ブログトップ >> 月別[ 2010年04月 ]

天地明察

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天地明察

さすが、沖方丁先生!だが…
とても素晴らしい作品です!
これを機に、ますます作家としての評価が高まることでしょう。

ただ残念だったのが、天文に関する誤認識です。
すでに皆さんから指摘があるので説明は省きますが、もしこの作品が文庫化される際には、上記を再編集し出版してほしいですね。

流されつつ、自分をのすべき事を見つける
基本的に歴史小説をあまり読まない方なので、
難解な言葉に苦労しつつ、現代小説と違って、
イマイチ情景が思い浮かびづらい所があったのですが、
この主人公の不器用ながら、様々な人の思惑にも流されつつ、
その中でも、人に好かれ、自分のやるべき道を見つけて行く。
苦しみながらも、基本は好きな事に没頭して
大きいことを成し遂げて行くと言うのは、
とっても幸せな人生を歩んだ人なんだなと印象を受けました。

一つだけ、特に後半から歴史事実を端的に述べる文章が入って来て、
小説から現実に引き戻される感じがしたのですが、、
これは歴史小説としては通常のことなのでしょうか、、
歴史小説初心者の私には、何だか不思議な印象が残りました、


絶対にこの本だと…
祝本屋大賞受賞!昨年末以来本作を勧め回ってきましたがメジャー制覇の今その必要もなくなり嬉しくひと安心(笑)時代小説の風情が無いうんぬんより小説を読む喜び・読後の高揚感を感じて頂きたい一作です。 受賞作の宿命として映像化は必至でしょうがこの作品の熱と力を大事にして頂きたいところ。個人的には春海=佐々木蔵之介、関=野村萬斎あたりを想像して読んでましたが… とにかく今から読む方が羨ましくなる作品です。よくある小説が描く、はかなさやら切なさとは違う『強いなにか』が心に残ります。

優しい話
 暦を改める作業をしていく囲碁界の若き担い手。最初から最後まで優しい人柄に感激した。周りを取り巻く人も温かくラストまで一気に読みほした。
 難解な話で話題性が乏しいであろう世界に光を当てたこと、彩りを付けたことは著者の才能であると確信する。

天文知識に重大な事実誤認がある。
同書123ページ他に1684年「貞享暦」改暦当時、天文家の間で地動説は常識であったとあるが、日本での地動説紹介は1774年長崎オランダ通詞本木了永『天地二球用法』を嚆矢とし、地動説は知られてはいない。ましてやケプラーの楕円法則などはまったく紹介されてはおらず暦法理解に重大な過ちを犯している。中国暦法は渾天儀を利用した天文観測技術と古代からの天文事象の歴史記録の積み重ねによるもので、天文理解については渾天説・蓋天説などに基づく「天円地方」概念を基本としており地球の球体たることすら理解されてはいなかった。我が国での最初の西洋暦法の導入は1798年高橋至時らによる「寛政暦」改暦が最初であり、天文家の間ので地動説理解はこれ以降のこととなる。参考図書としては近著では、海野一隆『日本人の大地像』などを参照されたい。

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のだめカンタービレ(24) (KC KISS)

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のだめカンタービレ(24) (KC KISS)

もう番外編。R☆Sオーケストラ、復活!
この前完結したと思ったら、もう番外編。終わってしまったのが残念だったから、喜ばしいところではあるけれど、ちょっとフクザツな気分。
特に、のだめが一番面白かった頃のR☆Sオーケストラのメンバと一緒にオペラをやるというのは、反則に近いぐらい面白い。
この番外編もまだ続くみたいなので楽しみだけど、面白さ半分、懐かしさ半分といったところか。
でもヤッパリ、続きが気になる。

のだめは終われない
黒木君のその後が気になってたので
読めて良かったです。

でももっと、のだめと千秋の活躍を
中心に見たかったです。
オペラ編なのでみんなでワイワイかぁ〜。

しかも〈オペラ編〉ということは、
オペラ編が終わったら
別の番外編も始まって
続刊になるのかな?

番外編なのか
続編なのか曖昧です。

とにかく、良かった、良かった。
最終楽章<後編>を映画館で見たばかりです。
あ〜、全部終わったんだな、と思っていたら、24巻が目に飛び込んできました。
終わったはずじゃあ、とか、最後の巻を読まなかったのか、などとわが身を疑いましたが、どうやら新刊のようです。
早速予約をして読ませていただきましたら、番外編なんです。
といっても、続きですよ。23巻から、話は続いています。
とにかく、良かった、良かった。
番外編、もうちょっと続きそうな気配です。


黒木君!!
最高です。
本編後半で音楽家としての成長を描いた分
クラシックをモチーフにしたコメディーの原点に戻った感じです。
女視点のガヤガヤした雰囲気やバカバカしさを描かせたら天下一品だと思います。
(ちょっと切ないことになる人が居るのもイイ)
ずいぶん笑わせてもらいました。

おもしろいことはおもしろいんだけど
『のだめ』番外編。千秋とのだめが帰国。千秋は素人オペラの指揮。のだめはリサイタル。オペラのオケはRSのおなじみのメンバー。笑えるネタが満載なだけではなく、黒木君とターニャの恋の行方もわかって楽しい。ショートショートもおもしろい。おもしろいのだけど、ドタバタ感は否めない。あまりにもいろいろなことを詰め込みすぎ。しかも、番外編なのにまだ続く。23巻いっき読みして、あぁこれでよかったんだと思って、24巻を読むとしらけるかもしれない。この話が千秋が留学する前ならすんなり受け入れられただろうけど。その頃ののだめの世界だから。23巻までとは別物と考えたほうがいいと思います。

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鋼の錬金術師 25 (ガンガンコミックス)

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鋼の錬金術師 25 (ガンガンコミックス)

読むのに時間がかかる!
なぜなら、面白すぎてじっくり読んじゃうから!

