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競争の戦略

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競争の戦略

ある種のパラダイムシフトできる一冊
私は無知式でこの本を買いました。

MBAなんて持っていませんし、必要な職種でもありません
コンサルでもないし、企業を導く立場の人間でもありません
ただ、評判良いってだけで買いました。

非常に解りやすい内容、現実視点で考えられるし、考えをシフトすれば生活、仕事でも使える内容だ。

この本を読み、私の口から多く出た言葉は「見落としていた!」だった
あまりにも視界の狭い自分に気が付かされた。
あまりにも浅はかな考えの自分に気が付かされた。

これは学問的知識ではなく、思考を変える啓発本の様な感触でした。

恐らく、読む分野は違うのに、私の一生に付き合うことになる本であるだろう。

HBRの2008JAN号に最新のUPDATEあり
HBRの2008JAN号にポーター氏が5フォースについてUPDATED版のレポートを掲載しております。本書(90年代の本)にあわせて、当HBR誌(英語)も熟読することをお奨めします。

自社中心の競争戦略論の一考察である
 自社の強みを生かし、相手の弱みを突く。それには自社のポジションを正確に分析し、外部環境に対応した戦略が必要になる。MBA流の自社中心主義、自社利益優先の経営が蔓延るわが国に、ポーター氏の説く『競争の戦略』論はこのような社会現象を捉えるフレームとして最適である。ポーター理論を学ぶことは資本の論理による競争の厳しさを学ぶことである。競争重視から抜け出た、より良い社会とするために、ポーター理論を超える新しい理論の構築を期待する。本書は来るべき競争回避社会を模索するためにも呼んでおくべき古典的名著である。

隅々まで読む必要はありません
言わずと知れた不朽の名作であるが、マーケティングの専門家以外の人は最初の3章を読めば十分である。かの有名な差別化・集中戦略もファイブフォースモデルも最初の3章に単純に説明されており、原典を読むことに価値があると感じます。

もはや古典である。
産業組織論というミクロ経済学の理論を応用して競争戦略の構造を解明するというのは、アメリカのビジネス・スクールでは、すでに、定番となっている。戦略論=産業組織論の応用なのだ。そして、この本が、産業組織論を経営戦略に応用するという試みにチャレンジした最初の本なのである。経営戦略論にとってはエポックメイキングな、そして、もはや古典といってもいい。経営戦略を学ぶ人の必読書である。

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ちはやふる(9) (Be・Loveコミックス)

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ちはやふる(9) (Be・Loveコミックス)

現代学生事情になぜ詳しい?
マンガというのは、とかくフィクションじみたものであり、創作という名のもとにありえない事実が描かれることが多いです。

しかし、この作品に関してはそういったフィクション臭さがなく、とてもリアリティがあります。
この9巻から新1年生の部員が登場しますが、これがまた「現代の女子高生」がリアルに描かれています。
作者の方はいまだに若々しい感性をお持ちなのか、とても感心させられます。

内容はこの巻も文句なしです。
早く10巻が読みたいです。

競技かるたと同じく疾走感が欲しいところ。
冒頭こそ「ちはやふる」の魅力で始まるけれども、競技かるたのオーラがガクンと落ちたという印象。
前作と比べたら上滑り感が拭えない。
クイーンの激太る設定理由がそもそも?です。アイスの食べすぎだとしても!!

とはいえ新たな一年が始まるという事で、進級。下級生が新キャラとなって登場。
学園モノとして王道パターンは免れないけれども、そんな奇抜な性格キャラでなくともいいのになと思いました。特に男の子、筑波くんは徐々に本性をあらわして周りを驚かせていく方向がよかったな…。顔が地味だから。
女の子は、正直ウンザリな設定でしたね…。ラブハントは欲しくない。が、この娘っこの台詞には驚きました。「百人一首なんて恋愛の歌ばっかりじゃないですか」!!!―――確かに。

レギュラー陣が個々の目標を表に出して走り出した、というのは9冊目では遅いかなという印象もありです。太一なんてもちっと早く新や千早に追いつこうっていう焦り感あっても…。
かなちゃんは少し予想通りでした。読手を目標に見据える設定が。
あ、村尾さん。なんだかとてつもなくとってつけたような感じが…そんないきなり復活ですかい!!

この先急展開するとしたら、千早の耳、かなーと考えてみたりもしてます。
かるたに「耳」は大事ですよね。

中だるみかな?
名人・クイーン選から次の高校選手権までの間のつなぎ感が否めない今作でした。
これまでにももちろん新キャラはでてきたわけですが、今回の菫ちゃんは一味違いますね。
「ちはや〜」のメインキャラはほぼ全員がかるた馬鹿(程度の違いはありますが)という中で、恋愛馬鹿の彼女がどこまでストーリーに入り込めるかなぁと少し心配です。
彼女の目線はかるたをよく知らない読者目線に近い気もしますが、だからこそ解説キャラに成り下がってしまいそうな。
それともこれから彼女もカルタ馬鹿になっていくのかな?
ちょっと無理があるかもしれませんがそれはそれで楽しみです。
わたしはこれまでに比べると今巻は失速したなーと思いましたが、
今は山あり谷ありのなかの谷の部分なのでしょう。
その分、次巻への期待も膨らんでいます。

まだまだ先が楽しみです!



分岐点、あるいは里程標的な巻
千早たちは二年生になります。新入生という新しい風が入ってきたり、
五人ばらばらの個性で緊張が生じましたが、
千早のかるたへにたいする想いのパワーもあいまって、まとまりつつあります。
だから、みんな、『ちはやふる』を読んでほしいです。本当にさわやかな気分になります。

スポコン要素のある漫画は、試合に負けてイチから…となったりすると、
ペースダウンと感じて離れていく読者もいるかもしれません。(杞憂ならいいですが、、)
『ちはやふる』も、八、九巻で分岐点、もしくは里程標に突入したのを感じました。

恋愛要素が少ないといわれていますが、その要素は新入生がもってきて
盛り上がっているので、そうきたか!と(笑)

千早が、入部希望者にイチからかるたを教えていて、新鮮な反応が返ってきます。
『ちはやふる』の一巻を初めて読んだ時の、感動を思い出してしまいました。
だから、もう個人的にお気に入りの巻です!!!

女帝の宮内先生と原田先生も、あいかわらずいい味出してます。

表紙は毎回楽しみになってきました。巻末の四コマ漫画で
表紙待ちしているキャラが並んでいて、面白いです。(でも、美形優先!?)

流れの変わる9巻
ここまでクイーン目指して一直線で進んできた
ストーリーが、新入生の登場でググッと変化を見せる。
一枚岩だったかるた部に意識の違い、大事にするものの
違いが表面化して、一寸ハラハラさせられる。

このマンガが競技かるたマンガというだけでなく、
青春部活マンガだったんだな、とわかる巻。
後半で大江、西田、駒野が見せる、それぞれの
真剣な表情、セリフが印象的です。

ちはや以外の活躍も読みたい!という方には特に
おすすめ。今後の展開がさらに面白くなることを
願って☆4つにします。

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スポーツ速読完全マスターBOOK (DVD付き)

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スポーツ速読完全マスターBOOK (DVD付き)

速読力?
二時間で本を読めたと言うレビューが、出ていたけど、読書家としては速読術を使わなくても、精読した時の普通のスピードですよね。僕はこの本を読む前から普通に読めます。

非常に単純な練習で続けれそう。期待をこめて5つ星
ラジオにこのスポーツ速読の著者、呉真由美氏が出演されていて、なかなか話の内容もまともだったし、この著書自体も話題になっているみたいなので、購入してみました。

この速読の特徴は、目をたくさん動かして脳を活性化させてから本を読み出すことを目標としています。他でよくある「速読」の斜め読みなどのテクニックは使いません。

ですので、私みたいに素人が見る限り、2〜3秒で1ページを読んでしまうような手品のような速読よりもリアリティーがあるし、頑張れそうな気がします。

実際付属DVDでトレーニングを1度してみたのですが、1分間で4倍の量を読めるようになりました。(もともと読むのがかなり遅いのでより効果的なのかもしれません)

この本自体は、この速読をして「スポーツがうまくなったよ」「ビジネスがうまくいくようになったよ」などの成功話が多いので、本は軽く流して、 DVDメインでいいと思います。
ただ、この速読の「理論」自体は読んでおいたほうが、このスポーツ速読を続けやすいと思います。

私はこの本を読んで見て速読とは別に、「脳は積極的に使わないと(活性化させないと)いけない」という感想をもちました。

テレビのおかげで
本を早く理解して読むことが目的なのに、豪速球を打つ(当てる?)ことが目的みたいなタイトルです。内容は普通の速読本です、他の本に比べて大したことは書いてありません。物事の本質は結構単純なのですが、売るための本になると何か目を惹くモノが必要になります。それが豪速球を打つ話です。売るために作られた、売ることだけを考えた本を読んで何を得るかは読む人次第ですが、良いことを書いてるところだけ身につけて下さい。どんな人でも速いボールにバットを”当てる”ことは簡単に出来ます。”打つ”のは大変ですが。

西武ライオンズ
根っからのライオンズファンなのでライオンズの佐藤選手に期待大!
世界一わかりやすい速読の教科書より、理解しやすかった!目のトレーニングは毎日やっています。効果としては、ホームで電車待ちをしていたときスローモーションのように電車が入ってくる感覚にあいました。交通事故の瞬間にスローな感覚になるのと同じ感じを体感しました!驚きでした。それを機に新聞は20分で全記事をくまなく読めるようになりました!私と同じ感覚になった方おりませんか?

