオカメラを撮り続け、
ビデオカメラに語りかけることで
極限状態でも冷静さを失わず、客観的な判断をして来たのだと思う。
また、ビデオカメラの向こう側には彼を応援する人が居ることである。
死の恐怖と隣り合わせの孤独に打ち勝つには人の絆しかないからだ。

最後に、栗城史多氏が無事に世界初の偉業を達成できるように
気長に、生き急がないように見守り応援したいと思う。
夢と勇気を与えてくれて、ありがとう!

ビジネスマンにおすすめ
登山本だと思うなかれ、です。
この本の言葉の中に、そして中にあるエピソードに、
仕事をする上で大切だと思うことがたくさん書かれていました。

そして、生きていくうえでも大切だと思うこともたくさん。

特に、156ページからの「冒険家の役割」というところで泣きました。

誰もが、生きているだけで冒険をしている。
それは、命をかけているから偉いとかじゃなくて、
誰もが、会社で苦手なプレゼンをするとか、ちょっと苦手なことをするとかも冒険なのだ。
そんなとき、誰かが目の前のことに立ちすくんでしまうとき、
僕たちの挑戦が、少しでも誰かの可能性を広げる手助けになればいいなと思う。
あんなお兄ちゃんでもできたんだから、僕もやってみようと思ってくれる人が一人でも増えたら、
命がけで登山をしている意味がある。

こんな内容でした。
大きいことはできないけれど、私も、何かに挑戦することで、
誰かの一歩を越える勇気になれたら。
そう思って、何かに挑戦してみる気持ちをくれた、大切な一冊です。

1月4日、NHKでの特集も見ました。
本当に感動しました。

amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | 体育学・スポーツ医学

バクマン。 6 (ジャンプコミックス)

amazonでチェック

バクマン。 6 (ジャンプコミックス)

エキサイティングです
漫画家たちが「TRAP」を休載するなら自分たちもと、ボイコットするのがエキサイティングでした。

出版事情についても知れる。 単行本が売れてても連載打ち切りになる漫画があり、何でだろうと不思議に思っていましたが、理由もわかりました。

平丸先生の言動が楽しいけれど、原稿を描かせるために編集者があの手この手と心理戦を仕掛けているのも面白い。実際にありそうだ。
平丸先生の担当編集者は、恐らく編集者の鏡ではないだろうか。

最高と小豆のような恋愛のあり方には賛否が分かれますが、自分は好感が持てました。

ボイコットがあまりにも盛り上がったので、(特に、どこに面白さを感じるか。ツボは読者によってマチマチだと思うが)
この刺激、このテンションを覚えてしまった読者を今後、どう引っ張ってくれるのかも楽しみです。

真城と亜豆の恋物語がウレシイ
ようやく連載が軌道に乗ったか思うと真城の入院、連載の中断と、今まででもっとも波乱万丈な巻。

しかし、元々が宮崎アニメの「耳をすませば」(中3の主人公たちが、いつか夢がかなったら結婚しようというラスト)の続き的な展開を期待していた私としては、入院中の真城と亜豆の恋物語が一番ウレシイ。

少年漫画らしい血が燃える展開

個人的に好みの展開な巻。
もし自分が福田組だったら当然参加。
もし実際に販売されているジャンプでこんなことが起きたら
正直言って読者の立場でも燃えるなぁと思う。
現実にはあってはならないことだろうけど
想像するだけで中々熱い。

最初蒼樹嬢はいけすかん女かと思っていたが
本誌の連載も読んでいて今の展開を知っているせいもあり
この辺りから不器用で真面目なだけで
良い女なんだな、というのが出始めてきて良い。

この頃の亜豆はかなり良い。覚悟ぶりが見える。
コピックを握らせるシーンは感動。

母親と編集長が自分としては許せない。
編集長は仕事だし責任もあるしなぁという部分もあるが
母親が邪魔でしょうがない。
父や祖父がもっと諭してくれよと、連載当時いらいらしながら読んでいたのを覚えている。
心配と御節介は紙一重。
最高たちも言っていたが、漫画を描いているのは自分たちで、自分たちの為に生きているのだから。

ときに連載時のこの漫画の掲載順位なのだが
物語が落ち着いてちょっと平坦な時には下がり
ストを持ちだしたときにはぐっと上がり
それも合わせて面白い。
ネット上では、バクマンの掲載順位は恣意的だという説もあるが
これが本当に純粋にアンケートの結果なのだとして、
作中で語られているように、物語の進行上盛り上がる話ばかりではなく
地道に次につなげる回も当然必要になってくる。
この掲載順位の変動は大場×小畑コンビの想定の範囲内なのか、意外だったこともあったのか。
デスノート13巻のようなまとめ・暴露本を出して欲しい。