今巻はまさかな展開が盛りだくさんです。
まさか大佐が…
まさかスカーが…
まさかアルが…
ってな感じです。

個人的にはブラッドレイが気になりますね。
彼は肉体的に、他のホムンクルスより弱いようで…

『あぁ…やっと辿り着いた……』

そう言った彼の目は…いったい何を見ているんでしょうか?
彼が『辿り着きたかった』もの。
それが次巻、ついにわかるんでしょうか?

何にせよ、八月が楽しみですね!

一冊にこのボリューム!
たった一冊の中に本当に色んな話が詰め込まれています。

ガンガン本誌も読んでますが、怒涛の戦いの中にも作者はきちんと伏線をはっていて才能という物を感じます。

泣き所が多いですが、一番はバッカニア。以前ブルックスの色について彼が語ったシーンと重なり相乗効果でぶぁっときてしまいました。

強制人体錬成
これからの展開が非常に気になる25巻…!

アルフォンスの肉体の件も気になるが、個人的には大佐の行く末が気になる!

26巻は8月発売と長いが、気長に待ちたい


大佐の罪と罰
復讐の鬼にかられて荒れた時期もありましたが
それを克服したのに、結局、
彼はこういう運命に巻き込まれて
とても同情します・・・。

ある意味、エドやアル以上に錬金術に
人生を狂わされた人ではないでしょうか。

そして、この「不器用な」人間だから
知らずうち多くの友人や部下に愛されたんでしょう。


全ての「人」「物語」「事象」が、一つの「結末」へと収束していく。
これ程までにあらゆるエピソードと人物に意味を付することができた作品がリアルタイムで読めることを、私は幸せに思います。

リンが自らに賢者の石を取り込んだ意義。
バッカニア大尉を初めとした多くの者が命を賭して切り開いた血路の行く末。
復讐に身を焦がすことなく踏み止まったマスタング大佐の姿と、その身への悲劇。
遂に自分の肉体と邂逅したアルフォンスが選んだモノ。
「ブラッドレイ」が戦い抜いた先に見据える境地。
そして、スカーの兄とスカーが辿り着いた「答え」。

この物語に込められた意味の理解は、読者それぞれで違い、もしかすると作者と読者でも完全には合致しないかもしれません。
でも、アナタが汲み取った意図や意味は、きっと間違っていません。自分は、面白い漫画ってそういうものだと思うんです。だから、何度でも読みたくなる。
この巻ではあえて多くを語らず、次の巻を、そして多くの読者が渇望する結末を見守りたいと思います。




一言でまとめると、すっごいお薦めだから是非読んでみてね!(笑)

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日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社+α新書)

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日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社+α新書)

何が日本の農業政策を歪曲させてきたのか
 他のレビューにもあるように、まさに「目から鱗」の思いであった。しかし読み進めて行くうちに、驚きは日本の農業政策に対する幻滅、怒りへと発展し、そして最近の日本の農業の現状を知ってやや安堵した。筆者によると、生産額ベースでは日本は世界有数の農業国であり、その国際的競争力も決して低くない「有望産業」だそうである。しかしそのような日本の農業は長年の農水省の誤った政策によって、日本の食料自給率は低く、農業は停滞産業であるというようなレッテルが貼り付けられてきた。農水省側の観点に立てば「弱い日本の農業」は農政に必要な前提であり、それがなくなれば農林省の存在価値もなくなるというわけである。しかしそれに比肩するほど悪質なのは現在の民主党政権であり、その悪政は赤字農家を増やし黒字農家を減らすという農業界全体の弱体化を意図的に行っているという。その狙いは、悪名高い全農林の持つ票田だそうである。
 恐るべきはこれまで政治家、官僚が連携して「食料自給率」を基本に据えた政策を自国民に対して平然と行い、そのために1兆円を越える税金が投入されているという。その結果国民は、故意に設定された高い食料費を払わされ続けているのである。個人的には欧米に長く住んだ経験から日本での食費が高くつくことを感じていたが、そのカラクリの一端が明らかになった気がした。本書は我々に「自給率」という日本でしか使われていない指標が政官の悪質なプロパガンダであること、日本の農業が世界に通用する産業であるという現実を伝えてくれる。

言いたいことはもっと短く端的に
繰り返し同じ事が書かれている感じを受けます。
食糧自給率がカロリーベースで書かれている理由など、いろんな切り込み方で書かれています。
しかし、文章が学者口調というか、愚痴をこぼすような文章です。
なので、少々読みにくい。
内容は斬新だが、正直くどいと感じ、途中から目にとまったところしか読まなくなった。
言いたいことはもっと端的に短く言って欲しかった。

農業という産業に焦点を当てた傑作
毎月多数出版される新書の性質には色々とある。
うんちく本から学術本。
中には中身の薄いもの混じる。
それは新書の広がりを考えれば仕方のないことである。
その観点では、
本書は力強い論旨を簡潔にまとめた、傑作であろう。
お勧めである。

農業を産業として捉え、
行政、生産者(=業者)、消費者をきっちり押さえて、
現状を説明している。
農業の国際的な環境分析も交えて語る論旨は鋭い切れ味。
決して日本の農業は弱くはないのである。
面白いし、胸がすかっとする。
本書で触れられているとおり、
産業としての将来性は明るいのではないか感じる。
生産性を向上させる施策も実施可能であり、
補助金の見直しもできるだろう。
本書の立場に立てば、
政策の見直しは必至である。

利権構造を温存している政治も当然だが、
日本の行政(およびジャーナリズム)が堕落していることにも、
気づかされる。

統計的な数字の読み方にもセンシティブであらねばあらぬと感じる1冊。

違う見方のひとつ
カロリーベースでなく生産額から日本農業の強さを数字を使いロジカルに描いており興味深い。
背景にあるのは例のごとく「官僚」の自己防衛権力と統計のまやかし・・・
上位農家が全体生産額の多くを占めることは、いわゆる「80対20」のパレート理論が通用するのですね。
疑似農家のことも初めて知りました。また日本農業の優位性を知って少し安心です。
更に提言までされていることに敬意を表します。