読書量が増えました
会社の行き帰り(片道1時間弱)で、400ページくらいの厚めの小説でも読みきれるようになりました。
早く読んでいても感情移入ができるし、少し時間が経ったら内容を忘れているという様な事も無いので、単純に読書量が増えたものと喜んでいます。(これが脳が活性化しているということなのでしょうか)
情報を拾い読みするのであればもっと早く読めると思いますが、自分はこれで十分だと思います。

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モムチャンダイエット プレミアム (DVD付き)

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モムチャンダイエット プレミアム (DVD付き)

残念…
某番組を見て気になってこの商品を注文。
17日に注文して25日配送予定になってたのですぐにでも欲しかったけれど、他よりもここが一番早かったので待つことに。
今日配送予定日だったので朝から待ちわびていたのですが来ない。
サイトを見たら配送予定日がいきなり来月の10日以降に変わってました。
変更のメールは来ずに昨日までは25日になってたのに。
いまさら他のところで購入するわけにもいかず仕方なく待つしかないけど、変更になるなら連絡くらい欲しかったです。
本当は☆を付けたくもないけど、本には期待したいので2つ付けときます。

15分、あっという間でした。
ビリーに入隊し1週間プログラムはやり遂げたんですが、騒音も気になるしハード過ぎてそれ以上続ける気になれなかった…。
こちらはテレビで紹介されて知ったのですが、マンション住まいで階下から苦情が来て静かにできるよう考えた…と言われていたので、騒音も気にならないくらいの運動なら是非やってみたい!と思い購入しました。
ステップを踏むところは若干気になりますが、ストレッチのような運動で15分あっという間でした。
それでもじんわり汗をかきますし、すがすがしい気分です。
チョン・ヨダンさんが40歳過ぎと思えないほど美しくて見とれてしまいました。
自分も2人出産し、出産前より20キロ太ってしまったので…綺麗な体に憧れます。
本の内容も美に対する意識がすばらしくて、ハッとさせられました。
15分のDVDもきっと物足りなくなると思いますが、モムチャンダイエットの入門書としては十分だと思います。

続けられる運動
ビリーも1日でリタイヤ、コアは3日でリタイア、
続けなきゃ意味がないのですが、これは続けられる。
だいたい、一番続かない理由が時間がない。
1時間近くも、運動なんて家ではなかなかできない。
けど、お風呂に入る15分ならなんとかできそうと思い、
もう一週間目、毎日うっすら汗をかいてお風呂にはいるので
もう減量成功。
なんでも続けると確実に効果があるのですね。
腹筋嫌いだし、私にはちょうど良いエクササイズ。
これが物足りなくなったら、次の運動を買います。
でも、まだ初心者はこれで十分ですよ。

腕がつらい
時間的には、調度ですが、始まるとすぐ、腕が痛くなり、体てきには苦しくはないのですが、ジワジワと汗が浮き出てきます。これなら続けられそうな気がします。

買ってよかった!
フィギュアビクスのDVDは欲しいけれど、1万円以上出して途中で挫折したくない気持ちがあって、まずはこのDVD付きの本を買ってみました。15分とはいえ、運動経験がない40代の私は汗だく(笑)今の筋力ならこの本1冊で充分。激しい動きもないし狭いスペースでもできるフィギュアビクスに益々興味がでてきたので、このDVDが涼しい顔でできるようになったらDVDセットの購入を検討したいと思います。

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生徒会の八方 碧陽学園生徒会議事録8 (富士見ファンタジア文庫)

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生徒会の八方  碧陽学園生徒会議事録8 (富士見ファンタジア文庫)

“杉崎ハーレム”は6人体制なのか?
物語の終わりを見据えて着々と下地が用意されつつある。基本的な構成こそ変わらないが、【楽園からの帰還】と題したプロローグとエピローグの部分で、先輩達の卒業式を目前に行方をくらました鍵の「その後」が描かれている。ここで登場する、かつての仇敵【枯野恭一郎】とのやり取りが興味深い。その前に、飛鳥を前にして(フリ○ンで)自らのハーレム構想をアツく語った鍵だが、この大いなる「理想」に対して、ある意味冷酷なまでの「現実」を突き付ける枯野。この理想と現実の双方が(理屈としては)正論なだけに平行線なのだが、どちらにせよこれを実行するには多大な「覚悟と責任」を要することを示唆している。悪態を吐きながらも何気に男を上げている枯野にとって≪楽園≫は決して悪い所でもなかったのでなかろうか。

本編は、まぁ、いつも通りである。大変面白い。しかし、読み手も慣れたせいか、当初の超新星爆発のような笑いの破壊力はさすがに少々影を潜めた感あり。外出時に読んでも大丈夫なくらい。そして、ここにきての変化球的演出なのか、それともとうとうネタが枯渇したのか、その真相は作者のみぞ知るところだが、【きみつの生徒会】や【聖戦】といった『黙示録』向きなものが含まれている。【最終話〜回収する生徒会〜】も内容的には変わりダネ。そして、これら変わりダネの方が面白いのが若干皮肉だったりする。しかも、オビにあった「○○陥落!!」の場面もここに含まれ、自分の気持ちをはっきり自覚した娘の“デレ”とはこうも強力かっ!という本巻のクライマックスとなっている。【第二話〜本音の生徒会〜】でも「本音」がダダ漏れになった人がいて、鍵の「理想」実現に向けての素地が伏線的に散りばめられた印象である。思えば『四散』での真冬ちゃんの告白から既に始まっていたのかな?

ホントに見た目どおり?
 八巻は駄目主人公過ぎて萎えた 
    そして、八巻は駄目主人公過ぎて萎えた
       駄目主人公に萎えるのがプチ流行みたいですが

 なんで見るレビュー全部これ書いてるのかなー他にもっと書いてくれぃ と本書を読む前は思っていた。
orz。すみません私が間違っていました。確かにこれに触れずに通ることは無理です。特に心当たりが過去にあるものとしては。
 さて、実は前巻のラスト、えっ、この後どーすんだよ、みんなとの絆どうなるんだよ。と、結構不安でした。この巻を見る限り大丈夫なようですが...でも、葵せきな先生よくやってくれますから。最後の一章や凄い時は一段落で、ひどい時は一文で「今までのことを、ひっくり返して」下さいますので。これを考えるとまだまだ裏がありそう、となーんか勘ぐりたい感じになるのです。くわばらくわばら。
  
(えー、無断引用しましたレビュアー様、お礼とお詫び申し上げます。)

〇〇陥落!!本命キターーッ
序盤でも少々陥落するのですが、終盤になってついに大本命が!うーむニヤニヤ、早く読んでください。
物語としては、1月になり卒業式が近づくのに気づきつつもいつも通りの生徒会の風景が展開されます。
エピローグ、プロローグもいつも通りですが、もうすぐ本編にくっつくのか、いやいや別の話なのか・・・。
最終は多分10巻?大学生編やれば別ですが、それまでがっつり楽しみましょう!

いつも通り?いえいつも以上!
ネタやパロディについてはいつも通りメジャーどころからコアなところまで網羅していて面白かったです。(ヒト○ゲさんのくだりは個人的にかなり笑ったw)
あとこの巻はイラストで主要女性キャラ全員(ほぼ)載っていて良かったです。特に飛鳥と林檎に萌えました。

あとは、
「八巻は駄目主人公過ぎて萎えた」
次巻(たぶん本編)が楽しみです。

「八巻は駄目主人公過ぎて萎えた」
と書かなきゃいけない気がしました。

グラッ○ラー刃牙・範馬○牙ときておきながら
「バキ」と伏せない所に痺れました。
バ○特別編SAGAを出してきたら★六つでした。




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社員をバーベキューに行かせよう! ―結束と成果はこうすれば生まれる

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社員をバーベキューに行かせよう! ―結束と成果はこうすれば生まれる

既に伝説級の会社なのでは?
地方の元気な会社は何が違うのか?知人より噂に聞いていた会社のことが分かるかと思い、読みました。社員が生き生きと働ける場所を創り、地域のお客様に心から満足して貰えるサービスを提供し、適正な利益をあげて配分するための器。会社の在り方の理想形として、都田建設は特筆に値する存在ではないかと思います。社長の考えを深いところで共感して受け入れ実践するのは並大抵のことではないでしょうが、社員さんも相当モチベーションが高いのでしょうね。やはり仕事や会社が楽しいからでしょうか。

会社とは何か?何のためにあるのか?社員と地域とお客様のためにあるのが本来では?
若くしてそこに気付いて経営の舵をとられている蓬台社長の今後に期待します。「会社を美しく大きく成長させながら、小さな会社のスタイルのままでいる」。そこに関わる全員が幸せを約束されたようなものですね。伝説級の会社をまた一社、見つけた気がします。

サーフィンよりもバーベキューが現実的!
 私はパタゴニアが好きなので、かつて「社員をサーフィンに行かせよう!」を
読んで会社の雰囲気作りや経営の神髄、さらには、社員たちがいかにイキイキ
と働ける職場をつくれるのだろうか?と考えてきました。

 しかし、私たち日本人にはパタゴニア的な経営は憧れるけれど、
現実的には、なかなか難しい。

 ところが、この本では、身近な話題をわかりやすく紹介されて
おり、しかもすべて著者が実践してきた泣かせる話題が満載!

『サービスはかけ算!』でブレイクした著者が経営する都田建設さんが
試行錯誤の結果、だどりついた数々のエッセンスはとても現実的で
役に立ちました。

 特に 社風づくりや素敵な社員の働き方、さらには会社と
お客さんとの関係まで詳細に紹介されているので、
ヒントをもらえるのは、お得です!

モチベーションが上がります
友人からすすめられ「さーびすはかけ算」を読みました。
今回、新に都田建設から本が出ると言う事で早速購入してみました。
都田建設のリーダーの考えかた、スタッフの考え方がとっても参考になり、羨ましくも思いました。
今後も都田建設が発信する事が楽しみです。

社風の作り方
「サービスはかけ算」がとても参考になったので
こちらも購入してみました。

なぜバーベキューをする事で結束力のある
組織ができるのか、また「社風」の大切さが
よくわかりました。

都田建設さんの本を読むと「この会社で働きたい」
と感じさせてくれます。社員さんが羨ましいです。

おもしろいタイトルなんで
「社員をバーべキューに行かせよう!」変わったタイトルだったので購入!中間管理職におすすめ!部下や仲間やお客様に応援されるコツ(魔法みたいな仕組み)わかりますよ、とても読みやすいですし!