少年向けじゃない気もする少年マンガ
この巻は連載作家になった後で初めて直面する苦難(打ち切りの危機)についてです。

見所は、休載となったことで結託する漫画家たちとサイコーと亜豆の恋愛ですかね。
個人的にはサイコーと亜豆の二人でいるシーンなんか、昨今になく爽やかすぎて逆にニマニマしてしまいます。
いやー、こういう恋愛があってもいいよ!
亜豆が珍しく胸のうちを長くしゃべってくれます。

あと、脇役である他の漫画家たちがこの巻では光っています。
前巻は中井・福田に焦点がありましたが、この巻では平丸先生満載です。
担当さんとの掛け合いとかは見ててギャグっぽくて面白いです。というより、この人の存在自身ギャグですよね。
平丸と新妻エイジは、ともに天才型で人気漫画家なのに、すごく対照的です。
この巻でも、新妻エイジはきっちり税金対策をしている(表札が「にーづま」から「にーづま 有限会社えいじ」に変わっている)のに対し、平丸は担当に言われるまま高額購入をしてしまいます。
また、エイジは理不尽なことに対しては対抗しても、打ち切り間際の仲間(と書いてルビは「ライバル」by福田)のために情で動くことはしません。平丸は、亜城木休載に関しても都合がよいのでそのまま便乗しますし。

この巻では所得面にもちょっと触れています。
税金のことといい、人気漫画家は億稼ぐということといい、割と泥臭い部分もあり、あまり少年マンガっぽくないのに、少年でも面白く読めるのはすごいと思います。
というより、表札のコマの意味、分からない少年も多いんじゃ…^^;


転換期
前から普通に面白かったけどボイコット編から急激に面白くなりました。

「週刊連載は休んじゃ駄目なんだ」

これはきっと作者の心の叫びなんでしょうね。

そのあとの巷浦さんの

「○○先生に聞かせてやりたいよ」というセリフ

実はジャンプ連載時では「冨樫先生」だったのに

単行本では「平丸先生」に修正がかかってます(笑)

他にも一部の漫画に対する皮肉なのか、「ファンの意見を作品に反映するな」

という素晴らしいお言葉も

そして大場つぐみの作者コメントも非常にタイムリーで面白いです。

しかし、単行本で読むとサイコーと亜豆の恋愛シーンがグダってしまった感がありますね

amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | 少年コミック

1分間の日記で夢は必ずかなう!~成功と幸せを引き寄せる!「感性」を刺激する習慣~

amazonでチェック

1分間の日記で夢は必ずかなう!~成功と幸せを引き寄せる!「感性」を刺激する習慣~

目新しさはないけど、とても実践的な本
自分が思っているほど、自分は自分の事が分かっていない。自分の
心の中を覗くために、毎日日記をつけてみましょう、と言う本。

個人的に好きだったのは、どんな嫌な事があっても、日記に書き、
それを肯定的に評価する(この試練が自分を強くしてくれる…etc)
事で明日に引きずらないようにする、と言う下り。さっそく使ってみよう
と思いました。

唯一気に入らないのはタイトルです。実践された方なら分かると思い
ますが、朝(前半)夜(後半)、一日2回日記を書かなくちゃいけない。
それぞれのパートも1分では出来なくて、実際にまじめにやろうとすれば
朝夜5分づつ、計10分は必要だと思います。

もちろん、10分間を日記に充てることで人生を見直せるのであれば個人的
には安いものだと思いますが、騙されたと思う人もいるのではないでしょうか?
著者も「たとえ1分でも良いから日記に時間を割こう」と言っているだけで、1分
で十分とは言っていませんので。

自分自身をマネジメントする
日記をつけることで、要するに自分自身をマネジメントできる、ということに気づかせてくれた、すばらしい本だと思います。

夢、目標、自由、健康・・・いろいろな目標にシンプルに焦点を合わせるために、日記というものはこんなに有効なんですね。
感服しました。


朝と夜に書き分ける
 朝2項目、夜3項目書くという手法が新しく、ひょっとすると続くのではないかと思わせる。項目の立て方も朝と夜にそれぞれ相応しいものとなっている。日記を続けることを、自分の真の願望を正確に理解する手段とし、それに向かって努力を続けるきっかけにしようというものである。