ただ数字の見方は「それぞれの立場」、「見解」で異なることは避けられないので、
官僚サイドから「我々の見解はこうだ!」ということを理解して判断してみたいですね。



これはスゴい・・・!!!!
とにかく最初の「はじめに」だけでも読んでみてほしい!
確実に最後まで読みたくなる。

簡単にまとめますと
・「農業をやってる人は、ジジイやババアばっかりで後継者不足」→日本の農業は終了する
・「増え続ける耕作放棄地の増加」→日本の農業は終了する
・「日本の自給率が糞すぎる」→日本はそのうち滅びる

そう言ったことぜ〜んぶウソ!!真っ赤な嘘でした。っていう本です。

しかしこの本は「トンデモ本」じゃありません。
読めばわかりますが、「そうか・・・そういうカラクリだったのか・・・」とはっきりとわかります。
「温暖化」や「年金」でもそういう本がありましたが、それを超える感銘がありました
日本の「農業への見方」が確実に大きく変わります。

著者も明言してますがこれは「自虐史観」のたまものです。そして不祥事だらけの「農水省」の陰謀です。
小学生の教科書にまで進出して「不安だけをあおる」・・・いつもの情報操作のやり口です

そして「民主党」の計画のせいで、日本の農業が大きく破壊される可能性も書かれてます。
ぜひ今度の参院選までには読んで欲しい。日本人全員必読であると思われます。

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1Q84 BOOK 3

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1Q84 BOOK 3

BOOK4が楽しみ
 [BOOK4]はどうなるのかな。[BOOK1]が4月〜6月、[BOOK2]が7月〜9月、この[BOOK3]が10月〜12月ということだから、1Q84はまだ1年間、すべてが描かれてはいないんだな。1Q84は、特別な世界、年度末3月を加えて4月〜3月が1年なんだ。だから、[BOOK4]は1月〜3月ということになる。青豆さんと天吾君の冒険の旅はもうちょっと続くようだ。それに小説「空気さなぎ」の読書会も見えてきた・・・・・。

高周波振動が低周波振動に干渉しすぎると後味に影響する。
作者はBook1,2に対するおおかたの反応に「純粋に」落胆してBook3を書いたとしか思えない。
この出版不況の折、版元にとっては神様のような存在だろう。皮肉ではなく。

このBoo3では、1,2でやや気負いすぎた面を修正するような形で、

単に物理的便宜に過ぎない過去→現在→未来+空間に沿わせた存在という概念の解体
自己(心)対世界のあり方の再構成
神なき世界の可能性(倫理)

といった哲学的命題を疾走するエンターテイメントに巧みに紛れ込ませて読み手に突きつけてくる。
決して1,2の解説編とはおもわない。
僕は、Book3を読んでいる最中に数回共時性を体験して驚いている(陳腐な表現だがその通りだからしようがない)。
現実とクロスする虚構はとてもスリリングで小説という手法が持つパワーを再認識した次第。
小説の醍醐味はあくまでも(おかしな言い方だが)読んでいるまさに最中にある。

ただ、終盤の描写にはやや性急にまとめに走りすぎた嫌いがあるのではないか。それが読後感を損なっている気がする。
高周波振動が低周波振動に干渉しすぎると後味に影響する。
ストーリーという列車に乗せて「アマチュア」を揺すぶり続ける「プロフェッショナル」はさらに「多義的に」Book4を書くだろうか。


 

撤収
宗教や善悪、
システムと個など、
1と2で考えさせられたディープな部分は、
見事なまでにかわして、
天吾と青豆のラブストーリーに回収してみせた、
その手腕はお見事(笑)

大風呂敷を広げるだけ広げて、
畳むのに600ページが必要だったと。

こんな撤収の仕方しかできないなら、
3は著者にとっても、
読者にとっても不必要、
というより、
むしろない方がよかったのではないかなぁ

海外の読者へのプロモーション??
「世界はナチズムと原爆と現代音楽を通過しつつも、なんとか生き延びてき
た。そのあいだに小説作法だってずいぶん変化した。気にすることはない」

ということで、村上春樹の小説作法もずいぶん変化したことを感じる。決し
て詰まらなくはないが(詰まらなければ、600頁もの小説を2日で読んだり
はできない)、古くからのファンとしては十分には満足できない。

『神の子どもたちはみな踊る』や『東京奇譚集』などの短篇集に対しては、
読後、決してそういう不満足感は持たなかったのだが、このストーリーでは
ちょっとなあ、という気分がある。

長篇小説というと、その小説世界にすっぽり入り込んで、ストーリーの流れ
に身を任せて、意外な展開によるドキドキ・ワクワクを楽しむというのが、
何よりの楽しみである。

本作の場合、book1, book2 には、ずいぶんワクワクさせられる部分があっ
た。しかし、book3 は著者自身による解説本のようになってしまっていて、
ドキドキ感は少ない。詰まらなくはないけれど、意外な転調にハッとさせら
れるという部分がないことが不満である。

と、書いていて気づいた。本作品は、この話題作からムラカミ作品を読み始
める非日本語読者を意識した解説編なのではないだろうか。作品を発表順に
読んでいる古くからのファンには不満も多いであろう本書(今までの作品と
異なり、説明的描写に終始している)だが、初めて出会う読者にとっては、
絵解きとして親切なのではないか。

本作『1Q84』で、初めて村上ワールドに馴染んだ海外の読者が、『海辺
のカフカ』や『ねじまき鳥クロニクル』に進んでいって、その深化に驚くと
いう構図があるような気がする。贔屓の引き倒し??