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少年ガンガン 2010年 07月号

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少年ガンガン 2010年 07月号

ありがとう鋼の錬金術師
鋼の錬金術師最終回の感想を多くのブログやサイトで見ていますが、
“楽しかった”“おもしろかった”というコメントよりも、
“ありがとう”という感謝の言葉が溢れていることに感動しました。
主人公達はどんなに困難な状況でも決して諦めることはせず、
最後はそれぞれが希望に満ちた答えを見つけてくれて、
読了後はみんな同じ気持ちになるんだなぁと嬉しく思います。

妊娠中も出産後も一度も休載せず最後まで書ききった荒川弘先生、
こんなに素晴らしい作品を生み出してくれてありがとう、お疲れ様でした!

鋼の錬金術師 最終回
やっぱりメインはハガレンです。9年間の有終の美を飾るに相応しい、非常にきれいな終わり方だったと思います。
ハガレンを読みつづけ、追いかけてきた9年間に悔い無し、というかんじです。
私は普段は単行本派ですが、ハガレンが最終回と聞いて、初めてガンガン本誌を買いました。値段が通常より少し高いし、すごく重かったけど、ハガレンファンは持っていて損はないと思います。(付録の時計や、カラーページのインタビュー等、内容が充実しているので)

ガンガン本誌のレビューなのに、ハガレンの内容や付録等のみで星5つつけさせるなんて(つけたの自分だけど)、やはり「鋼の錬金術師」は素晴らしくスゲー漫画だ。

最後に、9年間「鋼の錬金術師」という素晴らしいものを錬成し続けて下さった荒川先生、本当にありがとうございました。

目玉はやはりハガレン最終話ですが
本編だけで無く、カラーページに掲載されている鋼特集も充実しています。
マスタング一派と北方軍のクーデターから、最終章のホムンクルス戦を名シーンと共に振り返り、更に第4回キャラクター人気投票の結果発表、読者イラストによる名シーン・名言集と非常に読み応えがありました。
中でも作者の荒川弘先生と、エドワード役の朴ろ美さん、アルフォンス役の釘宮理恵さんのインタビューは必見です。
付録のメモリアルクロックは日付の設定と、写真の入れ替えも出来るのでなかなか機能的です。使い始めて4日経ちますが時間のズレもありません。
最終話の効果で品薄の為か、ここやオークションで倍以上の値が付いていますが、ガンガンにはバックナンバー販売があるので少し待てば増刷されると思います。
(6/19追記)
ガンガン.NETより
6月11日に発売いたしました少年ガンガン7月号ですが、予測を遙かに上回るご好評を頂き、
多くのお店様で完売状態となり、お客様には多大なるご不便とご迷惑をおかけしております。
心より深くお詫び申し上げます。
現在多くのお客様からお問い合わせを頂いておりますが、誠に申し訳ございませんが、
既に弊社でも品切れとなり、追加出荷のご要望にもお応え出来ない状況です。
お客様にご迷惑をお掛けしている事を真摯に受け止め、今後このようなことが無いよう、
努力をしてまいります。何卒末永くご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
増刷は無いようです…非常に残念です。

まだあった!
いつもの店になかったので、少し足を伸ばしてアニメイトへ。やっぱり専門店は違いますね。山積みになってました。探せば、まだ定価で買えると思います。

忘れられない夏
鋼の錬金術師が、9年間の連載を終えてこの号でフィナーレを迎えました。
連載当時からずっとコンスタントに50ページ掲載だったのが、途中36ページ位に減り、
疑問に思っていた2年後、荒川先生がご出産と育児でペースダウンしたのだと知りました。

最終号は100ページを超える大作です。
バトルの最後、生き延びた人たちを描いた部分がページ全体の1/2、
それからすぐ(1,2カ月後まで)の動きとさらに2年後の兄弟とウインリィたちの物語が描かれています。
さらに最後の3ページは写真風に沢山のキャラが登場し、
全員が、それぞれに、それぞれの時を生きていく、その後の物語を読者に示しています。

最後の方で、ウインリィに「俺の人生半分やるから、おまえの人生半分くれ」とプロポーズしたエドは、
幸せそうな顔でアルフォンスとメイと、ウインリィと2人の子どもたちとともに写っています。
最後は、汽車で旅立つ時の、エドの笑顔。

忘れられない夏になりました。

物語は終わりましたが、これから先の彼らがどうなっていくかは、ファン一人ひとりの胸の中で
そっと考えていくことにすればいいのかもしれません。

荒川先生、今までありがとうございました。

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乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)

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乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)

アミルが恋に目覚めます!
ゆったりとしたテンポのマンガだからこその恋の目覚めの清清しさよ!!!
なんとも贅沢なマンガじゃないですか。
マンガ喫茶で一気読みなんかじゃなく自分だけの一冊でじっくり堪能しましょう!!!

見て良し読んで良し
中央アジアを舞台に、そこに暮らす人々特有の文化を描く力作。
2巻目となる今回は、前回火種がまかれていたアミルの実家問題が山場を迎える。

さて、待望の2巻。
上述のように今回は件の問題が最大の山場として腰を据えている。
詳しくは読んでのお楽しみだが、「あの村らしい」対応でもって事なきを得ている。
しかし、これで完全決着かというとそうとは確信できない側面がある。
この燻った火がいつかまた次に炎を上げた時はもっと大変なことになるのではないか、と一抹の不安も残る。
その他では、研究者のスミス氏が村を離れるというのが今回のもうひとつの柱だろうか。

それにしても相変わらず作画がすごい。
精緻な描き込みの量が尋常ではない。
よくもまあ連載の漫画でここまで描けるものだと感心する領域である。
見るにも読むにも充実した読み応えのある一作として、2巻も引き続き好調ぶりが窺えるクオリティだった。
満足満足。

しかしアミルはいい嫁だ(笑)
乙嫁物語の1巻、あるいは森薫先生の作風が好きだったら、迷わず買いですね
満足すること請け合い

今回は前作でほのめかしててたよーにちょっとスリリングな展開もあり、ドキドキ
それ以外はさらに進化した森薫節全開、 てなカンジで

エマもそうでしたが、読後こんなに爽やかなキブンになれるマンガはそうはないでしょう

そして相変わらず絵の描き込みっぷりがスゴイ
セリフでなしに絵で読ませます
でもマンガって本来そーゆーものだったんですがね…

個人的には、布の刺繍の柄が家系図のよーになってるというエピソードが好き
なんて豊かな文化なんだろう

しかしアミルはいい嫁ですな
ホレました(笑)

読んでいてドキドキしてくる。とても素敵な作品ですね。
 第十話「布支度」に描かれている刺繍、その刺繍を彩る文様の数々、素敵でしたねぇ。思わず、ほうっと見とれてしまいました。布をまとったティレケが話の扉に描かれた見開き二頁がとりわけ見事で、うっとりしてしまった。

 カルルクとアミルのおしどり夫婦ぶりも、読んでいてドキドキしてしまう。カルルクを見つめて頬を染めるアミルの新妻ぶりの初々しいこと。第九話「嫁心」の中、無邪気に戯れるふたりの姿に、見ているこちらまで泣き笑いしたくなりましたよ。

 颯爽、ひゅっと駆け抜ける風の気配も素敵。例えば、第七話「争い(前編)」の中、45〜46頁にかけて。馬を走らせるカルルクが、駆けてくるアミルの手を引いて、馬上に引き上げるシーンがあります。アミルのひるがえる衣装のすそ。跳んだ瞬間のアミルの靴裏。そして、「ブワッ」と風を起こし、くるりと回転するアミルを描いたひとコマ。本の中から風が吹いてくるみたい。こういうところは素晴らしい描写力だなあと、わくわくしちゃいますね。

 あと、本巻での新キャラ、アミルの友達になる娘、パリヤの人柄もいいですね。アミルと話してて、正直に言いにくいことを最初はウソついてごまかそうとするんだけれど、思い直して正直に打ち明けて、打ち明けてる最中、ちょっと興奮してワアッとぶちまけてしまうところ。136〜137頁にかけてのワン・シーン。くすりとさせられました。パリヤにも、アミルにとってのカルルクのようないい伴侶ができて、春が訪れるとよいなあ、なんて。

 ユーラシア大陸、オリエントの風を感じる素敵な作品ですね。登場人物がまとう魅力的な衣装、彼らの表情の生き生きとしていること、ちょっとした話のエピソードに味わいがあることなど、実に読みごたえのある漫画。第3巻を手にするのが、今から待ち遠しいです。

読んだり、眺めたり
皆さんのレビューでももっとも評価されている作画の部分が本当に素晴らしい。
表紙、背表紙、中身、そしてアンケートハガキにまで丁寧に作られており
作者の作品に対する意気込みや愛情がひしひしと伝わってくる。
実力のある作者が本気で書いた作品が面白くないワケがない!