 しかしながら、日記を続ければ夢が必ずかなうかどうかはわからない。夢がかなうことがあるかもしれないという程度である。なぜなら、この本には、願望実現に関する統計的な裏付けはなく、ただうまくいった事例が掲載されているだけだからである。

 夢がかなった状態、幸せな状態がどういう状態かにもよるが、びっくりするようなことは滅多に起こらないことを理解したうえで実践するのであれば、悪くない方法だと思う。



自分の気持ちに正直になること
理性によって自分を縛り、これが理想だと思っていたことが、実は他人の評価に基づくものであり、それにとらわれない自分の自由な感性が夢を叶えるのだということに今更ながら気付かされました。また、「目標は変わってもいい、生きていることが矛盾だらけでもいい」という著者の言葉に癒されました。あとは日記に記すべき5つの項目(目標、やりたいこと、今日の出来事、今日の感謝、今日の成功法則)のうち書けることを1つでもいいから毎日継続してやりたいと思います。実践して成果が出た時点で5つ☆とします。

前著を読んだ方には・・・
 前著がとても良かったので、本屋さんで迷わず購入した。ざざっと読んで、日記の素晴らしさを説いた話であれば、前の方が良かったなと。こちらは、続編で「確かに効果がありました」という声を集めたのと、なぜ日記を書くことで成功しているかの再検証。自分なりに、「日記を書くことで人生をそれなりにコントロールできている(大成功とまで行かなくても)」、そう感じている人にとっては、若干興味が薄れてしまったのは事実。

 成功者の話が集まると、本の内容はどうしてもオカルトっぽくなってしまいがち。自分に酔わないように、悪酔いしないように日記を書いて自分をコントロールしたいものだ、と改めて思った。

amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | 倫理学入門

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

amazonでチェック

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

マネジメントに感動した著者が感動を与えてくれる物語
 今、私にはマネジメントが必要な環境にいます。でも何からどう進めていくべきか悩んでいました。そこで名著「マネジメント」を読もうと思ったんですが、友人の紹介もあって、合わせて本書も購入。

 「マネジメント」を読み、随所で「なるほど」という記述に出会いワクワクしました。その後、女子高生が実践する野球部のマネジメントに、その理解をさらに深めることができました。

 マネジメントとは何か?これを具体的なイメージとして与えてくれるのが本書の物語です。

 スポーツ。青春。人間模様。出会いと別れ。ドラマティックな展開に物語のすばらしさも評価に値します。後半は涙が止まりませんでした。

 私は「あとがき」を必ず最初に読むんですが、著者の本書を書くきっかけが紹介されており、期待感がさらに高まりました。著者はドラッガーの「マネジメント」に涙したとありましたが、その感動をこの物語で伝えてくれたように思いました。

楽しめる小説です
弱小の野球部をドラッカーのマネジメントに従う事で甲子園を目指すという小説です。とても楽しく読む事が出来ました。

女子マネージャーが野球部の方針を考えるときにドラッカーの言葉を参考にして決めるところが特徴になっています。言葉の解釈は難しいと思いますが、女子マネージャーの解釈がよく上手に方針を決めて行きます。

最初は物語中の監督との役割分担がどうなるのか不思議でしたが、監督をもコントロールしてしまいます。権限を専門家に与えているので、具体的な内容と決断は専門家たちが行っています。

ドラッカーの言葉を上手に解釈した場合の成功例としての小説です。野球を題材にしたのが良かったように感じました。小説が好きな人にはとてもお勧めです。

題材と着眼点がすべて。
部活におけるマネージャと、経営におけるマネージャは、本来同義のはずなのに全く違うものだと認識している人が多いと思います。
そういう意味で、着眼点はとても面白いと思いました。

ただ、小説としては非常に残念。本当にマネジメントに興味を持たせるタメだけに存在していると思います。
表紙から下手にライトノベルのようなものを想像して読むとがっかりさせられます。
もし、ドラッカーの『マネジメント』に興味があってこの本に手を出すなら、最初から『マネジメント』またはそのエッセンシャル版を読んだ方がいいのではないでしょうか。

この本を読んで『マネジメント』に興味を持ったという意味では、僕にしてみれば意義はあったとは思ってはいるんですけどね。。。

高校野球部の「顧客」って誰なのか、分かりますか?
ドラッカーのマネジメント論において、もっとも重要な概念のひとつが「顧客」である。
さて、では高校の野球部の顧客とは誰か?