無題
人にはそれぞれ歴史があり、宗教や血縁、自負、はたまた一瞬の『つながり』を糧に時に冷酷な日々を生きてる。みんな卵なのだ。
アンダーグラウンドもあわせて読むといいと思う。
『説明』が多く、読みやすいが、嫌な方は多いかもしれない。

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BILLY BAT(3) (モーニングKC)

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BILLY BAT(3) (モーニングKC)

なにが描きたいのかわからない
三巻まで読んでも、思わせぶりなばかりでなにが描きたいのかわからない。コウモリの巻物は意志を持った予言書で、終戦直後の日本を舞台に米軍情報部がこのコウモリ巻物を狙っているということでいいのかなあ…? なんかよくわかんないな。『MONSTER』や『20世紀少年』のほうが面白かったよなあ。

繋がっていくストーリー
2巻で膨らみはじめたストーリーに困惑し、3巻でストーリーの骨組みが見えてきました。
これからどの様に繋がっていくのか楽しみです。
3巻は忍者の話がメインです。
浦沢直樹の描く普通の歴史漫画も読んでみたいなと思いました
これから面白くなっていくことでしょう。

見えない〜
とうとう3巻まで来ましたが、話が広がりつつも情報が断片的で、さっぱり全体像が見えません。
わたしの理解力の問題なのか〜!?
いったいこれは何!?という展開というか、ひっぱり方にはひきつけられますが、
この先どうなっていくのか、3巻まで来てもさっぱり見えてきません〜。
前の巻からもう一度読み直してみようかしら。
最後まで読んだら「これはこういう意味だったのか!!」とすっきりするのかしら。
あっと驚く展開(伏線のつながり)、楽しみにしています。


脱線がすぎる
 ストーリーが緻密に積み上げられたケヴィン編に比べると、大雑把なアクションと友情・人情の忍者編(百地武芸帖)。ストーリー上、一冊まるまる忍者編を続ける意味があるのか無いのかわかりませんが、大方の読者が見たいのは本編の続きなんじゃないかと。
 伏線としてもたいした意味もなさそうだし、忍者編読み飛ばしちゃってもたぶんストーリーはわかりますよ。

 いちど長崎氏抜きで執筆されたらどうでしょう?

ちょっとね
この方の漫画は面白いは面白いですが、ここ最近はいい加減ワンパターンかなと思います。

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考えない練習

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考えない練習

「欲」を捨て、わきあがる感情を「情報」として見つめる。そうすることで、心の暴走を止める。
現代人の心の問題を、原始仏教の教えが、見事に説明し、解決方法を提示している。
たくさんある中で、私に特に響いたのは、次の内容。

・心は、常に刺激を求めて暴走するということ。
・暴走をはじめるスイッチのひとつは、人に良く思われたいとか、
 プライドにしがみつく「煩悩」だ。
 (ちなみに、日本に蔓延する「ありがとう」病も「人に良く思われたい」という
  気持ちがあるなら、心を歪めるそうだ)
・(欲の象徴である)モノを増やすと、必然的に人格も次第に悪化する。
・心の暴走に振り回されないためには、感覚を研ぎすまし、
 「怒り」や「苦しみ」を俯瞰的に捉えて、情報にしてしまうこと。

なお、仏道において、人が幸せに生きて行くための感情は、
「慈・悲・喜・捨」の4つだけらしい。
慈:すべての生き物が平和で穏やかであることを願う感情
悲:悩みや苦しみがなくなることを願う感情
喜:他者の幸福を自分もともに喜べる感情
捨:怒りや迷いをなくし、平常心を保つ心の感情

原始仏教の教えが、もしかすると世界を救えるんじゃないか、
と思うくらい、納得できる本だと思います。
脳研究者 池谷氏との対談も、心に関する仏教の教えと最新の脳科学の
発見が偶然にも一致していることなどが紹介されていて、興味深い内容
になっています。

自分を感じる
まだどうも、実践するには邪念が多すぎて
実感できないためにマイナス星1つとしましたが、
非常におもしろいことがたくさん書かれてありました。

特に印象に残った箇所を1点だけ挙げるとするならば、それは
集中力に関して書かれてあった部分でした。

情報量が多い仕事場などで、集中するためには、
まず自分の感覚(キーボードに触る指先や椅子に当たる体の部分)に
焦点を当てて、集中していくという方法です。

実際にしてみると、まだ始めたばかりなので時間が短いのでしょうが、
10秒かそこらは無心でキーボードを叩いている自分を感じる瞬間がありました。

食べる時もそうですが、もう少し自身を振り返って、
自分の感覚に焦点を当ててみるのは、心を落ち着かせる方法だと
初めて知りました。ありがとう!

ひきこもり、だったのか
とくべつ目新しいことが書いてあるわけではないけれど、
ハッとさせられる書き方で、心にストレートに響きました。

「脳内ひきこもり」という言い回しが目からウロコでした。

  「見たり聞いたり触れたりしている」つもりでも、実際には頭の中のノイズにメインメモリーを奪われているため、
  フレッシュな情報が入ってきません。(中略)
  これを続けますと、10秒のうち9秒は実感が消え、60分のうち54分は実感が抜け落ち……、(中略)
  思考という、現実に直結しない妄想に耽った報いとして、実感がスカスカになり、幸福感が損なわれるのです。

 なるほどなぁ。

仕事をしに、人に会いに、観劇に、からだは屋外へ出て行っても、
頭の中であれこれ考えていたら、内にこもっているのと同じなのでした。

書かれていることをきっちり実践するのは、私には難しそうですが、ちょっとラクになりました。

 

”考えない”を考える本になってしまっている。
みなさんのレビューの評価が高いので、ちょっと勇気が要りますが・・・。
本としては佛の教えから紐解いた”考えすぎない”、”抱えすぎない”を解りやすい言葉で教えてくれる良書だと思います。

ただ、読後の感想は・・・
”考えないを考えている自分”がいることに気がつきました。

もう少し般若心経を大きく読み砕いた時のような爽快感があればなぁ・・・と。

そう思いました。

他の著書に比べて文章にクセがない
既刊の「『自由』から自由になる沈黙入門」などは、独特の文体が私には読みづらくて合わなかったのですが、こちらはわりと普通の文体で内容ももっと濃いものでした。 そういった観点からも、初めて彼の著書を読まれる方にオススメできる一冊です。

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3月のライオン 4 (ジェッツコミックス)

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3月のライオン 4 (ジェッツコミックス)

なーんか絵柄が・・・・・
羽海野さんらしくないというか、
気持ち悪い(失礼)タッチが増えた気がします。
(持っている方は1巻と見比べていただければ分かると思います。)