1巻ではキャラクターの顔見せ的な事もあり、なかなか物語の方まで小慣れてなかったですが
2巻になったらグッと読み物らしくなってきた。
オリエンタルな雰囲気の「絵だけ漫画」ではない、読んでいて楽しい漫画になりました。

また全体の構成のバランスが良く、文化的な描写が多く見られる日常パートと
緊張感のある荒事パートなんかもあり、読んでいてダレる事が無いですね。
次巻への布石のようなものも描かれており、全くもって目が離せない。
徐々に個人のキャラクターが発揮されてきてるのも良い感じですネ。

相変わらずアミルさんが素敵すぎてたまらないのですが、残念ながら彼女は人妻なんですね。
だがそれが良いとは言いませんよ?言いませんけどね…

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現代萌衛星図鑑

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現代萌衛星図鑑

萌えキャラの形を借りた宇宙機本に感動しました
ニコニコ動画ではやぶさの帰還に大盛り上がりですが、
どうしても他の衛星のこともちょっと知りたくて、思い切って購入しました。

内容ですが、他のレビュアーさんも掛かれているとおり、見た目は萌えキャラ本です。
そして、各話冒頭と閉めに擬人化・女性人格の人工衛星や探査衛星ちゃんたちの
漫画があります。

でも、中身はかなりわかりやすく編集されていますが、
人工衛星やロケット工学、日本のロケットの歴史などが網羅されてる
理系嫌い対策用?のかなりしっかりした本です。

時期的にあかつき&Ikarosやはやぶさで宇宙やロケットに興味を持たれた方、
個人的に超オススメしますよ

はやぶさ、無事に帰ってきてください。
あと、1か月あまりで帰還する予定の小惑星探査機はやぶさ。
予定では6月13日に帰還する予定です。

ほかのかたも書いておられますが、図鑑というか読み物が楽しい。
はやぶさ以外の日本発人工衛星が載っています。

気象観測衛星ひまわり、ハレー彗星探査機すいせい・さきがけ、技術試験衛星Z型きく7号おりひめ・ひこぼし、
環境観測技術衛星みどりU、次世代型無人宇宙実験システムUSERS、小惑星探査機はやぶさ、月周回衛星かぐや。

日本の技術者ってすごいよね。
その昔は造船技術が素晴らしく、今は衛星技術が素晴らしい。
やっぱり日本は技術立国なんだなとおもえる。
本当、日本人でよかった、誇らしいと思う。

しかし、事業仕訳ってなんなのさ?
政治家って勝手だよなー。
子供の時の国鉄分割民営化のときも子供心に思ったけど。
こういう技術があとで国力にも繋がるってことがわからんのかな!?


想いは、星の海へ
書店で初版を立ち読みして、涙が止まらなかった。立派に努めを果たした娘、志半ばで倒れた娘。全ての物語が柔らかな文章と可愛いイラストで紡がれる。

オービタル・プリティーという同人誌から生まれたこの本、『はやぶさ』の帰還の後に、増補改訂版が出ることを望む。

同人誌で『かぐや』完全版や世界最小の人工惑星となった『ミネルバ』などが補完される。これらを纏めて是非とも改訂版を出して欲しいと願う本である。

表紙に騙されちゃだめ
一応萌え系ではありますが、丁寧な説明が書かれてますので、宇宙科学方面に興味が出来たばかりの人は、買って損はないと思います。

帯が予想外で感動した
まず、帯に「こんなこともあろうかと擬人化本を用意しておいた」というのがあって、ちょっと感動しました。

大事な中身の方ですが、見た目とは裏腹に十分楽しめる読み物となっています。
イラストあり、写真あり、文章ありと読んでいて飽きません。

いろいろな失敗があって、昨年のかぐやのような成功があったのだということの再認識と、6月に帰還予定のはやぶさを応援する気持ちが強くなりました。

科学や宇宙などに興味があるのであれば、一度読んでみてはいかがでしょうか。
遠くない未来、今現実で起こっている数万キロから数億キロの出来事の一端が少し見えてきます。


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神様のカルテ

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神様のカルテ

医療問題
医療問題は、本当に表すことが難しい問題だと思います。
現場と患者の求めるものはそれぞれですし、、

その中の一つの切り口を、示唆した作品だと思います。
文体は必要性があるかどうかちょっとわかりませんでしたが。

ある意味身近なおはなし
私自身が松本に近い町に暮らしているため、登場する病院、神社、居酒屋がどこのことなのか想定できてストーリーとは別のところでも楽しませてもらいました。
登場人物の「安曇さん」「豊科さん」「明科さん」とはまさしく地名で、作者の地域へのこだわりが、同郷者としては、うれしくもあり、くすぐったさもあり…。

物語は医療物にしては、最初淡々と事実だけを語る形ですすめられていきます。地域医療の医師不足の問題、大学病院の医局制度にたいする疑問、これらもさらりと触れられて、ちょっと浅いかな〜?と思って読み進めていたのですが、ラストに近づくにつれぐんぐん惹きつけられ、不覚にも泣いてしまいました。

現役医師ならではの臨場感、事実から見えてくる問題と感動。次回作に期待です。
登場人物のキャラクターの描き方も秀逸で、それぞれが好感の持てる素敵な人々でした。

医者の自己満足
信州の病院で地域医療に従事する若い内科医の物語。
作者が現役医師であって、自分のことをモデルにしているのでは?と思ってしまいました。
(もし、そうだとしたらかなりのナルシストですが…)
ペンネームからも分かるように、夏目漱石を完全に意識した文体…。
物語自体よりもまず、その古臭い文章や会話に馴染めませんでした。
今時、こんな喋り方する人はいないだろう…。

患者のことを最優先する真面目で優しいドクターがハードな病院で頑張ってます。
患者との交流なんかもあって、たしかに心温まる感動物語なのかもしれません。

たぶん、自分が病気になったら主人公の医師に診てもらいたいと思う人は多いだろうな。
でも、理屈っぽくて、すぐに自己嫌悪に陥るような主人公、私はあまり好きになれませんでした。


生と死のあり方を穏やかに語る―ひとの温もりを感じる作品
  古風な話し方がやけに印象に残る主人公ですが、読んでみると、その古風な話し方ゆえになかなかの魅力を感じる作品になっています。現代医療の現場からの声を小説風に仕上げたものですが、それだけにとどまらない奥行きの深さも心に刻まれます。続編が今夏に刊行されるらしいので、本書を読んでファンになったかたはきっと心待ちにしていることでしょう。医療に関心があるないにかかわりなく多くの人に眺めてほしい一書です。

  人は生きているうちは、「生」というものにあまり敏感ではありません。もちろん元気に健やかに暮らせる有難さを感じてはいますが、そもそも「生きるとは何か」という問題を真剣に考えるゆとりはあまりないのではないでしょうか。それはまた「死」についても当てはまるでしょう。「生と死」という人間にとって根源的なものを日常的に直視している職業の1つが医師でありましょうが、「こんな医師もいるんだな」、また「いてほしいな」と思うのです。不器用ながらも要所要所はきちんと締める、そんな医師がここにいます。

  本書は地方医療の現状を描くとともに、主人公の医師を取り巻く珍しい人たちとのやり取りも読み応えを増す要因になっています。とくに印象的であるのは、文学者をめざして大学院で研究している通称<学士殿>に対する主人公のセリフ。本当になかなかのセリフです。「学問を行うのに必要なものは、気概であって学歴ではない。熱意であって建て前ではない」。そして「笑う者あらば笑うがいい」と喝破するのです(最後のセリフは、褒めることがほとんどない同僚の女性医師からも「悪くなかったと思うよ」といわれる)。

  医師というものが患者に接するときに必要なもの、それは「いたわり」の気持ちでありましょう。医師が患者を支え、救っているのではない。むしろ患者が医師を支え、そして救っているのだと。主人公もこのことに患者の死をもって深く悟ります。どうも余談が過ぎました。記憶に残る作品です。


良い作品だけど
医者の人情ものというよくあるパターン。
古風な主人公の医者と、人情家の上司、厳しいがやさしい周囲の看護師。清楚な妻と気の良い友人たち。そこにある出会いと別れ、生と死。
もうベタベタ。文体も漱石風というのが特徴なだけ。表紙のイラストで救われる。
泣きたい人にはお勧めします。


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虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

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虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

つまらない
悪い意味でリアリティがない。曖昧で中途半端な世界観。ゲームの脚本じゃないんだからこれは痛い。

ゼロ年代SFの最高峰の一つ。
9・11事件以降、世界の先進諸国は個人情報認証による厳格な管理体制を整え、
後進諸国にはテロの更なる泥沼化を引き起こし、巨大な溝を生み出した。
米国情報軍、特殊検索群i分遣隊に所属するクラヴィス・シェパード大尉は
他国の戦争を介しながら世界の罪と罰、自分の存在意義を探し始める。

9.11事件以降の国家の在り様とテロとの戦い。
それに伴う国軍の変質と傭兵派遣会社のPMFの台頭、経済成長。
近未来の世界をリアルに描いた作品です。

SFでありながらミステリ要素も含まれており非常に読み応えがあります。
政治、経済、戦争、世界情勢等、広い視野と知識が無ければ書けない一冊。

伊藤 計劃氏の筆力に敬意を抱くと共に、氏の早世を惜しまずにはいられない。

圧倒的なリアリティー
まず著者が、すでに故人であることは非常に残念です。これからもっと成熟した、完全度の高い作品が世に出る筈だったのは間違いないでしょう。

作品の感想は、知識の浅い自分にはちょっと難しい箇所がいくつもあった。本当の事か想像か、判断つかない知識が随所に見られた。
裏を返せば、それほどのリアリティーがあるんです。アクションにしてもテンポ良く、最近観た映画「グリーン・ゾーン」よりもリアルな戦場を感じるほど、緊張感とリアリティーがあった。
しかし、随所にあるトリビア的な知識が、良いテンポを止めちゃってるのは残念でした。それでも難しい小説が苦手なバカな自分に、最後まで飽きさせず読ませる文章力は魅力的です。

著者の作品は少ないですが、他の作品も手にしたくなりました。解説で少し著者について知りましたが、本当に無念だったでしょうね。ご冥福をお祈りします。

近未来の人類に対する痛烈なアイロニー
(おそらく)22世紀、民族紛争、戦争が絶えない地球。
サラエボに原子爆弾が投下され、「唯一の」被爆国、日本は過去の出来事となった。
主人公はアメリカの暗殺専門戦闘員。言語による無意識下での洗脳で、各地で内紛を頻発させている研究員の暗殺を命じられる。
近未来の情景、科学技術、情報管理社会などがかなり具体的に描かれており、著者の知識の豊富さがうかがえる。
これはSF作品であるが、同時に著者の思索、哲学が投影された作品であり、近未来の人類に対する痛烈なアイロニーでもある。
かなりの話題作となったようだが、ストーリー構成の秀逸さ、完成度の高い作品であることは、間違いない。