これは難しい。
野球部のように、非営利で伝統的、なんとなく親睦団体的でもあるような組織に「顧客」なんてもんがあるんだろうか?
少々ドラッカーをかじったくらいの評者には、ちょっと見当もつかなかった。

もちろん本書の中で明快に説明されるのではあるが、そのプロセスで主人公が悩むところなど、ドラッカーの基本概念の理解に非常に役に立つばかりでなく、ミステリを読むような知的興奮を感じた。小説としても良くできているのである。(ただし見事な解説をしてくれるのが高校生というのところは「をいをい」とちょっと言いたくなったのではありますが。わしゃ高校生以下か(笑)。)

ドラマのクライマックスで、「マネジメント」における「成果」の考え方が深くストーリーと絡む。このあたり、筆者の「ドラッカー愛」を感じるところである。単にライトノベルでドラッカー入門書書いてみました、というものではない。ドラッカー研究の専門家たちに本書が深い感銘をを与えているのも、そのあたりに原因がありそうだ。今年のドラッカー学会の話題をさらっていた本である。

表紙はともかく内容はマネジメント入門書としてよくできています
高校野球の女子マネジャーが、ドラッガーの「マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版]」を読んで、ドラッガーのいうマネジメントを実践していくという内容です。
個人的にドラッガーの著書は抽象的な書き方をしているので、内容を理解するためには、一旦、自分の仕事に置き換えたらどうなるかを常に考える必要があると思います。
本書は、高校野球の女子マネだったら、どうなるかを実践しています。
ドラッガー自身はマネジメントを企業経営に閉じるものではないと言っているので、高校野球部という非営利の組織を題材に選んでいるのは的を得ているのかも?

読んでいて興味深いのは、部員のやる気を引こ起こすために、キャプテンやスタメンの選出をやっている箇所。マネジメントの視点で見ると、野球でやっていることも人材活用なんだな〜。当たり前だけど、目から鱗。

amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | あ行の著者

坂の上の雲〈3〉 (文春文庫)

amazonでチェック

坂の上の雲〈3〉 (文春文庫)

騎士道and武士道
全8巻からなる、日露戦争を中心に描いた歴史小説の3巻目。

う〜ん、3巻目にして正岡子規が亡くなってしまった。(T.T)
彼って、この小説の主役級の人物じゃなかったの?

おまけに作者自身、「この小説をどう書こうかかということを、まだ悩んでいる」と。
随分、正直に心情を語るなぁ〜と思ってしまいました。(笑)

まあ、正直ちょっと戸惑いを覚えたのですが、これでとうとう日露戦争が勃発。
怒涛の展開で、感傷に浸る暇もありません。

国を隔てて育まれた友情や愛も、この戦争でバラバラになります。
映画のコピーだと「互いに殺しあう運命」とでもなるんでしょうか……。

でも、そこには悲惨でドロドロとしたものが感じられません。
日露戦争は、騎士道や武士道が残っていた時代です。
お互い殺し合いをしても、友情は永遠不滅。
敵に対するリスペクトが根底にあるので、
何とも言えない清々しさがあります。

戦争とは、、、
 日清戦争から日露戦争 戦艦三笠とはといろいろな事がこの巻あたりから
見えてきた。
しかし、やはり戦争は哀しい、惨い、理不尽である。
戦後生まれの私としては祖父などから聞いた事がここにでてきたことに驚く。
何故人は人を国は国を取り合うのか、なんだか少しづつ分かってきた感がある。

 敗戦色濃い日本が何故海軍に命運をあずけたのだろうか、この文庫本は
いろいろと教えてくれた。第二次世界大戦という大きな犠牲者のでた
戦争も読んでいると人々の日常と軍部の日々とが重なって苦しくなる。

 軍というものがどうやって戦争を引き起こすか今後の巻にも期待している。
ぜひ「坂之上の雲」皆様に読んで頂きたい。
体裁は淡いイラストです。

    推薦いたします。



中之島の地下書店で買いました
 第三巻は、ブックファースト淀屋橋店で買った。この店は、大阪市営地下鉄御堂筋線淀屋橋駅の最北端に位置する改札口を出た真正面にある。この地は、堂島川と土佐堀川に囲まれた中之島の島の真下、大阪市役所の南側に位置する、時には極めてホットな地下水の湧き出てくる、ビミョーなオフィス街に位置する。ここで本を買い、地上に出た直ぐのところにある喫茶店で何時間も粘って読みふける輩がやたらと多い。