島田さんは相変わらずやつれてるし(しょうが無いんだけど)
新キャラの重田盛夫くんも可愛さの欠片もないし。

三姉妹との交流が好きで読んでる読者には
ちょっとつまらない内容でした。

リクエストを
擬音で表すと、
ドロドロとかビシビシしたものより、
モッチリしててホンワカしてる話が見たいです。

あ、でも、香子のヒトらしい部分がちょっと見れて良かったです。

あぁ、もっと三姉妹に癒されたい・・・・・


p.s.二階堂くん、どんどん縮んでってる気がする・・・・・・

義姉との関係と将棋の世界の厳しさ
待望の第4巻。前半はまたまた主人公とその義姉の絡みが中心。姉と弟の関係にも、他人の関係にもなりきれない二人。そこにヒナちゃんが絡んで、今後の展開が気になるところ。
また、後半はいよいよ名人戦。主人公も付き添いで参加し、その厳しさを身を持って知ることになる。
しかし、面白いコミック。この4巻は特にそう。暗くなりがちなテーマも明るい絵とところどころ覗かせるユーモアがこのコミックを非常に優れたものにしている。
特にヒナちゃんたち三姉妹の明るさに救われる。
それにしても最初のいなり寿司のエピソードはいいなぁ。



コラム
将棋監修を先崎学八段のライオン将棋コラムが非常にわかりやすいです。最後の妙手を解説してくれています。

「生きてる」って 気がするぜぇ
イモ判なの?イモ版?イモ板?

ご多分に洩れず→他の大部分の者と同じく と言う意味
天才の大部分は自己を過信する……のなら宗谷名人もその大部分と同じことに……


とまあ誤字、脱字、誤用は相変わらずの羽海野先生
しかし今巻は絵に迫力を感じました

いつも通りのほんわかとした絵ととろけるような優しい絵
そして毛筆を存分に活かした力のこもった渾身の絵

書き分けが素晴らしいです

シナリオも文句なし
こういった葛藤する人の姿を描くのは羽海野先生の十八番ですね

そして島田八段の名台詞
「生きてる」って 気がするぜぇ

これは今巻最大の名場面だと思います
鳥肌が立ちました


あと桐山くんが担任から成績表を貰うシーンでは思わず涙が……
こんな担任に会いたかったなぁ……

巻を進むごとにますます面白くなっていきますね
次回も楽しみです

タイトル戦に賭した棋士の巻
一言でいうと「異色の巻」でした。

3巻までの主だった川本姉妹との交流は形を潜め
島田八段タイトル戦に賭けた姿が零の視線で語られた為

前巻までの様な、アットホームな雰囲気も
ほのぼのとした時の流れも無く

ただひたすらに、将棋をめぐり、将棋に溺れ
将棋に明け暮れ、将棋に人生を注ぐという事の
非情さと、激情が激しく渦巻いた巻でした。

島田八段のボロボロの姿を支えながら
零もまた

プロであるということ
タイトル戦を目指すということが


自分にとって何であるのか?


とおぼろげながら輪郭を見せ始めた


そんな印象を受けました。

島田八段とは違ったベクトルで
零の心に嵐を呼びこみ、惑わし続ける香子。
零も、香子も足掻くしかない無情の恋に
悩み、迷い続けています。多分、今後も。




激しさばかりが目立った巻でしたが

それ故に、川本姉妹の持つ癒しの空間が
零にとってどれだけ救いのある環境であったのか

感服するばかりです。


その緩急の付け方がとても見事でした。





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銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎

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銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎

2000年〜10年のベストなの?
某新聞に,投票で選んだ2000年からのベスト50という企画が載っていたんですが,ベスト1が「銃・病原菌・鉄」(Guns, Germs, and Steel)だというんで,批判的な印象を持っていた私はびっくりしました。

この本,「西洋文明の勝利で人類の歴史はゆるぎない」ということが前提となって立論されおり,そこからそもそも強引である。人間のこれまでの歴史を振り返れば,現状の西洋の圧倒的優位性は数百年後にはひっくりかえている可能性は当然あるではないか。
 さてこの前提のもと著者は西洋文明の優位性を,各文明を担うヒトの生物学的な優位性ではなく,文明発祥地の食料の豊かさといった地域的特性等に求める。で,この考え方の確からしさを示すために,人間の歴史を確認していくわけだが,この理論に背反する不都合な真実,欧州文明を征服せんとしたモンゴル帝国の後継国に関しては,説明がない。欧州を危機的状況に追い詰めた国と文明に対する検討すら行わない態度に嫌気がさして,読むのをやめてしまった。

著者の洞察力と知的パワーは圧倒的であり,この本に感激するのはわかりますが,私には著者が,西洋文明の優越性が絶対的真実である,ことを客観的に説明するために,社会的に許容されなくなった人種的な相違という論理を使うのではなく,あらたな道具を作り出そうとしているように見えました。

分野をまたいで発揮される知
こういう著者を頭がいいと言うのだろう。
知識がある分野に偏っていないので,
その知識を縦横に駆使して考えることができる。
その結果人類の歴史は何によって動かされてきた、と、
結論づけたのか。

もちろん「人」というのも正解だが、
その「人」がコントロールするることで
歴史を形作ってきたもの。

それが「銃・病原菌・鉄」だというのだ。
その論証が,わかり易い文章でなされている。

感嘆。

歴史は英雄が作るのではない
歴史書というと、カエサルやチンギス・ハーンなど現在にまで名を残す
英雄を中心に語られがちで、人類の歴史はこうした少数の英雄達によって
作られたように感じていました。

しかし、欧米諸国はこうした英雄がいたから現在の繁栄があるのでしょうか? 
アフリカなど貧しい国々は英雄がいなかったから発展しなかったのでしょうか?