早く出会いたかった。
たまたま見つけた本書。
なんとなくその装丁とタイトルに惹かれて購入。
予想外に読み始めたら、まったくもって止まらない。
あっという間に読んでしまいました。

こんなに面白い近未来を、ありありと無理のない範囲で表現し、
また今に生きる私の生き方を顧みるきっかけも与えてくれました。

また、読みながら、生体材料のイメージが完全にMGSだったので、
著者の作品にMGS4があって驚きました。
さらに、著者のプロフィールを見たら、すでに亡くなっていることを知り愕然。

本当に残念。でも、そのときにそうだったからこれが書けたんや。
と思うことにして、残された作品を味わうことにします。

ぜひ、ご一読を。

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ヒストリエ(6) (アフタヌーンKC)

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ヒストリエ(6) (アフタヌーンKC)

一気読みしたい
もうすごく発行ペースが遅いのは仕方ないとあきらめました。
でも読むたび続きが気になってしかたない。
これから話が大きく動いていきそう!なところでつづく…
もうこれ、一気に10巻くらいまとめ読みしたいです!
4巻で一つの山場を迎えたと思うんですが、そこからまた淡々とストーリーが進んでいる状態で
これからおこりそうな山場に期待感がもりあがってきます。
エウメネスの、狂気的で頭が良くてひょうきんで優しくて痛々しくてかっこいい
もう完璧なまでに魅力的なキャラクターにやられています。
内に秘めたる狂気をたまにかいま見せるところがたまりません。
そのくせ大口がはーっとあけて呆れたり笑ったりするんだよね。
表情の落差は岩明先生の特長ではあるけど
エウメネスにはこの絵がぴったり嵌ってると思いました。

えーーーーー!!!!
ちょっと待ってよ!!
へファイスティオンの解釈がそれ????

いや!だめだろそれ!!!!
日本的に言ったら、義経と弁慶と言うか、信長と池田恒興と言うか・・・むしろ家康と本田正信?

・・・それは駄目だって!それはありえないだろ!

いやもう!面白いよ!
ただ、どう転がすつもりだよ!わけわかんないよ!先読めないよ!

ネタバレになるから言えないが、アレクサンドロスの生涯を知っている人には、それは有り得ない展開。

あー!!もう!!どうするんだよ!!!
・・・でも、岩明氏の過去の実績を知っているから星は5つにせざるを得ない・・・
『裏切られた!』『わけわからん!』
そう思った時こそ、次が抜群に面白いんだよなあ、この作家は。


馬を見よ!
ヒストリエ6巻は、仕事や馬術の修練に勤しむエウメネスを中心にマケドニアという国の成り立ちを紹介する前半と、ミエザにてアレクサンドロス王子と学友達を紹介する後半からなる。

5巻のカルディア編クライマックスから一段落して、次の舞台と人物の紹介のためやや落ち着きを見せるストーリー。
だが史実ではアレクサンドロスの僚友であったヘファイスティオンの扱い一つで、死体の一つも出すこと無く岩明均らしいグロテスクな神話的妖しさをすでに醸し出している。
”鐙”の伏線回収や偏執的にアレクサンドロス母子に現れる蛇のイメージなど、小さなエピソードもページ数を割いて(時間をかけて)丁寧に描くゆえに、読者は続刊を待ち焦がれる苦しみも背負わねばならない。
個人的には実に味のある脇役としてディオドトス書記官が目についた。

だがしかし今回の見所は馬だ。
表紙でアレクサンドロスに付き従う僚馬ブーケファラスに始まり、あちこちの場面で躍動する馬の肉付きから毛並みの一本一本まで実に精緻に描きこまれ、馬の足運びも気持ちも手にとるようにわかる。
そうしてリアリズムを追求した先にある美が単行本のあちこちに散見される。
各エピソードでも馬が関連していることから、岩明御大は恐らくこの巻で馬を魅せようと描き方を研究したに違いない。
漫画でなければ味わえない視覚的な幸福を味わっていただきたい。

岩明均に期待するもの
 「終わった・・・」厳しすぎるかも知れないが、読後の率直な感想はこれだった。もちろん決して悪くはない。水準は超えているしそれなりに面白いとも思う。だが、ここには以前の彼にしか出来なかった、深刻、繊細な心理描写は見られなかった。
 ディープな心理描写。私が岩明均の作品に期待するものはこれである。例えば、かつて「寄生獣」で描かれた48話「ただいま」。この6巻には、そういった描写が殆ど見られなくなってしまった。ストーリーは流れているのだが、それが残念。話を進めるには、そうするしか無かったのかも知れないが・・・。

 2巻の「トラクスの戦い」、3巻20話の少年時代のエウメネスの「よくもだました」と云う叫び、21話のエウメネスを見送る奴隷カロンの慟哭。あの辺がピークだったようにも思う。


 遊牧民族スキタイは、世界で最も勇敢で誇り高く、そして残忍である・・・。


 岩明均がようやく見つけた一つの答えであるこのテーマはどこに行ってしまったのだろうか?

amazonでの購入おすすめ(苦笑
それぞれのキャラクター達が、各々の理念・信条・思惑でうごいており、それらが絡み合う様が秀逸。

いたるところに伏線が張られていて、「なるほど」「まさか」と読んでいて思わされます。新刊が出る度に、1巻から改めて読み直すとニヤリとする部分も多々。


他の方も書いているように「単行本」の発売間隔が長いので、「購入忘れ」や「重複買い」を防ぐためにもamazon等でのネット購入がお勧めです。

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BAMBOO BLADE 13 (ヤングガンガンコミックス)

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BAMBOO BLADE 13 (ヤングガンガンコミックス)

バンブレ最終章(?)佳境
最初の方から、この作品は好きでしたが、この12-13巻で個人的に最も好きな漫画の一つになりました。
この巻に限っては、主人公は完全に沢宮エリナとなったと言ってよいでしょう。彼女がどういった過程を経てここで榊ウラと戦うに至ったか
なぜ剣道が好きなのか、その姿や思い入れは健気ながらも凄まじく、最高に熱い一戦がこの13巻には籠められています。

BAMBOO BLADE最終章 佳境にして、作品全体を一つの名作へとまとめあげております。

どうしようもなく心が震える。
もうすでに何人もの方が素晴らしいレビューを書いているのですが.
この巻だけは僕も評価したいです。


そのくらい、
心が震えました。


僕ははっきり言って涙腺が滅茶苦茶もろいので、
今まで漫画で泣いたことも
あるにはあったのですが

このバンブーブレードは別格です。
今まで泣いた漫画は、
正直泣いた次の日には
特に思い出すこともないような
感じだったのですが、
バンブーブレード13巻を読んでからこの三日間、
少しボーッとしてると
このバンブーブレード13巻のこと.
もっと正確に言うならば
このバンブーブレード13巻に描かれていたことについて考えてしまうんです。


こんな感覚漫画じゃ初めてです。
とにかく、
一度読んでみて下さい。



激しさの中のやさしさ
この巻は、息をつけないほど、激しい試合が連続する。
そのすばらしさは、他のレビュアーが語っているとおり。
しかし、すごいのは試合だけではない。室江高校から、
収録場所の道場まで移動するバスの中の静かなシーンも
秀逸。なかでもキリノが笛を吹きながら「大丈夫ですよ」
いう1コマは、本当にキリノらしい表情とやさしさにあふれた
1コマ。つくづく室江高剣道部はキリノに支えられていること
を実感。こういったほのぼのシーンがあることがうれしい。
手塚治虫が切り開いたストリーマンガにギャクや息抜きシーン
をいれる日本のマンガの伝統がここにも生きている。
もうすぐ終わってしまいそうなのが実に惜しい。


ああ・・読み終わってしまう・・・
確かにバニ学編の序盤はグダグダ感がありました

それは読み直しても感じる事に間違いない
でも、ただのグダグダではなく
「この瞬間の」
「この巻の為に」
遠回りした結果だったと今では思えます

最強かと思っていたウラ、最高にアツい展開と結末


ああ・・もう読み終わってしまう・・・
もっと読んでいたい、エリナが戦っているところを見ていたい


今年も半分経ちましたが清々しく涙が溜まったのは久しぶりです
この巻だけでも多くの人に読んでもらいたいです
そうしたら、きっと最初から読みたくなるでしょう






本にカバーをしたのは何年ぶりだろう・・・
大事にとっておきたい、忘れてはいけない巻になりました

伏線開放
「ああパニ学編が始まったときは正直がっかりしたけどこの内容にまで昇華してくれるならいいやw」

という感じですね。
五十嵐さんが絵を描いているので雑にならず綺麗に描写されています。
パニ学編全体を見ると☆3程度(伏線がつまらなすぎた)ですが13巻に限らせていえば文句なしに☆5ですね。
さっさと連載終了させる予定だった(土塚談)という話ですがこれは…感謝ですね。

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D.Gray-man 20 (ジャンプコミックス)

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D.Gray-man 20 (ジャンプコミックス)

とにかく面白い!
少年マンガの定番であるバトル物ですが、悪いヤツをやっつけて終わりみたいなありきたりな感じじゃなくて奥が深いです。いい年した私が見て面白いです。ファンだったら間違いなく買って嬉しいはずの巻ですが、絵が変化しているのが残念です。
それはともかく、今さらですが、千年伯爵をちぢめて呼ぶなら「千年伯」のはずですよね。なんでノアのみなさんは「千年公」と呼んでいるんでしょう。理由があるのかな?ほんとに今さらなことを書いてすみません。