 さて、第三巻。いきなりこの文庫本、26ページで、正岡子規が死んでしまう。ここで死んでしまって、今後、第三巻では彼は一切登場しない。回想シーンもない。そういえば、「子規」というペンネームの由来についても、司馬は何ら書くことがなかった。私はNHKの特番で、その興味ある「子規」という名前の由来を知ることになったのだが、彼の死因を連想させるこのペンネームについて、なんで、司馬は書かなかったのだろう。要するに彼は知らなかったのだ、不勉強だったのだ。また夏目漱石との親密な関係すら司馬は殆ど書いていない。

 もともとが新聞小説であるにも拘らず、なんとも退屈な小説である。特にこの第三巻は、中だるみ状態が極まってしまって、だらだらと話が進む。しかしこんな本でも、売れてきたのだ。「司馬」という権威に弱いサンケイ新聞と、文芸春秋のおかげかどうか、こんな本でも売れているのだ。はてさて第四巻では、一体どうなることやら。

正岡子規と秋山兄弟
 日本が明治維新により、ヨーロッパにおける歴史観にいう「近代(Modern)」を迎え、新しい主権国家体制がスタートした明治時代を背景としているのが「坂の上の雲」。江戸時代以前は現在における「国家」とは何かの概念に相当するような「国」ではなかったのが日本であり、イタリヤと同じような(都市国家の乱立)諸大名ごとに領国が分かれていた時代が続いていた。
 歴史書には時代の出来事とその意味が述べられているに過ぎないものが多いが、司馬遼太郎さんにより、実在の人物を主人公として、例えば正岡子規により、俳句が言葉を凝縮させた文学として江戸時代の作者による恣意的な側面をもつものから、より体系的(若干の疑問もあるが)なともいえる規則性を持つに至るきっかけとなって(完成度を高めていったのは高浜虚子)いったことなど、病身の子規のことに多くのページを割かれているのが「坂の上の雲」の(1)(2)(3)。
 明治時代の初期から中頃にかけて国防という観点からの国力が殆んどゼロに等しい日本が、清国という東アジヤ地域における老大国の衰亡、ロシヤという大国の「南下の願望」を実現するための侵略とそれに便乗しようとするヨーロッパ諸国の植民地政策などを時代背景として秋山兄弟が愛媛県松山を出て、兄は陸軍、弟は海軍の軍人となる経過が、兄弟の人間性を具体的に描きつつ話が展開されて行く。
 兄は明治の日本陸軍が黎明期に騎兵集団を持つに至る中心的役割を果たす人となって行き、弟は日本海軍の実戦における戦術を体系的に確立した唯一の人となっていくという、二人の職業軍人としての成長の過程が描かれていく。但し、二人の活躍は立場的にも戦略次元のものではない。
 面白いのは、二人を通じて明治維新を主導した薩摩、長州の軽輩が明治初期の陸・海軍の幹部となり、ロシヤやヨーロッパ諸国の侵略を前にして意識の切り替えができない人々が消えて行かざるを得なかったことなど、歴史の表面には出てこない人間模様が描かれている。
 司馬さんの書かれた物としては、文体や表現が「竜馬がゆく」などの場合とは、かなり違っていて「街道をゆく」の各巻と共通するものになっているように感じられる。つまり、小説の筋書きを追っていくことよりも、その節々における司馬史観とも言える主観的記述が圧倒的に多くなっているということを感じる。
 このことが、時代の歴史の細部を捉えるものとして興味深いものになっていると感じる人も多いのではないだろうか。司馬さんの作品が他の作家と大きく違う点であり、文化勲章を受賞されたのは私見として当然と感じる。

「謙虚」さの大切さと  第三巻
 第三巻で特に印象的なのは、日露戦争に対するロシアの姿勢。

 この巻を読んでいると、この時代とにかく列強の日本に対する評価は低かったことがわかる。
 特にロシアは、「日本がロシアに対して戦争を起こすはずがない、なぜならば負けるとわかりきっているからだ」など、日本を「敵」としてもみていない。
 しかし、結果がわかっている今だからいえることだが、ロシアは「傲慢」だったということが分かる。
 ここから今に生きる私たちが学ばなければいけないことは、「謙虚に生きなければいけない」ということだ。
 
 「余裕は大事だけど、余裕も過ぎると「油断」になってしまう」「常に危機感を持って考え、行動することが大事」という教訓をここでは与えている。

 しかし日露戦争についてはあまり詳しくなかったので、「日露戦争はたぶん五巻くらいからだろう」と思っていたのに三巻にしてもう始まってしまった。
 今後どのように進んでいくのかみていきたい。



amazonでチェック


関連する本


この記事へのリンク | コメント(0)  | トラックバック(0) | その他