この本はそうした人間中心の歴史観をくつがえし、動植物の生息分布や伝染病と
いった環境要因が人類の発展に大きな差をもたらしたことを科学的根拠に基づき
説明しています。

学者が自分の狭い専門分野にとじこもりがちな中、こうした学際的で、
一般読者の知的好奇心を刺激する本は非常に貴重だと思います。

なんでだろう?
15〜16世紀の大航海時代幕開けと共にヨーロッパ人は世界中に出かけていくようになりました。
ある国が大航海とそれに伴う植民地獲得により莫大な富を得られるのを目の当りにすると、
我も我もとヨーロッパの多くの国が世界中に植民地を作っていきました。
そして数百年の間に世界はがらっと様子を変えていました。

ヨーロッパ人→征服→北米の原住民
ヨーロッパ人→征服→南米帝国
ヨーロッパ人→征服→アフリカ大陸
ヨーロッパ人→征服→オーストラリア大陸

そして、15〜16世紀に塗り替えられた世界の様子は21世紀の今も概ねそのままです。
富・権力・力といったものは世界中の約200カ国、あるいは数百の民族の間で随分と偏って分配されています。

どうしてこうも世の中は偏っているのだろう?
と、多くの方は疑問に感じた事があると思います。
そこからもう一歩踏み込んで、
どうして矢印の向きは←にならなかったのだろう?
と、疑問に感じた事がある方はいらっしゃいますか?

私は、著者が上巻の冒頭に投げかけたこの質問、
どうして←にならなかったのか?
を読んだ時目から鱗がポロッと転がり落ちた様でした。
そこからはぐいぐい引き込まれてあっという間に上巻を読了し、下巻は少しペースを落としながらも読了しました。

矢印が→向きとなった究極の要因を著者は4つ挙げています。
1)動植物の分布が大陸によって異なっていたから
2)大陸内での伝播の容易さ
3)異なる大陸間での伝播の容易さ
4)大陸の大きさや総人口の違い
上記のように要約してしまうと随分味気なく見えますが、読んでみるとあらびっくり
「へぇ〜」「そうかぁ〜」の連続です。

この本が提供してくれる知的冒険は、多くの方にとって最高にエキサイティングなものになると思います。

エキサイティングな人類史
著者は本書で、人類が大陸によって異なる発展を遂げた理由を、人種の遺伝子的な優劣によるものではないことを証明した。
一言で言えば、人類はその大陸の生態、天候、地形などの環境によって異なる発展を遂げたのだ。
本書ではそれらを順に、解りやすく解説してくれる。

中でも面白かったのが、第2部「食料生産にまつわる謎」である。
なぜ今我々が食べているイネ(米)があるのか、なぜシマウマは家畜化されなかったのか。
これらの謎を、気が遠くなるような時間をかけて人類が試行錯誤してきた過程を通じ、解き明かしてくれる。
生きていて、なんとなく知っていたようで、実は知らなかったことがある。
そして本当に知った瞬間はまさにエキサイティングである。
「なるほど!」と何度つぶやいたかわからない。

本書は人類が辿ってきた歴史を「駆け足」で解説したものと著者は言う。
深く掘り下げたい人には物足りないかもしれないが、私のような歴史・考古学素人にはちょうどよく、充分にポイントは掴める。
読んでよかった。そしてもっと早く読みたかった。

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未来は、えらべる! バシャール 本田健

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未来は、えらべる! バシャール 本田健

引き寄せの法則!
分厚い「引き寄せの法則」本や自己啓発書を何冊も読むより、

この一冊で充分だって気がしました。

翻訳本は日本の文化に合わない内容だったりしますが、

この本では日本人が質問しているので、とても理解しやすいです。

出版社の関連教材への導入が文中に出てくるのはどうかと思いますが、

かゆい所に手が届くような質問の多い点は高く評価したいです。

久々に何度も読み返したいと思える本でした。

ぜひ第二弾、第三弾と出していただきたいです。



一気に♪
Kenからこの本を頂いたのですが、一気に読み終えました。


先の先の先の世界まで書いてあるので、これからの世界、地球、自分自身にワクワク♪


こんなに一気に読んだ本は初めて。


この世界そのものが幻想で、不安、恐怖なんて、なかったんですね。


そして、自分のワクワク、情熱に従っていけば、そこには、、、


mm、素晴らしい本を、ありがとう!


この対話は、まだまだ続きそうです。


そして、これからの未来を決めていくのは、、、


読んでからのお楽しみ☆

ワクワクが大事
ワクワクすることを選択することで未来は拓けるとhintを得た。

気に入った言葉、

私たちは、豊かさとは「やりたいことを、やりたいときに、やれる能力」だと定義している。 バシャール
「」

バシャールも意外といい。
バシャールの存在は知っていたが、
胡散臭いので一切よんでこなかった。
(それに「バシャール」という綴りがキー入力しにくいし…)

しかし、本田健と対談というなら読んでみようかという気にもなる。

この本のバシャールについては面白かった。
特に第1章がいい。

≪「謙虚」は人、「傲慢」!?≫
は目から鱗。
(ただしある前提を信じる必要があるけど…)


気に入らないのは未収録部分。

ここで本田健氏はあの坊ちゃん総理の鳩山さんをこう言っている。

≪鳩山首相のように、これまでにはないタイプのバランスのとれたリーダーが、
国の指導者になるようになってきました。≫

この感覚のズレは何だ?

「本田健よ大丈夫か!」
と叫びたくもなる。

日本を滅ぼしかねない鳩山総理をなぜ評価するのか…。

これで★2個マイナス。


同じ宇宙人ネタではこの本も驚く。

「宇宙の法」入門



音で聞きたい!!
SOURCEを愛読していたので、VOICE社からのDMで本が発売されることを知って
ワクワクしながら、本の到着をまっていました。

バシャールの本は初めて読んだのですが
読んでおもった素直な感想は、
書面でなく、音で聞きたいと思いました。

インタビューをしている本田健さんが羨ましい
(でも本田健だからこそ、鋭い質問ができるのでしょうが・・・・)

P202〜のパラレル・ワールドへようこそのあたりがなんとなく感じていた
ことなので、文章になって改めてみることで、腑に落ちた感じがします。

本の内容の善し悪しでなく、読む人を選ぶ内容だと思うので星3です。



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BLEACH 44 (ジャンプコミックス)

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BLEACH 44 (ジャンプコミックス)

いよいよ
面白くなってきました。東仙の変わり果てた姿は、切ないですね。狛村、檜佐木つらかったでしょうね。 これからの展開に大いに期待します。久保さん頑張れ!