やっと出た!
ずっと待っていた最新刊ですが、内容がとても悲しいです。
自分は前まで神田はそんなに好きじゃなかったけど、この巻を読んで印象が変わりました。今までの言葉や態度の意味が分かりました。この調子で他の謎も明かしてほしいですね。
でも、この漫画最後どうなるんだろう?ノアとか強過ぎて勝てそうにないけど…ということで、今後期待したいと思います(^O^)/
11月まで待てない(;_;)

もうひとつの物語
1冊まるごと神田の過去。「あの人」や「蓮の花」とか、今までの神田に纏わる謎がここでほとんど明かされることになる。神田の過去の話を軸としているが、同時に教団の闇の部分も明らかになり、この時代があったからこそ今の教団がある、という結果にも結びつくのではないか。

教団の実験によって生まれてしまったけれど、怒りも怨みも飲み込める勇気をくれたのはアルマだった。それなのに彼を斬らざる得なかった神田の思いは、どれほどのものだったのだろう。そして、絶望の果てに暴走し、親友に斬られたアルマの思いは、どれだけの苦痛だったのだろう。
大人の身勝手な過ちと戦争という狂気の中で振り回された二人の少年たちの末路は、研究員たちのあの覚悟で赦されるほど軽くはない。

切ないなんて言葉では片付けられないほど、彼らの過去はあまりにも読者の胸を締め付ける。今まで、ただ美形でぶっきらぼうとしか見ていなかった、神田ユウという青年の見方が一気に変わる、そんな20巻である。

神田編突入。
個人的に大好きな神田のハナシばっかりで、とても好きな巻です。笑
でもなんだか、話の流れが急な感じもして
前の巻、前の巻と、読み返してしまいました。苦笑

ロードがあそこまでアレンを気に掛けるのがちょっと疑問ですが
それらもだんだんと解明されていくんでしょうかね。謎
D.Gray-man 19 (ジャンプコミックス)
D.Gray-man 18 (ジャンプコミックス)

せつないなあ
20巻でやっと、
神田の過去が明かされました。長かったですね('‐`)

内容的にはとにかく切なかったです。教団にとって兵器でしかない神田とアルマの絶望とか怒りとか…研究員の苦しみとか、そういうのが伝わってきます。あとマリがとても好きになりました。あとアルマも。

展開をもうちょっと早くしてほしい(神田の謎の引き延ばし?は長かった…)のと、その他もろもろ少し微妙な点はあるものの、良かったんじゃないかなぁと思います。
個人的な事ですが、D灰そのものよりラビが好きなので、はやく活躍してほしい…
カバー裏のギャグも、そういう意味でなかなか切なくなりました。

結論、神田好きな方はやっぱり読んだ方が良いと思います!適当でごめんなさい…('Α`)

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マンガで分かる心療内科 1 (ヤングキングコミックス)

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マンガで分かる心療内科 1 (ヤングキングコミックス)

こんな病院に行ってみたい
現在うつ病で退職した看護師です。今はすでに回復期で、漫画内にも載っているSSRIなどを服用していますが、通常の生活がおくれています。この漫画は確かに、下ネタやギャグが多いけど、うつ病を経験した今、とても面白いとかんじられる自分がいる。それがすごく嬉しいのです。しかし、本当に精神的にどん底の人にはキツいと思いますが、回復してきたら是非読んで頂きたいです。こんな素敵な病院があったら遠くても通院したいですね。ただ原作者の先生も言っているように、メンタルに対する偏見が少しでも減ることを切に願います。私自身上司から「大人なんだからメンタルもっとコントロールできないと駄目」と、何度言われたことか…。

描いてくれてありがとう。

この御時世、精神面で病んでしまって苦しみ悩み、どうしたらいいのかわからない人が沢山いる。

とりわけ心療内科・精神科なんて分野はどの科よりもブラックBOX化していて、常人なら大抵「普通じゃない人が行く場所」だとでも思っているだろう。

事実、私は母にそう言われてとてもショックだった。


これはあくまでギャグ漫画なので、本気で悩んでいる方が救われようとし、すがる思いで読むにはお勧めしない。
多分、逆に落ち込む。


この本は“実際に悩んでいる人”向けというよりもむしろそういった“知識のない人”に、ひとりでも多くの方に是非見て頂きたい。知って頂きたい。

決して他人事ではないのだと。人としての隔たりなどさしてないのだと。


精神疾患、ひいては心療内科への世間における偏見が少しでも無くなる為に、この漫画が多大なる成果を発揮し得ると私は信じています。

そして少しでも、そういった人々に優しい社会になりますように。

「漫画として」面白い
「心療内科や精神疾患を判り易く解説する本」を
求めているなら他をお勧めしたい。
あくまでも「心療内科や精神疾患を扱う漫画として」面白い本。

作中で扱われている精神疾患に纏わる説明などはちょっと誤解を
招きかねないような描写になっていたり、説明が不十分に感ずるところもあるので、
精神疾患や心療内科に関して知識が無い方が初心者向け・入門書と云うつもりで読むものではなく、
むしろ最低限の知識がある方向けか。少なくとも、笑えないかも知れない。

個人的には、ギャグ漫画としては非常に扱いにくい事柄であろう精神疾患というものを
思いっきりギャグとしてこねくり回しているところに魅力を感じる。
描き方の難しさからか、ギャグ漫画としては切れ味がイマイチな部分も無くはないが、
全体に非常に独特なセンスを感じる。

個人的には、収める本棚の分野としては、「奇本」也。

知識は初心者向けだが面白い。
実際、「精神医学や心理学の知識がある人」は世の中にたくさんいます。
また「面白いことを書ける人」も、同じくたくさんいます。
しかし、「その両方ができる人」は、そうそういません。
特に中途半端に知識が増えるほど、素直な見方を忘れてしまったり、一般的なギャグというものが理解できなくなります。
しかしこの本は、間違いなく「両方」を持った人間によって書かれた本です。
知識的には初心者向けですので、教科書を読まれた方にはすすめられません。
逆に「興味があるけど精神科って分からないし、まずは入り口だけ味わいたい」という人には太鼓判です。
自分は周囲に貸しましたがいまだに戻ってきません。

誤解があると思う
面白く読める本ですが、うつや不安は精神科ですし、認知症は神経内科の病気です。
心療内科の本来の姿を誤解したままメディアにとりあげられることでさらに誤解が進展するのでは?

街にはしきいをひくくするためだけに心療内科の看板を掲げた精神科クリニックがあふれています。
内科のことを知らない精神科の先生が内科の診察をするのばとうなんでしょうか。
目のことを耳鼻科の先生はみないですよね。。。
自称心療内科には、どこで心療内科の勉強したかを尋ねてみられるといいと思います。
内科の専門はなにかを尋ねてみるといいと思います。

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とある魔術の禁書目録(インデックス) 6 (ガンガンコミックス)

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とある魔術の禁書目録(インデックス) 6 (ガンガンコミックス)

6歩目
とある魔術の禁書目録は本当に漫画家に恵まれているとおもいます。

とある科学の超電磁砲もそうなのですが、漫画家さんの画力の進化っぷりが凄すぎます!!

内容についてですが、アニメでは省かれた上条さんが出てきてくれて嬉しかったです^^

他のキャラのファンの方にはごめんなさい
 コミックでは実は禁書目録より超電磁砲の方が好きだったりして。それでも買うのは、一方通行と最終信号がいるから。ヒーローを喰ってしまえる存在感が有ってなおかつ共感出来るダークヒーローって書くのがかなり難しいと思う。古くて申し訳ないが個人的イメージとしてはキカイダーとハカイダーがルーツです。
 さて、今回は丸ごと一冊この2人なのですが、かなり上手く視覚化出来ていると思う。ノベルのイラストとはまた違った表現が有って面白い。ただやっぱり尺が短い感は否めなく、無理なのは承知しているが、二冊使ってじっくり描いたのを読みたいと独りで無いものねだりしています。
 どっから見ても「正しい」上条に対して、自己の存在に悩み足掻き続ける一方通行。苦悩し、打ちのめされ、それでも彼の心に去来するものはきっと自分でも気がつかない程の希望。それは最終信号によってもたらされたものと思います。最後のページにほんの少しの、でもとっても大事な幸せの欠片を感じました。
 これから先も様々な悪意に踏みにじられる偽悪。でも、彼女がいる限り彼は負けない。(原作ではかなりヤバイ目に遭ってますが)

絵が上手くなっていますね
1巻から前巻あたりまでに、だいぶ絵柄が安定してきた感じを受けます。贅沢を言えば展開によって表現に強弱をつくり、メインアクションシーンをより強く表現してほしいところ。能力を使用するシーンは、盛り上がるところなので、その時ちょっと空気を変えたりして、わかりやすい迫力を感じさせてほしいところです。ストーリーとキャラクターに関しては折り紙つきの作品なので、これからも漫画技術の上達に期待したいです。

なるほど納得のクオリティ
前回で完結したレディオノイズ編と称された御坂妹のエピソードを引き継ぎ、加害者側であった一方通行にスポットを当てた後日談が今回のお話。
丁度丸々1巻使い、導入から幕引きまでが描かれている。
上述の通り今回は一方通行がメインとなり、上条及びインデックスには出番なし。
全体としては、彼と新キャラの“打ち止め”(御坂妹の上位個体)の出逢いをきっかけに加害者側の内情をアフターフォローするような流れとなっている。

これがなかなかに読後感の良い話としてまとまっており、好印象。
他メディアとの比較で恐縮なのだが、当初アニメで初めて同様のエピソードを見た際は、(尺の都合もあるのだろうが)底が浅く薄っぺらい描写しかされていないように感じられ、
「どうして原作読者にこんなエピソードが評価されているのか。」
「ちょっと改心して一回善い事をしただけの一方通行がなぜ人気なのか。」
どちらも理解しかねる思いがあったのだが、一方通行の想いや考えをきちんと読み解かせるだけの過程を経ている漫画を読んで納得がいった。
それぐらいに丁寧な描写がなされている。
そのおかげで、ラストページに見開きで描かれている退院後の光景がとても感慨深い。
まさにグッジョブ。

また、作画の方もすっかり板についた印象がある。
少し人物が可愛く(幼めに)見える画風と打ち止めのキャラクター性がマッチしていることも相まって、今回は特に良い感じ。

7巻以降も何の心配もなく楽しみな一作である。

とある科学の一方通行
毎度ながら非常にクオリティの高いコミカライズです。 主な見所としては、 3・4巻では完全に「悪役」だった一方通行の以外な一面、そして打ち止めを助けるために奔走する姿。原作でも度々用いられた表現ですが、それまでの彼をよく知る人間は目を疑わざるを得ないでしょう。 あと打ち止めの豊か過ぎる表情。ロリコンと呼ばれるのを覚悟して言います。可愛いです。 また、加筆・修正が多いので、本誌で既に読んだ人にもオススメです。例を挙げれば、毛布を取られて涙目でカーテンにくるまる打ち止めや、料理が冷めても一方通行の料理が来るのを待つ打ち止め、等。 長文失礼しました。

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これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学

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これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学

コミュニタリアニズムの正義論が網羅的に展開される!
 本書は、アメリカを代表するコミュニタリアンのM.J.サンデルが、ハーバート大学で行なった講義に大幅な加筆をし体系化した大著である。それだけに、菊池理夫の訳で有名な『リベラリズムと正義の限界』と同様、いなむしろそれ以上に、カント=ロールズ流のリベラリズムに対する見解が鋭く平易に解き明かされている。また功利主義やリバタリアニズムに対するスタンスも明確にされている。「負荷なき自己」に対する「社会に埋め込まれた人間」というサンデルの倫理が、さまざまな取っつきやすい具体例をあげて解説されている点も好感が持てる。なんといっても、政治哲学の倫理地図を鳥瞰して、サンデルの抜きんでた立ち位置が分かるのが魅力的である。
 やや惜しむらくは、共通善にもとづく正義について、マッキンタイヤやテイラーに見られるようなカール・マルクスとの対質が試みられていない点であろう。もっともサンデルは選好的共同体(アソシエーション)との対比を随所に展開しているので、この点は推測が可能かもしれない。その正義論が、エッツィオーニのような凡庸で啓蒙的で人畜無害の「新しい公共」と根本的に異なるのは明白である。この意味でサンデル正義論の持つラディカリズムについて、例えば青木孝平の『コミュニタリアン・マルクス』などによって補うことを推奨したい。
 


なぜ、政治が混乱している今「政治哲学」に関するの本が売れているのか。考えるためのモノサシ。
NHK教育テレビの「ハーバード白熱教室」をたまたま見て、引き込まれてしまい、本書も購入。テレビだけでは消化不良の内容も、本書を「副読本」として読むことで理解を深めることができる。

哲学に関して予備知識のない評者でも、興味深い身近な例に引き込まれて、最後まで読み通すことができた。もちろん、表層的な「入門書」ではなく、かなり深遠で本質的なことが書かれている。

しかし、なぜ今、必ずしも簡単ではない「政治哲学」の本が売れているのだろうか?それは、教育テレビの影響も大きいが、今の政治の混乱も無縁ではないと思う。

たとえば、第4章の徴兵制に関する議論。昨今の普天間移設を含む安全保障の問題を想起したのは評者だけではないはず。功利主義的な便益で解決しようとする人、実現不可能な理想論を持ち出す人、安全保障のただ乗りに気づかす反対する人、安全保障の負担を申し出る人(知事)。第9章の歴史的不正に対する公的謝罪も身近な政治課題。本書は、これらの政治課題に対して、「功利主義の政治」「自由主義の政治」「共通善の政治」の異なる3つの視点から「何が正義か」に関する批判的分析を行っている。

正解があるわけではないが、本書を読み終わってみると、現在の日本の政治に対して考える「ものさし」を得たような気がする。


本より実際に授業を聴いた方がいいですよ。
ハーバード大学の講義というのを大きな売りにしている番組であり本です。iTunesUでその講義を無料ダウンロードしましょう。臨場感溢れる講義を全部受ける事ができます。インターネット環境を持っている人が、そのままの形で公式無料提供あるものをわざわざ本で買って読む意味はありません。

非常にいい本だった。でもこういう本こそ、批判的に読めるようになりたいと思う
巷の噂ではものすごく売れているという政治哲学の本。ハーバード大学で政治哲学を教えているということだけど、その講義がものすごい人気で、テレビでも放送されたほど。日本でも、現在、NHK教育テレビで『ハーバード白熱教室』として放送されている。
学生時代、「正義論」については関心があったので、ロールズやノージック、ドゥオーキンらの著作は読んだけど、そんなに万人受けするものではないと思うが、テレビの影響があるとはいえ、日本でもこんなに読まれるということは、やはり、内容的にもいい本なのだろう。

読んでみると思った以上に読みやすい。翻訳者の力量もあるのだとは思うが、著者の非常に論理的な構成力と、上手に具体例を交える能力のおかげで、とても分かりやすく説得力のある内容になっている。
最も感心したのは、アリストテレス、ロック、カント、ベンサムなどの過去の哲学者から、ロールズ、ノージックといった現代の哲学者まで、彼らの主張を丁寧に紹介しながら、巧みにそれを、経済格差など現代の社会問題にあてはめ、コミュニタリアンとしての自分の主張につなげていくところ。

一時期、ロールズの正義論に魅かれていた(といってもちゃんと理解してたわけじゃないけど。)自分でも、著者の主張に肯いてしまいそうになる。

でも、ちょっと危ない。

確かに彼の主張は彼の文章力もあって説得力もあるし、現代のアメリカ社会の批判にもなってはいるんだけど、共同体を強調することで、現状のアメリカ、オバマのもとでのアメリカを肯定する意図が見え隠れしている。本当にオバマが目指す社会は、「正義」にかなうのか。それは、誰にとっての「正義」なのか。

私には、ハーバード大学の教授の主張を論破する能力はないけれど、どこか危うげな感じを受けてしまう。こういう本こそ、批判的に読めるようにありたい。できれば、サンデル批判の「正義」論を読んでみたい。

寓話−サンデル教授の変遷−
尖鋭な思想を抱き、凛呼たる態度で哲学界を煽動していたサンデル教授にたいして
高弟を自負していたサムは、サンデル教授に思慕の念を抱くとともに密かに懸想していた。

新たなる倫理の勃興時、今では浅薄な考えだったと省察するけれども
当時、栄達を求めていたサムは、サンデル教授の倒錯した価値観も問題とせず
彼の茫洋たる大海のような態度に心を奪われていた。

しかしサンデル教授は沽券に関わるということで、根本的な問題を矮小化し
人倫の世界における危機をもたらしかねない著書を上梓してしまった。
実態を糊塗し、宥和理論を再構築した彼の責任は大きい。

結局サンデル教授は哲学界から放逐され、もちろん安穏な生活を送れるはずもなく
逆恨みをした彼は、結果的に祖国を呪詛するようになるのであった。


・・・あれ、サムはどこへ行った?

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ニーア ザ・コンプリートガイド+設定資料集 GRIMOIRE NieR (電撃ゲームス)

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ニーア ザ・コンプリートガイド+設定資料集 GRIMOIRE NieR (電撃ゲームス)

攻略本としては役に立たない
設定資料としては、武器の作り手の事なども詳しく書かれていて、優秀だと思いました。
攻略本についてはクエストの内容など、あまり詳しく載っておらず、wikiを見た方がよっぽど役に立つ
マップについても普通他の攻略本なら、この道はどこに繋がっているとか書いてあるのに
これにはそういうのが全く無かった
攻略本としては駄作です。
「コンプリートガイド」のくせに素材の入手場所も一覧表に無く
一々全てのマップ見て探さないといけないという不親切
ストレスの感じる作りでした。
「あくまでもガイドだから」という言葉をよく聞きますが
だったら「完全攻略」とか「パーフェクトガイド」という単語は使うなよ
完全やパーフェクトの意味を理解出来ないのか?

海辺の街に行き難い
ゲームでは全てのエンディングを観ても、全てが解き明かされる訳ではありませんでしたが。
この本にはゲーム中では描かれなかった「ニーア」の全てが詰まってる。
ゲームと本書を合せることで「ニーア完全版」になる、って感じ。

これ読んでようやく完結したなって思えました。
どのエンディングも良い感じだったから「あれ?」って思ってたけど、
ほんとは ALL BAD END だったんですね。やっぱり期待を裏切らなかったというか。

ただ、「もう1つのエンディング」は蛇足だった気が…
なんかヨナも最終的に存在感薄まってるしね。それで☆-1

しかし、ニーアにも結構な過去があったり、カイネの男っぷりだったりは衝撃。
こら、ゲーム中では描けませんわ。花嫁願望エミールもびっくりです。
確かによく考えればこのくらいは当たりなの前かもしれんけど。

今まで何も考えず海辺の街行って、ゴメン



あくまでファン向けのアイテム
ゲーム本編では読み取れなかった設定が余すところなく披露されている。

あえて多くは語らない引きの演出が目立つ作品なだけにどうしても手を伸ばしてしまうアイテムである。

ニーアが大好きになってしまったプレイヤーは迷わず買い。

大して思い入れがない人は絶対に買わない方がよい。スルーされよ。それが賢明な判断である。

ファンは必携
まさしくニーアファンの為の本と言えるでしょう

ゲームでは分からなかった詳細な設定、キャラや世界観をより一層掘り下げる短編小説、ぶっちゃけすぎなクリエイターインタビューなど
ニーアにハマった人ほど、興味深く、また楽しめる記事や読み物が詰まっています
ストーリーガイドや攻略記事もよく出来ていると感じました
ウェポンストーリーがあるのもDODファンとしては嬉しい驚きでしたね