久々に
ストーリー展開も早く、内容も中々

最近無かった面白さが戻って来ました



ただ、まだ過去のBLEACHに比べると普通です
昔はこの位の面白さは当たり前だったはず
もっとワクワクさせてくれる事を信じて☆は四つで


しかし久々に早く次が読みたくなるような巻でした

最初の詩を見るかぎり
東仙は自分のしていることが正義ではないと自覚してたんじゃないかなぁ
でもなにかを悪にしないと心が落ち着かない
最初は愛する人のためになんて言ってたけど
いつの間にか死神に仇を討つことに囚われて・・・
最終的には大事な人すら忘れてしまう

素顔を見せなかった東仙
クチが割れて本音をブチまけた
それを受け止める狛村
結果的にヒサギにおいしい所をもって行かれたけど立派な人間(犬?)だと思うよ

隊長と副隊長
前半は良かった。一護の仮面の謎、白哉・剣八・マユリの登場、一護と卯ノ花さんのやりとりなど、それなりに楽しめた。

ただ、後半は非常に不満だった。

まず、東仙の刀剣解放はがっかりした。個人的には、東仙が戦線に入ってきたときに、又彼の卍解が見れるのが楽しみだと思っていたのに、見事に裏切られた。卍解でいいじゃん!と思ったのは自分だけではないはずだ。これ以上技を増やしたって、読者は覚え切れませんよ。

もう一つは、タイトルの通り、狛村隊長の扱いが分からない。バトル漫画において、多少のパワーバランスの崩壊はしょうがないのかもしれない。しかし、隊長と副隊長のバランスを崩すのはいかがなものだろうか。いくら檜佐木の人気があるからといって、隊長の狛村を捨て駒のように使うのは、自分は納得できない。

展開がスピーディーになったのは歓迎しますので、結論としては☆3つが妥当ですかね。

久々に「良い!」と。
この漫画はセリフ回しが好きで読んでいるのだが、
しばらくはバトル中心でちょっと寂しい感じがしていた。

でも今回、まず表紙から期待度大。
東仙要。正義を語る盲目の男。
しかし彼は、正義とは程遠い藍染に自ら付き従い、友や部下を裏切った。
いったい何故?
その真意は何処に?
狛村や比檜木でなくとも小一時間は正座で問い詰めたいところだ!
という思いで読みました。

…実に、良い物語でした。
純粋に自分の正義を貫こうとして、いつの間にか悪魔に成り果てた東仙。
狛村の眼差しからは『哀れな友よ、何故なのだ…』という思いが溢れて伝わってきます。
盲目だった東仙が、怪物と化して初めて得た視力で見た世界を『醜いな』と感じたのは…
知らず知らずのうちに
世界を見る目を歪ませていたからなのじゃないだろうか。

ヒサギ、今回の一件でさらに落ち込みそう…
この漫画には珍しく、まともな人格の持ち主なのだから 早く立ち直ってほしいものです。

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11歳のバフェットが教えてくれる「経済」の授業

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11歳のバフェットが教えてくれる「経済」の授業

経済は金融系の人だけが知っていればいい訳ではない
一般的に金融機関に携わっていなければ、お金の仕組みをきちんと勉強する機会はないと思うし、多くの日本人はなんとなく専門金融業者に勧められるままで、お金の保管や貯蓄の方法を行っているだけだと思う。
世の中でお金がどういう風に廻っているか、資本主義がどうして経済活性と結びつくのか、ちゃんと説明できたり理解している人は少ないと思う。
増して資産設計なんて、お金持ちの人がFPなどの金融スペシャリストにお願いして頼むものだと決めつけている人も多いのではないだろうか?
本に書かれていることは11歳のバフェットが教えてくれるというタイトル通り、決して難しい話ではない。
当たり前のお金の流れや仕組み、無駄をカットし複利を増やすという方法について、いくつもの気付きと知恵を与えてくれる。
ほんの少しの発想の転換なのだが、その転換の気付きを知らない日本人の方が多いのではないだろうか?
欧米の人はお金があっても、日本人ではザル勘定をするようなところにケチな人が実は多い。
その一方で、日本人では踏み出せないような大胆な決断や先行投資を一般の人でも、普通に行ったりする。
幼少期からのお金の付き合い方における学習の差が、大人になってから更に大きな差になっていることを今更ながら気付かされる。

少しだけ考え方が変わりました
かなり分かりやすく、そして面白く、一気に読んでしまいました。
それでも保険や不動産などで考えさせられる部分があり、私は明日以降のアクションが変わりそうです。

「経済」のことを分かりやすく学べるので、オススメです。

少しの差
バフェットさんのことは名前しか知らないので
的外れな感想かもしれませんが、この本を読んだ限りでは
「ほんの少しの考え方の差」の積み重ねが、
バフェットさんと、私のような普通の稼ぎの人との
気の遠くなるような差を生み出したのではないかと感じました。

特に印象に残ったのは「複利」について書かれてあった箇所でした。
単純に読んだだけでは「そんなの、当たり前だよ」みたいな感覚なのですが、
子供の頃にそうやって柔軟な考え方が出来るのは、それは凄いことであって、
大人になった今の私でも、ひょっとしたら目先の物欲に目が奪われることも
多いのではないかと思います。

小難しいことは一切書かれてありません。
すぐに読めます。逆にそれが、「もっと知りたい」ことも多くて、
マイナス星1つとしました。

経済のことがわかりやすい
子ども時代のバフェットが実際行っていたことを例にしているので、わかりやすいと同時に、バフェットのすごさを実感しました。

目的をもち、そのために行動を起こさなければ何も変わらない。
そんなことも教えてくれた本です。

おもしろくためになるので、読んでみることをオススメします。



お金がより身近になる
 著者はまだ30歳代、こういう本が書けるというのには驚かされ
ました。確固とした金銭哲学をもって地道に損保・生命保険業務に
真摯に取り組まれて来られたからでしょう。