問題はあっちこっちでネタバレ全開なことでしょうか
本書を「攻略本」としてゲーム本体と同時購入しよう、などと考えられている方にはあまりお薦めできないと言わざるを得ません

ゲーム本編をクリアし、その世界観に魅せられた人ほど本書を楽しめる仕上がりになっています
なので、そういった方は迷わず購入したほうがいいでしょう
こういった類の本はあまり重版もかからないでしょうしね


非常に残念だ
自分は書店でこの本を見つけた時、嫌な予感がしましたが、実際に購入して
中身をみるとその予感は的中しました。

まず本の薄さ・・一般的な攻略本より大きく、文字も少し小さいのですが、
やはり絶対的に少ない。
本の題名に「コンプリートガイド+設定資料集」とあるとおり、設定資料やshortstoryがあり
半分を占めています。
正直 「コンプリートガイド」ではなく「簡易ガイド」です。

クリアした後に購入し、役に立ったと言えば・・「全武器強化のための素材アイテム入手のポイント」
だけです。
合計2ページにも至りません。

最初から最後まで攻略本を片手にプレイするっていう人以外は購入したら、
確実に損をします。

あ・・ただ、「設定資料が特に見たい」っていう人には、購入をお勧めします。ニーアやヨナなどの
初期設定や初期企画案、武器の絵やエピソード等など・・
設定資料集としては優秀な部類に入ります。

総評としてガイドとしては☆1〜2 設定資料集としては☆4〜5って ところです。
純粋に攻略情報が知りたい人は、攻略サイトなどをのぞくことをお勧めします。



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ONE PIECE 58 (ジャンプコミックス)

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白ひげ
この巻は、白ひげをカッコ良くみせる事がメイン(ルフィとエースの事も当然主要話ですが)の巻に近いかもしれません
ただそのおかげで、白ひげが本当にカッコ良くて、惚れこんでしまいますね

ワンピースの絵が見にくい事には承知して読んでいるので、そこに関して文句を言うつもりはありません
この巻の内容だけで評価をしました

三大将も見所です

伝説の海賊
センゴク、白ひげとも一歩も譲らず。
海軍VS海賊は、パワーと、能力と、策戦のぶつかり合い。
闘いに目が離せず読み応えあり。

ここまで大規模で乱戦で登場人物が入り混じって戦うマンガってかつてなかったな。
これだけの人物を登場させて、物語をまとめあげてるのはさすが。

白ひげの存在感がすごすぎ。
ロジャー、白ひげ、その時代を代表する伝説の海賊たちの巨大さが分かる。
次の時代を築くのは誰なのか。
新しい時代の入り口が見えてくる。

熱くなった。しかし・・・・
読んでいて「最も海賊王に近い男」と言われた白ひげが、そんなに強いという印象を受けなかった。
敵からの攻撃を防ぐ動作やかわす動作が少なかったからかもしれないが、後半は一方的に攻撃されているように感じた。

「海賊の中で最強」という印象を読者に植え付けたいのなら、もう少し圧倒的な力を見せて欲しかった。

この戦争だけ見た読者には海軍の大将の方が強いように見えたのではないか?
と考えてしまった。

あと、雑誌のときにはなかった余計な空白がコミックスに加えられていて非常に読みづらかった。

こんなことは今まで読んでいて初めてだったので、次巻では改善して欲しいと感じた。


上記のこと以外は気にならず、手に汗握る文句なしの展開だったので☆4つにしました。

怪物の生きざま


言うならばこの刊は白ひげという海賊の生きざまを壮大に描いた一冊だ




なぜ伝説といわれるか
なぜ最強といわれるか




そこには腕っぷしの強さだけではない人としての強さが伺える





仲間に裏切りに会おうともそれを抱き締める強さ

何が起ころうとも仲間を売るなんてことは絶対にしない


海賊という定義が麦わらの一味をメインにおくこの漫画では良いやつらと捉えてしまいそうだがやはりルフィたちが倒してきた海賊こそが世間一般で認知されている海賊であってこの漫画の世界でもそれはそうだ

悪党、犯罪者、嫌われ者そんな評価を海賊というだけで受けてしまう彼らを白ひげは息子とよび本当に愛していたのだろう

だからこそのこれほどまでの一枚岩

そこには嫌われ者同士が単に群れているのとは次元が違う信頼関係がある

エースが隊長でなくとも白ひげは海軍と戦争をしたに違いない

それに迷いもなく従う傘下の海賊たち

白ひげという偉大な存在の名の下に集まったこの戦いはまさに時代の総決算、結果がどうなろうとも世界が変わる。

それを見据えて白ひげは新たな世界を垣間見たのだろう


白ひげの力と想いを全身に受けた彼の息子たちやルフィたちが新たなワンピースの世界を広げるに違いない

白ひげの強さとは世界を繋ぐ信頼という名の鎖なのだ



そんな訳で頂上決戦が佳境を迎える今巻

戦況が刻々と変わりすぎて一人一人の戦闘が余り描かれてないがそれが良い

ワンピースの世界の頂上決戦をもうこの段階で描いてしまったらこれからのワンピースのバトルが味気ないものになるのではと不安だったのだがこの戦闘の早さで大部分の七武海や海兵、海賊の力や能力が全開にならずにすんだ

パワーバランスも絶妙

これでこれからのワンピースもバトルを楽しめる

衝撃で終わり次巻が待ちきれない



オヤジ!!
白ひげ、ガープ…凄いな…家族の気持ちを改めて教えられた。
世代交代の真の姿、しょ〜もない政権交代とは訳が違う!!
もうすぐ父の日。
親父に酒でも送ろうと思う。

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バガボンド(33) (モーニングKC)

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剣豪 武蔵の葛藤が垣間見れます
スラムダンク世代の私としては、井上雄彦が描く
宮本武蔵の世界に興味深く、1巻から読んでいました。

創作の部分も多いでしょうが、武蔵の心の葛藤が
垣間見えるよい作品です。
あと一年、どんな終わり方になるのでしょうか。。

緩やかな展開
全巻と比較するとかなり展開は緩やかで、格闘シーンはないです。しかし、物語の流れとしては、もう武蔵は小次郎としか対峙していないわけですから
当然の結果だと思います。むしろ、小倉での小次郎がどのように過ごすのかが個人的に興味がわきます。ゴールが見えているようで見えていないような
とても静かな印象の巻です。嵐の前の静寂のような気がしました。

いよいよ武蔵と小次郎の闘いへ向けて
表紙の絵の武蔵が好きです。
厳しい闘いに身を置いてきた男が素直に内なる煩悩と向き合っている気がします。
自然体の中に緊迫感があっていい表情をしています。
佐々木小次郎の存在が「殺し合いの螺旋を降りる」ことをためらわせているのか、地をのたうつような武蔵の迷いは続きます。
一方小次郎は、最後30ページで小倉の町と、読者のハートを鷲掴み。
34巻が待ち遠しい。

終焉をめぐって
老成した又八がためらいながらも語り続ける。彼が聞き手らに伝えるのは、
小次郎との“再会”まで武蔵に残された空白の7年間。右足の癒えぬ傷を抱
えたまま、静寂の中での彼の剣の探求は続く。そんなとき、彼を召し抱えよう
とする細川家の追っ手から逃れ、武蔵がたどりついたのはある名もなき家族
の営む民家だった…。


冒頭に雄大な巌流島が登場し、物語が終幕を迎えようとしていることを告げる。
武蔵は未だ、「殺し合いの螺旋」への誘惑を断ち切れないでいる。そんな彼が
森で出会ったのは、当たり前の死と繰り返される生がある、ごく普通の人間た
ちの営みである。そんなありふれた日常、家族というものへ、彼の中に今まで
なかった憧憬の念が芽生える。

ところで、この作品が真に描こうとしているのは戦いなのだろうか。そうではない
のかもしれない。実はこのマンガが描こうとしているのは、「クリエイターとは何
か?」ではないだろうか。「百人以上斬り殺してきた」という武蔵をクリエイター
(創造主)と呼ぶのは憚れるがしかし、破壊と構築が表裏一体であるというのは、
芸術においては定石。そこでは何をしているかの差異はなく、破壊さえも結局は
創造に行き着く。

そう考えると、これまで幾度となく彼が繰り返してきた(読者によれば毛嫌いされ
るような)身体との観念的な対話は、例えば舞踏家やバレエダンサーのそれの
ようにも思えてくる。

負った足の傷が、武蔵と小次郎の運命を決定的に分かつ。底なしの才能を有し
ているかのような小次郎には未だ見えない自己の限界を、武蔵は肌で感じてい
るのだ。そんな中、同じこの作者が手がけたあの超有名漫画のある人の超有名
台詞と、ほとんど同じあのセリフが武蔵に投げかけられる。しかし、前回とはまっ
たく別の意味合いにおいて。

その点で、若者たちの成長を描いた前作とは異なり、この作品がある種の男
の引き際のようなものを描こうとしているじゃないだろうかと、勘ぐりたくなる。
軽やかでは決してないけど、重厚にして雄大。物語は終局へ着々と進んでいる。


終局への1手。まずは武蔵から。
「今年中に終わらせる」と聞いて、せいぜいあと2巻ぐらいだろうと思いきや、意外にもゆったりとした展開に驚きました。
そりゃそうですね。
今までずっと魂込めて描かれてきた2人の物語は、そう簡単には終わらせられません。
巌流島までの身辺整理、まずは武蔵からと言ったところ。
長いこと煩悶し続けた武蔵にとって剣を振る意味とは何なのか、既に前巻で答えはほぼ出ています。
だからこそ仏師一家の問い掛けに心を揺らすのは、ほんの僅か。
次回への導入部となる小次郎のエピソードを含め、爽やかな印象を残す巻でした。
今まで地を這うようにジリジリと進んできたこの物語にずっと付き合ってきた読者への、作者のプレゼントかも知れませんね。

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