医学分野でアメリカ留学中、MBAの経済の授業も受けましたが、
資本主義経済がうまく機能すれば、人的含む資源が最も効率よく
利用され、お金はその潤滑油のようなものと教わりました。ですので、
著者が強くこの本で伝えるように、アメリカでは決して「お金=悪」
という考えはないようです。日本人も必ずしも皆がそう思う必要は
ないでしょうが、この本を読んで、世界のお金についての考えを知る
必要はあるかと思います。

この本にはウォーレン・バフェット(本のタイトルにもウォーレン
があった方がよい。でないと多分ほとんどの人に誰か分からない)の
こどもの頃のエピソードが盛り込まれており、物語を読むように経済
のことが分かる仕掛けになっています。また、巻末に収入アップ、
資産運用、副業、株、FXなどの投資に加え税、保険などの著者お勧
めの本が付録として列挙されているのはとても親切だと思います。これ
だけでもこの本を購入する価値があるかもしれません。

「セックス=悪」と考えない左門 新
 三つ星レストランには、なぜ女性シェフがいないのか
 女はなぜ素肌にセーターを着れるのか



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新世紀エヴァンゲリオン 12 (角川コミックス・エース 12-12)

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新世紀エヴァンゲリオン 12 (角川コミックス・エース 12-12)

動いてよ
母は子供のためなら残酷になれる。
そんなことが感じられるのだ。
父は自分の欲望のために生きるけれども、母や我が子のために生きるのだ。
親子の確執と言うよりも、父親の嫉妬。
男の子はいくつになっても男の子なのだ。

貞本さんにしか描けない絵を描いて欲しい
この12巻の内容は、アニメでは旧劇場版に相当します。
そんな当巻の絵は、正直感動するくらいのクオリティだと思います。
月産20P前後かつ大体のプロット(映画)があるので、その分絵のクオリティがあがるのは当たり前ですが、それを差し引いても素晴らしい出来だと思います。
マンガなのでもちろんモノクロですが、まるでカラーのように鮮やかで、映画版を見た人間ならその再現度の高さに身震いしてしまうほどでしょう。
しかしだからこそ、ふっと思ってしまうことがあります。
だったら最初からカラーで、そのうえ動きがついててBGMもある、映画版を見たほうがいいんじゃないか、と。

この巻では、絵的に映画版をなぞっているような印象があります。
たとえばミサトとシンジがエレベーター前でキスしている場面を遠景で切り取ったり、または量産型が輪をつくって飛んでいる場面を俯瞰でとらえていたり…、印象的な場面が同じような構図で描かれているのが目立ちます。
もちろん意図的に映画版といっしょにしている部分もあるのでしょう。
このやり方なら、「あー、この場面あったあった」的な楽しみかたはできます。
同じ構図を貞本さんが描くから価値があるのだという人もいるでしょう。
ですが個人的には、貞本さんならではの構図で、名場面の「貞本版」をつくって欲しかったというのが本音です。
その意味では、アスカが母親を見つけるシーンを、ヒマワリ畑で表現していた部分は絵的にすばらしかったです。

漫画全体としては正直「…」といった感じです。
人が何人も死んでいる割に絵が綺麗過ぎて緊迫感があまりない、ゲンドウがよくも悪くも分かりやすすぎる、コマ割りや演出のせいで感動できる場面がイマイチ感動できない、などなど、正直漫画家としては貞本さんより上手い作家さんがたくさんいるでしょう。
でも、これほど魅力ある絵が描けるのは貞本さんだけだと思います。
だからこそ、貞本さんには映画版の構図にとらわれず、自分だけの絵を描いて欲しい。
貞本さんの絵が好きだからこそ、そんなことを強く思った作品でした。

原作よりストーリーの質は上ですね
12巻を読んで、原作から10数年後にやっと使徒の行動理由が理解できました。
原作と違い、シンジもアスカも精神病にかかっていないので、二人への好感度は原作より段違いに良いです。
(ぶっちゃけ、原作の二人はパーソナリティ障害にかかっています)
また、丁寧に背景を説明しているところもGood。
もちろん一番好感度が高いキャラはミサトですが、原作ではミサト以外の主要キャラは陰謀家か精神障害を抱えているかどちらかしか居なかったので、共感度は断然貞本エヴァの方が上ですね。

原作どおりのエンディングになるかは五分五分だと思いますが、ミサトが最期を遂げてしまったので、完全なハッピーエンドは難しくなってしまいましたね。
せめてシンジとアスカにとっては幸せなエンディングを迎えてほしいと思います。

あと、Qが公開される前にこちらを終わらせてください、貞本先生!

ミサトさんカッコいい
ゲンドウがアニメ版よりも卑劣で小さな性格で描かれていて、対人関係も解りやすいと思った。
逃げてばかりだったシンジがゲンドウを問い詰めるシーンが一番気に入りましたね。終盤にミサトさんとの約束を果たそうとケージに来たのですが、ベークライトで初号機が封じられている。その状況での「こんなのないよ…」に大いに共感した。
旧劇場版で落としたものを丁寧に補完してくれている内容でした。
ミサトさんはシンジを送った後、戦自隊員を巻き添えに自爆します。その勇姿に★5個

やっぱりゲンドウはこうでないと?
ヤングエースにて再開となったコミック版「エヴァゲリオン」。
のっけからゲンドウが妻の愛情を独占した息子のシンジに恨み言をぶちかまします。

彼は、さも大儀があるような素振りを見せて自分の事しか考えていない、
超然とした態度は息子とすら対等の立場で話し合うことが出来ない小心者の虚勢という
最低の人間です(今回の特殊部隊相手の活躍も「ADAM」の力を利用しただけ)。
でも、その最低ぶりこそが「エヴァ」を引っ張る原動力なのも紛れも無い事実。
新劇場版では(まだ進行中ですが)、その辺りが曖昧になっている印象なので
このコミック版で変わらぬゲンドウを見る事ができて、逆にホッとしていまいます。

コミック版も大詰めですが、果たしてどんな結末を迎えるか…?


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